植物学 ネロリ他

植物について本格的に学び始めたのは2006年。グリーンフラスコ代表で日本メディカルハーブ協会理事長の林真一郎先生を始め、植物療法に携わる先生方が口を揃えておっしゃることがあります。

 

植物療法研究会 ワンディ・フォーラム

〇主要ハーブの新たな機能性と活用

林真一郎(グリーンフラスコ㈱代表、NPO法人日本メディカルハーブ協会理事長)

〇知っておきたい精油成分の研究トピックス

村上志緒(薬学博士・理学修士、株式会社トトラボ代表)

〇バッチフラワーには、どんな研究があるのか?

林サオダ(BFRP、一般社団法人バッチホリスティック研究会代表理事)

〇発達障害と園芸療法

宍戸多恵子(専門認定登録園芸療法士、㈱HERB AND CRAFT代表)

〇樹木系のバッチレメディの植物生態学からの検討

飯田みゆき(NPO法人日本森林療法協会森林セルフケアサポーター)

〇ダイアローグ~全講師

(進行)降矢英成(赤坂溜池クリニック院長、NPO法人日本ホリスティック医学協会)

それは、頭を使って勉強した後には必ず、手を使い、土に触れ、学んだ植物を実際に育てたり触れるなどしてよく観察をしてください。調理体験出来るものは料理をし、食すなどして体感学習をしましょうということです。

というのも、例えば精油であれば、化学構造を専門的に学びますが、五感に関しては嗅覚と触覚に偏ります。実物は瓶に入った状態が初見。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Ⅰ.統合医療と植物療法:統合医療の定義と歴史的背景

補完・代替療法の特徴と具体例

統合医療のスタイルと具体例

統合医療におけるチーム医療

統合医療の課題と展望

こころの病や老年病の増加など医療の質的な変化が進行するなかでわが国でも統合医療の普及がスタートしている。統合医療とは現代医療とCAM(補完・代替療法)のいずれをも視野に入れ患者中心の医療を実践するもの。CAMにはさまざまな療法があるが具体的には植物療法(ハーブ・アロマ)が採用されるケースが多くある。本講座では統合医療の実際を学ぶと共に統合医療の枠組みでのチーム医療で活躍できるセラピストを目指す。

 

また薬草やハーブを学ぶ時は乾燥された状態で手に取るので、実際の植物の形態はテキストでしか見られないものも数多くあります。

 

 

 

そんなこんなで、香り化学や植物成分をどんなに深掘りしても、机上の理論でしかないのかもしれない。植物形態の生身や本質を出来るだけ一から学んでみようと思ったのが植物栽培をし出したきっかけです。

 

 

 

私は実家が北海道の農業経営で山育ち。緑に囲まれて育ったこともあり、植物を育てるのはもともと好き、と言いますか、特に意識したこともなかった非常にナチュラルな行為。2006年から少しずつテキストに掲載されていた調理用ハーブだとか、育てやすい観葉植物をベランダで育て始めました。現在は賃貸借屋の一軒家なので、自由に庭を作ることは出来ませんが、小さなスペースで少量ずつ育てて毎日観察しています。庭や家の中に花や植物があるだけでとてつもなく幸せを感じます。

 

ネロリ

ビターオレンジの花から水蒸気蒸留法、または溶剤抽出法によって得られる精油です。他の柑橘類の花から得られる精油と区別するため、フランス語でビターオレンジを意味するビラガーデがつけられ、ネロリビラガーデとも呼ばれます。

名前 ネロリ、Neroli

学名 Citrus aurantium

科名 ミカン科

抽出部位 花

抽出方法 水蒸気蒸留法、溶剤抽出法

ノート ミドルノート

香り

グリーンフローラル香気のリナロール、ローズ様フローラルノートのゲラニオール、シトロネロールに、セスキテルペン3級アルコールのネロリドールの安定感のあるフローラルノートが調和。更に窒素化合物のアンスラニル酸メチルが少量含まれ(ネロリのトップに感じる香り)花の香りに深みを与えています。

 

生理・心理的作用

抗うつ、抗不安、鎮痙(安心、回復、復活)

○オレンジフラワー

開花前のオレンジの花のつぼみを乾燥させたもので、風味の良い香りとわずかな苦味を持つ。新鮮なオレンジフラワーを蒸留して得た精油はネロリ油と呼ばれ、アロマテラピーや天然香料の分野で重要な位置を占める。また蒸留の際に生成する芳香蒸留水(オレンジフラワーウォーターまたはネロリウォーター)は化粧品原料としても用いられる。精油成分としては酢酸リナリルやリナロール、ネロール、リモネンの他に特徴成分としてアントラニル酸メチルを含みます。ドイツのコミッションEでは大人と子供を問わず神経トニックとして心因性の不眠などに茶剤(ハーブティー)として処方されるが、リンデン(西洋ボダイジュ)とのブレンドが特に有名。オレンジの花と葉はいずれも苦味フラボノイド配糖体のネオヘスペリジンやナリンギンなどを含むがその含有量は葉よりも花の方が圧倒的に多いためフラボノイド成分を摂取するには葉よりも花を用いることが大切。

○オレンジフラワーウォーター

溶存する精油の40%ほどを抗不安作用を持つリナロールが占める。動揺、不穏を沈める

○ネロリ精油

精神科領域では不眠、中途覚醒、早期覚醒などの抑うつ傾向にある人へローマンカモミールかネロリの好きな方を用いる。ネロリの場合、抑うつが強い傾向。沖縄月桃は不安や動揺に。悲しみや自信喪失にはローズ。慢性炎症を緩和するメカニズムが明らかになるに連れ植物美容と皮膚科領域をつなぐ 植物-皮膚科学に注目が集まる。ネロリ、ラベンダー、ローズやローマンカモミールは皮膚への直接的効果に加え嗅覚系を介した生理・心理効果が得られることが○ネロリやローズの希釈濃度は0.5%で。

チャクラ 第8チャクラ、第1,4,7チャクラ

色 マゼンタ、ピンク、パープル

星座 水瓶座

ここからはネロリ精油との出逢いを再掲します。

2005年7月頃より夫が椎間板ヘルニアを患いました。酷い痛み故に戦列を離れることになり、当時横浜F・マリノスの岡田武史監督とも話し合いの時間を持ちました。この時点で夫は既に前十字靭帯断裂など3度の全身麻酔による手術を終えた後のこと。岡田監督は、若いこれからの身体に対しメスを何度も入れるのは身体への大きな負荷だと危惧し、手術に待ったをかけて保存療法を推奨されました。

 

 

しかし、2006年4月10日の手術を決断するまで、サッカーどころか寝返りをうつことも、最終的には歩ことも困難に。生きていること自体が限界の痛みと痺れに。

岡田監督が働きかけ、全国各地、様々な治療院を回り、藁にもすがる思いで西洋、東洋、それこそ目には見えない遠隔治療だとか気功のようなものも、科学的、非科学的、ありとあらゆる治療法を試しましたが、日毎に症状は悪化していきます。もがき苦しむ夫の姿を目の当たりにしても、どうすることも出来ません。浮き彫りになるのは無力な自身の存在だけ。そんな中でも最後まで諦めず、何とかして良くなる方法はないかと模索し続け辿り着いたうちの1つに、アロマテラピーがあります。

出口の見えない不安。心身共にクタクタになりながらも、何とかしなければの必死さだけで動いていた時期。北海道の母からは、この先、歩けなくなくなるかもしれない功治君をあなたが養っていかなければならないかもしれない。心の準備をと言われ、色々を覚悟していました。この時点の目標は戦列復帰することではなく、極普通の日常の生活を取り戻すことだけ。

当時、横浜元町にあった生活の木。どこからともなく漂う香りにつられ、初めてふらりと店内に立ち寄り、生まれて初めて精油の香り(この時はネロリの香り)を嗅いだ時の衝撃を未だに忘れることが出来ません。

この状況を何とかしなければという気持ちとは全く別の方向で、突然、新しい世界がふってわいたような目覚めの感覚。この物体は一体なんなんだと猛烈に感動している自分がいました。苦しさの中で思いもよらず掴み得た、救いにも似たたった一つの光でした。(後に解剖学を学び、嗅覚は視覚や聴覚、触覚などの他の感覚器とは違い、原始的な特殊感覚であること。直接脳の中枢部である大脳辺縁系に届くのが最大の特徴で、本能的な欲求や情動、記憶と結びついていることを知ります)

