免疫メモ2 5月13日更新!

免疫メモ2 5月13日更新!

Withコロナ ファイブ・アミノ・レブリン酸(5-ALA)/ 長崎大学が発表

https://www.youtube.com/watch?v=l1vAPjf8yjs
長崎大学は2021年2月8日夜、国際誌に掲載された論文でサプリメントとしても市販されている「5-アミノレブリン酸」が、新型コロナウイルスの増殖を100%阻害するとの研究結果を発表しました。タイトルは「5-アミノレブリン酸が新型コロナウイルス感染を阻害」。※掲載情報は下記。国際誌:Biochemical and Biophysical Research Communications 論文:『5-amino levulinic acid inhibits SARS-CoV-2 infectionin vitro』はコチラ長崎大学の北潔教授のチームが試験管内で一定量以上の「5-アミノレブリン酸」を投与すると、ウイルスの増殖が抑制されることを確認。「おそらく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定の濃度以上だと本当に100%、増殖を阻害する」(長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北潔教授)

「5-アミノレブリン酸」とは?

通称「5-ALA」と呼ばれている天然のアミノ酸。日本酒や納豆などの発酵食品に多く含まれる。ヒトや動物、それに植物など、あらゆる生命体の細胞の中で作り出されるもので、「生命の根源物質」とも呼ばれる。「5-ALA」は、レバーなどに多く含まれるヘムや緑黄色野菜に含まれるクロロフィルが生成する前の段階の物質であるため、多くの食品に含まれるが、特に発酵食品に多く含まれる。磨き上げた酒米と鉄分の少ない水で醸された日本酒では、糖分をアルコールに変える働きを持つ酵母の育成のためにヘムが不足し、代償効果として「5-ALA」が 過剰生産されるため、含量が高いと推定されている。(参考:生物工学 第95巻 第9号『臨床試験に基づいた5-アミノレブリン酸 リン酸塩含有機能性表示食品の開発』(2017))2月4日からは人への臨床試験も始まっており、新型コロナ患者への治療や予防にも活用されることが期待される。

○新型コロナウイルス受容体 ACE2 と同じ機能を持つ 微生物酵素 B38-CAP を発見 。ACE2 は新型コロナウイルスの受容体であることが報告。B38-CAP には ACE2 同様、新型コロナウイルス感染症の重症化阻止効果のあることが期待される

https://www.nibiohn.go.jp/information/nihn/files/1357b762d7f34ea208f5da87d30ccb34e283dba4.pdf

○九州大学により海藻成分によるACE2とスパイクたんぱく質(新型コロナウイルス由来)の結合阻害を確認

https://www.google.co.jp/amp/s/kyodonewsprwire.jp/release/202102191238/amp

九州大学によりHORIUCHI(ホリウチ)フコイダンによるACE2とウイルススパイクタンパク質(新型コロナウイルス由来)の結合阻害活性を確認

新型コロナウイルスやSARSウイルスがヒトの細胞内に侵入する際、アンジオテンシン変換酵素II(ACE2)が足掛かりとなる。このACE2にウイルスのスパイクタンパク質が結合することを阻害することができればウイルスはヒト細胞内に進入することができないため、新型コロナウイルスに対する予防効果が期待できる。。

資料提供:九州大学
本来、フコイダンとは高分子多糖類であるが、HORIUCHI L-FUOIDANとは同社がもつ独自技術により分子量を500以下に分解した、低分子化フコイダンと呼ばれるものである。実験方法としては、ACE2とコロナウイルスのスパイクタンパク質が入ったキットを使用し、そこにフコイダン水溶液を添加することで、フコイダンがACE2とウイルスのスパイクタンパク質の結合を阻害するかを評価した。その結果、L-FUCOIDAN 1.15mg/mLの濃度で約100%のACE2-ウイルススパイクタンパク質の結合阻害活性を示した(下表左側)。一方、高分子であるH-フコイダンは、試験した全ての濃度域で約20~30%の結合阻害活性を示したものの、L-FUCOIDAN程の阻害活性は見られなかった(下表右側)。このことから、HORIUCHI L-FUCOIDANには、新型コロナウイルスの予防効果が期待できると示唆される。

資料提供;九州大学

個人メモ ACE2阻害効果の可能性

 

※ACE受容体が変換してACE2受容体になるが、この変換を阻害することにより感染を防ぐ可能性が示唆されている。このACE受容体の変換を阻害することにより高血圧を防ぐ食品が、特定保健食品(トクホ)として認められている。

仮説
人間の体細胞表面にあるACE2酵素蛋白質は人間の血圧調整に必須の酵素。日本人が遺伝的に多く持ち、脳、臓器、肺、生殖器などほとんどすべての細胞に存在。この働きが活性化すると高血圧になるため日本人は高血圧になりやすい。従って高血圧の防衛策としてはACE2の働きを抑える食材か薬で対処。コロナウィルスが感染侵入する際、ウィルスのスパイク蛋白質を用いてこのACE2酵素をターゲットにする。何らかの形でACE2の働きを食材か薬でブロックしてウィルスの侵入を防御すれば良いのではないか。高血圧になりやすい理由とコロナウィルスに感染しやすい理由がほとんど同一と考えられることから、高血圧を防ぐような食材や薬もコロナウィルス感染の防御に働くと予想。高血圧に酸乳、イワシ、カツオ節、ワカメ、ノリ、ゴマ、カゼイン、ローヤルゼリー、ブナハリ茸、醤油(大豆)などが効果があるのであれば、同様にコロナウィルスの侵入阻止にも効果が期待できるのではないか?腸内には体内の免疫細胞の7割が集中。この腸内の免疫細胞を活性化させることが様々な病原体と戦う免疫力の向上につながると考えられる。

※味噌は熟成して発酵させるほど大豆タンパクと味噌成分中にACE2阻害ペプチド(高血圧防止ペプチド)を産生。(ワカメ味噌汁、玄米、緑茶カテキン○)①緑茶などのお茶を毎日4〜5杯②日光浴 15分程度(日光浴によりビタミンDが活性化。鮭、鰯などの魚からも摂取+Dを活性化するマグネシウム)③グルタチオンを多く含むアボカドや枝豆○④玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴを摂取(亜鉛の吸収に関わるケルセチン。炎症を抑制しサイトカインストームも抑制)⑤運動(リンパ管を流れる免疫細胞が、運動によって全身に流れ、肺炎や感染重症化を低減)⑥睡眠(睡眠中の免疫力活性⑦オメガ3

ACE受容体関連 再度纏め

メモ
トランプ大統領新型コロナウィルス感染時の治療:抗体カクテル療法(カシリビマブ、イムデビマブ)+ビタミンDと亜鉛(自分の力で免疫力を上げウィルスが増えるのを防ぐ)ファモチジシン(胃薬)メラトニン、アスピリン、抗ウィルス薬のレムデシビルとステロイド薬のデキサメサゾンの経口投与。ビタミンD:免疫力を上げサイトカインストームを防ぐ。亜鉛:新型コロナが侵入した細胞の中で自己複製による増殖を抑える。ビタミンC、ビタミンD、亜鉛+クロロキンで迅速に細胞内に届ける、亜鉛をケルセチンで吸収させる。(ケルセチンとエピガロカテキン(ガレート)の亜鉛イオノフォア作用)セレン、マグネシウム、カテキン、オメガ3、クルクミン)

※イベルメクチン(日本の大村智博士が発見)

以下、国際オーソモレキュラー より転載

今回は、救命救急医学の専門家集団が提唱した2つの新型コロナ予防および治療プロトコル『MATH+』と『I-MASK』の内容をご紹介いたします。また、『I-MASK』プロトコルで用いられるイベルメクチンは、各国の研究結果から新型コロナウイルスに有効である可能性が考えられています。本稿では、このイベルメクチンについて、2ヶ国の研究結果の概要と主な作用についてもお話ししてします。

救命救急の専門家が提唱した新型コロナ治療プロトコル

新型コロナウイルスパンデミックが米国を襲ったのは、2020年3月のことでした。ポール・マリク教授(救急医学の専門家でイースターン・バージニア大学の救命救急医療部)やピエール・コリー部長(ニューヨークのベス・イスラエル病院)が中心となり、「新型コロナウイルスから人々の命を救い、パンデミックを抑える」ための救命救急医学専門家集団『FLCCCアライアンス(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)』を立ち上げました。

<写真>ポール・マリック教授(イースターン・バージニア大学)

FLCCCは、新型コロナ入院患者に向けた治療プロトコル『MATH+』を提唱しました。このプロトコルは、これまでの臨床経験と科学的エビデンスに基づいて作成されており、軽症者から重篤患者までをカバーしています。プロトコルのメインとなる治療薬は以下の4つです。

  1. メチルプレドニゾロン
  2. アスコルビン酸(ビタミンC)
  3. チアミン(ビタミンB1)
  4. ヘパリン

『MATH+』という名称は、これら4つの治療薬「Methyl-prednisolone」「Vitamin C」 「Thiamine」「Heparin」の頭文字に加え、ビタミンD・亜鉛・メラトニンといった補完治療を「+」として組み合わせたものです。

この治療プロトコルにおいて注目すべきは、従来の薬剤一辺倒の治療とは異なり、治療のコアにビタミンや亜鉛などを追加した点にあります。

新たなプログラム『I-MASK+』とは?

2020年10月、FLCCCは『MATH+』に続き、新しいプログラムを提唱しました。新プログラムの名称は『I-MASK+』と名付けられました。『MATH+』が入院患者に向けた治療プロトコルであるのに対し、『I-MASK+』は新型コロナ予防および感染初期の外来プロトコルとして作成されているのが特徴です。著者らは『I-MASK+』について、「今後の新型コロナパンデミックに対応するための戦略として、より大きな意味を持つだろう」と考えています。

なお、『I-MASK』はイベルメクチン※1 の“I”にマスク(MASK)を付け加えたもので、「マスク・手洗い・三密の回避」を指しています。「+」に関しては、ビタミンC・ビタミンD・亜鉛・メラトニン・ケルセチンの投与を意味し、オーソモレキュラー医学的治療を組み合わせています。

※1:副作用が比較的少ないことで知られる寄生虫薬。

I-MASK+』の詳細

<表>新型コロナウイルスに対する「I-MASK+」プロトコル

表に記載したプロトコルの対象者は、以下の通りです。

1.病院・関連施設において新型コロナ感染者と接している医療従事者
2.新型コロナに感染した患者の濃厚接触者

イベルメクチンの投与法は、対象者が置かれている状況によって変わります。また、ビタミンC・ビタミンD・ケルセチン・亜鉛・メラトニンについては、以下の作用を期待してイベルメクチンとの併用を行います。

①炎症および酸化の抑制
②殺ウイルス作用
③自然免疫の維持
④ウイルス複製の抑制
⑤ウイルス変異の抑制

細胞内亜鉛を高く維持することでウイルスの複製を抑制するため、亜鉛欠乏は避ける必要があります。とはいえ亜鉛には細胞内に入りにくいという特性があります。この時に役立つのが「ケルセチン」です。

亜鉛と比べると、ケルセチンにあまり馴染みのない方もいるかもしれませんが、ケルセチンには殺ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用があると言われています。さらに注目すべき作用として、亜鉛を細胞内に運搬するサポートを行うことが挙げられます。そのため、このプロトコルのように亜鉛とケルセチンを併用するのは絶妙であると言えるでしょう。

なお、外来初期治療プロトコルは「確かに感染はしているものの症状自体は軽い自宅療養者に適用され、イベルメクチンと他栄養素の摂取量は増量されます。また、自宅での病状の把握および進行した場合の早期発見のために、パルスオキシメーターを用いたセルフチェックが含まれています。

新型コロナウイルスとイベルメクチン

前述の『I-MASK+』で治療薬として使用されている「イベルメクチン」について、少しだけ付け加えてお話ししたいと思います。イベルメクチンを発見したのは、北里大学特別栄誉教授の大村 智先生です。マクロライド系の抗生物質であるイベルメクチンには抗ウイルス活性と抗炎症作用があり、世界中で新型コロナウイルスに対するイベルメクチンの効果を見極めるための臨床試験が行われています。

その数はすでに86研究となっており、実施国数としては27カ国にのぼります。これらのうち結果が公表されているのは18研究で、多くの研究においては新型コロナの予防および治療に有効であると結論付けられています。

イベルメクチンを用いた2つの研究

新型コロナとイベルメクチンに関する研究の中から、インドとペルーで行われた研究の概要をご紹介します。

<インドで行われた研究の概要>

インド国内の病院において、イベルメクチンを投与された医療従事者と投与されなかった医療従事者を比較したところ、投与された人々の感染率は低下しました。さらに、イベルメクチンを投与された患者の死亡率は有意に改善しています。

<ペルーで行われた研究の概要>

ペルーではイベルメクチンが配布された各州において新型コロナ感染者数が激減した一方、配布が遅れたリマ州では感染者が急増しました。しかしながら、ペルー国内での国民へのイベルメクチン配布という試みは、大統領交代による混乱の中で中断されました。その結果、各地の感染者数は増加したのです。

新型コロナウイルスに対するイベルメクチンの「5つの作用」

イベルメクチンについて、期待される主な作用は以下の5つとなります。

(1) ウイルスの複製を阻害し、感染細胞培養において48時間でほぼすべてのウイルス物質が消失する。

(2) 感染者の家庭内感染の伝播と発症を防ぐ可能性がある。

(3) 症状が出始めてから初期・早期の治療を行うことで軽症〜中等症患者の回復を早め、悪化を防ぐ可能性がある。

(4)入院患者の回復を早め、ICU入室および死亡を回避させる可能性がある。

(5)地域住民に配布することで致死率が大幅に低下する可能性がある。

最後に

新型コロナ対策としてのイベルメクチンの使用については、2021年2月9日に行われた東京都医師会定例記者会見の中で、尾﨑治夫会長も国に対して認めてほしいと訴えていました。

イベルメクチンは寄生虫薬としての認可しか得ていないため、現時点では健康保険は適用となりません。各国の研究によりエビデンスが示されているにも関わらず、健康保険適応外という一言で医師が患者に使用できないのは大変残念なことです。

<参考文献>

東大病院のグループが行うアビガンとフサンの併用療法では有効性を示唆する結果が発表。同グループは重症のCOVID-19患者11例を対象にアビガンとフサンの併用療法を実施したところ、10例で臨床症状の軽快が見られたとしている。また併用効果だけでなくフサン単独の効果も考えられるとし、同グループは「今後の臨床研究の必要性を示唆する結果となった」とコメント。肺炎を発症した重症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象に「フサン」(一般名:ナファモスタットメシル酸塩)と「アビガン」(一般名:ファビピラビル)の併用療法の観察研究を行っている東大病院のグループは7月6日、患者11例中10例で臨床症状の軽快が見られたとする研究成果を発表した。研究成果は7月3日、「Critical Care」オンライン版に掲載された(筆頭著者は土井研人救命救急センター・ER准教授)。抗ウイルス薬アビガンは、RNAポリメラーゼを抑制することで新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の細胞内での増殖を抑制、抗凝固薬フサンは、SARS-CoV-2が細胞へ侵入する過程を阻止する可能性があるとされており、いずれもCOVID-19治療薬候補として注目されている。フサンとアビガンは、ウイルスの増殖過程における作用部位が異なることから、併用による相加的な効果が期待されている。

■11例中10例が軽快、人工呼吸器不要に
東大病院の観察研究では、肺炎を発症し集中治療室(ICU)での治療を必要とした重症のCOVID-19患者11例(4月6~21日に入院、男性10例・女性1例、中央値68歳)を対象に、フサンとアビガンの併用療法を実施。臨床症状の軽快が見られた10例は、人工呼吸器使用が7例、うち3例はECMOを必要としていたが、平均16日で人工呼吸器が不要になったという。東大病院のグループは、海外の治療成績と比較して良好な経過をたどっていることから、フサンとアビガン併用の有効性を示唆するものと評価。フサンとアビガンの併用効果だけでなく、フサン単独の効果も考えられるとし、「今後の臨床研究の必要性を示唆する結果となった」とコメントしている。

日本で承認されている治療薬の1つ、米ギリアドが製造するレムデシベルは昨年5月、厚労省が重症患者を対象に特例承認し、今年1月からは中等症の患者にも使用できるようになった。ただ、供給量に制約があるとの理由で、日本では厚労省が配分を決める仕組みにで、使用の際には使用の際には申請書を出すことになっている。一部の関係者の間では、機動的な使用に向けたシステムの改善を望む声もあるようだ。また、駆虫薬のイベルメクチンは新型コロナ用の適応追加を目指した医師主導治験を北里大が行っており、ヒト免疫不全ウイルス(HIⅤ)の感染症治療薬として承認されているネルフィナビルは、長崎大を中心に医師主導治験が行われている。こうした治療薬を厚労省の判断で使用できるように菅首相や政権幹部が、専門家の意見を聞きつつ、政治的な判断を下す時が来たのではないか。

http://www.catechin-society.com/iroha.html

http://www.catechin-society.com/iroha.html

 
イソフラボン…大豆、きなこ
ケルセチン…たまねぎ、りんご、エシャロット
カテキン…緑茶、抹茶、小豆、ココア
アントシアニン…赤ワイン、ブルーベリー、黒豆
セサミン…ごま
テアフラビン…紅茶
ヘスペリジン…柚子、温州ミカン、レモン
ルテオリン…ピーマン、春菊、セロリ
ナリンギン…グレープフルーツ、はっさくタンニン…れんこん、お茶成分メモ
 
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4. ベータグルカン (きのこ類、最も多いのは、ハナビラタケ)
5. ミリセチン (クルミ、ブドウ、ベリー類)
6. ケルセチン (たまねぎ、そば、りんご)
7. ピペリン (黒コショウ)
8. ゲニステイン (大豆)
9. ダイゼイン(大豆)
10. フェルラ酸 (コメ、大麦、小麦)
11. アリイン (ニンニク)
12. リポ酸 (牛・豚のレバー、腎臓、心臓)
13. レスベラトロール (ぶどう、赤ワイン)
14. グルコサミン (カニ、エビ)
15. ジンゲロール (生姜)
16. スルフォラファン (ブロッコリー)
17. アリシン (ニンニク、玉ネギ)
18. レムデシビル (抗ウイルス薬)
19. クロロキン (抗ウイルス薬)
 
※エピガロカテキンガレートは緑茶にしか含まれていない。約80℃で抽出しやすい。
 

https://www.jafra.gr.jp/food-02.html

疑似ACE2を人工的に作り、それを薬にするという方法

京都府立医科大学循環器内科学 星野温 助教、大阪大学蛋白質研究所 高木淳一 教授、微生物病研究所 岡本徹 教授らの研究グループは新型コロナウイルスの受容体であるACE2タンパクのウイルス結合力を100倍以上高めることに成功しました。新型コロナウイルスは、ヒト細胞のACE2タンパクと結合することで感染しますが、結合力を高めた高親和性改変ACE2タンパクを用いることで、ヒト細胞への感染を阻害する効果が期待されます。今後はこの高親和性改変 ACE2 タンパクを用いたウイルス中和タンパク製剤の創薬を (株)生命科学インスティテュートと共同で行います。

 

先日聴講させていただいたばかりのシンポジウム。研究内容の一部が正式な記事になっています以下、食品新聞を転載
 

https://shokuhin.net/42495/2021/04/16/sonota/防災/

 

 

お茶がコロナを迅速・効果的に不活化 京都府立医大の教授が指摘

お茶に新型コロナウイルスを迅速かつ効果的に不活化する作用があることが報告された(緑茶と健康シンポジウム)

お茶に新型コロナウイルスを迅速かつ効果的に不活化する作用があることが報告された(緑茶と健康シンポジウム)

お茶に含まれるカテキンが新型コロナウイルスを迅速かつ効果的に不活化する作用があると、京都府立医科大学の松田修教授が15日発表した。

これは試験管試験での推察による発表に基づくもの。松田教授は現在臨床試験も進めており、今後、臨床試験を経た論文も発表される見通し。

冒頭の発表は、京都府宇治市で開かれた「緑茶と健康シンポジウム」のパネルディスカッションによるもの。

松田教授は、論文査読中であるが「茶葉に含まれているカテキンが新型コロナを抑制するということがわかった」と述べ、お茶の飲用の可能性については「もし多くの人が飲めばヒト集団全体としての感染拡大が抑制される可能性がある。公衆衛生的な使われ方になる」との見方を示した。

パネルディスカッションは「緑茶の新型コロナウイルスに対する効果について」と題し、ウイルスとお茶の権威がパネリストとして参加。

京都大学の三浦智行ウイルス・再生医科学研究所准教授は、緑茶抽出物やカテキン類の新型コロナ抑制効果について、論文発表前であることを前置きした上で「ある程度の抑制効果があるのは間違いない」と語った。

静岡県公立大学の山田浩健康支援センター長は、分子ドッキング法による茶ポリフェノールの創薬としての可能性に言及。

分子ドッキング法とは、新型コロナウイルスに効きそうなものをデーターベースから拾うコンピューター技術となる。

山田センター長は、分子ドッキング法でテアフラビンとガレートカテキンが選択的に新型コロナウイルスにくっつき、新型コロナウイルスが宿主細胞に吸着するのを阻害する仮説が導き出されたことを紹介し、今後の基礎研究や臨床試験に期待を寄せた。

こうした論文発表がエビデンスとして認められれば、就労者の高齢化と後継者不足で減少しつつある全国の茶農家にとって、明報となる。

国内で最も多い25%の荒茶を取り扱う伊藤園は、現在、京都府立医科大学の松田教授と共同研究に取り組んでおり、今後さらに多方面から、知見が集まることが期待される。

緑茶と新型コロナウイルス研究最前線

緑茶と新型コロナウイルス研究最前線

コロナ禍で注目される茶カテキンの抗ウイルス効果

静岡県立大学健康支援センター長・山田浩氏

緑茶の飲用が新型コロナ感染症の予防につながる可能性も

コロナウイルスの顕微鏡写真のクローズアップ(イメージ)

お茶を飲むことに「公衆衛生的な使い方」の可能性がある

京都府立医科大学免疫学教授・松田修氏

お茶1杯あたりのカテキン量は煎茶より抹茶が多い

京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所 北尾悠樹氏

お茶のある生活で健康に!今後の臨床試験にも期待

京都先端科学大学バイオ環境学部教授・藤井孝夫氏

注目2種

エピガロカテキン:EPG(免疫細胞マクロファージを活性化。低温で多く抽出。アミノ酸類のテアニンは水出しで多く溶け出す)

エピガロカテキンガレート:EGCG(ウィルス表面突起結合。粘膜細胞に吸着出来なくして予防。70°Cから80°Cで抽出)

エビデンス(科学的根拠)は、緑茶(煎茶)から80℃くらいで多く抽出されるエピガロカテキンガレート(EGCG)や紅茶から沸騰直前の95℃くらいで多く抽出されるテアフラビン(TF)は、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス感染症の原因ウイルス(SARS-CoV-2)のように、プラス鎖一本鎖RNAタイプのウイルスに対して、図で示した複数の部位で抗ウイルス活性を示すことが明らかにした(Phytomedicine, 2020)。

 

出典

http://h-and-w.jp/2020/11/29/新型コロナウイルス感染症の予防には緑茶や紅茶/

山田 浩氏(静岡県立大学薬学部教授)の講演「ポリフェノール茶カテキンによる免疫機能活性と感染症予防」
https://www.jafra.gr.jp/food-5.html

 

【お茶で新型コロナ無害化 1分で最大99% 奈良県立医大】
https://www.sankei.com/west/news/201127/wst2011270045-n1.html良県立医科大学(同県橿原市)は27日、新型コロナウイルスが市販のお茶によって無害化する効果を確認したと発表した。基礎研究段階で人での効果は未確認だが、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99%が感染力を失っており、感染対策の一つとして期待。商品により効果に差があり、メーカーの許可を得て商品名の公表を検討するとしている。実験は同大の矢野寿一教授(微生物感染症学)の研究チームが実施した。実験ではペットボトル入りの緑茶や紅茶など約10商品を使用。試験管内でウイルスとお茶を混ぜ、経過時間ごとの感染力を持ったウイルスの量を検査した。最も効果が高かったのは茶葉から淹(い)れた紅茶で、感染力のあるウイルスは1分間で100分の1、10分間で千分の1以下にまで減少した。矢野教授は、人への効果について「可能性の段階」とした上で、「インフルエンザでカテキンの効果は確認されており、お茶を飲むことで同じような効果が期待される」と話した。矢野教授によると、カテキンはインフルエンザウイルスなどの表面にある突起状のタンパク質に付着し、感染力をなくすことが確認されており、新型コロナでも同様の効果が推測される。茶のカテキン、多彩な機能性
お茶の機能性については、一般的にもかなり認知され、さまざまな機能性研究が各方面で進められている。山田氏がお茶の機能性について最初に研究成果をあげたものは「茶カテキンの吸入(ネブライザー)で、喀痰中のMRSAが減少する」という臨床試験であったという(2004年)。緑茶には、カテキン、カフェイン、多糖類、フッ素、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、γアミノ酪酸、フラボノイド類、テアニンなど、豊富な栄養や機能性成分が含まれる。中でも代表的な成分がカテキンで、がん抑制、抗酸化、血中コレステロールの上昇抑制、血圧の上昇抑制、血糖値の上昇抑制、抗菌、抗アレルギー、免疫不活などが認められている。また、緑茶に含まれるテアニンのストレスの抑制効果などもよく知られる。

近年「抗炎症・抗アレルギー作用」が注目
茶カテキンはポリフェノールに分類されるが、機能性として近年注目されているものに「抗炎症・抗アレルギー作用」があると、山田氏。代表的な研究成果としては「メチル化カテキンがIgE受容体の発現やヒスタミン放出を抑制し、通年・季節性アレルギー性鼻炎の症状を緩和する」というものがある。基礎研究の段階だが、茶カテキンには免疫賦活作用があることも確認されている。一例として「茶カテキン抽出物0.02%を7ヶ月摂取することでNK細胞活性増強と高齢促進マウスの癌転移抑制」といった試験がある。また「ポリフェノール強化シリアル(茶カテキン10mg/100g食餌)5週間でNK細胞活性、サイトカイン値の上昇」などの試験データもある。

自然免疫の活性に関する研究報告
中田氏らの静岡県立大学で静岡市在住の65歳以上の高齢者を対象に2017年5月、市販の茶カテキン飲料(総カテキン540mg/350ml)を2週間毎日摂取してもらった。2週間後に採血し分析を行なったところ、自然免疫の中でもNK細胞の活性と増加が認められたというこれまで、茶カテキンは病原微生物である細菌やウイルスに対して直接的な殺菌や増殖抑制作用があることが報告されていた。しかし、近年は、「抗炎症・抗アレルギー作用」を中心に免疫賦活、特に自然免疫の活性に関する研究報告が増えている、と山田氏。

高齢者に有意な罹患率低下
また、感染症の中では、インフルエンザ予防における緑茶及び緑茶成分の効果を検討した臨床研究が複数存在しているが、緑茶成分のサプリメントの摂取により細胞性免疫に関わるγδT細胞の増殖を促進することが報告されている。一方、茶成分でうがいをすることでインフルエンザ感染を予防できるかを研究した結果では、高齢者においては有意な罹患率低下を認めることができた。しかし、成人や高校生の場合、プラセボ群と比較して罹患の減少傾向は見られるものの、有意差までは認められず、サプリメント形態とは違った結果になっているため、おそらく濃度や量の問題なのではないか、と山田氏。実際、うがいよりも緑茶飲用の方が、小学生、中学生、成人のいずれでもインフルエンザ感染予防に有為な関連性が見られたという。

EGCGに創薬の可能性
いずれにせよ、茶カテキンには殺菌作用や抗ウイルス作用だけでなく、抗炎症と免疫賦活作用が確認されている。これはまさに今市場ニーズの高まっている免疫力活性とマッチしたもの。現在拡大している新型コロナウイルスについて茶カテキンによる臨床的な効果について明らかにされていないが、創薬開発の基礎段階で用いられる「分子ドッキング法」におけるスクリーニング解析では、茶カテキンの中でも緑茶に最も多く含まれるEGCG(エピガロカテキンガレート)に創薬としての可能性が示されている。今後の研究や臨床的な検証が待たれている段階、と現状について山田氏は報告した。

食品医学研究所では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を予防できる可能性が高い食材として、「ショウガ」、「煎茶」、「マヌカ蜂蜜(できればプロポリス入りマヌカ蜂蜜)」「ニンニク」を多くの方々におすすめしている。

出典
http://h-and-w.jp/2020/08/02/必読!新型コロナウイルス感染症の予防に役立つ/

 

抹茶
メリットはお茶として溶け出した従来の水溶性成分のみならず、茶葉自体を砕くので茶葉が持つ栄養成分丸ごと摂取できるといった食材であること。抹茶注目はテアニン。(脳の海馬に作用。ドーパミン、セロトニンを通じストレス、不安対策)カテキン、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、セレン、リン、亜鉛、マンガン、ビタミンB1、B2、B6、C、Eなど豊富な栄養成分を含むスーパーフード。紅茶や各種お茶を積極的に利用する。

ビタミンD、免疫に関する最新情報
https://www.jafra.gr.jp/food-03.html

2021年3月25日(木)、web配信にてDSMオンラインセミナー「ビタミンDおよび25(OH)Dと免疫に関する最新情報」が開催された。この中から乾泰地氏(DSMニュートリションサイエンス&アドボカシー APACリージュナルマネージャー)の講演「なぜビタミンDが必要か、免疫機能に関する作用機序と2020年の知見」を取り上げる。


COVIT19の感染拡大で注目
少し前までは「ビタミンD」といえば、カルシウムと同様骨の健康に役立つイメージを最初に思い浮かべた人が多かった。しかし、近年はビタミンDに多様な効能があり、健康維持に不可欠な栄養素である認識が少しずつ広まっている、と乾氏。ビタミンDの機能としては、正常な骨や歯の発育、血中カルシウムの濃度調整、神経伝達や筋肉の収縮の正常化、などがある。近年は脳の神経保護や糖尿病、がんなどとの関係も報告されている。さらに、COVIT19の世界的な感染拡大に伴い、ビタミンDと免疫との関係について注目が集まっている。

自然免疫のスイッチを入れる
ビタミンDと免疫の関係については次の3つが明らかになっている。「1、風邪のリスクを低減」「2、自然免疫と獲得免疫の中でも自然免疫機能を促進」「3、ビタミンDの体内濃度と感染症のリスクの相関」。1については、複数の疫学調査の報告がよく知られている。2については、体内にウイルスなどの異物が侵入したときに、その異物を排除しようとする力が働く。免疫の第一線が自然免疫だが、この自然免疫にスイッチを入れ、その後獲得免疫の反応を調整するのがビタミンDである。3については、ビタミンDが単球やマクロファージ内での抗菌ペプチドの生合成を促進、免疫を調整し排除するだけでなく、過剰な炎症反応を抑制する。また、ビタミンDは肝臓と腎臓で代謝され、1.25ジヒドロキシビタミンDと呼ばれる活性型ビタミンDに変化する。この活性型ビタミンDは免疫細胞でも作られることがわかっている。

免疫の過剰応答を抑制
具体的には、病原体やサイトカインを検知すると単球マクロファージは活性型ビタミンDとビタミンD受容体の生合成を増加させる。また、活性型ビタミンDの複合体が抗菌ペプチドであるカテリシジンやディフェンシンの合成を促進させる。ちなみにカテリシジンとディフェンシンは結核菌などの細菌に活性を排除することに寄与する。カテリシジンは風邪の原因であるライノウイルスを含むウイルスに対して抗ウイルス活性があることが報告されている。またビタミンDと獲得免疫については、ビタミンDが免疫寛容の正常を促す働きがあるため、ビタミンDの欠乏が自己免疫疾患と括られる免疫の過剰応答を抑制する可能性も示唆されている。新型コロナウイルスについては、現段階では決定的な臨床エビデンスは出ておらず、「コロナウイルスの予防や治療にビタミンDの摂取を勧めるべきではない」とされているが、研究者の間でビタミンDへの注目は高まっている。現時点では「一般にコロナの入院患者の80%がビタミンDの欠乏状態」「ビタミンDの血中濃度が低い人ほどPCR陽性率が高い(米国における19万人を対象にした観察試験)」ということもわかってきている。

新型コロナウイルスは肺や鼻腔のタンパク質を利用し、細胞内で増殖し毛細血管に入って全身に運ばれる。この際、糖尿病や老化などで弱った血管だとウイルスが全身に広がるだけでなく弱った部分で炎症を起こし、急速に多臓器不全を引き起こす。これも免疫の過剰応答といえるが、この反応の抑制にビタミンDが関係していることは間違いない、と乾氏。

日本人の82%以上がビタミンD不足
ビタミンDは太陽のビタミンともいわれ、食事からだけでなく日光に当たることで体内合成される。 しかし日本人の82%以上がビタミンD不足とされ、特に緊急事態宣言以下のビタミンD不足は深刻化していることが懸念されている。内勤者、夜勤者、北部に住む人、肥満、閉経後の女性、高齢者、介護施設入居者、魚食が少ない人などは特にビタミンDが不足しがちな傾向にある。日本では成人の場合、ビタミンDの1日の摂取目安量が8.5μgとされているが、国際的には20μg(800IU)が推奨されている。ビタミンD20μgの食品からの摂取では、しらす干しを33g、シャケは切り身半分など。ただバランスの良い食品だけではカバーすることが難しい。ビタミンDについては摂取量を増やすことを意識し、血清濃度を75nmol/L(30ng/mL)以上に保つことは全身の健康維持に必要。75nmol/L(30ng/mL)以上に保つことにマイナスの影響はないと考えられている、とまとめた。

●「Web公開シンポジウム~健康食品新時代の幕開け 免疫への可能性」西澤邦浩氏(日経BP 総合研究所メディカル・ヘルスラボ)による講演「食による新型コロナウイルス防御、免疫賦活の可能性~感染対策を中心に」を取り上げる。

https://www.jafra.gr.jp/food.html

・ビタミンDはCaの吸収以外に、インフルエンザ等のウイルス感染症に有効であることが知られていた。

・今回コロナウイルスに血中ビタミンD濃度が30ng/ml以上の方はほとんど感染せず、さらに重症化しない論文が発表された。・しかし、多くの方がビタミンD必要量30ng/mlに達していない(当院職員統計から)

アンチエイジング医学会誌 2020 vol.16 No3 “満尾正著 ビタミンDとCOVID-19” 他より抜粋

当院職員の血中ビタミンD値(ng/ml)

