【山瀬 功治選手 契約更新について】クラブ情報 2023/11/22 12時発表

【山瀬 功治選手 契約更新について】クラブ情報 2023/11/22 12時発表

このたび、レノファ山口FCは、山瀬功治選手と2024シーズンの契約を更新いたしましたのでお知らせいたします。今季はJリーグ記録に並ぶ24年連続ゴールを決めており、前人未到の25年連続に挑みます。

< 山瀬 功治選手 (やませ こうじ)選手>

ポジション : MF
身長/体重 : 175cm/73kg
生年月日 : 1981年9月22日(42歳)
出身地 : 北海道

経歴 :

北海高校 → コンサドーレ札幌(※現 北海道コンサドーレ札幌)-浦和レッズ-横浜F・マリノス-川崎フロンターレ-京都サンガF.C.-アビスパ福岡-愛媛FC-レノファ山口FC(2022-)
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<コメント>

この度レノファ山口FCとの契約を延長していただける事になりました。

今シーズンはなかなかチームの力になれず悔しい思いをしてきましたが、それでも来シーズンに向け自分の力が必要だと、プレーする機会を与えてくれたチームに心から感謝したいと思います。

来年チームはJリーグ参入10年目、個人的にも現役生活25年目と節目の年です。

チーム、個人として目指すべき目標を達成できる様、自分にできる事をピッチ内外で少しでもチームに還元していきたいと思います。

ファン、サポーターの皆さん、来シーズンも維新みらいふスタジアムで共に戦いましょう!

#レノファ山口 #山瀬功治

 

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月16日放送 テーマ 免疫 感染症対策 栄養構成解説

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月16日放送 テーマ 免疫 感染症対策 栄養構成解説

山瀬理恵子のぶ~ちHoliday Cooking!今回のテーマは免疫強化!感染症対策!

※器は萩焼き、松光山さん!

料理コーナー出演者

#山口朝日放送アナウンサー #宮原睦実

#料理研究家 #山瀬理恵子

ゲスト タレントの #杉本瑛美維 さん

えみいさん完食!リハの時から、宮原アナ、浅野アナ、美人ディレクター、スタッフさん達が群がって食べてくれました!やったー!(*≧∀≦*)みんなで免疫強化出来た\(^o^)/

早速、食レポが届いております!!!ようこママさん来た♪───O(≧∇≦)O────♪


もう、ほんっっとに神レベルのスピード感で、チャチャチャっと作ってアレンジもしてくださり、番組に出て貰いたくてスカウトしている真っ最中!!!( ;∀;)

今回は、2022年度から夫、山瀬功治とスポンサー契約を締結。オフィスひめの(姫野友美Dr.)で、血液データに基づいた医学的なアプローチでパフォーマンスの向上をサポートしていただいている

@himenotomomi_

#姫野友美 医師

医療法人友徳発心会
ひめのともみクリニック 院長

1978年 東京医科歯科大学医学部卒業
1979年 九州大学医学部付属病院 心療内科勤務
1980 年 北九州市立小倉病院 内科勤務
1986 年 Mayo clinic Emergency Room(U.S.A) Visiting Clinician
1987 年 東京都立広尾病院 麻酔科勤務
1989 年 木原病院勤務
1998 年 テーオーシービル診療所 心療内科勤務
2002 年 女性のための生涯医療センターViVi 心療内科非常勤勤務
2005 年 ひめのともみクリニック開設
2006 年 日本薬科大学 漢方薬学科 教授就任 ※2021年 退官

日本心身医学会専門医(評議員)、日本東洋医学会専門医、日本心療内科学会登録医(評議員)、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、麻酔科標榜医

日本オーソモレキュラー医学会理事、一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所理事、医療法人八女発心会理事

現在、ひめのともみクリニック院⻑として、オーソモレキュラー栄養医学に基づいた栄養療法や点滴療法、バイオロジカル療法を組み合わせた独自のメディカルプログラムで個々人に合わせたオーダーメイドの治療を行っている。そのかたわら、ストレスによる病気・症候群などに関するコメンテーターとして、テレビ東京系列『主治医が⾒つかる診療所』等のテレビ番組や新聞・雑誌等で活躍中。

日本オーソモレキュラー医学界理事の姫野友美Dr.
https://isom-japan.org/static/page?page=outline

オーソモレキュラー医学
https://isom-japan.org/top_after

【会社概要】
名称 :有限会社オフィスひめの
代表者:代表取締役社長 北山 弥栄奈
所在地:東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル4F
設立 :2004年8月3日

■オフィスひめのHP■
http://office-himeno.com/

■オフィスひめのInstagram■
https://www.instagram.com/office.himeno/

■姫野友美Instagram■
https://www.instagram.com/himenotomomi_/

■姫野友美Facebook■
https://www.facebook.com/tomomi.himeno.clinic


※契約Dr.が姫野先生ということで、私自身も一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(分子整合栄養医学・オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパートを取得。

免疫のメカニズムを学ばせていただいております。


コロナ禍で注目の粘膜免疫のメカニズムは、2020年より一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)の講義を受講。資格試験を受け2021年3月に資格を取得した際、講義のメーンを担ってくださった溝口徹先生の粘膜免疫のメカニズムを参考にさせていただいております。

粘膜の再生を促す栄養素はビタミンD、ビタミンA、亜鉛が鍵です。きのこ類のβグルカンでマクロファージ、インターフェロン、T細胞、B細胞、IgA誘導 パイエル板における免疫応答による機能の発現。

より詳しい粘膜免疫のメカニズムを知りたい方は溝口徹先生の書籍「栄養医学会からの最新警告 ウイルスに強くなる粘膜免疫力」をご覧ください。

また、2020年に細胞環境デザイン学を京都にて学ばせていただいた山田豊文先生も、国際オーソモレキュラー医学会が感染対策に推奨しているマグネシウム、亜鉛、セレン、ビタミンDとマグネシウムの関係性、油のとり方や腸管免疫、緑茶についても書籍でも解説されています。

2021年9月期、京都府の杏林予防医学研究所にて、2日間の細胞環境デザイン学集中講義を受講させていただきました。

食分野の学びは永遠に尽きること無き。

専門分野の植物化学だけではなく、西洋医学、東洋医学、アーユルヴェーダ、ビーガンやローフード、薬膳、糖質制限等、夫に対し今日より明日のプラスを作り出し結果を捻出する為に、また説得力のある理論、メカニズムをシェアするには日々、幅広いあらゆるジャンルのインプット、ブラッシュアップ、データ収集とその量を積み重ねていくことが必須でした。

遥か昔のこと。

それこそ夫が日本代表に選出される前、2006年頃から特に、細胞や脂質、ミネラルの捉え方による #アス飯 の最大ベースになったのが山田先生の生化学理論です。

添付させていただいた細胞環境デザイン学の全カテゴリをジャンル毎に分類。科学的に学んで行きます。

山田式断食プログラムによる若返り、玄米、豆類、野菜、海藻類を主軸とした伝統的な穀菜食。ミネラルの中でも特にMgやオメガ3を超重視。一日二食以下、少食。しっかり噛むこと。質の良い水の摂取。朝の青色光や紫外線を重要視した日の出より前からの散歩や早歩き、超高周波音を重要視した楽器、レコード、自然環境音、アーシング、サンゲージング、冷たいシャワー、土のついた野菜、ペットを飼うなど菌と仲良しな暮らし、清潔にし過ぎない、質の良い睡眠、うつ伏せ寝、呼吸、瞑想、マグネシウム鼻うがい、夜は暗い環境下、トイレ時の姿勢、生活環境に炭や緑をふんだんに取り入れる、絵を描く、料理する、将棋など指先を動かす、自然音を聞けて、運動不足を解消し、土や緑にふれられ、綺麗な空気を取り込み深呼吸できる山登りやキャンプ、芸術に親しむ等

山田豊文 先生
薬を用いずに人が本来持つ治癒力を引き出して病状を改善する栄養療法に出会い、自らの病気体験を克服した経緯から、ライナス・ポーリング博士が提唱する分子整合医学の理論に感銘。ミネラル栄養学及び毛髪ミネラル分析を米国のドクターズ・データ社で学び、同社が認定する指導者としての資格を取得する。

1984年、予防医学のためのスクリーニング手法として、日本にいち早く毛髪ミネラル分析を採り入れる。

がんの治療法として米国ではよく知られるゲルソン療法など、野菜ジュースを使った体質改善に早くから着目。その効果について研究を重ね、予防医学理論に基づいた独自の断食プログラム「山田式ミネラルファスティング」を確立。単なる減量法とは一線を画した美容や健康管理の包括的手段として、多くの実践者を輩出。

また、アスリートや著名人のコンディショニングの一環としても同プログラムを導入。目覚ましい成果をあげ、各界の著名人から支持を得ている。

一方、日本マグネシウム学会や日本微量元素学会、国際微量元素学会、日本ビタミン学会、日本農芸化学会等の会員となり、ミネラルやビタミンなど微量栄養素に関しての研究を深める。

これらの研究をもとに、昨今の日本人の体力低下や病気発生の根本問題には深刻なミネラル欠乏や代謝異常、それに伴う細胞の変性や機能低下があると考え、主に医師や医療従事者、栄養学を学ぶ人たちに対する新たな予防医学の普及を目的として、1985年に杏林予防医学研究所を設立。

さらに、分子整合医学や分子生物学、細胞生物学などの研究を進める中で、「あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていける」というコンセプトの「細胞環境デザイン学」を提唱・確立し、本来あるべき予防医学や治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年には「杏林アカデミー」を開校。自ら講師を務める各種講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。

2018年には日本幼児脂質栄養学協会(JALNI)を始動、2019年に一般社団法人化。主に子どもの脂質改善を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。

講演実績
読売ジャイアンツ・大阪近鉄バファローズ(当時)・西武ライオンズ・福岡ソフトバンクホークスなど
プロ野球チームのキャンプ地にて、選手やスタッフ、ご家族にスポーツコンディショニングの講演
倉敷芸術科学大学生命科学部にて「ミネラル栄養学」講義担当
花園国際美容学院にて「ミネラル栄養学」講義担当

#山田豊文 先生
#杏林予防医学研究所

先にご紹介させていただいた溝口徹先生の書籍「栄養医学会からの最新警告 ウイルスに強くなる粘膜免疫力」(日本オーソモレキュラー医学会のホームページでも免疫のメカニズムが学べます)と共に、山田豊文先生の書籍「ウィルスにおびえない暮らし方」をオススメさせていただきます。

また、ビタミンD、ビタミンC、亜鉛を始め、実際の細やかな研究データをご覧になりたい方には、2022年8月日本メディカルハーブ協会

(私は2008年より日本メディカルハーブ協会に所属しています)

第5回学術フォーラムにて、ゲスト講師として登壇された

蒲原聖可先生の書籍

「新型コロナの栄養療法―最新エビデンスに基づく予防法と後遺症対策」

8月11日に蒲原先生の講義を受講させていただきましたが、驚くほど淀みなく流暢に話される且つキレキレな研究者の先生で資料も充実しており大変勉強になりました。蒲原先生の講義受講後、書籍も購入させていただきましたがこちらも非常にオススメ。

更にご紹介させていただくのが
Japanese Society for Orthomolecular Medicine
国際オーソモレキュラー医学会 会長でもあり、日本オーソモレキュラー医学会の代表理事を務めていらっしゃる柳澤厚生先生の書籍です。(スポンサー契約を結ぶオフィスひめの、姫野友美Dr.は日本オーソモレキュラー医学界の理事を務めています。)

「新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる!専門医の栄養術」

この本は実際に栄養療法に取り組みたい方への数字が明確、新しい生活習慣なども実用的で分かりやすく書かれています。こちらもオススメさせていただきたい書籍。

私は2005年より植物化学の世界にどっぷり浸かり、かれこれ20年近く、様々な研究者の先生、植物を専門とされる大学教授の諸先生方から直接、講義を受講させていただいています🌱

ハーブやスパイス(生薬)等、100種類近くの植物をその日の体調に合わせてブレンド。様々な料理を作って来ました。

2008年より、東京自由が丘にありますグリーンフラスコに通学。資格試験を受け取得した日本メディカルハーブ協会の「#ハーバルセラピスト」。

@jamha_herblife
@greenflask_official

18年間継続して学び、実践を続けて来た植物療法です。アスリートはここにドーピングも関わってくるから本当に大変な学びだった!植物療法は細胞環境デザイン学の山田豊文先生、腸内細菌研究の内藤裕二先生、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんの理論と重複することが多々。

※第1回目〜6回目まで受講終了済み

講師/林 真一郎(グリーンフラスコ代表)東邦大学薬学部薬学科卒 薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部客員講師 日本赤十字看護大学大学院非常勤講師 静岡県立大学大学院非常勤講師 城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数

【第一師匠 林真一郎先生より】
現代医学は薬のチカラで細菌などの異物を攻撃するアプローチであるのに対して植物療法などの自然療法は生体防御機能や免疫系を賦活して自然治癒力を向上させるアプローチを取ります。本講座では上気道や腸、皮膚の生体防御の仕組みを解説すると共に生体防御、免疫系を強化するエビデンスをもつハーブや精油を学びます。また患者やクライアントに対して生体防御、免疫系を高めるライフスタイルを提案できるセラピストを目指します。

メモ
精神神経内分泌免疫学(精神機能、神経系、内分泌系、免疫系はお互いにメッセージをやりとりしている。ネットワークしている)

がん:舞茸、タヒボ β-グルカン、多糖類

感染:エキナセア、シスタス パンダリス

自己免疫疾患:ネトル、ダンディライオン

アレルギー:エルダーフラワー、ジャーマンカモミール

生体防御と免疫系 前編 後編 7月23日受講終了!
第7回生体防御・免疫系と植物療法

多糖類やアルキルアミド ~ エキナセア
マクロファージ、インターフェロン、TNF-α、NK細胞活性化

OPCやフラボノイド ~ シスタスパンダリス
抗ウイルス、NK細胞活性化、コラーゲン合成促進 ※ハーブティーで服用の際は、口腔に保持し少量づつ服用 ハチミツを加えて粘稠度を高めて服用 高重合ポリフェノール

イヌリン ~ ダンディライオン・バードック
腸内細菌がオリゴ糖を資化して腸管免疫を増強

α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)
ヘンプ油 インカインチ油 亜麻仁油
リノール酸やアラキドン酸などオメガ6系脂肪酸と代謝酵素を 競合阻害することによるPGE2の抑制

β-グルカン ~ マイタケ・オーツ麦
マクロファージ、インターフェロン、T細胞、B細胞、IgA誘導 パイエル板における免疫応答による機能の発現

THC・CBD ~ 大麻
エンドカンナビノイドシステム受容体CB2にリガンドとして作用 ※CB1は中枢系 CB2は免疫系(消炎・鎮痛)THC(テトラヒドロカンナビノール)はCB1、CB2のいずれもリガンド

β-カリオフィレン ~ コパイバ精油 ブラックペッパー精油 クローブ
エンドカンナビノイドシステム受容体CB2 にリガンドとして作用

テルピネン-4-オール ~ ティートリー精油
骨髄球の白血球への分化を誘導 PGE2、インターロイキン、TNFの抑制

シトロネロール・ゲラニオール ~ ゼラニウム精油
炎症部への好中球の集積を抑制 炎症部と離れた部位に精油を塗布しても抑制

カロテノイド ~ カレンデュラ・サフラン・キャロット
細胞の分化誘導 活性酸素消去 IgA誘導

ビタミンD ~ キノコ
抗菌ペプチドの産生誘導 免疫調整 消炎作用 ※ビタミンDはUV-Bの照射で生成

ミネラル
Zn ~ SOD構成成分 Fe ~ 自然免疫活性化 Si ~ 白血球分化誘導 マルベリー(Zn・Fe)ネトル(Fe・Si)スギナ(Si) ハイビスカス(Fe)マカ(Fe・Zn)

リラクセーション
睡 眠
入 浴
呼吸法
生活リズム
心理療法
セルフマッサージ

栄養(食事)
プラントベースのホールフード ~ 野菜スープ(色素系・淡色系) オメガ3系脂肪酸 ~ アルファリノレン酸 V.C V.A(カロテノイド)V.D ~ キノコ類 Zn(亜鉛) 発酵食品 ~ 味噌汁 ※短鎖脂肪酸はIgAを増強 水分補給 ~ 乾燥防止

※避けること ~ 寝不足 口呼吸 清涼飲料水 消炎鎮痛剤 ステロイド剤 自然欠乏
五感を刺激する 有酸素運動 日光浴(特に朝)

※運動と免疫のエビデンス
一般に運動によって白血球は増加し、1時間以内では運動強度に依存して、リンパ球とくに NK細胞が増加。またマクロファージ機能や血中IgG、SIgAも増加。ただし激しすぎる 運動は免疫系を抑制し、易感染性に繋がる。至適運動条件としては有酸素運動の強度で 1日20~60分までを週3回以上の頻度で長期間継続することが奨励されている。

※ 聖なる時間と空間づくり 1日1回5分で良いので深呼吸して香りを楽しみ ハーブティーをゆっくり味わう時間と空間を確保


自然・森林を活用する 健康増進の種類
休養~日常の疲れをリフレッシュしたりする
保養~軽い体調不良を回復させたり、生活習慣病を予防する
療養~病気の治療を目的とする

フィトンチッド=揮発性芳香物質
フィトン(植物)がチッド(殺す)~植物が自分を守るために発する武器 テルペン類、フェノール類、炭化水素類 スギやヒノキからは50~100種類放出

フィトンチッドの効果
やすらぎ
マツ類に含まれるα‐ピネンは副交感神経が促進されリラックス (緊張時の精神発汗が抑制され、指先の血流が増加、脈拍数が低下)

鎮静作用
興奮・眠気醒まし
スギ、ヒノキ、モミなどの葉 4、落ち着き・α波の増加作用

1、視覚の快適性 美しい風景や景観の構成要素(樹木、草花、野鳥、蝶なども 含まれる)
2、聴覚の快適性 森の静けさ、風の音、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、虫の 声など
3、嗅覚の快適性 フィトンチッドの香り、花・土の香り
4、触覚の快適性 土・落ち葉の感触、 木の肌触り、 心地よい風など
5、味覚の快適性 山菜、木の実やキノコなどの森の産物

~さまざまな研究報告
1、ストレスホルモンが減少~ホルモン・内分泌系 40分の森林浴で唾液中のコルチゾールというストレスホルモン が減少(森林総合研究所・宮崎良文氏)

2、生理的にリラックス~(自律)神経系 森林浴時には脳の前頭野の活動が鎮静化し、交感神経の活動が抑制され、拡張期血圧も有意に低下(森林セラピー研究会)

3、ナチュラルキラー細胞が活性化~免疫系 林野庁「森林の健康と癒し効果に関する科学的調査

ストレスの健康への影響 「心」と「体」の両方に影響

体への影響
~自律神経、ホルモン、免疫などに影響 特に「自律神経」への影響

・交感神経からアドレナリンの分泌が増加 ~血圧、心拍などの上昇
・副腎皮質からステロイドホルモン分泌が増加

~血圧、血糖などの上昇


自律神経とは
内臓や血圧などを無意識のうちに自動的に調整している神経(=自律)
交感神経: 副交感神経: 緊張・興奮(闘争か逃走) 休養・リラックス(内臓活動)
この働きが悪くなったりバランスが崩れると →自律神経失調症や高血圧症(生活習慣病)へ

森林での活動の効果のある領域
1、子ども ~丈夫になる、工夫する
2、老人医療 ~森林回想法
3、障害者療育 ~自閉症
4、心理的保養効果 ~癒し・ストレスケア

cf)生活習慣病(運動/自律神経) がん患者(養生/免疫)などにも有用
自然(治癒力)を活かす療法

・「自然治癒力」を活かす お任せの姿勢ではダメ 全体的(ホリスティック)な視点が必要
・「ライフスタイル(生活習慣)」の改善
・「養生」

→”セルフケア”の視点 ~自然療法、植物療法、森林療法の意義

健康のためにできること
食事、運動、休養、 アロマセラピー、ハーブ、 マッサージ、趣味など。 (代替療法も含む)