椎間板ヘルニアの手術後、精油を使ったマッサージを独学、書籍片手に始めました。夫の感触が思いのほかよかったため、学校へ通い本格的にアロマテラピーの化学や施術技術を学び、更なる相乗効果を期待して経口摂取できる植物療法(野菜、果物、ハーブやスパイス)を徐々に生活の中に取り入れていったのが全ての始まりです。

 

 

 

 

 

ビターオレンジの枝と葉からはプチグレン、果皮からはビターオレンジの精油が取れます。ビターオレンジの木は10~11世紀にアラブ人からヨーロッパにもたらされました。その後、イタリアのアンナ・マリア妃がネロリの香りを愛用し、ヨーロッパでは純潔の象徴として愛されています。

 

 

 

ビターオレンジはミカン属の常緑樹、日本ではダイダイと呼ばれています。栽培に時間がかかり4年後くらいからでないと花を咲かせません。

 

ネロリ精油は鬱や不安、緊張などを和らげて心身の興奮と鎮静のバランスをとり、グラウンディングさせる時に用います。過敏な感受性や感情の不安定さで、気持ちを外に出せなかったり身動きできない時などにも。安心感を齎し感情を解放させてくれます。保湿効果が高く、細胞を活性化させるので、しわやたるみ、妊娠線にも効果的。

 

そんなこんなでネロリ精油のように、たくさんの人の不安や緊張を和らげ、癒しを与えてくれる存在になって欲しいと切に願っています🤱

 


 

 

 

グリーンフラスコデータベース

http://www.greenflask.com/herb_db/

○我が家で育てているのは河上さんのところのエキナセアパープレア

エキナセア属の中でもメディカルハーブとして用いられるのはアングスティフォリア、パリダ、パープレアの3種に限られます。エキナセアは北米の先住民が最も大切にしたハーブで風邪や伝染病の治療に用いられました。その後エキナセアは19世紀末にヨーロッパに紹介され栽培が開始されました。また米国ではエクレクティック派(折衷主義)の医師によって積極的に用いられ戦後はドイツを中心にエキナセアの科学的研究が進められ免疫賦活作用や抗ウイルス作用などの有効性や安全性が確認されました。一例をあげるとエキナセアの多糖体はマクロファージの活動を活発にし、インターフェロンの産出を促進することが報告されています。現在では風邪やインフルエンザ、ヘルペス、カンジダ症、膀胱炎などの感染症に単独で、または医薬品の補助療法として用いられ、また治りにくい傷には外用で用いられます。使用部位ははじめ根でしたが現在では地上部も用いられ、剤型も生の圧搾液やカプセル剤、チンキ剤、注射剤などさまざま製剤が用意されています。

○セントジョンズワートSt. John’s wort

毎年6月24日の聖ヨハネの日(St. John’s Day)に収穫すると最も治癒力が強いと言われるセントジョンズワートは古代ギリシアの時代から傷の手当てや利尿、月経困難などに用いられてきました。近年になって悲嘆や絶望、恐れなどの感情や抑うつに対する効果が確認され大きな関心を集めています。暗い心に明るさを取り戻すことから「サンシャイン・サプリメント」と呼ばれ、実際に季節性感情障害(SAD)にも用いられています。セントジョンズワートの抗うつのメカニズムは当初モノアミン酸化酵素(MAO)阻害とされていましたが、セロトニン再取り込み阻害とする説など諸説が検討されており作用の中心となる成分もヒペリシン説やハイパーフォリン説その他の説が報告されています。セントジョンズワートの黄色い花を植物油に浸出せしめ、ヒペリシンを含む赤色色素を溶出させたセントジョンズワート油は外傷や火傷に外用したり、アロマテラピーの基剤として用いられ、他に外用のチンキ剤は消毒を兼ねて消炎、鎮痛の目的で用いられます。

○ヤローYarrow 写真加筆予定
ヤローの学名のアキレアはギリシア神話で戦いで受けた傷をこのハーブで癒したとされるアキレスに由来します。北米の先住民のチェロキー族はヤローの浸剤や煎剤を風邪や胃腸の症状に用いた歴史が残されています。このハーブを特徴づける成分はアズレン前駆物質を含む精油と苦味質、それにアピゲニンなどのフラボノイド類と言えるでしょう。ドイツのコミッションEでは鎮痙、利胆、収れん、抗菌作用を、英国ハーブ薬局方では発汗、消炎、止血、通経作用が記載されており、消炎、鎮痙作用は主にフラボノイド類によるものと考えられます。コミッションEでは内用で胃・腸・胆系の機能障害による食欲不振や消化不良に対するトニックとして、また外用では生理痛など心身相関的な骨盤周囲の痙れんや自律神経系の緊張状態に坐浴(腰湯)での適用を認めています。一方、英国ハーブ薬局方では適応症として内用では風邪や胃腸の不調に、また外用ではヤローの消炎作用と抗菌作用を生かして治りにくい傷や皮膚の炎症への局所的な使用をあげています。

○タイム

タイムは数あるハーブの中でも最も抗菌力の強いハーブであることから「勇気の象徴」とされ、「タイムの香りのする人」と言われるのは男性にとっての最大の誉め言葉とされていました。また、タイムに含まれるアピゲニンやチモニンなどのフラボノイド類やサポニンは、鎮痙作用や鎮咳・去痰作用を発揮します。17世紀英国のハーバリストのニコラス・カルペッパーはタイムの浸剤が百日咳や胃の痛みに有用であると報告しています。このようにタイムは気管支炎や上気道カタル、喘息や百日咳などの呼吸器系疾患や食あたりや吐き気、消化不良による口臭などの消化器系疾患に用いられます。なお、タイムの強力な抗菌力はチモールやカルバクロールなどのフェノール系の精油成分によりますが、これらの成分は肝毒性が指摘されており、精油単独での使用には注意が必要です。しかし、ハーブとして用いる場合は安心して使用でき、一例としてドイツでは小児科の呼吸器系疾患にタイムのハーブティーが処方されています。

ティートリー(河上さんのところのティートリー 2021年チンキ使用)

ティートリーはオーストラリアの先住民のアボリジニの人々がハーブティーとして飲用したことから名づけられましたが、現在ではもっぱら葉を蒸留して得た精油を外用で用います。1920年にオーストラリアの研究者がティートリーの精油の防腐効果が石灰酸の13倍もあることを報告しました。その後の研究で精油の抗菌作用や抗真菌作用が確認され、さらにティートリーの精油を外用した際には周囲の組織に侵襲を与えないことがわかりました。そのため歯科医はコップ一杯の水に精油1滴を希釈したものを歯肉や口腔粘膜の炎症に、医師はカンジダ症や水虫(白癬)に用い満足する結果を得ました。抗菌スペクトルが広くかつ非侵襲的であることからティートリーの精油は米国をはじめ世界各国に急速に広まることになり、現在ではニューサウスウェールズ州でプランテーションが行われています。なお最近の研究ではティートリーの精油が抗生物質の耐性菌に対しても強い活性を示したことが報告されています。

○ペパーミント

さわやかなメントールの香りは中枢神経を刺激して眠けを吹き飛ばし、脳の働きを活性化。またペパーミントティーは古くから食べすぎ、飲みすぎ、食欲不振、胃痛などに用いられてきた。科学的研究によるとペパーミントの精油は平滑筋に直接的に作用し、カルシウムイオンの調整を行って局所に鎮痙作用を発揮することが報告される。このため鼓腸や過敏性腸症候群(IBS)にも適用される。また精油には大腸菌や黄色ブドウ球菌に対する抗菌作用も確認されており、消化不良や吐き気にも用いらる。ペパーミントティーは胃腸だけでなく肝臓や胆のうの働きも促し、また清涼感にあふれる風味を利用してブレンドの素材としても多用される、ドイツでは小児科で胃の不調にペパーミント67%、ジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)33%の割合のブレンドティーが処方される。なお精油はリウマチや筋肉痛に外用で用いられ、緊張型の頭痛にエタノールのチンキ剤を外用で用いる例もある。

○スペアミント

 

わが国ではスペアミントよりもペパーミントの方がよく知られていますが、ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種であり、欧米ではスペアミントが最もポピュラーな香りとしてガムなどに用いられています。外観はスペアという言葉が槍を示すように、ペパーミントの葉に比べてしわがあり、先がとがっているのが特徴です。スペアミントは成長すると1メートル弱ほどの高さまで伸び、うす紫色の花を咲かせます。スペアミントは古代ギリシアの時代から香料として用いられ、ローマ人によってイギリスにもたらされると中世には口腔衛生剤として活用され、それが現代にまで続いています。ペパーミントのさわやかな香りは精油成分のl-メントールやメントンによるものですが、スペアミントの精油には l-メントールは全く含まれず、そのかわりに l-カルボンが多量に含まれています。したがって、両者の香調は全く異なりますが、植物療法では両者とも消化器系の不調や脳機能の低下などに用いられます。