殆どのスタッフが30以下

2019年のコロナウイルス病の感染と死亡の予防におけるビタミンDの役割

欧州20か国の平均ビタミンD濃度と人口100万人当たりのCOVID-19死亡者数と感染者数の間には負の相関がみられる。

■血清ビタミンDレベルが高いほど
COVID-19によって引き起こされる死亡率が低い

■血清ビタミンDレベルが高いほど
COVID-19によって引き起こされる症例が少ない

Aging Clinical and Experimental Research (2020) Jul;32(7) P1196 を参考に作成

ビタミンDの補給はコロナウイルス2019に感染した患者の臨床結果を改善する可能性がある

・軽度(mild):肺炎のない穏やかな臨床像診断
・中等(ordinary:胸部コンピューター断層撮影で肺炎が確認、呼吸器症状あり
・重症(severe):低酸素症(最大93%の酸素飽和度)および呼吸苦痛あり
・最重症(critical:集中的な症例モニタリングを必要とする呼吸不全あり

■ビタミンDの血清レベルごとに臨床結果を分類すると、血清レベルが高い(正常)ほど、症状が「軽度」の方がが多く、
血清レベルが低いグループ(不十分、欠乏)ほど、「重症」「最重症」の割合が多いことが分かるVitamin D Supplementation Could Possibly Improve Clinical Outcomes of Patients Infected with Coronavirus-2019 (COVID-19) を参考に作成

COVID-19死亡率のパターンとビタミンD
(インドネシアの研究)

 

■ビタミンDの血中レベルが30ng/mlを下回ると、死亡の可能性が急激に増加する

Patterns of COVID-19 Mortality and Vitamin D: An Indonesian Study を参考に作成

食事で難しい場合はサプリメントの活用も
ビタミンD摂取方法のアドバイス

・血中ビタミンD濃度を測定しましょう(前、1か月後、3か月後採血)

・血中濃度に合わせて、ビタミンDを1日あたり1000単位から4000単位摂取しましょう。
(1μg=40単位、通常1錠:1000単位です)

・血中濃度20ng/ml以下なら4000単位より開始、30ng/ml以下なら2000単位より開始しましょう。

・ビタミンD血中濃度が30ng/ml以上になれば、維持量としてビタミンDを1日あたり
1000~2000単位摂取しましょう。できれば40ng/ml以上を目指したいです。

・血中濃度が測定できない場合は、2000単位のビタミンDを毎日摂取しましょう。

COVID-19(感染症)とビタミンDとの関連について、多くの論文が発表されています。

ビタミンD補給がインフルエンザとCOVID-19の感染と死亡のリスクを減らすことができるという証拠

William B.Grant 他 nutrients、 2020.12(6)、1626
・いくつかのメカニズムを通じて、ビタミンDが感染のリスクを減らすことができる。これらのメカニズムには、ウイルスの複製率を下げることのできる物質の誘導、炎症性サイトカイン(肺炎惹起物質)濃度を下げ、抗炎症性サイトカインの濃度を高めることが含まれる。
・ビタミンD欠乏症は急性呼吸窮迫症候群の一因となることが判明している。その致死率は年齢と慢性疾患も併存症とともに増加し、どちらも低い活性型ビタミンD濃度と関連している。
・感染のリスクを減らすため、COVID-19 のリスクがある人々は10.000単位/日のビタミンDの服用を検討することを勧める。
・COVID-19 に感染した人の治療には、より高いビタミンD投与が有効かもしれない。

COVID-19 パンデミック時のビタミンD補給

David Suika,MD他 Mayo Clinic Proceedings,2020,5,volume95,ISSUE8,p1804
・ビタミンD欠乏症は、高齢者、喫煙者、肥満者、糖尿病・高血圧・消化器疾患などの慢性疾患患者、さらにはアフリカ系アメリカ人でよくみられる。COVID-19の合併症が多く、死亡率が高いリスクのグループは、ビタミンD欠乏症の発生率が高いグループと一致している。ビタミンD欠乏症は、COVID-19合併症とより高い死亡率の重要な危険因子の一つであると私達は考えている。
・ビタミンD投与研究は、ビタミンDが自然免疫を改善し、急性呼吸器感染症の発生率と重症度を軽減することを示している。この効果にはマクロファージがホルモンD(カルシトリール)を活性化するために活性化ビタミンD3の十分な血清濃度が必要である。カルシトリールはウイルスなどを破壊する抗菌因子の合成のための遺伝子を活性化する。またビタミンDは細胞性免疫反応を調整し、サイトカインストームを減衰する。
・ビタミンD欠乏をおこしやすくCOVID-19が重症化するリスクグループまた既に感染している患者では、最適な活性化ビタミンD3濃度を達成するためにビタミンDを補充することが妥当であることを推奨する。

COVID-19感染の標的としての肺:新たな潜在的な相乗的治療としてのビタミンDとメラトニンの保護的共通分子メカニズム

Virna Margarita Martín Giménez他 Life sciences. 2020 ;254;117808.
・COVID-19の感染症の死因は、制御されていない酸化ストレスと肺レベルでの悪化した炎症反応の結果としての重症急性呼吸器症候群である。
・ビタミンDとメラトニンは、この肺合併症の重症度を克服するまたは軽減するための良い選択肢になる可能性がある。おそらく相乗的に有効である。
・COVID19感染症で生じる炎症反応を伴うレニン―アンジオテンシン系の高揚は、この疾病の生理病理学において主要な役割を果たしている。ビタミンDとメラトニンはこの炎症作用を低下させる可能性がある。

【オーソモレキュラー医学 新型コロナウイルス予防策としての選択肢】

※オーソモレキュラー栄養医学研究所 オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート 第四期生として継続受講。資格試験を受け、無事資格を取得した(紹介者:医師 姫野友美 講師:医師 溝口徹他)
 

ビタミンD、新型コロナで注目
COVID-19の広がりで「免疫」への関心が高まっている。その中で世界各国が注目しているのが「ビタミンD」。ただ、日本では、消費者庁が新型コロナに関して一番最初に注意喚起をしたのが「ビタミンD」でもある。また、国立健康栄養研究所もビタミンDについては「現時点ではインフルエンザなどに対して効果があるとする結果と、効果がないとする結果の両方が存在している。普段の食事で十分に摂取できている人がさらに摂取しても効果はないという報告もある」と、どちらかといえば否定よりの見解を示す。とはいえ、世界で見ると、新型コロナに対する治験が始まっている食品関連成分で最も多いのがビタミンDである。他に、新型コロナウイルスに対する評価がはじまろうとしている食品成分として「レジスタントスターチ」「複合ビタミン・ミネラル」「ビタミンC.D.亜鉛」などがある、と西澤氏。

血中ビタミン濃度が低い地域、COVID-19の罹患率・死亡率が高い
では、なぜこれほどビタミンDに注目が集まるっているのか。まずは、欧州20カ国で平均血中ビタミン濃度が低い地域でCOVID-19の罹患率・死亡率が高くなっている、という生態学的研究の仮説が提言されている。さらに新型コロナウイルス重篤化までのプロセスが次のように解明されてきている。新型コロナウイルスはアンジオテンシン変換酵素2を介して細胞に侵入する。細胞に侵入した新型コロナウイルスはレニンアンジオテンシンシステム(RAS)の調整不全を引き起こし、肺の損傷を進め急性呼吸窮迫症候群(ARDS)にする。しかしビタミンDにはRASのバランスをとり、肺の損傷を軽減する作用が確認されている。またビタミンDにはマクロファージを通し、抗菌ペプチドを作り、炎症性サイトカインを抑えたり、複製を防ぐ働きも確認されているつまり、ビタミンDは新型コロナウイルスの感染予防に何らかの役割を持っている可能性があるといえるのではないか、と西澤氏。そもそもビタミンDの受容体は全身の細胞にあり、自然免疫と獲得免疫の双方に関わる重要なビタミンである。さらにいえば、ビタミンDはビタミンに分類されているが、実はステロイド・ホルモンの仲間で、近年はビタミンDが腸を介して感染防御能を高める役割などがあることも解明されてきている。新型コロナウイルスは腸でも増殖することが解明されてきていることから、このあたりの機能も見逃せない。

日本人はもっとビタミンDについての理解を
2020年の食事摂取基準の改定で唯一摂取目安量が大きく増加した栄養素がビタミンDである(成人男女1日5.5μg→8.5μg)。米国では推奨摂取量は1日「15μg」で、71歳以上は「20μg」とされている。つまり、日本の摂取目安量の約2倍の量である。こうしたことから米国はサプリメントでは「ビタミンD」が一番売れている。日本人はビタミンDの摂取量などの理解が非常に遅れているのではないか、と西澤氏。新型コロナウイルス対策としてだけでなく、そもそもビタミンDは骨の健康維持や免疫維持、生活習慣病予防、認知症の予防にも欠かせない栄養素というのが世界の常識である。この他、食物繊維を多く含む「複合炭水化物・全粒穀物」の摂取で感染症リスクが減るというデータや鼻腔で感染を防ぐ常在乳酸菌「L.sakei AMBR2」といった新しいプロバイオの可能性などもある。米国もそうだが、日本でもサプリメントの購入に影響を与えるのは医師や薬剤師、栄養士などのヘルスケア専門家である。そうした専門家が最新の栄養学や研究成果を知り、適切な情報発信を行うことが大切ではないか、と西澤氏はまとめた。

※COVID-19に感染してもビタミンCやビタミンDの投与で重篤化や死亡のリスクが軽減する可能性は複数の研究によって示唆されている。しかし、ビタミンC、ビタミンD、そして亜鉛の摂取は重症化の予防や感染リスクの低下につながる可能性が様々な研究によって有力とされ、日本だけがいずれにもネガティブな態度を示している。

講師 医師 溝口徹先生著書
「ウィルスに強くなる粘膜免疫力」

オーソモレキュラー 栄養医学研究所
講師 医師 溝口徹先生著書
「ウィルスに強くなる粘膜免疫力」
要約
丈夫な粘膜を作ることでウィルスや細菌は侵入しにくくなる。粘膜再生を促す主要栄養素はビタミンD、ビタミンA、亜鉛など。敵を排除してくれる粘膜で戦うIgA抗体を作るのに重要な栄養素はグルタミン、ビタミンA。好中球、NK細胞、マクロファージの働きを活発にする栄養素はビタミンC。好中球の数の確保に必要な栄養素が亜鉛。指令を出す本部の腸に大事な役割を持つのがビタミンA、ビタミンD、亜鉛に加えプロバイオティクスも意識。特殊武器として使用できるのがエキナセアやオレガノ、緑茶カテキン、嘘笑いなど(フラボノイド、アントシアニン、カロテノイド、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化物質)炎症を取り除くのはオメガ3やγリノレン酸などが担う。ストレスで免疫力が低下する理由としてストレスと共に栄養素が消費するから。特に粘膜の再生を促す亜鉛(アルコール摂取でも消費)、粘膜やリンパ球のエネルギー源であるアミノ酸の一種であるグルタミンの消費、ウィルスの侵入を防ぐIgA抗体が減ってしまうこと。推奨行動は朝のウォーキング(太陽光を浴びる)15分程度。体の組織を作る土台のたんぱく質の摂取。免疫を低下させる鉄不足にも気を配る。魚は丸ごと摂取する。ここぞという時の鰻やレバー○質の良い油の摂取を(揚げ物は酸化物)質の良いオリーブ油○納豆、ぬか漬け、梅干しなどの発酵食品で腸内環境改善○味噌汁にきのこ、ネギ、ニラ、大根○旬の食材、緑茶の摂取○ビタミンAの補給で卵○https://www.engesyoku.com/column/urgency.html

【○ビタミン Dはコレステロールから作られるホルモンの一種○ビタミン D欠乏は免疫調整機能に障害をもたらす可能性がある○新型コロナウイルス感染症の重症度や死亡率は血中ビタミン D濃度と関係がある。○日本人の約 8割がビタミン D不足( 30 ng/ ml未満)である。○感染予防のため血中ビタミン D濃度を至適値まで保つべきである】

※注意!
マグネシウムが不足しているとビタミンDの血中濃度が上がらない。ビタミンDはマグネシウムと一緒に摂取する努力が必要。またビタミンDがないと体はマグネシウムを利用できない。マグネシウムが細胞内に取り込まれる時ビタミンB1の助けを借りる。セレンはマグネシウムが細胞内に止まらせるのをサポートする。

ビタミン Dの代謝を助ける「マグネシウム」
ビタミン Dだけを摂取すればよいのではなく、もう一つ、マグネシウムも補充することが重要。どちらも現代人に不足している栄養素であり、骨を作るカルシウム・リン代謝に関わる。マグネシウムは全身の代謝の過程で補酵素として働き、血圧や神経伝達など体の機能維持にも欠かせないミネラル。マグネシウムが必要なのはビタミン Dが代謝される過程でも補酵素としてのマグネシウムに依存しているため、ビタミン Dを大量に摂取していてもマグネシウムが不足していると活性型ビタミンDが作れないから。そればかりか動脈硬化などのリスクが高まってしまうことも考えられる。

https://sndj-web.jp/news/001123.php

ビタミンD、C、E、亜鉛、セレン、ω3脂肪酸は新型コロナウイルスのリスクを下げ得るか?

2020年12月23日 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)リスク抑制に、微量栄養素はどのくらい影響を与え得るのだろうか。COVID-19パンデミック以来、このテーマを取り上げた多くの論文が発表されてきている。それらの中から今回は、かねてから免疫能との関連が報告されていた、ビタミンD、C、E、亜鉛、セレン、ω3脂肪酸にスポットを当てた総説を紹介する。2020年以降に公開された論文を検索

著者らはまず、PubMed、Google Scholar、ScienceDirectという文献データベースを用いて文献検索を実施。検索キーワードは、COVID-19、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、コロナウイルス、栄養素、ビタミン、ミネラルとし、2020年以降に公開された論文を対象とした。重複のない221件から、総説やレターなどを除外した35件に、公開されている査読前論文を加えて計39件をレビュー対象とした。

ビタミンD欠乏症とCOVID-19関連リスク

ビタミンDは、COVID-19に関連するさまざまなリスク要因に対する影響が認められる。ビタミンDの不足は、高齢者、肥満、男性、高血圧、高緯度地域で高頻度にみられ、それらがすべて予後の悪化と関連している。加齢に伴う日光への曝露が少なくなり、皮膚での7-デヒドロコレステロール (プロビタミンD3) の生成が減少し、活性型ビタミンD濃度が低下する。これが、高齢者のCOVID-19の死亡率が高い理由を部分的に説明している可能性がある。また、ビタミンDは、高齢者の抗炎症性サイトカインの増加と炎症誘発性サイトカインの減少に関連していることが示されている。この作用はサイトカインストームに対して抑制的に働くと考えられる。計2万966人を対象とした8件の観察研究のシステマティックレビューとメタ解析では、ビタミンDのレベルが低い人は肺炎のリスクが高いことが指摘されている。

ウイルス感染に対するビタミンDの保護的役割

ビタミンDサプリメントはウイルス感染症罹患率と重症度を軽減することが報告されており、上気道感染と血清25-ヒドロキシビタミンDレベルは負の相関が認められる。SARS-CoV-2に対するビタミンDの効果はまだ示されていないが、サプリメントは炎症誘発性サイトカインを抑制し、COVID-19患者の急性呼吸窮迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome;ARDS)関連の死亡率を低下させる可能性がある。現在、COVID-19患者に対するビタミンD補給の効果を検討するため、ヒトを対象とする多数の臨床試験が進行または計画中だ。

ビタミンC

ビタミンCは活性酸素種(Reactive Oxygen Species;ROS)を除去する抗酸化作用を有し、蛋白質、脂質などの酸化ダメージを防ぐ。白血球のビタミンC濃度は血漿の50~100倍であり、何らかの感染症により白血球に存在するビタミンCは急速に利用される。ビタミンCが感染症予防効果をもたらすことが知られている。肺炎や結核などの急性呼吸器感染症の患者は、血漿ビタミンC濃度が低下し、ビタミンCの投与により高齢患者の肺炎の重症度と罹病期間が抑制される。

COVID-19感染時のビタミンCと免疫応答

COVID-19感染時のサイトカインストームに対する治療選択肢の一つとして、ビタミンCが提案されている。ビタミンCは、TNF-αを含む炎症誘発性サイトカインレベルを低下させ、抗炎症性サイトカイン(IL-10)を増加させることが知られている。ビタミンCの静脈内投与後に炎症性バイオマーカーや呼吸関連パラメーターの改善が認められたことも報告されている。COVID-19によるARDSの発症後に高用量のビタミンCで治療された患者は、早期に人工呼吸管理を離脱できたという症例報告がある。もっとも、この患者には抗ウイルス薬も投与されていた点に留意が必要だ。

ビタミンCはCOVID-19でも発症することのある、肺炎に続発する敗血症にも有用かもしれない。50人の中国人患者における高用量ビタミンC補給の有用性を示唆するデータがある。ただし、これは未発表であり、追試も必要だ。

現時点においてビタミンCの補給は、COVID-19感染のリスクが高く、微量栄養素欠乏症の人にとって、免疫反応を支えるための選択肢と言える。この目的での使用の有効性の検証のために、現在複数の臨床試験が進行している。

亜 鉛

亜鉛は免疫を含む多くの生物学的プロセスに関与している。亜鉛欠乏症は炎症誘発性サイトカインを有意に増加させる。亜鉛サプリメントがこれを抑制することも示されている。さらに、亜鉛欠乏は、IFN-γ、TNF-α等のシグナル伝達のアップレギュレーションなどを介して、肺上皮組織の細胞バリア機能の変化ももたらすほか、好中球の動員と走化活性にかかわり、T細胞やNK細胞の数との関連も示されている。

亜鉛とCOVID-19

亜鉛の免疫調節および抗ウイルス特性は、COVID-19患者の支持療法となる可能性がある。高用量亜鉛で治療された4人のCOVID-19患者の症例報告では、臨床症状の改善が示されている。

オーストラリアでは、COVID-19陽性者への亜鉛の静脈内投与の効果を検証する臨床試験が始まっている。

ω3脂肪酸、ビタミンE、セレン

エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は、免疫と炎症に好ましい効果があることが知られている。またω3脂肪酸は、インフルエンザウイルスの複製を阻害するという抗ウイルス作用をもっている。COVID-19患者にも有効である可能性はあるが、確固たるエビデンスはまだない。また、細胞膜損傷の感受性増強、酸化ストレス亢進などの指摘もあることから、現時点ではとくに高用量の補給には注意が必要。ビタミンEやセレンは、抗酸化作用をもつ。疫学研究からは、これらの栄養素のいずれかの欠乏が免疫反応とウイルスの病原性を変化させることを示している。

COVID-19罹患中の栄養補給の役割

COVID-19罹患中は、疾患の負担を軽減し呼吸器感染の期間を短縮するために、適切なレベルのビタミンC、D、およびEが重要と考えられる。また、亜鉛などのミネラルが抗ウイルス効果を持ち、免疫反応を改善し、ウイルス複製を抑制する可能性がある。したがって、免疫システムを適切に機能させるためには、食事を通じて十分な量のビタミンとミネラルを摂取することが不可欠と言える。果物、野菜、肉、魚、鶏肉、乳製品は、これらのビタミンとミネラルの優れた供給源であり、COVID-19に対する免疫能を支持するために、それらをより多く摂取することが有益である可能性がある。ただし、研究で有用性が示唆されているそれらの用量は、食事だけから得るには困難な高用量であることも事実であり、サプリメントの使用が考慮されるが、その有効用量を決定するための臨床研究が求められる。

文献情報
原題のタイトルは、「Immune-boosting role of vitamins D, C, E, zinc, selenium and omega-3 fatty acids: Could they help against COVID-19?」。〔Maturitas. 2021 Jan;143:1-9〕

原文はこちら(Elsevier)

執筆:William B.Grant,PhD

OMNS202069日)

体内のビタミンD値が高いほど新型コロナウイルス感染症の発生リスク、重症度ならびに死亡リスクが低くなることを示した医学的エビデンスが増えています。本報では、20206月初めまでに入手できた関連情報を述べ、主要な参考文献のリンクを示す。

(1)ビタミンDによって抗菌ペプチドであるカテリシジンとディフェンシンの放出が促進されるためにウイルスの生存数と複製数が減る

(2)炎症を誘発するサイトカインの産生量の減少によりサイトカインストームのリスクが減る

というメカニズムが特定。

ビタミンD摂取は急性気道感染症のリスクを下げるという、複数のランダム試験で実証された研究結果に言及した文献もあります。ビタミンD摂取は血清25-ヒドロキシビタミンD [25(OH)D]値を4060 ng/mL100150 nmol/L)の範囲まで引き上げることを目標とするよう推奨されていました。そのためには、1日当たり最大4,0005,000 IUのビタミンD3を摂る必要があります。ビタミンDが別の代謝産物に変換されるにはマグネシウムの存在が必要なため、マグネシウムも(1400 mg程度)摂取すべきです。こうしたアドバイスは、Grassrootshealth.netにて行われたインフルエンザ様疾患に関する観察研究をはじめとする複数の観察研究の結果にもとづいています。

さらに最近の文献で、これまでビタミンD摂取をしていなかった人に対し、12週の間に数十万IUという高用量のボーラス投与(急速静注)を行うビタミンD摂取を開始するよう勧めているものもあります。ボーラス投与以外の方法では最適なビタミンD値に達するまでに数カ月かかる、というのがその根拠です。

ビタミンD摂取は、新型コロナウイルス感染症の症状が出始めた段階でその進行を食い止める可能性がある一方、急性期に肺などの臓器に損傷が生じてしまった後はあまり役に立たないだろう、という見解も示されています。ごく最近の文献では、英国住民の中でも黒人・アジア人・少数民族(まとめて「BAME」という)に罹患率と死亡率が高いことについて、ビタミンDの欠乏が大きな要因である可能性を示したエビデンスが報告されています。


<参考文献>

1.Grant WB. (2018) Vitamin D acceptance delayed by Big Pharma following the Disinformation Playbook.(「虚偽情報作戦」に倣った大手製薬会社によるビタミンDの受入遅延)Orthomolecular Medicine News Service, Oct. 1, 2018.
http://orthomolecular.org/resources/omns/v14n22.shtml

2. Grant WB, Lahore H, McDonnell SL, et al. (2020) Evidence that vitamin D supplementation could reduce risk of influenza and COVID-19 infections and deaths.(ビタミンD摂取によってインフルエンザならびに新型コロナウイルスの感染と死亡のリスクが下がる可能性を示すエビデンス) Nutrients April 2, 2020, 12, 988.
https://www.mdpi.com/2072-6643/12/4/988

3. Martineau AR, Jolliffe DA, Greenberg L, et al. (2017) Vitamin D supplementation to prevent acute respiratory tract infections: systematic review and meta-analysis of individual participant data. (急性気道感染症予防のためのビタミンD摂取:系統的レビューおよび個別被験者データのメタ分析) BMJ. 356:i6583.
https://www.bmj.com/content/356/bmj.i6583

4. Grant WB, Lahore H, McDonnell SL, et al., (2020) Vitamin D Supplementation Could Prevent and Treat Influenza, Coronavirus, and Pneumonia Infections.(ビタミンD摂取によるインフルエンザ感染症・コロナウイルス感染症・肺炎の予防と治療の可能性)Nutrients preprint(公表前原稿), March 14, 2020
https://www.preprints.org/manuscript/202003.0235/v1

5. Grant WB, Baggerly CA, Lahore H. (2020) Response to Comments Regarding “Evidence that Vitamin D Supplementation Could Reduce Risk of Influenza and COVID-19 Infections and Deaths”.(「ビタミンD摂取によってインフルエンザならびに新型コロナウイルスの感染と死亡のリスクが下がる可能性を示すエビデンス」に対するコメントへの回答) Nutrients June 1, 2020, 12(6), 1620.
https://www.mdpi.com/2072-6643/12/6/1620

6. Grant WB, Boucher BJ. (2020) Vitamin D deficiency due to skin pigmentation and diet may explain much of the higher rates of COVID-19 among BAME in England.(英国内でBAMEのほうが新型コロナウイルスの感染率が高いことの大きな要因が皮膚色素沈着と食事によるビタミンD欠乏にある可能性)BMJ comments, June 6, 2020.
https://www.bmj.com/content/369/bmj.m1548/rr-22

COVID-19まとめ
https://isom-japan.org/article/search?key=tag&id=18

https://isom-japan.org/article/article_page?uid=uHO4V1595302365

https://www.iv-therapy.org/wp-content/uploads/2020/08/149a791e9979300afdacf99ec307af57.pdf

亜鉛の投与が新型コロナ重症化を防ぐカギに
https://isom-japan.org/article/article_page?uid=ELNaI1608188053

新型コロナとビタミンD相関
https://isom-japan.org/article/article_page?uid=fx0gQ1601455924

ハーバード大学医学部は2021年1月13日、新型コロナウイルス治療におけるビタミンCとビタミンDの可能性について言及。本稿では原文『Treatments for COVID-19』(『Harvard Health Publishing』掲載記事)を和訳しながら、自宅療養時に症状改善のために推奨されることも併せてご紹介。ビタミンDは私たちをCOVID-19から守ってくれる

新型コロナウイルスに感染した時、ビタミンDが重症化を防ぐために役立つ可能性を示唆するいくつかのエビデンスがある。例えば、ビタミンD濃度の低い人は上気道感染症にかかりやすい可能性があることを私たちは知っている。ビタミンDは、新型コロナウイルスから私たちを以下2つの方法により保護してくれる可能性がある。

  1. ウイルスやバクテリアに対する私たちの体の自然な防御を高める可能性がある。
  2. 新型コロナウイルスへの感染で重症化した一部の人々に生じる過剰な炎症反応を防ぐために役立つ可能性がある。

私たちの体は日光を浴びてビタミンDを生成。一週間のうちのほとんどもしくは数日、日焼け止めを塗らずに5分〜10分ほど腕・脚・背中に日光を当てることで、十分な量のビタミンDを摂取できる。

ビタミンDの優れた食料源として、以下のような食品が挙げられる。

  • 脂肪の多い魚(マグロ・サバ・サーモンなど)
  • ビタミンDで強化された食品(乳製品・豆乳・シリアルなど)
  • チーズ
  • 卵黄  など

微量栄養素の適正投与
高齢者では嗜好の変化や偏り、バランスの悪い栄養素の摂取、十分な食事量の摂取が 維持できていない、また食およびそれを取り巻く社会的環境の不十分さなどによって容易に微量栄養素、すなわち各種ビタミンや微量元素の欠乏をきたす。微量栄養素の欠乏は、宿主の免疫能を障害することが知られている。特に、最近の知見では、ビタミンD の欠乏が、 インフルエンザ、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)や C 型肝炎ウイルス(HCV) などのウイルス感 染症の発症に関与しているとの報告がある。COVID-19 においても微量栄養素の欠 乏が指摘されることが多い高齢者に発症や重症化症例が少なくなく、ビタミン D 欠乏が発症 および増悪因子の一つになっていることが推測される)。ビタミン D は、主にカジキ、サ ケ、サンマ、イワシ、サバ、ブリ、マグロなどの魚類やシイタケ、キクラゲなどのキノコ類、牛 乳、卵に多く含まれている。また、ホウレン草やニンジン、春菊、肝油、レバー、ウナギなどに 多く含まれるビタミン A も感染症に対する生体防御に関与しており、特に小児において重要 である。その他、ビタミン E、B6、B12 および亜鉛やセレンなども免疫能に関与しており、そ れらの欠乏が感染症の発症や重症化に関わっているものと推察される。

『医者が教える「最高の栄養」ビタミンDが病気にならない体をつくる』満尾正著より要約

感染率が高くなるのは気温が低下することによって気道粘膜の免疫細胞の働きが鈍くなることが指摘されている。しかしビタミンDの血中濃度が一番低くなることが原因の一つとして考えられている。 WHO(世界保健機関)は上気道炎予防にはビタミンDを摂取することを推奨。感染症に負けない体を作るためにはビタミンDは必須の栄養素。ビタミンDの場合、新型コロナはおろか、その他全身に関わるあらゆる病気に対しても大きな予防効果を持っている。地球上のすべてのエネルギー源をさかのぼると太陽に行き着く。大本は古代の植物やプランクトン。生命体を維持するために必要な A TP(アデノシン三リン酸)も、酸素も、植物の葉緑素も、すべては太陽のエネルギーから始まっている。生命は太陽の恵みによって生かされる。その恩恵の代表的なものがビタミンDである。

通常、栄養成分が細胞のなかに入るためには「受容体」と呼ばれる関所のようなところを通過しなければならない。しかしビタミンDはそうした細胞膜受容体を経由せずに、直接、細胞内の核に作用する力を持っている。ビタミン D受容体( VDR)は、脳、前立腺、乳腺、大腸および免疫細胞など、全身の 200以上の細胞内に存在しているため、細胞増殖、分化、アポトーシス(細胞死)、血管新生など多くの細胞機能にビタミンDが関与する。直接、細胞の核に作用することができる物質は、ビタミン D以外では副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、レチノイン酸(ビタミン Aが変化したもの)性ホルモンなど数えるほどしかない。ビタミンDは全身の疾患や健康に根本的な部分で効いている成分と言える。ビタミンという名前のせいかその働きが軽視されがちだが実はビタミンDの本質はホルモンと言ってもよいほど全身の細胞に大きな影響を与えている。ビタミンDはコレステロールを原料とする、ステロイドホルモンの仲間。女性ホルモンや男性ホルモンもコレステロールから作られ、ステロイド骨格と呼ばれる似た構造を持っている。これが「ビタミンDの本質はホルモン」とも言われる所以。

 




 

プロのアスリートでも「シーズン中に骨折を経験している選手では、血中ビタミンD濃度が低い傾向がある」という研究がある。(米国のプロフットボール( NFL)選手 80名を対象に調べた研究。平均年齢は 26・ 5歳。黒人選手が 67名。平均ビタミン Dレベルは 27・ 4 ng/ mlだが、白人選手の平均値が 37・ 4 ng/ mlであるのに対して、黒人選手の平均は 25・ 6 ng/ mlと低い傾向にあった。「ビタミン Dと肌の色の関係」が影響している。運動能力とビタミン Dとの関係については、他にもいくつかの報告がある。その一つに、血中ビタミンD濃度が低いアスリートでは鉄欠乏貧血が高頻度で起きていることも報告。この研究ではトッププロ女性アスリート 219名を対象として血液検査を行い、ビタミン Dと鉄について調べている。その結果、約 54%の対象者にビタミン D欠乏が見られたこと、および約 23%の対象者に鉄欠乏が見られたことが判明。さらに鉄欠乏がある対象者では約 3倍の頻度でビタミンD欠乏が起きていること、一方でビタミン D欠乏がある対象者では、約 2・ 7倍の頻度で鉄欠乏が見られたことも分かった。仮説ですが、ビタミン Dが鉄の吸収や代謝に大きく関わっていることが考えられる。つまりビタミンDを増やすと鉄が吸収されやすくなり、鉄の貯蔵量が増えるというもの。逆に鉄が不足・欠乏すれば、貧血が起こり、当然、運動パフォーマンスにも影響。現在、特に若い女性のビタミンD不足、ならびに鉄不足はかなり蔓延していると言っても過言ではない。どちらの栄養素も元気に活躍するためには不可欠である。

ビタミンDの過不足を知るには、活性型ビタミンDに変わる前の段階で、ほぼ 1000倍の濃度があるカルシジオールの血中濃度を測定する必要がある。一般的にビタミン Dの血中濃度とは、カルシジオールの濃度( 25( O H) D 3濃度)のことを指す。食品中に含まれるビタミンDには、きのこ類に含まれるビタミン D 2と、魚類に含まれるビタミン D 3の 2種類がある。人体で利用されるものはビタミン D 3であり、ビタミン D 3のほうがビタミン D 2に比べて約 3 ~ 4倍の生理活性がある。食品から補充するには鮭や青魚を食べることが効果的。中でも代表的なものは「鮭」。また「たらの白身」にビタミン Dはあまり含まれないが、たらの場合には肝臓に多く含まれる。昔は学校給食で肝油というものがあったが、これはたらの肝臓を絞って得られた油が多かったよう。 魚は日光浴をしないので、人間のように皮膚でビタミン Dを作ることは出来ない。魚のビタミンDは魚が食べているプランクトンから共有される。植物プランクトンは紫外線を利用してビタミン Dを作ることができる。「植物プランクトン →動物プランクトン →小魚 →大型魚」というように、食物連鎖によってビタミン Dは魚に運ばれる。また卵はタンパク質のほかビタミンD、ビオチン・ビタミン B 2・ビタミン B 12・セレンなどの微量栄養素がバランスよく含まれることから「完全栄養食品」とも言われる。身近な食材であるツナ缶にもタンパク質のほかビタミン D、ビタミンEなどがバランスよく含まれる。いわしを原料に作るオイルサーディン(油漬け)やアンチョビ(塩漬け)の缶詰も利用できる。

「世界の主要メディアが報道する「ビタミン D推奨論」
血中ビタミン D濃度が低いと新型コロナが重症化しやすく、死亡率が高くなる可能性が世界中の研究者から報告されている。重度のビタミン D欠乏症( 20 ng/ ml未満)の人は新型コロナによる深刻な合併症の可能性が高く、死亡率が高いことが示されているのは事実。その理由としては、ビタミン Dの免疫調整作用が、サイトカインストームやこれによって引き起こされる ARDSなどの致死的な合併症を防いでいる可能性が指摘される。英国の名誉教授であるジョン・ロードス教授は、ビタミン Dには抗炎症作用があり、ウイルスに対する体の免疫反応を適正化する可能性があることを述べている。血中ビタミン D濃度が高い国ほど、感染者数も死亡者数も減る傾向が見られる。ビタミン Dの補給は、呼吸器感染のリスクを減らし、サイトカイン産生を調節し、インフルエンザなどの他のウイルスのリスクを制限。呼吸器感染症はサイトカインストームを引き起こす可能性があり、新型コロナウイルスを持つ人の死亡率を高める。適切なビタミン D摂取は、潜在的に脆弱な免疫力を持つ集団に適度な保護を提供する可能性があり、ビタミン D欠乏症が新型コロナの重症度に何らかの役割を果たすかどうかはわからないものの、人々が毎日適切な量のビタミン Dを摂取するようすすめることは理にかなっている。

