南海放送アス飯YouTubeアップ!12月9日放送!

南海放送アス飯YouTubeアップ!12月9日放送!



 




南海放送ビーンズmoaning!レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」2023年12月9日分の栄養構成解説をアップしました!

@kono.mako 

出演者

#南海放送 アナウンサー #高野真子

#料理研究家 #山瀬理恵子

 

 

テーマ

構成
寒い時期の不調。例えばウイルスから身体を守る為の体づくりや温活などがありますが、今の時期から出来る備えとして土台となるのがやっぱり腸活。
腸は第二の脳、体内最大の免疫機関と呼ばれるだけでなく、何と老化にも関係していることが分かって来た。そもそも、全身の不調は腸の不調にあたり、腸内細菌は様々な臓器と密接に関わっている事実があります。

 

数ある腸内細菌の研究の中でも今、注目が集まっているのが酪酸菌

 

腸内細菌研究の第一人者、内藤裕二先生の長寿研究にスポット。2023年9月6日に直接、内藤先生の講義を受講。ここでインプットしたものをレシピ化しましたのでシェアさせていただきます。華やかなのでクリスマス時期にも!

京都府立医科大学大学院
医学研究科 教授
内藤裕二 先生

消化器専門医として最新医学に精通し各地で講演も行っている。消化器病学や消化器内視鏡学、生活習慣病の他、健康長寿や抗加齢医学、腸内フローラや酪酸菌研究も専門としており、「京丹後長寿コホート研究」で腸内フローラ解析に携わっている。酪酸菌と健康長寿の関係などの研究をはじめ、長年腸内細菌を研究し続けている本領域の第一人者。


酪酸とは、腸内細菌の酪酸菌(酪酸産生菌)が腸に届いた食物繊維を発酵・分解することで作り出される、短鎖脂肪酸の一種。酪酸が腸内環境を整えてくれているからこそ、乳酸菌やビフィズス菌は生きていける

内藤先生の研究データから
健康で元気な長寿者の多くの腸内細菌を調べると(「京丹後長寿コホート研究」)酪酸菌が多いことが分かった。

(酪酸はかねてより大腸上皮のエネルギー源として働くことは知られている。しかし、内藤先生をはじめ科学者が注目しているのは、酪酸が受容体を介して代謝に影響を及ぼしたり、免疫、神経系など身体全体に働きかけることがわかってきたから。しかもその解明を世界に先駆けて明らかにしたのが日本人の科学者たち。例えば、東京農工大学の木村郁夫准教授は、代謝を司る交感神経節に多く発現する受容体GPR41は、酪酸によって活性化され、心拍数や体温の上昇などエネルギー代謝を促すという結果を出している。このように現在の医学や生命科学では、酪酸の受容体を介した作用がフォーカスされ、それが糖尿病、肥満、免疫と関係があるのではないかと注目されている)

と言っても酪酸菌を含む食品はほとんどなく、食事から酪酸菌を摂るのは難しいのが現状。しかし、体内の酪酸菌を増やすために有用な方法の一つに食事を工夫することで腸内の酪酸菌を育てることができる。酪酸菌は、腸内細菌のエサとなる「食物繊維」を摂ることによって育てることができる。

食物繊維は大きく分けると水溶性と不溶性があり、特に腸内細菌のエサになりやすい水溶性食物繊維を意識して摂ることが大切。水溶性食物繊維は海藻類や果物類、不溶性食物繊維は穀類や豆類に多く含まれる。例えば、わかめや昆布、大豆など。更にいま特に注目されているのが、食物繊維のなかでも腸内でより発酵しやすく、有用菌(善玉菌のこと。内藤先生は善玉菌という表現をせず有用菌と表現)のエサになりやすい「発酵性食物繊維」。これは、水溶性食物繊維の多くと不溶性食物繊維の一部を指し、代表的な食材として、大麦や小麦全粒粉、玄米、根菜類、大豆製品などがあります。 

発酵性食物繊維には、その種類によって、腸内で発酵する場所、食べてから発酵するまでの時間が異なるという特徴が。水溶性のものは主に腸の入り口から真ん中あたりで、不溶性のものとレジスタントスターチは腸の奥で、善玉菌のエサとなって発酵します。また、この発酵は、腸の入り口では食物を食べてから4〜6時間程度、真ん中では8〜10時間程度、奥では16時間以上経ってから生じると見られている。一日を通して腸内環境を良い状態に保つためには、いろいろな種類の発酵性食物繊維を摂ることが推奨されている。

 

纏め
腸内に酪酸菌が多い人が食べているものを分析すると「海藻」や「豆」、「野菜」、「味噌汁」を頻度高く食べている傾向にある。また、健康で長生きするためには筋肉を減らさないこと。筋肉を増やして萎縮・減少を防ぐためには腸内に酪酸を増やすことが大事。日本人は酪酸が多い人ほど筋肉も多い 腸内の酪酸菌の量と筋肉量が比例している。そして日本人にとって身近で簡単に手に入る酪酸を増やす食材(つまり酪酸をつくる酪酸菌を活性化する食材)が「海藻」。日本人が先述した海藻などを食べると、海藻に含まれる水溶性食物繊維をエサとする酪酸菌が腸内で活発になって酪酸を産生する。酪酸が増えることで筋肉の減少を防ぐことができる――。こうしたメカニズムが日本人に長寿をもたらしてきた。時代とともに食文化も変わってきている。

発酵性の高い食物繊維 

はだか麦(βグルカン)ごぼう(イヌリン)玉ねぎ(ケルセチン)蒸し大豆(大豆イソフラボンの一種であるダイゼイン、ゲニステインの量が腸内に多い人ほどフレイルのリスクが低くなると考えられる)

https://oishi-kenko.com/tieups/94

(有用菌の餌になり短鎖脂肪酸を作り出す)


トマト
1個に含まれる食物繊維は約1g。発酵性食物繊維はさほど多くないが、老化予防に役立つ抗酸化成分のリコピンやビタミンC、ビタミンE、塩分排出に役立つカリウムが豊富に含まれる。エクストラバージンオリーブオイルを加えれば更に抗酸化作用はアップ!


アンチョビ
カタクチイワシの塩漬けのこと。新鮮なカタクチイワシの頭と内臓を取り除き、たっぷりの塩で漬けたもの。それを熟成・発酵させ、オリーブオイルに漬けたものが缶詰や瓶詰にして販売されている。魚なので、オメガ3、ビタミンDやタウリン、ビタミンAなどが含まれる。

豚もも肉
ビタミン B1が多いが、長寿研究では赤身肉の摂取を避けるような方向性。お肉を食べるならできるだけ脂肪が少なく高タンパクな部位を推奨。

 

香りづけ メディカルハーブ

ローズマリー

【 学 名 】Rosmarinus officinalis

【 科 名 】シソ科

【使用部位】葉部

【主要成分】1,8-シネオール、カンファー、ボルネオロール、酢酸ボルニル、 β-カ リオフィレン

【 作 用 】脳機能亢進、血液循環促進 【 適 応 】記憶力低下、循環不良

 

20年以上に渡る夫の長い現役生活で最も頻繁に使用して来た抗酸化力NO.1ハーブ。気分、学習、記憶、痛み、睡眠、不安に対しての機能性を持ち、心身に齎す強壮効果が絶大。強力な抗酸化作用で幅広い年代に適応する若返りハーブ。ブレイントニックとして受験生にも活用されている。(脳の強壮剤)。永遠の青年。ローズマリーの主成分であるカルノシン酸には神経細胞の維持に重要な役割を果たす。神経成長因子の生成を高める効果があることも報告。カルノソールには生体防御機能を活性化させる作用があり解毒効果を高める。消臭効果や殺菌作用があり肉の鮮度を長持ちさせることから肉料理にしばしば使われる。

 

文化放送 甲斐彩加アナウンサー YouTubeちゃんねるに登場!

文化放送 甲斐彩加アナウンサー YouTubeちゃんねるに登場!

#文化放送 #甲斐彩加 アナウンサーのYouTubeチャンネルにゲスト出演させていただきました\(^o^)/

 

甲斐ちゃん、自分で全部編集していて本当凄い❗️めっちゃ面白いので、きっと元気出るはず❗️皆様、是非見てください❗️(*≧∀≦*)

 

@ayaka.kai0824

舞茸

  • 【学名】Grifola frondosa
  • 【科名】トンビマイタケ科(サルノコシカケ科)
  • 【使用部位】子実体、菌糸体
  • 【主要成分】多糖類(β-1、3-グルカンなど)、食物繊維、菌類ステロール(エルゴステロールなど)
  • 【作用】脂質・糖質代謝の調整、腸内フローラの改善、免疫賦活、アポトーシス誘導、抗ウイルス
  • 【適応】高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の予防、化学療法下のQOLの支持

β-グルカン ~ マイタケ・オーツ麦
マクロファージ、インターフェロン、T細胞、B細胞、IgA誘導 パイエル板における免疫応答による機能の発現

ごぼう(酪酸菌を活性化)
植物療法でのごぼうは排毒・血液浄化系のメディカルーブとして湿疹や腫れもの、ニキビなどの皮膚病、リウマチや通風予防に用いられる。(利尿や緩下、利胆目的)カルシウムや亜鉛、鉄などのミネラルも多く含み、先端の皮、根の皮、中央の皮の順に鉄分が豊富。不溶性のリグニン、水溶性のイヌリンなど多くの食物繊維を含み、注目は血中の中性脂肪低下や血糖値コントロールなどの生活習慣病予防に役立つ水溶性食物繊維のイヌリン。イヌリンは腸内細菌の資化性も高く利用される。脂肪の蓄積を防ぐフェニルプロバイド類のクロロゲン酸(抗酸化作用、抗老化作用を持つポリフェノールの一種。ポリフェノール含有量トップは根の皮部分)は水に対する溶解性が高くハーブティーでも抽出出来る。多くは皮に含まれる為、皮はむかずにたわしなどで優しく洗うと出来る限り損失少なく摂取できる。皮ごとの輪切りでスリミング作用が期待できるポリフェノールやカルシウム、マグネシウムなどミネラルの残存率が高くなる。

☞発酵生食物繊維が豊富なごぼう(短鎖脂肪酸の産生を高める注目成分はイヌリン)
ごぼうを食べる→腸内細菌の餌になる=イヌリンを腸内細菌が食べる。この細かなメカニズムとしては、イヌリンの鎖を切る消化酵素を腸内細菌が持っていて、厳密にはその切ったものを食べている。腸の粘膜の細胞がそれをまた餌にしているので、イヌリンを摂取すると腸の粘膜が丈夫になるという特徴がある。更に腸内細菌はイヌリンを餌にして食べることで「代謝物」を出す
⇨これが今、 腸活で話題の「短鎖脂肪酸」(酪酸、プロビオン酸、酢酸など) 。

短鎖脂肪酸は体脂肪を減らしたり、基礎代謝の向上(抗肥満作用)腸脳相関の観点では鬱にも◎。皮の部分に豊富なクロロゲン酸は、脂肪肝、糖尿病予防効果、ダイエットにも使用される。あく抜きすると水溶性食物繊維やポリフェノール、ミネラルが減ってしまう。泥付きごぼうは土壌菌も取り入れられるので腸内細菌に多様性も。抗酸化成分は野菜トップクラスなので是非、泥付きごぼうを皮ごとあくぬきせずに使いたい。
尚、これは余談だがヨーロッパ原産のバードック(ごぼう)は日本では食用に供されるため野菜(根菜)として認識されるが、欧米ではもっぱらメディカルハーブとして古くから用いられて来た。主に湿疹や腫れもの、ニキビ、蕁麻疹などの皮膚病やリウマチ、痛風などの代謝性疾患に血液浄化を意図して内用や外用で用いられ、利尿や緩下、利胆の目的にも使われている。

 

「 バードック(ゴボウ)」

【 学 名 】Arctium lappa
【 科 名 】キク科
【使用部位】根、葉(果実は医薬品成分)
【主要成分】ポリフェノール類(クロロゲン酸)、食物繊維(イヌリン、セルロース、リグニン)
【 作 用 】利尿、発汗、血糖値上昇抑制
【 適 応 】便秘、吹き出物、肌荒れ

バードックの根にはイヌリンやリグナン系の苦味配糖体アルクティインを含むためトニック効果を発揮。近年の研究では抗変異原性や細胞増殖抑制作用が報告されているが、欧米では古くから悪液質の治療や植物腫瘍学の分野で処方されてる。また、血糖値を下げる作用についても報告がありフランスなどの伝統的な使用法を裏づける結果になっている。

イヌリンは水溶性食物繊維でヒトの消化酵素では分解されず、大腸に届いて腸内細菌の栄養源に。その結果、ビフィズス菌などの有用菌が優勢となり腸内環境を改善。また、カルシウムなどのミネラルの腸管からの吸収を高めることが知られる。さらに腸内細菌による代謝の過程で短鎖脂肪酸が生成。最近の研究では酪酸などの短鎖脂肪酸は腸のバリア機能を向上させることでアレルギーや関節リウマチ、糖尿病などを招くリーキーガットシンドローム (腸粘膜浸漏症候群 )の改善にも役立つことが明らかになった有用なプレバイオティクスである。

 

甲斐 彩加(かい あやか、1993年8月24日 – )は、文化放送のアナウンサー。宮崎県延岡市出身。宮崎県立延岡高等学校、福岡教育大学教育学部美術専攻(金属工芸)卒業。

 

卒業後、宮崎県内のケーブルテレビ局に入社。2018年に退社後、同年3月から2019年10月まではTBSプロネックスに所属、TBSラジオではTBSラジオキャスター兼ADとして活動。『TBSラジオ エア・ナビゲーション』、『TOMAS presents High School a Go Go!!』、『荒川強啓 デイ・キャッチ!』、『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』、『爆笑問題カーボーイ』を担当。

 

2019年10月、南海放送にアナウンサーとして入社。2023年1月退社し、同年4月より文化放送にアナウンサーとして入社。

 

趣味:西野カナのライブ参戦、映画鑑賞、音楽鑑賞

 

特技:フルートが演奏できる。また、2020年からはウクレレの練習を始めた。

 

家族:3姉妹である。

 

南海放送ラジオ(F-nam)『アナだらけ』(2022年10月28日放送分)は「今更西野カナ推し計画」特集として、西野について語る機会が実現する。

 

愛媛県の放送局に来たのも、それまで東京の放送局で働いていたが西野が活動休止を発表して、東京にいる必要がなくなり、活動休止期間中は東京でなくていいと思ったから。「西野カナの活動に合わせて、自分の行動を変え続けてきた人」と番組に共演した藤田勇次郎に紹介されている。19時15分過ぎからは、松山のコンサート会場に参戦したことがある松友杏樹も番組に加わった。

 

TBSラジオで働いていた時に西野の特集をしたいと企画書を提出したが却下されたという。

 

西野カナのことは高校で好きになる。大学受験をする時に西野が通う大学に行きたいと思い、大学名を公表していなかったが愛知県の女子大学ということは分かっていたので3校のうちの1校を受験。西野が通う大学とは違っていたので進学はしなかった。

 

福岡教育大学の美術科に在籍したが、金属工芸といっても西野のことしか頭になく何を作っていいか分からなかった。教授から「金属工芸なんだからちゃんと工芸っぽいものを作りなさい」と言われたが、「西野カナ」で造りたい気持ちは変わらず、教授からも理解を得て製作も卒業論文も「西野カナ」を軸にした。

 

小学3年生から教員を目指していたのに、教員になっても西野カナに会えないことに気付き、会うならテレビ局に就職するしかないということで東京のテレビ局に絞ってテレビ局で働ける仕事、アナウンサーを目指した。

 

2019年2月横浜アリーナでのラスト公演のチケットはファンクラブに入っていたが落選。その後一般発売の前に活動休止の発表があったため、倍率が高く購入が難しくなると考える。会社の先輩に相談すると「チケットぴあの店頭で1番に並べばきっと購入できるよ」と言われて、その日の夜に並ぶことを決める。17時半頃に仕事を終え、横浜の店に行くと既に2人並んでいたので、銀座に向かうが誰もおらず1番に並び、夜7時から朝10時まで震えながら野宿をした。1月の寒い日だったが、並ぶと思っていなかったので軽装で出勤していたと振り返っている。朝の店が開くまで誰一人来ることはなく、ひたすら一人で待った。

 

妹が西野の曲を聴いていたが、『遠くても』を聴いてからハマっていった。

 

TBSラジオ時代

TBSラジオ エア・ナビゲーション

TOMAS presents High School a Go Go!!