○セージ

セージは古代ギリシアの時代からメディカルハーブとして用いられてきました。1世紀にはギリシアの医師、ディオスコリデスがセージの煎剤で傷の出血が止まり潰瘍が治癒した例を報告しています。セージはローズマリー(Rosmarinus officinalis)に次ぐ抗酸化力を持ち記憶力や感覚を向上する目的でも用いられてきました。メディカルハーブとしてのセージの特徴はカテキン型の縮合タンニンであるサルビアタンニンが収れん作用を発揮することにあり、月経過多や多汗、それに母乳の分泌を止める目的で用いられます。またセージはツヨン(Thujone)を含む精油とサルビアタンニンによる強力な抗菌作用や抗真菌作用を持ち、さらに収れん作用と合いまって歯肉炎や口内炎などの口腔粘膜の炎症や風邪によるのどの腫れや痛みにハーブティーやガーグル・マウスウォッシュとして用いられます。更年期の女性にもホットフラッシュや寝汗の緩和の目的で、また高齢者に全体的なトニック効果や失禁の防止などの目的で用いられます。

○ウスベニアオイ
濃い青紫色の5枚の花弁が特徴のウスベニアオイはマシュマロウ(ウスベニタチアオイ)と並んで粘液を豊富に含むハーブとして知られています。そのため昔から風邪によるのどの腫れや痛み、胃炎、膀胱炎、尿道炎などに粘膜を守る目的で用いられてきました。また外傷や皮膚炎などにも湿布剤、ローション剤、パック剤などの剤型で用いられています。ウスベニアオイのハーブティーが有名な理由はそうした効能・効果とは別に「青紫色のお茶」が楽しめるという点にもあるようです。この青紫の色はウスベニアオイの有効成分であるアントシアニジンによるものですが、この青紫色のハーブティーにレモンを浮かべると一瞬で色がピンクに変化するのが楽しめます。これはレモン汁によって液性が酸性になったためで、反対に重曹などを加えてアルカリ性にすると明るい水色に変化します。欧米では混合茶剤に外観上のアクセントをつける目的でもよく用いられています。

○オリーブ
オリーブは地中海沿岸地方産の常緑小高木で、紀元前3000年にはすでにシリアで栽培されていたとされています。近年では南米やオーストラリア、インドなどで栽培され、わが国では小豆島の特産となっています。オリーブの葉は内服で血圧や血糖値を下げ、また火傷や妊娠線の予防などに軟膏剤やパップ剤の形で外用されてきました。19世紀に入るとオリーブの葉に0.3%程度含まれる苦味成分のオレユーロペン(oleuropein)に強力な抗菌・抗ウイルス作用があることが発見され、「自然の抗生物質」としてインフルエンザやヘルペスなどに用いられるようになりました。オリーブの果実を低温で圧搾したオリーブオイル油の脂肪酸組成はその60~80%を単価(一価)不飽和脂肪酸であるオレイン酸が占めるため加熱料理でも酸化に強く、生活習慣病予防のための植物油として知られています。なおオリーブ油はわが国では日本薬局方に収載されていて、局所の保護。軟膏剤・硬膏剤(貼布剤)・リニメント剤などの製剤用基材とされています。

○ゴツゴラ
ゴツコラは熱帯アジア原産のハーブですがハワイ周辺の熱帯などでも生育しています。ゴツコラはアーユルヴェーダ(インド伝承医学)でたいへん重要視されており、脳、神経系の若返りのハーブとして用いられます。またタイやインドネシアなどのアジアの伝統医学でも知能を向上させ、記憶力を高め長寿をもたらす脳の栄養源としてハーブティーで、または粉末剤をミルクに混ぜるなどして服用されています。こうしたゴツコラの働きのしくみは完全には明らかにされていませんが、トリテルペン系サポニンのアジアティコシドやアルカロイド、それに苦味質などが関与していると考えられます。またゴツコラは過剰なストレスに対する適応力を向上させ、心身に抵抗力をもたらすと共におだやかな抗うつ作用も指摘されています。さらに皮膚のただれや潰瘍など皮膚組織の損傷を修復し、治りにくい傷の治癒を早めるなどの報告もあり、今後は痴呆やアルツハイマー病への応用が期待されています。

○ジャーマンカモミール

世界中で最も親しまれているハーブティーといえば何といってもジャーマンカモミールティーでしょう。イギリスの童話「ピーターラビット」のお話では、興奮して疲れた様子のピーターに母親ウサギが一杯のカモミールティーを作ってベットに運ぶ場面が描かれています。ジャーマンカモミールは胸やけ、胃炎、疝痛、生理痛、冷え症、不眠など幅広い薬効を示すため、どこの国でも「緑の薬箱」の定番ハーブになっています。主要成分としては消炎成分のカマズレンやα-ビサボロール、蒸留の際にカマズレンに変化するセスキテルペンラクトンのマトリシン、強力な鎮痙作用を発揮するフラボノイドのアピゲニンなどが知られています。わが国にも江戸時代にオランダやポルトガルから渡り、日本薬局方にも第7改正(1962年)まで収載されていました。なお、ジャーマンカモミールでアレルギーを起こすケースもありますが、一方では「本物の」ジャーマンカモミールではなく、近縁種を用いるために起こるといった指摘もされています。

○ラベンダー

地中海沿岸に自生するシソ科の半低木。語源はラテン語のラワーレ(洗う)に由来し、古代ギリシアの時代から怒りや執着を鎮め、心身の浄化に用いられてきた。その後中世にはビンゲンのヒルデガルトによってヨーロッパ全土に広められたとされる。現在でもドイツでは不安や就眠障害に茶剤として、また神経疲労や神経性胃炎などの自律神経失調症状にはクナイプ浴で、さらに神経痛にはスピリッツ剤を塗布して用いられる。アロマテラピーで用いられるラベンダーの精油は花を蒸留して得られ、酢酸リナリルを中心とするエステルとリナロールなどのモノテルペンアルコールから成り、鎮静・鎮痙作用や抗菌・抗真菌作用を発揮。この鎮静・鎮痙作用のメカニズムは大脳辺縁系を介しての自律神経系への芳香効果と平滑筋に対する神経伝達物質の関与による直接的な効果の複合効果と考えられ、精油はリラックスを目的としたオイルマッサージに繁用される。

○ホーリーバジル(別名トゥルシー)

バジルの一種でシソ科メボウキ属の植物。インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」において、様々な効能をもつ万能薬として5千年以上にわたり使用されている。 また、ホーリーバジルはインドの言葉で「比類なきもの」を意味し、聖なる植物として人々に崇められ、あらゆる病気と災いを寄せ付けないといわれる。 様々な薬効を持つホーリーバジルは、特に呼吸器系疾患や風邪などの感染症に効果があるといわれている。 身体の免疫機能を高め、強力なデトックス作用があることでも知られておりますので、体質改善や健康維持にも活躍してくれるでしょう。

○マルベリー

マルベリーの学名のMorusはケルト語の「黒」に由来し、完熟した紫黒色の実は昔から世界各地で生食され、ジャムや果実酒の原料として用いられてきました。またマルベリーは年に3~4回、多いときには6回も収穫が可能なほど生命力に富み、カイコが食する唯一の植物として養蚕による絹の生産を支えてきました。鎌倉時代には栄西禅師が「喫茶養生記」で桑の葉を取り上げ、飲水病(現在の糖尿病)に飲用を勧めています。桑の根皮は桑白皮として局方に収載され、去痰や降圧に用いられます。桑の葉に含まれているDNJ(デオキシノジリマイシン)は二糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害し、食後の血糖の上昇を抑制するため糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防に活用されています。なお、小腸で吸収を抑制され大腸に運ばれた糖質は腸内細菌によって分解され、乳酸や酢酸などの有機酸を生成するため腸内環境を改善して整腸作用をもたらします。

○月桃

亜熱帯性のショウガ科の多年草で沖縄ではサンニンと呼ばれ、高さ3mにまで育つ。初夏には肉質で唇状の白い花を咲かせ、秋には赤い実をつける。花弁の端はピンク色でその形が小さな貝殻を思わせることからハワイではシェル・ジンジャーと呼ばれる。沖縄では旧暦の12月8日をムーチー(餅)の日と言い、カーサームーチー(月桃の葉で包んだ餅)を食べる慣わしがある。これは葉に含まれる精油の抗菌・防腐作用を利用して食品の保存に役立てる生活の知恵と言える。月桃の精油は100kgの葉を蒸留してわずか30mlしか採れない貴重なもの。葉から精油を採る以外にも茎の繊維は壁紙などに加工され、種子は煎じて家庭薬にするなど月桃は無駄の無いエコ・プランツと言える。精油の放つ南の国の郷愁を誘う甘くスパイシーな香りは時間の経過と共に香調が変化し、ストレスによってブロックされた心と体をやさしく解き放って、落ち着きと安らぎを回復してくれる。