アイルランドの例「重症者は明らかに血中ビタミン D濃度が低い」
アイルランドからは、年齢 40歳以上の新型コロナ罹患患者 33名について経過を調べた報告が出されている。 12名は重症化し、 ARDSとなり、さらに、このうちの 4名が亡くなられていますが、 8名は回復しています。 21名は重症化せずに回復の経過をたどっています。 これらの2つのグループの患者の血液中のビタミン D濃度の平均値を比べたもの。 ARDSを合併した 12名の方が、明らかに血中ビタミン D濃度が低い傾向が見られる。

ベルギーの例「感染者は血中ビタミン D濃度が低い」
ベルギーでも、新型コロナ患者の血中ビタミン D濃度について調べている。186名の患者(男性 109名/女性 77名)について調べたところ、対照群と比較して新型コロナ患者では有意に血中ビタミン D濃度が低いことがわかった。

スペインの例「治療薬としてビタミン Dが有効」
2020年8月 29日に発表された研究では、ビタミン Dを治療薬として投与することで新型コロナ感染症の重篤化を防げることが、世界で初めて報告された。この研究はスペインで行われたもので、二重盲検法という医学研究のなかではもっとも信頼性の高い方法に基づいたも。76名の新型コロナ感染患者を、ビタミン D服用群 50名と非服用群 26名に分け、その後の病状の変化について調べた。ビタミン D服用群では、カルシフェジオール(カルシジオールと同義)と呼ばれるビタミン D製剤を、入院日に 0・ 532 ㎎、 3日目と 7日目に半量の 0・ 266 ㎎を服用、その後は週に 1回、 0・ 266 ㎎の服用を続けている。その結果、ビタミン D服用群では 50名のうち 1名が重症化して ICUに入室したのに対し、非服用群では 26名中半分に当たる 13名が ICUに入室しました。さらに死亡者について見ると、ビタミン D服用群では 1名の死亡者も出なかったのに対して、非服用群では 2名が亡くなった。この臨床試験結果は画期的なものであり、ビタミン D製剤を服用することで、新型コロナ感染症の重症化を大幅に防ぐだけでなく、死亡すら防ぐ可能性を示唆する内容である。ビタミン D服用群の患者が 50名と少ないために、絶対的な結論は導き出せないが、ビタミン Dによる新型コロナ感染症治療の可能性はあると考えても間違いではない。

※要約ここまで。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/184861/1/rish_00800_049.pdf

1https://kansai-sanpo.com/covid19-ace2/

【ビタミンDがコロナ重症化を防ぐとの研究】

2020年5月6日にドイツの科学系学術サイト「シュプリンガー・ネイチャー」に1つの論文が発表されると、感染予防の手がかりになると注目を集めた。イギリスの研究者らが欧州20か国を調査したところ、ビタミンDの血中濃度が低い国ほど、新型コロナの感染率、死亡率ともに高いことが明らかになった。被害が大きいスペイン、イタリア、 スイスの高齢者は、血中のビタミンDが少ない傾向にある。カルシウムとビタミンDを同時に摂ることでカルシウムの吸収率が上がり、骨を強くすることはよく知られている。アスリートでは筋肉の質や量を高めるのに一役買う重要栄養素。しかし近年ビタミンDには免疫機能を高める働きがあるという研究結果が相次いで報告される。体内に侵入したウイルスや細菌などの異物に対して、それを排除しようとする免疫機能を必要なだけ働かせ、過剰な免疫反応を抑制すると考えられる。かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かってきた。最近は、がんや高血圧、糖尿病などさまざまな生活習慣病を予防する可能性も示唆。

ビタミンDは、日本人の約8割で不足。第一に日光に当たることが大事。肌に紫外線を当てると皮下にあるコレステロールに化学反応が起こり、体内でビタミンDが作られる。ビタミンDを不足させないためには1日に15~20分程度、外でウオーキングを。手や脚は日焼け止めを塗らず素肌のままで。どうしても日焼けが嫌なら、手のひらだけでもかざすと○新型コロナの感染リスクがあり積極的に外出するわけにもいかない。また、老人ホームや病院など施設内での生活はどうしても室内にこもりがちになり、ビタミンD不足に陥る。高齢者は特に注意が必要。人間は必要なビタミンDの80~90%を日光から合成。窓ガラスは合成に必要な紫外線を通さない。室内で日光に当たる場合は、必ず窓を開ける。ビタミンDは日光以外に、食材からも摂取できる。さばやまぐろなどの魚、特にいわし、さんま、鮭などにビタミンD 3が豊富。牛レバーやチーズ、卵黄にも含まれる。またきのこ類にも豊富。しいたけ、きくらげなどのきのこ類は、カサの裏側を数十分ほど日光に当てるだけで、ビタミンDの量が数倍に増える。

【亜鉛に注目した研究】

【亜 鉛】
亜鉛は免疫を含む多くの生物学的プロセスに関与している。亜鉛欠乏症は炎症誘発性サイトカインを有意に増加させる。さらに、亜鉛欠乏は、IFN-γ、TNF-α等のシグナル伝達のアップレギュレーションなどを介して、肺上皮組織の細胞バリア機能の変化ももたらすほか、好中球の動員と走化活性にかかわり、T細胞やNK細胞の数との関連も示されている。

【亜鉛とCOVID-19】
亜鉛の免疫調節および抗ウイルス特性は、COVID-19患者の支持療法となる可能性がある。高用量亜鉛で治療された4人のCOVID-19患者の症例報告では、臨床症状の改善が示されている。オーストラリアでは、COVID-19陽性者への亜鉛の静脈内投与の効果を検証する臨床試験が始まっている。

【亜鉛に注目した研究】
ブラジル連邦大学栄養学科の研究者が4月に発表した研究では亜鉛には抗炎症作用があるため、免疫機能を最適化し、感染リスクを低下させる可能性を示唆。亜鉛は過剰な免疫反応を抑えて正常化させる働きを持つ。たんぱく質と亜鉛は、免疫細胞の原料となり免疫を活性化。感染症対策において重要な成分。高齢者は特に亜鉛が不足しやすいので意識的に摂取する。亜鉛が豊富に含まれているのは牡蠣や緑茶、抹茶。たらばがにや干しえびなどの甲殻類、帆立貝、赤身の肉、レバー、プロセスチーズ、大豆製品、ごまにも多く含まれる。クエン酸やビタミンCと摂取すると吸収率が上がるのでレモンをかけて食べるのが○※冬の時期は特に鍋などのスープ類が手軽に効率良く沢山の野菜を摂取出来るので利用すると良い。

【治療を目的とした亜鉛】
亜鉛の新型コロナウイルスに対する作用についてこれまで臨床的エビデンスはなかった。そんな中、今年3月から10月にニューヨーク大学医学部が行った研究において、ある重要な結果が発表された。コロナ陽性患者3,473名を対象に行った亜鉛およびヒドロキシクロロキンの投与と死亡率の相関関係について指し示した。ニューヨーク大学医学部のジェニファー・フロンテラ教授の研究グループは、亜鉛の投与が新型コロナ感染の院内での死亡率を24%減少させると発表。今年10月にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染が報道されたが、この時に主治医団がトランプ大統領の治療について発表した。その中にも亜鉛とビタミンDが含まれている。以前から細胞内の亜鉛が十分であるとコロナウイルスのようなRNAウイルスの複製が阻害されることが知られている。そこで、新型コロナウイルスのパンデミックを抑えるために亜鉛の補給が提案されていた。しかし、今回のニューヨーク大学の研究結果が発表されるまで亜鉛が新型コロナウイルス感染に効果があるという臨床的なエビデンスはなかった。「治療」を目的とした場合、臨床的なエビデンスが重要である。そうした観点からも、ニューヨーク大学が出したこの研究結果は、とても重要で大きな意味を持つもの。亜鉛欠乏の症状の一つに味覚障害がある。また、新型コロナウイルス感染時にも特徴的な症状として「味覚障害の出現」が現れるのはご存知の方も多い。これは、第一に味蕾(みらい:主に舌に存在する味覚を感知する器官)へのウイルス感染、第二に亜鉛の消費量による亜鉛欠乏、もしくはこの両方が合わさった状態であると考えらる。いずれにせよ予防のためには日頃から亜鉛を摂取することがポイントとなる。というのも新型コロナに感染してから亜鉛を摂取するのでは、細胞に十分な亜鉛を届けるのが間に合わないかもしれないからだ。
今回ご紹介した研究で脚光を浴びた亜鉛は日本においても食習慣の変化により不足しがちなミネラルの一つ。とりわけ子どもや高齢者、若年層の女性の亜鉛不足が指摘されている。 また、国際オーソモレキュラー医学会が新型コロナウイルス感染予防および軽症化のために推奨する5つの栄養素の中にも亜鉛は含まれている。

亜鉛無くして免疫は存在ない。欠乏するとT細胞などの獲得免疫の働きが低下

 

納豆
一粒一粒に栄養と旨味がぎっしり詰まる高栄養食品。胃腸を元気に働かせ消化を助ける高酵素食品でもある。食すことで体内酵素を節約。酵素は納豆を始め味噌などの発酵食品に含まれており、生の野菜や果物などの食べ物から食物酵素をしっかり取り入れることで消化を助けることができる。納豆はアミラーゼなどの食物酵素を含んでいる。ナットウキナーゼには血流アップ効果も。カルシウムとマグバランスバランスが良い食材。納豆は微生物の中でも超強力な増殖力を持ち、体内に取り入れると腸内細菌のコンディションを上げる。セロトニンは腸内細菌によって作られており、食物繊維によって腸内細菌を整えていく。納豆は食物繊維も豊富な上、レシチン、コリンといった脳の司令塔、前頭前野に働きかける栄養を含むメンタルヘルスにもオススメな食材。ビタミンKも含むので骨強化にも○。免疫に密接な関係性のある亜鉛補給にも○。整腸作用、感染症、免疫力、解毒、抗菌(納豆菌)血栓予防(ナットウキナーゼ)骨折、コロナ症状緩和の可能性も=ロッテルダム心臓研究によると天然ビタミンK2を豊富に含む食材を長年食す人は動脈内のカルシウム沈下が著しく低く、心臓血管の健康状態が良好。オランダではナイメーヘン市の病院で医師たちがビタミンKの欠乏と症状悪化の関連性を発見。新型コロナウィルスは血液凝固を引き起こし、肺の弾性繊維を分解するがビタミンKが凝固を調節。肺疾患から保護するタンパク質の生産に関わる。(ビタミンK2)更年期(大豆イソフラボン)アンチエイジング(スペルミン=ポリミアンの一種)セロトニン材料(トリプトファン)

味噌
「味噌の医者ごろし」。たんぱく質やビタミンに優れる。大豆を主原料にしイソフラボンを含む。微生物の働きが加わることで病気を防ぎ健康を保ってくれる万能薬的な存在。味噌などの発酵食品には腸内環境を整えウィルスへの抵抗力を高めることを期待。腸内環境と免疫は密接な関係。腸には体内の免疫細胞のうちのおよそ6割が集中。これを活性化させることが外部からの病原体と戦う免疫力向上に繋がると考えられる。食事療法で免疫力を高め善玉菌で身体を満たすことが一番の新型コロナウイルス対策。特に味噌汁、梅干し、ぬか漬け、納豆、甘酒などの発酵食品。江戸時代から食されている日本食そのもの。これまでの研究で味噌は熟成して発酵させればさせるほど大豆たんぱくとみその成分中にACE阻害ペプチド、高血圧防止ペプチドを生産する可能性。


麹発酵食品、ファイトケミカルを高含有
佐藤健司氏(京都大学大学院農学研究)
https://www.jafra.gr.jp/food-12.html

「和食が健康に良いことはよく知られているが、具体的にどの成分が良いかつき詰めると「発酵が良い」ということになる。さらに、発酵に用いられる「酵素」や「微生物」が良いということになる、と佐藤氏。特に味噌や醤油といった麹発酵食品にはポリフェノール類のようなファイトケミカルの他、ペプチド、アミノ酸誘導体などが多く含まれる。しかしそれぞれの構造や機能に関する知見は多くないのが現状だ。というのも、麹発酵食品にはあまりに多くの成分があり、構成成分を同定することが非常に困難なため、と佐藤氏。そこで今回、味噌や日本酒に含まれるペプチドの構造を網羅的に調べ、さらに動物実験によって見出された健康増進機能についての解説を行った。

味噌にさまざまな疫学研究
タンパク質はアミノ酸がペプチド結合で結合した高分子で、加水分解するとペプチドやアミノ酸が生成される。タンパク質を分解するのはプロテアーゼ酵素だが、プロテアーゼにはEndo型とExo型がある。納豆菌などのバクテリアによる発酵の場合はEndo型の活性が強く、麹発酵食品などのカビによる発酵の場合いはExo型が強い。このExo型による活性が強いと、小さいペプチドが生成されるため食品の旨味が豊富になる。ちなみにペプチドは体内で分解されないと考えられてきたが、ペプシン、トリプシンで分解はされず、ペプチダーゼでは分解されることがわかっている。分解されないペプチドはプロリン、ピログルタミン酸を含むものということもわかっている。和食の中でも麹発酵食品の代表ともいえる味噌にはさまざまな疫学研究がある。

味噌、体重増加を抑制
例えば、「味噌汁を毎日摂取する女性はインスリン抵抗性リスクが有意に低い(長浜コホート研究)」「8週間の味噌の摂取がヒトの夜間の血圧を低下させる」「1975年の日本食は1960年、1990年、2005年と比べ抗肥満効果を持つ」「味噌の摂取と運動がマウスの内臓脂肪蓄積を抑制」などの研究成果があるしかし、味噌のどの成分がこれらの機能性を発揮するかについてはこれまでほとんど研究されていない。これは、味噌中に非常に多くの成分が含まれ、ペプチドがどこにあるかわからない状態だから、と佐藤氏。そこで、佐藤氏らはたくさんある成分からアミノ基を持つものだけを抽出し、その中でも「疎水性ピログルタミルペプチド」に絞り、マウスによる試験を行った。その結果、体重60kgのヒトが3杯の味噌汁を摂取した時の用量に相当するピログルタミルペプチドにより、45~60%の高脂肪食を摂取させたマウスのカロリー摂取を低下させ、体重増加を抑制する知見が得られた。つまり、味噌汁に含まれるピログルタミルペプチドが脂肪に対する嗜好性を抑制する成分ではないか、と佐藤氏。

肝炎や大腸炎の緩和
また「疎水性ピログルタミルペプチド」には肝炎や大腸炎の緩和(抗炎症作用)、抗菌ペプチドの産生(自然免疫の活性化)のよる腸内細菌叢改善なども確認されている。特に腸内細菌の改善にはこれまでプロバイオティクスやプレバイオティクスが用いられているが、日本酒や味噌といった食事から自然に、しかも微量摂取で腸内細菌改善が期待できる、と佐藤氏。他にも麹発酵食品にはこれまであまり存在が知られていなかった「アスパラギン酸イソペプチド」が豊富に含まれる。これには「抗疲労効果」「アルデヒトの生成を抑制し酸化ストレスを低下する」「肝機能改善」「血中コレステロールの改善」といった効果も確認できている。これらは味噌や醤油など通常の食事で摂取できる量で効果が見られ、毒性もないことが動物実験でわかっている。ただ、麹発酵食品には機能のわかっていない成分がまだ多い。それらも含め、さらなる成分の特定、機能のメカニズムの解明やバイオマーカーの検索、ヒト試験が必要であるとした。

ターメリック:重症急性呼吸器症候群ウイルス(PRRSV)に有効。

PPRSVに対し、ターメリック(クルクミン)は細胞融合によってウイルスの働きを阻害すると考えられます。阻害濃度は、10〜15μmol.

シナモン:インフルエンザウイルス、肺炎菌などに有効。インフルエンザウイルス・肺炎菌など13種の豚呼吸器感染に対して有効性が確認。

その他:レーズンや蓼に含まれるレスベラトロール、ウイルスのエンペローブに結合する紅藻、藍藻、レンズ豆、ブロッコリーなども有効か。さらに、メラトニンはエボラウイルスの複製を阻害し、炎症性サイトカインを減少させることで免疫応答を最適化。また、ORACの高い赤紫蘇ジュースにも期待できる。

日本ホリスティック医学協会植物療法研究会「各種植物療法のトピックを探る」主要ハーブの新たな機能性と活用/講師 林真一郎(グリーンフラスコ代表/日本メディカルハーブ協会理事長)/精油成分の研究トピックス/講師 村上志緒(薬物博士・理学修士、株式会社トトラボ代表)/バッチフラワー研究/講師 林サオダ(一般社団法人バッチホリスティック研究会代表理事)/発達障害と園芸療法/講師 宍戸多恵子(専門認定登録園芸療法士)/樹木系バッチレメディの植物生態学からの検討/講師 飯田みゆき/進行・ディスカッション降矢英成(赤坂溜池クリニック院長、NPO法人日本ホリスティック医学協会)2/23日 受講終了

自身が所属する日本メディカルハーブ協会第二回学術フォーラム2021で先日登壇されたばかりの(1月11日13時から17時)ハーバード大学医学部内科元准教授、麻布医院院長

 

『ハーバード大学式 命の野菜スープ』

「ハーバード大学式 命の野菜スープ」はニンジン、キャベツ、タマネギ、カボチャを使った誰にでも簡単に作れる野菜スープです。この野菜スープには、私たちの体に必要な一日分のビタミンA・C・E、食物繊維、ファイトケミカルが豊富に含まれています。ファイトケミカルは野菜や果物、そして、バーブにも含まれる天然の機能性成分。抗酸化作用やデトックス作用、免疫力を強くする作用、アレルギーや炎症を抑える作用、がんや動脈硬化を予防する作用、ダイエット効果、アンチエイジング作用など色々な機能を持っています。「ハーバード大学式 命の野菜スープ」の一番いいところは飲むとほっとすることです。どんなに忙しい時でも疲れが取れて気持ちを穏やかにしてくれます。しかし、それだけではなく、肥満を防ぎ体重を減らすダイエット効果、糖尿病を予防し、糖尿病を予防・改善する作用、血圧を下げて高血圧を改善する作用、脂肪肝や脂肪肝炎を改善する作用、悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防する作用、血液をサラサラにして脳梗塞や心筋梗塞などの血管の事故を防ぐ作用、便秘を改善・腸内環境を整える作用、発がんを予防する作用、炎症やアレルギーを抑える作用、感染症やがんと闘う免疫力をアップする作用など、体にやさしい自然の力が秘められている最強の野菜スープです。

麻布医院院長、医学博士、ハーバード大学医学部内科元准教授、テキサス州名誉市民、ファイトケミカル研究家。がんと肝炎の治療の専門家として食事と病気の関係に着目し、ファイトケミカルを患者に積極的にすすめて成果を上げている。日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、労働衛生コンサルタント。米国消化器病医師会フェロー、米国癌学会正会員。

米国テキサス州トリニティハイスクール卒業、埼玉県立浦和高等学校卒業。1977年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学院(内科専攻博士課程)へ進み、同附属病院で臨床研修。1985年ハーバード大学医学部留学。講師、助教授をへて准教授となる。ハーバード大学医学部での肝炎やがんの研究を「サイエンス」、「ネイチャー」、「Proc. Natl. Acad. Sci. USA」、「Gastroenterology」、「Hepatology」などの世界最高峰の医学・科学雑誌に筆頭著者および責任著者(Corresponding author)として論文を多数発表した。2008年医療法人社団ヴェリタス・メディカル・パートナーズ理事長、2009年麻布医院院長に就任。

著書に『トップジャーナルにアクセプトされる医学論文 執筆と投稿のキーポイント』(メディカルレビュー社)、『ガンにならない3つの食習慣 ファイトケミカルで健康になる』(ソフトバンククリエイター)、『免疫を整えるレシピ』(エビデンス社、三省堂書店)、『ハーバード大学式「野菜スープ」でやせる!若返る!病気が治る!』(マキノ出版)、『ハーバード大学式 命の野菜スープ』(宝島社)、『ドクター髙橋の「ファイトケミカル」病気を治すいのちのレシピ』(主婦と生活社)、『血管があなたの命を決めている』(大和書房)、『帳消しメソッド』(日本実業出版社)、『野菜&くだものパワー!ファイトケミカルできれいにやせるレシピ』(宝島社)、『好きなものを食べながら健康的にやせる 帳消しダイエット』(日本実業出版社)、『がんの名医が考案!がんに打ち勝つ「命の野菜スープ」』(アスコム)、『ハーバード大学式 免疫力アップ! いのちの野菜スープ』(世界文化社)、『ハーバード大学式最強!命の野菜スープ』(宝島社)などがある。

麻布医院

www.azabu-iin.com/

この理論については、抗がん剤研究の世界的権威で、万病の元である活性酸素研究に勢津する医学博士/農学博士 熊本大学名誉教授/東北大学特別招聘プロフェッサーの前田 浩先生も同様の見解を述べている。

『野菜の力はスープにあり』

「がんや動脈硬化などの生活習慣病、アルツハイマー病、炎症、目や肌の老化など病気の9割に活性酸素が関わっている。新型コロナウィルスの感染症の重症化も大量に発生する活性酸素が炎症を引き起こすことによりもたらされる。活性酸素を減らすことが病気の予防や改善、感染症の重症化を防ぐ要である。

 

英語のことわざでは「You are what you eat.」(ヒトの健康はそのヒトの食べ物次第)と云われている。ヒトの健康は充分な栄養と適当な運動が良いことは誰でも知っているが、食べ物については栄養成分として、糖質、たんぱく質、脂質、さらに多くのビタミンやミネラルであるが、野菜丸ごとには有用成分(化学物質)が数多く含まれていることはあまり知られていない。老化予防、成人病予防、メタボ予防に対して、野菜など植物に含まれる化学物質が近年とくに再認識されている。植物由来化学物質ということで、ファイトケミカルと呼ばれるが、これは植物のラテン語の語源がphyto(フィト)で、それを英語式に発音するとファイトと発音しているのがファイトケミカルである。それにはフラボノイドやポリフェノール、あるいは数多くの多糖類も含まれ、加熱によっては初めて細胞が破裂してスープ中に溶け出し、腸管で吸収されるので、生野菜より何倍も栄養価が上昇するのである。昔から「ビタミンCは加熱すると分解するので、野菜は生で食べましょう」と云われたが、それは実は結晶のビタミンCを蒸留水に溶かして加熱したときの話で、野菜丸ごとの加熱では、そのビタミンCはほとんど安定な型で残っている。野菜にはビタミンC以外に、通常あまり話題になっていないビタミンも緑色野菜には数多く含まれている。そのうちの葉酸やビタミンK、ルテインなども、抗酸化作用、傷ついた細胞の修復や、抗炎症、がん予防、アンチエイジングなどの作用があり、今でもホットな研究テーマである。また、納豆はビオチンを特に多く含み、他の大豆の有用成分に加え、理想的食品といえる。ハーブには薬効成分やアロマセラピーになる香気成分が数多く含まれている。漢方の多くの成分は薬効を示し、例えば青ミカンの陳皮はヘスペリジンなど無数の成分が含まれている。しいたけその他キノコも加熱や煎じることにより、冷水では溶出されない有用成分の多糖が、加熱で可溶性となり溶け出し、吸収が可能になる。これらの植物の多糖や分解物は腸内細菌をよい方に誘導し、さらに免疫力のアップをもたらし、感染防御にも役立っている。」

自然免疫(もともと体に備わっている仕組み)獲得免疫(異物に応じた攻撃方法を記憶する後天的な仕組み)両方を活性化させ、ウィルスから体を守っていく。自然免疫と獲得免疫は巧みに連絡を取り合っている為、2段階の仕組みで体を守っていく。過剰な免疫を抑えることも大切。

自身は元々は夫のスポーツアロマトレーナーとして携わり、植物化学を専門として学んでいたが、近年この植物化学にスポットが当たり始めて香り化学で勉強していたところが大いに役立っている。

野菜や果物のファイトケミカル(植物化学成分)は固い細胞壁に囲まれていて、これを壊さなければファイトケミカルは効果的に摂取できない。ファイトケミカルは加熱すると簡単に壊れ、また吸収されやすくもなる。野菜は具材だけでなくスープも一緒にとることが何より大事だと先日も高橋先生がおっしゃっていた。何故ならスープの抗酸化力の方が格段に高くなっているから。

フィトケミカル(ファイトケミカル)フィト=『植物』、ケミカル=『化学成分』という意味で、野菜や果物の色素や香り、辛味、苦味などに含まれる機能性成分のこと。

科学技術省(Department of Science and Technology、以下DOST) は1ヶ月にわたる研究の結果、ココナッツオイルやバージンココナッツオイルに含まれる成分が、Covid-19の60~90%を死滅させたことを明らかにした。同省は「この結果には、とても明るい兆しが見える。VCO自体がウイルスを除去しただけでなく、Covid-19に対する免疫反応を再調整する鍵となる仕組みもあることが明らかになった。Covid-19の治療のために、VCOを多くの臨床試験で使用していく。今後の結果が楽しみだ」と語っている。もしバージンココナッツオイルがCovid-19に効果があるとしたら、とても明るいニュースになる。今後の臨床試験の結果を見守りたい。

フィリピンの大手メディア「Philstar(フィルスター)」にてフィリピンのセブにある刑務所「セブ州拘留・リハビリテーションセンター(CPDRC)」において、新型コロナウイルスの陽性者である20名の受刑者に対してココナッツオイルが投与され、全員が回復したという内容の記事が紹介されている。また受刑者以外には看守10名にも投与され回復したとのこと。彼らの回復プログラムでは定期的にテーブルスプーンでココナッツオイルを投与され、発症することなく陰性となった。今回は臨床試験や治験ではなく、受刑者や刑務所職員の健康管理が目的で行われたものだが、一つの結果として興味深い内容。

https://www.philstar.com/headlines/2020/07/20/2029273/coconut-oil-credited-making-provincial-jail-covid-free

ココナッツオイルは2007年からスポーツアロマの際のキャリアオイルとしてブレンド使用していたオイル。確か2014年頃から注目されていたこともあり(もう少し前かも)再度ボディ用に加えて飲食用もストックするように。免疫強化、ダイエット、心臓強化、脳の活性化、糖尿病予防など様々に期待。

現在我が家ではMCTオイルの利用が多い。ココナッツオイルはココナッツの種子の中の胚乳を抽出して作られ、このココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の一種である中鎖脂肪酸がMCTオイル。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が約55%で、それ以外は長鎖脂肪酸(LCT、つまり一般的な食用油と同じカテゴリーの油)が含まれる。一方、MCTオイルだと100%近くが中鎖脂肪酸になる。

短鎖脂肪酸(炭素6個以下:~C6)(SCT)…酪酸など

中鎖脂肪酸(炭素6~12個:C6~C12)(MCT)…カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸

長鎖脂肪酸(炭素12~14個:C13~C21)(LCT)…オメガ3など

MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)とは、炭素数6〜12の脂肪酸からなる飽和脂肪酸。ココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち中鎖脂肪酸は55%程度。MCTオイルだと同じ量を食べてもより多くの中鎖脂肪酸を摂取できることになる。一般的な食用油のほとんどはLCT(長鎖脂肪酸トリグリセリド)。MCTはLCTとは消化吸収性が大きく異なるためそれぞれの代謝も違う。LCTは主にリンパ管経由で吸収され、ゆっくり全身を回って代謝されるのに対し、MCTオイルの中鎖脂肪酸は門脈経由で直接肝臓のミトコンドリアで素早くエネルギー源となるので体脂肪として蓄積されにくい特徴を持つ。

MCTオイルもココナッツオイルも、消化やエネルギーの放出、ビタミンやミネラルの吸収に良い影響を及ぼす。栄養を十分に吸収するためには、野菜を摂取するのと同時に良質な脂質を取る習慣が大切。カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルや、ベータカロチン、ビタミンE、ルテインなどの脂溶性の栄養分は、脂質と一緒に取ることで効率的に消化吸収される。

MCTオイルを構成する中鎖脂肪酸はその分子の炭素の数により4種類に分けられる。

炭素6個(C6)…カプロン酸:一番素早く代謝されるが、独特な臭いがあり、味が悪く、胃がむかつくことがある。のどがヒリヒリすることも。ココナッツオイルにはあまり含まれていない。

炭素8個(C8)…カプリル酸:ココナッツオイルに少量含まれる。母乳にも含まれる。健康な腸を維持するための有益な抗菌作用と中鎖脂肪酸の中でもケトン体を最も効率的に作ることができるMCTのタイプだと考えられている。 そのため、最も早く脳細胞などのエネルギー源に。低糖質ダイエットのケトーシス効果を効率的にサポートするにはMCTオイルを。なるべくC8(カプリル酸)を多く含有しているものを選ぶのがお勧め。

炭素10個(C10)…カプリン酸:MCTの中で2番目に短くC8よりはゆっくり。エネルギーへの代謝が比較的早いMCT。

炭素12個(C12)…ラウリン酸:消化吸収のメカニズムはLCT(長鎖脂肪酸)と似ている。他のMCTのように素早く脳細胞などのエネルギーに変わらない。ケトン体の生成が少量で持続するともいわれる。MCTオイルもブランドによって特にこのラウリン酸の量が変わる。

ココナッツオイルはラウリン酸(C12)が約42%、カプリル酸(C8)が約7%、カプリン酸(C10)が約5%、カプロン酸(C6)が1%以下。
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2020年度に、日本メディカルハーブ協会理事、木村正典先生の植物学講座第一弾 「植物の学名を学ぶ」分類と学名の関係、学名の成り立ち、学名のシノニムと学名の調べ方、学名の意味とその調べ方、学名の命名者、学名の読み方などと、木村正典の植物学講座第二弾「生き物の繋がりと生態系ー光合成・呼吸と炭素・窒素循環。植物にとっての一次代謝産物と二次代謝産物の成分過程とその役割。精油は植物のどこに何のためにあるのか-科ごとに見る精油分泌組織」を2講義受講させていただきました。

この時の講義内でもパワーポイントを使いお話しされていた内容で、現在、日本メディカルハーブ協会ホームページや広報誌にも掲載の、パンデミックの歴史における木村先生の執筆を一部ご紹介させていただきたいと思います。

原文は日本メディカルハーブ協会HPからどうぞ

https://www.medicalherb.or.jp/category/library/monograph_plus

木村正典 きむらまさのり
(株)グリーン・ワイズ。博士(農学)。ハーブの栽培や精油分泌組織の観察に長く携わると共に、都市での園芸の役割について研究。 著書に『有機栽培も OK! プランター菜園のすべて』(NHK 出版)など多数。
 

 

 

 

パンデミックとは、感染病の世界的大流行を意味し、紀元前より人々はペストをはじめとする「疫病」といくども戦ってきました。その様々な場面で、ハーブの活用を見受けることができます。

パンデミックの歴史におけるハーブの活用

1. ペスト医師と防護服 Plague Doctor & Plague Doctor Costume

ペストマスク:くちばし型のマスクの鼻の部分は防毒マスク同様、フィルターの役割になっており、中にハーブや藁が詰められていた。

中世欧州では、ペストを専門に扱うペスト医師、プレイグドクターが登場した。1619年にはフランスの医師シャルル・ド・ロルメによって、ペスト医師用の感染防護服、プレイグドクターコスチュームが開発された。木の杖、スパニッシュ風ハット、ガウン、手袋と共に、瘴気しょうき論に基づき、瘴気を吸わないようにくちばし型のペストマスクが特徴。ペストは主としてノミ-ヒト感染であることから、マスクの効果は最大限に発揮されなかったと考えられる。現代において、飛沫感染を防ぐマスクに応用が期待される。

<使用されたとされるハーブ>

ローズ、カーネーション、スペアミント、ユーカリ、カンファー、ジュニパーベリー、クローブ、ラブダナム、ミルラ、ストラックス、アンバーグリス

ペストとは……ペストPestはドイツ語で、英語ではプレイグ plagueという。14世紀に起こったヨーロッパの流行では、人口 の3分の1以上がペストによって失われた。皮膚が黒くなる特徴的な症状があることから黒死病Black Deathとも呼ばれる。細菌Bacteriaの一種であるペスト菌Yersinia pestisによって引き起こされる感染症。ペスト菌は1894年に北里柴三郎、アレクサンドル・イェルサンによって発見された。腺ペスト、敗血症ペスト、肺ペストに分類され、ネズミを中心に猫や犬などの小動物を宿主とする。感染経路の8割弱がノミ-ヒト感染、2割が動物-ヒト感染とされ、腺ペストでは患部接触によって、肺ペストでは飛沫感染などによって、ヒト-ヒト感染も見られる。ただし、19世紀まで、感染症の多くは、ヒポクラテス(B.C.460頃-370頃)の唱えた瘴気論に基づいていたため、「悪い水」から発生する「悪い空気」(瘴気 miasma)によってもたらされると信じられていた。

ウィーンのペスト記念碑

2.ポマンダー Pomander

 

語源となった pommed’ambre は、フランス語で「琥珀のリンゴ」を意味する。アンバーグリスやムスク、シベットなどを球状にしたもので、金属容器に入れてペンダントとして使用した。その後、ポマンダー内部がいくつもの部屋に分かれており、綿などに染み込ませた香料を別々に入れられるものが誕生した。中世欧州では、首や腰にぶら下げ、病気予防や魔除け、悪臭改善を兼ねた。現代では、ハーブ・スパイスを楽しむクラフトとして、フルーツポマンダーやエッグポマンダーなどが作られるが、首からぶら下げるマスクのように、中世のポマンダーのリヴァイヴァルが期待される。

3.タッジーマッジー Tussie-mussie Nosegay, Posy


鼻に近づけて香りを楽しむ、ハーブで作られた小さな香りの花束のこと。タッジーマッジーの語源は不明で、花のクラスターを語源とする説がある。タッジーマッジーの最初の記載は1440年頃とされるが、 tuzzy-muzzy のスペルで女性器を表す隠語とされた時代があったことが影響してか、その後は花の装飾品を意味するノーズゲイと呼ばれるようになった。19世紀のビクトリア朝時代になると花言葉ブームと共に人気となる。1940年頃からノーズゲイの本来の呼び名として、スペルを tussie – mussie に変更して名称が復活。ブーケの原型ともいわれ、コサージュ同様、当初は、魔除けや悪臭改善に用いられていたと考えられている。現在でも、王室行事やブライダルブーケなどで用いられているが、ハーブの役割を最大限に活かした利用方法も期待したい。