セルフケアの時代 ~「自分の健康は自分で守る」時代へ
不足している栄養素をサプリメントで採る、メディカルハーブ やアロマテラピーを自分で行う、ヨガ・気功などの養生法を行う、 自然・森林散策で積極的に癒しを得る、など代替療法も含めてよ り“健康増進”の視点が含まれている

腸の生体防御・免疫系
免疫細胞や抗体(主にIgA)の70%が腸に集結 腸管壁のパイエル板には、M細胞が存在し、病原菌を取り込むと共にIgAを分泌 大腸の腸内細菌は、短鎖脂肪酸を産生して免疫系に関与※フラボノイド配糖体もプレバイオティクス (腸内フローラがハーブの効果発現に影響)※ダンディライオン・フェンネル・ペパーミントなどの服用

腸内細菌による代謝例 ~ オリゴ糖(ダンディライオン・バードック)

1.小腸を通過して大腸に到達し、腸内細菌が分泌する酵素により加水分解を受ける

2.糖は菌体内に取り込まれ、エネルギー源として利用

3.嫌気的代謝(発酵)により、菌が短鎖脂肪酸(SCFA)を放出

※ 短鎖脂肪酸 ~ 腸内細菌が作る炭素数6未満の脂肪酸で 酪酸・プロピオン酸・酢酸など短鎖脂肪酸(SCFA)の機能性

1.大腸粘膜細胞のエネルギー源

2.ミネラルの吸収アップ ~ マグネシウム・カルシウムなど

3.大腸内pHの低下 ~ 有害菌の抑制

4.IgA産生を増強

5.タイトジャンクション(腸バリア機能)向上

6.Treg(制御性T細胞)分化誘導短鎖脂肪酸(SCFA)の機能性

※ 酪酸の機能性

1.BDNF(脳由来神経栄養因子)の増加 ~ うつや認知症予防

2.NF-κBの抑制による抗炎症作用 ~ アレルギー予防

3.アポトーシス誘導 ~ 大腸がんの予防

※ リーキーガット症候群 ~ ダンディライオン(イヌリン)ネトル(クエルセチン)

※脳腸相関 脳→腸 腸→脳皮膚 ローズウォーターで保湿の後、マカデミアナッツ油の塗布

NO.1ビタミンD
近年、ビタミンDが研究により注目が集まっている。免疫力を高め、新型コロナウイルスやインフルエンザ対策にも役立つことが明らかになって来た為。コロナ禍で世界的に一番注目を浴びたビタミンと言っても過言ではない。ビタミンDの血中濃度を上げることで感染症予防、重症化予防、最近ではコロナ後遺症にも使用されている。2010年の慈恵医大の研究では、ビタミンD摂取によりインフルエンザ罹患率が半分近く減少したと報告。ビタミンDは自然免疫及び獲得免疫の両方において免疫調節作用を示し、抗ウイルス作用を有する。また、直接的なウイルス複製阻害から、免疫調節作用や抗炎症作用を介したメカニズムが知られている。ビタミンDが不足していると、呼吸器疾患にかかりやすいことが分かっている。日本人の9割が足りていない。血中ビタミンD濃度を高く保つよう意識していくことが重要。(このレシピでは鮭にビタミンD3、キノコ類にD2が豊富)


ビタミンA
粘膜免疫力の鍵を握る栄養素。(ガードする)免疫抗体の1つであるIga抗体を作る際にも必要。Iga抗体は粘膜から侵入しようとする敵を捕まえて振り落とす役目がある。免疫系が正常に機能するために必要な栄養素。粘膜免疫レベルを向上させる為にはビタミンD、ビタミンA・亜鉛・ビタミンCなどを摂取していくことが重要。(白菜、赤パプリカにβカロテン含有。βカロテンは体内でビタミンAに変換される。バターにもビタミンA)

亜鉛
味覚を正常に保つ働きがあることは有名だが、実は亜鉛には免疫細胞の働きを活性化させる作用がある。亜鉛は、自然免疫と獲得免疫の両方の維持に重要なミネラル。亜鉛不足は液性免疫と細胞性免疫の両方の機能障害を生じ、感染性疾患への罹患リスクを高める。亜鉛の低下は気管支粘膜上皮のアドへレンスジャンクションの細胞骨格を脆弱にし、好中球などの炎症性細胞の通過を容易にし炎症を拡大させてしまう。このように、感染に伴う炎症初期の段階において亜鉛は細胞間接着機能に大きく関わっている。細胞内亜鉛を高く維持することでウイルスの複製を抑制するため、亜鉛欠乏は避ける必要がある。

(牡蠣に非常に豊富だが、今回は食材の相性的、または北海道らしさで帆立を選抜。亜鉛は帆立にも含まれている)

※とはいえ亜鉛には細胞内に入りにくいという特性がある。この時に役立つのが「ケルセチン」。ケルセチンには殺ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用がある。さらに注目すべき作用として、亜鉛を細胞内に運搬するサポートを行うことが挙げられます。そのため、このプロトコルのように亜鉛とケルセチンを併用するのは絶妙であると言える。余裕のある方はケルセチンを含有する玉ねぎをプラスしてください。

ビタミンC
ビタミンCは免疫システムをサポートし、ウイルスを殺すのを助け、感染症状を減弱する役割を担う。これまで、インフルエンザ・肺炎・ポリオなどほぼ全てのウイルスに有効だという論文も存在。ビタミンCが不足すると、白血球の働きが弱まり免疫力が低下。ビタミンCは、抗酸化作用に加えて、免疫調節作用を有しており、非特異的な働きによるCOVID-19リスク低減作用が考えられる。これまでの多くの研究により、インターフェロン産生、Tリンパ球の形質転換、食細胞の機能といった免疫機能にビタミンCが関与することが分かっている。ビタミンCによる風邪対策としての有用性も確立している。これまでの臨床試験では、一貫して、ビタミンC投与による普通感冒(風邪)の罹病期間および重症度の軽減作用が見出されている。肺炎リスクに対するビタミンC投与の有用性も知られている。ビタミンC・ビタミンD・亜鉛は、細胞同士の接着を維持するために大切な役割担っている。3つの栄養素が相乗的に粘膜上皮細胞のバリア機能を高めており、これらの欠乏はバリア機能を低下させてウイルスの侵入を容易にしてしまう。ビタミンC・ビタミンD・亜鉛は日本人に不足気味であり、ビタミンDに至っては約70%の人が低下〜欠乏状態。日常的にこの3つの栄養素を補給することで、新型コロナウイルスをはじめとする様々なウイルスや細菌の侵入から体を守る。(ビタミンCは赤パプリカに非常に豊富に含まれている)


マグネシウム
マグネシウムが不足すると、他の栄養素はパフォーマンスを発揮できない非常に最重要ミネラル。マグネシウム不足は全ての生活習慣病に直結しており、感染症においても不足により免疫力低下。例えばビタミンD値が極めて高いと、マグネシウム値が低くなることがある。ビタミンDとマグネシウムとの関係は極めて重要である。ビタミンDを補給する前に、マグネシウムを十分摂っていることを確認することが重要である。疲れやすい、足がつる、鼻炎などのアレルギー症状、肩こり、血流が悪いなどの不調はマグネシウム不足のサイン。マグネシウムが不足している人は他の栄養素も不足しているケースが多い。(そもそも殆どの日本人がマグネシウム不足)健康を守りたいと考えるなら、マグネシウムを意識することが非常に大切。(すりごまに豊富)

オメガ3
オメガ3系必須脂肪酸は、獲得免疫反応において重要な働きを有する。また、α-リノレン酸、EPA、DHAは、それら自身および代謝物の抗炎症作用を介した多彩な機能性が知られている。適度な量のオメガ3系必須脂肪酸摂取は炎症惹起サイトカイン(IL-6)を減少させ、過度の免疫反応を抑制。したがって、オメガ3系脂肪酸は、肺感染症におけるサイトカインの抑制や炎症性細胞の浸潤を抑制すると考えられている。(鮭に豊富)

白菜
外側にビタミンCが豊富。中心部分はカリウムなどのミネラルが多い。根本にGABAを含む。中心部が成長点。成長点から外側に向かって食べると良い。アブラナ科特有の解毒系抗酸化物質(ガン予防が有名、消化促進も)のイソチオシアネートは芯に豊富。蒸し調理でGABAは8倍近くまでアップする。βカロテンが体内でビタミンAに変換され粘膜をガードする。代用するなら同じアブラナ科のキャベツや青梗菜、小松菜等


たんぱく質、ビタミンD3、オメガ3、最強の抗酸化物質アスタキサンチンと言った免疫を強化する栄養素が凝縮した魚。アスリートは試合前によく使用する。アスタキサンチンは特別な化学構造をしておりとにかくパワフル。実はパワフルさでは赤パプリカのキサントフィルもアスタキサンチン同様の特別な構造を持っており、赤パプリカとアスタキサンチンは植物化学的には無敵状態にパワフル。

https://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix201407/201407asutaki.pdf

赤パプリカ
今回使いたい栄養素はビタミンCだが、赤パプリカは特別な植物化学含有。江崎グリコが抗酸化効果の高い素材商品を開発するにあたり、様々な緑黄色野菜のキサントフィルを研究、最終的に「赤いパプリカ」を選択した。赤いパプリカは緑黄色野菜のなかでも、キサントフィルの含有量がトップクラス、ニンジンの約50倍、トマトの約100倍ものキサントフィルを含んでいる。さらに赤いパプリカのキサントフィルは、抗酸化力でもトップクラスであることを確認。パプリカキサントフィルに含まれるカプサンチン・ククルビタキサンチン・カプソルビンは一重項酸素に対してアスタキサンチンを超える抗酸化力を示した。これまでカロテノイドは一重項酸素に対してのみ抗酸化力をもつとされてきたが、カプサンチン・カプソルビンはヒドロキシラジカルを直接的に構造中にトラップし、化学的消去機構によってヒドロキシラジカルを消去できることが明らかとなっている。

 帆立
今回使いたい栄養素は亜鉛だが、そのほかにもたんぱく質、タウリンや鉄などの栄養素を含む北海道らしい食材。代用するなら牡蠣。

きのこ類
注目はβグルカン(食物繊維)に免疫力向上が確認されていること。抗がん作用でも著名。その効果が認められ、医薬品として使われているものもある。きのこの多糖類は巨大分子 腸からは吸収出来ないと言われていたが、実は腸管のパイエル板に免疫細胞が控えていて、そこでスイッチを入れることが分かっている(シグナル)

にんにく
免疫強化に欠かせない食材。アメリカの国立がん研究所は、がんを予防する食品をまとめた『デザイナーズフーズ・ピラミッド』を発表。その頂点に立っているのがニンニク。ニンニクの独特の匂いや辛味の成分は硫化アリル。これが体内に入るとアリシンという成分に変わる。アリシンには高いがん予防の効果があり、加えて抗菌作用が強く、ウイルスや細菌を退治してくれる。毎日使いたい。

バター
バターはビタミンAが豊富。バターの成分は約80%が乳脂肪。乳脂肪は食用油脂の中で最も消化が良く、吸収率は95%以上にもなる。幼児や高齢者、胃腸の弱い人も安心して利用できる食品。脂溶性ビタミンであるビタミンAは、天然油脂中では最高の含有率。バターにはレチノール(ビタミンA1)とβ-カロテンが含まれている。バターの黄色はβ-カロテンの色で、牛の餌となる牧草に含まれている。β-カロテンは摂取して体内でビタミンAに変わるので、プロビタミンA(ビタミンA前駆体)とも呼ばれる。ビタミンAは成長に欠かせない大切な栄養素で、肌や粘膜を健康に保ち、細菌に対する抵抗力を強める。また、バターにはカルシウムの吸収を促進するビタミンDや、老化を防ぐビタミンEも含まれている。

南海放送YouTubeにアップ!【南海放送レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」2023年11月11日9時55分〜】ビーンズmoaning!

テーマ
注目の健康食材である発酵食品を用い、食材を残さず全部使い切るレシピ をご紹介!出演
#南海放送 アナウンサー #高野真子
#料理研究家 #山瀬理恵子

「#山瀬理恵子の今日からできるアス飯」は、南海放送YouTubeでも配信しています!

放送終了後に南海放送YouTubeへゴー!

南海放送 高野真子アナウンサー プロフィール

@kono.mako

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業。2022年4月、南海放送にアナウンサーとして入社。中学時代は競走部(陸上競技部)高校時代はダンス部、大学時代はチアリーディング部に所属していた。

出 身:神奈川県横浜市
入社年:2022年
血液型:A型
星 座:蟹座担当番組

【テレビ】
「ビーンズmorning」(土/9:55~)
「和牛のA4ランクを召し上がれ!」(日/12:55~)

【ラジオ】
「おとくいさま」(金/21:30~)

メッセージ
愛媛県民2年目です!最近は愛媛県内の様々な場所を訪れることができて、益々愛媛県に惚れ込んでいます。これからも新鮮な気持ちを忘れずに、フレッシュに情報をお届けしていきます!

柚子 ミカン科 血行促進、抗菌、消炎(専門分野の植物化学)


柚子には「運を呼び込むための厄除け」の意味があり、新年を迎えるための邪気を払う禊ぎであると同時に、血行促進、抗菌、消炎作用を持つため柚子湯に入ると「寒い冬の季節も風邪を引くことなく越せる」と言い伝えられ、体の調子を整える。香りが豊かで(ユズオール、ユズノン) ゆず=柚子=「融通がきく」 冬至=「湯治」。かぼちゃと共に冬至の日は欠かせない。香りが強いものには「邪気が起こりにくい」。長い年月をかけて実ることから「長年の苦労や努力がいつか実りますように」と願いが込められている。ビタミンCやビタミンEをはじめ、ミネラル類や有機酸、フラボノイド(ナリンギン=強い苦味、グレープフルーツに含まれる成分)モノテルペン類のリモネン、β-カロテン、ヘスペリジン、ペクチンなど様々な有効成分が豊富に含まれており、これらの成分は多くの健康効果、機能性がある。ミカン科の柑橘類の中でも一際明るい黄色の果実は、日本人の生活に馴染み深く、果皮や果汁は料理の香りづけや調味料として広く使われる。

小かぶ
アブラナ科の野菜。皮ごと食べられ直ぐに火がはいる。皮に栄養価が凝縮。植物化学成分(フィトケミカル)の注目成分、イソチオシアネートを含有。これは解毒系の抗酸化物質。癌予防、免疫増強等。ジアスターゼを含むため、胃もたれ、胸やけにも◎。葉にはβカロテン、ビタミン C、ビタミン E が豊富。丸ごと食べられアクが少ないことが特徴!

日本古来のスーパーフードの米麹甘酒
飲む点滴のスーパー飲料。単に栄養があるだけではなく、自然の甘みの食べ物で あることに注目してください。調味料として使える。甘酒に豊富なオリゴ糖と食物繊維は腸内環境を整えてくれる栄養素。腸は第二の脳、体内最大の免疫器官。 胃腸にあまり負担をかけずに体力を回復させる。甘酒のブドウ糖 お米のデンプンが麹菌の酵素によって分解され作られる。脳や体を動かすエネ ルギー源となる栄養素。朝など時間がなく食事がとれない時の速やかなエネル ギー補給に最適。また満腹感も得られるので食欲を抑えられ減量の助けに。
 
甘酒の必須アミノ酸
人間の身体は約 20 種類のアミノ酸で構成。そのうちの 9 種類が必須アミノ酸 とよばれ、これらは体内で生成できず食事から摂るしかない。甘酒にはこれら 必須アミノ酸 9 種類が全てが含まれている。なかでもバリン、ロイシン、イソ ロイシンの 3 種のアミノ酸はアスリートが意識するアミノ酸。(筋肉の強化、 集中力の保持、疲労を回復)
 
 
甘酒のビタミン B 群
ビタミン B 群は糖質をエネルギーに変える手助け(代謝)に欠かせない夏場に不 足しがちな栄養素。ビタミン B 群は一つのビタミンだけではなく互いに助け合 って機能する為、総合的に摂取する努力が必要。甘酒にはビタミン B1、 B2、B6、ナイアシン、葉酸などビタミン B 群が豊富。
 

甘酒のエルゴチオネイン、コウジ酸、フェルラ酸(アンチエイジング)
エルゴチオネインはキノコや菌類に多く含まれているアミノ酸の一種で優れた抗酸化作用を持つ。またコウジ酸もメラニンの生成を抑えシミやくすみを防ぎ、高い抗酸化作用があると注目される。フィトケミカルの一種、フェルラ酸も含まれ、アンチエイジング効果が期待できる。年齢を重ねると徐々に肌が黄 色くくすんだように。たんぱく質と糖が結びつきAGEs、褐色の物質が加齢によって蓄積。コウジ酸はこの AGEs を抑える効果もあるとされている。

豆乳
植物性たんぱく源の補給にお手軽◎。女性ホルモン様作用(エストロゲン様作用)の 大豆イソフラボン他、大豆サポニン(脂肪の蓄積を防ぐ)、レシチンなど生活習慣病予防にも。血流改善のビタミン E も含む。豆乳は飲む点滴の甘酒との相性が抜群!
 