荒川強啓 デイ・キャッチ!

毒蝮三太夫のミュージックプレゼント

 

南海放送時代

テレビ番組

Beans

大好き!まつやま~駆けのぼろう白い雲~

キラリ☆夜なカフェ

なんかいNEWS・なんかいNEWSファイナル

 

ラジオ番組

歌のない歌謡曲

愛媛新聞ニュース

 

文化放送時代

マーケティング進化論

てるのりのワルノリ

レコメン! 火曜22時台、23時台

A&G TRACKS

ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば

 

文化放送

AM1134kHz

FM91.6MHz

 

てるのりのワルノリ

毎週土 11:00~13:00 生放送

 

パーソナリティ

吉田照美

オテンキのり

 

アシスタント

文化放送アナウンサー 甲斐彩加

 

ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば

毎週日 10:00~12:00 生放送

 

パーソナリティ

ますだおかだ 岡田圭右

アンタッチャブル 柴田英嗣

文化放送アナウンサー 甲斐彩加

 

リスナーの悩み、怒り、悲しみ、に寄り添い、時には喜び、楽しさをリスナーと共有しながら、世の中にまん延しているぼんやりした不安を解消していく番組。聴いていれば、悩んでいる自分がバカらしくなる超絶ポジティブバラエティ!

【#京都新聞 読者情報誌 きらっと京滋 2024年1月号 #山瀬理恵子 の #アス飯レシピ 掲載のお知らせ】

【#京都新聞 読者情報誌 きらっと京滋 2024年1月号 #山瀬理恵子 の #アス飯レシピ 掲載のお知らせ】

2014年にスタートを切った毎週火曜日発売、京都新聞朝刊ジュニアスポーツ面、3年間のアス飯連載時代から合わせますと、京都新聞さんとは何と、10年目に突入という大変長いお付き合いになりました!

遠方より支えていただき心より感謝!

健康食材として話題の高カカオチョコレートと米麹甘酒を用い、発酵✖︎発酵で組み合わせました!

【感染対策におけるクローブの理解】

2023年7月9日(日)、自身が2008年から所属し、継続的に大学教授、研究者の先生ご本人から学ばさせていただくことが出来る日本メディカルハーブ協会 第7回学術フォーラムが掲題のテーマでオンライン開催された。

ここ3年間、私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、この感染症の罹患やその後の後遺症に悩まされ、健康状態についての不安や生活制限なども含め、大きな影響を受けてきた。このパンデミック下において、毎日の健康管理や予防に努めながら、植物療法についての可能性を再認識し、毎日の健康管理や予防、罹患時のケアなどにメディカルハーブを活用された方も多い。学術研究においても抗新型コロナウイルス作用を明らかにすることを目的とした研究が多く発表されて来た。

今回の学術フォーラムは、新型コロナウイルス感染症に関する研究として2題の講演が行われた。

そのうちの一つが、小川基彦先生(国立感染症研究所)「抗新型コロナウイルス作用をもつメディカルハーブの探索」。

これまでに他のウイルスに対して、抗ウイルス作用をもつことが報告されているメディカルハーブの新型コロナウイルスへの作用に対する効果を明らかにすることを目的に行われた研究で、効果が期待されるフィトケミカルによる処理による新型コロナウイルスの感染抑制効果について評価し、結果としてオイゲノールに顕著な抗新型コロナウイルス作用が確認されたという報告だった。

オイゲノールはクローブやシナモン、ナツメグといったスパイスなどにも多く含まれており、医薬品だけでなく、食品などへの応用も期待できるとのこと(本研究は、日本メディカルハーブ協会の研究助成制度により実施された)

クローブは、オレンジやレモン、温州みかんなどの柑橘系やシナモンとの相性が抜群。精油はアロマテラピーでも使用される。肉の臭みを消したり、カレーなどにも使用される。適量摂取すると胃腸を整え、食欲を増進させたりする効果も。ここにシナモンや柑橘の皮を添えると効果的。抗炎症作用や口腔内の痛みを緩和する作用も。

クローブはチョウジ(丁子)。昔から香辛料や生薬として使われて来た。

クローブ(丁子)
科名:フトモモ科
学名:Eugenia caryophyllata
抽出部位:蕾
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:インドネシア、マダガスカル、スリランカ
主な芳香成分:オイゲノール、酢酸オイゲノール、β-カリオフィレン

クローブは、何世紀にもわたって多くの病気の民間療法に使用。料理のスパイスとしてもよく知られる。呼吸器疾患を治療するため、古代からクローブが使用されて来た。

①抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用
②抗炎症作用
③抗血栓作用
④免疫刺激作用
⑤麻酔作用
 
マグネシウム、マンガン、カリウム、鉄、セレンなどのミネラルが含まれる。マンガンは抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼの補因子として体で使用される。

オイゲノールとサリチル酸メチルやメチルアミルケトンなどの微量成分はクローブの特徴的な香り。

伝統医学では熱いクローブティーから放出されるアロマテラピーは、咳、風邪、喘息、気管支炎、副鼻腔炎などの呼吸器疾患に使われる。主成分であるオイゲノールは血小板阻害剤としての活性を示し、血栓を防ぐ。アラキドン酸誘発血小板凝集、ならびにプロスタグランジン生合成およびトロンボキサン B2 の形成を阻害することが分かっている。免疫抑制された入院患者の感染に対して顕著な抗菌効果を示し、COVID-19 患者の二次細菌感染を予防するための有用性が示唆される。

●まとめ
伝統的なハーブである「クローブ」。免疫力向上、二次感染予防、抗炎症・抗血栓作用が期待できることから、感染対策の一助となることが示唆されている。

またシナモンは免疫と「腸」に有効。抗炎症、抗酸化、抗糖化、精神安定、胃腸を整える。

① 小腸上皮の免疫および代謝遺伝子の発現を増加させる。
② 小腸の管腔内IgAレベルを増加させる。
③ 大腸のシュードモナス属のバクテリアを減少させる。

Kim, J. I.,et al. Oral consumption of cinnamon enhances the expression of immunity and lipid absorption genes in the small intestinal epithelium and alters the gut microbiota in normal mice. Journal of Functional Foods, 2018;49: 96-104.
 
橋本英郎 引退試合

橋本英郎 引退試合

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大会名

#橋本英郎 引退試合


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開催日時
2023年12月16日(土)14:00キックオフ(予定)

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対戦カード
【ガンバ大阪’05 vs 日本代表フレンズ】



開催場所
Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田)

主催
公益社団法人日本プロサッカーリーグ

日本代表フレンズ

監督 岡田 武史

「長い選手生活、お疲れ様でした。それほどフィジカルが強いわけではない中で、技術と頭脳でここまで続けられたのだと思います。彼はJFLの今治に選手として来てくれて、周りの選手の意識を変えるとともに自らもJリーグ昇格を決めるゴールを入れてくれました。本当に感謝しています。」

1997~1998、2007~2010 
元 #日本代表 監督 #岡田武史

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選手

橋本 英郎
#川島永嗣
#中田浩二
#中澤佑二
#坪井慶介
#駒野友一
#内田篤人
#安田理大
#佐藤寿人
#加地亮
#鈴木啓太
#播戸竜ニ
#稲本潤一
#今野泰幸
#玉田圭司
#大久保嘉人
#石川直宏
#中村憲剛
#楢﨑正剛
#松井大輔
#乾貴士
#山瀬功治

 

(敬称略/順不同)

 

監督 西野 朗

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「ハッシー長い現役生活お疲れ様。持ち前の強いメンタリティーとクレバーなサッカーセンスでガンバ大阪のチームの成長期に大いに貢献してくれました。今後もサッカー界において、独特のサッカー感で良き指導者として活躍することを期待しています。」

2002~2011 
元 #ガンバ大阪 監督 #西野朗

選手
橋本 英郎
#松代直樹
#シジクレイ
#入江徹
#實好礼忠
山口 智
遠藤 保仁
フェルナンジーニョ
アラウージョ
二川 孝広
松波 正信
森岡 茂
渡辺 光輝
大黒 将志
児玉 新
吉原 宏太
中山 悟志
寺田 紳一
三木 良太
藤ヶ谷 陽介
日野 優
松下 年宏
小暮 直樹
前田 雅文
松岡 康暢
青木 良太
木村 敦志
岡本 竜之介

(敬称略/順不同)

※参加メンバー、チーム構成につきましては、コンディション・都合等により予告なく変更が生じる可能性もございます。なお、追加の選手については、決定次第順次お知らせいたします。
 
このビッグサプライズから全てが始まりました 10年目の結婚式!

このビッグサプライズから全てが始まりました 10年目の結婚式!

この度の松尾翠&福永祐一君ご夫妻の10年目のサプライズ結婚式に猛烈なデジャブ感が!!!笑

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https://magicalrieko.livedoor.blog/archives/989742.html

記憶を辿れば、私自身も、結婚10年目で壮大なサプライズ結婚式を京都にて仕掛けられていたことを思い出しました!笑

以下は、2016年の日記から


京都生活の始まりはこのメンバーから。(冒頭写真 2016年12月24日に撮影)

ここから色々が始まったような気がしています。

 

以下は、2014年2月に記した日記から
 

『ビッグサプライズ!』

人間はあまりに驚き過ぎると、頭の中が本当に真っ白になってしまうことを学んだ一日。

京都へ来てから大変お世話になっている

●京都試作ネット

http://www.kyoto-shisaku.com/

のメンバー代表

 

 

 

●株式会社 名高精工所

http://www.nadaka.jp

の名高夫妻(写真左手前に写っているご夫妻)

 

●株式会社 クロスエフェクト

http://www.xeffect.com/

http://www.xcardio.com


の竹田夫妻(写真左奥が社長、夫の左隣が奥様。こちらは2013年忘年会でのご飯写真の様子です)からお茶会に誘われ、約束の時間に


清和荘

http://www.seiwasou.com/


さんへ。

 

 

 

 

私たち夫婦は、これまでお茶会というものに参加したことが無く、何度もご夫人に


「本当に伺っても大丈夫でしょうか?マナーなどもよく分かりませんが、問題ないのでしょうか?」

と事前に尋ねていた程。

大丈夫大丈夫!と応えてはくださるものの、自分たち夫婦は良いとしても、ご一緒させていただく大先輩のご夫妻に恥をかかせてはならないと。北海道帰省の際も、お茶を習ったことのある親戚の叔母のところへ行って作法を教わったり、持ち物を調べたり聞いたりしながら、とにかくそわそわ。

 

清和荘さんに到着しても、服装は本当にこれで大丈夫なのか、何事もなく終えられるのだろうかと、不安が尽きることはありませんでした。

 

まず、清和荘の入口で迎えてくれたのは名高夫人。

 

 

 

名高夫人の髪はアップに纏められ、服装も私と同じようなスタイルでした。

 

開口一番、不安をぶつけるように、私の格好は大丈夫ですか?見てください!と尋ねると、全く問題ないよ!バッチリ!とおっしゃっていただき安堵したのですが、門をくぐったところに立っていた竹田夫人を見て驚愕。

 

 

 

何と、着物姿なのです。
 

え!!!!!!??????!?…

 

もともと着物を着て行くのをやめましょう!とおっしゃったのは竹田夫人。

 

私の驚いた様子を察した名高夫人が「大丈夫!大丈夫!私もこの格好やから!」と。

 

また、名高専務、竹田社長は、何故かこちらの方に、カメラやビデオを向けて撮影しています。
 

 

そんなこんなで、今になって冷静に考えてみると、おかしかった点はあったかもしれないのですが、一度もお茶会に参加したことのない私。格式の高いお茶会は、このようにして来場者の写真やビデオを撮り、インタビューしたりするものなんだと大きな勘違い。

 

何の疑いもなく、お茶会のことで頭がいっぱいで緊張しながら清和荘の中に入ろうとしたその時、夫が突然「忘れ物をした」と言い出したのです。

 

内心、ただでさえ自分のことで精一杯なのに、あなたまで忘れ物かい!!(T_T)と。

 

その後も、何度も何度も「忘れ物をした!」と繰り返すので「何!!!???一体何を忘れたの!!!!??」と尋ねました。

 

すると、夫がこう言ったのです。

「10年前に忘れ物をした」と。

何を言い出したのか、何を伝えたいのか、全く理解が出来ません。

 

その場から立ち止まって動かない夫。

 

頭の中がはてなマークしかない、戸惑う私に向かい

 

「結婚式をし忘れてたよね。結婚式をしようか」

 

と。

 

「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!??????」

 

清和荘には相応しくない、地球がひっくり返るぐらいの、半ば叫び声だったように思います。

その次に飛び出したのは、名高夫人と竹田夫人の

「理恵子さん!!!今日やるんやで!!!!!今からやるんやで!!!」

 

の声。
 

2度目の

「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!?????」

 

が響き渡ります。
 

あまりにビッグサプライズ過ぎて、頭の中は真っ白、空っぽ。思考は完全停止状態。


そこからは「サプライズ大成功!!!」と名高夫妻、竹田夫妻に拍手され、大勢の清和荘のスタッフの方に迎えていただくことになります。

 

 

 

とにかく大混乱、パニック状態。
 

いつまでたっても動揺がおさまらない私。
 

清和荘の方も、着付けの先生やスタッフの方も「こんなことは私どもも初めてのことです。普通は花嫁さんとは何度も何度も打ち合わせをするんです。今回は、用意、予約、打ち合わせ、手配など、全て先程いらした女性お2人がしていたんですよ。本当に素敵なご友人をお持ちですね。」と。

 

 


驚きが涙に変わったのはその瞬間でした。
 

後にお話をうかがったところ、私が体調不良で出席出来なかった昨年末(2013年末)の忘年会(冒頭写真に添付した皆様です)で、サプライズ結婚式をしよう!という話で盛り上がったとか。

 

 

 

10年前、札幌で挙式する予定でおりましたが、結婚式直前に夫が2度目となる前十字靭帯を断裂。新郎が松葉杖姿ではゲストの皆さんにご心配をおかけしてしまうのではと、結婚式は中止に。
 