4.ストゥルーイングハーブス Strewing Herbs

 
文字通り、撒き散らされたハーブのことで、それらを踏んで香りを出すことで虫除け、特にノミ除けや病気予防、芳香 剤として利用された。中世初期から18世紀にかけて、特に英国で広まった。広まった原因の一つとして、中世初期の英国で入浴の習慣が減少して体臭などが気になるようになったことが考えられている。合わせて、ノミをはじめとする生活害虫の駆除や疫病予防を目的とした。ハーブは、藁やイグサ、ヨシなどと共に、台所から寝室まで、家中に撒き散らされた。王室も例外ではなく、テムズ川の悪臭などもあって、1660年にはチャールズ2世によって、王室専用の散布人として、ロイヤルハーブストゥルワーRoyal Herb Strewerの職が設けられていた。高い地位にあり、普段はもちろん、戴冠式では行列の先頭に立ってハーブを撒く重要な役割を果たした。エリザベス女王はメドウスイートを好んだとされる。踏んで香りを出すことから、表皮に腺毛を有し、踏んで容易に壊れて精油を揮発させるシソ科やキク科のハーブが多 かったことが考えられる。これはハーブの使い方を学ぶ参考になると共に、現代でも応用した活用が期待される。

一般に散布に用いたと考えられているハーブ

  • シソ科:ラベンダー、コットンラベンダー、バジル、ペニーロイヤル、ミント、セージ、ヒソップ、オレガノ、マジョラム、ウインターセイボリー、ジャーマンダー、ローズマリー、タイム
  • キク科:カモミール、スイートヤロー、コストマリー、タンジー、デイジー、サザンウッド
  • バラ科:バラ、メドウスイート
  • アカネ科:レディースベッドストロー、スイートセンテッドベッドストロー
  • セリ科:フェンネル
  • スミ科:スミレ
  • ミカン科:ヘンルーダ
  • アサ科:ホップ
  • サクラソウ科:カウスリップ
  • クスノキ科:クスノキ
  • ショウブ科:スイートフラッグ

ヘンリー8世の時代に王室で撒かれていたハーブ

  • シソ科:トゥルーラベンダー、スパイクラベンダー、コットンラベンダー、バジル、レモンバーム、ペニーロイヤル、レッドミント、セージ、ヒソップ、マジョラム、ウインターセイボリー、ジャーマンダー
  • キク科:カモミール、スイートヤロー、コストマリー、タンジー、デイジー
  • サクラソウ科:カウスリップ
  • セリ科:フェンネル
  • バラ科:バラ
  • スミ科:スミレ

5. 4人の泥棒の酢 Vinaigre des Quatre Voleurs

諸説あるが、最も広く知られている説によると、1628〜1630年にフランスのトゥールーズでペストが流行した際、4人の泥棒がペストに感染せずに泥棒を繰り返していた。捕まった時、司法取引により、ペストにかからずにいた秘密と交換に釈放されたとされ、その秘密が、セージ・タイム・ラベンダー・ローズマリーの4種で作られたハーブビネガーを体に塗ったり飲んだりして泥棒をしていたということだった。その後、ペスト対策として、「4人の泥棒の酢」(Vinaigre des Quatre Voleurs)の名で、様々なレシピのハーブビネガーが誕生したとされる。現在も、同名のハーブビネガーが販売されているほか、「7人の盗賊の酢」の名の香水もある。酢はルームスプレーなどに不向きだが、これを応用して、アルコールを利用して抗菌チンキを作り、除菌スプレーやエ アフレッシュナー、オーガニック殺菌・殺虫剤などとしての利用が期待される。
<初期のレシピに用いられたとされるハーブ>

ワームウッド、メドウスイート、ワイルドマジョラム、セージ、クローブ、カンパニュラの根、アンジェリカ、ローズマリー、ホアハウンド、カンファー

日本メディカルハーブ協会理事
木村正典 きむらまさのり
(株)グリーン・ワイズ。博士(農学)。ハーブの栽培や精油分泌組織の観察に長く携わると共に、都市での園芸の役割について研究。 著書に『有機栽培も OK! プランター菜園のすべて』(NHK 出版)など多数。

 

 

https://www.sophia-college.jp/course/sciencead.php

<第1回>10月21日(水)

精油の作用はそれを構成する精油成分の分子構造によって概ね決定する。

<第2回>11月4日(水)

精油の毒性は精油成分の分子構造によって概ね決定する。安全な使い方を学ぶ。

<第3回>11月18日(水)

精油の薬理作用と抗菌作用のメカニズム。活用法提案。

<第4回>12月2日(水)

精油の体内代謝と薬物相互作用。排泄されるまでの道筋を学ぶ。また精油と医薬品を併用した場合の相互作用。

<第5回>12月16日(水)

精油の持っている多様な機能性や精油の作用の最新情報を具体的に学び日常生活のなかでそれを生かす活用法を提案。

概要
ハーブ及びアロマセラピー研究は現在勢いをつけて進んでいる。その理由として、これまで精油の研究はアロマセラピー専門研究者が主導していたが、機能性食品領域の精油研究が進み(例・柑橘類を筆頭に精油は野菜や果物、ハーブ、スパイスなどの食品にも含まれているため)例えば国立環境研究所などは環境に対して精油の研究を行なっている。(車の排気ガス除去など。美容分野でも精油の研究が進む)抗ウイルス作用においてはアロマセラピー研究者だけではなくウィルス学者が研究。精油研究は世界的に注目が高まっている現状である。

 

アロマサイエンスアドバンスコース(第1期生でした)は1回の講義がたった2時間という僅かな時間しかない。しかし解剖学、生化学、薬学、更に野菜や果物、ハーブ・スパイスなどの植物の化学も繫ぎ合わせ、化学構造から薬理作用を見て、更に数々の研究データをシェアしてくださる実践的且つ凝縮した講義内容だ。精油の生体内の分布から排泄までのメカニズムを理解し、リスク管理ができることが最大のポイント。タイムリーなCOVID-19関連の情報も多く、より多くのアロマテラピー関係者の皆さんに是非この講座を受講していただきたいこと。また、植物栄養の化学視点からの情報も知っていただきたく、林先生の講座を推奨すると共に、林先生から教わったCOVID-19関連の貴重な情報をシェアします。感染拡大が進んでいます。ウイルス感染に対しては芳香浴及び蒸気吸入が有効とのこと。精油を既に利用されている方は情報源のひとつとしてお役立てください。初めて使用される方は必ず専門家のアドバイスの下、精油に対する正しい知識を得てからの(精油化学及び解剖学)使用となります。


研究が相次ぐ青森ヒバ精油はIgA(免疫グロブリンA)を誘導。

○SIgAが免疫力の大きな鍵を握っている

https://www.nsca-japan.or.jp/journal/26_1_18-23.pdf

○天然素材で抗ウイルス作用研究

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66594810U0A121C2XB0000

分泌型免疫グロブリンA(SIgA)はからだを細菌やウイルスなどから守る抗体の一種。口腔内粘膜のほか、唾液、母乳、涙、鼻水などの体液に多く存在し、からだの局所で感染症を防ぐ。

ベンゼン環は六角形だが青森ヒバのヒノキチオールは七角形をしており抗菌力が非常に強い。

 

 

院内感染を防ぐのに使えるのではないかという研究は30年以上前から進んでいたとのこと。

大学院医歯学総合研究科の土門久哲准教授と寺尾豊教授らの研究チームは植物由来成分であるヒノキチオールが肺炎の原因菌である肺炎球菌を殺菌することを明らかにしている。(感染後の肺炎を防ぐ)

https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/05/re010529.pdf

例 ウィルスを囲っているエンベロープと呼ばれる脂質をティートリー精油が低濃度で不活性化。

生活の木 無料冊子より転載

 

 

ウイルスは裸の状態。(エンベロープ)精油は脂溶性でありくっつければやっつけてしまえる。細菌や真菌よりもウィルスに対して強い特徴を持つ。またウイルスはヒトの細胞に入る時ACE2から入ってくる。ここに蓋をしてしまえばウィルスは入って来られなくなる。多くの精油がACE2に蓋をする。色んなポイントでウィルスを防いでくれる。

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2020/09/post-87f09b.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/17/1/17_95/_pdf

※その他 COVID-19に関わる精油情報

ゼラニウム(好中球の集中を強力に抑制=強力な消炎、シトロネラールのアルデヒド)

ユーカリ(線毛細胞の活動を増強:シネオールの構造活性相関:酸化物)

ベンゾイン(ウィルスの時間稼ぎの蒸気吸入:バニリン-アルデヒド)

注目のコパイバ 松ヤニ系(エンドカンナビノイド受容体 CB2、免疫系に作用 消炎 βカリオフィレンはCB2にくっつく ※CB1は脳)

竹酢
画像転載元

https://oumi-tsusho.com/index.php?竹酢液

竹炭
https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/publication/2118544ffe587b5d747f08c725722085d3a0df84.pdf

【COVID-19関連参考資料】

内閣府認証NPO法人日本アーユルヴェーダ協会理事長

一般社団法人日本アーユルヴェーダ学会 理事

日本未病プラン協会 理事 上馬塲 和夫

ハリウッド大学院大学 教授

医師・医学博士 上馬塲 和夫

http://www.npo-ayurveda.com/kanesntaisaku.pdf

新型コロナウイルス感染初期のウイルス侵入過程を阻止、効率的感染阻害の可能性がある薬剤を同定

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html

井上 純一郎(東京大学医科学研究所 分子発癌分野 教授、アジア感染症研究拠点北京拠点長)

山本 瑞生(東京大学医科学研究所 分子発癌分野 助教)

合田 仁(東京大学医科学研究所 アジア感染症研究拠点 特任講師)

松田 善衛(東京大学医科学研究所 アジア感染症研究拠点 特任教授)

川口 寧(東京大学医科学研究所 ウイルス病態制御分野 教授、アジア感染症研究拠点 拠点長、研究開発代表者)

 

ACE2は心臓や血管、肺、腎臓、消化管など全身の組織に発現し、血圧や腎機能、水・電解質のバランスなどを調節するレニン・アンジオテンシン系(RAS)の中で働く酵素として知られていたが、最近の研究によりACE2は新型コロナウイルスの体内への侵入経路であることが突き止められた。ウイルスが肺胞上皮などの細胞膜に存在するACE2に結合することで細胞内に侵入し、生体の免疫機能を惹起してサイトカインストームを生じさせて重篤な肺炎などを引き起こす。

【秋田大学研究グループの成果が国際科学雑誌「Nature Communications」に掲載 新型コロナウイルス受容体 ACE2 と同じ機能を持つ 微生物酵素 B38-CAP を発見 ~白神山地の微生物が産生する酵素が医薬品応用の可能性~】

https://www.akita-u.ac.jp/honbu/event/img/pro30857_01_dl.pdf

 ニューノーマル時代に摂取したい栄養素は?日本人の約77%が目に不安
健康問題としては「1、PC時間の増加による目の健康不安」「2、人に会うことの減少や環境変化による心の健康不安」「3、在宅時間増加に伴う栄養バランスの不安」と、大きく3つの課題が指摘されている、と佐野氏。心の不安は、はっきり認識できるものではない。思考力の低下、集中力の低下、意欲の低下、あるいは睡眠障害、食欲異常、疲労や倦怠感など、さまざまな症状として現れる。また複合的な原因によって症状が引き起こされる場合もある。もちろん、栄養面のアプローチによって症状を緩和させる方法はある。例えば「鉄」は神経伝達物質の合成や代謝に関わる酵素で、不足すると集中力が低下したり、イライラの増加や興味関心の低下などにつながる。また「亜鉛」は脳に多く存在し、脳の神経細胞のシナプスで神経伝達物質を貯蔵するなど、脳に非常に重要な栄養素である。新型コロナウイルスで注目を浴びているビタミンDも前頭前皮質や海馬、視床下部などに多く存在する、精神の安定維持に不可欠な栄養素である。「健康寿命」と「平均寿命」の間には約10年の乖離がある。このデータは2000年に発表されたものであり、そこから20年以上経過する現在も現実は変わっておらず、医師や医療界は責められる立場にある、と内藤氏。世界的にも食物繊維が「大腸癌」だけでなく「全死亡リスク」「心疾患」「糖尿病」のリスクを低下させることはよく知られておりエビデンスもある。それは日本人を対象にした調査でも同じ結果が得られているが、日本人の食物繊維摂取量は世界的に見ても極めて少ない。例えば心筋梗塞のリスク低減には24g(日)の食物繊維摂取が必要とされるが、18歳以上の日本人の食物繊維の平均摂取量は13.7gであり、大きな隔たりがある。特に日本人の場合、穀類と野菜からの食物繊維摂取量が大幅に減少していることがわかっている。この辺りをどうやって食事で改善していくかは、機能性表示食品やサプリメントの啓蒙以上に重要ではないか、と内藤氏。基本的に和食は健康食とされているが、世界的にはエビデンスのある地中海食の方が高い評価を得ている。和食が良いというならエビデンスを整えていく必要もある。食物繊維、インフルエンザ感染を抑制
食物繊維は腸内のマイクロバイオームを変化させることで健康に良い影響を与えることもわかってきている。例えば、2018年にマウスの試験で、食物繊維はインフルエンザ感染を抑制するというエビデンスもでている。地中海食が良いのもおそらくマイクロバイオームに影響を与えるため。内藤氏が特に注目しているのが、食物繊維の中でも「高発酵食物繊維」とされるもの。これは腸内細菌が好んで食べる食物繊維で、高発酵食物繊維によりさまざまな短鎖脂肪酸が生成されることがわかってきている、という。具体的にはグァーガム、小麦胚芽、難消化性でんぷん、水溶性大豆食物繊維などが高発酵食物繊維に分類される。水溶性食物繊維(高発酵性食物繊維)を腸内細菌が食べて発酵させることで短鎖脂肪酸(酪酸、プロピオン酸、酢酸など)が産生される。それが脳へシグナルを送ることで、抗ストレス、認知機能改善、食欲改善などの効果が得られるという経路も解明されてきている。

食物繊維、「パラミロン」に注目
また、内藤氏は「パラミロン」という食物繊維の一種にも注目しているという。この成分は生体内に取り込まれても一切吸収されることなく糞便中に排出されていくが、私たちの生体に様々な健康効果を発揮することが数々の論文で発表されており、今盛んに研究が進められている。これはおそらく腸にも足裏のように「ツボ」とでもいえるセンサーが存在し、これをパラミロンが刺激しているのではないか。つまり、消化管とは消化・吸収の機能だけでなく、さまざまな科学的・物理的刺激を感受するセンサーとしての役割を担っているのではないか、と内藤氏。食物繊維にも腸機能にもまだまだ解明されてないことが多くある。機能性表示食品の開発とともに、この辺りの研究も進めていくこと、また機能性表示食品の効果を検証するのに役立つウエアラブルデバイスなどの開発も望まれる、とまとめた。腸内環境や免疫維持が重要
例えば、よく言われるようにフレイルに介入することは非常に重要だということは間違いない。フレイルやサルコペニアは加齢でも進むが、例えばがんの患者はどんどん食が細くなり急激にフレイルやサルコペニアが進むことで抗がん剤などの治療もできなくなってしまう。あるいはメタボリックなのに筋肉量が異常に少ないサルコペニアも問題だ。しかしこれらの問題になかなか医療が介入できていない現状がある。例えばこれら予防するために「高齢者はタンパク質を意識的に摂取するように」とか「健康長寿の高齢者ほどステーキを食べている」といった情報も流れる。 しかし、日本人が本当にステーキを食べてサルコペニアを予防できるのかについて十分な根拠はない。 またパプアニューギニアの男性は基本的にさつまいもを主食としていてそればかり食べているがなぜあんなにも筋肉隆々なのかについて説明がつかない。これについては、おそらく、パプアニューギニア人の腸内細菌の中にさつまいもからアミノ酸を作る菌があるからだと推測される。つまり「何を食べるか」は大切だが、それよりも医学的には「腸内環境や免疫を維持することでウェルビーイングを維持する」知見を提示することの方が重要ではないか、と内藤氏。

日本人の食物繊維摂取量、世界的に極めて少ない
現在、消費者庁のデータベースには3958件の機能性表示食品が登録されており、その中の466件が「食物繊維」でしかもその多くが「難消化性デキストリン」である。しかし食物繊維は「便通改善」や「血糖値のコントロール」だけではない様々な可能性を秘めた機能性成分であることをもっと伝えていく必要がある。私たちは機能性表示食品やトクホ食品だけを食べて暮らしていけるわけではない。やはり生鮮食品からいかに食物繊維を摂取するかについて理解することがはるかに重要ではないか、と内藤氏。

ニューノーマル時代に摂りたい栄養素、ビタミンA・D、鉄、亜鉛
栄養バランスの不安については在宅ワークに伴い「朝食の欠食」が増えていること、「ランチタイムを軽視」しやすくなり昼食をレトルト食品で済ます人々が増えていることが問題となっている。レトルト食品ではビタミンA、ビタミンB6、ビタミンD、亜鉛が不足しやすく、糖質や脂質、塩分が過剰になりやすい。一方、人々の「免疫力を高めたい」という意識は高くなっており、健康志向の高まりからプラントベース食や大豆ミート、ゆるベジタリアンなどがちょっとしたトレンドになりつつある。しかし、植物性の食生活では鉄分の中でも吸収率の高いヘム鉄が不足しがちとなる。また、タンパク質、ビタミンB12、亜鉛なども不足しやすくなる。これら全体を考察すると、ニューノーマル時代に積極的に摂りたい栄養素は主に4つ、「ビタミンA」「ビタミンD」「鉄」「亜鉛」ではないか、と佐野氏。
アメリカでは主食に必要な栄養素を強化
食品関連企業においては、これらの不足しがちな栄養素が自然と摂取できるような食品開発を手がけることが差別化のポイントになるのではないか、と佐野氏。アメリカでは小麦粉やとうもろこし粉に「ビタミンB1、B12、ナイアシン、葉酸、鉄」などを強化することで不足しがちな栄養素を主食から摂取できるように進めているという。行動変容を起こすのは容易ではないので、やはり自然と健康になれる環境づくり・仕組みづくりを社会と個人、双方で行う必要があるのではないかとまとめた。特に「目」については日本人の約77%が不安を抱えているという調査報告もある。具体的にはドライアイ・眼精疲労・視力低下を多くの人が不安に思っている。


日本人はルテインやゼアキサンチンの摂取量が少ない
ドライアイは涙のトラブルといえるが、栄養も関係している。例えばビタミンAは角膜に涙を保持する粘膜の層を作り、目を乾燥から守る働きをしている。また、あまりよく知られていないがビタミンDも目の表面の炎症を抑制したり、涙の分泌促進に関与している。視力については、ビタミンAが目の網膜に含まれるロドプシンの構成成分で、ルテインやゼアキサンチンは、目の黄斑部や水晶体に多く存在し、有害な光を吸収して目を守る働きをしている。ちなみに有害な光の代表的なものがブルーライトだが、ブルーライトカットメガネには効果がないという発表が先日なされている。とはいえ、ブルーライトが眼精疲労や視力低下の原因に関与していることに間違いない。ルテインやゼアキサンチンを十分に水晶体や黄斑部に取り入れることが目を守る鍵となる。アメリカでは1日平均0.8~1.1mg摂取しているが、日本では0.35mg程度の摂取である。日本人は世界的にみてもルテイン・ゼアキサンチンの摂取量が少ないことが報告されている。


不安症状やうつ症状を訴える人が増加
心の不安についてはテレワーク推奨などに伴う急な環境の変化や、外出自粛制限、人との交流が激減していることで、国内だけでなく世界的にも不安症状やうつ症状を訴える人が増えている。

5月10日更新!愛媛20市町制覇無事達成!愛媛新聞 愛媛CATV共同事業企画 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい

5月10日更新!愛媛20市町制覇無事達成!愛媛新聞 愛媛CATV共同事業企画 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい

NEW!
新居浜市 酒かす トリを飾るのは近藤酒造さん!愛媛20市町制覇無事達成!

愛媛新聞・愛媛CATVアス飯特集ページ🍊
https://www.ehime-np.co.jp/special/egao_sports/ath_meshi/

愛媛20市町を無事達成することが出来たのは、支えてくださった行ってこ〜わいチームスタッフの皆さんをはじめ、生産者の皆様の多大なるご協力を賜り、番組を一緒になって盛り上げてくださったお陰でしかありません。今や家族同然とも言える最高の仲間とお世話になった愛媛県生産者の皆様に心より御礼申し上げます。



〜朝刊、ウェブ・アプリ、CATV番組、フリーペーパーでマルチ発信〜

※ラスト数回で愛媛新聞さんが番組へのメッセージを募集してくださったところ、たくさんの方から激励をいただきました!過分なお言葉を多数頂戴いたしました!この度は本当にありがとうございます!

 















追伸

近藤酒造の近藤社長から個別に(Facebookメッセンジャー)ご連絡をいただきました!愛媛新聞さんにの方にも何とわざわざお電話をいただいたとか❗️最高に嬉しいです❗️😆

砥部町、椎茸回の松永社長からは、こんな素晴らしいメッセージが!

 

愛南町でお世話になった上甲社長からは何と!自宅に私の大好物である牡蠣が突然届きまして❗️🤣🤣🤣

皆さん本当に優し過ぎ❗️あったか過ぎです❗️😹

【ついに最終回 酒蔵を見学】

2019年8月に始まったアス飯20市町巡りは今回が最終回。トリを飾る舞台は工業都市・新居浜市。山瀬理恵子さんの大好きな日本酒について知識を深めてもらおうと、市内唯一の酒造会社、近藤酒造(新居浜市新須賀町1丁目)を訪ねた。近藤酒造は1878年創業。ワインブームなどに押され売り上げが低迷し9年間休蔵していたが、5代目蔵元近藤嘉郎社長(49)が跡を継ぐため帰郷。先代に反対されながらも02年に造酒を再開。08、14年度に全国新酒鑑評会の金賞を受賞した。少量多品種を売りに、地酒「華姫桜」や「愛あるリキュール」などをそろえる。ところで、軒先や店頭に杉でできた丸い玉がつってあるがこれは何?「これは杉玉といい、新酒ができたことを周りに知らせるものです。秋になると杉の色が茶色になり、酒も熟してきた目安になります」。蔵の見学前に近藤社長が直売所へ案内してくれた。「月1回、蔵のできたて商品をこの場で瓶詰めして量り売りしています」。壁には年季の入った「酒類標準価格表」が貼ってある。「昔、酒は定価で、帳簿に『何月何日、何杯飲んだ』と付けて給料日に払いに来てもらっていました」。1合でもツケで飲めることから「合ヅケ」と呼ばれていた。その後、現金払いになり、現在は酒の勉強会や量り売りイベントで左党が集う場になった。

【酒蔵を見学】
蔵の見学は近藤社長の妻で愛媛唯一の女性杜氏(とうじ)という敬子さん(47)と蔵長の宮中安弘さん(78)にバトンタッチ。玄米を磨いて蒸した後、コメにこうじ菌をまき、約38度の温室で菌を繁殖させる。その後、蒸したコメ、こうじ、水をタンクに入れ仕込む。3回に分け発酵させた後、さらに1カ月ほど発酵させると日本酒ができあがる。

#愛媛新聞 朝刊 #愛媛新聞online #愛媛CATV 番組 #ウイークリーえひめリック

スポンサー
#伊予銀行 #FUJ I

行ってこ〜わいメーンメンバー紹介

○プロデューサー

愛媛新聞社 奥村デスク

○愛媛版行ってこ〜わいアス飯企画発案者

愛媛新聞社 河野茜記者(アス飯行ってこ〜わいコンテンツで見事社長賞を受賞❗️)

○カメラマン

愛媛CATV社 偉くなっちゃった飛田君、1年目メーンカメラマンの栗林君、偉くなっちゃったイッシキさん、アベさん↓


○現場ルポ記事執筆

河野茜記者(アス飯行ってこ〜わいコンテンツで見事社長賞を受賞❗️)

○愛媛新聞アス飯連載紙面デスク

愛媛新聞社報道部 副部長 植木孝博記者(校正の神❗️)

愛媛県は、東部の東予、中央部の中予、南西部の南予の3つの地域に分かれている。

#東予(とうよ)

#今治市(いまばりし)、#新居浜市(にいはまし)、#西条市(さいじょうし)、#四国中央市(しこくちゅうおうし)、#上島町(かみじまちょう)

#中予(ちゅうよ)

#松山市(まつやまし)、#伊予市(いよし)、#東温市(とうおんし)、#久万高原町(くまこうげんちょう)、#松前町(まさきちょう)、#砥部町(とべちょう)

#南予(なんよ)

#宇和島市(うわじまし)、#八幡浜市(やわたはまし)、#大洲市(おおずし)、#西予市(せいよし)、#内子町(うちこちょう)、#伊方町(いかたちょう)、#松野町(まつのちょう)、#鬼北町(きほくちょう)、#愛南町(あいなんちょう)

愛媛の食材紹介 21
#新居浜市 #酒かす

日本酒を造る過程で出てくる搾りかす。消化されにくい炭水化物「レジスタントスターチ」が含まれており、腸内環境を整える役割がある。

 

酒粕について

食物繊維の働きをもつ酒粕レジスタントプロテイン
たんぱく質からできている珍しい物質。食物繊維のように消化されずらい。血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能を持つ。酒粕に含まれるレジスタントプロテインは脂質を吸着させて(抱き込んで)そのまま体外に排泄させる。まさにお腹の中をゴッソリ掃除してくれる凄い成分。(便秘解消に即効性がある)

レジスタントスターチ
酒粕と米麹を比較したところ、酒粕にはレジスタントプロテインだけでなくレジスタントスターチと呼ばれる難消化性デンプンが多く含まれることが分かった。この酒粕由来レジスタントスターチには、ビフィズス菌を増殖させる傾向があることが分かっている。レジスタントスターチは良質な炭水化物で、小腸内で消化されず大腸まで届き、腸内細菌の餌になる。その結果、食物繊維を摂ったときと同じように腸内環境を整えてくれる役割がある。腸内環境を気にされる方には酒粕タイプの甘酒や酒粕と同様の成分を含むにごり酒を推奨。甘酒は「米麹タイプ」と酒粕を主として含む「酒粕タイプ」のものに大別。米麹も酒粕もともに日本酒醸造でできる発酵食品だが、どちらがより一層、腸内環境にとって良いのかといった研究はなされて来なかった。

また酒粕にはアスパラギン酸、アルギニン、アラニンなどのアミノ酸が多く含まれていることも明らかとなった。特にアルギニンには血流改善効果が知られており、酒粕を摂取することで体が温まる効果が得られる一因となっていることが考えられる。酒粕には米や米麹よりも多くのレジスタントスターチが含まれ、よりビフィズス菌を増殖させる傾向があったことから酒粕甘酒や酒粕を含むにごり酒を摂取することにより、腸内環境が改善され結果的に美肌などの改善に繋がる可能性がある。

「酒粕甘酒の機能性成分の探索 ~アミノ酸とレジスタントスターチの機能性~」、日本農芸化学会大会(2019)

○冨田麻理絵、根来宏明、堤浩子、秦洋二

酒粕を食べるとすぐに体が温まり、さらに毎日食べ続けることでも温まることが実験によりわかり「体が温まる」というイメージを科学的に確認。酒粕は、甘酒や粕汁にはもちろん、鍋料理、魚肉料理など多様な料理に調味料として加えることでおいしく食することができる。毎日10gほどの量を日々食べ続けることで冷え性の改善をはじめ、さまざまな効用を体内に摂り込んで健康的な生活へのプラスにできる可能性がある。

酒粕の栄養素
酒粕は栄養価が高く、栄養成分としてたんぱく質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類、有機酸、ミネラルなどが含まれているほか、ペプチドやアミノ酸、麹菌、酵母菌由来のβ‐グルカン、葉酸なども含まれる。また最近では、免疫や血圧についての研究が進められる。美肌、アンチエイジング効果などが話題に。酒粕は、米、麹、酵母由来の機能性成分が濃縮された状態で
豊富に含まれているとても優秀な食品といえる。

りんご
人類が初めて食した果物。プロアントシアニジンやクエルセチン(ポリフェノールのフラボノイド。油と一緒に摂取で吸収率が高まる)など抗酸化力のあるポリフェノールを豊富に含み、血流改善で心臓病予防効果が多く報告されている食材。りんごが熟すると柔らかくなるのは、不溶性のプロトペクチンが水溶性のペクチンに変わるため。ペクチンは多糖類で、腸内ビフィズス菌などを増やすため腸内環境を整えるのに役立ちます。りんご酸やクエン酸などの果実酸、蜜と呼ばれる部分に多いソルビトールなどがこうした効果に相乗効果をもたらしている。甘みは果糖やブドウ糖などの糖分。どちらも素早いエネルギー源に。皮ごとならカリウムやビタミンE、ポリフェノールが含まれより栄養価アップ。

にんにく
古代エジプトではピラミッドの建設にスタミナ源としてにんにくが使われていた記録が残る。血管を守るビタミンB6が豊富。ビタミンB6はビタミンB12や葉酸と摂取すると血管を守る働きが倍増。にんにくは、疲労回復、滋養強壮、抗菌効果まで働きは色々。匂い成分アリシンはビタミンB群(特にビタミンB1)と繋げばアリチアミンとなりビタミンB1の吸収や持続力を高め疲労回復効果を持続。更に免疫力アップにも役立ちますが、これはすりおろしたり、潰したりすることで発生。細かくすることがとにかく大事。すりおろしが1番活性化します(10分後)。刺激があるので様子をみながら。にんにくは人類が食糧として、また薬剤として用いた歴史はエジプトのファラオの時代まで逆のぼる。ピラミッドの建設にスタミナ源としてガーリックが与えられたことが記録に残される。その後、ガーリックは古代ギリシア・ローマを経てヨーロッパ全土に広がり、またイスラムから中国、インドへと東方にも伝えられ、アーユルヴェーダや神農本草経にもガーリックの記述が見られる。効能は循環器の病気の予防と強力な抗菌作用や抗酸化作用にまとめることができる。にんにくにもイヌリンが豊富。アリシンも活性酸素除去の代表格。

生姜
生の状態だとジンゲロールで殺菌、血流改善。免疫力をあげたい時は生がオススメ。加熱するとショウガオールに。これは体を中からあたためたい時に。体内の糖質や脂肪を燃やす働きがあり、中から熱を作り出し、体をあたためます。皮付近にジンゲロールが豊富。出来れば皮ごと摂取がおすすめ。

キムチ
発酵食品で腸内環境を整えるだけでなく、このレシピでは糖質の吸収を素早くする役割。クエン酸を含むのでミネラルの吸収を高める。キムチには毎日とりたい滋養強壮食材のにんにくも含まれている。

鶏むね肉
高タンパク低脂肪なアスリート食材。たんぱく質は骨や臓器、筋肉、血液、皮膚など体の組織を作るほか、免疫力を高めたり、酵素の構成に関わるとても重要な栄養素。神経の大元はたんぱく質でできており、心身の健やかな健康に非常に重要です。鶏肉はたんぱく質の吸収を促し、糖化の害を抑えるビタミンB6も豊富。このレシピではスプラウト に豊富なビタミンCと繋ぐことによって、たんぱく質の吸収を促しています。鶏むね肉には近年注目の鶏むね肉のイミダゾールジペプチドが含まれる。イミダゾールジペプチドの疲労感を抑える効果、そして、優れた抗AGE食材(老化予防)として大変注目されている。イミダゾールジペプチド はアミノ酸が2つ繋がった抗酸化物質で、筋肉や脳に多く含まれています。渡り鳥が長い距離を飛び続けたり、マグロがものすごいスピードで泳げたりするのもこのパワーのおかげ。(その他カツオなど)イミダゾールジペプチドは、レモンに含まれるビタミンCやクエン酸と組み合わせて摂取することで相乗効果が期待出来ます。1日、イミダゾールジペプチド 200〜400g(鶏の胸肉なら100〜200g)を継続摂取した2週間後から最も力を発揮。筋肉の疲労や運動パフオーマンスの向上、学習機能の改善に。疲労は活性酸素による酸化ストレスで細胞が傷つけられることが原因。イミダゾールジペプチドは加齢と共に減少。イミダゾールジペプチド以外に抗酸化作用のある栄養素はありますが(ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなど)脳の疲れている部分にピンポイントで効くのが特徴。溶け出すので煮汁を大切に、つまりスープにしていただくのが○(イミダゾールジペプチド は熱にも強い)優れた抗糖化食材でもありアンチエイジングに役立つ。

スプラウト
現在注目が集まっているのがイソチオシアネートの一種でブロッコリースプラウトに特に豊富なスルフォラファン。スルフォラファンは体内の解毒酵素と活性酸素を取り除く抗酸化酵素の働きを高めることが分かっており、その結果、がんの予防やピロリ菌の除菌、花粉症抑制、肝障害抑制、悪酔い予防などの様々な効果が認められる。ポイントは食べるときによく噛むか、調理するときに細かく刻むこと。スルフォラファンは細胞が潰れるほど生成。できるだけ生で食べることがポイント。

研究データより飲む点滴と呼ばれるほど栄養価の高さで知られる米麹甘酒には肥満、血圧上昇、健忘症の予防・改善効果、疲労軽減、大腸炎予防、関節痛緩和、中性脂肪低下があることが示唆。(近藤酒造さんでも米麹甘酒が作られているので使用することにした)ここに食べる薬と呼ばれるスパイスで変化をつけた。これらを組み合わせたレシピ開発に取り組み、かなり斬新だが美味に仕上がっていると思う。



スパイクプレゼントは紙面広告が入らなかったにも関わらずたくさんのご応募をいただきました!東温市の女性の方が見事当選!本当に感謝です!🙇‍♀️

第20回目 今治市 愛媛あかね和牛!