昆布

「腸活」という言葉が定着して久しい。学術研究も日進月歩で次々と新たな発見がなされている。中でも今、最もホットなテーマが「酪酸菌」。腸内の善玉菌の1種としてこの酪酸菌が健康に大きく関わっていることが分かってきた。健康長寿な高齢者の多くの腸内細菌を調べたところ酪酸菌を占める割合が多く、また新型コロナウィルスに感染し、後遺症に悩む人の腸を調べたところ、酪酸の量が低下していた。全身の免疫細胞のうち約7割が腸に集中。ウイルスから腸の粘膜をバリアにして体を守る。この他、酪酸菌が生み出す酪酸には大腸がんの発生を抑えるなどの様々なことが分かってきた。そして、食物繊維を多く含んだ食材を摂取することで、腸内にいる酪酸菌を増やすことが可能ということも。酪酸菌が餌にしやすい水溶性の食物繊維、中でも海藻類(ひじき、わかめ、昆布、海苔)が酪酸菌を増やし、更に筋肉を増やすのにも効果的。運動のエビデンスも多くなった。健康長寿を目指すには酪酸菌を増やすことと、筋肉を減らさないこと(無い人はつけること)。

独特のねばり成分は「アルギン酸」や「フコイダン」といった海藻特有の水溶性食物繊維。中でも昆布の含有量は高く乾燥重量の約10%と言われている。発酵性食物繊維で腸内細菌の栄養源になり酪酸菌を増やす。糖質や脂質の吸収を抑えコレステロール値の上昇を抑える。アルギン酸は殆どがだし殻に残されているのでだし殻ごと食べると尚GOOD。昆布や煮干しのだし殻は、出し殻の方に栄養素によっては9割もの栄養が残っている為、食べないと勿体無い。

フコイダンの腸から免疫力を高める作用にも注目。海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は脂肪の蓄積を抑える。 体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げるというダブルの作用がある。主に内臓脂肪に届いて作用し、高めの血糖値を下げ、筋肉での糖の利用を促す。長寿の街は昆布などの海藻類を多く摂取。その腸内細菌を調べると酪酸菌が多いことが分かっている。

※食物繊維の一種である「フコイダン」は、もずくをはじめ、昆布、わかめ、めかぶなどの海藻類に含まれる滑り成分の一つ。1913年にスウェーデンの科学者であるH・Z・キリンによって発見された。抗腫瘍・抗がん作用を筆頭に、血液凝固阻止作用(動脈硬化予防)や抗炎症作用、抗ピロリ菌、ウイルス感染からの細胞保護を持ち合わせるなど、様々な機能性を持つことが医学界でも注目。野菜や穀物に含まれる食物繊維とは異なった化学構造を持っており、生活習慣病のリスク低減などの期待が寄せられている。

また自身の専門分野である、植物化学成分の一種の「フコキサンチン」。フコキサンチンはカロテノイドのキサントフィル類で強い抗酸化力を持ち、細胞膜との親和性が高いことが特徴。抗肥満、抗糖尿病、抗炎症作用、抗がん作用、血管新生抑制作用などの機能性が報告されている為、非常に注目されている。

腸は第2の脳、体内最大の免疫機関。腸内環境が悪化すると便秘や下痢の原因になったり、栄養の吸収率が低下すると脳の働きまで低下。筋肉は脳からの指令によって動いており、アスリートの場合は顕著にパフォーマンスに影響する。

愛媛の代表的な麦味噌
麦が原料なので米味噌と比較すると、食物繊維やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富。味噌の原材料である大豆は良質のたんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルを含み畑の肉と言われ、大豆イソフラボンは更年期の女性ホルモンに働きかける。更にこれを発酵させることでアミノ酸やビタミンなどの栄養価が高まる。味噌は万能健康調味料。

鰹節
カツオが主原料でビタミンD、ビタミンB群、鉄などを手軽に補充出来て栄養満点!出し殻も一緒に食べると栄養を余すことなく摂取できる。

野菜の摂取について

野菜の摂取について

つい先日、管理栄養士の先輩から

『若い学生向けの指導で野菜の摂取を促したいから、山瀬選手の食事風景写真を幾つかいただけないか』

とお願いされ、改めて気付きました。

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確かに我が家の野菜消費量は多い。まるで「草」を食べているかのような食卓になっていることもしばしば。

専門分野の植物化学(我が家の主軸が野菜、果物、スパイス、ハーブ等の薬草を利用した植物療法=フィトケミカル栄養学)でメーンとなるような植物については、2007年頃、夫が横浜F・マリノス在籍時代から自身で育てることにしました。身近なスーパーではたまにしか置いていないものが多く、自分で育てた方が手に入れるのが確実だったからです。

最初はローズマリーやパセリ、ミントやバジル、ディル、タイム、オレガノなど、強い抗酸化力を持ちながらも、比較的育てるのが容易な植物達から。

現在は自身が所属する日本メディカルハーブ協会、日本ホリスティック医学協会、日本アロマ環境協会、日本スポーツアロマトレーナー協会等の植物各論の講義でブラッシュアップし続けている、精油を含めた約100種類近くの植物を栽培。毎日の食卓に利用しています。

現在、栽培用の植物の殆どは愛媛県・今治市 ハーバルハウスカワカミの河上さんより購入。河上さんはハーブ博士👩‍🎓今では大親友です。

栽培以外の、身近では手に入りにくい経口摂取用植物に関しては、母校・グリーンフラスコ研究所からの取り寄せが殆ど。

以下、データベースにあるような植物が我が家のメーンとなっています。(ただしドーピング関連植物は省く)

http://www.greenflask.com/herb_db/

私の第一師匠は、現・日本メディカルハーブ協会理事長である林真一郎先生です。

【林真一郎先生プロフィール】

グリーンフラスコ代表 東邦大学薬学部薬学科卒 薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部客員講師 日本赤十字看護大学大学院非常勤講師 静岡県立大学大学院非常勤講師 城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数

化学から学んでいくと植物の機能性や作用機序、体内でどう巡りどのような影響を齎すのかというメカニズムまで理解を深められるようになります。様々な研究データを実際に体感し、日々移りゆく千差万別な理論をより柔和に落とし込んでいく為に、また体験学習の一環としても植物栽培を行うようにしています。

食事はフレッシュな生食材も多く利用。野菜を用いたたっぷりの発酵食品を始め、炒め加熱調理するならば糖化させない為にサッと。これはカロテノイドや脂溶性栄養成分の吸収を促す為。全般的に蒸し料理、野菜の細胞壁を壊し煮汁に栄養素を移して高い抗酸化力を持つ植物化学成分を体内に摂り入れる技法のスープ類が多く、揚げ物に関しては大怪我を繰り返した2004年からは自宅でも一切しなくなりました。これは、痛みを助長させない抗炎症狙いだとか糖化対策の為。脂質はオメガ3かMCTをフレッシュでいただいたり、魚脂、アボカド、麻の実、ナッツ類(インカインチやヘンプ油、グリーンナッツ油)の脂質を利用。野菜スープ等から植物化学成分を効率良く手っ取り早く栄養素、非栄養素を摂取するなどして、植物の摂取の仕方を夫のその日、その瞬間の体調と総合的なバランスを見て工夫、調整をしています。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2001年から2022年までの21年間の流れは、以下の記事を追っていただくと大枠が分かります。昨年、2022年の秋口に取材していただきました。

【41歳MF山瀬功治を支えた妻の“料理”と“化学” 大怪我で“引退危機”から復活に導いた普通と違う食の視点「受け入れてもらえなかった」2022.10.22】

https://www.football-zone.net/archives/408662

 

 

 

朝起きて直ぐの排泄物の確認、胃腸の状態、肌、視覚や脳、ウエイト、本人のその時の感覚、けがを抱えているなら、けがの部位の痛みや腰のはり等に合わせ、基本は作用機序から植物を選択。2020年からは血液解析データ分析を元に、不足や消耗の激しそうな栄養素を先取り。ダイレクトに入れたり、プラスαを選ぶようにもなったので、これまでの知識と経験の引き出しからもの凄い数の食材が瞬間的に脳内を駆け巡り、そこから直感でピックアップされたものが献立のベースに入っていきます。

夫の現状態をズレの無いように見抜き、抱えている問題やなりたい心身に対し、ピンポイントで栄養素を入れる底力が必要。

 
 

夫の身体合わせて野菜、果物、ハーブ、スパイス、ジビエなど複数種類を調合していくので、もう2度と同じ食べ物は出来上がらないくらい、毎度、かなり独特な構成が組まれている感じ。

例えば上記に取材していただいた記事末尾にあるように、スープベースの一種に一例としてカモミールを選択している場合、植物学では胃炎、胃潰瘍の疼痛の原因となる平滑筋の痙攣に対してアトロピンやパパベリンなどのアルカロイドの抗コリン作用に頼るのでは無く、フラボノイドのアピゲニンやテルペノイドのリナロール、メントールなどの鎮痙、鎮静作用を活用しています。

「 ジャーマンカモミール 」

【 学 名 】Matricaria chamomilla , Matricaria recutita

【 科名 】キク科

【使用部位】花部

【主要成分】 精油 ( α- ビサボロール、カマズレン )、マトリシン、フラボノイド(アピゲニン 、ルテオリン)

【 作 用 】消炎、鎮静、鎮痙、駆風

【 適 応 】胃炎、胃潰瘍、月経痛、皮膚炎

ジャーマンカモミールの主要フラボノイドのアピゲニンはクエルセチンやルテオリンより鎮痙作用が強く、抗不安作用も有している。カップから立ち上る香りは嗅覚経路で情動に変化を齎し、ストレスを和らげ心身にリラックス効果も。内服によりカマズレンがヒスタミンの遊離を阻害。αビサボロールがシクロオキシゲナーゼやリポキシゲナーゼを阻害し消炎作用を齎す。更にフラボノイドのアピゲニンがベンゾジアゼピン受容体のリガンドとして働き、鎮痙、鎮静作用を齎す。

植物療法では多様な成分が多様なメカニズムで生体に働きかけて相乗効果を齎している。

これは一例ですが、生姜は乾燥させるとショウガオールが増える為、リウマチや関節炎他、夫の現場でよく起こるスポーツ障害についてはフレッシュ食材に合わせて乾燥させたものを利用した方がショウガオールの栄養摂取効率が良くなる場合も。

 

 

 

 

 

植物は状態によって栄養素が異なる。シーンごと、目的別に使い分け出来るようになると実際の結果としても導き出しやすい。

私が夫から求められて来た食事というのは、いつの時代も「結果」という非常にシンプル且つシビアな世界観。

プロセスよりとにかく「結果」。生きている時間は限られている。結果を出せないのなら次への切り替えも素早く、という無言のプレッシャーがあった。

痛いところがあるなら早期に治す食事やケアを求められ、キレが落ちていればキレを確実に元に戻す食事を。

アスリートは言い訳無用、結果が全て。

結果を出さなければクビを切られ、選手生命が終わるように、料理の作り手である私も言わばアスリートと一緒。

 

 

トップアスリート現場では常に結果を確実に出せる鋭利な食事が選手側から求められています。ここにグレーゾーンは存在せず、また一瞬の隙が命取り。いつの時代も崩れ落ちそうな吊り橋を渡っているような崖っぷち感がありました。

自分の手で、自分自身で振り絞り出していくしか方法は無い。だから私も夫と共に、毎食、全身全霊で集中。食事に対して全力で向き合って来ました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

自身で蒸留する日も。この日はトゥルシーでしょうか🌱

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

私は2005年より本格的に植物化学を学び、化学構造や体内配置を意識しながら野菜を選択するようになりました。例えば我が家のキッチンにずらりと並ぶハーブやスパイスは多量のポリフェノール供給源。お茶を出す量もおそらく一般のご家庭の数十倍は多いかと思われます。余談ですが身近なコーヒーや高カカオチョコもポリフェノールの供給源。

 

 

 

2005年〜2008年は精油化学の嗅覚刺激、経皮吸収利用と、解剖生理学を学びスポーツアロママッサージがメーンでした。2008年にグリーンフラスコと出逢い、そこから更に植物化学成分を活用した栄養学を。トップアスリートのケアに携わる為、並行してアンチドーピングに関しても学び始めました。

●緑の医学

https://yamasefamily.com/archives/project/緑の医学%E3%80%802022年7月23日%E3%80%80ブラッシュアップを更新し

 

以下は第一師匠 林真一郎先生からの言葉。

【植物療法の役割と今後 2020/05/10 研究会レポート  植物療法研究会】

◎文・林 真一郎

●はじめに

医学・薬学の父として知られるギリシアのヒポクラテスは、数多くのハーブを用いたことで知られています。植物療法は世界で最も歴史がある自然療法であり、かつ現代でも社会の健康度を高めるために、セルフケアや臨床の場で大きな期待を担っています。 本稿では植物療法研究会の活動や今後の展望について述べたいと思います。

●植物療法の定義 ~ 医薬品との違い

植物療法とは、植物が自ら生合成するフィトケミカル(植物化学)成分を含んだ粗抽出物を用いて、人が生まれながらにして有している自然治癒力(自己治癒力と自己調節機能)に働きかける療法をいいます。ハーブに含まれている多様な成分から、たった1つの成分を取り出すことを「単離」とひといいますが、1804年にドイツの薬剤師が、ケシ(阿片)からモルヒネを分離したのが初のケースです。アスピリンも1899年に、ホワイトウイロウを原料に化学合成されました。医薬品は単一成分であり、またハーブから抽出するより合成した方がコストが安いので、化学合成品です。一方で、ハーブは天然の多様な成分から成ります。これが医薬品とハーブの根本的な違いです。こうしたことから、医薬品は切れ味が鋭く、ハーブは穏やかな効果をもたらします。現在、使用されている医薬品のおよそ4分の3はハーブか産みの親となっています。

●植物療法とホリスティック医学

当協会の名誉顧問であるアンドルー・ワイル博士も、診療で数多くのハーブを用いることで知られていますが、植物療法とホリスティック医学のコンセプトには共通点があります。植物療法でなぜ成分を丸ごと使うのかというと、多様な成分がネットワークしていて、シナジー(相乗効果)が得られるためです。ジャーマンカモミールには消炎作用をもつカマズレンや抗酸化作用をもつアピゲニン、それに抗糖化作用をもつカマメロシドが含まれています。現代病の多くは慢性の炎症が関わっていますが、炎症と酸化は同時に起こり、酸化と糖化は相まって進行します。したがって単一成分よりも多成分で、網の目のように進行する反応を何カ所かで抑制したほうが、効率が良いのです。また、当協会では人間を「心と体、気、霊性から成る有機的統合体」と捉えていますが、植物療法でも同じように捉えていて、ハーブの多様な成分が人間丸ごとに作用を及ぼすと考えています。

●植物化学成分の食事での活用~ フィトケミカル栄養学

広義の植物療法の新たな領域として、食生活への応用があります。フィトケミカル成分は、ハーブだけでなく野菜や果物にも含まれています。たとえば、ネトルの葉に含まれるクェルセチンはタマネギに多く含まれ、タンポポの根に含まれるイヌリンはゴボウに含まれます。炭水化物・脂質・タンパク質にビタミンとミネラルを加えて5栄養素といいますが、6番目に植物繊維がきて、7番目がフィトケミカル成分です。フィトケミカル成分は微量であり、かつカロリーがゼロなので「微量非栄養素」と呼ばれます。栄養不足の時代にはカロリー源となる3大栄養素の摂取が重要でしたが、飽食の時代、カロリー摂りすぎの時代には細胞を酸化(老化)から守り、生体機能の調整を行うフィトケミカル成分を意識的に摂取することが必要になります。食卓にのぼる野菜や果物の機能性については、わが国だけでなく米国やEUでも盛んに研究されています。国民医療費の削減のために「薬による治療」から「食事による予防」へとシフトしているのです。

 

●植物療法によるセルフケア

現代はさまざまなセラピーがありますが、セルフケアとして活用するには、いくつかの条件があります。まずは安全性で、次にコストが安価なこと。そして、動機付け(楽しみながら続けられること)やエビデンス(科学的根拠)などが求められます。植物療法はこうした条件を満たしています。まず、ハーブティーですが、夕方以後はカフェイン飲料は控え、鎮静系のハーブティーの中から好みのものを、就眠前に香りを楽しみながらゆっくり服用します。ハチミツが好きな方は加えても良いでしょう。生活指導としては、日中に積極的にからだを動かして適度に疲労すること。またスマホなどのブルーライトは生体リズムに影響を与えるので、寝室には持ち込まないようにします。なお、生体リズムは朝の日光によってリセットされるので、朝起きたら光を浴びるようにします。

●植物療法の臨床応用

薬物療法が切り札とならない心の病や、老人性退行疾患の増加などを背景として、現代医学と補完・代替療法のいずれをも視野に入れ、患者中心の医療を目指す統合医療(integrative medicine)の普及が進みつつあります。厚労省でも「統合医療情報発信サイト」の運営などの事業を行い、統合医療の認知と普及を後押ししています。欧米では植物療法はセルフケアだけでなく、現代医療の中でも活用されています。その一例を挙げるとドイツやフランスでは、イチョウ葉エキスは医薬品扱いとなっています。また、欧米では植物性医薬品の開発が相次ぎ、その一部はスイッチOTC薬として、わが国のドラックストアでも販売されています。

ドイツではハーブ製剤による治療カテゴリーを4つに分類しています。その4つとは、

①化学合成薬よりもハーブ製剤の方がファーストチョイスになるもの、

②ハーブ製剤が化学合成薬の代わりに使用できるもの、

③ハーブ製剤がアジュバント(補助)として用いられるもの、

④化学合成薬の効果を妨害したり遅延させたりするためハーブ製剤は禁忌となるもの、です。

具体的には、①のカテゴリーの例として、中毒性肝炎へのミルクシスルや前立腺肥大へのソウパルメット、老化による心臓機能の低下へのホーソン。②のカテゴリーの例として、軽度~中等度のうつへのセントジョンズワートや機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)へのジャーマンカモミール、尿路感染症へのクランベリーなどです。クリニックや病院でアロマセラピーが活用されているように、わが国の医療機関でも植物療法が臨床応用される日が早く来ることを期待したいと思います。

●植物療法の今後の展望

今後、植物療法が活用される可能性のある領域をいくつか紹介します。

①メンタルヘルス領域

職場でのプレゼンティズム(不健康な状態での勤務)による労働損失コストは、アブセンティズム(欠勤)によるコストを大きく上回ります。そのため企業側もコストではなく、投資の概念で福利厚生を充実させる傾向にあります。勤務時の健康度を高め、労働生産性を高めるのに、アロマ、ハーブ、バッチは大変役立つツールです。また、今後はヘルスツーリズムで森林療法を体験するなどの試みが増加しそうです。

②介護・高齢者領域

認知症に対するアロマセラピーの有効性や有用性が科学的に検証されたことは、大きなニュースになりました。高齢者の抗不安薬や睡眠薬の使用は転倒などを招くため、作用が緩和なハーブティーなどで対応したいものです。アロマやハーブの活用はポリファーマシーの回避にもつながります。介護施設などで園芸療法を導入するケースもでてきました。ケアラーケアの領域では介護ストレスに対してバッチ博士の花療法が役立ちます。

③緩和ケア領域

スピリチュアルペインに対して、アロマセラピーやバッチ博士の花療法の活用が試みられています。「何もしてあげられない」という家族が患者にオイルマッサージを行うことは、家族にとっての救いにもなり、良き思い出となります。吐き気や便秘、痛みやしびれといった化学療法剤の副作用対策にもアロマやハーブは役立ちます。芳香蒸留水が1本あると芳香浴や清拭、口腔ケアやドライシャンプーと、さまざまな用途に活用できます。

④環境教育

「自然欠乏障害」や「自然欠乏症候群」というキーワードが話題になっています。都市型のライフスタイルは、人が享受すべき自然刺激が得られないため、さまざまな弊害を生んでいます。「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」というヒポクラテスの箴言が思い出されます。アロマやハーブ、園芸療法や森林療法は、自然欠乏障害を改善するツールとして最適です。幼児教育では森の幼稚園や森の学校などの試みも広まっています。

●おわりに

園芸療法や森林療法と聞くとなにやら大袈裟に感じますが、ポット苗をテーブルに置くだけでも気分が変わります。また、たとえば東京でもその気になって探せば、意外に近くに樹木のある公園が見つかります。電車に1時間も乗れば、高尾山などにも出掛けられます。

最近、植物や樹木の健康効果を扱った書籍が頻繁に発売されているのは、そうしたニーズの表れかも知れません。その中で私のお勧め書籍は、森林療法では『温泉・森林浴と健康』(大修館書店)、フィトケミカル栄養学では『食事のせいで死なないために』(NHK出版)、自然刺激の健康効果では『NATURE FIX』(NHK出版)などが挙げられます。

◎文・植物療法研究会・世話人代表 林 真一郎『HOLISTIC MAGAZINE 2020』より

林先生の言葉はここまで。

植物は栄養素だけではなく色素成分や芳香成分などの非栄養素も生合成しており、非栄養成分を上手に取り入れていくと、人間の生体防御機能や恒常性を維持するのに役立つことが立証されてきていることを学習。これらを20年近く日常生活にふんだんに取り入れて来ました。

炭水化物や脂質、タンパク質、核酸は生命維持に必須であるため一次代謝産物と呼びます。一方、植物は光合成の過程で一次代謝産物以外に様々な化学物質を生合成。これらを植物化学成分(フィトケミカルズ)と言い、一次代謝産物に対し二次代謝産物と呼ばれています。二次代謝産物(フィトケミカルズ)は、テルペノイド(精油、サポニン、カロテノイドなど)芳香化合物(タンニン、クマリン、フラボノイドなど)また。アルカロイドを含みます。二次代謝産物は分子構造の違いや物理・化学的性格の違いにより、アルカロイドやフラボノイド、苦味質や粘液質などいくつかのグループに分類することが出来ます。機能は単一成分では決まらず、多様な成分の相乗効果により発現。複数の機能を合わせ持って働いています。