以下、研究論文解説講義でお世話になった村上志緒先生は月桃について長年研究。月桃の花は品種によってつき方が違うと。また植物学の観点から見ても学名が違い、それぞれに効果効能が見られるため月桃について記載される内容ひとつを見るのではなく自分でよく調べること。そしてデーターのみで判断するのではなく、何故この植物が生息しているのか私たち人間とどう向き合い付き合い受け止めていくのかを深く考察していきましょうとのこと。

日本ではシマゲットウとダイトウゲットウが著名。これら2種は同属で交雑しやすい特徴。抗不安作用や賦活作用に優れ、マウスに月桃の香りを吸入させ実験用に作った高架式の十字型迷路(壁のある部分とない部分が混在している)の中での行動を観察した。マウスは壁伝いに行動する習性があり月桃の香りを十分に吸入したマウスは壁のない平均台のような迷路を悠然と行動しその場所での滞在時間が増加した。壁がないと安心できない習性のマウスに対し抗不安作用をもつことが見られたという実験。月桃は更年期外来などでも取り入れられ、またハーブティー、その他スキンケアにも活用できる。

総説:ハナソウカと月桃 ─分類から精油、DNAまで─

BRIC Inc. 代表 / 元高知県立牧野植物園研究員

船越 英伸

1.ハナソウカとは

近年、日本でもアロマセラピーの普及とともに、欧米のハーブではなく、在来の「和の香り」が脚光を浴びつつある。その中で特に注目されているのがショウガ科の月桃であり、国内ではシマゲットウ(図1,Alpinia zerumbe(t Pers.)B.L.Burtt&R.M.Sm.var.zerumbet)とハナソウカ(図2)

https://www.medicalherb.or.jp/archives/7615

以下参考資料

https://tubokusa.com/index.php?月桃

○ダンディライオンDandelion
ダンディライオンは繁殖力が強いため世界各地で野生または栽培されており、歴史的にも各地の伝統医学で自然薬(ナチュラルメディスン)として活用されています。インドのアーユルヴェーダやアラビアのユナニ医学では肝臓や胆のうの不調、リウマチなどの体質改善に用いられており、北米の先住民のイロコイ族は腎臓病や水腫それに皮膚病に用いてきました。わが国でもダンディライオンの根は生薬として苦味健胃剤や、利胆(胆汁分泌の促進)、緩下(おだやかな下剤)、催乳(母乳分泌の促進)の目的で用いられてきた歴史があります。ダンディライオンの根を軽くローストして淹れたハーブティーは「ノンカフェインのヘルシーコーヒー」としてタンポポコーヒーの名で親しまれ、自然食レストランの定番メニューになっています。なお、メディカルハーブとしてダンディライオンの葉部を使用することがありますが、葉部はカリウムを豊富に含み(乾燥した葉の4%程度)そのため利尿を目的に用いられます。

○ネトル 日常使いのハーブ
ヘモグロビンに構造が類似したクロロフィルを豊富に含むネトルは古くから浄血と造血の目的で用いられてきた歴史をもちます。浄血の目的ではアトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられ、ドイツなどでは春先のアレルギーやニキビ、蕁麻疹の予防に春季療法としてハーブティーや圧搾液それにホメオパシー製剤などで内用されます。またフラボノイド類やカリウム、ケイ素を豊富に含み、体内の老廃物や尿酸を排泄する利尿作用が強く、痛風や尿砂、それに尿道炎などの泌尿器系の感染症に茶剤として用いられます。さらに鉄分やビタミンC、葉酸などを含み、造血の目的で貧血に用いられ、妊婦や授乳婦にも勧められます。止血や組織の修復の目的で鼻血や痔疾、皮膚の炎症にパウダー剤(粉末剤)や湿布で用いられたり、育毛の目的でローズマリー(Rosmarinus officinalis)と併用されることもあります。ネトルの根は多糖類やフィトステロールを含み、良性の前立腺肥大の排尿痛や頻尿、残尿感などの症状の緩和に用いられます。

ここからは鉄の補充について。

激しいトレーニングを行うアスリートは発汗などによる鉄の喪失が激しく、また筋肉が作られる際に鉄が消耗されるなどで鉄の消費が多くなり食事からの鉄分摂取とバランスが取れなくなることで鉄欠乏性貧血が起こると考えられている。赤血球は酸素を運んでいるため有酸素運動を行う長距離走ランナーでは、以前なら問題のなかったトレーニングについていけなくなる、貧血でタイムが悪化するなどの症状が出やすい一方、球技系の普段のトレーニングがきつい種目では症状が出にくいとも言われる。以前のようなパフォーマンスが出ない、懸命にトレーニングしても記録が横ばいになるなどの症状があれば血液検査を行うことが勧められる。

アスリートに多い鉄欠乏性貧血は、血清鉄(Fe、一般に「鉄」と呼ばれている)が低い、総鉄結合能(TIBC)が上昇する、フェリチンが下がることが特徴である。貧血の主な症状としては、微熱、すぐに疲れる、倦怠感がある、皮膚や粘膜が蒼白になる、動悸や息切れ、頭痛、めまい、耳鳴り、食欲不振や無月経など。「なんとなく調子が悪い」「記録が伸びない」「練習ができない」「バテやすい」などの持久力低下症状も貧血を疑うきっかけとなる。

診断はヘモグロビン(赤血球に含まれる鉄を含んだタンパク質。酸素の運搬に重要な役割を果たす)値のほかに、フェリチン値(身体の中に貯蔵されている鉄を反映する数値)、血清鉄の数値を組み合わせて行う。女性アスリートの貧血では圧倒的に鉄欠乏性貧血が多いが、婦人科疾患が原因になっているケースもある。貧血は予防することが重要。日常の食事で鉄を意識して摂取していく。

脂肪が少なく肉質の多い牛もも肉は、鉄の吸収率を上げるタンパク質も豊富に含まれており、ここに柑橘のビタミンC、クエン酸をプラスすることで鉄を効率よく補給することを目指す。

鉄は肉や魚などの「ヘム鉄」と、穀物や野菜、豆腐などの植物性食品、鶏卵に含まれる「非ヘム鉄」の2つに分けられる。ヘム鉄は小腸で優先的に吸収されるため非ヘム鉄に比べ体内での吸収率が高いのが特徴。より効率的に「鉄」を摂取するには、ヘム鉄を多く含む食材を意識。しかし菜の花などの非ヘム鉄や豊富な葉緑素(良い赤血球をつくるには良質の葉緑素=クロロフィル摂取が必要)をとりいれながら、吸収率を高める他の栄養素もしっかりと補充する。

 

https://www.drug-net.jp/hemoglobin.html

以下取材記事抜粋

◆プロフィール

田澤 賢次(たざわ けんじ)

<略歴>

1940年、青森県に生誕。新潟大学医学部医学科卒。新潟大学大学院医学研究科を修了後、新潟大学医学部付属病院第一外科学講座助手、新潟大学医学付属病院看護学校講師を務める。1986年、富山医科薬科大学医学部外科学第二講座助教授。1989年米国へ文部省在外研究員として留学(クリーブランドクリニック財団病院大腸科)。1995年、富山医科薬科大学医学部成人看護学科(外科系)教授で現在に至る。2000年4月、富山医科薬科大学評議員。日本癌学会評議員、日本消化器外科学会評議員、日本ヒト細胞学会理事、日本バイオテラピイ学会理事、アメリカ癌学会会員、日本体育協会公認スポーツドクター、日本オリンピック協会強化スタッフトレーニングドクター、など。主な研究領域は、皮膚保護剤における薬理作用と皮膚との関連、大腸癌発生予防のメカニズム、大腸癌手術後の肝転換発生と予防の研究、活性酸素とその役割、ストーマリハビリテーションなど。著書に、バイオメディカルシリーズ「胃癌」、がんを治す知恵、ストーマ・ケアー—基礎と臨床—、創傷治療メカニズムと自然治療、癌転移の診断と治療、その他多数。