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あかね和牛
県畜産研究センターが開発した黒毛和牛。亜麻仁油やかんきつの搾りかすを餌に与えている。県内で7戸が飼育しており、昨年は122頭出荷した。


愛媛県内20市町制覇まで残り2カ所。最終盤に用意したのは愛媛が誇るブランド肉・愛媛あかね和牛。今治市野間の観光施設、野間馬ハイランドからほど近い山中に建つ牛舎にお邪魔した。新開俊之さん(36)方は家族経営の肥育農家。繁殖から飼育、出荷まで一貫して手掛けている。県が新しいブランド牛を開発する際、父が「これからは赤身肉が大事になる」と着目し新品種の導入に踏み切った。現在、愛媛あかね和牛とJAブランドの伊予牛「絹の味」として出荷する牛を育てている。

愛媛あかね和牛は県畜産研究センターが2015年に開発した。赤身と霜降りのバランスのよさが特長。県畜産課専門員の大西博史さんによると、牛は体内のビタミンが不足するとサシ(脂肪)ができると言われており、一般的な和牛は成長に合わせビタミン量を減らしサシを入れるという。一方、あかね和牛は餌にかんきつの搾りかすを混ぜることで、ビタミンを与え続け健康な状態で成育させている。また、必須脂肪酸を含む亜麻仁油も与えており、肉質の良い和牛に仕上がる。ヘルシーな料理が求められている中、女性や年配者も食べやすい黒毛和牛だ。一行は防疫対策で防護服を着て足元を石灰で消毒し牛舎の中へ。牛舎は天井が高く、風通しがいい快適な環境。通常、和牛は生後28~30カ月で出荷するのに比べ、あかね和牛は生後24~26カ月とやや短い。餌やりは1日2回。多い時期で1日に10キロ食べる。常に牛の健康状態を観察し、思った通りに成育して出荷できたときにやりがいを感じるという。

【脂のうま味引き出すローストビーフ】
せっかくなので新開さんが育てた肉を最高の状態で食べたい!とJA越智今治が運営する複合施設「さいさいきて屋」(同市中寺)のオープンキッチンへ。牛肉のごちそうというとステーキを思い浮かべるが、新開さんが調理するのはモモ肉のローストビーフ。「ステーキだと脂が落ちてしまいもったいない。脂の中にうま味があるので、低温で焼くローストビーフが個人的におすすめです」。新開さんは「黒毛和牛は高級肉の印象があるが、僕はあかね色の夕焼けをイメージし、家族で夕食に食べる牛肉を目指したい」との思いを抱く。家庭でも作りやすい、フライパン1つでできる調理方法を紹介してもらった。

「愛媛あかね和牛」

愛媛県は、近年の健康志向の高まりや消費者の霜降り から赤身・うまみへの嗜好の変化を受けて、脂肪を抑え た赤身志向のブランド牛「愛媛あかね和牛」を開発。 肉質・栄養成分の特長として、一般的な黒毛和種に比 べ、脂肪分は約15%低く、うまみ成分であるグルタミン 酸を約2.5倍多く含むことが挙げられます。2015年11月に販売開始した新しい黒毛和牛ブランド「愛媛あかね和牛」は柑橘類と亜麻仁油を与えられて育った健康的な牛で赤身と脂肪とのバランスが取れているのが特徴。栄養価も一般の黒毛和種に比べタンパク質約10%アップ、オルニチン約 2.1 倍とヘルシー。「媛っこ地鶏」「愛媛甘とろ豚」に続く畜産ブランドとして、県が牛肉の研究開発に取り組み始めたのは平成23年。県畜産研究センター(西予市)で鹿児島県から導入した黒毛 和牛を繁殖させ、飼育方法の研究や食味検査を重ねてきまし た。餌には愛媛らしく県産かんきつと植物由来のアマニ油を与え、4年の歳月を費やし、赤身と脂肪のバランスが良く、柔らかくて美味しい、そしてヘルシーな和牛肉が誕生。 県ブランド戦略課によると、かんきつには牛の体内でビタミンAに変わるβクリプトキサンチンが多く含まれ牛のビタミン不足を補い、健康に育つと言います。現在、県内で4 戸の生産者がマニュアルに従い「愛媛あかね和牛」を育てていますが、27か月以内での出荷が可能で、通常の和牛より肥育期間が短く、餌代等のコスト削減にも繋がるとのこと。 「愛媛あかね和牛」の名称は、赤身と脂身の絶妙な肉色と日本の夕焼百選に選ばれた瀬戸内のあかね色の夕焼けにちなんで命名されましたが、夕焼け空のようにやさしく柔らかなうまみは既存のブランド牛にはない特別感を感じていただけることでしょう。 平成27年11月に一般販売が開始され、新しいジャンル の牛肉として、イタリアンやフレンチなど、女性やシニアに人気のある「和牛」として人気の高まりが期待されています。

いちご
ビタミンCや貧血予防や妊婦さん等にオススメの葉酸が大量に含まれている。7分程度に熟したイチゴが最もビタミンCが多い。熟すにつれて水分が増えるため野菜室で10度で保存がアントシアニンもポリフェノール量も多くなる。置けば置くほど損失する為できるだけ早く食べるのがポイント。いちごの葉は抗酸化作用の塊。水やアルコールに溶けやすいのでドリンクにすると○玉ねぎの皮やリンゴに含まれる注目のケルセチンなどが含まれている。いちごポリフェノールには脳機能を高めるフィセチンが含まれているため記憶力を改善する作用も。(ヘタも野菜のように使用すると良い)


図1■ポリフェノール類の分類と化学構造

https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=666

ポリフェノールの機能性
植物性食品に含まれるポリフェノールの機能性についてはin vitroからコホートや介入試験に至るまで多種多様の研究報告がある。多くのポリフェノールはカテコールやピロガロール構造を有することからin vitroにおいて強い抗酸化作用を有することが古くから知られている。長い間動物やヒトを用いた研究で発現するさまざまな効果がこれら抗酸化能に基づく作用であると考えられてきた。しかしながら食事やサプリメントとしてポリフェノールを摂取した場合には,体内で代謝(後述)され化学構造が大きく変化することによりその抗酸化能のほとんどは失われてしまう。それにもかかわらずポリフェノールの摂取により抗炎症・抗アレルギー作用、骨粗鬆症予防作用、視覚機能調節作用、また最近では認知機能維持作用などといった有効性が報告されている。このようなポリフェノールの種々の生理機能の中でも代表的なものとしては心筋梗塞・心不全や脳梗塞・脳卒中といった心血管系疾患のリスク低減効果が挙げられる。ポリフェノールの中でも特にフラボノイドを豊富に含む食品と心血管系疾患のリスクの関係については国内外で疫学調査が実施されており、茶(紅茶)、ココアやチョコレート、リンゴ、タマネギ、赤ワイン、イチゴなどの食品の摂取頻度と心血管系疾患リスクとの間には負の相関が認められている。ほかのフラボノイド類と比較してフラボノールには強い心血管系疾患のリスク低減が認められていることから微細な化学構造の違いが大きく作用の発現に影響することが示唆されている。またフラボノールを豊富に含む食品の循環系に対する影響については多くの介入試験による検証結果がありココアやチョコレートの摂取により軽度の高血圧患者の血圧が有意に低下するといった有効性が明らかとなっている。さらにフラボノールを豊富に含む食品の介入試験では脂質異常症やインスリン感受性の改善効果が確認されている。このようなポリフェノールの有するメタボリックシンドロームのリスクファクターの改善効果が心血管疾患リスク低減につながっていると推測される。

ポリフェノールの生体利用性
これまでの研究結果から食事から摂取したポリフェノールの生体内における挙動はその化学構造によって大きく異なることが明らかとなっている。ほとんどのフラボノイド類は配糖体として植物中に存在しておりアグリコンのみならずその糖鎖の種類によっても動態が異なる。アグリコンのうちカテキン・イソフラボン・フラバノール・カルコンは比較的吸収されやすいが(吸収率5~30%程度)アントシアニンや縮合型タンニンの生体への移行率は極めて低く難吸収性である(~0.1%程度)これらの化合物はいったん腸管上皮細胞内に取り込まれ,配糖体の一部が乳糖–フロリジン加水分解酵素(LPH)やβグルコシダーゼ(CBG)の作用によって加水分解されアグリコンが切り出される。ケルセチンを例に同じアグリコンをもつ配糖体でも生体内動態が異なる結果について示す.ケルセチン4′-O-グルコシドは小腸上皮細胞内で酵素により切り出されたアグリコンが生体内に吸収されるため血中濃度のピークが30分程度に認められるが,ケルセチン3β-ルチノシドはこの反応が起こらず大腸に移行した後にアグリコンが切り出されるためその血中濃度のピークは6~9時間であることが明らかとなっている.一方,その後受動拡散によってカテキンやフラバノールなどのアグリコンは上皮に取り込まれるがアントシアニンや縮合型タンニンはトランスポーターであるP糖タンパク質や多剤排出タンパク質(MRP)を介して細胞から排出され消化管に戻る。このように腸管上皮細胞への取り込みと排出は親化合物の化学構造に大きく依存するが生体における認識機構についてはいまだ不明である。また腸管上皮細胞に取り込まれたアグリコンのほとんどはグルクロン酸転移酵素によりグルクロン酸抱合、硫酸転移酵素により硫酸抱合、カテコール-O-メチル転移酵素によってメチル化を受け循環血流中に入る。循環血中に分泌したアグリコン代謝物は肝臓においてフェーズII肝臓代謝酵素によってさらなるメチル化、グルクロン酸抱合化または硫酸抱合体化を受け水溶性となる.これら一連のプロセスによって活性を有する親化合物と体内に存在する代謝物の構造は全く異なるため一般的な生体利用性(活性体の生体内への移行率)は易吸収性化合物であっても極めて低い。循環血流中のアグリコン代謝物は腎臓で一部脱抱合され尿中に排出される。一方吸収されずに消化管に残存したり胆肝循環によって肝臓から消化管に排出されたポリフェノール類はそのまま大腸に到達する。大腸に存在する多様な腸内細菌叢はアグリコンおよびその代謝物のフラボノイド環構造を瞬時に分解しフェノール酸や水酸化ケイ皮酸エステルといった低分子に分解する。これらの分解物の一部は大腸上皮細胞から吸収され循環血流に分泌され再び肝臓で二次代謝を受ける

1) E. Haslam: “Practical Polyphenolics: From Structure to Molecular Recognition and Physiological Action,” Cambridge University Press, 2005.

2) C. Manach, A. Scalbert, C. Morand, C. Remesy & L. Jimenez: Am. J. Clin. Nutr., 79, 727 (2004).

3) M. Quinones, M. Miguel & A. Aleixandre: Pharmacol. Res., 68, 125 (2013).

4) H. Sies: Arch. Biochem. Biophys., 501, 2 (2010).

5) C. P. Bondonno, K. D. Croft, N. Ward, M. J. Considine & J. M. Hodgson: Nutr. Rev., 73, 216 (2015).

6) S. Moco, F. P. Martin & S. Rezzi: J. Proteome Res., 11, 4781 (2012).

7) K. Inagawa, N. Aruga, Y. Matsumura, M. Shibata & N. Osakabe: PLoS ONE, 9, e94853 (2014).

8) Y. Matsumura, Y. Nakagawa, K. Mikome, H. Yamamoto & N. Osakabe: PLoS ONE, 9, e112180 (2014).

9) N. Kamio, R. Suzuki, Y. Watanabe, Y. Suhara & N. Osakabe: Free Radic. Biol. Med., 91, 256 (2016).

10) N. Osakabe, J. Hoshi, N. Kudo & M. Shibata: Life Sci., 114, 51 (2014).

11) G. P. Ahern: Trends Endocrinol. Metab., 24, 554 (2013).

12) N. Aruga, M. Toriigahara, M. Shibata, T. Ishii, T. Nakayama & N. Osakabe: J. Funct. Foods, 10, 355(2014).

このレシピは味に対してこだわりを持つプロデューサーの娘さんも大絶賛だったようなので是非お試しください!

愛媛の食材紹介19「牡蠣」愛南町

愛南町では25軒の養殖業者が年間約600トンを養殖。1、2月が最盛期。愛南漁協では地域統一ブランド「愛南かき」として出荷している。

訪れたのは御荘湾に面した場所でカキの養殖や遊漁船業、民宿経営などを手掛けている上甲商会(愛南町御荘平山)。

http://ehime-kaki.com/

代表の上甲仁さん(47)が出迎えてくれた。早速、いかだを見学。海中にかごをつるして3、4カ月生育させる。洗浄、選別、滅菌処理を施し、主に関東圏に出荷している。上甲さんは7年ほど前に店を引き継いだ。勉強のため全国のカキ産地に赴いた際、滅菌処理の重要性を知った。検査機関で水質検査などを行い、養殖環境を「見える化」した。全国でノロウイルスが流行した際、風評被害に産地が苦しんだ時期があり「お客さんに安全に食べてもらうことが僕らの使命」との信念を貫いている。

【栄養豊富な漁場 ゆりかごの中で育ったカキ】

御荘湾で育った「愛南かき」のおいしさの秘密を愛南漁協御荘支所次長の久徳武史さん(45)が解説。御荘湾には川の水が流入しており、栄養豊富なプランクトンが一緒に流れてくる。海水が出入りする場所が狭くプランクトンが漂う環境はカキに最適の漁場という。潮の流れが穏やかでゆっくり成長することから「ゆりかごの中で大切に育てられたカキです」と胸を張る。

オンラインショップはこちらから! 

http://misyoukaki.com


アス飯では牡蠣の亜鉛の豊かさに注目!

オーソモレキュラー栄養医学研究所 オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート 第四期生として継続受講し、資格試験を受け、無事資格取得出来ました!(紹介者:医師 姫野友美 講師:医師 溝口徹他)
 

免疫メモより抜粋
https://yamasefamily.com/archives/13687

【亜 鉛】
亜鉛は免疫を含む多くの生物学的プロセスに関与している。亜鉛欠乏症は炎症誘発性サイトカインを有意に増加させる。さらに、亜鉛欠乏は、IFN-γ、TNF-α等のシグナル伝達のアップレギュレーションなどを介して、肺上皮組織の細胞バリア機能の変化ももたらすほか、好中球の動員と走化活性にかかわり、T細胞やNK細胞の数との関連も示されている。

【亜鉛とCOVID-19】
亜鉛の免疫調節および抗ウイルス特性は、COVID-19患者の支持療法となる可能性がある。高用量亜鉛で治療された4人のCOVID-19患者の症例報告では、臨床症状の改善が示されている。オーストラリアでは、COVID-19陽性者への亜鉛の静脈内投与の効果を検証する臨床試験が始まっている。

【亜鉛に注目した研究】
ブラジル連邦大学栄養学科の研究者が4月に発表した研究では亜鉛には抗炎症作用があるため、免疫機能を最適化し、感染リスクを低下させる可能性を示唆。亜鉛は過剰な免疫反応を抑えて正常化させる働きを持つ。たんぱく質と亜鉛は、免疫細胞の原料となり免疫を活性化。感染症対策において重要な成分。高齢者は特に亜鉛が不足しやすいので意識的に摂取する。亜鉛が豊富に含まれているのは牡蠣や緑茶、抹茶。たらばがにや干しえびなどの甲殻類、帆立貝、赤身の肉、レバー、プロセスチーズ、大豆製品、ごまにも多く含まれる。クエン酸やビタミンCと摂取すると吸収率が上がるのでレモンをかけて食べるのが○※冬の時期は特に鍋などのスープ類が手軽に効率良く沢山の野菜を摂取出来るので利用すると良い。

【治療を目的とした亜鉛】
亜鉛の新型コロナウイルスに対する作用についてこれまで臨床的エビデンスはなかった。そんな中、今年3月から10月にニューヨーク大学医学部が行った研究において、ある重要な結果が発表された。コロナ陽性患者3,473名を対象に行った亜鉛およびヒドロキシクロロキンの投与と死亡率の相関関係について指し示した。ニューヨーク大学医学部のジェニファー・フロンテラ教授の研究グループは、亜鉛の投与が新型コロナ感染の院内での死亡率を24%減少させると発表。今年10月にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染が報道されたが、この時に主治医団がトランプ大統領の治療について発表した。その中にも亜鉛とビタミンDが含まれている。以前から細胞内の亜鉛が十分であるとコロナウイルスのようなRNAウイルスの複製が阻害されることが知られている。そこで、新型コロナウイルスのパンデミックを抑えるために亜鉛の補給が提案されていた。しかし、今回のニューヨーク大学の研究結果が発表されるまで亜鉛が新型コロナウイルス感染に効果があるという臨床的なエビデンスはなかった。「治療」を目的とした場合、臨床的なエビデンスが重要である。そうした観点からも、ニューヨーク大学が出したこの研究結果は、とても重要で大きな意味を持つもの。

亜鉛欠乏の症状の一つに味覚障害がある。また、新型コロナウイルス感染時にも特徴的な症状として「味覚障害の出現」が現れるのはご存知の方も多い。これは、第一に味蕾(みらい:主に舌に存在する味覚を感知する器官)へのウイルス感染、第二に亜鉛の消費量による亜鉛欠乏、もしくはこの両方が合わさった状態であると考えらる。いずれにせよ予防のためには日頃から亜鉛を摂取することがポイントとなる。というのも新型コロナに感染してから亜鉛を摂取するのでは、細胞に十分な亜鉛を届けるのが間に合わないかもしれないからだ。

今回ご紹介した研究で脚光を浴びた亜鉛は日本においても食習慣の変化により不足しがちなミネラルの一つ。とりわけ子どもや高齢者、若年層の女性の亜鉛不足が指摘されている。 また、国際オーソモレキュラー医学会が新型コロナウイルス感染予防および軽症化のために推奨する5つの栄養素の中にも亜鉛は含まれている。

愛媛新聞&愛媛CATV19回目、愛南町牡蠣編のレシピ開発では、上記の亜鉛に加え、うま味にも注目して繋いでいる。

椎茸については愛媛新聞&愛媛CATV18回目、砥部町椎茸編バックナンバー解説を参考にして欲しい。

https://yamasefamily.com/archives/project/【愛媛新聞、愛媛catv共同事業企画-「愛媛食材で愛-4

椎茸のうま味を引き出すポイントとして水洗いをしない、加熱し過ぎない、油を控えめにする、うまみ成分は60〜70℃の温度で加熱すると増える、昆布のグルタミン酸との掛け合わせやツナのイノシン酸を利用しうま味の相乗効果を狙う、調理前に包丁の裏でたたいたりフードプロセッサーやミキサーにかけるなどして細胞組織を破壊するとうま味が増す、チーズやミルクなどの乳製品との相性が良くこれらで試す、数時間天日に当てたり冷凍すると、うま味が上がる、乾燥タイプは低温で水からゆっくり戻すの経過でうま味をアップさせられることがある。

グアニル酸やイノシン酸等の呈味性ヌクレオチドは、少量でグルタミン酸のうまを増強。これらのヌクレオチドは野菜類には含まれないとされてきたが、近年、トマトやナスには他の野菜と比較してグアニル酸が多く含まれることが明らかになっている。トマトは加熱調理によってうま味成分であるグアニル酸が増加。オーブン加熱の場合、加熱前(10 mg)の約1.8倍となる。グアニル酸増加の最適温度は50~60°C。

にんにくはユリ科ネギ属の多年草で、古代エジプトで既に栽培されており、球根(鱗茎)を食用にする。独特の辛味と硫化アリルによる臭気を持つ。中華・西洋料理では炒め物の香りづけ、煮込み、ソース、ドレッシングなど広く利用され、日本料理では主に薬味として使われることが多い。今回はグルタミン酸を目的として使用。

ブロッコリーは地中海沿岸の原産で、日本へは明治初期に渡来した洋野菜。キャベツの変種でつぼみと茎の部分を食用とする。つぼみにも茎にもうま味成分のグルタミン酸が含まれ、ビタミンや鉄、食物繊維が豊富。肉や魚介類との相性が良く茹でてサラダに、また炒め物にも好まれる。

チーズなどの発酵食品にもグルタミン酸が多く含まれる。塩を振って寝かせるとさらに量が増える。チ-ズの中身に白い塊があるがあれがグルタミン酸の結晶でうま味の元。

シラスは魚の干物/塩茹でにしてからの天日干しで、シラスの熟成が高まる。アジやサンマは生物より干物の方がグルタミン酸(うま味)が増える。豆モヤシ、枝マメ/野菜の中でもタンパク質が多いのが豆類。ソラマメもグリンピースもグルタミン酸(うま味)が多量に含まれる。ブロッコリー、カリフラワー/意外と知られていないのがアブラナ科の野菜がうま味をたっぷり含んでいる食材であるということ。今回はアブラナ科のブロッコリーを使用した。

ココナッツオイルはこの回では全体の風味を個性的に仕上げる為に入れたが、以下の報告も念頭に置く。

科学技術省(Department of Science and Technology、以下DOST) は1ヶ月にわたる研究の結果、ココナッツオイルやバージンココナッツオイルに含まれる成分が、Covid-19の60~90%を死滅させたことを明らかにした。同省は「この結果には、とても明るい兆しが見える。VCO自体がウイルスを除去しただけでなく、Covid-19に対する免疫反応を再調整する鍵となる仕組みもあることが明らかになった。Covid-19の治療のために、VCOを多くの臨床試験で使用していく。今後の結果が楽しみだ」と語っている。もしバージンココナッツオイルがCovid-19に効果があるとしたら、とても明るいニュースになる。今後の臨床試験の結果を見守りたい。

フィリピンの大手メディア「Philstar(フィルスター)」にてフィリピンのセブにある刑務所「セブ州拘留・リハビリテーションセンター(CPDRC)」において、新型コロナウイルスの陽性者である20名の受刑者に対してココナッツオイルが投与され、全員が回復したという内容の記事が紹介されている。また受刑者以外には看守10名にも投与され回復したとのこと。彼らの回復プログラムでは定期的にテーブルスプーンでココナッツオイルを投与され、発症することなく陰性となった。今回は臨床試験や治験ではなく、受刑者や刑務所職員の健康管理が目的で行われたものだが、一つの結果として興味深い内容。

https://www.philstar.com/headlines/2020/07/20/2029273/coconut-oil-credited-making-provincial-jail-covid-free

ココナッツオイルは2007年からスポーツアロマの際のキャリアオイルとしてブレンド使用していたオイル。確か2014年頃から注目されていたこともあり(もう少し前かも)再度ボディ用に加えて飲食用もストックするように。免疫強化、ダイエット、心臓強化、脳の活性化、糖尿病予防など様々に期待。

現在我が家ではMCTオイルの利用が多い。ココナッツオイルはココナッツの種子の中の胚乳を抽出して作られ、このココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の一種である中鎖脂肪酸がMCTオイル。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が約55%で、それ以外は長鎖脂肪酸(LCT、つまり一般的な食用油と同じカテゴリーの油)が含まれる。一方、MCTオイルだと100%近くが中鎖脂肪酸になる。

短鎖脂肪酸(炭素6個以下:~C6)(SCT)…酪酸など

中鎖脂肪酸(炭素6~12個:C6~C12)(MCT)…カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸

長鎖脂肪酸(炭素12~14個:C13~C21)(LCT)…オメガ3など

MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)とは、炭素数6〜12の脂肪酸からなる飽和脂肪酸。ココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち中鎖脂肪酸は55%程度。MCTオイルだと同じ量を食べてもより多くの中鎖脂肪酸を摂取できることになる。一般的な食用油のほとんどはLCT(長鎖脂肪酸トリグリセリド)。MCTはLCTとは消化吸収性が大きく異なるためそれぞれの代謝も違う。LCTは主にリンパ管経由で吸収され、ゆっくり全身を回って代謝されるのに対し、MCTオイルの中鎖脂肪酸は門脈経由で直接肝臓のミトコンドリアで素早くエネルギー源となるので体脂肪として蓄積されにくい特徴を持つ。

MCTオイルもココナッツオイルも、消化やエネルギーの放出、ビタミンやミネラルの吸収に良い影響を及ぼす。栄養を十分に吸収するためには、野菜を摂取するのと同時に良質な脂質を取る習慣が大切。カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルや、ベータカロチン、ビタミンE、ルテインなどの脂溶性の栄養分は、脂質と一緒に取ることで効率的に消化吸収される。

MCTオイルを構成する中鎖脂肪酸はその分子の炭素の数により4種類に分けられる。

炭素6個(C6)…カプロン酸:一番素早く代謝されるが、独特な臭いがあり、味が悪く、胃がむかつくことがある。のどがヒリヒリすることも。ココナッツオイルにはあまり含まれていない。

炭素8個(C8)…カプリル酸:ココナッツオイルに少量含まれる。母乳にも含まれる。健康な腸を維持するための有益な抗菌作用と中鎖脂肪酸の中でもケトン体を最も効率的に作ることができるMCTのタイプだと考えられている。 そのため、最も早く脳細胞などのエネルギー源に。低糖質ダイエットのケトーシス効果を効率的にサポートするにはMCTオイルを。なるべくC8(カプリル酸)を多く含有しているものを選ぶのがお勧め。

炭素10個(C10)…カプリン酸:MCTの中で2番目に短くC8よりはゆっくり。エネルギーへの代謝が比較的早いMCT。

炭素12個(C12)…ラウリン酸:消化吸収のメカニズムはLCT(長鎖脂肪酸)と似ている。他のMCTのように素早く脳細胞などのエネルギーに変わらない。ケトン体の生成が少量で持続するともいわれる。MCTオイルもブランドによって特にこのラウリン酸の量が変わる。

ココナッツオイルはラウリン酸(C12)が約42%、カプリル酸(C8)が約7%、カプリン酸(C10)が約5%、カプロン酸(C6)が1%以下。

「山瀬理恵子の行ってこ~わい 愛媛食材で愛あるアス飯」は県内20市町制覇に向け着実に回を重ねています。第18弾の食材は砥部町のシイタケ、第19弾は愛南町のカキです。それぞれプレゼントクイズ付き。動画を見て応募。クイズに正解した方の中から抽選で生産者提供の逸品が当たります。各プレゼント情報からご応募ください。本企画は、愛媛新聞朝刊、愛媛新聞ONLINE・アプリ、愛媛CATVの番組が連動。ウイークリーえひめリックにも掲載しています。

第18回目、砥部町椎茸編1月23日公開!

愛媛の食材紹介18「シイタケ」砥部産

SANKIでは菌床づくりから栽培、販売までを手掛ける。「媛の雫」の商品名で県内のディスカウントストアやスーパーで扱っている。菌床ブロックはネット通販で販売中。

清流と自然に恵まれた砥部町広田地区では、昔からシイタケの栽培が盛ん。今回は建設業から農業に異業種参入し、地域再興や女性の雇用促進を志して菌床シイタケ栽培に踏み切った男性を訪ねた。広田地区にあるSANKI(砥部町玉谷)の代表取締役松永公一さん(57)は建設業を営んでいる。転機は2008年ごろ。「建設業は不要と言われた時代でした、県が異業種参入を推奨していたこともあり、農業の道を探りました」と松永さん。広田地区は過疎、高齢化が進み、地域の衰退を痛感していた。「女性の雇用の場を創り出せば、地域の再興につながるのではないか。安定雇用には屋内型産業がいい」と考え、菌床シイタケ栽培を決断した。本社横の工場では落葉広葉樹のおがくずから菌床を作り、培養までを手掛ける。おがくずをミキサーで混ぜて袋詰めし、殺菌処理した後、菌を注入。1日2200個以上作る。「マドンナ達のきのこ園」(同町満穂)という名前にもこだわりがある。愛媛が舞台の夏目漱石の小説「坊っちゃん」に出てくる「マドンナ」にちなみ「女性たちが輝く場に」との思いで名付けた。工場内は温度18度、湿度65%ほどで寒い時期はずっと入っていたい快適な環境。工場は複数の棟があり、シイタケの成長具合で場所が分かれている。出荷する大きさに育ったシイタケは傘が大きく根本もふっくらで重厚感たっぷり。SANKIはオリジナルブラド「媛の雫」として販売している。

アス飯では松永さんの得意料理であるシイタケピザ(シイタケを生地代わりにし、好きな具を乗せてホットプレートで焼くだけ。具材はサラミや高菜、ツナなど。傘の裏に薄く味噌を塗るのがポイント。チーズを掛けて焼く絶品)を、松永さんリクエストの斬新料理に改変させる。

1年中入手可能で食物繊維が多い低カロリー食材として人気のシイタケは免疫賦活効果の高い食材の代表。うま味成分がたっぷり含まれており昔から不老長寿の食べ物として重宝されてきた。特有成分は動脈硬化や高血圧予防で注目のアルカロイド、エリタデニン。

βグルカンの一種であるレンチナンは免疫賦活効果が確認されている。シイタケには日光に当たるとビタミンD2に変化するエルゴステロールが含まれる。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めることで知られているが、コロナ禍により免疫機能を高める働きが注目されている、今最もホットなビタミンとなっている。ビタミンDは日本人の約8割で不足している栄養素。先ずは意識的にでも日光に当たることが大切。肌に紫外線を当てると皮下にあるコレステロールに化学反応が起こり体内でビタミンDが作られる。ビタミンDを不足させないためには1日15~20分程度、密を避けながら外に出てウオーキングが○。手や脚は日焼け止めを塗らずに素肌のままで。どうしても日焼けが嫌なら、手のひらだけでもかざすと良い。シイタケは食べる前に傘の裏側を日光に当てるだけでビタミンD2量を増やすことが出来る。動物由来のビタミンD3の供給源となるツナとの相性も抜群だ。

体内にマグネシウムが不足しているとビタミンDの血中濃度が上がらないためビタミンDはマグネシウムと一緒に意識して摂取する努力が必要。またビタミンDがないと体はマグネシウムを利用できないため、今回はマグネシウムが豊富な食材としてトッピングにパセリを用意した。その他シイタケにはアスリートのエネルギー変換に重要なビタミンB群(特に多いのがビタミンB2とナイアシン)が多く含まれている。

今回はうま味の掛け合わせで構成を組むことに。うま味を引き出すポイントとして水洗いをしない、加熱し過ぎない、油を控えめにする、うまみ成分は60〜70℃の温度で加熱すると増える、昆布のグルタミン酸との掛け合わせやツナのイノシン酸を利用しうま味の相乗効果を狙う、調理前に包丁の裏でたたいたりフードプロセッサーやミキサーにかけるなどして細胞組織を破壊するとうま味が増す、チーズやミルクなどの乳製品との相性が良くこれらで試す、数時間天日に当てたり冷凍すると、うま味が上がる、乾燥タイプは低温で水からゆっくり戻すの経過でうま味をアップさせられることから、出来る限りのことをピックアップしてチャレンジ。

こうして仕上げたリエットは、これまでのロケで1番美味しかったのではないかとスタッフさんにも、松永さんにも大絶賛していただいたほど大変美味な1品に仕上がった。度重なる試作で椎茸を1kgも使い、ロケ前にご近所さんにも事前試食して貰ったことも功を奏した。松永さんのところの椎茸、素材が美味し過ぎることは言うまでもない。テクスチャーを変えればポタージュやパスタソースにアレンジ出来る。シイタケレシピの可能性が広がる一品が出来上がった。是非、皆さんにも試して欲しい。

【家で栽培できる!菌床ブロック】

SANKIの菌床ブロックはインターネット通販で1個500円で販売している。家庭でできる育て方を松永さんに教わった。ビニール袋を被せ、ブロックの表面が乾かないように霧吹きを掛けるか水を張ったコップを近くに置いておくだけでいい。3カ月ほど次々にシイタケが生えてくるという。使い終わった後のブロックは堆肥として家庭菜園で使える。捨てる際は可燃ごみとして処分する。

ちなみにこれがロケ後、松永さんから購入し(スタッフさん全員購入)我が家で育てているシイタケ!非常に立派!大変美味!