その後も何度か、式をした方がいいんじゃない?どうしたい?どうしたい?と夫から話を持ちかけられましたが、式の準備をし始めてまた大きな怪我をしたらというトラウマのようなものがどうしてもあって、落ち着いたら、落ち着いたらと言いながら、あっとう間に10年が経ってしまい、自分の中でも結婚式をしようだなんて微塵も思わなくなっていました。

きっと夫も同じような思いでいたはずで、名高夫妻、竹田夫妻を始めとする京都市作ネットメンバーの皆様が猛烈に背中を押してくださらなければ、今更、そんな大きな決断など私たち夫婦には到底出来なかったと断言します。

 

 


本格的に動き出したのは何と、式の一ヶ月前。
 

夫は毎日、開幕前の二部練続きで身動きがとれず、式の準備の殆どはやはり、お2人のご夫人がしてくださったとか。
 

午前練の日に、城陽の近くのファミリーレストランに集まって5人で打ち合わせをしたり、メールなどを使い、何度もやりとりをし、私に気づかれないよう各所に根回しをしていたと。


シュミレーションプランの中には、あまりの突然の出来事に私が対応出来ず、式なんて出来ません!と言って帰ってしまうという「プランB」というものもあったそうで「プランB」が発動された時には、皆で土下座して、事情を説明し、何とか式だけはやって貰おうと話していたそう。

帰るということはあり得ないと思うのですが、とにかく頭の中が真っ白な上、とてつもなくお忙しい名高夫妻、竹田夫妻の貴重なお時間を、私たち夫婦の為に割いていただくことがあまりに申し訳なかったことは確かなことで。

 

 

嬉しさと、戸惑いと、どうしたら良いのか分からないまま、あれよあれよと白無垢姿に着替え、清和荘のバスで御香宮神社に到着。

 

 

 

すると、そこでもサプライズの第2弾。
 

何と、京都、神戸に住む、初等教育学科の同期で、大親友の2人の姿が見えるのです。

 

しかも2人とも家族連れで。

 

 

 

 

 

 

目の前にある何もかもが信じられませんでした。

 

どうやって彼女たちに連絡をとったのでしょうか。

 

 

 

 

 

よくよく目を凝らして見ると、工藤選手ファミリー、駒井選手の姿も見えます。

ここには驚きよりも、ハードな合宿と試合数をこなしてきた貴重なオフの1日を、私たちの為に費やそうとしてくれていること。やはり申し訳ない気持ちの方が先立ちました。

近隣の本当に親しい友人数名だけに、夫が自ら声をかけたそう。

 

 

 

 

 

 

この写真は御香宮神社での三献の儀の様子。

 

 

 

3杯ずつ3度、盃のやり取りを、夫と共にお神酒を飲み交わしました。結婚を誓い合う神社挙式での儀式だそうです。

 

 

 

神前式を終え、バスに乗って再び清和荘さんへ戻ります。

 

 

 

清和荘さんでは形式ばらずに、夫の方から来ていただいた皆さんへのおもてなしとして、清和荘さんの京料理やお酒を存分に堪能していただくというものでした。

 

 

 

ピンク色の着物の名高夫人は、お茶会と思わせる為だけに、始めは洋服を着ていらっしゃいましたが、全てを打ち明けてから、わざわざ自宅に一旦戻って、着物に着替えてお越しくださりました。

 

 

 

また、黄色い着物の竹田夫人は、私が、お茶会にお誘いしていただいた時に「せっかくの機会なので夫婦で着物をレンタルして伺います」と両夫人に言ったことを何とか阻止する為に(レンタルをして着物で来られても、すぐに脱いで白無垢に着替えなければならない為)「着物で行くのはやめましょう!洋服で行きましょう!」とおっしゃっていたそうです。

 

清和荘に到着した時にまず、きっと私が、竹田夫人の着物姿に驚いてふれてくるだろうからと。それが全ての始まりの合図だったようで、そこから先の会話も念入りにシュミレーションされていたとか。
 

これには私もお手上げです。
 

ベテランの工藤選手はスーツ姿がとても素敵で、皆さんの話題の的でした。夫も「こうへいのスーツ姿カッコいいな!オレもああいうスーツが欲しいな!」と何度も。


私の対面に座ることになった駒井選手は、意外にも京料理は初めてとのことでしたが、とても美味しいです!と喜んで食べてくれていました。将来もし、自分が結婚することになったら、神前式も良いな!って今日初めて思いましたとも。
 

初等科の同期メンバーのアス、ナオとは、毎月1回、必ず「初等科関西組」と称して、会ってワイワイしてきたのですが、旦那さんや子供達も交えて、ファミリー全員揃ってお料理やお酒をいただくのは今回が初めてのこと。その空間があまりに和やかで、楽しくて。やっぱり家族皆を交えて会う方が、ずっとずっと良いものなんだとしみじみ感じました。

 

 

 

料理も終盤にさしかかった時のことです。
 

プロジェクターが用意され、突然、ビデオの上映が始まりました。

映し出されたのは、母校である北海道女子大学短期大学部初等教育学科のメンバーたちと、京都サンガ、三平選手、駒井選手、そして夫。

 

またもや衝撃でした。
 

まさかこの日のことを、初等科の皆が知っているとは、夢にも思っていなかったからです。
 

AKBのフォーチュンクッキーを、それぞれが暮らす全国各地から一節ごとに踊り、動画編集で1つにまとめたものでした。

 

動画は、エッコちゃんが手作りしてくれたケーキやクッキー。その上にろうそくを立て、子供たちが「おめでとう!」と言いながらろうそくの火を消すところから始まります。

 

 

 


始まりの、サンガチームの駒井選手のキレキレ踊りには場内大爆笑でしたし、夫の隣の、三平選手のふざけたスロー過ぎる踊りにも大爆笑。

 

 

後から夫に聞いたのですが、キャンプ中のハードな練習と試合で、殆ど時間の無い中、2人の選手に踊りをお願いするのは本当に気がひけたと。

まずは夫がユーチューブで踊りを確認し、練習し、駒井選手と三平選手にも同じ動画を見せて、一緒に練習して貰ったそうです。

今回、時間の無い中(多分準備期間は2週間ぐらいだったはずです)初等科の皆に声をかけ、全員分の動画を纏めて編集。事前準備の全てを担ってくれた大親友のアス。
 

彼女は平安神宮や鴨川沿いで満点の笑顔で踊ってくれ、しかも、北海道から来ていたアスのママのれよこさんまで両手をぶんぶん回しながら踊ってくれました。アスなしではあり得なかった初等科大集合企画。本当にありがとう!近々美味しいものおごります!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸港や、ノエビアスタジアムのスタッフの方に事情を説明し、芝の中に入ってまで旦那さんのみっちゃんや子供たちと共に、功治のユニフォームを着て、サンガの旗を持って張り切って踊るナオ。これに1番ビックリしたのは夫!ナオさん、どうやってスタジアム入ったの!?と。(アスとナオが式にも来てくれた初等科関西組の大親友です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元北海道十勝郡浦幌町から同じ北海道女子大学・短期大学部へ進学し、現在は地元で幼稚園教諭をしているまあちゃんと、同じく地元で小学校教諭をしているヤマは、2人でどちらかの自宅に集まって踊ってくれています。

 

 


ハルちゃんは、母校にまで足を運び、ダンサー並の軽快なリズムで正門の前で踊り、日々レッスンに明け暮れたピアノ室の廊下でも激しく踊り、メイン玄関ではエッコちゃん、モリちゃんと共に、全力で腕をブンブン回します。〆は、私が住んでいたアパートの前にまでわざわざ行って、エッコちゃんと娘を抱っこしながら巧みに踊っていたのには大爆笑&大感動!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もりちゃんは、短大の近くのお馴染み飲食店、まんぷく食堂の真ん前で、音楽に合わせてノリノリで歩いて手拍子!

 

 

 

函館チームのなおちゃん、ゆういちゃんは函館で小学校の先生をしていて、

あいちゃんは焼菓子 ホタルを経営。

http://hotarukasi.exblog.jp/

 

短大時代の幼児教育課程でオペレッタという講義があり、江別市内の小学生、幼稚園児童を一斉に集めて無料招待。江別市民文化ホールで創作ミュージカルを子供たちや先生方に披露したことがあるのですが、その中で囚人役だったゆういちゃんの衣装を再現して、3人で踊っている姿には思わず「オペレッタ!!!」という声が。メイクまでばっちりしています。どう考えても張り切り過ぎです!!!(‾◇‾;)(笑)

 

 

 

あいちゃんの、自分のお店の中で、1人で踊っていたのも本当に可愛かったですし、なおちゃんの、わざわざ石川啄木像の隣まで行って踊っていたのも衝撃でした。美人なゆういちゃんのくるくる回るワンカットもノリノリで本当に感動! 

 

 

 

 

 

 

 

 


さとみちゃん、えみちゃん、めぐちゃん、ちゃーちゃんは、子供たちと一緒になって踊ってくれ(めぐちゃんは旦那さんまで踊っていました)まりちゃんは、雪の中、滑りながらも、子供たちとキレキレで踊っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆の人気者のようちゃんは、自分の受け持つ教室の教壇の上で踊ってくれていて(なおちゃんも)黒板にはりえこちゃん、こうちゃんおめでとうのメッセージが。


その後のカットでも、わざわざ海沿いまで行って、中学校の先生、旦那さんのマコちゃんと一緒になって踊ってくれました。涙

 

 

 

 

 

 


最後に、皆から一言ずつメッセージが。

その中には短大時代、いつも一緒にいたフランソワ(あだ名)からのメッセージも。何と、現在住んでいる韓国から!

 

ちゃーちゃんなんて、校長室を借りて、校長先生の椅子に座ってメッセージを送ってくれました。

忙しくて時間の無い中、これでもかというぐらいに全力で仮装したり、わざわざ色々な場所に移動してシチュエーションを変えてみたり、キレキレで踊ってくれたり。(しかもあいちゃん、めぐちゃんは現在妊娠中!)旦那さんや子供たちまで一緒になってダンス!

 

あまりに凝り過ぎて、ノリノリ過ぎて、こんなに温かい動画みたことないというものに仕上がっていて。ここまで皆にやって貰ったのかと思うと、次から次へと涙が溢れてどうにもこうにも止まりませんでした。

 

 

 

全く変わっていないのです。何やるのにも全身全霊、手を抜かない。情熱的で、個性に満ち溢れていて、豪快に笑い、豪快に歌い、全員がこれでもかというぐらいに涙脆い。感受性や表現力がとても豊か。思いやりや優しさ、愛情に満ち溢れていて、互いをリスペクトし合える素晴らしい関係性です。
 

北海道女子大学・短期大学部初等教育学科の女子皆で一緒に頑張ってきたこと、こんなにも素晴らしい仲間が周りにいてくれる。これが、私の人生最大の誇りです。

 

 

 

サプライズ仕掛け人の1人、エリさんの手記より

『surprise wedding party!!

The bride didn’t know it was her wedding… They are our friends Koji,a professional soccer player and his wife Rieko.

They got married 10 years ago but couldn’t have a wedding party because he was injured.

We knew that from Rieko and when we went to drink last end of the year,Rieko couldn’t come at that time so we decided to do that as a surprise wedding party.

My good friend,surprise partner Asami and I made reservations for shrine,Kimono,photographer,and a Japanese‐style restaurant. and Koji asked her friends to make a dvd or give her a message on the photo.We prepared everything and invited her to the tea ceremony.

On the day,They came and suddenly Koji said “I forgot something!” “What did you forget??”Rieko asked. “I forgot to have a wedding ceremony 10 years ago!”.”Now what are you talking about??” ””How about have a wedding ceremony today?”,”What??!!”and we say”Yes,let’s do it!!We’ve already prepared!Actuary it is not tea ceremony,we are going to have your wedding ceremony from now on!!””What!!??” She was so surprised and Koji said”Let’s do it today!OK?”and she said “…OK!!” Then they changed their clothes,wore traditional Japanese wedding Kimono and we all went to shrine.

And there were her friends and his team mates there. The second surprise!! After the wedding ceremony we had a party.After we have delicias food and drink,Koji showed us funny and sweet DVD.It was Rieko’s friends dancing from many places.And he showed pictures and messages from her parents and friends to her.They were the last surprise.Only she didn’t know about that for a month. No wonder she was surprised so much!!!She went to see her parents just before the day so she couldn’t believe even her parents knew that!! So we were succeeded to surprise her and we all had a happy day!!』

 

 

サンガチーム&初等教育学科同期メンバーの動画を終わった後、今度は分厚いアルバムを渡されました。

 

 

 

中を見て、更に衝撃。


たくさんの友人からのメッセージが、写真付きで綴られていたのです。

 

初等科や地元の友人だけでなく、大親友でクックパッド公式キッチン仲間のアルビレックス新潟田中達也夫妻、クックパッド管理栄養士、弥子、鳥取から倉貫夫妻、京都サンガ中山夫妻、京都サンガOB森岡隆三夫妻、浦和レッズ山岸夫妻、坪井夫妻、平川夫妻他、浦和レッズOB山田夫妻、マリノスから栗原勇蔵選手、榎本夫妻、飯倉選手、斎藤選手、マリノスOB下川ファミリー、OB石田祐樹夫妻、マリノスコーチやトレーナースタッフ陣、藤井記者、河野記者、塩畑記者、日々野アナウンサー、三須アナウンサー、フジテレビ田中大貴アナウンサー夫妻、前愛媛FC赤井夫妻、小学校教諭の佐藤先生、マリノスフロントの皆さん、マリノススポンサー橋本社長、大谷社長他、トゥーリオ選手、通訳あべまつくん、北九州から松本選手、前チーム、中村憲剛ファミリー、小林悠夫妻、フロンターレOB伊藤選手、フロンターレOB吉田選手、フロンターレ通訳ごんちゃん夫妻、清水エスパルス相澤夫妻、札幌から河合夫妻、吉原宏太さん夫妻、水戸から田中雄大夫妻や、栃木の久木野夫妻、横浜FC通訳金ちゃん夫妻、セレッソからは楠神選手、安藤選手、アーリア選手、愛媛から児玉夫妻などなどなどなど!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、私以外の殆どの友人、殆どの仲良しの選手、関係者の皆さんが、この日のこのサプライズを知っていて。夫が、私の友人一人一人に、しかも夫が会ったこともない友人にまで丁寧に連絡してくれたそうなのです。


我が家にメッセージを送るとバレてしまうということで、全ての手紙や写真の集計をしてくれたのは、大親友の、初等科同期の丸子明日香!あんなにもたくさんの写真を纏めるのは本当に大変だったと思います。初等科のDVDの編集をしてくれたのも彼女。感謝してもしきれません。どうもありがとう!!!!!!!!!!!!!!