https://www.jafra.gr.jp/tazawa.html

【それから、これは栄養学的に大事なことですが、ヘモグロビンといった呼吸酵素がありますね。植物は呼吸酵素としてクロロフィルを使っています。魚もヘモグロビンを使っていますが、構造式は植物も動物も全く同じです。進化発展の過程の中で生命を維持する呼吸酵素は全く一緒なんですね。ヘモグロビンと葉緑素の構造式はポルフェリン核が4つ付いています。クロロフィルは真ん中にマグネシウムが付いています。ヘモグロビンというのは鉄がついています。要するに、鉄を使うことによって陸上に上がってきたわけです。貝類は鉄ではなく銅とか亜鉛を使っています。環境によってそういうふうになっていったわけです。ですが、海から陸に上がってきた藻はクロロフィルですからマグネシウムを使っています。これは光に反応するからです。光に反応してエネルギーが蓄えられます。そういうところをみると、生命というのは植物も人間も基本的なところではかなり似かよったものを使っているということです。そんなに差はありません。それから、野菜を食べると、腸管に野菜の葉緑素が入ってきます。その葉緑素からマグネシウムがはずれます。そして粘膜のところにイオン化した鉄があれば肝臓でヘモグロビンにくっつきます。それで、一般に内科医は貧血を治療する際、鉄剤を与えます。ですが、鉄剤だけを投与して終わる先生というのは根本的な治療をしていないといえます。鉄剤を与えることで貧血が治ると思っています。生命の誕生の際のポルフェリン核について完全に忘れています。人間にポルフェリン核は本来作れません。葉緑素から摂るしかありません。ですから、ポルフェリン核を作るためには野菜を食べなければだめということです。特に色のついている構造の核は呼吸酵素を伴って、その中に金属を持っています。マグネシウムとか銅とかついている物質は、SODと同様、抗酸化作用の塊のようなものです。ですから、内科の先生でりっぱな先生というのはヘモグロビンと葉緑素の関係も知っていて、貧血を治すには野菜も食べなさいというはずです。】

栄養の繋ぎは以下研究を参考に。

2018年8月20日 公立大学法人兵庫県立大学 国立研究開発法人理化学研究所 国立大学法人島根大学 メリーランド大学 ブリティッシュコロンビア大学

http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2018/180820/

(この研究の社会的意義と今後の展望 鉄欠乏性貧血は、発展途上国における食料不足を原因とするだけでなく先進国においても過度の減量などにより発症頻度が高く、世界的な栄養問題として早急な予防対策が望まれる。本研究でビタミンCやクエン酸などが鉄イオンの吸収に必須の反応を促進する仕組みを原子レベルで解明したことは、鉄分の効率的な摂取方法や鉄代謝異常による疾病への理解につながり、世界人口の約30%以上(20億人以上)を苦しめる鉄欠乏性貧血の予防や治療の端緒を拓くと考えている)

調理の際に南部鉄びんや鉄鍋などを使用すると比較的手軽に鉄がとれる。トマトや酢を使った酸性の料理や煮込み料理をすると鉄の溶解率がアップする。購入するときは内側に塗装・ホーロー加工されていないものを選ぶと良い。

ヘモグロビンに構造が類似したクロロフィルを豊富に含み天然のマルチビタミンと呼ばれるネトルは古くから浄血と造血の目的で用いられてきた歴史を持つ。浄血の目的ではアトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられドイツなどでは春先のアレルギーやニキビ、蕁麻疹の予防に春季療法としてハーブティーや圧搾液それにホメオパシー製剤などで内用される。またフラボノイド類やカリウム、ケイ素を豊富に含み、体内の老廃物や尿酸を排泄する利尿作用が強く、痛風や尿砂、それに尿道炎などの泌尿器系の感染症に茶剤として用いられる。さらに鉄分やビタミンC、葉酸などを含み、造血の目的で貧血に用いられ、妊婦や授乳婦にも。止血や組織の修復の目的で鼻血や痔疾、皮膚の炎症にパウダー剤(粉末剤)や湿布で用いられたり、育毛の目的でローズマリー(Rosmarinus officinalis)と併用されることもある。ネトルの根は多糖類やフィトステロールを含み、良性の前立腺肥大の排尿痛や頻尿、残尿感などの症状の緩和に用いられる。

プロのアスリートでも「シーズン中に骨折を経験している選手では、血中ビタミンD濃度が低い傾向がある」という研究がある。(米国のプロフットボール( NFL)選手 80名を対象に調べた研究。平均年齢は 26・ 5歳。黒人選手が 67名。平均ビタミン Dレベルは 27・ 4 ng/ mlだが、白人選手の平均値が 37・ 4 ng/ mlであるのに対して、黒人選手の平均は 25・ 6 ng/ mlと低い傾向にあった。「ビタミン Dと肌の色の関係」が影響している。運動能力とビタミン Dとの関係については、他にもいくつかの報告がある。その一つに、血中ビタミンD濃度が低いアスリートでは鉄欠乏貧血が高頻度で起きていることも報告。この研究ではトッププロ女性アスリート 219名を対象として血液検査を行い、ビタミン Dと鉄について調べている。その結果、約 54%の対象者にビタミン D欠乏が見られたこと、および約 23%の対象者に鉄欠乏が見られたことが判明。さらに鉄欠乏がある対象者では約 3倍の頻度でビタミンD欠乏が起きていること、一方でビタミン D欠乏がある対象者では、約 2・ 7倍の頻度で鉄欠乏が見られたことも分かった。仮説ですが、ビタミン Dが鉄の吸収や代謝に大きく関わっていることが考えられる。つまりビタミンDを増やすと鉄が吸収されやすくなり、鉄の貯蔵量が増えるというもの。逆に鉄が不足・欠乏すれば、貧血が起こり、当然、運動パフォーマンスにも影響。現在、特に若い女性のビタミンD不足、ならびに鉄不足はかなり蔓延していると言っても過言ではない。どちらの栄養素も元気に活躍するためには不可欠である。

以下からは

ネトルの植物学と栽培 日本メディカル協会理事 木村正典 人とのかかわりの歴史より抜粋

https://www.medicalherb.or.jp/archives/178554

【ネトルと人との関わりは相当古く、 B.C.800年頃の青銅器時代の遺跡からネトルの織物が発見されている。

ヒポクラテス(B.C.460年頃-377年)と弟子達は、種子や茎葉搾汁液を、有毒植物(ドクニンジン、ヒヨスなど)・有毒動物(蛇、サソリなど)・菌類・水銀などの解毒、痛風・関節痛などの鎮痛、発毛など、61もの治療に用いました。アレキサンドリア産のローマンネトルは最も効果があるとされ、ローマ兵が刺毛の痛みで血行をよくして暖をとったり、リウマチ治療に用いたりするために持参したともいわれている。

ディオスコリデス(40年頃-90年頃)は『Materia Medica』に、ローマンネトルやドワーフネトルとともに、犬の咬傷、腫瘍、潰瘍、脱臼、鼻血、月経促進、肋膜炎、肺炎など 多くの症状に用いると記している。

ガレノス(129年頃-200年頃)もまた葉を、犬の咬傷・壊疽傷・腫れ・鼻血・肋膜炎・肺炎・喘息・白癬・口内炎の治療、利尿、下剤、月経緩和などに推奨した。

カルペパー(1616-54)は、葉や根を茹でた汁液を口内炎・扁桃腺・疥癬・傷・脱臼・痛風・関節痛・坐骨神経痛の治療、止血などに外用し、汁液に砂糖や蜂蜜を加えて気管支炎・肺炎・胸膜炎・百日咳・子宮疾患・結石の治療、鎮咳、通経、性欲増進、利尿、駆虫などに内服するとともに、種子にも同様な効果があるほか、有毒動物や有毒植物(ドクニンジン、ヒヨス、ベラドンナ、マンドレイクなど)の毒を中和するとしていて、白ワインで煮るとよいとしている。

アンデルセン(1805-75)の童話『白鳥の王子』には呪いを解くためにネトルの繊維で糸を紡ぐシーンがある。また、ナポレオン軍の制服や第一次世界大戦中のドイツ軍の制服などにネトルの繊維が使われていた。ネトルは、青銅器時代から重要な繊維原料でしたが、化学繊維の登場で一旦は利用されなくなったものの、近年になって再び注目されてきている。

20世紀に入るとイギリスではリウマチ痛によいとして、ネトルやダンディライオン、ショウガなどを発酵させて作るネトルビールが人気になりました。また、スコットランドでは「ネトルケイル(nettle kail)」と呼ばれる伝統スープがある。