詳細はマドンナ達のきのこ園ホームページへ

https://madonna-paradise.jimdofree.com/

【菌床シイタケ栽培セットを10人にプレゼント!】

動画を観てクイズに答えよう!正解者の中から抽選で10人にSANKIの「家庭用菌床シイタケ栽培セット」をプレゼント!ご応募をお待ちしています。2月17日午前11時59分締め切り。

応募ページは終了いたしました!たくさんのご応募ありがとうございました!
https://www.ehime-np.co.jp/online/form/ath_meshi_present_tobe

RIEKO YAMASE/アス飯®️料理研究家(愛媛県松山市在住)

山瀬 理恵子(やませ りえこ、1977年9月16日 – 身長 168㎝ )はアスリート向けの料理を中心とした料理研究家。元小学校教諭。故郷・北海道十勝郡浦幌町出身のうらほろアンバサダー。専門分野は植物化学。三浦知良選手を超え、遠藤保仁選手に次ぐ、Jリーグ歴代2位記録21年連続ゴールを達成したサッカー元日本代表、今季プロ22年目となる現役Jリーガー山瀬功治は夫。所属協会:日本メディカルハーブ協会、日本アロマ環境協会、日本ホリスティック医学協会、日本スポーツアロマトレーナー協会等多数。

【来歴・著書】
夫の二度の負傷(2002年に右膝前十字靭帯断裂、2004年に左膝前十字靭帯断裂)がそれぞれ約8カ月以上のリハビリを要し、当時所属していた浦和レッズ管理栄養士兼アテネ・北京五輪水泳金メダリスト、北島康介選手専属管理栄養士だった川端理香氏と1年間の個人契約。その後も椎間板ヘルニアを患い4度目の全身麻酔手術を経験。3年以上にも渡る長いリハビリ期間でアスリートにとっての食事の大切さを痛感、本格的に独自研究を始めた。

アスリートにとっての食事は部活動などに励む子どもたちにも有効なうえ、体脂肪コントロールや筋力向上なども期待でき、一般的な健康食としても応用ができるという観点からさまざまなレシピを考案。大学他各教育機関や企業で講演や調理実習を重ねながら、雑誌、新聞社にて連載執筆、テレビ出演、インターネットなどで発信している。

2010年、サッカー専門誌エルゴラッソ横浜F・マリノス担当藤井記者からの依頼でサッカーダイジェスト特別企画「サッカーと食の話」を執筆、話題となり、2011年よりサッカーダイジェストテクニカルにてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。これを機に料理研究家としての活動をスタートした。2013年にはクックパッド株式会社よりオファーを受けクックパッド公式kitchenを開設。「アス飯®」の商標を登録している(登録番号:第5976205号)。

【保持資格】
初等教育教員免許(小学校教諭免許状・幼稚園教諭免許状/ 北海道女子大学・短期大学部初等教育学科体育コース卒業)
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)
日本食育インストラクター協会認定「食育インストラクター」(東京江上料理学院卒業)
日本フードコーディネーター協会認定「フードコーディネーター」(東京江上料理学院卒業)
日本アロマ環境協会認定「アロマテラピーインストラクター」(ニールズヤードレメディーズみなとみらい校卒業)
日本スポーツアロマトレーナー協会認定「スポーツアロマトレーナー」(プレミナセラピストスクール代官山校卒業)
日本メディカルハーブ協会認定「ハーバルセラピスト」(株式会社グリーンフラスコ自由が丘校卒業)
日本アスリートフードマイスター公認「アスリートフードマイスター3級」(大阪梅田校卒業)
日本プロカウンセリング協会認定「心理カウンセラー2級」(東京本部校卒業)
日本総合プロフェッショナルケア協会「薬膳スパイスアドバイザー」(福岡博多校卒業)
熱中症対策アドバイザー(熱中症予防声かけプロジェクト 後援:環境省)
日本野菜ソムリエ協会認定「野菜ソムリエ」(東京渋谷校卒業)
「ムーンセラピストLevel I,II,III,IV」(東京荻窪校卒業)
長島司の「森の香り・里の香りコンシェルジュ」(株式会社一十八日 オンラインzoom校卒業)

著書/『アス飯レシピ アスリートの体をつくる、おうちごはん』(2017年/京都新聞出版)

〔企画:塚本宏・岡本壮・国貞仁志(京都新聞社)動画編集:龍 太郎(京都新聞社)編集・構成:山形恭子(オフィスK)装丁・デザイン:佐野佳菜(いろいろデザイン)DTP:今岡弓子(京都新聞印刷)〕

【現在の主な学び】



日本メディカルハーブ協会認定「日本のハーブセラピスト」2021年5月資格試験受験予定:日本のメディカルハーブ(30種)アマチャ、ウメ、ウンシュウミカン、エゾウコギ、エビスグサ、オオバコ、カキ、カキドオシ、カンゾウ、キキョウ、クコ、クズ、クチナシ、ケイ、ゴマ、サンショウ、シソ、ショウガ、センナ、タンポポ、チャ、トウモロコシ、ドクダミ、ナツメ、ハッカ、ハトムギ、ビワ、ベニバナ、ユズ、ヨモギ/日本の有毒植物(16種)ウルシ、キョウチクトウ、クサノオウ、ジギタリス類、シキミ、スイセン類、チョウセンアサガオ、 テンナンショウ類、ドクウツギ、ドクゼリ、トリカブト類、バイケイソウ類、ハシリドコロ、ヒガンバナ、フクジュソウ、ヨウシュヤマゴボウ

日本スポーツ栄養協会「ビジネスパーソンのためのスポーツ栄養セミナー」(講師 鈴木志保子 日本スポーツ栄養協会理事長/神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授)全六回受講終了

日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナーコース基礎医学領域受講(病態生理学/医師 降矢英成 生化学/薬剤師 飯田みゆき 栄養学/管理栄養士 野口和子 薬理学/薬剤師 渡辺肇子) 日本メディカルハーブ協会シンポジウム(ハーブと免疫)(講師:日本メディカルハーブ協会理事長 /林真一郎)受講終了

植物学講座第一弾 「植物の学名を学ぶ」分類と学名の関係、学名の成り立ち、学名のシノニムと学名の調べ方、学名の意味とその調べ方、学名の命名者、学名の読み方など(講師 木村正典 日本メディカルハーブ協会理事/農学博士)受講終了

植物学講座第二弾「生き物の繋がりと生態系ー光合成・呼吸と炭素・窒素循環。植物にとっての一次代謝産物と二次代謝産物の成分過程とその役割。精油は植物のどこに何のためにあるのか-科ごとに見る精油分泌組織」(講師 木村正典 日本メディカルハーブ協会理事/農学博士)受講終了

「星と植物の関係」(講師 鏡リュウジ 京都文教大学客員教授/平安女学院大学客員教授/心理占星術家・翻訳家)受講終了

吉冨信長のマグネシウム・鉄研究 in福岡 受講終了

30種のハーブとビブリオ講座「クロモジのウィルスに対する有効性」(講師 伊賀瀬道也 愛媛大学医学部抗加齢センター所長/教授)「植物のクロモジ利用」(講師 井上泉 ジャパンハーブソサエティー愛媛支部長)受講終了

アロマサイエンスアドバンスコース第一期:精油の構造分類による作用と特徴、精油の構造分類による作用と安全性、精油の薬理作用と抗菌作用、精油の体内代謝と薬物相互作用(医薬品を併用した場合の相互作用)注目される精油の機能性とその活用法(講師 林真一郎 グリーンフラスコ株式会社代表/薬剤師・臨床検査技師/東邦大学薬学部客員講師/静岡県立大学大学院非常勤講師/日本赤十字看護大学大学院非常勤講師/城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師/NPO法人日本メディカルハーブ協会理事長/一般社団法人日本フィトセラピー協会副理事/一般社団法人日本ハンドケア協会理事/NPO法人日本ホリスティック医学協会理事/ソフィアフィトセラピーカレッジ開催 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数)全五回受講終了

精油の向精神作用と精油成分の脳への移行性(講師 佐藤忠章 国際福祉大学薬学部准教授・薬学博士)(講師 村上志緒 薬学博士・理学修士/東邦大学薬学部訪問研究員/東京都市大学知識工学部非常勤講師:化学/静岡県立大学非常勤講師:植物療法/浦和大学短期大学部非常勤講師:生物学)受講終了

メディカルハーブ2020年後期研究論文情報解説最新版 継続受講中(植物療法を科学視点から考える:心と脳機能、婦人科、消化器、免疫、皮膚、メタボとロコボ)講師 村上志緒 早稲田大学及び早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了 薬学博士・理学修士 東邦大学薬学部訪問研究員、東京都市大学知識工学部非常勤講師:化学、静岡県立大学非常勤講師:植物療法、浦和大学短期大学部非常勤講師:生物学)全六回受講終了

スポーツ科学における免疫機能と香りの研究最前線(講師 枝伸彦 日本スポーツ振興センター国立科学センタースポーツ契約研究員)受講終了

脳科学から紐解くストレスとメンタルヘルス(講師 吉原一文 九州大学大学院 医学研究院臨床医学部門心身医学講師・医学博士)受講終了

日本メディカルハーブ協会2021第二回学術フォーラムin東京 講師 門脇真氏/薬学博士 富山大学名誉教授『メディカルハーブによる食物アレルギー体質の改善効果について』受講終了 

日本メディカルハーブ協会2021第二回学術フォーラムin東京 講師 高橋弘氏/ハーバード大学医学部内科元准教授、麻布医院院長 医学博士『ハーバード大学式 命の野菜スープ』受講終了

トトラボ大学第二弾 2021年1月28日(木) 18:00-20:00 「感染症 〜 ウイルスや細菌の生きるしくみ」on Zoom 講師 伊藤正則  取得学位  理学博士 早稲田大学(東京歯科大学 教養部 自然科学系生物学 教授・理学博士 聖マリアンナ医科大学 客員教授)受講終了

ソフィアフィトセラピーカレッジ「オキシトシンとアロマセラピー」講師 山口創(博士・人間科学/臨床発達心理)1/29日 受講終了 

日本ホリスティック医学協会植物療法研究会「各種植物療法のトピックを探る」主要ハーブの新たな機能性と活用/講師 林真一郎(グリーンフラスコ代表/日本メディカルハーブ協会理事長)精油成分の研究トピックス/講師 村上志緒(薬物博士・理学修士、株式会社トトラボ代表)バッチフラワー研究/講師 林サオダ(一般社団法人バッチホリスティック研究会代表理事)発達障害と園芸療法/講師 宍戸多恵子(専門認定登録園芸療法士)樹木系バッチレメディの植物生態学からの検討/講師 飯田みゆき/進行・ディスカッション降矢英成(赤坂溜池クリニック院長、NPO法人日本ホリスティック医学協会理事)2/23日 受講終了 

ホリスティック医学と植物療法(講師 林真一郎 グリーンフラスコ株式会社代表/薬剤師・臨床検査技師/東邦大学薬学部客員講師/静岡県立大学大学院非常勤講師/日本赤十字看護大学大学院非常勤講師/城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師/NPO法人日本メディカルハーブ協会理事長/一般社団法人日本フィトセラピー協会副理事/一般社団法人日本ハンドケア協会理事/NPO法人日本ホリスティック医学協会理事/ソフィアフィトセラピーカレッジ開催 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数)受講終了

緑茶と新型コロナウィルス研究最前線 講演者:静岡県公立大学法人 静岡県立大学健康支援センター長 山田 浩氏 ◆パネラー・京都府公立大学法人 京都府立医科大学 免疫学 教授 松田 修 氏・国立大学法人 京都大学ウイルス・再生医科学研究所感染症モデル研究センター准教授 三浦 智行 氏・独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターセンター長 西村 秀一 氏・静岡県公立大学法人 静岡県立大学健康支援センター センター長 山田 浩 氏・京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所 技師 北尾 悠樹 氏 ◆コーディネーター学校法人永守学園 京都先端科学大学バイオ環境学部 教授 藤井 孝夫 氏

【主な連載】
サッカーダイジェストテクニカル「山瀬家の食卓」企画・構成 藤井雅彦(2011~2013年)
京都新聞「アス飯」(2014〜2017年)
西日本スポーツ新聞「理恵子のアス飯」(2017〜2019年)
京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋 山瀬理恵子のアス飯レシピ」(2018年~)
愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」(2019年~)
愛媛県東温市の広報誌「広報とうおん」で「山瀬理恵子のアス飯®」を連載開始(2020年6月号~)

【主なレギュラー番組】
京都新聞アス飯オンライン(2015〜2017年)
テレビ西日本 ももち浜ストア夕方版スポーツコーナーアス飯(2017年)
西日本スポーツ新聞アス飯オンライン(2018年)
愛媛新聞オンライン 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい(2019年~)
愛媛CATV 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい(2019年~)
南海放送Beans今日からできるアス飯(2019年~)
FM愛媛 JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」(2020年~)
味の明太子のふくやYouTubeアス飯(2018年~)

【主な活動例】
パナソニック株式会社PHP研究所巻頭料理レシピカラー2年連続掲載(2014年、2015年)
キユーピーマヨネーズ料理グランプリ京都府代表(2015年)
カルビー株式会社47都道府県ご当地ポテトチップスラブジャパン「九条ねぎおうどん味」商品開発京都プロジェクトチーム(2019年)
味の素「勝ち飯」CM出演(2019年)
伊予銀行積立投信「つみとう」CM出演(2019年〜)
アサヒ飲料カルピス100周年レシピ開発(2019年)
西日本新聞presentsサントリービールレシピ開発(2017年)
愛知県奥三河地域観光事業サポート(2019年〜)
内閣府男女共同参画・アス飯でまちづくり講演:北海道十勝郡浦幌町(2017年)
LION 食器用洗剤 Magica CM出演(2021年3月〜)

2005年
管理栄養士 川端理香著書「勝つための栄養食BOOK」にて著者と対談。リハビリ食3献立と共に書籍掲載。

2007年
世界陸上選手権香川県丸亀事前合宿にスポーツアロマトレーナーとして帯同。植物が生合成した揮発性の芳香物質を蒸留によって抽出した精油(精油は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるもの。スポーツ選手はドーピング関連で取り扱いが繊細。精油の化学構造、化学成分、嗅覚及び経皮吸収ルートなどの解剖学は必須)を用いて海外世界陸上出場選手のコンディショニングケアに携わる。(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧4カ国を中心に約150人の選手、コーチらが来県)

2008年
横浜市教育委員会が発行する食教育だより製作を協力。(食教育だよりは横浜市の全小中高、特別支援学校に年3回配布されるもので各25万部計75万部発行)

2010年
日刊スポーツこだわり食取材掲載。夫の山瀬功治が当時所属していた横浜F・マリノス担当藤井雅彦記者から依頼を受け、サッカーダイジェストゴールデンウィーク特別企画「サッカーと食の話」に執筆。シチュエーション別料理献立写真に栄養説明を添付したページが話題となり、2011年よりサッカー専門雑誌、サッカーダイジェストテクニカルにてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。(2年間)

2013年
クックパッド株式会社よりオファーを受けクックパッド公式kitchenを開設。

2014年
4月1日より京都新聞朝刊にてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。(毎週火曜日発売。朝刊発行部数は50万部。翌年立ち上げの京都新聞アス飯メディア部門は紙面連載と連動)異例の長期連載を達成。(2014〜2017年 スポーツ栄養レシピ・コラム連載)これを書籍化した著書「アス飯レシピ」を京都新聞出版センターより2017年8月発売。発売後1ヶ月で増刷が決定しアス飯は特許庁により商標登録認定された。滋賀県内の全小中高、特別支援学校計404校に優良図書として寄贈され、全国の図書館へ配布。

2015年・2016年
キユーピーマヨネーズ料理グランプリ2015年京都府代表。PHP研究所巻頭料理カラー2年連続掲載。サッカー協会、株式会社アスリートフードマイスター、京都サンガF.C、アビスパ福岡アカデミー、小中高、大学他各教育機関・Jr.アスリート保護者及び九州電力など各企業にて栄養学講演、調理実習多数開催。

2017年
味の明太子のふくや、味の兵四郎など各食品メーカーとのコラボが開始。吉本興業所属のケン坊田中と共にテレビ西日本ももち浜ストア&西日本スポーツ新聞連載、連動料理コーナー「山瀬理恵子のアス飯」レギュラーを担当。北海道十勝郡浦幌町教育文化センターにて内閣府男女共同参画・まちづくり講演会講師任務。

2018年
故郷・北海道十勝郡浦幌町ふるさと大使就任。サントリー×西日本新聞×アス飯のタイアップ企画にて6レシピ提供。6月アスリートと一流仕事人に学ぶココロとカラダのコンディショニングマガジン『CoCoKARAnext』 (ココカラnext)にて執筆。福岡県筑紫女学園大学にて人間科学部大西良准教授及び『LIKKE』大学生らと子ども食堂イベントをアス飯でサポート。福岡サンパレスホテル坂本憲治総料理長とアス飯弁当をコラボ販売し120食1200円が1時間で完売。11月4日よりふくや×西日本スポーツ新聞×山瀬理恵子の今日もアス飯の新番組がyoutubeにて開始。陶芸作家、廣川純、廣川みのり夫妻の福岡初個展を主催。共催は石橋工業株式会社、酒の器Toyoda 。 起塚学料理長の持久力アップ&疲労回復献立ランチメニューを監修。 特別講師に野菜ソムリエプロ西川昌代。(個展期間 2018年12月18日〜22日)

2019年
Nutrilite×レシピブログ×クッキングラムファイトアスリート飯全国キャンペーン6レシピ開発。(2019年2月27日まで)摂南大学農学部2020年4月開設スペシャルコンテンツインタビュー掲載。(江崎グリコ株式会社経営企画部代表 古屋敷隆、inaho株式会社代表 菱木豊、楽天株式会社農業事業部事業企画課代表 梅村周平、料理研究家 山瀬理恵子 )。 味の素「勝ち飯」CM出演及び勝ち飯3レシピ開発。伊予銀行CM出演。アサヒ飲料カルピス100周年3レシピ開発。カルビー株式会社47都道府県ご当地ポテトチップスラブジャパンプロジェクト2019年9月23日発売「九条ねぎおうどん味」商品開発京都プロジェクトチームに抜擢。愛知県奥三河地域の観光推進事業に携わる。(奥三河観光協議会主催新城市にてアス飯講演実施)

2020年
京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋」2018年5月号より継続中。2019年3月より味の明太子ふくや専属アス飯youtube番組レギュラー継続中。(ふくやアンバサダー兼任)2019年8月より愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯」レシピ・コラム連載及び愛媛新聞・愛媛CATV共同事業企画番組「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」レギュラー継続中。2019年10月より南海放送Beans(毎週土曜日正午放送)にて南海放送アナウンサー吉田奈央と「理恵子と奈央の今日からできるアス飯」料理コーナーレギュラー継続中。(2020年4月より吉田奈央アナウンサーから甲斐彩加アナウンサーへ)全国農業協同組合連合会愛媛県本部にて4月号より連載開始及びFM愛媛79.7MHz noonday pop番組内にて毎週木曜日12時05分頃からJA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」レギュラーコーナー。(ラジオパーソナリティ山崎愛 協力 松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学)聖カタリナ大学講演(2020年5月22日予定は新型コロナウィルス 拡大の影響を受け中止となりました)広報とうおん2020年6月号より愛媛県東温市広報誌にて「山瀬理恵子のアス飯」連載が開始。海と日本PROJECT日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもとオールジャパンで推進するプロジェクト in愛媛県伊方町特産のしらすを使った簡単2レシピ考案。美的(BITEKI)7月号(小学館2020/5/22発売号)「力ごはん」企画 主菜、副菜2レシピ掲載。愛媛県新居浜市立船木中学校文部科学省研究事業アドバイザー就任及び2020年7月30日講演よりスタート。2020年8月19日よりFM愛媛79.7MHz JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」オンライン講座11月18日第4回終了( 協力:松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学)11月17日愛媛県庁知事報告会「はだか麦」2レシピ開発。(三浦工業株式会社 取締役会長 高橋 祐二 株式会社伊予銀行 常務取締役 山本 憲世 氏 株式会社愛媛銀行 常務取締役 豊田 将光  愛媛県信用農業協同組合連合会 代表理事理事長 井関 正志 全国農業協同組合連合会 愛媛県本部長 関岡 光昭 料理研究家 山瀬 理恵子)2020年12月28日愛媛県警察本部機動隊講演及び機動隊飯開発(機動隊員や家族ら100名)

2021年
JA全農えひめ新春特別号にて関岡県本部長と新春対談。株式会社法研アス妻飯企画取材。愛媛FC×東温市給食センターコラボ企画(東温市の小中学校、幼稚園給食)2レシピ提供。愛知県奥三河地域コラム執筆。(2021年1月下旬公開)。ベースボールマガジン社ジュニアサッカークリニック取材(2021年4月公開)味の明太子のふくや2021年春のギフトカタログスタイルブック VOL.8 『O’clocca(おくろっか)』表紙レシピ及び巻頭カラーレシピ8Pを担当。全国農業協同組合連合会愛媛県本部(JA全農えひめ)はだか麦5レシピ開発。LION 食器用洗剤 Magica CM出演(3月6日〜) 聖カタリナ大学サッカー部講演(2月15日)2021年度愛媛FCアカデミー栄養講師任務。(ジュニアユース選手、ユース選手:U18.U15.U12、レディースMIKAN:U18.U15、スクール生他)一般社団法人日本アスリートフードマイスター協会成果リレー愛媛県代表。2019年8月より愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯」レシピ・コラム連載及び愛媛新聞・愛媛CATV共同事業企画番組「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」が20市町制覇達成。FM愛媛79.7MHz noonday pop番組内毎週木曜日12時00〜JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」レギュラーコーナーseason2 4月1日再始動。(ラジオパーソナリティ山崎愛)オンライン英会話アプリ「ネイティブキャンプ 英会話」を展開する株式会社ネイティブキャンプ(東京都渋谷区 代表取締役:谷川国洋)より食分野のコミュニケーションを日本のみならず、世界へ展開する全面サポートが開始。京都府私立幼稚園連盟DVD講師担当。愛媛県大洲市保健センター食育講演(11月予定)

 

 

愛媛の食材紹介 第17回 #レモン #岩城島 

岩城島内の生産者は60戸、うちハウス栽培は15戸。収穫時期は9月下旬~ゴールデンウイーク。直径58ミリ以上で収穫し、島内のいわぎ物産センターで選別、包装し東京のデパートや高級スーパーに並ぶ。

【「青いレモンの島」岩城島】

瀬戸内しまなみ海道を渡り、生口島(広島県尾道市)の洲江港からフェリーで5分。岩城島(上島町)の小漕港に降り立った。港から車で約5分、海岸沿いのすぐ脇にレモンの温室が見えてきた。収穫最盛期、青いレモンが鈴なりになっている。

岩城島がレモン産地として有名になったのは、ある立役者の存在が大きい。元県立果樹試験場岩城分場長の脇義富さん(73)が、瀬戸内の気候がイタリアの地中海と似ていることから「島でレモンが作れるのでは」と考え、品種選びや栽培方法を研究。島内でレモン栽培を進め、岩城島を「青いレモンの島」のキャッチコピーで売り出した緑色でも熟しており、新鮮さやもぎたての証。一般的にレモンは黄色いイメージが強いが、気温が下がると糖度を上げようとして色付き、寒くなると黄色くなりやすいというレモンは四季咲き性で年4回花が咲き、実をつける。収穫期間も10月下旬からゴールデンウイークまでと長い。岩城島産のレモンは果実の直径が58ミリ以上という独自規格があり、円形の器具でサイズを測りながら一つずつ手作業で収穫する。「優しく、生卵を扱う感覚で」と福田さん。はさみが当たった場所は茶色く傷になってしまうため、細心の注意が必要だ。

アス飯ではフラボノイドのエリオシトリンに注目。

レモン果皮に豊富なエリオシトリンは強力な抗酸化作用をもち、脂質の酸化を防いで、癌予防や高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果を発揮するほか、肝臓・腎臓・血管中での過酸化脂質の生成を抑制、肥満予防、糖尿病の合併症予防、筋肉の老化予防、エコノミークラス症候群予防など、クエン酸やビタミンCとの相乗効果の健康効果を期待している。

元気な百寿者(100歳を超えて生きる人や、それに迫る長寿者)が、レモンを愛用しているというデータや少食や生食で数々の難病を治癒する療法、生の食事を重んじて不調や病気を改善した食事療法などでもレモンが重要視されている点にも注目した。実際に、慢性的な倦怠感の解消や「食欲が出た」「体が軽い」「便秘が治った」「よく眠れる」などの声もあるよう。これはレモンに豊富な栄養成分にとどまることなく精油成分も関係しているのではないかと個人的な見解。

レモンの香りの特徴は数%含まれているシトラール(ネラール&ゲラニアール)によるもので、主成分のリモネン(その他の柑橘の主要成分ともなるモノテルペン炭化水素のリモネンの実際の香りというのは実は希薄で、他の香りの成分を揮散させ、強く香らせるという重要な役割を持つ。リモネンの生理・心理作用として抗炎症、免疫増強、健胃などがある)がシトラールや他の香り成分をリフトアップさせる効果によってフレッシュなレモンの香りになっている。

自身が深掘りしているアロマテラピー分野においてレモン香には様々な有用性がある。世界に先駆けて超高齢社会となった日本。厚生労働省研究班の推計によると、2012年時点で認知症高齢者は軽度を含めると約462万人に上り、予備軍とされる約400万人を加えると65歳以上の4人に1人が該当するとされる。

認知症の主な原因であるアルツハイマー病では、その中核症状の認知機能障害を、アロマセラピー(芳香療法)で治療可能であるという技術を鳥取大学医学部生体制御学講座の研究で実証。アロマセラピーとして使用した精油はローズマリー、レモンオイル、ラベンダー、オレンジオイルの4種類。

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol11.php

このレシピはクックパッド公式キッチンの自身のヒットレシピをアレンジさせたものだったが、切って蒸すだけと簡単ながら彩りがよく栄養満点。大本さんや福田さんも加わり全員で試食。最終的に地元児童の料理体験メニューに採用されることが決まった。

出演者

いわぎ物産センターのセンター長大本孝則さん、栽培歴約35年の福田智子さん(65)「でべそおばちゃんの店」(レモン懐石料理を売りにしている農家レストラン)完全予約制店主の西村孝子さん(72)、森本小夜子さん(73)、西本優子さん(71)

【実も皮も葉も使う 豪華レモン懐石】

「今まで紅茶の横で静かにしていたレモンを主役に」と献立を考案した。レモン懐石料理は豪華の一言。レモンずしはレモンをくり抜いた器に盛り、見た目も楽しめる。ひじきのレモン酢あえは学校給食の献立にも採用されている。看板メニューの「とんだレモン」は豚の飼料の一部にレモンの搾りかすを使ったレモンポークを使用。他にもレモン酢を使ったりレモンの葉の葉脈を潰して香りを引き出したりと細かな芸が光る品ばかり。「上品な味」に感嘆の声。紅茶にはレモンのつぼみを浮かべ、花が開くのを楽しむ。「一度で咲かなかったら二度、三度足を運んで」(西本さん)



愛媛の食材紹介 第16回 #キウイフルーツ #伊予市

県内のキウイ収穫量は34年連続日本一。2019年産の県内収穫量は6千トン。伊予市は県内一の産地。主に関東のデパートなどに出荷される。

今回の舞台は伊予市中山町出渕。中山といえば栗の産地で有名だが、もう一つの名産がキウイフルーツ。県内の収穫量は6千トン(2019年産)で34年連続日本一を誇る。県内主要産地の一つで、甘さの秘密を探った。

山中のキウイ園で作業する橡木隆博さん(69)を訪ねた。約40アールに緑色の品種「ヘイワード」を120~130本栽培している。両親の代から続く園地。当初は栗やかんきつを栽培していたが、1983年にキウイを導入。県内でも先進事例だったという。橡木さんは2017年、勤めていたJAを早期退職し専業農家に。妻勝子さん(73)と2人で育てている。

中山間地特有の気候がキウイ栽培に適している。標高が高く昼夜の寒暖差があり、糖度や酸が引き立つ。果肉もしっかりするという。また、結晶片岩という肥えた土壌に恵まれ、水はけがよいこともポイントだ。ただ、水分を与えすぎると糖度が上がらず、与えないと小玉になるため、バランスは腕の見せ所だ。実を見極め、枝にいくつ、どの実を残すか、せん定の出来も収穫量を左右する。

アス飯では前回の食材、愛媛甘とろ豚のあまりのおいしさに感動した為、もう一度、愛媛甘とろ豚の今度は厚切り肉を使わせていただいた。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が存在する。不溶性食物繊維は水分を吸って膨らみ、便のカサを増やすとともに、腸を刺激して便をスムーズに出させる働きが。一方、水溶性食物繊維は体内で粘り気のあるゲル状になり、腸の中の有害な物質を吸着するとともに、便を軟らかくして排出しやすくする。また、腸のエネルギー源となる酪酸は、水溶性食物繊維をエサとする酪酸産生菌によって作り出される。(酪酸には潰瘍性大腸炎など腸の病気を改善、免疫をコントロールして、アレルギー性疾患や自己免疫疾患を抑える、肥満細胞の増加を抑えて、肥満を防ぐ、血糖値をコントロールするなど全身の健康維持に深く関係)

 

しかし、水溶性食物繊維が多く含まれるのは海藻や大麦など、普段から意識しないと十分に摂取するのが難しい栄養素だ。キウイフルーツには不溶性と水溶性の食物繊維が理想的なバランスで含まれている。腸内の酪酸を増やす働きがある可能性も2016年に開催されたキウイフルーツの栄養および健康に関する国際シンポジウムで発表された。そんな腸活に有意義なキウイ、ここに香り豊かなマスカットもプラスし、愛媛甘トロ豚に合わせるソースを作る。キウイは食物繊維やビタミンB1、B2、C、E、葉酸なども含まれ栄養素の充実率が果物の中でトップクラス。

1日1、2個食べると免疫を整えられるなど栄養価が高い。合わせるマスカットもブドウ糖や果糖を含み、すぐエネルギーになりやすいためアスリートはよく使う食材である。果物の甘みにレモン汁で酸味を足し、白ワインで深みを出す。ソースをステーキに掛けるだけと手軽ながら豪華な主菜になる一品ができあがる。生産者の橡木さんは「豚肉とキウイが一緒になった料理は初めて。おいしい」、勝子さんは「簡単にできるので友達に教えたい。目からうろこが落ちた」と脱帽のコメントしてくださった。また中山産キウイは野生のコクワに酷似。感動の一品に仕上がった。

出演者
キウイ園で作業する橡木隆博さん(69)妻勝子さん(73)ご夫妻



愛媛の食材紹介 第15回 #甘トロ豚 #西予市

県畜産研究センターが開発し2010年から販売。餌に愛媛特産の裸麦を混ぜ、肉質は軟らかく36度で溶ける脂身が特徴。県内で5戸の生産者が年間計約8300頭を出荷している。

愛媛発のブランド肉として知名度が上がってきている「愛媛甘とろ豚」。愛媛の山深いエリア「奥伊予」と呼ばれる地域の一つ、西予市城川町の山あいにある「志波養豚」の豚舎にお邪魔した。

県畜産課によると、甘とろ豚は県畜産研究センターが開発。国内に500頭ほどしかいない中ヨークシャー種の雄をベースにした愛媛独自の銘柄豚だ。県産裸麦を餌に混ぜ、通常の1・2倍の期間をかけてじっくり育てる。肉質は軟らかくジューシーで、36度で溶ける口溶けの良さが特徴。県内で育てるのは5軒で年間計8300頭(2019年度)を出荷している。

餌やりは機械で自動化しているため、普段は清掃作業がメイン。亨一さんは「豚は病気に弱く、衛生管理に気を使わないといけない」と大変さを語る。志波養豚では母豚60~70頭を飼育しており、センターが飼育した父豚と掛け合わせ、繁殖から出荷までを一貫して手掛けている。

アス飯では志波さんが育てた甘とろ豚を使い、奥様の冨美子さんが野菜をたっぷり入れて焼肉のたれで味付けされた野菜炒めの中でプラスすると嬉しいシイタケを加える。

シイタケは免疫力を整えるビタミンD2や糖質をエネルギーに変えるビタミンB群が豊富。ニンジンのβカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、粘膜を保護してウイルスから体を守る役割がある。皮に豊富で加熱すると吸収率が上がるため丸ごと使うとよい。キャベツは芯にミネラルが豊富。細かく刻んで使いたい。さらに、焼肉のたれに代わる新しいたれを提案した。甘とろ豚が裸麦を食べることにちなみ、麦みそと甘酒という発酵食品を合わせてみた。

免疫細胞の7割は腸にあり、神経伝達物質のセロトニンも約9割が腸内細菌で作られる。腸を整えれば免疫調整力やメンタルが整えられるのだ。甘酒には、体内で作れない必須アミノ酸9種類が全て含まれている。ビタミンB群や葉酸、酵素が豊富に含まれ、肥満や血圧上昇を抑える効果がある。カレー粉は「食べる漢方薬」と言われ、抗炎症作用を期待。体を温める作用もあり、家庭で是非とも使っていただきたい。ニンニクとショウガはすりおろして使う。ニンニクは疲労回復や体力増強に欠かせない食材。継続的に食べると、免疫力向上が期待できる。ショウガは生の状態で使うとジンジベインで肉が柔らかくなるため、甘とろ豚はよりとろける食感に。冷え対策にもなり、体温が上がり基礎代謝もアップ。やせやすい体へ。カレーとみその相性が良く、裸麦のみそと裸麦を食べている甘とろ豚のコラボが嬉しい1品に仕上げた。

【豚まん3種類セットを3人にプレゼント】

動画を観てクイズに答えよう!正解者の中から抽選で3人に道の駅「きなはい屋しろかわ」で人気の「豚まん3種類セット」をプレゼント!ご応募お待ちしています。11月25日午前11時59分締め切り。

※応募は終了しました。たくさんのご応募、メッセージをありがとうございました!