 

地元の友人も皆、この日のことを知っており、私が実家でお風呂に入っている間に、我が家に泊まった友人たちが、母と色々相談していたそう。

 

 

 

無事に式を終え、家に帰ると、最後に夫から、手紙を渡されました。

 

11年間の思い出や、感謝の気持ち。そして私に対する思いや、これからのこと。

 

夫は、自分自身にも、私に対してもとても厳しい人で、大きな怪我も多く、自信を無くすことも、全部投げ出したくなることも、たくさんたくさんありました。

 

自分とさえ結婚していなければ、自分にさえ出逢わなければ、本当はもっともっと上にいけた人なのでないかと、何度も夫に伝えたこともあります。


しかし、何度も言うけれどそれは違うと。あなただからここまで来られたんです。自分に自信を持ってくださいと。

 

人生の節目に改めてその言葉をいただいた時、涙が溢れて止まりませんでした。

 

こんなに皆さんに助けられ、こんなに感動し、こんなに忘れられない日は他にありません。


その思いの全てを感じることが出来たのは、結婚11年目を迎えた、喜怒哀楽の時を経た今だったからこそと思います。

 

夫への心からの感謝と共に、式の準備を担ってくださった名高、竹田両ご夫妻、今回の企画やDVD、写真の全取り纏めをしてくれた大親友のアス、そして、この度の結婚式に向けてご協力してくださった皆様、お祝いメッセージをくださった皆様、拙い文章を最後までお読みいただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

 

 

松尾翠and福永祐一君、結婚10周年サプライズパーティー in東京!

松尾翠and福永祐一君、結婚10周年サプライズパーティー in東京!


今日は、松尾翠アナウンサー&福永祐一騎手ご夫妻との出逢いをお話させていただきます🗒

2016年夏に、大阪で開催された株式会社アスリートフードマイスター『アスリート妻の会』。たまたま私の左隣に座っていたのがフリーアナウンサーの松尾翠ちゃんでした。

「ペン貸して〜!」

と話しかけられたことから始まって、その日のうちにすっかり意気投合!携帯番号の交換を。京都へ戻ると速攻でランチに誘われました🏃‍♀️

※光文社フラッシュの取材記事

抱いていたアナウンサーのイメージは華美な世界。ところが彼女は親しくなればなるほど古風で堅実、直向き且つ知的、博識、凛としている。一方で、とどまりを知らない想像力とアイディアや言葉、思考の豊かさがあり、祐一君の妻としての身の振り方を考慮する以外は従来、脳内に遮るものが何も無い。大自然に溶け込んで何処にいるのか分からなくなってしまう程ナチュラルな女性、というよりは汚れのない少女そのものである。少女というのか、少年というのか。いやはや、おばあちゃんにも思えてくるのは何故なのだ?ピュア、天真爛漫。可憐で美しく繊細、けれど大胆、漢、やんちゃ。

このカオス的なバランス感覚、人として何て魅惑的で面白過ぎるのだろう。

読む人の脳内を引っ掻き回す混沌とした言葉になっているのは、360℃全てが絶妙に、しかも外皮が柔らかい状態で入り混じっているから。

彼女の本質を見抜いている人なら、誰もがこのパルプンテな表現に大きく頷き、納得してくれる強烈な自信があります。

最大の魅力は感受性の爆発と吸引力、先読み、直感力、鋭敏な嗅覚。これが秀逸。

機転の利かせ方、気遣いの超絶達人。何の偽りも無しに、シンプルに奇跡の人、天使だと思っています。

こんなミラクルな子、世界中探しても先ず見つからないのでは?

彼女が本気で動き出す時が来たらとんでもなく凄いことになる。

そこから京都新聞デジタルホームページアス飯収録のゲストオファーを快く引き受けてくれたり、紙面連載の方にもレシピを考案してくれたりと、公私共に親交を深めていきました。


松尾翠ちゃんは京都サンガF.C.栄養講習会への協力も。

第3回「京都サンガF.C.山瀬理恵子栄養講習セミナー」 友情出演に感謝
https://yamasefamily.com/archives/project/第3回「京都サンガf-c-山瀬理恵子栄養講習セミナ

忘れられないエピソードがあります。

夫が京都サンガF.C.を契約満了になった日のこと。

翠に報告すると

「今コリスで会食してるから、リッコも必ずここへ来て!」と。

翠がとても親しくしている大切な友人2人を私に紹介してくれました。

翠の側にいた初めましてのお2人までも、私を元気付けようとしてくれているのがひしひし伝わります。

『しっかりしなければ』

気張ってはいましたが本音の心は涙雨。

この先どうなるのか。

肩を落とす人生の岐路の渦中。

コリスさんのお料理やワインがしみじみ美味しかったからこそ、五感情報はやけに鮮烈な印象となり、口に運ぶ度、全身に複雑に染み渡ります。

そんな中での無性の愛の面差し。

ヨシヨシと頭を撫で抱きしめられているかのような優しい時間が続き、内心、胸が熱くなっていました。

その後、翠が自宅に招待してくれて、再び皆が集まり二次会が始まりました。

全ていただきものだというワインのコルクを

「リッコ!下向かないでこっちを凝視して!今この時だからこそ、パァーッとやろうぜ!」

とでも言わんばかりに、翠が次から次へとあけていきます。

実はこの時、翠の旦那さんである祐一君を初めてご紹介いただきました。

 

https://number.bunshun.jp/articles/-/830895?page=1

翠に匹敵する神レベルの懐の深さ。豊富な経験があんなにも人格そのものに表れている方にこれまで出逢ったことがありません。

何て達観しているのだろうと。まるで仙人。

私は申し訳ないくらい競馬には疎いのですが、とにかく人となり。内面が素晴らし過ぎて、そこから祐一君という人間の大ファンになりました。

夫は朝からあちこち行かなければならず、この場に居なかったのですが、そこに集まっていた全員が

「功治君もここに呼ぼうよ!寧ろ絶対に呼びな!功治君、集合!」

と言ってくれました。

最終的に「初めまして」の功治まで、翠と祐一君のマイホームにお邪魔させていただくことになったのです。

極めつけは、祐一君が夕方頃から親友の海老蔵さんとご飯に行く予定が入っており「功治君も一緒に行こうよ!」と誘ってくださったこと。

突然降りかかって来た驚きの変化、状況にも関わらず、現状を踏まえた咄嗟の判断と行動。

溢れ出る温かさ。

自然体の配慮の言葉の数々。

この時、日本の第一線で活躍する人達というのは、生きている次元、一つひとつの行動の選択や遣う言葉や思考があまりにも違い過ぎると心の底から感じました。

そしてもう1つ。

誰一人として一切のマイナスの言葉を遣わなかった。

勘。集まったメンバー全員、一体何が見えていたのかと身震いがするほど勘が鋭く

「200%絶対に大丈夫だから。寧ろここからの方がもっと良くなる。これは絶対に。俺たち、私たちの言葉を信じて欲しい、とにかく安心していて欲しい。」

終始一貫して、全員にこの言葉を繰り返され、延々と鼓舞され包まれ続けました。

救われました。

氷っていた心が溶けていくようでした。

この京都新聞連載コラムを執筆することが出来たのは、こうした素晴らし過ぎる仲間の支えと、力強い言葉や鼓舞があったからこそです。

以下の日記は京都を出る時、松尾翠ちゃんが私にくれた言葉。泣きました。本当に嬉しかった。

「大好きな彼女が京都を立った。

満月で月食の日。

雪が降ったり晴れたり、不思議な日だった。

鼻の頭がツンとする位空気が冷たくて、澄んでいて。心地良い。

豪快、豪傑、声がデカイ、ウラハラなようだけど繊細で、だからこそ感性豊かで懐が深い。

常識や世間にとらわれない。本能を研ぎ澄まし、野生の勘がするどく、自分の奥で、ちゃんと判断を下せる人。

彼女は実体のないものは相手にしない。

目の前にいる、会った人をちゃんと見て、全身で感じて、愛し、パワーを注入する人。

イサギ良いのだ。

清々しいのだ。

彼女に会った人は、みんな一度はこんな人になりたいって思うんじゃないかな。

私は思ったよ。

全身全霊で生きて、曇りがないから、彼女のいる場所はたちまち明るくなる。みんな、なんか、すごく元気になる。

出会えてよかった!

たぶん、まちがいなく、どっちかが死ぬまで一緒にいると思う。

博多でもたくさん活躍して伝説作ってきて!!!!!

これからも、山瀬理恵子が大好きです。

最後に置き土産のように、これまた素敵な方々を紹介してくれたりっこに感謝!」

こうした出来事があったからこそ、今日という日を穏やかな気持ちで迎えられているのだと、日々、感謝の気持ちを忘れないように過ごしています。

 








祐一君、またまた偉業達成!コントレイルが菊花賞V 史上3頭目の無敗3冠馬に 父ディープに並ぶ
https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20201025/k00/00m/040/064000c.amp

祐一君天皇賞制覇!2021年

 
【山瀬 功治選手 契約更新について】クラブ情報 2023/11/22 12時発表

【山瀬 功治選手 契約更新について】クラブ情報 2023/11/22 12時発表

このたび、レノファ山口FCは、山瀬功治選手と2024シーズンの契約を更新いたしましたのでお知らせいたします。今季はJリーグ記録に並ぶ24年連続ゴールを決めており、前人未到の25年連続に挑みます。

< 山瀬 功治選手 (やませ こうじ)選手>

ポジション : MF
身長/体重 : 175cm/73kg
生年月日 : 1981年9月22日(42歳)
出身地 : 北海道

経歴 :

北海高校 → コンサドーレ札幌(※現 北海道コンサドーレ札幌)-浦和レッズ-横浜F・マリノス-川崎フロンターレ-京都サンガF.C.-アビスパ福岡-愛媛FC-レノファ山口FC(2022-)
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<コメント>

この度レノファ山口FCとの契約を延長していただける事になりました。

今シーズンはなかなかチームの力になれず悔しい思いをしてきましたが、それでも来シーズンに向け自分の力が必要だと、プレーする機会を与えてくれたチームに心から感謝したいと思います。

来年チームはJリーグ参入10年目、個人的にも現役生活25年目と節目の年です。

チーム、個人として目指すべき目標を達成できる様、自分にできる事をピッチ内外で少しでもチームに還元していきたいと思います。

ファン、サポーターの皆さん、来シーズンも維新みらいふスタジアムで共に戦いましょう!

#レノファ山口 #山瀬功治

 

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月16日放送 テーマ 免疫 感染症対策 栄養構成解説

yab山口朝日放送 「YOU!どきっ」生放送  2023年11月16日放送 テーマ 免疫 感染症対策 栄養構成解説

山瀬理恵子のぶ~ちHoliday Cooking!今回のテーマは免疫強化!感染症対策!

※器は萩焼き、松光山さん!

料理コーナー出演者

#山口朝日放送アナウンサー #宮原睦実

#料理研究家 #山瀬理恵子

ゲスト タレントの #杉本瑛美維 さん

えみいさん完食!リハの時から、宮原アナ、浅野アナ、美人ディレクター、スタッフさん達が群がって食べてくれました!やったー!(*≧∀≦*)みんなで免疫強化出来た\(^o^)/

早速、食レポが届いております!!!ようこママさん来た♪───O(≧∇≦)O────♪


もう、ほんっっとに神レベルのスピード感で、チャチャチャっと作ってアレンジもしてくださり、番組に出て貰いたくてスカウトしている真っ最中!!!( ;∀;)

今回は、2022年度から夫、山瀬功治とスポンサー契約を締結。オフィスひめの(姫野友美Dr.)で、血液データに基づいた医学的なアプローチでパフォーマンスの向上をサポートしていただいている

@himenotomomi_

#姫野友美 医師

医療法人友徳発心会
ひめのともみクリニック 院長

1978年 東京医科歯科大学医学部卒業
1979年 九州大学医学部付属病院 心療内科勤務
1980 年 北九州市立小倉病院 内科勤務
1986 年 Mayo clinic Emergency Room(U.S.A) Visiting Clinician
1987 年 東京都立広尾病院 麻酔科勤務
1989 年 木原病院勤務
1998 年 テーオーシービル診療所 心療内科勤務
2002 年 女性のための生涯医療センターViVi 心療内科非常勤勤務
2005 年 ひめのともみクリニック開設
2006 年 日本薬科大学 漢方薬学科 教授就任 ※2021年 退官

日本心身医学会専門医(評議員)、日本東洋医学会専門医、日本心療内科学会登録医(評議員)、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、麻酔科標榜医

日本オーソモレキュラー医学会理事、一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所理事、医療法人八女発心会理事

現在、ひめのともみクリニック院⻑として、オーソモレキュラー栄養医学に基づいた栄養療法や点滴療法、バイオロジカル療法を組み合わせた独自のメディカルプログラムで個々人に合わせたオーダーメイドの治療を行っている。そのかたわら、ストレスによる病気・症候群などに関するコメンテーターとして、テレビ東京系列『主治医が⾒つかる診療所』等のテレビ番組や新聞・雑誌等で活躍中。

日本オーソモレキュラー医学界理事の姫野友美Dr.
https://isom-japan.org/static/page?page=outline

オーソモレキュラー医学
https://isom-japan.org/top_after

【会社概要】
名称 :有限会社オフィスひめの
代表者:代表取締役社長 北山 弥栄奈
所在地:東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル4F
設立 :2004年8月3日

■オフィスひめのHP■
http://office-himeno.com/

■オフィスひめのInstagram■
https://www.instagram.com/office.himeno/

■姫野友美Instagram■
https://www.instagram.com/himenotomomi_/

■姫野友美Facebook■
https://www.facebook.com/tomomi.himeno.clinic


※契約Dr.が姫野先生ということで、私自身も一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(分子整合栄養医学・オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパートを取得。

免疫のメカニズムを学ばせていただいております。


コロナ禍で注目の粘膜免疫のメカニズムは、2020年より一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)の講義を受講。資格試験を受け2021年3月に資格を取得した際、講義のメーンを担ってくださった溝口徹先生の粘膜免疫のメカニズムを参考にさせていただいております。

粘膜の再生を促す栄養素はビタミンD、ビタミンA、亜鉛が鍵です。きのこ類のβグルカンでマクロファージ、インターフェロン、T細胞、B細胞、IgA誘導 パイエル板における免疫応答による機能の発現。

より詳しい粘膜免疫のメカニズムを知りたい方は溝口徹先生の書籍「栄養医学会からの最新警告 ウイルスに強くなる粘膜免疫力」をご覧ください。

また、2020年に細胞環境デザイン学を京都にて学ばせていただいた山田豊文先生も、国際オーソモレキュラー医学会が感染対策に推奨しているマグネシウム、亜鉛、セレン、ビタミンDとマグネシウムの関係性、油のとり方や腸管免疫、緑茶についても書籍でも解説されています。

2021年9月期、京都府の杏林予防医学研究所にて、2日間の細胞環境デザイン学集中講義を受講させていただきました。

食分野の学びは永遠に尽きること無き。

専門分野の植物化学だけではなく、西洋医学、東洋医学、アーユルヴェーダ、ビーガンやローフード、薬膳、糖質制限等、夫に対し今日より明日のプラスを作り出し結果を捻出する為に、また説得力のある理論、メカニズムをシェアするには日々、幅広いあらゆるジャンルのインプット、ブラッシュアップ、データ収集とその量を積み重ねていくことが必須でした。