食品の3つの機能として、一次機能(栄養機能)は生命維持、二次機能(感覚機能)は味や香りなどの嗜好、三次機能(体調調節機能)に健康維持、疾病予防、老化抑制などがあります。三次機能を有する成分は、フィトケミカルズや食物繊維といわれる非栄養成分のものが殆ど。食材の色、香り、味は、食欲にかかわる大切な要因となり二次機能に分類。

近年、色素成分、芳香成分、旨味成分がぐっと注目されるように。昔から言われるお弁当には「赤、緑、黄色」や、薬草やスパイスの香り、食べ物の苦味や酸味といった味が、フィトケミカルズそのもの。人間はこれらの機能性を五感を通して受け入れて生きています。

植物性食品のフィトケミカルズであるポリフェノールは、光合成によって作られる植物色素や苦味の成分。ベンゼン環上に、水酸基を2個以上持つ化合物の総称。カテキン、アントシアニン、イソフラボンなど無数にあると言われます。また、カロテノイドは8個のイソプレンから構成。共役二重結合を数多く有します。カロテノイドはカロテン類(βカロテンやリコピンなど)とキサントフィル類(ルテイン、アスタキサンチンなど)に分けられます。

嗅覚以外の感覚は大脳新皮質から大脳辺縁系に伝えられますが、嗅覚刺激は大脳辺縁系に直行。快・不快や情動に大きな影響を及ぼします。例・特殊な脳波を測定することにより香りの心理作用研究。強い鎮静を示したものはサンダルウッド、ベルガモット(東邦大学名誉教授 鳥居鎮夫)

味覚は嗅覚とも関連。口腔内の溶解物質は味覚受容器により大脳へ伝えられ、酸味は消化機能の亢進、苦味は肝機能の向上、甘味は精神的満足や活力、渋味は収斂や粘膜保護に。触覚刺激となる皮膚の表皮は発生学的には脳や中枢神経と同じく外胚葉から形成。快い触覚刺激は生命力を回復。これがタッチング論へと展開。(嗅覚と触覚を用いたアロマテラピーマッサージ)

春夏秋冬、五感をフル活用。栄養素、非栄養素。野菜、果物、スパイスやハーブ、嗅覚や触覚を揺さぶるアロマテラピーを用い、日常のあらゆる要素を円を描くようにしながらたくさんの視点や分岐を持って眺めていけるようになって初めて、食が変わるのを実感出来るようになりました。

フィトケミカル成分にはポリフェノールやイソフラボン、含硫化合物などがあり、抗酸化作用や抗糖化作用、エストロゲン様作用や代謝促進作用など多様な作用をもたらします。(構造活性相関など)

例えばブロッコリーに含まれるイソチオシアネートなどの含硫化合物は、肝臓のフェーズⅡ酵素を誘導して解毒を促しますが、従来のカロリー摂取を目的とした栄養学にプラスし、アンチエイジングやデトックスを目的としたフィトケミカル栄養学や機能性栄養学を用いて、現役24年目となるアスリートの夫の怪我からの復活やパフォーマンスアップ、老化を緩やかにする対策に挑んできました。この植物化学成分は生活習慣病やアレルギー、老年病の予防に役立てることも出来ることで近年注目が集まっています。

また、ホリスティック医学のホリスティックとは「全体、包括的」という意味。心と身体は不可分のもの。そこで、心・身体・精神性・生活環境までを含め、統合的な観点から病気を捉え、治療を行っていこうというのが『ホリスティック医学』。

フィトケミカル(植物化学)成分のような『緑の医学』はこの主要な担い手になれると、自身が通っていた学校のグリーンフラスコ代表、2020年より日本メディカルハーブ協会理事長に就任した林真一郎先生は考えていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

近年多くの疫学調査で野菜や果物などの植物の摂取と生活習慣病予防の関連性が明らかになってきたことから、植物に含まれる化学成分の有効性に関する研究が盛んになりました。この中で注目されているのがポリフェノール。ポリフェノールは分子内に複数のフェノール性水酸基を有する芳香族化合物の総称。植物全般に含まれています。

メモ

活性酸素除去作用はポリフェノールが強い。例 ルテオリン、ケルセチン、アピゲニン等。精油も抗酸化作用を持つ。活性酸素は様々な種類があり、消去する力が精油の方が得意なものもあり、それぞれに意味があり役割がある。

ポリフェノールは水溶性の為、ハーブティーで多く抽出出来る。芳香蒸留水にも精油、フィトケミカル成分があるが、やはりハーブティーが圧倒的と言える。何故ならばポリフェノールが溶け込んでいるから。

ポリフェノールを日本人は何からとっているかと言うと例えばお茶やコーヒー🍵

上記クェルセチン(ケルセチン)の構造式、分子構造は、六角形のベンゼン環、ベンゼン環にOH→(水酸基と呼ぶ)。ベンゼン環に直接水酸基のOHがくっついている→フェノール系水酸基と呼ぶ。これが抗酸化力が強い、活性酸素を除去する。ケルセチンはフェノール系水酸基が四つもあることが分かります。

ポリフェノールの定義は、分子の中にフェノール系水酸基が二つ以上あること。ポリというのはたくさんという意味。ケルセチンはフェノール系水酸基が四つもある為、かなり抗酸化力が強いというのは分子構造を見ただけで分かる。更にフェノール系水酸基の位置が並んでついており、隣同士につくのが1番強い。

ということで、ケルセチンは非常に抗酸化力が強いということが分かる。メディカルハーブ各論では具体的に、ネトル、白樺に入っており近年注目を浴びています。

 

 

 

 

 

 

 

更にフラボノイドは植物の葉、茎、果実、種実、花弁などに4000種類以上の存在が報告されており、日常摂取する食品の中にも様々な形態で含まれます。これまでの研究から抗酸化活性、LDL酸化抑制作用、抗変異原活性、血圧上昇抑制作用、抗アレルギー作用などがあることが明らかとなっており、研究も盛ん、様々な有効性が明らかに。

フラボノイド類の「フラボ」は黄色という意味を持ち、この骨格を持つ化合物は黄色から淡褐色を呈します。同じフラボノイドでもアントシアニンは例外。鮮やかな赤や青を示す成分です。

フラボノイドには共通の基本骨格にケトン基や水酸基がついたもの、あるいは離脱したものの違いにより、フラボン、フラバノン、フラボノール(カテキン)、イソフラボン、カルコン、アントシアニジン各種が存在。それぞれ単独で存在するだけでなく、糖と結合した配糖体を形成している化合物も多く存在。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラボノイドの生物学的効果の多くは、その抗酸化活性よりも細胞シグナル伝達経路の調整能力に関係しているという説も。

 

 

 

 

昔は大の野菜嫌いだった夫。今や野菜が少ないと(少ないといっても通常よりはかなり多いと思いますが)指摘してくるようにさえなりました。ハーブ系、スパイス系料理は今や夫の大好物!

繰り返しになりますが、お茶を出す頻度、種類も凄まじく多い我が家。

 

 

 

 

 

しかし本当はバリバリの甘党で、引退したら普段節制して食していない生クリームのプールに飛び込みたいという夢を持っている抜け感やバランス感覚も功治さんはいい感じなんですよね😆

過去に投稿したアスリート関連記事を纏めました。

●植物療法

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/295473

 

●植物化学成分 1

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288001

 

●植物化学成分 2

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288002

 

●薬草、アロマテラピー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/105461

 

●ハーブを育てる

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/290139

 

●ハーブを使う

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/184121

 

●スポーツアロマトレーナー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/244985

 

●香り成分に注目 2006年の日記から

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/262672

 

●アスリート食 1

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287996

 

●アスリート食 2

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287997

 

●アスリート食3

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287998

 

●回復の誤差

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288014

 

●ドーピングコントロール 1

(選手への身体のケアについて)

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288025

 

●ドーピングコントロール 2

(選手への身体のケアについて)

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288026

 

●怪我回復食2004年の日記から

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/235887

 

●怪我回復メニュー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288246

 

●回復スープ

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/114963

 

●試食と試作

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/146628

 

●実験

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/270881

 

●3年間の連載を振り返る

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/186905

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月9日放送 レシピ栄養構成解説 長寿研究で話題の酪酸菌を育てる日本古来の食事 【秋の味覚の甘辛ハーモニーご飯】

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月9日放送 レシピ栄養構成解説 長寿研究で話題の酪酸菌を育てる日本古来の食事 【秋の味覚の甘辛ハーモニーご飯】

 yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送

2023年11月9日放送 レシピはこちらから

https://www.yab.co.jp/youdoki


早速食レポが届いています!!!!!!

番組終了後のインスタライブの際に既に作り始めていますとおっしゃっていたようこママさん!ようこママさんが毎回、本当に神業で食レポくださり、そのスピード感とクオリティの高さ、アレンジ力に、山口朝日放送内でも話題沸騰‼️🤣めちゃくちゃ美味しそうですし、酪酸菌活性化しまくり、もう最高です‼️ようこママさん!いつも本当にありがとうございますヽ(;▽;)




腸は第二の脳、体内最大の免疫機関と呼ばれるだけでなく、何と老化にも関係していることが分かって来た。そもそも全身のあらゆる不調に腸の不調が関わっており、腸内細菌は様々な臓器と密接に関わっているという事実がある。

数ある腸内細菌の研究の中でも今、注目が集まっているのが酪酸菌

最新の研究では酪酸菌ががんや糖尿病の予防、筋力アップ、花粉症の改善、さらには新型コロナの重症化予防など、さまざまな驚きの作用をもたらすことが分かっている。

今回は腸内細菌研究の第一人者、内藤裕二先生の長寿研究にスポット。2023年9月6日に内藤裕二先生の講義を受講。ここでインプットしたものをレシピ化しましたのでシェアさせていただきます。

京都府立医科大学大学院
医学研究科 教授
内藤裕二 先生


消化器専門医として最新医学に精通し各地で講演も行っている。消化器病学や消化器内視鏡学、生活習慣病の他、健康長寿や抗加齢医学、腸内フローラや酪酸菌研究も専門としており、「京丹後長寿コホート研究」で腸内フローラ解析に携わっている。酪酸菌と健康長寿の関係などの研究をはじめ、長年腸内細菌を研究し続けている本領域の第一人者。

その他、参考
Dr.江田 証(えだ・あかし)先生

医学博士、江田クリニック院長
自治医科大学大学院卒。日本消化器病学会奨励賞受賞。米国消化器病学会(AGA)インターナショナルメンバー。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。「世界一受けたい授業」(日本テレビ)などテレビやラジオ、雑誌などに多数出演。著書に『新しい腸の教科書』(池田書店)、『腸のトリセツ』(学研プラス)、『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!』(インプレス)など多数。著書累計は90万部を突破し、そのうち5冊が中国や台湾、韓国など海外で翻訳されている。

酪酸とは?
腸内細菌の酪酸菌(酪酸産生菌)が腸に届いた食物繊維を発酵・分解することで作り出される、短鎖脂肪酸の一種。酪酸が腸内環境を整えてくれているからこそ、乳酸菌やビフィズス菌は生きていける

重要!内藤先生の研究データから
健康で元気な長寿者の多くの腸内細菌を調べると(「京丹後長寿コホート研究」)食物繊維をエサにして『酪酸』を作る『酪酸産生菌』の割合が高いことが判明した!

と言っても酪酸菌を含む食品はほとんどなく、食事から酪酸菌を摂るのは難しいのが現状。しかし、体内の酪酸菌を増やすために有用な方法の一つに「食事」がある。食事を工夫することで腸内の酪酸菌を育てることができるため。

酪酸菌は、腸内細菌のエサとなる食物繊維を摂ることによって育てることができる。

食物繊維は大きく分けると水溶性と不溶性があり、特に腸内細菌のエサになりやすい水溶性食物繊維を意識して摂ることが大切。水溶性食物繊維は海藻類や果物類、不溶性食物繊維は穀類や豆類に多く含まれる。例えば、わかめや昆布、大豆、サツマイモなどが挙げられる。更に今、特に注目されているのが、食物繊維のなかでも腸内でより発酵しやすく有用菌のエサになりやすい「発酵性食物繊維」。これは、水溶性食物繊維の多くと不溶性食物繊維の一部を指し、発酵性食物繊維を多く含む代表的な食材は、大麦や小麦全粒粉などの穀類、野菜類、果物類、海藻類、豆類など。発酵性食物繊維を栄養源として、短鎖脂肪酸を産生し、腸内細菌叢のバランスを良い状態に保つ。

大麦などの雑穀や根菜類、海藻類などの「発酵性食物繊維」に注目!

代表食材
穀類(大麦や玄米)、野菜類(玉ねぎ、大根、ごぼう、さつまいも)果物類(アボカド、キウイ、イチゴ)海藻類(わかめ、昆布、ひじき)豆類(大豆)

発酵性食物繊維には、その種類によって、腸内で発酵する場所、食べてから発酵するまでの時間が異なるという特徴が。水溶性のものは主に腸の入り口から真ん中あたりで、不溶性のものとレジスタントスターチは腸の奥で、善玉菌のエサとなって発酵。また、この発酵は、腸の入り口では食物を食べてから4〜6時間程度、真ん中では8〜10時間程度、奥では16時間以上経ってから生じると見られている。一日を通して腸内環境を良い状態に保つためには、いろいろな種類の発酵性食物繊維を摂ることが肝。(多様性が大事だから)

健康長寿の方は、肉類やバターなどの動物性脂肪よりも、魚を食べている人が多かった。2つ目は、モズクやワカメ、ところてんなどの海藻類、豆類、根菜類を毎日の食事でしっかりと摂っていること。そして3つ目は、毎日の主食に麦ごはんや玄米など、雑穀類をとり入れている人が多かったという点。

つまり「食物繊維」をしっかりと摂る食生活を送っていることこそが、善玉菌の割合が多い理由だった。

腸内環境をよくするには、酪酸産生菌を含む善玉菌を腸内で増やすことがカギ。そのためにも、まずは善玉菌のエサとなる発酵性食物繊維(雑穀類、海藻類、豆類、根菜類など)をとるのが大切。また、発酵を起こす菌そのものを補充することも必要です。善玉菌が少ない人の場合は、発酵食品を積極的にとるように心がけると、善玉菌の働きがよくなる。


発酵食品
微生物の働きで作られている発酵食品は善玉菌を増やし、腸内細菌が体によい物質を産生するのを助けてくれます。

・植物性乳酸菌/ぬか漬け、キムチなどの漬物
・納豆菌/納豆
・麹菌/味噌、醤油、甘酒、塩麹、米酢など

「医学の父といわれるヒポクラテスは『すべての病気は腸から始まる』という言葉を残しています。免疫力を高めることはもちろん、健康で長生きするためにも、善玉菌を増やす食事を意識して、腸の免疫力をアップさせよう

また、健康で長生きするためには酪酸菌を育むことと筋肉を減らさないこと。

筋肉を増やして萎縮・減少を防ぐためには腸内に酪酸を増やすことが大事。日本人は酪酸が多い人ほど筋肉も多い。腸内の酪酸菌の量と筋肉量が比例している。そして日本人にとって身近で簡単に手に入る酪酸を増やす食材(つまり酪酸をつくる酪酸菌を活性化する食材)が「海藻類」。日本人が先述した海藻などを食べると、海藻に含まれる水溶性食物繊維をエサとする酪酸菌が腸内で活発になって酪酸を産生する。酪酸が増えることで筋肉の減少を防ぐことができる。


結論
年をとっても元気でいるためにはどうすればいいのか!?

→重要なのは筋肉を維持すること。更に、日本人独特の腸内細菌によって、発酵性食物繊維、特に海藻類(良質なたんぱく源でもある)を食べることで筋肉の減少を防ぐことができる。

(この腸内細菌の長寿研究に出逢ってから山瀬は運動を休まず頑張り始めることに大成功しました)

酪酸と筋肉の関係も少しずつ分かってきた。京都・京丹後市の人々は、あまり肉を食べないのに筋肉量が多く、長生きする人が多いことから研究を行ったところ、酪酸を増やす食生活をしていることが判明。

ごぼうや豆、ひじきなどの海藻類などを食べることで、酪酸産生菌の一種であるラクノスピラという腸内細菌が増え、つくられた酪酸が筋肉を増やしている。

適度な筋力、適切な筋肉量は健康長寿を達成する上で重要な要素である。「腸」と「筋肉」には非常に深い関係性があり、腸内細菌のバランスによって筋肉のつき方に違いが生まれる可能性が指摘されている。これを「腸筋相関(ちょうきんそうかん)」という。つまり、「腸内細菌が乱れていると十分に筋トレの効果が得られず、筋肉がつきにくくなる」

筋肉はただ体を支え、体を動かすためだけのものではない。筋肉も他の臓器と同じように、生命活動に必要なホルモンを分泌する重要な「内分泌器官」なのである。しかも筋肉は、がんの発生やがん細胞の増殖を防ぐ“天然の抗がん剤”とも呼べるホルモンをたくさん分泌している。

イギリスの超一流の医学雑誌『GUT』で発表された論文では、筋肉から分泌される「SPARC(スパーク)」というホルモンが血流にのって大腸まで届き、そこで大腸がんの発生を抑制する働きをしていることが報告されている。つまり、「筋肉量が多い人ほど大腸がんになりにくい」可能性があるということ。運動して筋肉量を維持することで、大腸がんのリスクを減らすことができるのである。

世界でもっとも権威のある内科系医学雑誌『The Lancet』にも、大腸がんや乳がんの10%は「不活動(運動不足)」が原因であるという報告が掲載されている。

適度な運動に加え、酪酸菌を増やすことがわかった日本古来の食事で筋肉を維持し、常に増やすように心がける。酪酸菌を増やし、筋肉を増やすためにも今まさに必要なこと。

ひじき(酪酸菌を活性化するのに注目の海藻類の一種)
酪酸菌を活性化する食物繊維だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防になるβカロテンやマグネシウムも豊富。海藻類は筋肉作りにおいても現在、非常に注目を浴びている。

ごぼう(酪酸菌を活性化)
植物療法でのごぼうは排毒・血液浄化系のメディカルーブとして湿疹や腫れもの、ニキビなどの皮膚病、リウマチや通風予防に用いられる。(利尿や緩下、利胆目的)カルシウムや亜鉛、鉄などのミネラルも多く含み、先端の皮、根の皮、中央の皮の順に鉄分が豊富。不溶性のリグニン、水溶性のイヌリンなど多くの食物繊維を含み、注目は血中の中性脂肪低下や血糖値コントロールなどの生活習慣病予防に役立つ水溶性食物繊維のイヌリン。イヌリンは腸内細菌の資化性も高く利用される。脂肪の蓄積を防ぐフェニルプロバイド類のクロロゲン酸(抗酸化作用、抗老化作用を持つポリフェノールの一種。ポリフェノール含有量トップは根の皮部分)は水に対する溶解性が高くハーブティーでも抽出出来る。多くは皮に含まれる為、皮はむかずにたわしなどで優しく洗うと出来る限り損失少なく摂取できる。皮ごとの輪切りでスリミング作用が期待できるポリフェノールやカルシウム、マグネシウムなどミネラルの残存率が高くなる。

☞発酵生食物繊維が豊富なごぼう(短鎖脂肪酸の産生を高める注目成分はイヌリン)

ごぼうを食べる→腸内細菌の餌になる=イヌリンを腸内細菌が食べる。この細かなメカニズムとしては、イヌリンの鎖を切る消化酵素を腸内細菌が持っていて、厳密にはその切ったものを食べている。腸の粘膜の細胞がそれをまた餌にしているので、イヌリンを摂取すると腸の粘膜が丈夫になるという特徴がある。更に腸内細菌はイヌリンを餌にして食べることで「代謝物」を出す