 
 
 
 
出演者

志波養豚 志波豊さん(65)と妻の冨美子さん(61)、長男の亨一さん(35)ご家族

愛媛の食材紹介 第14回 #松山長なす #松前町

35~40センチと長く、皮、実とも柔らかいのが特徴。主な品種は庄屋大長(しょうやおおなが)。旬は6~10月。「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている。

愛媛のブランドナスの一つ「松山長なす」の産地、松前町を訪れた。松前町は道後平野の南端に位置し、県内では唯一、町内に山がない。平成の大合併に加わらず、県内自治体で最も小さい面積ながら中四国最大級のショッピングセンター「エミフルMASAKI」を抱え、町内外から多くの人が集まる街だ。

同町徳丸の田んぼが一面に広がる中、一角だけ背丈以上に伸びた植物が周囲を覆う場所が目に付いた。4つの畝にアーチ状の支柱が規則正しく並び、重量感のあるナスがなっている。昔から「松山城が見える範囲が適地」と言われている松山長なす。畑の真北に小さく天守閣が見える。「松山城が見える範囲が適地」と言われている松山長なす。畑の真北に小さく天守閣が見える。

地理的条件はばっちりの環境でナスを育てる八束光男さん(62)は会社退職後に専業農家になり栽培歴は4年。1年目に240本の株を植栽。先輩農業者に「1人でそんなにできんからやめえ」と心配された通り、手が回らなくなった。株を減らし栽培法を勉強し、今は6アールに160本を植え、目を懸けて育てている。

ナスは繊細な野菜。皮が柔らかいため、少しでも葉が当たると傷が付き、成長すると傷も広がり続けてしまう。畑を囲むように植栽したソルゴーという植物は、傷付けないための風よけだ。

「ナスは大きいから収穫や出荷の手間が省けそうと思って始めたのに、実際はせんていに時間が掛かります」と笑う。

支柱にひもを吊ってナスのつたを這わせ、実が地面につかないよう成長に合わせひもを上に伸ばしていく。ナスは放っておくと伸び続けるため、出荷サイズの40センチほどで収穫。地下水をポンプでくみ上げて使っており、清水と日光に恵まれたおいしいナスができあがる。

アス飯ではフルーティーで甘くみずみずしい口当たりの松山長なすの特徴を生かし、それぞれの栄養素の相乗効果となる組み合わせを考えながら、黒酢や梅といった別々の酸に対して野菜や果実の甘みのみの調和を目指す。
試作では複雑な味のバランスがあり、香りが強く、柔らかい豊水に絞り、その他の酸とのバランスを取るように心がけたが、パンチのある新生姜を仕上げ且つ生の状態(ジンゲロール)で用いれば、より馴染みやすく、どの特徴の梨でも同様に利用出来ることを発見。(余熱を用いれば辛味調整も可能)ジンゲロールは免疫細胞である白血球を増やし免疫調整力を発揮。
ウイルスに対し感染源である鼻粘膜、口腔粘膜、眼瞼結膜などにおいて抗体産生能を増し、水際で感染を防止。胃腸の内壁の血行を良くして働きを活発にし、食べ物の消化吸収を高める。たんぱく質分解酵素のジンジベインも胃腸の負担を軽減)紫蘇特有のスパイシーな香りのペリラアルデヒドには中枢神経抑制作用、抗鬱作用および血管拡張作用が、またロズマリン酸には、血糖値上昇抑制作用、 抗鬱作用およびアトピー性皮膚炎の軽減作用の報告も。松山長なすに酸味・自然の甘みをプラスし驚きのハーモニーを演出した。

 

出演者

松山長なす生産者

八束光男さん(62)

妻香里さん(57)

愛媛の食材紹介前回  第13回目 #アマゴ(#松野町)

サケの仲間。サツキマス、アメノウオとも呼ばれる。滑床養魚場では10月末ごろ採卵し稚魚にかえし育てている。9月30日まで釣り堀で釣り体験ができる。

清流に育まれた「アマゴ」を求めて、松野町へやってきた。総面積の8割以上を森林が占め、四万十川の愛媛県側の支流・広見川や目黒川が流れるこの町で、料理研究家、山瀬理恵子の「森」と「川」、そこではぐくまれる生命と触れる旅が始まる。

恩田勝也館長が解説する。サケ科サケ属の「アマゴ」は、実は「サツキマス」と同じ種類。内陸部の淡水だけで一生を終える「陸封型」をアマゴと呼び、海へ行き繁殖のため元の川に戻る「降海型」がサツキマス。アマゴは渓流釣りで人気の魚だが、ニジマスと違って神経質な魚だそうで、釣り上げるのは難易度高め。食材の確保は、山瀬の腕次第か。

「この森にあそび この森に学びて あめつちの心に近づかむ」

初代町長で、滑床の観光開発に力を注いだ故・岡田倉太郎氏が作った詩。「自然を壊さずに生かしていく」と最小限の開発を目指した。滑床観光開発の第一歩が1957年の町営ユースホステル万年荘建設。入山客の宿泊施設として親しまれてきた「万年荘」の管理人を務め、10年前に滑床養魚場(同町目黒)の管理人となった竹内義富さん(70)はいわば、「森の国の管理人」。

滑床養魚場では、滑床渓谷からの清流を引き込み、アマゴやニジマス、アユを育てる。竹内さんは、わが子のように魚たちを育ててきた。特に神経を使うのが大雨時の管理。渓谷から引き込む水路に木くずや石が詰まると、水が止まってしまう。川の流れのように、絶えず清流が流れ続けないと、魚たちは息絶えてしまう。「今年の梅雨時期は1週間続けて、管理棟に泊まりました。徹夜で作業することもあります」と竹内さん。並々ならぬ愛情を魚たちにそそぐ。

「ぴくっとしたら、少し待って竿を上げる」とアドバイスを受け、第1投。水槽内をアマゴの大群が泳ぐ。釣り糸が上下にぴくぴく動くが、餌をとられた。「上げるのがちょっと早いかな」と竹内さんが見本を見せてくれる。1発で釣り上げた。「たまたま釣れただけです」と謙遜するが、さすがの腕前だ。

再度挑戦。「あーー!きゃーーー!」と悲鳴にも似た声。アマゴがかかっているではないか。自慢顔でひとしきり興奮した後に、「絶対私が釣らないと収録が終わらないから、プレッシャーがすごかった」とポツリ。

竹内さん曰く、上げるタイミングは「勘」。アナログな遊びだからこそ奥深い。養魚場では9月30日までアマゴ釣りが体験できる。ハマること間違いなし。

アマゴを竹串に刺して焼き、頭から豪快にかぶりついて骨まで丸ごと味わうシンプルな塩焼きは野性的で食欲をそそられる。アス飯ではここに活性酸素を除去する作用がある天然の色素成分カロテノイドが豊富なニンジン、シシトウ、赤パプリカをプラス。活性酸素は強烈な紫外線やストレスだけではなく、ごく当たり前の呼吸でも発生し、細胞膜にダメージを与える。スポーツシーンでは大量の酸素を取り込み多くのエネルギーを作り出す必要があるため、強い抗酸化力を持つ緑黄色野菜で酸素を運搬する赤血球を守ることが大切だ。カロテノイドは加熱したり、油と一緒に摂取したりすることで吸収率がアップ。クエン酸が豊富でさっぱりとした口当たりの黒酢は糖化の害を半減させる意味合いとしても使用している。

ロケ時、ケガからのリハビリ中だった夫にも最適な料理に仕上がった。

小さなアマゴは骨ごと食べられる。酢を使うと疲労回復や食欲増進効果があるので夏におすすめしたい。疲れた体にさっぱりした酢が染み渡り、細胞が生き返る一品。

【森の魚 その意味とは】

冒頭の「おさかな館」に、広見川で泳いでいるかのように建つモニュメントがある。石彫像「森の魚」。四万十川のシンボル的存在である「アカメ」を、石から掘り出した作品。

「森から水が生まれ、そして海に流れ、生命を育み、大地に恵みを与える」

制作者である石彫家・藤部吉人さん(故人)は、よく、そう話していた。生命の源ともいえる「森」と、そこから生まれた水、生命、恵みに出会う旅だった。

出演者

広見川のほとりに建つ「虹の森公園おさかな館」(松野町延野々)淡水魚水族館 恩田勝也館長

https://morinokuni.or.jp/smarts/index/27/

滑床養魚場管理人 竹内義富さん(70)

昼食 水際のロッジ

https://morino-kuni.com/riverside-lodge/

株式会社サン・クレア(本社・広島県福山市:代表取締役CEO 細羽 雅之)は、愛媛県松野町・滑床渓谷にある「森の国ホテル」の再生プロジェクトを手がけ、2020年3月20日に第1弾として「四万十川源流、森の国『水際のロッジ』」を開業。開業に先駆け、2019年12月23日より公式HPおよび宿泊予約サイト(楽天トラベル、じゃらん.net、Booking.com、Expedia など)にて予約を開始。

客室総数は10室。 地下1階・地上2階のロッジを全て洋室にリノベーションし、 バンクベッド(2階建ベッド)やロフトを備え、 ファミリーやグループが長時間滞在したくなるような空間をつくり上げる。 客室は川の音、 木の香り、 森の気配に寄り添った、 ナチュラルなしつらえを施す。 また、 吹き抜けのロビーは、 暖炉を囲みゆったりと寛げる居心地の良い空間だ。

ロッジ1階にあるピッツェリア「野生のピッツェリア『Selvaggio』」(総席数38席)では、 ナポリピッツァの世界大会などで数々の受賞歴を誇る「PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO(ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ)」(東京都練馬区石神井)のオーナーシェフ岩澤 正和氏が監修する薪窯ピッツァが食べられます。 目指すのは“ここでしか楽しめないもの”。 イタリア郷土料理の技をベースに、 作り手の顔が見える、 安心安全の素材を使うことにこだわり、 生産者が主役の食文化を作り上げるため、 地元の人たちと向き合いながら深く関係を築いていけるようなレストランを目指している。

バックナンバー番号順はここから!第1回目 #みかん鯛(#宇和島 市)

かんきつの搾りかすを粉砕して、混ぜた餌を与えて育てたタイ。身にほのかにかんきつの香りが残る。かんきつのビタミンCなどが生臭さや身の変色を抑える。現在、中田水産(宇和島市坂下津)だけが養殖している。愛媛県の優れた農林水産物「愛あるブランド」に認定されている。宇和島プロジェクトのオンライショップ(https://projectu.theshop.jp/)から購入できる。

料理は愛媛県の伝統的な郷土料理のさつま汁。鯛、アジなどの魚を焼いてすり下ろし、焼き味噌、鯛の骨でとった出汁、刻みこんにゃくと薬味(みかんの皮、ゴマ、ネギ、刻み海苔)を合わせる。これをご飯の上にかけて食べる。鯛の甘みと味噌のうまみが良く合い、食欲の落ちる夏でもさらっと食べられる。この回のアス飯では主要食材にみかん鯛を使用。絹豆腐などの植物性たんぱく質やビタミンB群、更に柑橘のクエン酸やビタミンCを繋ぎ、栄養価の高いトッピング食材をプラスして吸収率を改変した。

出演者

#中田水産(宇和島市坂下津)。中田力夫社長(50)。アオノリを養殖するスリーラインズ山内満子社長(52)。長男の歌吉さん(30)夫婦が自宅で漁家レストラン「三代目歌吉の店」を営み、地元食材をふんだんに使ったコース料理を一日1組限定で提供している。

第2回目 #久万高原トマト(#久万高原 町)

久万高原町は県内最大の夏秋トマト産地。7月~11月下旬まで収穫できる。夏はみずみずしく、秋はゆっくり熟すため甘みとうま味が詰まった味が楽しめる。品種は「桃太郎」で、四国や関西に出荷。店頭では「久万高原トマト」の名前で売られている。JA松山市久万高原トマト部会(85人)の約3割を新規就農者が占める。

料理は久万高原の完熟トマトをたっぷり使った無水トマトカレー。アス飯ではここに梨と桃でフルーティーで華やかな香りをプラス。栄養の繋ぎとしてトマトと相性抜群のアボカドをトッピングした。

出演者

トマト農家の上村友範さん(45)、芽衣子さん(46)夫妻

第3回目 #媛っこ地鶏(#八幡浜 市)

愛媛県養鶏研究所が2002年に開発。「名古屋種」「ロードアイランドレッド」「しゃも」「ホワイトプリマスロック」を掛け合わせた全国でも珍しい四元交配種。県内で21戸が約6万羽生産している。「愛」あるブランド産品。

脂ののりがよく、ぷりぷりとした適度な噛みごたえとコクのある肉の旨味を実現、4種の鶏の良いところを凝縮したスペシャルブレンドで作る、地鶏のご馳走看板メニューの地鶏チキン南蛮。アス飯では脂質を抑え、表面コーティングをして口の当たりに変化。揚げずに焼き、仕上げにタレにつけ込む調理法を選択。タルタルソースは手作りのヨーグルトソースで代用した。

出演者

「#いなほ農園」農園長の井伊敏郎さん(67)

いなほ農園は三瀬商店社長の三瀬泰介さん(71)

いなほ農園の直営店「#地鶏のごちそう。」(北浜)

代表はシェフ田中逸郎さん(59)

ゲスト

#愛媛FC 選手 #山瀬功治

第4回目 #伊予美人(#四国中央 市)

愛媛県農林水産研究所が開発した「愛」あるブランド産品。2017年産の #サトイモ の県内栽培面積は389.5ヘクタール、生産量は6958トンで全国4位。そのうち約65%を四国中央市で生産している。

やわらかく、粘りも強く旨みがあり、どんな料理にも相性バツグンな伊予美人は皮を剥き、薄くスライスしてオリーブ油でこんがり焼く老若男女に人気のメニューにしていきます。アス飯ではここに、プロビタミンAで機能性が注目されるカロテノイド、両親媒性のキサントフィル類、温州みかんのβクリプトキサンチンをオリーブ油で吸収率を上げ、血中β-クリプトキサンチン濃度を上げる。セカンドミール効果のあるβグルカンが豊富なきのこ類をプラスしてあんかけにアレンジした。

出演者

伊予美人農家の鈴木敏也さん(44)、綾子さん(45)夫婦。

第5回目 松山産 アボカド(#松山 市)

松山市が2009年から産地化に取り組み、生産者(18年度)は147戸、収穫量は約2300キロ。市農業指導センターが認定農業者らを対象に苗木を販売している。品種は「ピンカートン」「フェルテ」「ベーコン」「福徳利」など。

県内外でも注目されている松山市のアボカド産地づくり。取り組みへのきっかけを生んだのが、20年以上前に植えられたというアボカドの木。平成4年に台風で木を植え替えた時の記念樹としてアボカドの木を植え、それから20年ほどして実がなっているのを当時の松山市の農林水産課が発見。アボカドの産地化に取り組もうということになった経緯が。国産アボカドを作り農家レストランを営む「和田産地のごはん」にて収録。

アス飯ではこれを試合後のリカバー食に改変。アボカドが食わず嫌いだった赤井監督もうなる一品だ。

和田産地のごはん

松山市大山寺町2417-2

昼膳2000円ランチは木金土の11時半~14時半

1日3組まで10食限定の完全予約制。

予約は日曜と月曜の9時~21時。

ゲスト

#愛媛FCレディース 監督 #赤井秀一

第6回目 #乳製品(#東温 市)

四国乳業株式会社(しこくにゅうぎょう、Shikoku nyugyou corporation)は、愛媛県東温市に本社を置く乳業メーカー。「らくれん」ブランドで四国や関西を中心に販売される。

製品では、地元のミカン果皮の機能成分に着目し愛媛大学と共同研究で作った「エヌプラスドリンクヨーグルト」、広島大学との共同研究による機能性表示食品「8020ヨーグルト」など、特徴ある製品作りが近年盛ん。現在も地元の柑橘、機能成分に着目した製品作りに取り組んでおり、高品質な県産牛乳・乳製品の製造に注力している。

番組では愛媛FCレディースの2選手と共に工場を見学。アス飯は酪農家の皆さんの生クリームを使用した濃厚なクリームシチューを、東温市が推奨する麦味噌を用い、強力な抗酸化物質アスタキサンチンを生かした和の怪我回復味噌汁へと改変させる。

出演者

案内役

工場長 高平秀男さん

次長  永井拓也さん

料理

JAえひめ女性組織協議会酪農部

会長 岡田史恵さん(55)

中谷よしえさん(57)

水口ヒロミさん(69)

ゲスト

愛媛FCレディース選手 #山城見友希 #横山亜依

第7回目 #キジ肉(#鬼北町)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202002190012

鬼北町内の8戸が年間、計約1万3000羽を飼育。鬼北きじ工房に出荷し血抜きや内臓処理後、2日間熟成させ急速凍結させる。出荷先は町内の道の駅や県内外の飲食店など。毎年2月に町内で「きじ鍋まつり」がある。


キジ工房 オンラインショップ

https://kihoku-kiji.net/shop/

アス飯では一般的な肉と比較し、高タンパク、低脂質な上、筋肉を正常に働かせるカリウムが多いのが特徴的、アスリートに必須な神経伝達に欠かせないビタミンB群も強化できる雉肉。これを様々な生理機能で注目を浴びるプロシアニジン類、フラボイノイド系ポリフェノールのケルセチン、皮にも栄養価の高いりんご丸ごと使ってまろやかに包み、更に、春の代表食材、養生の春に相応しい蕾にぎゅっと栄養素が詰まる、ほろ苦さが特徴の菜の花やコロンとした可愛いえんどう豆をトッピング。旨味、苦味、自然な甘みが口の中で広がるキジの丼ぶりに改変した。

出演者

鬼北町農業公社鬼北きじ工房の職員出口理さん

「ふじしろファーム」(同町西野々)

藤城英晃さん(69)、けい子さん(69)夫妻

第8回目 #いちご(#大洲 市)

旬は11月中旬~6月下旬。県内の主力品種は「紅ほっぺ」、県のオリジナル品種の「紅(あか)い雫(しずく)」「あまおとめ」など。県内のイチゴの栽培面積(2017年)は74.5ヘクタール、生産量は1875トン。

※徳田いちご園

https://www.facebook.com/tokudaichigo/)は新型コロナウイルス感染防止のため休園中です。再開時期は未定。問い合わせは同園=電話090(4335)2925。

園では10品種程度を食べ比べ。まずは酸味と甘みのバランスがいいという「紅ほっぺ」。次に「紅(あか)い雫(しずく)」。「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を掛け合わせた愛媛のオリジナル品種だ。紅ほっぺより若干甘い。酸味が少ないと微妙な味の違いを見極め。その後も「あまおとめ」「あまえくぼ」「恋みのり」と次々と口に運ぶ。変わり種も試食。「淡雪(あわゆき)」は「白いちご」と呼ばれ、ピンク色が完熟の証。深紅色が特徴の「黒いちご」とそれぞれの味を堪能した。

アス飯ではイチゴに含まれるポリフェノールの一種、強い抗酸化作用のあるアントシアニンが、網膜に存在するロドプシンの分解と再合成を助ける働きから、目を保護する可能性のある栄養素に注目。網膜の黄斑部、中央に多く存在するカロテノイドのキサントフィル類、ゼアキサンチンと、黄斑部の周辺に多く存在する同じくキサントフィル類のルテインに意識。これらカロテノイドは生体内で合成されず、野菜や果物からの摂取が必要。その他、血流を促すオメガ3、毛様体筋の疲労を和らげ視機能向上が認められるアスタキサンチン、体内でビタミンAに変換され、粘膜を正常に保つ働きが期待できるカロテノイドのカロテン類、βカロテンも豊富なイチゴソースの彩りサラダを考案した。

出演者

いちご園2代目の徳田智さん(36)

妻の恵理さん(37)

第9回目 #アスパラガス(#西条 市)

JA周桑管内が県内最大の産地。JA周桑管内で収穫されたものは「緑のささやき」のブランド名で販売されている。県内の2017年産の栽培面積は41.2ヘクタール、生産量は495トン。

この回の料理は「1本ずつ手摘みして、アスパラガスを20センチに切り揃えた時、切り落としが大量に出てしまう。これらを上手く活用したジュースを普段から作っているので、今度はスープにして欲しい」という生産者・西川哲太さんのリクエストに応える。

アス飯ではアスパラガス(Asparagus
 officinalis
)より単離された含硫黄物質、アスパラプチンの血圧降下作用のみならず、毛細血管を保護するフラボノイドの「ルチン」+相乗効果のビタミンCを意識。食べる美容液のアボカドの良質な脂質をプラスし、自然素材の果物でトロミをつけていくといったアイディア料理。グルタミン酸を補う食材(チーズなど)を合わせて調理するとより美味。ここにじゃがいもをプラスすればエネルギーチャージができ、レモン果汁をプラスすれば、ミネラルの吸収を高めるクエン酸を補え、更にビタミンCの強化もできる。オリーブ油とも相性が良くアレンジが自由自在なナチュラルパワフルタッグのポタージュに改変した。

出演者

西川哲太さん(70)、知加子さん(68)夫妻

JA周桑営農管理研修センターの向井敏正さん

第10回目 番外編「免疫力」

アレンジで梅を絡ませてもGOOD!

新型コロナウイルス感染予防のため自粛生活が続く中、番外編として自宅で手軽に作れる免疫力アップのアス飯メニューを紹介!ステイホーム中は必要最低限の買い物以外は一歩も外出していないという山瀬さん。免疫力を上げるために効果的な食材を合わせ、暑い時期にぴったりのそばを提案してくれた。

【免疫力アップ食材てんこもりのそば】

「アスリートは試合前にうどんを食べるイメージがありますが、持久力アップにはそばがいいです」と山瀬さん。用意した食材は納豆をはじめブロッコリー、ワカメ、長ネギ、しらす、ナッツ類など盛りだくさん。「我が家のレギュラー食材ばかり」というから期待大!まずはそばをゆでる。そばは植物性タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富。今回はそば粉100%の十割そばを使う。水溶性ビタミンが流れ出るのでそば湯を飲むのがおすすめ。野菜はみじん切りにしてごま油で炒める。ニンジンに含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変わる。粘膜を保護しウイルスから体を守ってくれる。マイタケのβグルカンは免疫を活発にする作用があるという。炒めて粗熱が取れたら納豆やしらす、生ワカメ、トマトなどを入れて混ぜる。納豆は植物性タンパク質の宝庫。ビタミンやミネラルが多く含まれ、山瀬さんの夫で愛媛FC所属の功治選手の現役生活を支えた食材なのだそう。長ネギの白い部分には抗ウイルス作用のあるイソアリシン、青い部分にはβカロテンが豊富。そばを器に盛り、具材を乗せたら合わせだれをかけて完成だ。麺にかける具材は、そば以外にもそうめんやひやむぎ、ご飯にも合う。ひき肉を入れると子どもも食べやすい。試食した山瀬さんは「いろんな野菜が入り夏にさっぱり食べられる。栄養の吸収率を上げるスタメンが集まり、ウイルスに負けないそばができた」と自粛生活を乗り切る力強い一皿になった。

【懐かしの生産者とビデオ通話】

今回、生産者のゲストがおらず初めて一人で調理することになった山瀬さんにサプライズを用意。話題のビデオ会議サービス「Zoom(ズーム)」を使い、過去に出演してくれた生産者とビデオ電話をつないだ。山瀬さんが「一番思い出深い回」に即答で上げる宇和島市・みかん鯛編から山内満子さんが登場。山内さんは「ロケ後、山内家の食生活は変わりましたよ。料理に薬味をちょっと足すようになり、味の深みが出るようになった」と報告してくれた。2人目は夫婦の掛け合いが印象的だった四国中央市・サトイモ編から鈴木綾子さん。ご主人の敏也さんはどちらに?「今、塩を買いに行っています」。ロケでも自宅に塩を取りに戻っていた敏也さん。この日も塩との縁が深かった。3人目は久万高原町・トマト編に出演した上村友範さん、芽衣子さん夫妻。ロケ後も、互いに食材をお裾分けしたり功治選手の試合を上村さん夫妻が観にいったりと交流が続いているという。3人との久々の再会に山瀬さんは大はしゃぎだった。

免疫系メモ(随時更新)

https://yamasefamily.com/archives/13687
第11回目 しらす(伊方町)

カタクチイワシの稚魚。朝日共販(伊方町)では漁獲から加工まで30分以内に完了する鮮度の高さが特徴で、シラスの年間取扱量は1千トン。大都市圏に出荷しているほか、伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」でも購入できる。

アス飯では1つで献立として摂取していきたい多くの栄養をまんべんなく意識したしらす丼に改変。ビタミンB群やβグルカンを含み、食後の血糖値上昇を抑えるなめこを用いて、コンドロイチンで関節や皮膚の保水性を上げる。ミョウガの香り成分αピネン森林に含まれる香り成分の1つには抗菌、抗炎症作用を期待。ミョウガは漢方では消炎、気持ちを安定させる役割も。驚くほどミネラルを含む大葉の香り成分の1つのペリラアルデヒドには抗菌作用があり夏場に特におすすめ。ジアスターゼやイソチオシアネートを含む大根おろしで促すなど手軽な食材で整えた。

出演者

福島産業 福島貴行さん(26)

朝日共販 工場長の阿部慎一郎さん(43)

「佐田岬はなはな」

支配人 佐々木伊津子さん(39)

料理長 與品直人さん(57)

【佐田岬はなはなで使えるクーポン 愛媛新聞アプリで配布】

愛媛新聞ONLINEアプリで、佐田岬はなはなのクーポン「店長セレクトのプレゼント」(先着200人)をゲットできます。1階の売店「しらすパークはなはな」で一度に1000円以上購入し、レジでアプリのクーポンを提示すると、佐々木さんセレクトのしらす製品をプレゼントしてくれます。アプリを無料ダウンロードし、愛顔会員またはアクリートくらぶ会員に無料登録すると、取得できます。クーポンの取得、使用期間は9月27日まで。この機会にぜひアプリをご利用ください。アプリのインストール、使用は無料。

詳細は

https://www.ehime-np.co.jp/online/guide/#app_online


愛媛の食材紹介第12回目 #ブルーベリー(#内子町)

収穫時期は6~9月。品種は「ブルーレイ」「マグノリア」など。高山ガーデンではジャムやジュースに加工し、自社ホームページや道の駅「小田の郷せせらぎ」で販売している。梅雨の合間を縫って向かったのは内子町大平のブルーベリー園。山中にある一軒家が集合場所だ。国道380号から、唯一の目印、遍路道入口の案内表示に従い、舗装された細い道を進む。山を切り開いた場所にポツンとたたずむ家から、あるじの山﨑英さん(63)一家が出迎えてくれた。

アス飯ではブルーベリーのアントシアニン色素がロドプシンを活性化する点に注目。相乗効果となる組み合わせには鉄、ビタミンB群など夏の救世主的存在のレバーをチョイス。赤ワイン、ブルーベリー、高カカオチョコ。一見繋がりのないように見えるがフラボノイド系を多く含む食材として繋がる。フラボノイドとはポリフェノールの一種で天然に存在する有機化合物群。「フラボ」は黄色という意味を持ちこの骨格を持つ化合物は黄色から淡褐色を呈す。同じフラボノイドでもアントシアニンは例外。鮮やかな赤や青を示す成分となる。赤ワインやブルーベリーにはアントシアニン色素が、高カカオチョコは主にエピカテキン、カテキンなどのフラバノール(フラバン-3-オール)を豊富に含む。これらがローズマリーから発見された同じくポリフェノールの一種のロズマリン酸(スペアミント、紫蘇、バジル、タイム、レモンバームなど)と共に脳機能の健康を維持する役割として存在するため「ブレーンフード」(脳の強壮剤)としてレシピに組み込んだ。

高山ガーデン

https://www.takayama-garden.com

出演者

山﨑英さん(63)

妻の加代さん(61)

次男の直さん(26)

以下上記愛媛新聞記事より

現役サッカー選手の夫を食で支える料理研究家が愛媛の食材を栄養満点のアスリート向けの家庭料理に仕立てる「山瀬理恵子の行ってこ~わい~愛媛食材で愛あるアス飯~」が21日、スタートします。料理研究家の山瀬理恵子さん(41)が県内各地を訪れ、豊かな自然と、地域の人と食材に出合い、「アス飯」を調理していきます。愛媛新聞朝刊・ウェブサイト、愛媛CATVの番組などが連動してマルチに発信する新企画です。その見どころを一足先にご紹介します。

サッカー元日本代表の夫・山瀬功治選手が、2019年シーズンからJ2愛媛FCに所属し、愛媛に生活拠点を移した山瀬理恵子さん。夫のけがをきっかけに、栄養学を学び、アスリートに必要な栄養素がバランスよく取れる家庭料理=アスリート飯(アス飯)を考案し、幅広い年代から反響を集めています。今回の企画は、山瀬さん自身が「愛媛の食」の産地を訪ね、旬の食材を使った地元の家庭料理をアス飯にアレンジします。

「産地に行き直接話を聞きたい」という山瀬さんと生産者との触れ合いも見どころです。「愛媛に来て、感動するぐらい食材の良さを感じています。アス飯は特別なことではなく、材料の切り方や調理の仕方など、ちょっとした工夫で疲労回復や夏バテ防止などの効果を引き出せるという発見をたくさん伝えたい。一つの献立で栄養バランスが整い、身近な食材でいつでもチャレンジできておいしいのが特徴。どの世代にも活用できる究極の健康食だと思っています」と山瀬さん。

初回は愛媛を代表するタイを使った「さつま汁」。かんきつを混ぜた餌で育てた「みかん鯛(だい)」の養殖現場(宇和島市)を訪問。地元の郷土料理をアレンジし、調理方法や栄養面での解説をしながら、アス飯に変身させていきます。山瀬さんは「アス飯は、手に入りやすく安価な食材を使い、特別な技術がいらない作り方を心掛けています。20市町すべてを回り、おいしい食材や生産者に出会いたい」と意気込んでいます。愛媛新聞朝刊スポーツ面で毎月1回、山瀬さんのコラムやレシピ、栄養素のアドバイスを掲載。愛媛CATVで番組を放送し、愛媛新聞社のホームページ「愛媛新聞ONLINE」の「アス飯」特集ページでロケの様子を動画や写真を交えてリポート。ウイークリーえひめリックにも特集を掲載します。

免疫メモ1 5月1日更新

免疫メモ1 5月1日更新

広報東温連載より(新型コロナ対策レシピ)

デジタルブック
https://www.city.toon.ehime.jp/book/list/book33.html

【2020年12月12日放送!南海放送Beans FUJ I presents レギュラー料理コーナー「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」(出演者:南海放送アナウンサー 甲斐彩加・料理研究家 山瀬理恵子「冬野菜の丸ごとみかん炒め」】

南海放送ホームページ

https://www.rnb.co.jp/tv/beans/

アスリートのパフォーマンスアップの鍵を握るオメガ3(αリノレン酸=体内でDHA、EPAに変換)は大根や白菜などの冬野菜にも含まれる。新型コロナウィルス対策になる栄養素を意識しながら頑丈な体を作っていく。

白菜は芯のところに成長点が。芯にカリウムなどのミネラルが多い。よって芯のある中心部から外側に向かって食べると栄養を効率良く摂取できる。ちなみに外側の葉の部分にビタミンCが豊富。大根も皮の下にビタミンCが豊富のため皮ごと調理を推奨したい。昆布のフコイダンの機能性に抗ウイルス作用。今一番ホットなビタミンDはツナや椎茸にも豊富。ツナはビタミンD3の摂取にお手軽。椎茸はビタミンD2の元になるエルゴステロールを多く含み、βグルカンの一種であるレンチナンは免疫賦活効果が確認されている。愛媛県に馴染み深い食べ物ののみかんは注目のカロテノイド色素、βクリプトキサンチンの含有量が果物の中でトップレベル。体内でビタミンAに変換されることから粘膜を保護し、体をガード。

バックナンバー放送はこちら

9月に入ると次第に気温が下がって空気が乾燥する。この時期は夏の疲れも出てくる頃。ビタミンB群にしっかり意識を置き免疫調整にも心がけたいところ。ポイントとなる栄養素は感染症対策で注目を浴びるビタミンD3、D2(組織や細胞を正常に機能させ筋肉の質や量を保つ栄養素でもある)亜鉛摂取に加え、スーパーフードの卵、舞茸の多糖体、旬食材のオメガ3で細胞膜の質を上げながら免疫システムを活性化。更に粘膜保護に役立つプロビタミンA、ビタミンCの豊富な香味食材を用い、香り成分でガード力を高める。イソアリシン、アホエン、フルクタンはいずれもウィルス対策に有効。黒こしょうなどのスパイス類は風味づけになるだけではなく、消化を促したり重要な栄養源となる。胃腸の内壁の血行を良くして働きを活発にし食べ物の消化吸収を高め、更にたんぱく質分解酵素のジンジベインを含む生姜は加熱調理により体を中からあたためるショウガオールの摂取も出来る。迅速なエネルギー源の中鎖脂肪酸を使ったこの時期ならではの一品に仕上げる。器/松元洋一

京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋」6月号連載「山瀬理恵子のアス飯®︎レシピ」

※アジに豊富なセレンは細胞の膜を構成するオメガ3の酸化を防ぐのに役立つなど、重要な抗酸化酵素の材料となり、また解毒ミネラル。セレンはマグネシウムを細胞内に留まらせるのをサポートする役割も。このレシピではビタミンD2、D3の2種を体内に取り込み、更に豊富なフィトケミカル(香り)を駆使してミネラルの吸収を高める構成を組んだ。

アレンジでは我が家のお気に入り、ローズマリー

【ローズマリー 学名:Rosmarinus officinalis シソ科。心身を強壮。若さを取り戻して記憶力を高める。ハーブの中でもトップクラスの強力な抗酸化作用を持つ。和名はマンネンロウ(永遠の青年)全身の血行を促進し、消化器系、神経系の機能を活性化。 「ブレイン・トニック」(脳の強壮剤)とも呼ばれる。アロマテラピー分野ではオキサイド類の1.8シネオール、ケトン類のカンファーなどが主要成分。樟脳のような強い香りで過労や無気力時、集中力時に推奨。試合当日の芳香浴やスプレーなどにブレンド使用。(鳥取大症例 海馬活性=ローズマリーカンファー)】を使った調理法をご紹介。

京都新聞読者情報誌連載「きらっと!京滋」11月号 山瀬理恵子のアス飯®︎レシピ

感染症対策等で一気に注目を浴びた今ホットな栄養素、化学構造から天然のステロイドホルモン(体内の炎症を抑える)とも言われるビタミンD2、D3の補充と、そこに纏わるミネラルの吸収を促す食材を丁寧に繋げていくことを意識。ビタミンDは筋肉や骨の質や量を保つ役割に加え、全身の組織を正常に機能させる働きから、免疫調整、脳や神経機能の維持(精神疾患予防)糖尿病予防など、ほぼ全ての生理学的機能に影響を与えるビタミン。不足するとあらゆる体調不良やパフォーマンス低下を引き起こす。同じくSOD(抗酸化酵素)の必須構成成分で免疫調整に関わる亜鉛とビタミンD3を手軽に摂取できる卵、直ぐにエネルギーとなる中鎖脂肪酸を用い、野菜の中でトップクラスのビタミンCを持つパセリを仕上げにふって、身体を頑丈にガードするオムレツに仕上げた。

 

【ビタミンDがコロナ重症化を防ぐとの研究】

2020年5月6日にドイツの科学系学術サイト「シュプリンガー・ネイチャー」に1つの論文が発表されると、感染予防の手がかりになると注目を集めた。イギリスの研究者らが欧州20か国を調査したところ、ビタミンDの血中濃度が低い国ほど、新型コロナの感染率、死亡率ともに高いことが明らかになった。被害が大きいスペイン、イタリア、 スイスの高齢者は、血中のビタミンDが少ない傾向にある。カルシウムとビタミンDを同時に摂ることでカルシウムの吸収率が上がり、骨を強くすることはよく知られている。アスリートでは筋肉の質や量を高めるのに一役買う重要栄養素。しかし近年ビタミンDには免疫機能を高める働きがあるという研究結果が相次いで報告される。体内に侵入したウイルスや細菌などの異物に対して、それを排除しようとする免疫機能を必要なだけ働かせ、過剰な免疫反応を抑制すると考えられる。かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かってきた。最近は、がんや高血圧、糖尿病などさまざまな生活習慣病を予防する可能性も示唆。

ビタミンDは、日本人の約8割で不足。第一に日光に当たることが大事。肌に紫外線を当てると皮下にあるコレステロールに化学反応が起こり、体内でビタミンDが作られる。ビタミンDを不足させないためには1日に15~20分程度、外でウオーキングを。手や脚は日焼け止めを塗らず素肌のままで。どうしても日焼けが嫌なら、手のひらだけでもかざすと○新型コロナの感染リスクがあり積極的に外出するわけにもいかない。また、老人ホームや病院など施設内での生活はどうしても室内にこもりがちになり、ビタミンD不足に陥る。高齢者は特に注意が必要。人間は必要なビタミンDの80~90%を日光から合成。窓ガラスは合成に必要な紫外線を通さない。室内で日光に当たる場合は、必ず窓を開ける。

ビタミンDは日光以外に、食材からも摂取できる。さばやまぐろなどの魚、特にいわし、さんま、鮭などにビタミンD 3が豊富。牛レバーやチーズ、卵黄にも含まれる。またきのこ類にも豊富。しいたけ、きくらげなどのきのこ類は、カサの裏側を数十分ほど日光に当てるだけで、ビタミンDの量が数倍に増える。

【亜鉛に注目した研究】

ブラジル連邦大学栄養学科の研究者が4月に発表した研究では亜鉛には抗炎症作用があるため、免疫機能を最適化し、感染リスクを低下させる可能性を示唆。亜鉛は過剰な免疫反応を抑えて正常化させる働きを持つ。たんぱく質と亜鉛は、免疫細胞の原料となり免疫を活性化。感染症対策において重要な成分。高齢者は特に亜鉛が不足しやすいので意識的に摂取する。亜鉛が格段に豊富に含まれているのは牡蠣や緑茶、抹茶。たらばがにや干しえびなどの甲殻類、帆立貝、赤身の肉、レバー、プロセスチーズ、大豆製品、ごまにも多く含まれる。クエン酸やビタミンCと摂取すると吸収率が上がるのでレモンをかけて食べるのが○

※冬の時期は特に、鍋などのスープが効率良く野菜を摂取出来ます。たっぷりと使い栄養補給をしてください!