近年になるとネトルに関する研究が急速に進み、ヒスタミンやアセチルコリンなどの発痛物質のほか、フラボノールやフラバノールなどのフラボノイド類、鉄、ビタミンC、葉酸、フェノール酸、クマリンなど様々なファイトケミカルの存在が明らかになり、造血、抗リウマチ、抗菌、抗感染、抗高血糖、抗炎症、抗酸化、抗前立腺活性、抗癌、免疫調節、アレルギー緩和などの生理活性を有することが報告されている。2020年だけでも、レクチンの一種のUDA(Urtica dioica agglutinin; ネトル凝集素) による抗コロナウイルス活性や抗白血病作用、フラボノイドによるエキノコックスの殺虫作用、セージを有機栽培する際に混植して土壌中の窒素量の指標とする研究など、多岐にわたった数多くの報告が見られます。また、卵黄が濃くなるなど、飼料としても注目されている。

このようにネトルに対する再評価が進んでいることから、現在では家庭でも、花粉症などのアレルギー緩和や鉄分補給などのセルフケアとして、ティーやスープ、粥、ペースト、ソース、ふりかけなどでの利用が普及しつつある。】

抜粋ここまで

○ハイビスカスHibiscus 昨年から栽培

 

フランスでカルカーデ(karkade)と呼ばれるハイビスカス(ロゼル草)の語源は古代エジプトの美の神ヒビスに由来すると言われています。現在ではエジプトやスーダンの他に中国などでも栽培されており、さわやかな酸味と鮮やかなルビー色のハイビスカスティーは世界中で女性の人気を博しています。ハイビスカスティーの名を一躍世に広めたのは東京オリンピックの際にマラソンの王者アベベ選手やドイツの選手団がハイビスカスティーを天然のスポーツドリンクとして試合中に飲み、見事に金メダルを獲得したことによります。その秘密は酸味のもとであるクエン酸やハイビスカス酸などの植物酸やミネラルが体内のエネルギー代謝と新陳代謝を高め、スポーツによる肉体疲労を回復させることにあります。天然のビタミンCを豊富に含むローズヒップとのブレンドは栄養補給や美容効果を高め、またハイビスカスの鋭い酸味をまろやかに変えて飲みやすくすることからも最適のブレンドと言えるでしょう。

○レモンバームLemon balm
レモンバームは古代ギリシア・ローマの時代から価値あるメディカルハーブとして重用されてきました。当時、レモンバームをワインに漬け込んで内用や外用で用いた記録が残っています。レモンバームは心身のデリケートの状態をおだやかに調整するところにその特徴があります。したがって神経系への適用としてはヒステリーやパニック、神経の緊張による不眠などに消化器系への適用としては神経性胃炎や神経性の食欲不振、胃腸の機能障害に用いられます。小児の嗜好にも合うので小児科領域でもこうした症状に内用や入浴剤などの方法で用います。レモンバームのもうひとつの特徴は、強い抗菌力を有し、実験室レベルではヘルペスウイルスへの効果も確認されていることで、ヨーロッパでは口唇ヘルペス用の製剤も使われています。レモンバームは作用の中心である精油の含有量がおよそ0.05%と極めて少ないため(ちなみにラベンダーでは1.5%)、ドライハーブを加工し、保存する際の品質管理がたいへん重要になります。

○ローズマリーRosemary

ローズマリーは古くから「若さを取り戻すハーブ」として、また「記憶力を増強するハーブ」として知られ、和名の万年郎も「永遠の青年」を意味するところから付けられたとされています。こうしたエピソードを裏づけるものとしてローズマリーにはロスマリン酸などの強力な抗酸化成分が見い出されています。ローズマリーは全身性のトニック(強壮)ハーブといえ、血液循環を促進する効果も顕著に表れます。ドイツでは食欲不振、胃アトニー、肝機能の低下、弛緩性の便秘など消化機能の低下や循環不全による活力の低下、それに神経性の頭痛に用いられます。また状況に応じてリウマチや神経痛に単独で、または補助療法として用いられます。ローズマリーはハーブティー、チンキ剤、湿布剤、入浴剤、ローション剤、シャンプー剤などさまざまな剤型で用いられ、アロマテラピーやバルネオテラピーでも繁用されます。ローズマリーはトニック効果が強いことと皮膚刺激を感じる人がいるためラベンダー(Lavandula angustifolia)などを緩和の目的で併用する場合もあります。

http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003364.php

 

クコ 今年から栽培(河上さんのところで)

英名

matrimony vine, Chinese wolfberry

中国名

枸杞

花期

6~11月

生薬名

①枸杞子(クコシ)【局】,②地骨皮(ジコッピ)【局】,③枸杞葉(クコヨウ)

薬用部位

①果実,②根,③葉

成分

① にはアルカロイド(betaine),カロチノイド(carotene, zeaxanthin)

② にはアルカロイド(kukoamine A, betaine)

産地と分布

本州,四国,九州,沖縄,および朝鮮,中国,台湾に分布し,低地の土手や溝縁に生える小形の落葉低木.

植物解説

樹高1~2 m.幹は直立せず少し分枝して伸長,葉腋に短枝状の刺枝がある.葉は節に叢生し,楕円形から狭長楕円形で長さ2~4 cmで全縁,軟質で無毛.葉腋に淡紫色か白花の小さな花を単生,まれに叢生する.

薬効と用途

果実は強壮,目の症状改善作用があり,虚弱,腰膝の疼痛,無力感,めまい,頭痛,かすみ目などに用いる.また,疲労回復用に焼酎漬けを服用する.根は清熱,滋養作用があり,慢性的な微熱,盗汗,糖尿病や高血圧,咳や痰などに用いる.葉は強壮薬や動脈硬化や高血圧の予防として民間的に茶剤とされる.漢方処方では,果実が杞菊地黄丸などに,根が滋陰至宝湯,清心蓮子飲などに配合される 若葉はあえ物,炊き込みご飯,天ぷらにして食べる.果実はデザートや菓子の材料に使われ,特に杏仁豆腐の添え物として知られる.

 

○英名

oregano

中国名

牛至,野薄荷

花期

6~7月

生薬名

オレガノ

薬用部位

①花,葉,②全草

成分

モノテルペン(carvacrol, thymol, cymene)

産地と分布

南ヨーロッパ,北アフリカ,北アメリカ,ヒマラヤ,中国,地中海沿岸などに分布する.

植物解説

多年草.草丈60~90 cm,直立した茎で上部では分枝している.茎はほぼ四稜形,葉は対生し,楕円形あるいは卵形,長さ2~4 cmで暗緑色,先端は尖り,葉縁は全縁かやや鋸歯が見られる.腺毛が密生している.白色,紫色,あるいは桃色の唇形花を枝先に総状あるいは円錐状に付ける.果実は4個の小堅果状の分果からなる.

薬効と用途

葉や花に含まれる精油は興奮,駆風,神経強壮作用があるほか,喘息,消化不良,リウマチなどに用いる.葉で作ったお茶は強壮,鎮咳,鎮痙作用があるほか,生理痛や神経性の頭痛を鎮める.葉は胡椒のような強い香味があり,イタリアのピザやトマト料理,メキシコのチリパウダー,ブーケガニエルなどに利用される.

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/580717

2020年度に、日本メディカルハーブ協会理事、木村正典先生の植物学講座第一弾 「植物の学名を学ぶ」分類と学名の関係、学名の成り立ち、学名のシノニムと学名の調べ方、学名の意味とその調べ方、学名の命名者、学名の読み方などと、木村正典の植物学講座第二弾「生き物の繋がりと生態系ー光合成・呼吸と炭素・窒素循環。植物にとっての一次代謝産物と二次代謝産物の成分過程とその役割。精油は植物のどこに何のためにあるのか-科ごとに見る精油分泌組織」を2講義受講させていただきました。

この時の講義内でもパワーポイントを使いお話しされていた内容で、現在、日本メディカルハーブ協会ホームページや広報誌にも掲載の、パンデミックの歴史における木村先生の執筆を一部ご紹介させていただきたいと思います。

原文は日本メディカルハーブ協会HPからどうぞ

https://www.medicalherb.or.jp/category/library/monograph_plus

木村正典 きむらまさのり
(株)グリーン・ワイズ。博士(農学)。ハーブの栽培や精油分泌組織の観察に長く携わると共に、都市での園芸の役割について研究。 著書に『有機栽培も OK! プランター菜園のすべて』(NHK 出版)など多数。
 

 

 

パンデミックとは、感染病の世界的大流行を意味し、紀元前より人々はペストをはじめとする「疫病」といくども戦ってきました。その様々な場面で、ハーブの活用を見受けることができます。