⇨これが今、 腸活で話題の「短鎖脂肪酸」(酪酸、プロビオン酸、酢酸など) 。

短鎖脂肪酸は体脂肪を減らしたり、基礎代謝の向上(抗肥満作用)腸脳相関の観点では鬱にも◎。皮の部分に豊富なクロロゲン酸は、脂肪肝、糖尿病予防効果、ダイエットにも使用される。あく抜きすると水溶性食物繊維やポリフェノール、ミネラルが減ってしまう。泥付きごぼうは土壌菌も取り入れられるので腸内細菌に多様性も。抗酸化成分は野菜トップクラスなので是非、泥付きごぼうを皮ごとあくぬきせずに使いたい。

尚、これは余談だがヨーロッパ原産のバードック(ごぼう)は日本では食用に供されるため野菜(根菜)として認識されるが、欧米ではもっぱらメディカルハーブとして古くから用いられて来た。主に湿疹や腫れもの、ニキビ、蕁麻疹などの皮膚病やリウマチ、痛風などの代謝性疾患に血液浄化を意図して内用や外用で用いられ、利尿や緩下、利胆の目的にも使われている。

 「 バードック(ゴボウ)」

【 学 名 】Arctium lappa
【 科 名 】キク科
【使用部位】根、葉(果実は医薬品成分)
【主要成分】ポリフェノール類(クロロゲン酸)、食物繊維(イヌリン、セルロース、リグニン)
【 作 用 】利尿、発汗、血糖値上昇抑制
【 適 応 】便秘、吹き出物、肌荒れ

バードックの根にはイヌリンやリグナン系の苦味配糖体アルクティインを含むためトニック効果を発揮。近年の研究では抗変異原性や細胞増殖抑制作用が報告されているが、欧米では古くから悪液質の治療や植物腫瘍学の分野で処方されてる。また、血糖値を下げる作用についても報告がありフランスなどの伝統的な使用法を裏づける結果になっている。

イヌリンは水溶性食物繊維でヒトの消化酵素では分解されず、大腸に届いて腸内細菌の栄養源に。その結果、ビフィズス菌などの有用菌が優勢となり腸内環境を改善。また、カルシウムなどのミネラルの腸管からの吸収を高めることが知られる。さらに腸内細菌による代謝の過程で短鎖脂肪酸が生成。最近の研究では酪酸などの短鎖脂肪酸は腸のバリア機能を向上させることでアレルギーや関節リウマチ、糖尿病などを招くリーキーガットシンドローム (腸粘膜浸漏症候群 )の改善にも役立つことが明らかになった有用なプレバイオティクスである。

生姜
ショウガオールは血行促進作用や、体を温める働きがある他、新陳代謝を活発にし発汗作用を高める働き。生のまま摂取するよりも乾燥させたものか、加熱調理することでより身体を温める効果が大きくなる。ショウガオールは胃腸の内壁の血行を促進し、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高めること、ジンジベインがたんぱく質の分解を助け、胃腸の負担を軽減。生姜は毎日摂取したい超優秀野菜。皮にポリフェノールが凝縮

さつまいも(酪酸菌を活性化)
食物繊維が豊富なことはよく知られているが、水溶性と不溶性食物繊維がバランスよく含まれており、便通だけでなく、血糖値の抑制などにも有効。GI値が58と玄米と同等で、生活習慣病に対し有用な素材。またカリウムやマグネシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンE、B1、ポリフェノールなども豊富。穀物と野菜の両面を持っている準完全栄養食品とされている。実はさつまいものアミノ酸値は小麦やとうもろこしよりも高く、植物では最高水準。実際、オセアニアのパプアニューギニアやサモアたちの筋骨隆々な男たちもさつまいもを主食にしている。彼らポリネシア人は日本人と同じモンゴロイド。日本人の体質とも相性が良く、体力増強効果が期待される。筋トレの補助食品としても理想的。筋肉の合成と関わりの深いビタミンB6も多いため、タンパク質と合わせて摂取するのが効果的。また、皮にはアントシアニン色素が豊富。(アントシアニンに抗酸化作用)

大豆(酪酸菌を活性化)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000035737.html

大豆研究資料
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/5thsympo/ishimi_24feb04.pdf

「大豆は不溶性食物繊維」というこれまでの常識が覆る

蒸し大豆は“水溶性食物繊維”も多いことが判明。その他植物性たんぱく質やサポニン、ポリフェノールなどの機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されている。この近年、再び大豆の機能性に研究者の注目が集まっている印象!講義数も多いです。たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、マグネシウム、カリウム、食物繊維、大豆オリゴ糖、レシチン、ギャバ、大豆イソフラボン など 天然のマルチサプリ。

発酵性食物繊維には、もち麦やオートミールなどに含まれる〈β‒グルカン〉、キウイなどの果物に含まれる〈ペクチン〉、ごぼうやらっきょうなどに含まれる〈イヌリン〉、豆類やバナナ、玉ねぎなどに含まれる〈オリゴ糖〉、海草に多い〈アルギン酸〉などがあります。これらは水溶性食物繊維。不溶性食物繊維では、全粒粉や小麦ふすま、玄米などに含まれる〈ヘミセルロース〉が発酵性食物繊維。そのほか、豆類やいも類、とうもろこし、冷やご飯などに含まれる〈難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)〉も発酵性食物繊維。こういった食品をとることで発酵性食物繊維の効果が期待でき、酪酸菌を育てる。

関さんからのプレゼント!京都・やまびこさんのうどん

関さんからのプレゼント!京都・やまびこさんのうどん

 

仲良しの関さんからお誕生日プレゼントが届きました🤱

2013年〜2016年の4年間、功治さん(夫)が京都サンガF.C.在籍時代に昼食等で通い、大変お世話になった、Jリーガーに大人気❗️そしてメディア出演も多数❗️の

【手打ちうどんやまびこ
京都府城陽市寺田尺後1-19 】

(京都サンガF.C.練習場近く)

のうどんをいただきました❗\(^o^)/

しかも、功治さんが特に大好きな3種類、すじカレー、酒粕、豆乳キムチを、夫婦セットで😍

京都を離れて既に8年が経過していますが、福岡、愛媛、山口と移籍を重ねたいまだに、やまびこさんからお取り寄せさせていただいたり、友達からお裾分けいただいたりもしています🤱

今回は関さんからのプレゼントということで、功治さんは

「もしかして健太郎(佐藤)のついでか⁉️🤣🤣🤣」(関さんの推し)

と、疑っていましたが🤣🤣🤣

「ついででこんなにいっぱい贈ってくれる訳ないでしょ❗️」

と私🤣🤣🤣

「やまびこスイッチ」(やまびこへのこだわりと愛情)を持っている功治さんは、とにかく大歓喜❗️

京都サンガF.C.在籍の現選手に向かっては

「好きなメニューの中に、豆乳キムチが出てこないぞ❗️」

と冒頭に添付した映像を見ながら突っ込んでいました🤣🤣🤣

関さん!大将も、この度はお忙しい中、本当にありがとうございます❗️\(^o^)/

ここで改めて、過去にもブログにて何度かご紹介させていただいている関久美子さんとの出逢いを振り返らせていただきます!

オファーをいただき、2013年師走に開設となったクックパッド公式kitchen👩‍🍳

私がクックパッドさんからオーダーをいただき提出していたレシピに対し、関さんが「つくレポ」(今で言う「食レポ」のようなもの。レシピ製作者と食レポ送信者はサイトを通じてレシピの感想や御礼を伝え合うなどコミュニケーションが取れるようなシステムになっていました)をたくさん送ってくれていたことが、インターネット上での出逢いのきっかけでした。

ちょうどその1年後の2014年師走の12日、13日、京都東山の町家、KAFUさんで開催された、ポーセラーツ&テーブルコーディネートの東田忍先生とのクリスマス料理教室コラボイベントに、関さんがご参加くださり、この時に晴れて初対面を果たすことが出来たのです🤝

物作りや料理教室だけではなく、レシピとしてお出しした実際の料理やお酒も来ていただいた皆様に振る舞い、更に、私が個人的に飲みたかったワインを自腹で多数持ち込むという大盤振る舞いのイベントとなり、とにかく大盛り上がりだった楽しい記憶がよみがえります!

同時期の2014年4月1日よりスタートした京都新聞朝刊連載アス飯が1年間の継続を経て、読者の皆様から誰も予想もしていなかったような大反響が!

そこで、アス飯紙面連載と京都新聞WEB料理動画をデジタル連動させようという動きが京都新聞社内で出て来まして!

華やぎの無い一般人の私がカメラ前に立つのは、当時、京都新聞さんが目指していた目標設定に対して役不足なのは明らかでした。

にも関わらず、たった1人で京都新聞WEB料理動画は開始されてしまい、毎日パニック状態の激しい動揺の中で、始まってしまった動画コンテンツを何とか魅せるものにしていかなければと、とにかく必死でした。

『そうだ❗️ゲストだ❗️ゲストを呼べば良いんだ❗️』

1回目の放送終了直後、岡本デスクにゲスト入りのアイディアを幾度と無く交渉しましたが、リスク管理の難しさからなのか、なかなか首を縦にふって貰えず。

ならば、塚本部長や大西さん(現京都新聞社社長です🤣🤣🤣今考えるととんでもない!笑)に直接、交渉してみよう❗️と思いついて、京都タワー下のビアガーデンで3人で乾杯❗️

その時の写真がこちらです↓🤣🤣🤣

だんだん良い感じに酔って来て、勢いがついた『今だ❗️』というタイミングに、お2人の前で全力で喋り倒し、プレゼンし、半ば強引に料理動画のゲスト出演許可をいただいて、たらふく呑んで帰って来ました🤣

(正確には許可をいただいたのではなく『ゲストを呼びましょう❗️そっちの方が絶対に上手くいきます❗️絶対に盛り上がります❗️何で私1人なんですか⁉️皆でやりましょうよ‼️』と言う強烈な意思表示をして帰ってきました❗️🤣)

後は、関さん(関さんの他にもうひとり犠牲になった渋川さんという方がいます🤣渋川さんも元々はクックパッドに食レポをたくさんくださっていた方で、関さんと一緒に、2014年師走の料理コラボイベントにいらっしゃいました)に、今や名言(迷言⁉️🤣)となっている

 

「一緒にアス飯番組に出ましょう❗️

出逢ったからには連帯責任ですよ❗️」

 

と交渉❗️🤣🤣🤣

いや〜我ながら、とんでもない名言だ!!!!!(大爆笑)

関さんも渋川さんも、とんでもない方向から矢が飛んできたことに対しておそらく青天の霹靂状態。

始めは

『ええぇぇ⁉️️何を言ってるの⁉️』

と困惑されていましたが、私もここで引き下がる訳には行きません❗️🤣

『絶対にお2人に助けていただかないと、もう困るんです‼️😂どうか私を救ってくれる気持ちで動画に出て欲しい‼️🤣』

と何度も何度も何度も頼み込んで、何とか京都新聞の料理番組に出演していただくことに成功しました‼️🤣

結果、関さん、渋川さんの周りのお友達やサポーターの方にも話題が広がりまして、これが突破口となり、職種も年齢も千差万別、学生さんやサポーター、フリーアナウンサーの松尾翠ちゃん、京都の人気料理店の女将や大将、京都グルメタクシーの岩間さん等、多彩なゲストが来てくださる非常に個性的で華やかなスタイルへと変化させることが出来たのです🤱

関さん、渋川さんはまさしく「アス飯」の立ち上げに携わってくださった(強制的に巻き込まれたともいう🤣笑)方で、お二人の存在あってこそ、今尚続く、強靭なコンテンツに成長したと確信しています!

今や、同志のような関係性の関さん、渋川さんですが、改めて本当に感謝です!

いつもありがとう!!!!!!!!

また一緒に乾杯しようね!!!!!

さて、ここからは、2017年4月2日からの日記を色々織り交ぜながら。

「昨日、BS放送に出ていませんでしたか!?」

事の発端は、私が京都の超人気うどん店、やまびこの大将に送ったメッセージでした。

「出てましたよ〜!昨年の再放送ですが。笑」

と、大将からご返信。

その後、話の流れから

「功治(夫)がいまだに、理恵子にやまびこの豆乳キムチうどんを1度でいいから食わせたかった〜!やまびこみたいなの作って欲しい〜!って何度も言うんですよ!」

とお伝えしたところ

「今度、送りましょうか!?」

と大将!

たった今、気がついたのですが、私、完全に大将に催促したみたいな構図だったのですね!!!!!!!!!( ̄▽ ̄;)笑笑笑

そんな気持ちは1ミクロンもなかったのですが、食べてみたい!!!!!という気持ちが勝り、即答で

「ヤッターーーーーーーーーーーーーー!!!お願いします!!!」

と言っていました!(๑˃̵ᴗ˂̵)笑

そんなこんなで、夫にやまびこさんの豆乳キムチうどんをサプライズプレゼントすることに!

「宅配便です!」

と荷物が届きましたが

ゲリラ豪雨などがあり、当初予定した時刻には届かず😹

晩御飯をすっかり終えたお腹ポンポンのタイミングになってしまい🤣

しかも夫は、箱の中身に気をとられ過ぎて

大将が段ボールの側面のあちこちに仕掛けてくれた小細工には目もくれず🤣

勢いよくテープをビリビリと破きながら開封してしまって🤣

それなのに❗️ ❗️❗️❗️❗️

大将の執念が段ボールに張り付いていたのか、見事❗️

小細工部分だけ、何故か全部生き残っていて❗️🤣 🤣🤣

ビリビリの段ボールの写真を大将に送り、2人して大爆笑の夜❗️🤣

やぶき終わって暫くしてから

「何これ!!!!!!!!!?!!!!!笑」

と、箱に描かれている似顔絵にやっと気づいて大笑いしていた夫!!!笑

これだけではありませんでした。側面にも仕掛けが!!!!!!

amazon が Yamazonに!!!.:(;゙゚’ω゚’):

大将!!!!!!!!

いくらなんでも芸が細かすぎます!!!。・゜・(ノ▽`)・゜・。大爆笑

「やまびこさんの大将から、あなたの大好物の豆乳キムチうどんをプレゼントして貰ったんだよ!」

と伝えると

「おお〜〜〜〜〜〜!!!」

と期待を遥かに超える素晴らしい反応!!!笑

「俺が調理します!」

と言わんばかりにキッチンに立ってくれたのです!

大将の調理説明をくまなく読み尽くす夫。

タイマーまで持ってきています!笑

大将になりきっているのでしょうか!笑

廣川純先生の土鍋で調理して!

はい!!!出来上がり!!!!!

ワクワクワク!!!!!!!!

 

ズルズルズル〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ずずずずずずずずーーーーーーーーーー!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!

もうね!!!!!!!びっくり!!!!!!!

私が想像していたうどんと全く違った!!!!!!!!!!

先ず、歯触り柔らかく表面波打ちながらツルツル、滑らかで、もちもちとした弾力とのび、上品さが際立つ麺。食べたことがない食感です!!!!!

味は、まろやか風味、トロッとしたテクスチャーかと思ったら、はっきりとしてキレのある、さらっとした、出汁の効いている、やはり上品な豆乳キムチうどん!!!!!!!

おお〜〜〜〜〜!!!!!!となったのは言うまでもありません。

わあああああああああ!!!!!!何だこれ、美味しい!!!!!!!

日記を綴っている今もまた、食べたくなっています!!!!!!!

「これこれこれ!!!これですよ!!!!!」

と夫!!!!!!!

うまうまいと大汗をかきながら、テンションマックス!!!!!!

箸が止まりません!!!!

ついには洋服を脱いだ!!!!!!!笑

「お店ではもっともっとうまいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!」

を力説する夫。

我が家ではどの種類のうどんをいただいても、

食べ終わった後に必ず、雑炊もするのですが

もうね、神や!!!!!!器の中に神が存在するのです!!!!!

いや〜、参りました!!!!!!!!!!

一言で表現すると、やまびこさんってピンを合わせる為のひとつひとつの「精度」がもの凄い。削いだゆえの精度というのか。(私が最も目指している感覚がこの削ぐ精度)

やまびこさんへの最も相応しい言葉は「狂いがない」だと私は思うのです。芸術性すら感じる。それぞれが合わさって大きな円になり、最後にきっちり鍵穴にはめていくような。順序、大きさ、野菜の入れ方、出汁。緻密な計算と精度の集大成みたいな言わば作品。

語彙力なく、ちょっと分かりにくいかもしれないのですが、多分ね、超絶合っている自信があるんですよ、この表現が!!!!!!!!!!!

というのも、大将にも熱く語ったことがあり、大きく頷いて貰えたマニアック表現なので。笑

やまびこの大将は頭も非常に良い方ですが、とにかく感性の伸びやかな人です。脳内がめっちゃ面白い。達観しているし、俯瞰も得意。気づいたら毎回、フェイスブックメッセンジャーで、2時間とか3時間、平気で長話をしています。料理以外にも、お互いのものの考え方だとか、趣味の話とか、もう様々に話が尽きず、そして柔和でしなやかな方!!

先日は写真の話で大盛り上がりして!!!

最高に面白くて、才能豊かで、大好きな大将です!!!!

旦那さんにも「やまびこスイッチ」がありまして!

最早「執着」とも言えるこだわりが凄まじいのです😂

毎回、かなり興奮気味に、やまびこのうどんについて細やかな説明をしてくれます❗️

豆乳キムチは京都ラストの方に殆ど食べていて「ダブルチーズトッピング」をすることが多かったとか、スジカレーには「軟骨トッピング」が乙なんだとか、細かいアレンジ方法やこだわり、やまびこのこれが好きが溢れている!

そんな愛されうどんが、やまびこのうどんです!

最後はおまけ!

「やまびこ式冷や汁」の写真です!

功治さん、実はきゅうりが🥒

大の苦手でして、最初に盛り付けを見せた時の眉間の皺には大爆笑しましたが

🤣

愛媛時代の真夏、きゅうりだけ全部!!!!!綺麗によけてから、美味しい、美味しいと言って完食しましたとさ!!!!!笑

今回もめちゃくちゃ美味しかったです!!!

関さん、大将、いつも本当にありがとうございます!!!!!

レシピ栄養解説 yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送 2023年10月19日放送

レシピ栄養解説 yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送 2023年10月19日放送

新番組YOU!どきっ

YOU!どきっ」はあなたと一緒に楽しむ番組です。グルメやお出かけ情報、栄養満点レシピなど楽しい旬のコンテンツをお届けします。更に、山口県の最新ニュースも網羅。番組ではインタビューや生中継、プレゼントの当選者と出演者のライブトークなど、視聴者の皆さんも参加できるコーナーが盛りだくさんです。私たちと一緒に新しい冒険に出かけませんか?

番組テーマ曲:YOASOBI「アドベンチャー」

レシピはオフィシャルホームページ

https://www.yab.co.jp/youdoki_broadcast/10月19日(木)のyou!どきっ-2



記念すべき第1回目調理はやはり、私自身が現役のアスリート妻ということ、またゲストが夫の元サッカー日本代表時代及び浦和レッズ時代の同僚、レノファ山口のレジェンドの坪井慶介君ということで、アスリート食をアレンジ!スポーツ選手の王道食材のバナナ、そして旬の柿やりんごを使って焼いたり、煮たりの愉しい2品を構築しました!

ツボとは夫が浦和レッズ在籍時代の2003年からの付き合いなので、出逢ってからかれこれ20年近くにもなります。


2005年写真
前段、田中達也、長谷部誠
後段 左から山瀬功治、坪井慶介、三都主、山岸範宏、みずさん(マネージャー)

オシム代表 2006年


浦和だけでなく、マリノスに移籍してからも代表でも一緒だったので、この辺でかぶっているメンバーは皆、身内というのか、家族のような感覚が。

ナビスコカップ優勝(浦和の初タイトル)2003年写真

いつの間にお互いこんなに歳とったんだという感じがしますが。

(しかし坪は見た目が全く老けていないという、何という奇跡だ❗️)

坪と私は同じ誕生日同士なのです❗️(9月16日)

坪は私の2つ下で、コージの2個先輩という関係性になり、啓太の奥さんの畑野ひろこさん

(啓太の奥さんめちゃくちゃ綺麗❗️私も一緒に写真を撮って貰ったことあります❗️✌️選手の奥さんは皆美しいです❗️私だけ普通のただの人のずっこけお笑いキャラで、完全なる別路線を走っております)

は、坪より年上だけど、坪のことを「坪井さん✨」って呼ぶと。

「なのに山瀬理恵子は俺のこと呼び捨てだ❗️」とネタにされるの巻。

詳しくはInstagram、生放送終了後のインスタライブへ!