遥か昔のこと。

それこそ夫が日本代表に選出される前、2006年頃から特に、細胞や脂質、ミネラルの捉え方による #アス飯 の最大ベースになったのが山田先生の生化学理論です。

添付させていただいた細胞環境デザイン学の全カテゴリをジャンル毎に分類。科学的に学んで行きます。

山田式断食プログラムによる若返り、玄米、豆類、野菜、海藻類を主軸とした伝統的な穀菜食。ミネラルの中でも特にMgやオメガ3を超重視。一日二食以下、少食。しっかり噛むこと。質の良い水の摂取。朝の青色光や紫外線を重要視した日の出より前からの散歩や早歩き、超高周波音を重要視した楽器、レコード、自然環境音、アーシング、サンゲージング、冷たいシャワー、土のついた野菜、ペットを飼うなど菌と仲良しな暮らし、清潔にし過ぎない、質の良い睡眠、うつ伏せ寝、呼吸、瞑想、マグネシウム鼻うがい、夜は暗い環境下、トイレ時の姿勢、生活環境に炭や緑をふんだんに取り入れる、絵を描く、料理する、将棋など指先を動かす、自然音を聞けて、運動不足を解消し、土や緑にふれられ、綺麗な空気を取り込み深呼吸できる山登りやキャンプ、芸術に親しむ等

山田豊文 先生
薬を用いずに人が本来持つ治癒力を引き出して病状を改善する栄養療法に出会い、自らの病気体験を克服した経緯から、ライナス・ポーリング博士が提唱する分子整合医学の理論に感銘。ミネラル栄養学及び毛髪ミネラル分析を米国のドクターズ・データ社で学び、同社が認定する指導者としての資格を取得する。

1984年、予防医学のためのスクリーニング手法として、日本にいち早く毛髪ミネラル分析を採り入れる。

がんの治療法として米国ではよく知られるゲルソン療法など、野菜ジュースを使った体質改善に早くから着目。その効果について研究を重ね、予防医学理論に基づいた独自の断食プログラム「山田式ミネラルファスティング」を確立。単なる減量法とは一線を画した美容や健康管理の包括的手段として、多くの実践者を輩出。

また、アスリートや著名人のコンディショニングの一環としても同プログラムを導入。目覚ましい成果をあげ、各界の著名人から支持を得ている。

一方、日本マグネシウム学会や日本微量元素学会、国際微量元素学会、日本ビタミン学会、日本農芸化学会等の会員となり、ミネラルやビタミンなど微量栄養素に関しての研究を深める。

これらの研究をもとに、昨今の日本人の体力低下や病気発生の根本問題には深刻なミネラル欠乏や代謝異常、それに伴う細胞の変性や機能低下があると考え、主に医師や医療従事者、栄養学を学ぶ人たちに対する新たな予防医学の普及を目的として、1985年に杏林予防医学研究所を設立。

さらに、分子整合医学や分子生物学、細胞生物学などの研究を進める中で、「あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていける」というコンセプトの「細胞環境デザイン学」を提唱・確立し、本来あるべき予防医学や治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年には「杏林アカデミー」を開校。自ら講師を務める各種講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。

2018年には日本幼児脂質栄養学協会(JALNI)を始動、2019年に一般社団法人化。主に子どもの脂質改善を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。

講演実績
読売ジャイアンツ・大阪近鉄バファローズ(当時)・西武ライオンズ・福岡ソフトバンクホークスなど
プロ野球チームのキャンプ地にて、選手やスタッフ、ご家族にスポーツコンディショニングの講演
倉敷芸術科学大学生命科学部にて「ミネラル栄養学」講義担当
花園国際美容学院にて「ミネラル栄養学」講義担当

#山田豊文 先生
#杏林予防医学研究所

先にご紹介させていただいた溝口徹先生の書籍「栄養医学会からの最新警告 ウイルスに強くなる粘膜免疫力」(日本オーソモレキュラー医学会のホームページでも免疫のメカニズムが学べます)と共に、山田豊文先生の書籍「ウィルスにおびえない暮らし方」をオススメさせていただきます。

また、ビタミンD、ビタミンC、亜鉛を始め、実際の細やかな研究データをご覧になりたい方には、2022年8月日本メディカルハーブ協会

(私は2008年より日本メディカルハーブ協会に所属しています)

第5回学術フォーラムにて、ゲスト講師として登壇された

蒲原聖可先生の書籍

「新型コロナの栄養療法―最新エビデンスに基づく予防法と後遺症対策」

8月11日に蒲原先生の講義を受講させていただきましたが、驚くほど淀みなく流暢に話される且つキレキレな研究者の先生で資料も充実しており大変勉強になりました。蒲原先生の講義受講後、書籍も購入させていただきましたがこちらも非常にオススメ。

更にご紹介させていただくのが
Japanese Society for Orthomolecular Medicine
国際オーソモレキュラー医学会 会長でもあり、日本オーソモレキュラー医学会の代表理事を務めていらっしゃる柳澤厚生先生の書籍です。(スポンサー契約を結ぶオフィスひめの、姫野友美Dr.は日本オーソモレキュラー医学界の理事を務めています。)

「新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる!専門医の栄養術」

この本は実際に栄養療法に取り組みたい方への数字が明確、新しい生活習慣なども実用的で分かりやすく書かれています。こちらもオススメさせていただきたい書籍。

私は2005年より植物化学の世界にどっぷり浸かり、かれこれ20年近く、様々な研究者の先生、植物を専門とされる大学教授の諸先生方から直接、講義を受講させていただいています🌱

ハーブやスパイス(生薬)等、100種類近くの植物をその日の体調に合わせてブレンド。様々な料理を作って来ました。

2008年より、東京自由が丘にありますグリーンフラスコに通学。資格試験を受け取得した日本メディカルハーブ協会の「#ハーバルセラピスト」。

@jamha_herblife
@greenflask_official

18年間継続して学び、実践を続けて来た植物療法です。アスリートはここにドーピングも関わってくるから本当に大変な学びだった!植物療法は細胞環境デザイン学の山田豊文先生、腸内細菌研究の内藤裕二先生、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんの理論と重複することが多々。

※第1回目〜6回目まで受講終了済み

講師/林 真一郎(グリーンフラスコ代表)東邦大学薬学部薬学科卒 薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部客員講師 日本赤十字看護大学大学院非常勤講師 静岡県立大学大学院非常勤講師 城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数

【第一師匠 林真一郎先生より】
現代医学は薬のチカラで細菌などの異物を攻撃するアプローチであるのに対して植物療法などの自然療法は生体防御機能や免疫系を賦活して自然治癒力を向上させるアプローチを取ります。本講座では上気道や腸、皮膚の生体防御の仕組みを解説すると共に生体防御、免疫系を強化するエビデンスをもつハーブや精油を学びます。また患者やクライアントに対して生体防御、免疫系を高めるライフスタイルを提案できるセラピストを目指します。

メモ
精神神経内分泌免疫学(精神機能、神経系、内分泌系、免疫系はお互いにメッセージをやりとりしている。ネットワークしている)

がん:舞茸、タヒボ β-グルカン、多糖類

感染:エキナセア、シスタス パンダリス

自己免疫疾患:ネトル、ダンディライオン

アレルギー:エルダーフラワー、ジャーマンカモミール

生体防御と免疫系 前編 後編 7月23日受講終了!
第7回生体防御・免疫系と植物療法

多糖類やアルキルアミド ~ エキナセア
マクロファージ、インターフェロン、TNF-α、NK細胞活性化

OPCやフラボノイド ~ シスタスパンダリス
抗ウイルス、NK細胞活性化、コラーゲン合成促進 ※ハーブティーで服用の際は、口腔に保持し少量づつ服用 ハチミツを加えて粘稠度を高めて服用 高重合ポリフェノール

イヌリン ~ ダンディライオン・バードック
腸内細菌がオリゴ糖を資化して腸管免疫を増強

α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)
ヘンプ油 インカインチ油 亜麻仁油
リノール酸やアラキドン酸などオメガ6系脂肪酸と代謝酵素を 競合阻害することによるPGE2の抑制

β-グルカン ~ マイタケ・オーツ麦
マクロファージ、インターフェロン、T細胞、B細胞、IgA誘導 パイエル板における免疫応答による機能の発現

THC・CBD ~ 大麻
エンドカンナビノイドシステム受容体CB2にリガンドとして作用 ※CB1は中枢系 CB2は免疫系(消炎・鎮痛)THC(テトラヒドロカンナビノール)はCB1、CB2のいずれもリガンド

β-カリオフィレン ~ コパイバ精油 ブラックペッパー精油 クローブ
エンドカンナビノイドシステム受容体CB2 にリガンドとして作用

テルピネン-4-オール ~ ティートリー精油
骨髄球の白血球への分化を誘導 PGE2、インターロイキン、TNFの抑制

シトロネロール・ゲラニオール ~ ゼラニウム精油
炎症部への好中球の集積を抑制 炎症部と離れた部位に精油を塗布しても抑制

カロテノイド ~ カレンデュラ・サフラン・キャロット
細胞の分化誘導 活性酸素消去 IgA誘導

ビタミンD ~ キノコ
抗菌ペプチドの産生誘導 免疫調整 消炎作用 ※ビタミンDはUV-Bの照射で生成

ミネラル
Zn ~ SOD構成成分 Fe ~ 自然免疫活性化 Si ~ 白血球分化誘導 マルベリー(Zn・Fe)ネトル(Fe・Si)スギナ(Si) ハイビスカス(Fe)マカ(Fe・Zn)

リラクセーション
睡 眠
入 浴
呼吸法
生活リズム
心理療法
セルフマッサージ

栄養(食事)
プラントベースのホールフード ~ 野菜スープ(色素系・淡色系) オメガ3系脂肪酸 ~ アルファリノレン酸 V.C V.A(カロテノイド)V.D ~ キノコ類 Zn(亜鉛) 発酵食品 ~ 味噌汁 ※短鎖脂肪酸はIgAを増強 水分補給 ~ 乾燥防止

※避けること ~ 寝不足 口呼吸 清涼飲料水 消炎鎮痛剤 ステロイド剤 自然欠乏
五感を刺激する 有酸素運動 日光浴(特に朝)

※運動と免疫のエビデンス
一般に運動によって白血球は増加し、1時間以内では運動強度に依存して、リンパ球とくに NK細胞が増加。またマクロファージ機能や血中IgG、SIgAも増加。ただし激しすぎる 運動は免疫系を抑制し、易感染性に繋がる。至適運動条件としては有酸素運動の強度で 1日20~60分までを週3回以上の頻度で長期間継続することが奨励されている。

※ 聖なる時間と空間づくり 1日1回5分で良いので深呼吸して香りを楽しみ ハーブティーをゆっくり味わう時間と空間を確保


自然・森林を活用する 健康増進の種類
休養~日常の疲れをリフレッシュしたりする
保養~軽い体調不良を回復させたり、生活習慣病を予防する
療養~病気の治療を目的とする

フィトンチッド=揮発性芳香物質
フィトン(植物)がチッド(殺す)~植物が自分を守るために発する武器 テルペン類、フェノール類、炭化水素類 スギやヒノキからは50~100種類放出

フィトンチッドの効果
やすらぎ
マツ類に含まれるα‐ピネンは副交感神経が促進されリラックス (緊張時の精神発汗が抑制され、指先の血流が増加、脈拍数が低下)

鎮静作用
興奮・眠気醒まし
スギ、ヒノキ、モミなどの葉 4、落ち着き・α波の増加作用

1、視覚の快適性 美しい風景や景観の構成要素(樹木、草花、野鳥、蝶なども 含まれる)
2、聴覚の快適性 森の静けさ、風の音、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、虫の 声など
3、嗅覚の快適性 フィトンチッドの香り、花・土の香り
4、触覚の快適性 土・落ち葉の感触、 木の肌触り、 心地よい風など
5、味覚の快適性 山菜、木の実やキノコなどの森の産物

~さまざまな研究報告
1、ストレスホルモンが減少~ホルモン・内分泌系 40分の森林浴で唾液中のコルチゾールというストレスホルモン が減少(森林総合研究所・宮崎良文氏)

2、生理的にリラックス~(自律)神経系 森林浴時には脳の前頭野の活動が鎮静化し、交感神経の活動が抑制され、拡張期血圧も有意に低下(森林セラピー研究会)

3、ナチュラルキラー細胞が活性化~免疫系 林野庁「森林の健康と癒し効果に関する科学的調査

ストレスの健康への影響 「心」と「体」の両方に影響

体への影響
~自律神経、ホルモン、免疫などに影響 特に「自律神経」への影響

・交感神経からアドレナリンの分泌が増加 ~血圧、心拍などの上昇
・副腎皮質からステロイドホルモン分泌が増加

~血圧、血糖などの上昇


自律神経とは
内臓や血圧などを無意識のうちに自動的に調整している神経(=自律)
交感神経: 副交感神経: 緊張・興奮(闘争か逃走) 休養・リラックス(内臓活動)
この働きが悪くなったりバランスが崩れると →自律神経失調症や高血圧症(生活習慣病)へ

森林での活動の効果のある領域
1、子ども ~丈夫になる、工夫する
2、老人医療 ~森林回想法
3、障害者療育 ~自閉症
4、心理的保養効果 ~癒し・ストレスケア

cf)生活習慣病(運動/自律神経) がん患者(養生/免疫)などにも有用
自然(治癒力)を活かす療法

・「自然治癒力」を活かす お任せの姿勢ではダメ 全体的(ホリスティック)な視点が必要
・「ライフスタイル(生活習慣)」の改善
・「養生」

→”セルフケア”の視点 ~自然療法、植物療法、森林療法の意義

健康のためにできること
食事、運動、休養、 アロマセラピー、ハーブ、 マッサージ、趣味など。 (代替療法も含む)

セルフケアの時代 ~「自分の健康は自分で守る」時代へ
不足している栄養素をサプリメントで採る、メディカルハーブ やアロマテラピーを自分で行う、ヨガ・気功などの養生法を行う、 自然・森林散策で積極的に癒しを得る、など代替療法も含めてよ り“健康増進”の視点が含まれている

腸の生体防御・免疫系
免疫細胞や抗体(主にIgA)の70%が腸に集結 腸管壁のパイエル板には、M細胞が存在し、病原菌を取り込むと共にIgAを分泌 大腸の腸内細菌は、短鎖脂肪酸を産生して免疫系に関与※フラボノイド配糖体もプレバイオティクス (腸内フローラがハーブの効果発現に影響)※ダンディライオン・フェンネル・ペパーミントなどの服用

腸内細菌による代謝例 ~ オリゴ糖(ダンディライオン・バードック)

1.小腸を通過して大腸に到達し、腸内細菌が分泌する酵素により加水分解を受ける

2.糖は菌体内に取り込まれ、エネルギー源として利用

3.嫌気的代謝(発酵)により、菌が短鎖脂肪酸(SCFA)を放出

※ 短鎖脂肪酸 ~ 腸内細菌が作る炭素数6未満の脂肪酸で 酪酸・プロピオン酸・酢酸など短鎖脂肪酸(SCFA)の機能性

1.大腸粘膜細胞のエネルギー源

2.ミネラルの吸収アップ ~ マグネシウム・カルシウムなど

3.大腸内pHの低下 ~ 有害菌の抑制

4.IgA産生を増強

5.タイトジャンクション(腸バリア機能)向上

6.Treg(制御性T細胞)分化誘導短鎖脂肪酸(SCFA)の機能性

※ 酪酸の機能性

1.BDNF(脳由来神経栄養因子)の増加 ~ うつや認知症予防

2.NF-κBの抑制による抗炎症作用 ~ アレルギー予防

3.アポトーシス誘導 ~ 大腸がんの予防

※ リーキーガット症候群 ~ ダンディライオン(イヌリン)ネトル(クエルセチン)