 

※アレンジで梅を絡ませてもGOOD!

主要構成

たんぱく質、ビタミンD3、マグネシウム、亜鉛、セレン、ビタミンCの同時摂取を意識した。

更に意識した植物化学及びミネラル
長ネギ(イソアリシン、イヌリン型フルクタン)にんにく(アリシン)生姜(ジンゲロール)わかめ(フコイダン:サイトカインストームを抑える。ビタミンDと相互補完マグネシウムも意識する)ブロッコリー(スルフォラファン)人参(βカロテン )舞茸(βグルカン)アーモンド(亜鉛、マグネシウム)蕎麦(ケルセチン、亜鉛、マグネシウム、マンガンなど)※ビタミンDの相互補完の関係性にマグネシウムがある。(よってマグネシウムの豊富なワカメ、十割蕎麦、ナッツ類で強化した。ビタミンDは今一番ホットなビタミン。ビタミンD2、ビタミンD3と検索してください)

その他、愛媛新聞収録で公開となった簡単提案

(抹茶甘酒ヨーグルト)

※夫は甘酒が苦手で蜂蜜派。豆乳が好きな人は豆乳を入れると尚◎

ヨーグルト、甘酒  各50cc

抹茶、すりごま   適量

ヨーグルト
腸内環境を整える王道(乳酸菌発酵食品代表)NK細胞(殺し屋)の活性化

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20201128-OYT1T50125/

すりごま
植物性たんぱく質の宝庫。ストレスに対抗する為のたんぱく質、ビタミンB群やイライラを抑えるカルシウム、マグネシウム。また、食物繊維、鉄、ビタミンEだけでなく亜鉛も豊富。抗酸化物質のゴマリグナンに注目。甘酒
米麹から作る甘酒がオススメ。古来から飲む点滴と呼ばれ、病中病後の回復飲料として、また夏バテ予防栄養補給源として重宝されてきたスーパー発酵ドリンク。→アレンジ豆乳入りスクランブルエッグにヨーグルトの甘酒ソース
ビタミンD、亜鉛摂取にお手軽。亜鉛は生命の維持、健康の保持にとって極めて重要なミネラル。免疫と密接に関与。ビタミンD(ビタミンD欠乏がウィルス感染症発症に関与か?細菌感染症のリスクを下げる可能性。ウイルスの生存率や複製速度を下げる可能性のあるカテリシジンとディフェンシンの産生を誘発する。肺の内層に炎症や損傷をもたらし肺炎や急性呼吸窮迫症候群につながるサイトカインストームを減らす可能性を示唆)亜鉛不足はT細胞などの獲得免疫が低下し体内に侵入してきたウィルスを排除することが難しくなる可能性。卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素が含まれたスーパーフードと言える。1人分即席梅味噌緑茶梅干し       1個味噌        小さじ1緑茶、生姜、長ネギ 適量デザートにみかん、ゆず、すだちなどの柑橘類を食す
(ヘスペリジン)薄皮や白い筋も食べると○血中のβクリプトキサンチンを上げていく梅干し
クエン酸、リンゴ酸などの数多くの有機酸。マグネシウムや亜鉛などの免疫に関わるミネラルを豊富に含み、抗菌作用や疲労回復、食欲増進、消化促進や体をあたためる作用が。「1日1粒で医者知らず」。

各種メディアで発信している以下レシピ。見た目は違えどほぼ同じ構成で組んでレシピ開発した

5月16日放送!南海放送Beans レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」土曜日11:55分〜(出演者:南海放送アナウンサー 甲斐彩加・料理研究家 山瀬理恵子)「免疫力アップ!ネギ味噌生姜、ぶっかけ緑茶漬け」https://www.rnb.co.jp/tv/beans/
 

【日本が誇る伝統食材を用いて免疫調整の可能性がある主要栄養素(たんぱく質、ビタミンD3、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、セレン。イヌリン型フルクタン、その他多数の植物化学成分であるフコイダン、ジンゲロール、イソアリシン、エピガロカテキンガレート、エピガロカテキン等)で構成】

【アス飯レシピ動画 山瀬理恵子の今日もアス飯Vol.23】ふくやYouTube

https://youtu.be/IlV5emxJ-mI

 

❶卵:スーパーフード。ビタミンDと亜鉛、セレン摂取に。

⇒手軽に免疫力を強化できる

❷枝豆:グルタチオン濃度を上げる。メチオニン、ビタミンB1、Cも含まれる

⇒アルコール分解を促す。夏バテ防止

❸ツナ:ビタミンDが豊富

⇒免疫力アップに効果的

❹長ネギ : アリシンが含まれる

⇒ビタミンB1の効果を持続させる

❺桜えび : アスタキサンチンが含まれる

⇒強力な抗酸化作用

❻海苔 : マグネシウム、カルシウム、亜鉛が豊富

⇒マグネシウムがビタミンD、B1の働きに関与

❼レモン : ビタミンC、クエン酸が含まれる

⇒亜鉛などのミネラルの吸収率アップ、疲労回復

【FM愛媛79.7MHz noonday pop JA全農えひめpresents アス飯 4月30日フィトケミカル回】

レシピ

https://www.instagram.com/p/B_mQyz-jZ2t/?igshid=1r5fgmda7l2bu 

説明

https://www.instagram.com/p/B_mRk-Uj6i7/?igshid=5gabtib4h802

ラジオパーソナリティ山崎愛

協力 松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学

山崎愛インスタグラムアカウント

@mana.yamazaki.627

https://instagram.com/mana.yamazaki.627?igshid=1ml7cgoumwt8w

番組インスタグラムにて放送分レシピ公開中!

@noonday_pop

https://instagram.com/noonday_pop?igshid=1kqvfegqiv8sd

その他、サポートガード役(2020/03/10 17:54FM愛媛収録時記録より抜粋)

アロマテラピー化学及び2020年講義纏め

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/554726

この日の精油ブレンド

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/info/vol9.php

ニアウリシネオール、ユーカリラディアタ、ユーカリグロブルス(意識したのはオキサイド類の1,8-シネオール)、ティートゥリー(モノテルペンアルコール類のテルピネン-4-オール)ベルガモット(エステル類の酢酸リナリル、モノテルペン炭化水素類のリモネンなど🍊)。

日本精油ピックアップ

青森ヒバ(意識しているのはヒノキチオール、セドロール)

全粒穀物の摂取、世界的に注目
https://www.jafra.gr.jp/food.html
感染症のリスクを減らすために、世界では食物繊維を多く含む全粒穀物の摂取に注目が集まっている。全粒穀物や食物繊維を多く含む複合炭水化物の摂取は、腸内細菌を活性しフラボノイド代謝物を上昇させることで、インフルエンザのダメージを減らすという研究報告もある。特にインフルエンザは、体の中でも上気道で起こる可能性が高く、上気道は腸に比較して免疫が弱い場所であるため、ウィルスが上気道の細胞に侵入するのを阻害する機能性素材に期待がかかっている。中でも日本のクロモジという植物などに含まれているポリフェノールや、茶カテキンに注目が集まっている。他にも「ローズマリー」や含まれる成分の「カルノシン酸」「ロズマリン酸」「ウルソール酸」にも注目が集まり、これらによるコロナ対策の効果等についての研究も米国で開始されている。

黒文字

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000023613.html

皆さんにお出ししたブレンド茶

緑茶(エピガロカテキンガレート EGCG エピガロカテキン EGC エピカテキンガレート ECG エピカテキン EC)ほうじ茶(青葉アルコール、リナロール、ゲラニオール、ピラジンなどでリラックス状態を)アールグレイ(ベルガモットにまつわる香り成分を得られる ex.酢酸リナリルなど)エキナセアとエルダーフラワー(免疫系の代表格)トゥルシー(ストレス対策に。もだま工房さんのサイトの文献が非常に参考になります。是非検索を)をブレンド。

メモ
免疫学の第一人者である宮坂昌之教授。「新型コロナウイルスにかからないために」。「ストレスを避けること。ストレスにより副腎からコルチゾールというホルモンが作られこれにより免疫細胞の機能が低下します。ストレスのある時に風邪を引いたりヘルペスになるのはこのため」 免疫反応を強くして、新型コロナウイルスにかからないための方法として、宮坂教授は以下の4点を発信されています。

・体内時計を正す

・積極的に体を動かす(白血球内のリンパ球が増加する)

・バランスの良い食事

・ストレスを避ける

その他、例年より日光を浴びる(ビタミンD合成)、ヨガ、入浴、鼻呼吸、五感を刺激することを意識する。

●研究精油

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/

 

使用例 鳥取大研究

http://hyperbrainlabo.com/ninchiaroma/

ローズマリー ・レモン

ラベンダー・オレンジ

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol11.php

ベルガモット

エステル類の酢酸リナリル、モノテルペン炭化水素類のリモネンなど🍊

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aeaj/20/3/20_200301/_pdf/-char/ja

https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000081.000005249.html

慢性的なストレスを受けて前頭前野の血流が少ない場合、その奥にある視床下部の機能も低下。視床下部は唾液中のIgAの分泌を促す神経の中枢。ストレスには快ストレス、不快ストレスがあり、例えば、大変な仕事だとしても、自分が好きなこと、好きな内容であれば、寧ろやる気に満ち溢れて高揚します。これが身体に良い影響を及ぼす快のストレス。私が日々、〆切に追われながらも、充実感を持ってレシピ試作している時なんかがこれに当たります。達成感を生む。三叉神経を介した刺激等で前頭前野の血流が良くなると視床下部が活性化。唾液中のIgAも増加。ベルガモット精油を用いた研究では吸引直後に微増し、その効果が長続き。30分後にも持続して増量した精油がベルガモット。香りを嗅いだ時、精油成分の分子は鼻の奥に有る各器官 ①嗅上皮粘膜②嗅毛③嗅神経(電気信号) ④嗅球・嗅索を経て⑤大脳辺縁系に達し⑥視床、視床下部を経て⑦大脳皮質の嗅覚野に伝わり「におい」として認知。(視床下部は免疫系の中枢)大脳辺縁系は生物の進化論的には脳の最も古い部位のひとつ。感情や欲求など情動に関与する事から「情動脳」と呼ばれます。特に扁桃体は外部からの刺激に対して「快・不快・恐怖」といった反応を起こす部位で、記憶の中枢も大脳辺縁系の「海馬」に有り、体験や学習で得た記憶を貯蔵しています。嗅覚は他の感覚と違って刺激が新皮質を経由せず、刺激がダイレクトに大脳辺縁系へ伝えられ、身体を調節するという特殊性が有ります。大脳辺縁系は嗅覚と最も関連性が大きな場所で、情動・意欲・記憶・内分泌系・自律神経系に関与。嗅覚異常は認知症の新たなバロメーターです。日本人に最も多いアルツハイマー型は、海馬よりも先に脳の外側の嗅覚に関わる嗅内皮質が冒されることが明らかになっています。そのため症状として普段から嗅いでいた香りが判別できなくなる嗅覚障害を呈します。認知症の重症度と嗅覚障害には相関関係も。高い再生能力をもつ嗅神経を効果的に刺激し、その刺激が海馬に伝わることで脳機能が活性化する可能性が研究されています。私が夫のコンディショニングケアに嗅覚刺激によるアロマテラピーを日々欠かさなかったのは、この嗅覚と脳のメカニズムによる可能性を知っているからです。

脳をいかにうまく使うか。

○ストレスフルにならない為の我が家のリラックスグッズは以下

各種精油・スパイス・植物・果物🍎野菜🥦

 
 
 

よもぎ湯
https://www.pharm.or.jp/flowers/post_29.html

 

ホワイトセージ

元々は石などの浄化に使って来ました。空気、場の浄化に重宝。ネイティブアメリカンたちの生活の中に根付いているホワイトセージの葉は、抗菌作用があることから時に薬として代用されています。浄化力の強さから自然界の構成である四大元素「風」「火」「水」「土」のエレメントの「土」に例えられ、古くから儀式や祈りの場で捧げられる神聖なハーブとして空間や人、物を浄化する時に「スマッジング」という方法で使用。火を焚く行為自体に『邪気を焼き尽くす』という意味もあるよう。

 

パロサント

南米ペルーに自生する天然の香木で「聖なる樹」と呼ばれる。樹脂を豊富に含んでいるため、わずかな木片だけでも濃厚で甘い香りを放つ。立ち昇る香り高い煙は、「場を清め、悪い精霊を追い払い、良い精霊を招き入れる」と言われ、パロサントの香りに惹かれて良いスピリットが集まって力を貸してくれる一方、悪いスピリットは追い払われます。インカ帝国の時代からシャーマンたちがヒーリングや清めの儀式にパロサントを使っており、現代においても、毒出しのアヤワスカの儀式においても、パロサントを焚いて場を清めています。また教会のミサで焚く薫香として、不幸や災難を払いのけるアイテムとして広く使われています。

竹酢
画像転載元

https://oumi-tsusho.com/index.php?竹酢液

竹炭
https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/publication/2118544ffe587b5d747f08c725722085d3a0df84.pdf

 

茶香炉

浦和時代に購入。緑茶やほうじ茶、ハーブティーの茶葉を置いたり、セージを炊くなどしています。

 

庭の植物

 

※河上さんから今年来た植物についてもまた随時ご紹介します🙇‍♀️

山椒

別名はハジカミ。サンショオール、サンショアミドなどの辛味。大脳を刺激して内臓器官の働きを活発に。胃腸の働きの弱くなった消化不良に。

筍とイカの木の芽(山椒の若葉)茗荷(αピネン、アントシアニン色素)和え。こっくりとした玄米甘酒が味のポイントです。

山椒は家の中、外、両方で育てています。

植物栽培のきっかけ

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/481471

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セントジョンズワート

和名は西洋オトギリソウ。サンシャインサプリメントと呼ばれています。

クラスは2d。〜MAO阻害薬を増強する。薬物代謝酵素を誘導する(誘導する=高める=薬の働きを弱める)為、厚生省(当時)は2000年5月10日、セントジョンズワート含有食品と次の医薬品、インジナビル(抗HIV薬)ジゴキシン(強心薬)シクロスポリン(免疫抑制薬)テオフィリン(気管支拡張薬)ワルファリン(血液凝固防止薬)経口避妊薬との併用に関する注意を促す発表を行う。

主要成分はジアスロン類(ヒペロシンなど)

フラボノイド 配糖体(ヒペロシド、ルチンなど)

ハーパーフォリン、タンニン、精油。

2019年に初めて今治在住のハーバルハウス河上さんから購入。これまでテキストで知識のみ入っている植物を、自分の目でしっかり観察し、より深く知る為に育て始めました。今年で3年目。

◯ハーブとドーピーグ・コントロール

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/245120

以下グリーンフラスコデータベース略

セントジョンズワート

毎年6月24日の聖ヨハネの日(St. John’s Day)に収穫すると最も治癒力が強いと言われるセントジョンズワートは古代ギリシアの時代から傷の手当てや利尿、月経困難などに用いられて来た。近年になって悲嘆や絶望、恐れなどの感情や抑うつに対する効果が確認され大きな関心を集めている。暗い心に明るさを取り戻すことから「サンシャイン・サプリメント」と呼ばれ、実際に季節性感情障害(SAD)にも用いられる。セントジョンズワートの抗うつのメカニズムは当初モノアミン酸化酵素(MAO)阻害とされていましたが、セロトニン再取り込み阻害とする説など諸説が検討されており作用の中心となる成分もヒペリシン説やハイパーフォリン説その他の説が報告される。セントジョンズワートの黄色い花を植物油に浸出せしめ、ヒペリシンを含む赤色色素を溶出させたセントジョンズワート油は外傷や火傷に外用したり、アロマテラピーの基剤として用いられ、他に外用のチンキ剤は消毒を兼ねて消炎、鎮痛の目的で用いられる。

 

 

和名 タチジャコウソウ 我が家にあるのはコモンタイム。

精油(チモール、カルバクロール)

フラボノイドのアピゲニン、ルテオリンなど

抗菌力の高いハーブ。(病院で使われるフェノールの20倍ほどの並外れた抗菌力と言われています)咳などの呼吸器系に。勇気の象徴とされ、タイムの香りのする人、と言われるのは、男性にとっての最大の誉め言葉とされていました。

以下グリーンフラスコデータベース略

タイム

数あるハーブの中でも最も抗菌力の強いハーブであることから「勇気の象徴」とされ、「タイムの香りのする人」と言われるのは男性にとっての最大の誉め言葉とされて来た。また、タイムに含まれるアピゲニンやチモニンなどのフラボノイド類やサポニンは、鎮痙作用や鎮咳・去痰作用を発揮。17世紀英国のハーバリストのニコラス・カルペッパーはタイムの浸剤が百日咳や胃の痛みに有用であると報告。このようにタイムは気管支炎や上気道カタル、喘息や百日咳などの呼吸器系疾患や食あたりや吐き気、消化不良による口臭などの消化器系疾患に用いられる。なお、タイムの強力な抗菌力はチモールやカルバクロールなどのフェノール系の精油成分によるがこれらの成分は肝毒性が指摘されており、精油単独での使用には注意が必要。しかし、ハーブとして用いる場合は安心して使用でき、一例としてドイツでは小児科の呼吸器系疾患にタイムのハーブティーが処方される。

 

和名はヤクヨウサルビア。シソ科です。 我が家のはコモンセージ。

「セージを植えた家には死人が出ない」という諺があるように、ローズマリーに次ぐ強い抗酸化作用を持つことが特徴。老化防止、高齢者にも◯ 生を食材として使ったり、ハーブティーにしています。ペパーミントとのブレンドが相性◎記憶力や感覚を向上させる働きも。

以下グリーンフラスコデータベース略

セージ

古代ギリシアの時代からメディカルハーブとして用いられてきた。1世紀にはギリシアの医師、ディオスコリデスがセージの煎剤で傷の出血が止まり潰瘍が治癒した例を報告する。セージはローズマリー(Rosmarinus officinalis)に次ぐ抗酸化力を持ち記憶力や感覚を向上する目的でも用いられてきた。メディカルハーブとしてのセージの特徴はカテキン型の縮合タンニンであるサルビアタンニンが収れん作用を発揮することにあり、月経過多や多汗、それに母乳の分泌を止める目的で用いられる。またセージはツヨン(Thujone)を含む精油とサルビアタンニンによる強力な抗菌作用や抗真菌作用を持ち、さらに収れん作用と合いまって歯肉炎や口内炎などの口腔粘膜の炎症や風邪によるのどの腫れや痛みにハーブティーやガーグル・マウスウォッシュとして用いられる。更年期の女性にもホットフラッシュや寝汗の緩和の目的で、また高齢者に全体的なトニック効果や失禁の防止などの目的で用いられる。

 

ハーバルハウス河上さんから

「料理にオススメ!レシピ開発して〜!」

とお薦めいただき、昨年育てていました。

シソ科多年草。香りが爽やかで肉厚。

実は不思議な出来事が続いたこの植物。

複数のハーブを育てているのにもかかわらず、朝、目覚めるとこれだけが根こそぎ抜かれているのです。

抜かれているだけで、食べられた後もなく、根ごとすっぽりそのまま、土の上に置いてあるという珍事件が10日ほども続きました。しかも毎日。

はじめは夫と、何だか怖いねと話していたのですが、日中に掘られることもあって。

ある時、不思議な掘り方をされていることに気づきました。人ではなくて、何か動物が彫ったような、爪でかっちゃいたような跡なのです。

そこで、アロマティカスだけ出かける時や眠る時に、小さなスコップで陰を作るようにして、獣などが入らないように、触れないようにした途端、アロマティカス根こそぎ掘り起こし事件は終了。

アロマティカスだけを好きな動物が、どうやらいるようです。

 

スペアミント 学名:Mentha spicata

和名 オランダハッカ

やや甘い香り。繁殖力、生命力共に強い。鎮静系とリフレッシュ系の両面を持つ。

 

 

ペパーミント

学名:Mentha piperita

和名 セイヨウハッカ

主成分はメントール。ピリッとした鋭い香り。スペアミントとウォーターミントの交雑種。消化機能の調節。疲労による頭痛、中枢神経を刺激して眠気を吹き飛ばす、脳の働きを活性化、食欲不振、消化不良など。心身をリフレッシュさせてから鎮静させる為、おやすみ前に使うのも◎精油は消炎作用で筋肉痛に。我が家では朝イチのハーブ水にイン。

 

こちらはクワ科のマルベリー(主要成分にデオキシノジリマイシン=DNJ 二糖類分解酵素であるαグルコシターゼの働きを阻害して食後の血糖値上昇を抑制。葉緑素やミネラルの補給にも◎ クラス1です)に、ローズヒップと和薄荷をブレンドしています。

温と冷、両方を使うことができるハーブがペパーミントです。

以下グリーンフラスコデータベース略

ペパーミント

さわやかなメントールの香りは中枢神経を刺激して眠けを吹き飛ばし、脳の働きを活性化。またペパーミントティーは古くから食べすぎ、飲みすぎ、食欲不振、胃痛などに用いられてきた。科学的研究によるとペパーミントの精油は平滑筋に直接的に作用し、カルシウムイオンの調整を行って局所に鎮痙作用を発揮することが報告される。このため鼓腸や過敏性腸症候群(IBS)にも適用される。また精油には大腸菌や黄色ブドウ球菌に対する抗菌作用も確認されており、消化不良や吐き気にも用いらる。ペパーミントティーは胃腸だけでなく肝臓や胆のうの働きも促し、また清涼感にあふれる風味を利用してブレンドの素材としても多用される、ドイツでは小児科で胃の不調にペパーミント67%、ジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)33%の割合のブレンドティーが処方される。なお精油はリウマチや筋肉痛に外用で用いられ、緊張型の頭痛にエタノールのチンキ剤を外用で用いる例もある。

 

 

学名:Rosmarinus officinalis シソ科

写真はトスカーナブルー。(15年以上前から我が家にも複数種類育てていますが、ハーバルハウス河上さんのところのトスカーナブルーの香りが格段に素晴らしく今年新たに購入しました)

 

心身を強壮、若さを取り戻す。記憶力を高め、ハーブの中でもトップクラスの強力な抗酸化作用を持つ。我が家で最も使用してきたハーブです。植え替えでスペースを大きくしてあげたらどんどん大きくなり元気に!

 

和名はマンネンロウ(永遠の青年)

全身の血行を促進し、消化器系、神経系の機能を活性化。 「ブレイン・トニック」(脳の強壮剤)とも呼ばれ、勉強時に抜群。

 

アロマテラピー分野ではオキサイド類の1.8シネオール、ケトン類のカンファーなどが主要成分。樟脳のような強い香りで精神的な過労や、無気力時、記憶力を生かしたい集中力時に推奨。試合当日の芳香浴やスプレーなどに必ずブレンドしています。ローズマリーは頭脳明晰作用の代表的精油。(鳥取大症例 海馬活性=ローズマリーカンファー)強力な抗酸化成分、ロスマソールやカルノソールをとりいれる場合は、水に溶けにくい成分のため葉を細かく砕いて直接料理へイン。ローズマリーはコンディショニングでここぞという時に活用する鹿肉の調理にもよく使用します。写真は鶏肉ですが、白ワインビネガーとジャガイモを合わせたローズマリー炒めは、夫が試合前にリクエストする大好物且つ糖質補助食。成分に留まらず慣れ親しんできた香りで食卓にも欠かせません。

 

ピクルスや蜂蜜、オリーブ油や白ワインにつけ込んこんだり、使用方法は多種多様。

 

左はヒース、ラベンダー、マロウのブレンド。これらの浸水て顔を洗ったり、コットンでパッティング。白ワインへインしたり。

右はイチョウ。脳の血管保護に。イチョウもセントジョンズワートと同じくクラス2dです。取り扱いに注意。

◯集中系メニュー開発

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/403602

このレシピにアレンジを入れるならご飯にローズマリーを刻んで混ぜこんだり、鶏肉をローズマリーで炒めるのも◎

 

以下グリーンフラスコデータベース略

ローズマリー

古くから「若さを取り戻すハーブ」として、また「記憶力を増強するハーブ」として知られ、和名の万年郎も「永遠の青年」を意味するところから付けられたとされる。こうしたエピソードを裏づけるものとしてローズマリーにはロスマリン酸などの強力な抗酸化成分が見い出されている。ローズマリーは全身性のトニック(強壮)ハーブといえ、血液循環を促進する効果も顕著に表れる。ドイツでは食欲不振、胃アトニー、肝機能の低下、弛緩性の便秘など消化機能の低下や循環不全による活力の低下、それに神経性の頭痛に用いられる。また状況に応じてリウマチや神経痛に単独で、または補助療法として用いられる。ローズマリーはハーブティー、チンキ剤、湿布剤、入浴剤、ローション剤、シャンプー剤などさまざまな剤型で用いられ、アロマテラピーやバルネオテラピーでも繁用される。ローズマリーはトニック効果が強いことと皮膚刺激を感じる人がいるためラベンダー(Lavandula angustifolia)などを緩和の目的で併用する場合もある。

 

学名はOregnum vulgare 和名:花薄荷 シソ科です。ワイルドマージョラムという別名があります。

我が家にあるのはコモンオレガノ。

(スイートマージョラム 学名 Origanum majoranaの香りに、スパイシーさを足したような芳香。スイートマージョラムはラベンダーと同じような使い方。アルコール類を多く含むため、リラックスしたい時に。スイートマージョラム精油はスポーツ時の、例えば我が家では腸脛靭帯へのアプローチ、内転がはっている時など、心身共に緩めたい時にブレンド使用しています)

オレガノは同じシソ科のタイムと共に、チモールやカルバクロールといったフェノール系成分を含むので、快活さを得たい時にも◯トマトやチーズ、パスタ、ピザ、オムレツなどと相性◎です。

 

 

 

 

 

ラベンダーは種類がたくさんあって、葉の方も花の形も色々。どれも好きで毎年複数種類育てています🌸花が何度も開いてくれるものもあります。2枚目、接写してみました。こんな感じで小さな花を抱えており本当に可愛い。6枚目が去年まで庭に大きく育っていたラベンダーを小さな花束にしたもの💐合わせたのは南天。南天も育てています。あまりに素敵過ぎて、我が家に来た方皆さんにプレゼントしていました🌸今年も大きく育てようか検討中。とりあえず玄関に富良野ラベンダーを少し植え始めました🌿

トップ画像奥のオリーブの木はマリノス時代から育てています。京都の時一度枯れたようになり、2年くらい静かだったものが、福岡に来てから息を吹き返して愛媛にも一緒にやって来ています🌱生命力を感じる。

植物は今育て始めたばかりなのでまだどれも小さめですがすくすく育っていて、毎日少しずつ料理に使っています🍳

とても癒されます🤱

以下グリーンフラスコデータベース略

ラベンダー

地中海沿岸に自生するシソ科の半低木。語源はラテン語のラワーレ(洗う)に由来し、古代ギリシアの時代から怒りや執着を鎮め、心身の浄化に用いられてきた。その後中世にはビンゲンのヒルデガルトによってヨーロッパ全土に広められたとされる。現在でもドイツでは不安や就眠障害に茶剤として、また神経疲労や神経性胃炎などの自律神経失調症状にはクナイプ浴で、さらに神経痛にはスピリッツ剤を塗布して用いられる。アロマテラピーで用いられるラベンダーの精油は花を蒸留して得られ、酢酸リナリルを中心とするエステルとリナロールなどのモノテルペンアルコールから成り、鎮静・鎮痙作用や抗菌・抗真菌作用を発揮。この鎮静・鎮痙作用のメカニズムは大脳辺縁系を介しての自律神経系への芳香効果と平滑筋に対する神経伝達物質の関与による直接的な効果の複合効果と考えられ、精油はリラックスを目的としたオイルマッサージに繁用される。

オリーブ

地中海沿岸地方産の常緑小高木で、紀元前3000年にはすでにシリアで栽培されていたとされる。近年では南米やオーストラリア、インドなどで栽培され、わが国では小豆島の特産となっている。オリーブの葉は内服で血圧や血糖値を下げ、また火傷や妊娠線の予防などに軟膏剤やパップ剤の形で外用されてきた。19世紀に入るとオリーブの葉に0.3%程度含まれる苦味成分のオレユーロペン(oleuropein)に強力な抗菌・抗ウイルス作用があることが発見され、「自然の抗生物質」としてインフルエンザやヘルペスなどに用いられるようになった。オリーブの果実を低温で圧搾したオリーブオイル油の脂肪酸組成はその60~80%を単価(一価)不飽和脂肪酸であるオレイン酸が占めるため加熱料理でも酸化に強く、生活習慣病予防のための植物油として知られる。なおオリーブ油はわが国では日本薬局方に収載されていて、局所の保護。軟膏剤・硬膏剤(貼布剤)・リニメント剤などの製剤用基材とされる。

 

 

 

 

 

 

ホーリーバジル(別名トゥルシー)

バジルの一種でシソ科メボウキ属の植物。インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」において、様々な効能をもつ万能薬として5千年以上にわたり使用されている。 また、ホーリーバジルはインドの言葉で「比類なきもの」を意味し、聖なる植物として人々に崇められ、あらゆる病気と災いを寄せ付けないといわれる。 様々な薬効を持つホーリーバジルは、特に呼吸器系疾患や風邪などの感染症に効果があるといわれている。 身体の免疫機能を高め、強力なデトックス作用があることでも知られておりますので、体質改善や健康維持にも活躍してくれるでしょう。

ハーバルハウス河上さんのところで芳香蒸留水とお茶を体験してからその香りの素晴らしさに魅了され、我が家でも育て始めました。昨年は自分で購入しましたが種類が色々あるようで今年は河上さんのところの苗を育てる予定。

トゥルシーの品種の違いについてはこちらの記事が参考になります

https://www.ayurvedalife.jp/ayurveda_herb_001.aspx

 

以下、河上さんからいただいた資料です。

 

死神を寄せ付けない植物として家を守る効果があるとされることから、今でもヒンドゥー教の寺院の回りにはたくさんのホーリーバジルが植えられているとか。

 

花言葉は『神聖』『祝福』『好意』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年から栽培をスタートした月桃

 

以下グリーンフラスコデータベース略

月桃

亜熱帯性のショウガ科の多年草で沖縄ではサンニンと呼ばれ、高さ3mにまで育つ。初夏には肉質で唇状の白い花を咲かせ、秋には赤い実をつける。花弁の端はピンク色でその形が小さな貝殻を思わせることからハワイではシェル・ジンジャーと呼ばれる。沖縄では旧暦の12月8日をムーチー(餅)の日と言い、カーサームーチー(月桃の葉で包んだ餅)を食べる慣わしがある。これは葉に含まれる精油の抗菌・防腐作用を利用して食品の保存に役立てる生活の知恵と言える。月桃の精油は100kgの葉を蒸留してわずか30mlしか採れない貴重なもの。葉から精油を採る以外にも茎の繊維は壁紙などに加工され、種子は煎じて家庭薬にするなど月桃は無駄の無いエコ・プランツと言える。精油の放つ南の国の郷愁を誘う甘くスパイシーな香りは時間の経過と共に香調が変化し、ストレスによってブロックされた心と体をやさしく解き放って、落ち着きと安らぎを回復してくれる。

以下、現在研究論文解説講義でお世話になっている村上志緒先生Vogue記事抜粋

抜粋ここから

https://www.google.co.jp/amp/s/www.vogue.co.jp/beauty/expert/2017-08-31%3famp

【自由が丘にお店がある、グリーンフラスコ(植物と、それらの力によって美容や健康を提案する会社)で働いていた頃に日本のハーブで日本の精油を作ったことも知識を深めさせた。月桃にトドマツ、それから山口のユズと青森のヒバ。そして今もなお、もっとも注力して研究しているのが月桃であるそう。「村上さん自身が月桃に一番惚れ込んでいる理由とその月桃の持つ効能を教えて欲しいです」とのノーマさんの問いに「まず月と桃と名前が付いていることから、きっと女性ホルモン的なもの、婦人科系にいいだろうと直感的には思ったのです。それで興味を持ちました。香りも好きだったし、花の様子も好きだったのもあります。マウスを使った行動を見る研究では賦活(ふかつ)することがわかりました。元気になるのです。芳香浴として吸入すると精神的にも賦活してくれます。実際、更年期の症状の緩和にも活かせます。賦活すると言うことは肌や体にも良いですね。抗菌作用や浄化作用を持ち、食品を包み長持ちさせることにも使われてきました。抗炎症作用もあることから、ニキビや吹き出ものなどにも良いです」ショウガ科に属する常緑多年生草本植物で、日本では沖縄で、サンニンと呼ばれて親しまれている。民間療法としては、葉や乾燥させた種子を煎じてお茶として服用することもできるそうだ。】

ここまで。

 

村上先生は月桃について長年研究。月桃の花は品種によってつき方が違う。また植物学の観点から見ても学名が違い、それぞれに効果効能が見られるため月桃について記載される内容ひとつを見るのではなくよく調べていくこと。そしてデーターのみで判断するのではなく、何故この植物が生息しているのか、私たち人間とどう向き合い付き合い受け止めていくのかを深く考察していきましょうと。

日本ではシマゲットウとダイトウゲットウが著名。これら2種は同属で交雑しやすい特徴。抗不安作用や賦活作用に優れ、マウスに月桃の香りを吸入させ実験用に作った高架式の十字型迷路(壁のある部分とない部分が混在している)の中での行動を観察した。マウスは壁伝いに行動する習性があり月桃の香りを十分に吸入したマウスは壁のない平均台のような迷路を悠然と行動しその場所での滞在時間が増加した。壁がないと安心できない習性のマウスに対し抗不安作用をもつことが見られたという実験。月桃は更年期外来などでも取り入れられ、またハーブティー、その他スキンケアにも活用できる。

総説:ハナソウカと月桃 ─分類から精油、DNAまで─

BRIC Inc. 代表 / 元高知県立牧野植物園研究員

船越 英伸

1.ハナソウカとは

近年、日本でもアロマセラピーの普及とともに、欧米のハーブではなく、在来の「和の香り」が脚光を浴びつつある。その中で特に注目されているのがショウガ科の月桃であり、国内ではシマゲットウ(図1,Alpinia zerumbe(t Pers.)B.L.Burtt&R.M.Sm.var.zerumbet)とハナソウカ(図2)

https://www.medicalherb.or.jp/archives/7615

以下参考資料

https://tubokusa.com/index.php?月桃