いやいや、今から私が坪井をさんづけにする方がどれだけ不自然なんだっていう。

山口に移籍時、ツボの奥さんのトモを通じて、家探しや山口情報のシェアを手伝って貰ったりしていました✨

番組終了直後、ようこママさんから早速食レポが届きました!!!!!いつも素敵すぎる!!!!美し過ぎる!!!美味しそう過ぎる!!!!
IMG_6305
りっちゃんさんからも来た〜!!!!!リハーサルからみんなにビックリされたのですが🤣イメージ的にはカレーにフルーツを入れるような感覚です!!!!合いますよ〜!!!ラム酒入れると上品になりおもてなしに使えます!!!

フルーツカクテルの方は、アスリートの補食としても使えそうです!甘酒も、豆乳も、めちゃくちゃ栄養があり女性には人気ですが、男性の場合、甘酒も豆乳も単品使いで行けない場合でも、調味料として使うか、甘酒&豆乳にスパイスブレンドとかで行けたりもします!アスリートの皆さんにも是非、このフルーツ入りを日常の栄養補給として使って欲しいです!りっちゃんさん普及お願いします🤣

【ポリフェノールたっぷり!
秋の味覚のスパイシーフルーツ焼き】

バナナ
アスリートの王道的食材NO.1。サッカー選手の夫は、試合3時間半前の軽食時には「バナナにハチミツ、すりごま」をかけて24年間、試合に挑んできた。また試合1時間前に「バナナを食べる」というのは言わばアスリートのマスト行為だ。

バナナはエネルギー源。脳のエネルギー源であるブドウ糖を補給しスイッチを入れる役割。バナナに含まれる糖質は、消化されやすいブドウ糖や果糖の単糖類、徐々に消化されるショ糖、オリゴ糖の少糖類、更に消化されにくいでんぷん、食物繊維、難消化性デンプンなどの多糖類全てを含有。これらの糖質は、その種類によってエネルギーに変わる速さが異なるため、バナナは、エネルギーに変わりやすく、即効性と持続性に優れた果物といえる。つまり運動開始前にバナナを摂ることで単糖類から速やかにエネルギーを補充でき、運動中も少糖類や多糖類からエネルギーが供給される。

さらに、バナナと一緒にりんごなどのクエン酸を含む食材をプラスすれば、体内のグリコーゲンの蓄積を促しより一層のスタミナアップが期待できる。

バナナは、アスリートにお馴染みのBCAA(branched-chain amino acids・分枝鎖アミノ酸)も豊富に含む。BCAAは、必須アミノ酸バリン、ロイシン、イソロイシンの総称。筋肉の回復や集中力の保持を担う。

バナナには糖質をエネルギーに変えるビタミンB群、筋肉の機能を調整しけいれんを防ぐカリウム、瞬発力アップに関わるマグネシウムも豊富。運動前に摂ることで、筋肉パフォーマンス低下を抑制したりケガから身を守る効果が期待できる。

それだけでなく、幸せホルモンセロトニンの生合成に関わるトリプトファンや GABAを含むため、不安や不眠、脳機能障害などの栄養療法でも現在非常に注目を浴びている。

バナナは熟成期間により栄養素が異なり、若いバナナは有用菌の餌になる軟消化性でんぷんが豊富。小腸で消化されずに大腸まで届き、有用菌の繁殖をサポートして腸免疫力を高める。(持久系)一方、熟したバナナには免疫機能に関わる白血球を増やす効果も。(短距離)香り化学ではオイゲノールあたりが担い免疫調整力を高める。オイゲノールは加熱したバナナに多くなる。

バナナは消化にも良く、胃腸にかける負担が比較的少ないこともありがたいメリット。低カロリーでウエイトコントロールをしたい人にもおススメ。手軽に持ち運べ簡単に食べられる。

※京都新聞連載の2023年11月号でもバナナを使用した。


柿と言えばビタミンCとカロテノイド色素が多いことにある。ビタミンCは果物の中でもトップクラスの含有量を誇る。アスリートの場合のビタミンCはプレッシャーや緊張、ストレス対策に使われることが多いが、コロナ禍では感染症対策としても注目を浴び、またビタミンCを摂取することで感染者の早期回復にも重宝。更に鉄やたんぱく質、コラーゲンの吸収率を高めるためにもビタミンCが重要になってくる為、ビタミンCというのは常に意識して、こまめに取っていなかればいけない栄養素でもある。柿のカロテノイド色素(オレンジ色)はリコピンとβクリプトキサンチンが主軸。βクリプトキサンチンは温州みかんにも多く含まれ、体内でビタミンAに変換され粘膜を守り、粘膜免疫力を高めます。つまりウイルスから体を守る力が強い。カロテノイドとビタミンCの組み合わせから、柿は風邪予防、インフルエンザ感染を防ぎ、粘膜を健やかに保つ為の果物の王道と言えるでしょう。柿は皮に食物繊維やタンニンとビタミンcが豊富。加熱するとGABA(緊張やストレスを抑える)やシトルリン(血管拡張)などのアミノ酸が大幅に増えることが近年わかってきた。

りんご
りんごは心臓病の予防効果報告の多い果物。1日1個のりんごは医者を遠ざけるということわざがある。りんごが熟すると柔らかくなるのは不溶性ペクチンが水溶性のペクチンに変化するため。腸内環境の改善にも役立つ。りんご酸やクエン酸などの果実酸なども腸内環境改善に相乗効果をもたらしている。皮にコロナ禍で大注目のケルセチンを豊富に含む。ケルセチンは玉ねぎやピーマンなどの身近な野菜に豊富に含まれているポリフェノールの一種で、りんごにも多く含まれる。(りんごポリフェノール)抗酸化作用、抗炎症作用、降圧作用などさまざまな生理機能があることが報告。つまり老化や病気から体を守る作用が強いと言える。更にりんご酸、クエン酸などの果実酸を多く含むということは疲労回復にも役立つ。加熱することでペクチン(食物繊維)が飛躍的に増加。腸内環境を整える力が強くなる。

バター
油脂の中では比較的消化が良い。栄養なんてあるの?と思われがちだが、実は乳脂肪が主成分のバターには乳由来のビタミンA、E、Dが豊富。中でも脂溶性ビタミンであるビタミンAは天然油脂中では高い含有率であり牛乳の13倍以上。ビタミンAは皮膚、粘膜を作る栄養素。ビタミンAを補給したい時に適度に上手に使える食材。

カレー粉
スパイスの複合体であるカレー粉は最早、食べる薬、ポリフェノールの宝庫。専門としている植物化学成分の宝庫。腸内細菌のためのスーパー肥料。ポリフェノールは善玉菌や善玉菌の増殖と多様性を促進。また、病原菌や悪玉菌に対する抗菌効果が示される。カレーに使われるスパイスの多くは、漢方薬と原料が共通しており高い薬効がある。例えば、日本でウコンと呼ばれるターメリックには胆汁の分泌促進などの肝保護作用が。日本薬局方でも、漢方薬の原料である生薬として認められている。

ハチミツ
アスリートはバナナにハチミツが王道。ハチミツはブドウ糖と果糖で単糖類。ビタミン、ミネラルが豊富なだけでなく、直ぐにエネルギーになり疲労回復の王道。

ラム酒
サトウキビの搾り汁から作られた蒸留酒。ラム酒を入れることにより上品な甘さと苦味が出せる上にしっとりと滑らかな舌触りに。ラム酒の香りが付き、深い味わいが出るため高級感を出すことができる。アルコールの殺菌力により食品の保存性を高められる。

【秋のポカポカフルーツカクテル】

日本古来のスーパーフード 米麹甘酒(アスリートの補食として注目を浴びる)

飲む点滴のスーパー発酵飲料。甘酒には肥満、血圧上昇、健忘症の予防・改善効果、疲労軽減、大腸炎予防、関節痛緩和、中性脂肪低下があることが示唆(月桂冠総合研究所データ参照)単に栄養があるだけではなく、自然の甘みの食べ物であることに注目。調味料として使える。甘酒に豊富なオリゴ糖と食物繊維は腸内環境を整えてくれる栄養素。腸は第二の脳、体内最大の免疫器官。胃腸にあまり負担をかけずに体力を回復させる。米麹甘酒は腸内フローラにとってのスーパー肥料。腸内微生物の多様性を高め、炎症の兆候を減少。多くの発酵食品を食べれば食べるほど、腸内で開花、プラスの効果をもたらす微生物の数が多くなる。

甘酒のブドウ糖
お米のデンプンが麹菌の酵素によって分解され作られる。脳や体を動かすエネルギー源となる栄養素。朝など時間がなく食事がとれない時の速やかなエネルギー補給に最適。また満腹感も得られるので食欲を抑えられ減量の助けに。

甘酒の必須アミノ酸
人間の身体は約20種類のアミノ酸で構成。そのうちの9種類が必須アミノ酸とよばれ、これらは体内で生成できず食事から摂るしかない。甘酒にはこれら必須アミノ酸9種類が全てが含まれている。なかでもバリン、ロイシン、イソロイシンの 3 種のアミノ酸はアスリートが意識するアミノ酸。(筋肉の強化、集中力の保持、疲労を回復)

甘酒のビタミン B群
ビタミンB群は糖質をエネルギーに変える手助け(代謝)に欠かせない夏場に不足しがちな栄養素。ビタミンB群は一つのビタミンだけではなく互いに助け合って機能する為、総合的に摂取する努力が必要。甘酒にはビタミン B1、 B2、B6、ナイアシン、葉酸などビタミンB群が豊富。

甘酒のエルゴチオネイン、コウジ酸、フェルラ酸(アンチエイジング)
エルゴチオネインはキノコや菌類に多く含まれているアミノ酸の一種で優れた抗酸化作用を持つ。またコウジ酸もメラニンの生成を抑えシミやくすみを防ぎ、高い抗酸化作用があると注目される。フィトケミカルの一種、フェルラ酸も含まれ、アンチエイジング効果が期待できる。年齢を重ねると徐々に肌が黄色くくすんだように。たんぱく質と糖が結びつきAGEs、褐色の物質が加齢によって蓄積。コウジ酸はこのAGEsを抑える効果もあるとされている。

豆乳(アスリートの練習後の補給として注目を浴びる)
植物性たんぱく源の補給にお手軽◎。女性ホルモン様作用(エスト現作用)の大豆イソフラボン他、大豆サポニン(脂肪の蓄積を防ぐ)、レシチンなど生活習慣病予防にも。今回の血流改善のテーマに沿ったビタミンEも含む。豆乳は飲む点滴の甘酒との相性が抜群!

生姜(毎日使って欲しい言わば薬)
漢方薬の7割に含まれる。生の生姜に含まれるジンゲロールは免疫細胞である白血球を増やして免疫力を高める。風邪やインフルエンザのウイルスに対し、感染源である鼻粘膜、口腔粘膜、眼瞼結膜などにおいて抗体産生能を増し、水際で感染を防止する作用を期待。加熱することで生成されるショウガオールは体を内側から温める効果が強い。生姜には胃腸の内壁の血行を良くして、胃腸の働きを活発にし、食べ物の消化吸収を高める作用も期待できる。

すりごま
アスリートの瞬発力アップに欠かせない食材。現役24年目の夫は試合3時間半前の軽食時は、バナナにハチミツ、すりごまをかけ、試合1時間前にもバナナを食べてから試合に挑んでいる。カルマグが足が攣るのを防ぐ。ゴマリグナンのセサミンの機能性に注目が集まる。植物性たんぱく質の他、ビタミン、ミネラルの宝庫で、注目はゴマリグナンなどの機能性成分。アルコール代謝促進、高血圧の抑制、血栓予防、動脈硬化予防、血中コレステロールのコントロールなどの効果・効能が期待できる。

<ゴマリグナンの主要構成成分>

セサミン 脂溶性。体内に入り肝臓で代謝され構造が変わると、抗酸化性をもつようになる。肝臓の代謝酵素の働きを高める作用がある。
セサモリン 脂溶性。ごまを焙煎する過程でセサモールに変わり、抗酸化作用をもつようになる。
セサミノール 強い抗酸化作用をもつ。ごま種子内ではセサミノール配糖体として存在しており、セサミノールという形ではほぼ存在しない。ごまを生のまま搾ったごま油の精製工程でセサモリンが化学変化して生成するため、生のまま搾ったごま油には豊富に含まれている。
セサミノール配糖体 水溶性。体内に入ると腸内細菌の持つ酵素の作用でセサミノールに変わり、抗酸化作用を持つようになる。

※『ごまのすべてがわかる本((趣味の教科書) 』,株式会社エイ出版社,2008.より

抗酸化作用とは、私たちの体の中で過剰にたまってしまった活性酸素を除去する働きのこと。ある程度の活性酸素は体に必要なものだが、多すぎると、細胞を酸化させてストレスを与えたり、遺伝子にダメージを与えてさまざまな病気や老化の原因になる。いわゆる「体のサビつき」。

本来、人間の体には酸化を防ぐ機能が備わっているが、加齢、生活習慣、ストレスなどの要因により、その機能は低下。そのため、食事から抗酸化作用を持つ栄養素を摂取することが重要。

ごまに含まれるゴマリグナンには高い抗酸化作用があり、「脂質の酸化を抑える」「脂肪酸の代謝を高める」「肝臓機能を向上させる」などが期待されている。

  • がん予防
  • アンチエイジング
  • アルコール代謝促進(二日酔い防止)
  • 女性ホルモン作用(乳がん予防)
  • 血液機能の改善
  • 高血圧の抑制
  • 血栓予防
  • 自律神経機能の改善
  • 動脈硬化予防
  • 血中コレステロールのコントロール

 

日本人の高血圧、糖尿病などの生活習慣病の指摘・疑いがある者の割合は、年齢とともに増加傾向にある。ごまは、がん予防、アルコール代謝促進、高血圧の抑制、血栓予防、動脈硬化予防、血中コレステロールのコントロールなどの効果・効能が期待できることから、アスリートだけではなく中高年以降は特に意識して摂りたい食品。

株式会社 ふくやYouTube 新作公開!

株式会社 ふくやYouTube 新作公開!

【株式会社 ふくやYouTubeの時間だよ⏰】

スペシャルゲストは

#文化放送 #甲斐彩加 #アナウンサー ‼️

@ayaka.kai0824

甲斐ちゃんのおばあちゃんの

ふくやさんに関する㊙️エピソードまで⁉️

発売1周年❗️累計販売数59万本突破の大人気商品【MEN CHEESE】を使った、心を元気にしてくれる栄養素を詰め込んだ、秋の行楽にピッタリのサンドイッチを考案させていただきました‼️🐼父、母、娘の3人のカオス世界観へGO‼️

10月のアス飯、テーマは心の健康🌱

なんと特別ゲストさんがお越しくださいました…!!!

いろいろと濃いパンダさんに負けない弾ける笑顔🥺💕

みんな大好き(当社調べ)MEN CHEESEのレシピです🦀🎶(N)

MEN CHEESE
https://www.fukuya.com/product/item2441/

MENCHEESE めんたいこ入りチーズソース
https://www.fukuya.com/news/news_20231019/

も発売したばかりだよ❤️

明太子を中心とした食品販売の株式会社ふくやは、粒明太子と調味液パウダーを使った、ひとくちサイズの本格おつまみチーズ「MEN CHEESE(メン チーズ)-めんたいこ入り大人味-」を2022年9月28日に発売致しました。

日本で初めて明太子を製造・販売したふくや。70年以上にわたって明太子を作ってきたメーカーだからできた本格的な味わいは「旨いけど辛い、辛いから旨い。」そんなクセになるおいしさ。お酒のおつまみや、おやつとしてはもちろん、かわいいパッケージデザインは、ちょっとした手土産にも最適です。

<特徴とこだわり>
MEN CHEESEには明太子の粒の他に、ふくやの明太子を漬け込む際に使用する調味液を、粉末状にした調味液パウダーを加えています。調味液パウダーには唐辛子の辛味とたらこの旨味がぎゅっと凝縮されており、チーズとあわせることで、明太子の粒だけでは実現できなかった、本格的な明太子の風味が生まれました。

<簡単アレンジレシピ>
そのまま召しあがってももちろんおいしいですが、「はさむだけ・盛るだけ・焼くだけ」のひと手間で、ちょっとリッチな一品に早変わり。冷蔵庫に常備しておきたい時短レシピの救世主です。

<パッケージデザイン>
一般的なベビーチーズのパッケージとは異なる目を引く特徴的なイラストは、イラストレーターのコージー・トマト氏によるもの。レトロな雰囲気でありながら、新しさも感じさせるデザインとなっています。3本セットは、実は箱の中面にもイラストが描かれており、遊び心のあるデザインで手土産に最適です。

※コージー・トマト氏は2022日本パッケージングコンテスト菓子包装部門賞を受賞した「ふくやラスク めんたい味」のデザインも担当。

■株式会社ふくや会社概要

本社所在地: 〒810-8629 福岡市博多区中洲2-6-10

創業   : 1948年10月5日

代表者  : 代表取締役社長 川原 武浩

事業内容 : 味の明太子の製造・販売、各種食料品の卸・小売

URL    : https://www.fukuya.com

ふくやさんからのオファーは、10月に入って寒暖差が大きくなる&環境も変わる人も多く、自律神経が乱れがち…なので、自律神経整える食材&ピクニックに持っていけるようなご飯(サンドイッチ系?おにぎり系?なんでもOKです)を持っておでかけでリフレッシュ!のようなテーマでお願いします!