※脳腸相関 脳→腸 腸→脳皮膚 ローズウォーターで保湿の後、マカデミアナッツ油の塗布

NO.1ビタミンD
近年、ビタミンDが研究により注目が集まっている。免疫力を高め、新型コロナウイルスやインフルエンザ対策にも役立つことが明らかになって来た為。コロナ禍で世界的に一番注目を浴びたビタミンと言っても過言ではない。ビタミンDの血中濃度を上げることで感染症予防、重症化予防、最近ではコロナ後遺症にも使用されている。2010年の慈恵医大の研究では、ビタミンD摂取によりインフルエンザ罹患率が半分近く減少したと報告。ビタミンDは自然免疫及び獲得免疫の両方において免疫調節作用を示し、抗ウイルス作用を有する。また、直接的なウイルス複製阻害から、免疫調節作用や抗炎症作用を介したメカニズムが知られている。ビタミンDが不足していると、呼吸器疾患にかかりやすいことが分かっている。日本人の9割が足りていない。血中ビタミンD濃度を高く保つよう意識していくことが重要。(このレシピでは鮭にビタミンD3、キノコ類にD2が豊富)


ビタミンA
粘膜免疫力の鍵を握る栄養素。(ガードする)免疫抗体の1つであるIga抗体を作る際にも必要。Iga抗体は粘膜から侵入しようとする敵を捕まえて振り落とす役目がある。免疫系が正常に機能するために必要な栄養素。粘膜免疫レベルを向上させる為にはビタミンD、ビタミンA・亜鉛・ビタミンCなどを摂取していくことが重要。(白菜、赤パプリカにβカロテン含有。βカロテンは体内でビタミンAに変換される。バターにもビタミンA)

亜鉛
味覚を正常に保つ働きがあることは有名だが、実は亜鉛には免疫細胞の働きを活性化させる作用がある。亜鉛は、自然免疫と獲得免疫の両方の維持に重要なミネラル。亜鉛不足は液性免疫と細胞性免疫の両方の機能障害を生じ、感染性疾患への罹患リスクを高める。亜鉛の低下は気管支粘膜上皮のアドへレンスジャンクションの細胞骨格を脆弱にし、好中球などの炎症性細胞の通過を容易にし炎症を拡大させてしまう。このように、感染に伴う炎症初期の段階において亜鉛は細胞間接着機能に大きく関わっている。細胞内亜鉛を高く維持することでウイルスの複製を抑制するため、亜鉛欠乏は避ける必要がある。

(牡蠣に非常に豊富だが、今回は食材の相性的、または北海道らしさで帆立を選抜。亜鉛は帆立にも含まれている)

※とはいえ亜鉛には細胞内に入りにくいという特性がある。この時に役立つのが「ケルセチン」。ケルセチンには殺ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用がある。さらに注目すべき作用として、亜鉛を細胞内に運搬するサポートを行うことが挙げられます。そのため、このプロトコルのように亜鉛とケルセチンを併用するのは絶妙であると言える。余裕のある方はケルセチンを含有する玉ねぎをプラスしてください。

ビタミンC
ビタミンCは免疫システムをサポートし、ウイルスを殺すのを助け、感染症状を減弱する役割を担う。これまで、インフルエンザ・肺炎・ポリオなどほぼ全てのウイルスに有効だという論文も存在。ビタミンCが不足すると、白血球の働きが弱まり免疫力が低下。ビタミンCは、抗酸化作用に加えて、免疫調節作用を有しており、非特異的な働きによるCOVID-19リスク低減作用が考えられる。これまでの多くの研究により、インターフェロン産生、Tリンパ球の形質転換、食細胞の機能といった免疫機能にビタミンCが関与することが分かっている。ビタミンCによる風邪対策としての有用性も確立している。これまでの臨床試験では、一貫して、ビタミンC投与による普通感冒(風邪)の罹病期間および重症度の軽減作用が見出されている。肺炎リスクに対するビタミンC投与の有用性も知られている。ビタミンC・ビタミンD・亜鉛は、細胞同士の接着を維持するために大切な役割担っている。3つの栄養素が相乗的に粘膜上皮細胞のバリア機能を高めており、これらの欠乏はバリア機能を低下させてウイルスの侵入を容易にしてしまう。ビタミンC・ビタミンD・亜鉛は日本人に不足気味であり、ビタミンDに至っては約70%の人が低下〜欠乏状態。日常的にこの3つの栄養素を補給することで、新型コロナウイルスをはじめとする様々なウイルスや細菌の侵入から体を守る。(ビタミンCは赤パプリカに非常に豊富に含まれている)


マグネシウム
マグネシウムが不足すると、他の栄養素はパフォーマンスを発揮できない非常に最重要ミネラル。マグネシウム不足は全ての生活習慣病に直結しており、感染症においても不足により免疫力低下。例えばビタミンD値が極めて高いと、マグネシウム値が低くなることがある。ビタミンDとマグネシウムとの関係は極めて重要である。ビタミンDを補給する前に、マグネシウムを十分摂っていることを確認することが重要である。疲れやすい、足がつる、鼻炎などのアレルギー症状、肩こり、血流が悪いなどの不調はマグネシウム不足のサイン。マグネシウムが不足している人は他の栄養素も不足しているケースが多い。(そもそも殆どの日本人がマグネシウム不足)健康を守りたいと考えるなら、マグネシウムを意識することが非常に大切。(すりごまに豊富)

オメガ3
オメガ3系必須脂肪酸は、獲得免疫反応において重要な働きを有する。また、α-リノレン酸、EPA、DHAは、それら自身および代謝物の抗炎症作用を介した多彩な機能性が知られている。適度な量のオメガ3系必須脂肪酸摂取は炎症惹起サイトカイン(IL-6)を減少させ、過度の免疫反応を抑制。したがって、オメガ3系脂肪酸は、肺感染症におけるサイトカインの抑制や炎症性細胞の浸潤を抑制すると考えられている。(鮭に豊富)

白菜
外側にビタミンCが豊富。中心部分はカリウムなどのミネラルが多い。根本にGABAを含む。中心部が成長点。成長点から外側に向かって食べると良い。アブラナ科特有の解毒系抗酸化物質(ガン予防が有名、消化促進も)のイソチオシアネートは芯に豊富。蒸し調理でGABAは8倍近くまでアップする。βカロテンが体内でビタミンAに変換され粘膜をガードする。代用するなら同じアブラナ科のキャベツや青梗菜、小松菜等


たんぱく質、ビタミンD3、オメガ3、最強の抗酸化物質アスタキサンチンと言った免疫を強化する栄養素が凝縮した魚。アスリートは試合前によく使用する。アスタキサンチンは特別な化学構造をしておりとにかくパワフル。実はパワフルさでは赤パプリカのキサントフィルもアスタキサンチン同様の特別な構造を持っており、赤パプリカとアスタキサンチンは植物化学的には無敵状態にパワフル。

https://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix201407/201407asutaki.pdf

赤パプリカ
今回使いたい栄養素はビタミンCだが、赤パプリカは特別な植物化学含有。江崎グリコが抗酸化効果の高い素材商品を開発するにあたり、様々な緑黄色野菜のキサントフィルを研究、最終的に「赤いパプリカ」を選択した。赤いパプリカは緑黄色野菜のなかでも、キサントフィルの含有量がトップクラス、ニンジンの約50倍、トマトの約100倍ものキサントフィルを含んでいる。さらに赤いパプリカのキサントフィルは、抗酸化力でもトップクラスであることを確認。パプリカキサントフィルに含まれるカプサンチン・ククルビタキサンチン・カプソルビンは一重項酸素に対してアスタキサンチンを超える抗酸化力を示した。これまでカロテノイドは一重項酸素に対してのみ抗酸化力をもつとされてきたが、カプサンチン・カプソルビンはヒドロキシラジカルを直接的に構造中にトラップし、化学的消去機構によってヒドロキシラジカルを消去できることが明らかとなっている。

 帆立
今回使いたい栄養素は亜鉛だが、そのほかにもたんぱく質、タウリンや鉄などの栄養素を含む北海道らしい食材。代用するなら牡蠣。

きのこ類
注目はβグルカン(食物繊維)に免疫力向上が確認されていること。抗がん作用でも著名。その効果が認められ、医薬品として使われているものもある。きのこの多糖類は巨大分子 腸からは吸収出来ないと言われていたが、実は腸管のパイエル板に免疫細胞が控えていて、そこでスイッチを入れることが分かっている(シグナル)

にんにく
免疫強化に欠かせない食材。アメリカの国立がん研究所は、がんを予防する食品をまとめた『デザイナーズフーズ・ピラミッド』を発表。その頂点に立っているのがニンニク。ニンニクの独特の匂いや辛味の成分は硫化アリル。これが体内に入るとアリシンという成分に変わる。アリシンには高いがん予防の効果があり、加えて抗菌作用が強く、ウイルスや細菌を退治してくれる。毎日使いたい。

バター
バターはビタミンAが豊富。バターの成分は約80%が乳脂肪。乳脂肪は食用油脂の中で最も消化が良く、吸収率は95%以上にもなる。幼児や高齢者、胃腸の弱い人も安心して利用できる食品。脂溶性ビタミンであるビタミンAは、天然油脂中では最高の含有率。バターにはレチノール(ビタミンA1)とβ-カロテンが含まれている。バターの黄色はβ-カロテンの色で、牛の餌となる牧草に含まれている。β-カロテンは摂取して体内でビタミンAに変わるので、プロビタミンA(ビタミンA前駆体)とも呼ばれる。ビタミンAは成長に欠かせない大切な栄養素で、肌や粘膜を健康に保ち、細菌に対する抵抗力を強める。また、バターにはカルシウムの吸収を促進するビタミンDや、老化を防ぐビタミンEも含まれている。

南海放送YouTubeにアップ!【南海放送レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」2023年11月11日9時55分〜】ビーンズmoaning!

テーマ
注目の健康食材である発酵食品を用い、食材を残さず全部使い切るレシピ をご紹介!出演
#南海放送 アナウンサー #高野真子
#料理研究家 #山瀬理恵子

「#山瀬理恵子の今日からできるアス飯」は、南海放送YouTubeでも配信しています!

放送終了後に南海放送YouTubeへゴー!

南海放送 高野真子アナウンサー プロフィール

@kono.mako

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業。2022年4月、南海放送にアナウンサーとして入社。中学時代は競走部(陸上競技部)高校時代はダンス部、大学時代はチアリーディング部に所属していた。

出 身:神奈川県横浜市
入社年:2022年
血液型:A型
星 座:蟹座担当番組

【テレビ】
「ビーンズmorning」(土/9:55~)
「和牛のA4ランクを召し上がれ!」(日/12:55~)

【ラジオ】
「おとくいさま」(金/21:30~)

メッセージ
愛媛県民2年目です!最近は愛媛県内の様々な場所を訪れることができて、益々愛媛県に惚れ込んでいます。これからも新鮮な気持ちを忘れずに、フレッシュに情報をお届けしていきます!

柚子 ミカン科 血行促進、抗菌、消炎(専門分野の植物化学)


柚子には「運を呼び込むための厄除け」の意味があり、新年を迎えるための邪気を払う禊ぎであると同時に、血行促進、抗菌、消炎作用を持つため柚子湯に入ると「寒い冬の季節も風邪を引くことなく越せる」と言い伝えられ、体の調子を整える。香りが豊かで(ユズオール、ユズノン) ゆず=柚子=「融通がきく」 冬至=「湯治」。かぼちゃと共に冬至の日は欠かせない。香りが強いものには「邪気が起こりにくい」。長い年月をかけて実ることから「長年の苦労や努力がいつか実りますように」と願いが込められている。ビタミンCやビタミンEをはじめ、ミネラル類や有機酸、フラボノイド(ナリンギン=強い苦味、グレープフルーツに含まれる成分)モノテルペン類のリモネン、β-カロテン、ヘスペリジン、ペクチンなど様々な有効成分が豊富に含まれており、これらの成分は多くの健康効果、機能性がある。ミカン科の柑橘類の中でも一際明るい黄色の果実は、日本人の生活に馴染み深く、果皮や果汁は料理の香りづけや調味料として広く使われる。

小かぶ
アブラナ科の野菜。皮ごと食べられ直ぐに火がはいる。皮に栄養価が凝縮。植物化学成分(フィトケミカル)の注目成分、イソチオシアネートを含有。これは解毒系の抗酸化物質。癌予防、免疫増強等。ジアスターゼを含むため、胃もたれ、胸やけにも◎。葉にはβカロテン、ビタミン C、ビタミン E が豊富。丸ごと食べられアクが少ないことが特徴!

日本古来のスーパーフードの米麹甘酒
飲む点滴のスーパー飲料。単に栄養があるだけではなく、自然の甘みの食べ物で あることに注目してください。調味料として使える。甘酒に豊富なオリゴ糖と食物繊維は腸内環境を整えてくれる栄養素。腸は第二の脳、体内最大の免疫器官。 胃腸にあまり負担をかけずに体力を回復させる。甘酒のブドウ糖 お米のデンプンが麹菌の酵素によって分解され作られる。脳や体を動かすエネ ルギー源となる栄養素。朝など時間がなく食事がとれない時の速やかなエネル ギー補給に最適。また満腹感も得られるので食欲を抑えられ減量の助けに。
 
甘酒の必須アミノ酸
人間の身体は約 20 種類のアミノ酸で構成。そのうちの 9 種類が必須アミノ酸 とよばれ、これらは体内で生成できず食事から摂るしかない。甘酒にはこれら 必須アミノ酸 9 種類が全てが含まれている。なかでもバリン、ロイシン、イソ ロイシンの 3 種のアミノ酸はアスリートが意識するアミノ酸。(筋肉の強化、 集中力の保持、疲労を回復)
 
 
甘酒のビタミン B 群
ビタミン B 群は糖質をエネルギーに変える手助け(代謝)に欠かせない夏場に不 足しがちな栄養素。ビタミン B 群は一つのビタミンだけではなく互いに助け合 って機能する為、総合的に摂取する努力が必要。甘酒にはビタミン B1、 B2、B6、ナイアシン、葉酸などビタミン B 群が豊富。
 

甘酒のエルゴチオネイン、コウジ酸、フェルラ酸(アンチエイジング)
エルゴチオネインはキノコや菌類に多く含まれているアミノ酸の一種で優れた抗酸化作用を持つ。またコウジ酸もメラニンの生成を抑えシミやくすみを防ぎ、高い抗酸化作用があると注目される。フィトケミカルの一種、フェルラ酸も含まれ、アンチエイジング効果が期待できる。年齢を重ねると徐々に肌が黄 色くくすんだように。たんぱく質と糖が結びつきAGEs、褐色の物質が加齢によって蓄積。コウジ酸はこの AGEs を抑える効果もあるとされている。

豆乳
植物性たんぱく源の補給にお手軽◎。女性ホルモン様作用(エストロゲン様作用)の 大豆イソフラボン他、大豆サポニン(脂肪の蓄積を防ぐ)、レシチンなど生活習慣病予防にも。血流改善のビタミン E も含む。豆乳は飲む点滴の甘酒との相性が抜群!
 