パンデミックの歴史におけるハーブの活用

1. ペスト医師と防護服 Plague Doctor & Plague Doctor Costume

ペストマスク:くちばし型のマスクの鼻の部分は防毒マスク同様、フィルターの役割になっており、中にハーブや藁が詰められていた。

中世欧州では、ペストを専門に扱うペスト医師、プレイグドクターが登場した。1619年にはフランスの医師シャルル・ド・ロルメによって、ペスト医師用の感染防護服、プレイグドクターコスチュームが開発された。木の杖、スパニッシュ風ハット、ガウン、手袋と共に、瘴気しょうき論に基づき、瘴気を吸わないようにくちばし型のペストマスクが特徴。ペストは主としてノミ-ヒト感染であることから、マスクの効果は最大限に発揮されなかったと考えられる。現代において、飛沫感染を防ぐマスクに応用が期待される。

<使用されたとされるハーブ>

ローズ、カーネーション、スペアミント、ユーカリ、カンファー、ジュニパーベリー、クローブ、ラブダナム、ミルラ、ストラックス、アンバーグリス

ペストとは……ペストPestはドイツ語で、英語ではプレイグ plagueという。14世紀に起こったヨーロッパの流行では、人口 の3分の1以上がペストによって失われた。皮膚が黒くなる特徴的な症状があることから黒死病Black Deathとも呼ばれる。細菌Bacteriaの一種であるペスト菌Yersinia pestisによって引き起こされる感染症。ペスト菌は1894年に北里柴三郎、アレクサンドル・イェルサンによって発見された。腺ペスト、敗血症ペスト、肺ペストに分類され、ネズミを中心に猫や犬などの小動物を宿主とする。感染経路の8割弱がノミ-ヒト感染、2割が動物-ヒト感染とされ、腺ペストでは患部接触によって、肺ペストでは飛沫感染などによって、ヒト-ヒト感染も見られる。ただし、19世紀まで、感染症の多くは、ヒポクラテス(B.C.460頃-370頃)の唱えた瘴気論に基づいていたため、「悪い水」から発生する「悪い空気」(瘴気 miasma)によってもたらされると信じられていた。

2.ポマンダー Pomander

 

語源となった pommed’ambre は、フランス語で「琥珀のリンゴ」を意味する。アンバーグリスやムスク、シベットなどを球状にしたもので、金属容器に入れてペンダントとして使用した。その後、ポマンダー内部がいくつもの部屋に分かれており、綿などに染み込ませた香料を別々に入れられるものが誕生した。中世欧州では、首や腰にぶら下げ、病気予防や魔除け、悪臭改善を兼ねた。現代では、ハーブ・スパイスを楽しむクラフトとして、フルーツポマンダーやエッグポマンダーなどが作られるが、首からぶら下げるマスクのように、中世のポマンダーのリヴァイヴァルが期待される。

 

3.タッジーマッジー Tussie-mussie Nosegay, Posy



鼻に近づけて香りを楽しむ、ハーブで作られた小さな香りの花束のこと。タッジーマッジーの語源は不明で、花のクラスターを語源とする説がある。タッジーマッジーの最初の記載は1440年頃とされるが、 tuzzy-muzzy のスペルで女性器を表す隠語とされた時代があったことが影響してか、その後は花の装飾品を意味するノーズゲイと呼ばれるようになった。19世紀のビクトリア朝時代になると花言葉ブームと共に人気となる。1940年頃からノーズゲイの本来の呼び名として、スペルを tussie – mussie に変更して名称が復活。ブーケの原型ともいわれ、コサージュ同様、当初は、魔除けや悪臭改善に用いられていたと考えられている。現在でも、王室行事やブライダルブーケなどで用いられているが、ハーブの役割を最大限に活かした利用方法も期待したい。

 

4.ストゥルーイングハーブス Strewing Herbs

 
文字通り、撒き散らされたハーブのことで、それらを踏んで香りを出すことで虫除け、特にノミ除けや病気予防、芳香 剤として利用された。中世初期から18世紀にかけて、特に英国で広まった。広まった原因の一つとして、中世初期の英国で入浴の習慣が減少して体臭などが気になるようになったことが考えられている。合わせて、ノミをはじめとする生活害虫の駆除や疫病予防を目的とした。ハーブは、藁やイグサ、ヨシなどと共に、台所から寝室まで、家中に撒き散らされた。王室も例外ではなく、テムズ川の悪臭などもあって、1660年にはチャールズ2世によって、王室専用の散布人として、ロイヤルハーブストゥルワーRoyal Herb Strewerの職が設けられていた。高い地位にあり、普段はもちろん、戴冠式では行列の先頭に立ってハーブを撒く重要な役割を果たした。エリザベス女王はメドウスイートを好んだとされる。踏んで香りを出すことから、表皮に腺毛を有し、踏んで容易に壊れて精油を揮発させるシソ科やキク科のハーブが多 かったことが考えられる。これはハーブの使い方を学ぶ参考になると共に、現代でも応用した活用が期待される。

 

一般に散布に用いたと考えられているハーブ

  • シソ科:ラベンダー、コットンラベンダー、バジル、ペニーロイヤル、ミント、セージ、ヒソップ、オレガノ、マジョラム、ウインターセイボリー、ジャーマンダー、ローズマリー、タイム
  • キク科:カモミール、スイートヤロー、コストマリー、タンジー、デイジー、サザンウッド
  • バラ科:バラ、メドウスイート
  • アカネ科:レディースベッドストロー、スイートセンテッドベッドストロー
  • セリ科:フェンネル
  • スミ科:スミレ
  • ミカン科:ヘンルーダ
  • アサ科:ホップ
  • サクラソウ科:カウスリップ
  • クスノキ科:クスノキ
  • ショウブ科:スイートフラッグ

ヘンリー8世の時代に王室で撒かれていたハーブ

  • シソ科:トゥルーラベンダー、スパイクラベンダー、コットンラベンダー、バジル、レモンバーム、ペニーロイヤル、レッドミント、セージ、ヒソップ、マジョラム、ウインターセイボリー、ジャーマンダー
  • キク科:カモミール、スイートヤロー、コストマリー、タンジー、デイジー
  • サクラソウ科:カウスリップ
  • セリ科:フェンネル
  • バラ科:バラ
  • スミ科:スミレ

5. 4人の泥棒の酢 Vinaigre des Quatre Voleurs

諸説あるが、最も広く知られている説によると、1628〜1630年にフランスのトゥールーズでペストが流行した際、4人の泥棒がペストに感染せずに泥棒を繰り返していた。捕まった時、司法取引により、ペストにかからずにいた秘密と交換に釈放されたとされ、その秘密が、セージ・タイム・ラベンダー・ローズマリーの4種で作られたハーブビネガーを体に塗ったり飲んだりして泥棒をしていたということだった。その後、ペスト対策として、「4人の泥棒の酢」(Vinaigre des Quatre Voleurs)の名で、様々なレシピのハーブビネガーが誕生したとされる。現在も、同名のハーブビネガーが販売されているほか、「7人の盗賊の酢」の名の香水もある。酢はルームスプレーなどに不向きだが、これを応用して、アルコールを利用して抗菌チンキを作り、除菌スプレーやエ アフレッシュナー、オーガニック殺菌・殺虫剤などとしての利用が期待される。

 

<初期のレシピに用いられたとされるハーブ>

ワームウッド、メドウスイート、ワイルドマジョラム、セージ、クローブ、カンパニュラの根、アンジェリカ、ローズマリー、ホアハウンド、カンファー

 

 

 




 

 




※その他 COVID-19に関わる精油情報

揮発性と抗菌、抗ウィルスを併せ持ち空間を浄化。嗅覚系を介し速やかに生理、心理作用を齎す。神経を介し情動に変化をつける。外用では速やかに経皮吸収し全身循環にのる。(精神神経内分泌免疫学)おそらくBBB(血液脳関門)を通過。鼻腔から脳経路。

研究が相次ぐ青森ヒバはIgA(免疫グロブリンA)を誘導(吸入)
ユーカリは線毛細胞の活性化=シネオールの構造活性相関(吸入)
木曽ヒノキ=NK細胞活性化(芳香浴)
レモン、ゼラニウムはACE2発現を抑制
1,8シネオール=サイトカイン抑制、NF-kB減少
βカリオフィレン=カンナビサイト受容体CB2

ゼラニウム(好中球の集中を強力に抑制=強力な消炎、シトロネラールのアルデヒド)ベンゾイン(ウィルスの時間稼ぎの蒸気吸入:バニリン-アルデヒド)注目のコパイバ 松ヤニ系(エンドカンナビノイド受容体 CB2、免疫系に作用 消炎 βカリオフィレンはCB2にくっつく ※CB1は脳)