使っていただきたい商品は【MEN CHEESE】
https://www.fukuya.com/product/item2491/

ということで、先ずは【MEN CHEESE】の栄養素に注目した。

自律神経失調症と診断されている方の中には実は、鉄不足、ビタミンB群不足、たんぱく質不足、低コレステロール血症など、栄養障害を伴っている方が多く、このような栄養障害がさまざまな症状の起因となっていることもある。

自律神経失調症の根本治療を目指す、2022年度から契約を結ぶドクター姫野友美医師率いるオーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)では、詳細な血液検査を行い、そのデータと症状から個々人に合った必要な栄養素を選択。そして良質なたんぱく質や脂質を中心とした食事内容にシフトする。日々生まれ変わる細胞の材料をしっかり入れることで生き生きとした心身を取り戻すことができます。

血糖調節異常・低血糖症と自律神経失調症
血糖調節異常である低血糖症の症状として、自律神経失調症と間違われやすいうつ症状やパニック症状を呈することも多くある。血糖調節異常・低血糖症が原因である自律神経失調症の場合、血糖のコントロールのために、良質なタンパク質や脂質を中心とした食事内容に改善。「不定愁訴」の治療では、まずは明らかな病気ではないことを明確に診断する上で、ビタミンや必須栄養素の欠乏が起こり、それが不定愁訴の原因となるために注意せよとの内容が示されている。

糖質(血糖値を急激に上げない糖質の摂取の仕方を考える)
「単糖類」(ブドウ糖、果糖)、「二糖類」(ショ糖《砂糖》、麦芽糖、乳糖)、「多糖類」(イモ類、穀類、豆類等)大きく3つに分けられる。炭水化物は糖質と食物繊維で構成されたもの。血糖値が空腹時より下がりすぎると、体はコルチゾール、アドレナリン、ノンアドレナリンなどのホルモンを分泌させ、アミノ酸等を材料に主に肝臓でブドウ糖を生産して、血糖値を安定させる仕組みを体は本来持っている。しかし、自律神経失調症の患者さんには、糖質を好む傾向が見られ、この糖質の摂取の仕方により自律神経を乱す原因のひとつともなっている。

血糖コントロールをすると、自律神経が整う、食後に眠くなりにくい、痩せる、集中力がつく、老化が緩やかになる、糖尿病やうつ病などの危険性が下がるなど多岐にわたりメリットがある。血糖値を安定させる為には例えば食べる順番があり、葉物野菜に含まれる食物繊維は、糖の吸収を抑える働きがあり、血糖値の上昇を緩やかにする。理想は会席料理・フランス料理のそれぞれのコースメニュー。

→このレシピの場合、精製されていない雑穀パンや玄米パンなどを用い、低糖質パンにすること、またレタスなどの食物繊維食材を入れることで糖質のコントロールを。実は糖質は良質なオリーブ油と一緒に摂取することで血糖コントロールが可能となります。

エクストラバージンオリーブオイル
微量成分のクロロフィルや、ポリフェノールが多く含まれるため、抗酸化成分が豊富。スクアレン、ビタミンEを筆頭に、その数は実に30種類以上。抗酸化成分は種類によって体内で作用する場所が異なるので、多種類の抗酸化成分が同時に摂取出来ることで、身体全体の抗酸化に繋がり、体内の炎症を改善。例えるなら身体の内側から高級美容液並みの効果を得ているようなもの。また生活習慣病の予防にも役立つなど健康面でもうれしい効果が絶大。ここは是非、質の良いものを使いたい。

信頼のおける「Diabetes Care」に、面白い研究論文が載っている。近年、GI値(食後血糖値の上昇指標)が一般化してきたが、高GI食と低GI食それぞれを、不飽和脂肪酸であるエキストラバージンオリーブオイルを加えたケース、飽和脂肪酸であるバターを加えたケース、ローファットにしたケースで、食後の血糖値にどのような変化があるか調べたもの。

その結果、高GI食において特にオリーブオイルを加えたときに、食後血糖値が低く抑えられることが分かった。ちなみに、この研究では37グラムという結構な量のエキストラバージンオリーブオイルを摂取している。

炭水化物は「脂質」と一緒に食べるのがオススメ
パンを単独で食べるよりも、脂質と一緒にとったほうが血糖値は上がらずにすむという嬉しい現象は、他の炭水化物にも当てはまる。パスタやそうめんを食べるなら、一緒にオリーブオイルを摂取できるようなメニューにすれば血糖値の上昇を抑えられるだろう。

たんぱく質
動物性たんぱく質が必要量を摂取しやすい。必須アミノ酸やビタミン・ミネラルが豊富で体内で活用しやすい特徴がある。(特にヘム鉄・ビタミンB群が豊富に含まれている)(タンパク質不足はアルブミン値が低い)

→牛の赤身肉を使用することで、ヘム鉄やビタミンB群も補充できる。【MEN CHEESE】にも動物性たんぱく質が豊富。

幸せホルモンのセロトニンは、ストレスに対抗したり、自律神経の調整をしたりするのが、脳でつくられるわずか5%以下にすぎなく90%以上は腸でつくられている。→緊張で下痢をしてしまう、これはストレスに対抗するためのセロトニンの働きによるもので、これ以上ストレスを感じたり、毒素などが入ってきたりしないように出来るだけ早く腸内のものを出す防御反応である。

腸内細菌のバランスが乱れると、ストレスの抵抗性が落ちたり、自律神経のバランスを整えるセロトニンの合成バランスが悪くなる。脳が腸に影響を与え、腸が脳に影響を与えることを「脳腸相関」といい、ストレスを感じると腹痛や不安を感じるとトイレに行く回数が増えるのは、自律神経を介して腸にストレスを与えているからで、脳が不安を認識し、さらに脳が腸へホルモン、自律神経伝達物質、自律神経を通じてまた消化器官に働きをかけている。セロトニン、GABA、ノンアドレナリン、グルタミン酸等の神経伝達物質は、実は腸にある量のほうが脳にあるよりもはるかに多い、この事から腸は第二の脳と呼ばれている。

→セロトニンを生合成するトリプトファンは、大豆や醤油などの大豆製品、【MEN CHEESE】、卵、ナッツ類、特にくるみに豊富。腸内環境を整える発酵性食物繊維は大豆に豊富。

ビタミンC
また、ストレスがかかるとビタミンCが重要になり、ビタミンCは多様な組織に含まれ、目の中にある水晶体にも多く、足りないと白内障になる恐れがある。→トマトに豊富

ビタミンD
リーキーガット症候群、うつ病、風邪、インフルエンザ、花粉症、アトピー性皮膚炎、蓄膿症、等の予防になり、魚の内蔵に豊富に含まれている。→しらすに豊富


鉄欠乏は国民病と言えて、ヘモグロビンが正常値であれば、鉄の投与は必要ないと判断される、一般的な貧血の診断では、赤血球、ヘムグロビン、ヘマトクリットを検査するが、最も重要なのは、鉄の貯蔵庫を表すフェリチンの値で、レバー、赤身肉、マグロの赤身等の動物性タンパク質に含まれる、吸収のいいヘム鉄を摂る事が効率が良い。→牛の赤身肉

#ふくや #福岡 #博多 #明太子を作ってよかった  #アス飯

大親友の京都綾部つむぎのえっちゃんが、10月28日お昼11時から放送のABC朝日放送 LIFE〜夢のカタチ〜(30分番組)に出演! 

大親友の京都綾部つむぎのえっちゃんが、10月28日お昼11時から放送のABC朝日放送 LIFE〜夢のカタチ〜(30分番組)に出演! 

3年間の京都新聞連載を纏めた著書「アス飯レシピ」書籍の18ページ掲載店でもあり、大人気「つむぎ」女将で大親友の「えっちゃん」の呼び名でお馴染みの滋野悦子さん!京都新聞コンテンツにも幾度となく登場して貰っていたのですが、新聞記事以外にも、当時、えっちゃんについて綴ったコラムが大反響で!

(後ろの方に過去記事を再掲載しておきます)

つむぎはもともと、夫が京都サンガF.C在籍時代の大のお気に入り店、行きつけだったのですが、女将のえっちゃんの人となりや料理に惚れ込み、オファーをかけ、先ずは京都新聞に出て貰い、更に料理番組にも出て貰い、料理教室にも特別講師として来て貰いながら関係性を深めていくうちに、お互いのパッションが同じであるということ、見ている方向性がまるで一緒ということで、いつしか大親友になりました!


そんな京都伏見で人気を博していたえっちゃんの経営するおばんざい店つむぎですが、2019年にえっちゃんの地元綾部市に移転。2023年5月には市内でも一番山奥のエリアである上林地区の古民家に移転しました!

この度、何と!LIFE〜夢のカタチ〜

(10月28日土曜午前11時から放送 「LIFE夢のカタチ~」 夢を追い、情熱を傾ける人たちに密着する人間ドキュメント番組。ナレーションは演技派俳優・佐々木蔵之介さん。番組放送後からの大反響で超話題の番組です)

さんからオファーをいただいたそう!

1週間近くにも渡る超密着取材をだったとか!
 
大親友の出演とあって、えっちゃんファンは大騒ぎとなっております!

聞けば野草料理人の若杉ばあちゃんも応援出演してくれたとか!

※放送エリアでない方も以下のtverで見られます!

私が今、よもぎオタクなのは若杉ばあちゃんのお蔭だし、えっちゃんとコラボとかどんな奇跡だ!と!

https://www.asahi.co.jp/life/

それでは番組内容です!

滋野悦子さん 京都府綾部市 「綾部つむぎ」2023年10月28日午前11時放送!

朝、畑で採れたての野菜を調理するのは、滋野悦子さん。京都府北部、綾部市にあるおばんざい料理店『綾部つむぎ』の店主です。滋野さんの手にかかれば、傷物で出荷できない野菜が和え物や汁物に大変身。農家さんからも大変喜ばれています。「決まったメニューはありません。その日、手に入った食材で献立を考えます」。大阪からだと、車で2時間。アクセスが良いとは言えないお店ですが、週末には多くのお客さんで賑わいます。日替わりのランチメニューは大人気で、とにかく美味しいと評判なのです。

綾部は今、田舎暮らしが満喫できる移住先として、Iターン、Uターンを考える人に注目されています。滋野さんもUターンしてきた一人。1955年、綾部市に生れ、学生時代に働いたジャズ喫茶で音楽と料理に魅了され、独学で料理を勉強。39歳で伏見に居酒屋『つむぎ』を開きました。夜遅くまで働く毎日が続きましたが、母親が倒れたことをきっかけに、「身体に良い食事」を提供するランチ営業に切り替え、伏見を離れて、地元・綾部に移転。今年5月には、綾部市内でも一番山奥のエリアにお店を移しました。さらに、おばんざい料理店とは別に、古民家のリノベーションを始めたのです。

滋野さんは68歳。残りの人生は綾部の人たちを巻き込み、地域を元気にしていくために使いたいと考えています。たとえば、毎週水曜から金曜までは、子供たちが集える場所としてお店を開放しています。子供たちは勉強したり遊んだり、のびのび過ごします。もちろん食事も提供。「めっちゃ美味しい」と大満足の子供たち。

『綾部つむぎ』は出張料理も請け負っています。ある日は二つのイベントが重なり、朝から大忙し。80人分の料理を完成させて、子供の稲刈り体験が行われている田んぼへ。


続いて古民家で開かれるライブ会場へ。ここでも大人たちを料理で魅了しました。

一方、滋野さんの古民家リノベーションも進行中。滋野さん自ら床を張り替え、釘を打ちます。実はここでも、あるイベントを企画中。そこで出す料理の食材を求めて、朝早くから宮津漁港に向かいます。狙っていたのは…ワタリガニでした。

以下は、2015年5月6日の日記より

場所は

つむぎ (tsumugi)
京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町23-86(2016年まで)

現在は

綾部つむぎ
京都府綾部市五津合町荒木57-1
バス停「大町バスターミナル」から徒歩2分
JR「梅迫駅」から車で25分
Tel.0773-21-6104
10:00〜14:30
月・火曜休
全席禁煙 完全個室無 駐車場26台
https://www.instagram.com/ayabetsumugi/
予約がベター

京都に引っ越して来た2013年1月。

あの時からずっとここは、いつ来ても変わることのない、私にとって特別な場所。

オンリーワン。

近鉄線の伏見駅近くに、人が集うおばんざいのお店があります。

名前は「tsumugi」(つむぎ) 。

野生味に溢れ、パワフル且つ鮮烈、なのに繊細。超絶絶妙。そして最後にはほっこり。

口に運ぶ度に身体が瑞々しく癒されていくのを感じるとることができ、自然と欲して足を運んでしまうような、健康的で野菜中心の、行くと必ず元気を貰えるおばんざい屋さん。

その「味」もさることながら、来る人は皆、作り手である「えっちゃんの心」、その「存在感」を求めてこのお店にやって来ます。

私はいつも、開店と同時に、両手に早朝からスーパーで買い出しした溢れんばかりの食材を抱えながら、お店の扉をたたきます。

「やった、1番のり!」と思っていても、10分もすると、1人、2人と「こんにちは!」と、笑顔で挨拶を交わしながら人が集まって来て、あっという間にお店はいっぱいに。

独り占めしていたはずのえっちゃんを、惜しみながらも早々に「どうぞ行ってください。私の料理は最後で良いです。」と送り出し、他のお客さんと笑顔で接するキラキラしたえっちゃんの面差しを眺めながら、ぐだぐだ長居するのが最高の粋な時間なのです。

アレルギー、重大な病気や悩みを抱えている方、遠方から結婚したよ、断乳したよと、お祝いごとを報告しに来る方。

どうやってここのお店を知ったのだろうかと思わず尋ねてみたいくらいに、ヒップホップ音楽が似合いそうなあまりに若々しい男性だったり、赤ちゃん連れ、お子さん連れ、おじいちゃんやおばあちゃん。

これだけ客層の幅が広いお店も、ちょっと珍しい。

きっと、えっちゃんが「空」みたいな心で、全部、全部、受け止めるからなのだと思います。

日々の暮らし、出来るだけ愉しく過ごそうと努力していても、想いが意思にそわず、ブレる瞬間があります。

私という存在は、やっぱり夫ありきです。

生活の全てが、夫のサッカー状況に左右され、これはスポーツ選手の妻である以上、当然のことだと思います。

チームが勝てていなっかたり、怪我をした、調子が良くない、試合に出ていない。

スポーツ選手には、その時々により、良い時だけではない、本当に様々な局面があります。

ジェットコースターのような流れの速さの中で、上がったり下がったり、大きなうねりに着いて行くだけで精一杯なのです。

どんなにそのお店が素晴らしく、居心地の良い場所だった、夫も一緒に行って最高に幸せな時間を過ごせたことがあったとしても、結局は、こちらの状況、自身の心理状態やリズムで、急に外食しなくなったり、愉しいことをする気になれなかったり。

家にこもっていることの方が、心地良く感じたりすることも多々あります。

そんなこんなで、大好きなtsumugi(つむぎ)さん。

また行きたいとは思いつつも、足が遠のきかけた時期がありました。

ところが(笑)

自転車で立ちこぎしていると、100メートル以上先から、誰かが

「おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!」

と声をかけてきて。

私は目が悪いので、何事か!とビックリして近づいてみると、まさかのえっちゃんだったり。

スーパーで、ぼうっと考え事をしながら野菜を選んでいたら、後ろから思いっきり「バチン!」と背中を叩かれ振り向くと、またえっちゃんだったり。

1人で静かにお茶を飲みにいけば、入り口付近から、あっはははははは!と大笑いが聴こえ

「またあったね!!!!怖いわ!!!!」

と笑いながら登場したのも、やっぱりえっちゃんだったりして(笑)

こんなにも偶然の重なりなんてあるのかというくらいに、あまりにもばったり出逢う事が多くて。

これはきっと何かのご縁だ!と信じ、勇気を持って再びお店に伺えば、今度は何故か、えっちゃんが激しく落ち込んでる日に大当たりして(笑)

正直言って、こちら側もあまり元気がない、えっちゃんから元気を貰いに行きたいっていう流れの時に、気がついた時にはえっちゃんに向かって、夫と声を揃えて

「大丈夫だ!!!!!!!!!!!!!」

と、大きな声で励ましたりしていて(笑)

この2年以上、本当に色々なことがありました(笑)

tsumugi(つむぎ)さんの店内に貼ってある、えっちゃんの手描きレシピ。

えっちゃんは、こういったものも全て手作り。

えっちゃんは、良いものを、惜しみなく、無償で「与える人」。

器も、えっちゃんの手作り。

感性の豊か過ぎる、一言で伝えるとするならば「偉人」です。

いつもカウンターにずらりと並んでいるおばんざい。

食べてみれば分かります。

えっちゃんが「天才」だということが。

おばんざいのみならず、お持ち帰りに、お客様の需要に合わせ、臨機応変に特別なお弁当を作ったり。

見ていると特に、アレルギーに悩むお子さんや、病を抱えている方への料理知識が逸材です。柔軟性が素晴らし過ぎます。

また、若いスポーツ学生さんのお母さんに向けて栄養講習をしたり、料理教室、陶芸教室、編み物教室なども。

向上心のかたまりのような方。

これは、書いたら怒られるのかな(笑)

昨日、隣に座っていた方に

「えっちゃんとのところに通い始めたきっかけってなんですか?」

と尋ねてみたら

「初めて来た時、今から配達行くから、悪いけどここに座ってて!って言われて。初対面で電気もついて無い暗闇の中、店番を任されたことがきっかけ(笑)」

と。

あまりにえっちゃんらし過ぎると思いました。

大空みたいに端から端まで透き通っていて、飛行機雲みたいにひたすら真っ直ぐ。

1度お会いすると

「えっちゃん!!!!!」

と、理由もなしに名前だけでも呼んでみたくなる、そんな方です。

これまで何度もああいうことを公の場で書くなと怒られたことがあるのですが、やっぱり私は、自分に自信がありません。

最早何故、表に出ているのかさえ分からなくなる時があります。

けれど、えっちゃんみたいな人に出逢えると、ああ良かった、自分に伝えられる手段があってと、心から思います。

レシピを出して、文字を書いて、写真を撮って人に伝えるということは、少なからず私は「表現者」です。

その表現者として、自分が唯一出来る事。

それは、本当に素晴らしい人たちの存在を、日本中に伝えていくことだと思います。

えっちゃんのような、真の意味で凄みのある方を、1人でも多くの人に知って貰い、世界中に、幸せを、元気を、笑顔を運んでいただくお手伝いをすることが私の使命であり、役目かなと思います。

人間愛がぎゅうぎゅうに詰まったお店、それがtsumugi(つむぎ)。

ここに綴るにあたり、概要をえっちゃんに伝えたら

「今納豆食べてるんだけど、泣くわ!」

とおっしゃっていた、まさかのこんなにも熱く真剣な想いの中に、ネバネバを連想させるシュールさが、やっぱりえっちゃんだと思いました(笑)

この先もどうか、1人でも多くの方に「えっちゃん魂」が伝わり、救われる人たちの輪が広がっていきますように。

 

 

1番乗りだった為、つむぎさんの店員さんに成りきり、全身アディダス(笑)で皆さんをお出迎え!

まだお店に到着していない頃から私の爆発的な笑い声が道路にまで漏れ出ていたそう(; ̄ェ ̄)笑

皆さんで乾杯の写真!至福のお昼時間です!

スペシャルゲストとして京都新聞ホームページ料理動画「アス飯」にもご出演いただいているお二方もいらっしゃいました!

 

※下記の2レシピにご出演していただいております。まだの方は是非こちらからご覧ください!

 
 
 

エッちゃんの身体を浄化してくれる癒し美味しい料理で元気になり過ぎたのか、トークが冴え、とにかく笑いが止まらなかったランチタイム(笑)

あんなに笑ったの久しぶり!というお言葉を何人もの方からメッセージで頂戴しました!私もです!笑

笑うと寿命が延びるよ!と言う壮大な話にまで発展!