昆布

「腸活」という言葉が定着して久しい。学術研究も日進月歩で次々と新たな発見がなされている。中でも今、最もホットなテーマが「酪酸菌」。腸内の善玉菌の1種としてこの酪酸菌が健康に大きく関わっていることが分かってきた。健康長寿な高齢者の多くの腸内細菌を調べたところ酪酸菌を占める割合が多く、また新型コロナウィルスに感染し、後遺症に悩む人の腸を調べたところ、酪酸の量が低下していた。全身の免疫細胞のうち約7割が腸に集中。ウイルスから腸の粘膜をバリアにして体を守る。この他、酪酸菌が生み出す酪酸には大腸がんの発生を抑えるなどの様々なことが分かってきた。そして、食物繊維を多く含んだ食材を摂取することで、腸内にいる酪酸菌を増やすことが可能ということも。酪酸菌が餌にしやすい水溶性の食物繊維、中でも海藻類(ひじき、わかめ、昆布、海苔)が酪酸菌を増やし、更に筋肉を増やすのにも効果的。運動のエビデンスも多くなった。健康長寿を目指すには酪酸菌を増やすことと、筋肉を減らさないこと(無い人はつけること)。

独特のねばり成分は「アルギン酸」や「フコイダン」といった海藻特有の水溶性食物繊維。中でも昆布の含有量は高く乾燥重量の約10%と言われている。発酵性食物繊維で腸内細菌の栄養源になり酪酸菌を増やす。糖質や脂質の吸収を抑えコレステロール値の上昇を抑える。アルギン酸は殆どがだし殻に残されているのでだし殻ごと食べると尚GOOD。昆布や煮干しのだし殻は、出し殻の方に栄養素によっては9割もの栄養が残っている為、食べないと勿体無い。

フコイダンの腸から免疫力を高める作用にも注目。海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は脂肪の蓄積を抑える。 体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げるというダブルの作用がある。主に内臓脂肪に届いて作用し、高めの血糖値を下げ、筋肉での糖の利用を促す。長寿の街は昆布などの海藻類を多く摂取。その腸内細菌を調べると酪酸菌が多いことが分かっている。

※食物繊維の一種である「フコイダン」は、もずくをはじめ、昆布、わかめ、めかぶなどの海藻類に含まれる滑り成分の一つ。1913年にスウェーデンの科学者であるH・Z・キリンによって発見された。抗腫瘍・抗がん作用を筆頭に、血液凝固阻止作用(動脈硬化予防)や抗炎症作用、抗ピロリ菌、ウイルス感染からの細胞保護を持ち合わせるなど、様々な機能性を持つことが医学界でも注目。野菜や穀物に含まれる食物繊維とは異なった化学構造を持っており、生活習慣病のリスク低減などの期待が寄せられている。

また自身の専門分野である、植物化学成分の一種の「フコキサンチン」。フコキサンチンはカロテノイドのキサントフィル類で強い抗酸化力を持ち、細胞膜との親和性が高いことが特徴。抗肥満、抗糖尿病、抗炎症作用、抗がん作用、血管新生抑制作用などの機能性が報告されている為、非常に注目されている。

腸は第2の脳、体内最大の免疫機関。腸内環境が悪化すると便秘や下痢の原因になったり、栄養の吸収率が低下すると脳の働きまで低下。筋肉は脳からの指令によって動いており、アスリートの場合は顕著にパフォーマンスに影響する。

愛媛の代表的な麦味噌
麦が原料なので米味噌と比較すると、食物繊維やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富。味噌の原材料である大豆は良質のたんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルを含み畑の肉と言われ、大豆イソフラボンは更年期の女性ホルモンに働きかける。更にこれを発酵させることでアミノ酸やビタミンなどの栄養価が高まる。味噌は万能健康調味料。

鰹節
カツオが主原料でビタミンD、ビタミンB群、鉄などを手軽に補充出来て栄養満点!出し殻も一緒に食べると栄養を余すことなく摂取できる。

野菜の摂取について

野菜の摂取について

つい先日、管理栄養士の先輩から

『若い学生向けの指導で野菜の摂取を促したいから、山瀬選手の食事風景写真を幾つかいただけないか』

とお願いされ、改めて気付きました。

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確かに我が家の野菜消費量は多い。まるで「草」を食べているかのような食卓になっていることもしばしば。

専門分野の植物化学(我が家の主軸が野菜、果物、スパイス、ハーブ等の薬草を利用した植物療法=フィトケミカル栄養学)でメーンとなるような植物については、2007年頃、夫が横浜F・マリノス在籍時代から自身で育てることにしました。身近なスーパーではたまにしか置いていないものが多く、自分で育てた方が手に入れるのが確実だったからです。

最初はローズマリーやパセリ、ミントやバジル、ディル、タイム、オレガノなど、強い抗酸化力を持ちながらも、比較的育てるのが容易な植物達から。

現在は自身が所属する日本メディカルハーブ協会、日本ホリスティック医学協会、日本アロマ環境協会、日本スポーツアロマトレーナー協会等の植物各論の講義でブラッシュアップし続けている、精油を含めた約100種類近くの植物を栽培。毎日の食卓に利用しています。

現在、栽培用の植物の殆どは愛媛県・今治市 ハーバルハウスカワカミの河上さんより購入。河上さんはハーブ博士👩‍🎓今では大親友です。

栽培以外の、身近では手に入りにくい経口摂取用植物に関しては、母校・グリーンフラスコ研究所からの取り寄せが殆ど。

以下、データベースにあるような植物が我が家のメーンとなっています。(ただしドーピング関連植物は省く)

http://www.greenflask.com/herb_db/

私の第一師匠は、現・日本メディカルハーブ協会理事長である林真一郎先生です。

【林真一郎先生プロフィール】

グリーンフラスコ代表 東邦大学薬学部薬学科卒 薬剤師 臨床検査技師 東邦大学薬学部客員講師 日本赤十字看護大学大学院非常勤講師 静岡県立大学大学院非常勤講師 城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版 『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数

化学から学んでいくと植物の機能性や作用機序、体内でどう巡りどのような影響を齎すのかというメカニズムまで理解を深められるようになります。様々な研究データを実際に体感し、日々移りゆく千差万別な理論をより柔和に落とし込んでいく為に、また体験学習の一環としても植物栽培を行うようにしています。

食事はフレッシュな生食材も多く利用。野菜を用いたたっぷりの発酵食品を始め、炒め加熱調理するならば糖化させない為にサッと。これはカロテノイドや脂溶性栄養成分の吸収を促す為。全般的に蒸し料理、野菜の細胞壁を壊し煮汁に栄養素を移して高い抗酸化力を持つ植物化学成分を体内に摂り入れる技法のスープ類が多く、揚げ物に関しては大怪我を繰り返した2004年からは自宅でも一切しなくなりました。これは、痛みを助長させない抗炎症狙いだとか糖化対策の為。脂質はオメガ3かMCTをフレッシュでいただいたり、魚脂、アボカド、麻の実、ナッツ類(インカインチやヘンプ油、グリーンナッツ油)の脂質を利用。野菜スープ等から植物化学成分を効率良く手っ取り早く栄養素、非栄養素を摂取するなどして、植物の摂取の仕方を夫のその日、その瞬間の体調と総合的なバランスを見て工夫、調整をしています。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2001年から2022年までの21年間の流れは、以下の記事を追っていただくと大枠が分かります。昨年、2022年の秋口に取材していただきました。

【41歳MF山瀬功治を支えた妻の“料理”と“化学” 大怪我で“引退危機”から復活に導いた普通と違う食の視点「受け入れてもらえなかった」2022.10.22】

https://www.football-zone.net/archives/408662

 

 

 

朝起きて直ぐの排泄物の確認、胃腸の状態、肌、視覚や脳、ウエイト、本人のその時の感覚、けがを抱えているなら、けがの部位の痛みや腰のはり等に合わせ、基本は作用機序から植物を選択。2020年からは血液解析データ分析を元に、不足や消耗の激しそうな栄養素を先取り。ダイレクトに入れたり、プラスαを選ぶようにもなったので、これまでの知識と経験の引き出しからもの凄い数の食材が瞬間的に脳内を駆け巡り、そこから直感でピックアップされたものが献立のベースに入っていきます。

夫の現状態をズレの無いように見抜き、抱えている問題やなりたい心身に対し、ピンポイントで栄養素を入れる底力が必要。

 
 

夫の身体合わせて野菜、果物、ハーブ、スパイス、ジビエなど複数種類を調合していくので、もう2度と同じ食べ物は出来上がらないくらい、毎度、かなり独特な構成が組まれている感じ。

例えば上記に取材していただいた記事末尾にあるように、スープベースの一種に一例としてカモミールを選択している場合、植物学では胃炎、胃潰瘍の疼痛の原因となる平滑筋の痙攣に対してアトロピンやパパベリンなどのアルカロイドの抗コリン作用に頼るのでは無く、フラボノイドのアピゲニンやテルペノイドのリナロール、メントールなどの鎮痙、鎮静作用を活用しています。

「 ジャーマンカモミール 」

【 学 名 】Matricaria chamomilla , Matricaria recutita

【 科名 】キク科

【使用部位】花部

【主要成分】 精油 ( α- ビサボロール、カマズレン )、マトリシン、フラボノイド(アピゲニン 、ルテオリン)

【 作 用 】消炎、鎮静、鎮痙、駆風

【 適 応 】胃炎、胃潰瘍、月経痛、皮膚炎

ジャーマンカモミールの主要フラボノイドのアピゲニンはクエルセチンやルテオリンより鎮痙作用が強く、抗不安作用も有している。カップから立ち上る香りは嗅覚経路で情動に変化を齎し、ストレスを和らげ心身にリラックス効果も。内服によりカマズレンがヒスタミンの遊離を阻害。αビサボロールがシクロオキシゲナーゼやリポキシゲナーゼを阻害し消炎作用を齎す。更にフラボノイドのアピゲニンがベンゾジアゼピン受容体のリガンドとして働き、鎮痙、鎮静作用を齎す。

植物療法では多様な成分が多様なメカニズムで生体に働きかけて相乗効果を齎している。

これは一例ですが、生姜は乾燥させるとショウガオールが増える為、リウマチや関節炎他、夫の現場でよく起こるスポーツ障害についてはフレッシュ食材に合わせて乾燥させたものを利用した方がショウガオールの栄養摂取効率が良くなる場合も。

 

 

 

 

 

植物は状態によって栄養素が異なる。シーンごと、目的別に使い分け出来るようになると実際の結果としても導き出しやすい。

私が夫から求められて来た食事というのは、いつの時代も「結果」という非常にシンプル且つシビアな世界観。

プロセスよりとにかく「結果」。生きている時間は限られている。結果を出せないのなら次への切り替えも素早く、という無言のプレッシャーがあった。

痛いところがあるなら早期に治す食事やケアを求められ、キレが落ちていればキレを確実に元に戻す食事を。

アスリートは言い訳無用、結果が全て。

結果を出さなければクビを切られ、選手生命が終わるように、料理の作り手である私も言わばアスリートと一緒。

 

 

トップアスリート現場では常に結果を確実に出せる鋭利な食事が選手側から求められています。ここにグレーゾーンは存在せず、また一瞬の隙が命取り。いつの時代も崩れ落ちそうな吊り橋を渡っているような崖っぷち感がありました。

自分の手で、自分自身で振り絞り出していくしか方法は無い。だから私も夫と共に、毎食、全身全霊で集中。食事に対して全力で向き合って来ました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

自身で蒸留する日も。この日はトゥルシーでしょうか🌱

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

私は2005年より本格的に植物化学を学び、化学構造や体内配置を意識しながら野菜を選択するようになりました。例えば我が家のキッチンにずらりと並ぶハーブやスパイスは多量のポリフェノール供給源。お茶を出す量もおそらく一般のご家庭の数十倍は多いかと思われます。余談ですが身近なコーヒーや高カカオチョコもポリフェノールの供給源。

 

 

 

2005年〜2008年は精油化学の嗅覚刺激、経皮吸収利用と、解剖生理学を学びスポーツアロママッサージがメーンでした。2008年にグリーンフラスコと出逢い、そこから更に植物化学成分を活用した栄養学を。トップアスリートのケアに携わる為、並行してアンチドーピングに関しても学び始めました。

●緑の医学

https://yamasefamily.com/archives/project/緑の医学%E3%80%802022年7月23日%E3%80%80ブラッシュアップを更新し

 

以下は第一師匠 林真一郎先生からの言葉。

【植物療法の役割と今後 2020/05/10 研究会レポート  植物療法研究会】

◎文・林 真一郎

●はじめに

医学・薬学の父として知られるギリシアのヒポクラテスは、数多くのハーブを用いたことで知られています。植物療法は世界で最も歴史がある自然療法であり、かつ現代でも社会の健康度を高めるために、セルフケアや臨床の場で大きな期待を担っています。 本稿では植物療法研究会の活動や今後の展望について述べたいと思います。

●植物療法の定義 ~ 医薬品との違い

植物療法とは、植物が自ら生合成するフィトケミカル(植物化学)成分を含んだ粗抽出物を用いて、人が生まれながらにして有している自然治癒力(自己治癒力と自己調節機能)に働きかける療法をいいます。ハーブに含まれている多様な成分から、たった1つの成分を取り出すことを「単離」とひといいますが、1804年にドイツの薬剤師が、ケシ(阿片)からモルヒネを分離したのが初のケースです。アスピリンも1899年に、ホワイトウイロウを原料に化学合成されました。医薬品は単一成分であり、またハーブから抽出するより合成した方がコストが安いので、化学合成品です。一方で、ハーブは天然の多様な成分から成ります。これが医薬品とハーブの根本的な違いです。こうしたことから、医薬品は切れ味が鋭く、ハーブは穏やかな効果をもたらします。現在、使用されている医薬品のおよそ4分の3はハーブか産みの親となっています。

●植物療法とホリスティック医学

当協会の名誉顧問であるアンドルー・ワイル博士も、診療で数多くのハーブを用いることで知られていますが、植物療法とホリスティック医学のコンセプトには共通点があります。植物療法でなぜ成分を丸ごと使うのかというと、多様な成分がネットワークしていて、シナジー(相乗効果)が得られるためです。ジャーマンカモミールには消炎作用をもつカマズレンや抗酸化作用をもつアピゲニン、それに抗糖化作用をもつカマメロシドが含まれています。現代病の多くは慢性の炎症が関わっていますが、炎症と酸化は同時に起こり、酸化と糖化は相まって進行します。したがって単一成分よりも多成分で、網の目のように進行する反応を何カ所かで抑制したほうが、効率が良いのです。また、当協会では人間を「心と体、気、霊性から成る有機的統合体」と捉えていますが、植物療法でも同じように捉えていて、ハーブの多様な成分が人間丸ごとに作用を及ぼすと考えています。