「笑う門には福きたる」も、きっと本当のことでしょうね( ´ ▽ ` )ノ

 

2016年05月24日

本日発売の京都新聞朝刊「アス飯」第69回はスペシャル企画。おばんざいの「つむぎ」さんとコラボさせていただきました。

 

こちらは、紙面コラムの中でご紹介させていただいている店主の滋野 悦子さんが20歳の時に強烈な影響を受けたという料理本。

 
 

何十年という長い月日を経て、私のもとへやってきてくれました。(原稿の為に悦子さんからお借りしました)

 
 
 
 
 
 
 

こちらが「つむぎ」の店主、滋野 悦子さん。

 

以前、ごはん日記でも書かせていただき、一躍話題となった方です。

 

料理撮影の日、たまたまお店にいらっしゃったすみこさんは、現在72歳。

すみこさんは店主の悦子さんと一緒に、綾部古民家(悦子さんの2店舗目)のリノベーションに携わっていらっしゃいます。

 
 
 


既に大人気の悦子さんは勿論、すみこさんにお逢いしたくて「つむぎ」を訪れるお客様も多いのだとか。悦子さんもすみこさんも、心身共に「志」を感じられる、凛とした美しい女性です。

 

今回、紙面レシピ写真にほんの少し見えているのは、実はすみこさんの手。

撮影にご協力いただきました。本当にどうもありがとうございます。

悦子さんへの取材時も、カウンターの端に静かに腰をおろし

「彼女(悦子さん)は食材、素材へのこだわりが凄いんですよ。いつも全力。手を抜かない。妥協しないんです。」

 

真っ直ぐな瞳で、私にこうお話してくださりました。

それでは、本日掲載となっているレシピの栄養説明です。

絵:滋野 悦子さん(つむぎ店主)

じゃがいもは炭水化物(でんぷん)が豊富。スポーツ選手が力を発揮するのに必要なエネルギー源となってくれます。また、ストレス撃退のビタミンCも豊富で、熱にも強いのが特徴です。筋肉の機能を調整し、痙攣を防いでくれる(足がつるのを防ぐ)カリウムも豊富。

夏場に不足しやすいビタミンB1は枝豆に多く含まれ、疲労回復効果があるだけでなく、じゃがいもに含まれる炭水化物の代謝を促し、エネルギーをつくる重要な役割を果たします。

子どもから大人まで大好きな明太子はスケトウダラの卵。ビタミン、ミネラルが豊富です。不飽和脂肪酸のDHAやEPAも豊富で脳の活性化や血流のアップも。また明太子には強い抗酸化作用のあるビタミンEが豊富。じゃがいもに含まれるビタミンCも酸化を防ぐ働きがあるので、2つの食材を組み合わせるとWの抗酸化作用が。

干し桜えびは手軽でありながら骨を強化するカルシウムなどのミネラルも豊富な栄養価の高い健康食材。アスタキサンチン(赤い色素。新陳代謝を促し紫外線から肌を守る、眼精疲労にも)は油と一緒にとることで吸収力がアップ。我が家ではすりごまと青のり、ナッツなどと同様に常時ストックしています。

今回は「おばんざい」ならではということで、紙面レシピ以外にも、複数の副菜(おばんざい)を組み合わせたサラダの形状でも仕上げていただきました。

このサラダを分解させると、何と4種類の料理があっという間に出来上がります。悦子さんの長い経験とおばんざいアイディアならではの、身近な食材を使った3分クッキング。本当に感動しました。素晴らしいです!

こちらの4種類の料理が、後日、京都新聞ホームページ料理動画「アス飯」の方で全国公開になる予定です。(収録日は明日です)

動画の方も是非ご覧戴けたら嬉しいです。

紙面コラム冒頭は、四季を問わず足を運ばせることの多い「詩仙堂」の風景を想い描きながら。

 

詩仙堂は、日本で初めてししおどしがつくられた場所。

 

本日発売の京都新聞紙面を是非ご覧ください。

「アス飯、昨日の作ったよ!」

※動画収録中におにぎり部長の奥様から急に連絡が入り「うちでも作ったって!」とメールを見せてくださりました。えっちゃん(つむぎさん)と大喜び!

「出来たよ〜!えっちゃん(つむぎさん)も見てくれるかな?お弁当に入れるつもりが全部無くなった!」

「桜えびがなかったからおじゃこで代用!明日のお弁当に入れます!程よい塩分で美味しい♥

コラムの悦子さんの言葉「体は毎日の積み重ねで作られます。便利さに負けないこと。」

家庭で家族の食事を作るわたしにとって、とても心に響きました。外食や簡単な食事に手を出しがちになりますが、頑張ってみようと思います。」

 

「次女に作ってもらいました!テスト勉強の良い息抜きになったみたい。簡単!美味しい!栄養満点!子どもでも失敗なく出来る!明太子の塩分があるので塩こしょうはなくても大丈夫でした!

我が家では明太子はあと1品どうしよう?って時に明太ポテトサラダをするんです。なので馴染みのある味です!作って貰いながら色々なアレンジが浮かんで来ました!

枝豆がなかったので、友人から沢山おすそ分けしてもらっていたえんどう豆を代わりに。アスパラでもいいし、大葉でもいいし、明太子の代わりにアンチョビでもいいかも。春巻きの皮とか餃子の皮に包んで揚げても良いしお弁当に使えるのが最高。辛いの嫌いなお子さんだったらマヨネーズを加えても良いかも。こんな風にワクワクしてくるレシピでした!いつもありがとうございます!えっちゃんにもどうぞ宜しくお伝え下さい!

お父さんの分がなくなったのでもう一度作りました!お父さんも、お!旨い!流石やなと申しております!お酒もすすむ〜!エビがあるのとないのとでは全然ちゃうやろ〜!と。お父さんにはオリーブオイルたっぷりで揚げ焼きっぽくして、かりかり、さくさく、ふわふわ!」

◎悦子さん(つむぎさん)からのコメント

 

「おそうじ団子焼きとも言います!季節によってさつまいもや小いも、山芋になったり。味付けは明太子の代用としてシーチキン、ミンチ肉、たらこになったり。お弁当のおかずにどうぞ!この前タラを入れて焼きました!鮭もいいね!皆さんありがとう!隠し味にちょっと醤油も良い。子供たちはコショウを嫌うので省いてね。」

◎レシピ秘話

悦子さん(つむぎさん)とのコラボが決定。打ち合わせの初日からアイディアがぽんぽん飛び出してくる上に、今からでも3分で作れるとおっしゃるので(初日で既に5品)前から分かってはいたけれど、やっぱりこの方天才だなと。素晴らしいアイディアの数々からレシピを厳選していこうとなりました。

3回目の打ち合わせで初めて悦子さんの方から「あれからずっと考えてたんだけど、やりたいのがある!」と。この時に紙面掲載となったレシピのベースが出来ました。

悦子さんはタネのベースを「小いも」でやりたいと。京都らしく、それはもう間違いなく美味しいと思うのですが、アス飯(アスリート飯)、しかも全国版動画ということを考慮し、スポーツ栄養でエネルギー源としてうたいやすいことや、全国どこでも手に入りやすい「じゃがいも」はどうですか?とご提案させていただきました。

すると「じゃがいもでも出来る!今新じゃがの時期やしいいね!」と。

また、もともとは「そら豆」というお話でした。勿論そら豆も栄養価抜群ですが、せっかくなので皆さんに出来るだけ長く、繰り返しやっていただきたいことや、やはり身近さ、手に入りやすさ、旬の長さなどの視点から食材を比較すると、これから突入する夏の、古くからの名脇役である「枝豆」に軍配が上がりました。

つなぎの部分は「米粉」でもと。ですが、紙面記載は更にメジャーな片栗粉に。

こちらのワガママも多かったのです。

しかし何を言っても「よし、わかった!いいよ!出来る!」と快諾してくださる。

そして「じゃあ、今から作ってみる!」と。

考えてから行動するまでがとにかく早い!

せっかくここで作っていただけるなら、カメラも持って来ているし、今からお店で料理写真だけ撮っちゃいますかと。

悦子さんの底なしの無限アイディア(全てシンプル、時短、保存がきく)をひと品にしぼるのはあまりにもったいなさすぎたので、収録の方では「サラダ」という幾つかのおばんざいが纏まっている形状にし、計4品を作っていただこうとなりました。

4品に分けられるというだけで、全ての調理時間合わせても所要時間は10分くらいだと思います。

そんなこんなで今日は収録日!

また現地から更新します!

 
 
 

 
 

つむぎさんにアポ無しで伺ったら、店内に京都新聞を2枚も貼ってくれていました!

えっちゃん、いつもありがとう!

こちらはサポーターの方が撮ってくださった写真。何枚も撮った中の1番良いのをください!とお願いしました(^∇^)笑

つむぎさんから帰路に就く途中の、店内にいらっしゃるお客さんやえっちゃんの「かねこ盗撮シリーズ」も徐々に増えて行っています。

下の写真を見て「あれ?今日青チャリどうしたのよ!?」と、わざわざ北海道からメールしてきたのは、夫の大親友でした。笑

 
 
 
 
2016年06月28日
 

大反響だったおばんざいつむぎさんのレシピ、本日から動画が公開になっております!今回は特別企画!通常3分の動画を6分に拡大のスペシャルバージョンでお届けします!悦子先生の素晴らしいお料理教室を是非ご堪能ください!





料理動画はこちらから
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/movie/?r=athmeshi

そして伏見つむぎから綾部つむぎへ!
https://archette.exblog.jp/27912402/

綾部つむぎ

  • あやべつむぎ
  • 京都府綾部市五津合町荒木57-1
  • バス停「大町バスターミナル」から徒歩2分
    JR「梅迫駅」から車で25分
  • Tel.0773-21-6104
  • 10:00〜14:30
  • 月・火曜休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場26台
  • https://www.instagram.com/ayabetsumugi/
  • 予約がベター
緑の医学 保存用2 10月25日更新

緑の医学 保存用2 10月25日更新

【納豆に豊富な世界が注目の2大健康成分】

納豆にたっぷり含まれる、世界が注目の2大健康成分とは

納豆は皮付きのまま大豆を発酵させるので大豆の栄養素が凝縮。更に発酵で増える成分が様々に。

●認知度が高い「ナットウキナーゼ」

血圧を下げる機能性表示食品の成分として受理されている。

●納豆の粘り成分は「α-ポリグルタミン酸(PGA)」

これを多く含む納豆で食後血糖値を抑制する機能性表示を狙っているメーカーもあるよう。

通常の納豆でも血糖値上昇抑制に役立つ。これにはPGAだけではなく食物繊維なども作用している可能性。水分が飛んでいる切り干し大根、キクラゲといった乾物類を除くと、そのまま食べられる食品の中では食物繊維が多い食品の一つ。

女性ホルモンのように働く大豆イソフラボンや胎児の健やかな発育に欠かせない葉酸も多く、納豆は老若男女を問わず役に立つ発酵食品といえる。

大豆発酵食品の摂取量が多い日本人ほど総死亡リスクが低い。男女性計約9万3000人の日本人を15年間追跡した結果を、2020年に国立がん研究センターが発表

詳しくは研究報告のページ

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8438.html

「循環器疾患の死亡リスクは男女ともに納豆摂取量が多いほど低下する」

納豆は多くの人にとって血管の健康維持に役立つ食品。

大豆食品摂取量とがん死亡、循環器疾患死亡との関連

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8438.html

【世界が注目する2つの成分】

●骨や血管を守る働きを持つビタミンK。

●健康寿命を延ばす機能が期待されるスペルミジン。

どちらも大豆が納豆に変身する発酵過程で増えるのが特徴。その上に納豆はそれぞれの成分を世界で最も多く含む食品の代表。

●骨と血管を守るビタミンK2

ビタミンKの作用で日本で知られているのはフレイル予防、つまり骨の健康を守る作用。大腿骨近位部骨折は高齢者で起こると寝たきりにもつながりかねない危険な骨折。日本の12地域の調査でビタミンKの摂取量が多いほどそのリスクが低いという結果が出ている。

閉経後の女性約1万8000人を15年間追跡した調査では、納豆摂取量が増えるにしたがって、骨粗鬆性による骨折リスクが減ることが明らかに。ビタミンKには緑色の野菜に多いK1(フィロキノン)と発酵食品に多いK2(メナキノン)があるが、納豆に多く、今、特に世界で話題になっているのが生理活性の高いK2。動脈硬化の一因である血管石灰化や2型糖尿病、前立腺がんなどのリスクを下げるといった研究報告が相次いでいる。

2020年には、新型コロナ感染症にかかった135人と健常者184人を比較したところ、感染者でビタミンK2の血中濃度が低く、重症度が高い人ではさらに低い傾向にあったというオランダの研究が発表され、注目度が上がった。これはK2が持つ肺損傷・血栓形成を防ぐ作用によるものではないかと考えられている。

血管や肺を守る働きを得るためにどのくらいの量のK2をとるべきか。日本骨粗鬆症学会は骨の健康維持のために1日250~300㎍のビタミンK摂取を薦めている。納豆なら1パック7月表より

近年、腸内細菌が食物繊維を消化して短鎖脂肪酸を放出することが分かってきた。フラボノイド配糖体やオリゴ糖などの糖鎖を持つ植物化学成分はプレバイオティクスとして働き、短鎖脂肪酸の機能は全身に及びます。

短鎖脂肪酸の機能性
大腸粘膜細胞のエネルギー源に〜リーキーガット 症候群の予防
ミネラルの吸収率アップ マグネシウム、カルシウム
大腸内のPHの低下 有害菌の抑制

酪酸の機能性
BDNF(脳由来神経栄養因子)の増加〜鬱や認知症予防
NF~kBの抑制による抗炎症作用〜アレルギー予防
アポトーシス誘導〜大腸がんの予防

腸内細菌と植物化学成分の相互作用が注目
大豆成分のダイゼインは腸内細菌により活性化して女性ホルモンを調整
ケルセチンはビフィズス菌により抗炎症作用が強まる

迷走神経などの求心性神経を介すると思われる腸脳相関では実際に腸内細菌を移植することでストレス適応が回復する。

腸内環境が悪化する=全身の健康に悪影響を及ぼす。(脳、メンタル、免疫など。腸は第二の脳、体内最大の免疫器官)その腸内環境を整えるために欠かせないのが食物繊維だ。食物繊維は腸内細菌に醗酵分解されることで短鎖脂肪酸を産生。(炭素の数は3〜5)

短鎖脂肪酸(短鎖脂肪酸はIgAを増強)のうち注目されているテーマの1つが酪酸。酪酸は、腸内細菌の酪酸菌(酪酸産生菌)が腸に届いた食物繊維を発酵・分解することで作り出される。

短鎖脂肪酸には酪酸のほかにも酢酸やプロピオン酸などがある。腸内細菌が作る短鎖脂肪酸のうち、酢酸やプロピオン酸の一部は大腸で消費されるが、ほとんどが大腸の粘膜から吸収され、血流に乗って全身へ。肝臓や筋肉、腎臓などに運ばれたのち、エネルギー源や脂肪を作るための材料になる。

一方、酪酸はその多くが直接、大腸の粘膜上皮のエネルギー源に。粘膜上皮細胞が必要とするエネルギーの約60~80%は腸内細菌が作る酪酸でまかなわれていると言われる。大腸の粘膜上皮には、水分・ミネラルの吸収や、バリア機能を担う粘液の分泌といった機能がある。大腸が正常に機能するには、酪酸は重要と言える。

脳腸相関:酪酸によって刺激を受けた腸クロム親和性細胞からのセロトニン分泌を促進。セロトニンが迷走神経(脳に繋がっている)のセロトニン受容体に作用して脳へ情報伝達。セロトニン産生〜腸95% 血小板4% 脳1% 脳ー腸ー微生物相関

(※注目の酪酸菌のエネルギー源が食物繊維であるということ)(食物繊維、乳酸菌、発酵食品、ポリフェノール、運動が腸内環境を健やかに保つ要因。反対に高脂肪食、ストレス、抗生物質、化学物質がバランスを崩す要因。リーキーガット症候群→糖尿病、関節リウマチ、皮膚の感染症)

食物繊維は種類が非常に豊富にあり、それぞれを分解できる細菌の相は少しずつ異なっている為、今回は秋の食材を中心に複数の食材の食物繊維から摂取していくことを意識する。(継続摂取により分解できる腸内細菌が増加して行く)

プロバイオティクス:乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、味噌

プレバイオティクス(菌が食べる餌):食物繊維、オリゴ糖、フラボノイド配糖体(大腸まで届く)

オメガ3の摂取(インカインチ、亜麻仁油、ヘンプ油など)男性2グラム、女性1.6グラム

冷えた玄米

低GI食品。稲の種子であり将来的に発芽するためのエネルギーを蓄えている。それが胚乳(白米の部分)。玄米にはビタミンB群、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、マンガンなど丈夫な骨に必要な栄養他、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維が非常に豊富に含まれる。これだけでも栄養がふんだんに摂取できるのがメリット。玄米には脂肪への依存性を断ち切ったり、食欲の暴走を抑えたりするガンマオリザノールが含まれる。更に冷やすことでレジスタントスターチという消化しにくい澱粉質に変化。食物繊維のような働きを持ち、胃や腸で消化されず、大腸に直接届いて血糖値の上昇を抑えたり、脂質の代謝改善にも関わる。(酸によりPHが低下してミネラル吸収が促進、血糖値の上昇を抑える)腸内環境の改善など、あたたかいご飯にはないより一層のパワーを持っている。

噛むことの効用は

「卑弥呼の歯がいーぜ」と覚えます。

ひ(肥満予防 かむことにより満腹中枢を刺激)

み(味覚の発達 よく噛んで食べることにより食べ物の味がわかる)

こ(言葉の発音がはっきり 口周りの筋肉を鍛え表情豊かに)

の(脳の発達 よくかむことで認知症予防も)

は(歯の病気を防ぐ→唾液の働きで虫歯を防ぐ)

が(ガンの予防→唾液の力)

い(胃腸の働きを活発に→よくかむことで消化酵素がたくさん出る)

ぜ(全身の体力向上→力を入れてかみしめたいときに)

 

精油の生体へのメカニズム

1作用→鼻腔→大脳辺縁系:情動の座〜食欲、性欲、睡眠欲、記憶、自然治癒力(自律神経系、免疫系、内分泌系)

PNI:精神神経内分泌免疫学

2肺や皮膚→全身循環 おそらくBBB(血液脳関門)を通過(分子量が小さい)nose-to-brain経路(鼻腔→脳)脳腫瘍の臨床研究

機能性
揮発性と抗菌・抗ウィルス作用を併せ持つ。タンニンも植物酸も抗菌作用を持つが精油は揮発性を持つため空間そのものを浄化する事ができる。植物の生体防御機能の表れ。嗅覚系を介して速やかに生理、心理作用をもたらす。アルカロイドや一部のフラボノイドは血液脳関門を通過し中枢神経をもたらすが、精神は嗅覚系を介して情動に変化をもたらす。外用で速やかに経皮吸収し全身循環にのる。

呼吸器感染症による精油の活用

蒸気吸入(鼻腔や上気道の保湿と保温)

青森ヒバ(免疫 ヒノキチオール 抗ウイルス、消炎、IgA分泌誘導:蒸気吸入)ユーカリ(軽い 肺の奥まで入る 抗ウィルス線毛細胞の活性化、消炎:蒸気吸入)木曽ヒノキなどの樹木系(森の中にいる状態を室内で作る NK細胞=自然免疫活性化:芳香浴 初期対処 森林療法)レモン・ゼラニウム(ウィルスが入って行くACE2発現抑制 フラボノイド、ポリフェノール)1,8シネオール(サイトカイン抑制とNF- κB減少→炎症が起きない)βカリオフィレン 例 注目のコパイバ、ブラックペッパー(カンナビノイド受容体CB2 リカンドとして消炎作用 CB2は免疫系に作用→消炎 βカリオフィレンはCB2にくっつく ※CB1は脳)

運動:20〜60分までを週3回以上の頻度で長時間継続すること
白血球を増加し、1時間以内では運動強度に依存して特にNK細胞が増加。またマクロファージ機能や血中IgGやSIgAも増加。

コラーゲン〜結合組織 感染にも関与

栄養:プラントベースのホールフード〜野菜スープ
オメガ3〜αリノレン酸
ビタミンC、ビタミンA(カロテノイド)ビタミンD 〜 きのこ類
Zn (亜鉛)植物だとマルベリー
発酵食品〜味噌汁 短鎖脂肪酸はIgAを増強 粘膜系の細胞の7割が腸
水分補給〜乾燥防止(1.5リットル)
日光浴、特に朝(ミトコンドリアが活性)
睡眠、入浴(NK細胞増強)五感を刺激 NGは寝不足、口呼吸、清涼飲料水、消炎鎮痛剤(体温を下げる)ステロイド剤 自然欠乏

生体防御・免疫系に用いるフィトケミカル
多糖類やアルキルアミド〜エキナセア
マクロファージ、インターフェロン、TNF-α、NK細胞活性化
COPやフラボノイド〜シスタスパンダリス(抗ウイルス、NK細胞活性化、コラーゲン合成促進。ハーブティーで服用の場合は口腔に保持し少量ずつ服用。はちみつを加え、粘稠度を高めて服用する
イヌリン ダンディライオン、バードック 腸内細菌がオリゴ糖を資化して腸管免疫を増強