●植物化学成分の食事での活用~ フィトケミカル栄養学

広義の植物療法の新たな領域として、食生活への応用があります。フィトケミカル成分は、ハーブだけでなく野菜や果物にも含まれています。たとえば、ネトルの葉に含まれるクェルセチンはタマネギに多く含まれ、タンポポの根に含まれるイヌリンはゴボウに含まれます。炭水化物・脂質・タンパク質にビタミンとミネラルを加えて5栄養素といいますが、6番目に植物繊維がきて、7番目がフィトケミカル成分です。フィトケミカル成分は微量であり、かつカロリーがゼロなので「微量非栄養素」と呼ばれます。栄養不足の時代にはカロリー源となる3大栄養素の摂取が重要でしたが、飽食の時代、カロリー摂りすぎの時代には細胞を酸化(老化)から守り、生体機能の調整を行うフィトケミカル成分を意識的に摂取することが必要になります。食卓にのぼる野菜や果物の機能性については、わが国だけでなく米国やEUでも盛んに研究されています。国民医療費の削減のために「薬による治療」から「食事による予防」へとシフトしているのです。

 

●植物療法によるセルフケア

現代はさまざまなセラピーがありますが、セルフケアとして活用するには、いくつかの条件があります。まずは安全性で、次にコストが安価なこと。そして、動機付け(楽しみながら続けられること)やエビデンス(科学的根拠)などが求められます。植物療法はこうした条件を満たしています。まず、ハーブティーですが、夕方以後はカフェイン飲料は控え、鎮静系のハーブティーの中から好みのものを、就眠前に香りを楽しみながらゆっくり服用します。ハチミツが好きな方は加えても良いでしょう。生活指導としては、日中に積極的にからだを動かして適度に疲労すること。またスマホなどのブルーライトは生体リズムに影響を与えるので、寝室には持ち込まないようにします。なお、生体リズムは朝の日光によってリセットされるので、朝起きたら光を浴びるようにします。

●植物療法の臨床応用

薬物療法が切り札とならない心の病や、老人性退行疾患の増加などを背景として、現代医学と補完・代替療法のいずれをも視野に入れ、患者中心の医療を目指す統合医療(integrative medicine)の普及が進みつつあります。厚労省でも「統合医療情報発信サイト」の運営などの事業を行い、統合医療の認知と普及を後押ししています。欧米では植物療法はセルフケアだけでなく、現代医療の中でも活用されています。その一例を挙げるとドイツやフランスでは、イチョウ葉エキスは医薬品扱いとなっています。また、欧米では植物性医薬品の開発が相次ぎ、その一部はスイッチOTC薬として、わが国のドラックストアでも販売されています。

ドイツではハーブ製剤による治療カテゴリーを4つに分類しています。その4つとは、

①化学合成薬よりもハーブ製剤の方がファーストチョイスになるもの、

②ハーブ製剤が化学合成薬の代わりに使用できるもの、

③ハーブ製剤がアジュバント(補助)として用いられるもの、

④化学合成薬の効果を妨害したり遅延させたりするためハーブ製剤は禁忌となるもの、です。

具体的には、①のカテゴリーの例として、中毒性肝炎へのミルクシスルや前立腺肥大へのソウパルメット、老化による心臓機能の低下へのホーソン。②のカテゴリーの例として、軽度~中等度のうつへのセントジョンズワートや機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)へのジャーマンカモミール、尿路感染症へのクランベリーなどです。クリニックや病院でアロマセラピーが活用されているように、わが国の医療機関でも植物療法が臨床応用される日が早く来ることを期待したいと思います。

●植物療法の今後の展望

今後、植物療法が活用される可能性のある領域をいくつか紹介します。

①メンタルヘルス領域

職場でのプレゼンティズム(不健康な状態での勤務)による労働損失コストは、アブセンティズム(欠勤)によるコストを大きく上回ります。そのため企業側もコストではなく、投資の概念で福利厚生を充実させる傾向にあります。勤務時の健康度を高め、労働生産性を高めるのに、アロマ、ハーブ、バッチは大変役立つツールです。また、今後はヘルスツーリズムで森林療法を体験するなどの試みが増加しそうです。

②介護・高齢者領域

認知症に対するアロマセラピーの有効性や有用性が科学的に検証されたことは、大きなニュースになりました。高齢者の抗不安薬や睡眠薬の使用は転倒などを招くため、作用が緩和なハーブティーなどで対応したいものです。アロマやハーブの活用はポリファーマシーの回避にもつながります。介護施設などで園芸療法を導入するケースもでてきました。ケアラーケアの領域では介護ストレスに対してバッチ博士の花療法が役立ちます。

③緩和ケア領域

スピリチュアルペインに対して、アロマセラピーやバッチ博士の花療法の活用が試みられています。「何もしてあげられない」という家族が患者にオイルマッサージを行うことは、家族にとっての救いにもなり、良き思い出となります。吐き気や便秘、痛みやしびれといった化学療法剤の副作用対策にもアロマやハーブは役立ちます。芳香蒸留水が1本あると芳香浴や清拭、口腔ケアやドライシャンプーと、さまざまな用途に活用できます。

④環境教育

「自然欠乏障害」や「自然欠乏症候群」というキーワードが話題になっています。都市型のライフスタイルは、人が享受すべき自然刺激が得られないため、さまざまな弊害を生んでいます。「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」というヒポクラテスの箴言が思い出されます。アロマやハーブ、園芸療法や森林療法は、自然欠乏障害を改善するツールとして最適です。幼児教育では森の幼稚園や森の学校などの試みも広まっています。

●おわりに

園芸療法や森林療法と聞くとなにやら大袈裟に感じますが、ポット苗をテーブルに置くだけでも気分が変わります。また、たとえば東京でもその気になって探せば、意外に近くに樹木のある公園が見つかります。電車に1時間も乗れば、高尾山などにも出掛けられます。

最近、植物や樹木の健康効果を扱った書籍が頻繁に発売されているのは、そうしたニーズの表れかも知れません。その中で私のお勧め書籍は、森林療法では『温泉・森林浴と健康』(大修館書店)、フィトケミカル栄養学では『食事のせいで死なないために』(NHK出版)、自然刺激の健康効果では『NATURE FIX』(NHK出版)などが挙げられます。

◎文・植物療法研究会・世話人代表 林 真一郎『HOLISTIC MAGAZINE 2020』より

林先生の言葉はここまで。

植物は栄養素だけではなく色素成分や芳香成分などの非栄養素も生合成しており、非栄養成分を上手に取り入れていくと、人間の生体防御機能や恒常性を維持するのに役立つことが立証されてきていることを学習。これらを20年近く日常生活にふんだんに取り入れて来ました。

炭水化物や脂質、タンパク質、核酸は生命維持に必須であるため一次代謝産物と呼びます。一方、植物は光合成の過程で一次代謝産物以外に様々な化学物質を生合成。これらを植物化学成分(フィトケミカルズ)と言い、一次代謝産物に対し二次代謝産物と呼ばれています。二次代謝産物(フィトケミカルズ)は、テルペノイド(精油、サポニン、カロテノイドなど)芳香化合物(タンニン、クマリン、フラボノイドなど)また。アルカロイドを含みます。二次代謝産物は分子構造の違いや物理・化学的性格の違いにより、アルカロイドやフラボノイド、苦味質や粘液質などいくつかのグループに分類することが出来ます。機能は単一成分では決まらず、多様な成分の相乗効果により発現。複数の機能を合わせ持って働いています。


食品の3つの機能として、一次機能(栄養機能)は生命維持、二次機能(感覚機能)は味や香りなどの嗜好、三次機能(体調調節機能)に健康維持、疾病予防、老化抑制などがあります。三次機能を有する成分は、フィトケミカルズや食物繊維といわれる非栄養成分のものが殆ど。食材の色、香り、味は、食欲にかかわる大切な要因となり二次機能に分類。

近年、色素成分、芳香成分、旨味成分がぐっと注目されるように。昔から言われるお弁当には「赤、緑、黄色」や、薬草やスパイスの香り、食べ物の苦味や酸味といった味が、フィトケミカルズそのもの。人間はこれらの機能性を五感を通して受け入れて生きています。

植物性食品のフィトケミカルズであるポリフェノールは、光合成によって作られる植物色素や苦味の成分。ベンゼン環上に、水酸基を2個以上持つ化合物の総称。カテキン、アントシアニン、イソフラボンなど無数にあると言われます。また、カロテノイドは8個のイソプレンから構成。共役二重結合を数多く有します。カロテノイドはカロテン類(βカロテンやリコピンなど)とキサントフィル類(ルテイン、アスタキサンチンなど)に分けられます。

嗅覚以外の感覚は大脳新皮質から大脳辺縁系に伝えられますが、嗅覚刺激は大脳辺縁系に直行。快・不快や情動に大きな影響を及ぼします。例・特殊な脳波を測定することにより香りの心理作用研究。強い鎮静を示したものはサンダルウッド、ベルガモット(東邦大学名誉教授 鳥居鎮夫)

味覚は嗅覚とも関連。口腔内の溶解物質は味覚受容器により大脳へ伝えられ、酸味は消化機能の亢進、苦味は肝機能の向上、甘味は精神的満足や活力、渋味は収斂や粘膜保護に。触覚刺激となる皮膚の表皮は発生学的には脳や中枢神経と同じく外胚葉から形成。快い触覚刺激は生命力を回復。これがタッチング論へと展開。(嗅覚と触覚を用いたアロマテラピーマッサージ)

春夏秋冬、五感をフル活用。栄養素、非栄養素。野菜、果物、スパイスやハーブ、嗅覚や触覚を揺さぶるアロマテラピーを用い、日常のあらゆる要素を円を描くようにしながらたくさんの視点や分岐を持って眺めていけるようになって初めて、食が変わるのを実感出来るようになりました。

フィトケミカル成分にはポリフェノールやイソフラボン、含硫化合物などがあり、抗酸化作用や抗糖化作用、エストロゲン様作用や代謝促進作用など多様な作用をもたらします。(構造活性相関など)

例えばブロッコリーに含まれるイソチオシアネートなどの含硫化合物は、肝臓のフェーズⅡ酵素を誘導して解毒を促しますが、従来のカロリー摂取を目的とした栄養学にプラスし、アンチエイジングやデトックスを目的としたフィトケミカル栄養学や機能性栄養学を用いて、現役24年目となるアスリートの夫の怪我からの復活やパフォーマンスアップ、老化を緩やかにする対策に挑んできました。この植物化学成分は生活習慣病やアレルギー、老年病の予防に役立てることも出来ることで近年注目が集まっています。

また、ホリスティック医学のホリスティックとは「全体、包括的」という意味。心と身体は不可分のもの。そこで、心・身体・精神性・生活環境までを含め、統合的な観点から病気を捉え、治療を行っていこうというのが『ホリスティック医学』。

フィトケミカル(植物化学)成分のような『緑の医学』はこの主要な担い手になれると、自身が通っていた学校のグリーンフラスコ代表、2020年より日本メディカルハーブ協会理事長に就任した林真一郎先生は考えていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

近年多くの疫学調査で野菜や果物などの植物の摂取と生活習慣病予防の関連性が明らかになってきたことから、植物に含まれる化学成分の有効性に関する研究が盛んになりました。この中で注目されているのがポリフェノール。ポリフェノールは分子内に複数のフェノール性水酸基を有する芳香族化合物の総称。植物全般に含まれています。

メモ

活性酸素除去作用はポリフェノールが強い。例 ルテオリン、ケルセチン、アピゲニン等。精油も抗酸化作用を持つ。活性酸素は様々な種類があり、消去する力が精油の方が得意なものもあり、それぞれに意味があり役割がある。

ポリフェノールは水溶性の為、ハーブティーで多く抽出出来る。芳香蒸留水にも精油、フィトケミカル成分があるが、やはりハーブティーが圧倒的と言える。何故ならばポリフェノールが溶け込んでいるから。

ポリフェノールを日本人は何からとっているかと言うと例えばお茶やコーヒー🍵

上記クェルセチン(ケルセチン)の構造式、分子構造は、六角形のベンゼン環、ベンゼン環にOH→(水酸基と呼ぶ)。ベンゼン環に直接水酸基のOHがくっついている→フェノール系水酸基と呼ぶ。これが抗酸化力が強い、活性酸素を除去する。ケルセチンはフェノール系水酸基が四つもあることが分かります。

ポリフェノールの定義は、分子の中にフェノール系水酸基が二つ以上あること。ポリというのはたくさんという意味。ケルセチンはフェノール系水酸基が四つもある為、かなり抗酸化力が強いというのは分子構造を見ただけで分かる。更にフェノール系水酸基の位置が並んでついており、隣同士につくのが1番強い。

ということで、ケルセチンは非常に抗酸化力が強いということが分かる。メディカルハーブ各論では具体的に、ネトル、白樺に入っており近年注目を浴びています。

 

 

 

 

 

 

 

更にフラボノイドは植物の葉、茎、果実、種実、花弁などに4000種類以上の存在が報告されており、日常摂取する食品の中にも様々な形態で含まれます。これまでの研究から抗酸化活性、LDL酸化抑制作用、抗変異原活性、血圧上昇抑制作用、抗アレルギー作用などがあることが明らかとなっており、研究も盛ん、様々な有効性が明らかに。

フラボノイド類の「フラボ」は黄色という意味を持ち、この骨格を持つ化合物は黄色から淡褐色を呈します。同じフラボノイドでもアントシアニンは例外。鮮やかな赤や青を示す成分です。

フラボノイドには共通の基本骨格にケトン基や水酸基がついたもの、あるいは離脱したものの違いにより、フラボン、フラバノン、フラボノール(カテキン)、イソフラボン、カルコン、アントシアニジン各種が存在。それぞれ単独で存在するだけでなく、糖と結合した配糖体を形成している化合物も多く存在。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラボノイドの生物学的効果の多くは、その抗酸化活性よりも細胞シグナル伝達経路の調整能力に関係しているという説も。

 

 

 

 

昔は大の野菜嫌いだった夫。今や野菜が少ないと(少ないといっても通常よりはかなり多いと思いますが)指摘してくるようにさえなりました。ハーブ系、スパイス系料理は今や夫の大好物!

繰り返しになりますが、お茶を出す頻度、種類も凄まじく多い我が家。

 

 

 

 

 

しかし本当はバリバリの甘党で、引退したら普段節制して食していない生クリームのプールに飛び込みたいという夢を持っている抜け感やバランス感覚も功治さんはいい感じなんですよね😆

過去に投稿したアスリート関連記事を纏めました。

●植物療法

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/295473

 

●植物化学成分 1

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288001

 

●植物化学成分 2

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288002

 

●薬草、アロマテラピー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/105461

 

●ハーブを育てる

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/290139

 

●ハーブを使う

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/184121

 

●スポーツアロマトレーナー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/244985

 

●香り成分に注目 2006年の日記から

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/262672

 

●アスリート食 1

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287996

 

●アスリート食 2

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287997

 

●アスリート食3

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/287998

 

●回復の誤差

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288014

 

●ドーピングコントロール 1

(選手への身体のケアについて)

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288025

 

●ドーピングコントロール 2

(選手への身体のケアについて)

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288026

 

●怪我回復食2004年の日記から

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/235887

 

●怪我回復メニュー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/288246

 

●回復スープ

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/114963

 

●試食と試作

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/146628

 

●実験

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/270881

 

●3年間の連載を振り返る

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/186905