○SIgAが免疫力の大きな鍵を握っている

https://www.nsca-japan.or.jp/journal/26_1_18-23.pdf

○天然素材で抗ウイルス作用研究

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66594810U0A121C2XB0000

分泌型免疫グロブリンA(SIgA)はからだを細菌やウイルスなどから守る抗体の一種。口腔内粘膜のほか、唾液、母乳、涙、鼻水などの体液に多く存在し、からだの局所で感染症を防ぐ。

ベンゼン環は六角形だが青森ヒバのヒノキチオールは七角形をしており抗菌力が非常に強い。

 

 

院内感染を防ぐのに使えるのではないかという研究は30年以上前から進んでいたとのこと。

大学院医歯学総合研究科の土門久哲准教授と寺尾豊教授らの研究チームは植物由来成分であるヒノキチオールが肺炎の原因菌である肺炎球菌を殺菌することを明らかにしている。(感染後の肺炎を防ぐ)

https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/05/re010529.pdf

例 ウィルスを囲っているエンベロープと呼ばれる脂質をティートリー精油が低濃度で不活性化。

生活の木 無料冊子より転載

 

 

ウイルスは裸の状態。(エンベロープ)精油は脂溶性、くっつければやっつけてしまえる。細菌や真菌よりもウィルスに対して強い特徴を持つ。またウイルスはヒトの細胞に入る時ACE2から入ってくる。ここに蓋をしてしまえばウィルスは入って来られなくなる。多くの精油がACE2に蓋をする。色んなポイントでウィルスを防いでくれる。

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2020/09/post-87f09b.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/17/1/17_95/_pdf

竹酢
画像転載元

https://oumi-tsusho.com/index.php?竹酢液

竹炭
https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/publication/2118544ffe587b5d747f08c725722085d3a0df84.pdf

【COVID-19関連参考資料】

内閣府認証NPO法人日本アーユルヴェーダ協会理事長

一般社団法人日本アーユルヴェーダ学会 理事

日本未病プラン協会 理事 上馬塲 和夫

ハリウッド大学院大学 教授

医師・医学博士 上馬塲 和夫

http://www.npo-ayurveda.com/kanesntaisaku.pdf

新型コロナウイルス感染初期のウイルス侵入過程を阻止、効率的感染阻害の可能性がある薬剤を同定

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html

井上 純一郎(東京大学医科学研究所 分子発癌分野 教授、アジア感染症研究拠点北京拠点長)

山本 瑞生(東京大学医科学研究所 分子発癌分野 助教)

合田 仁(東京大学医科学研究所 アジア感染症研究拠点 特任講師)

松田 善衛(東京大学医科学研究所 アジア感染症研究拠点 特任教授)

川口 寧(東京大学医科学研究所 ウイルス病態制御分野 教授、アジア感染症研究拠点 拠点長、研究開発代表者)

 
 

メディカルハーブに含まれる精油はアルカロイドやフラボノイド、タンニンや苦味質、油脂などの他のフィトケミカル成分と比べてどのような機能性や特徴があるのか?

植物化学(フィトケミカル)成分の生合成経路、シキミ酸経路によるC6-C3化合物、メバロン酸経路によるテルペノイド化合物、精油の生体への作用メカニズム、精油の機能性の特徴、精油の抗菌・抗ウイルス作用研究、精油の生理・心理作用研究(香りのCNVへの影響、モノアミン仮説-神経伝達物質別)精油の経皮吸収および経皮吸収促進作用、精油の機能性 (生体防御機能向上)などの再確認によって合理的且つ効果的な精油の適応を学ぶ。

また呼吸器系感染症に対する精油の新たな機能性研究など注目を集めるアロマセラピーや精油のトピックスについても解説する。

 

講師:

林 真一郎/日本メディカルハーブ協会理事長、薬剤師

 

メディカルハーブ協会オンラインアカデミー

https://academy.medicalherb.or.jp

資格
日本のハーブセラピスト受講終了/資格試験のみ

古来より利用されてきた日本のハーブを深く理解し、専門家を目指す。日本の長い歴史の中で、日常生活や行事などで使用されてきたハーブに関する歴史的、科学的な知識を身につける。30種類の日本のメディカルハーブと、生活圏や山野などで見かけることのある16種類の日本の有毒植物を学ぶ。日本で利用されてきたハーブの特徴や有用性、さらに法制度と安全性を理解し、正しい知識をもってご自身やご家族の健康維持、増進に役立てつことができる専門家。

日本のメディカルハーブの歴史
くらしの中の日本のメディカルハーブ
民族のハーブと地域のハーブ
法制度と安全性
日本のメディカルハーブの利用1
日本のメディカルハーブの利用2
民間療法と具体的な日本のメディカルハーブの利用

メディカルハーブ30種
アマチャ、ウメ、ウンシュウミカン、エゾウコギ、エビスグサ、オオバコ、カキ、カキドオシ、カンゾウ、キキョウ、クコ、クズ、クチナシ、ケイ、ゴマ、サンショウ、シソ、ショウガ、センナ、タンポポ、チャ、トウモロコシ、ドクダミ、ナツメ、ハッカ、ハトムギ、ビワ、ベニバナ、ユズ、ヨモギ

日本の有毒植物16種
ウルシ、キョウチクトウ、クサノオウ、ジギタリス類、シキミ、スイセン類、チョウセンアサガオ、 テンナンショウ類、ドクウツギ、ドクゼリ、トリカブト類、バイケイソウ類、ハシリドコロ、ヒガンバナ、フクジュソウ、ヨウシュヤマゴボウ

日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター資格取得(ニールズヤードレメディーズ横浜みなとみらい校卒業)

https://www.nealsyard.co.jp/school/aroma/advanced.html

アロマテラピー教育のスペシャリストとして、安全なアロマテラピーの実践方法を一般の方に教授できる能力を認定する資格です。精油の専門知識に加え、健康学や解剖生理学、メンタルヘルスなどに関する知識を習得し、アロマテラピーの健康維持への役立て方や幅広い利用法を指導できる専門人材。

I.アロマセラピー理論・精油学
アロマセラピー活用法、精油や基材について

第1回 イントロダクション
アロマセラピーの歴史

第2回 精油学①
精油の特性と基本情報、精油学

第3回 精油学②
精油の作用と伝達経路、精油学

第4回 精油学③
精油抽出法、精油学

第5回 精油学④
精油の化学 基礎、精油学

第6回 精油学⑤
精油の化学構造による分類、精油学

第7回 精油学⑥
精油の各化学族の特徴、精油学

第8回 精油学⑦
精油のブレンドについて、精油学

第9回 基材論(実習)
植物油とその他の基材

第10回 タッチング論(実習)
アロマセラピー利用法①
トリートメントについて
実習:トリートメントオイル作り

第11回 アロマセラピー利用法②(実習)
ホームケアの留意点と楽しみ方
実習:蒸気吸入、ルームスプレー作り、発泡入浴剤作り

第12回 アロマセラピー利用法③(実習)
さまざまな使い方
実習:クレイパック・化粧水・モイスチャーライザー作り

II.解剖生理学・健康学
体の恒常性を保つ仕組みや健康な生活を送るポイントなど

第13回 解剖生理学① 身体の発生

第14回 解剖生理学② 神経系

第15回 解剖生理学③ 内分泌系

第16回 解剖生理学④ 免疫系

第17回 解剖生理学⑤ 嗅覚と皮膚の構造

健康学① 健康管理(肥満他)

第18回 健康学② 栄養・運動・休養

第19回 健康学③ 健康管理
(疾病とその予防・女性の健康他)

第20回 メンタルヘルス
ストレスとメンタルヘルス

Ⅲ.インストラクター実践

健康に役立つアロマセラピー利用法、インストラクターの心得など

第21回 解剖生理・健康学のまとめ

ボランティア論 ボランティア概要

第22回 ホスピタリティとコミュニケーション
ホスピタリティの考え方

第23回 アロマテラピー教育①
アロマテラピー教育実習

第24回 アロマテラピー教育②
アロマテラピー教育概論

第25回 アロマテラピー教育③

インストラクターの心得
アロマテラピー利用法④ まとめ

第26回 インストラクタープレテスト
イランイラン 
Cananga odorata カナンガ・オドラタ
オレンジ・スイート
Citrus sinensis キトルス・シネンシス
カモミールジャーマン
Matricaria recutita マトリカリア・レクティタ
Matricaria chamomilla マトリカリア・カモミラ
カモミールローマン
Anthemis nobilis アンテミス・ノビリス
クラリセージ
Salvia sclarea サルウィア・スクラレア
グレープフルーツ
Citrus paradisi キトルス・パラディシ
サイプレス
Cupressus sempervirens クプレッスス・センペルウィレンス
サンダルウッド
Santalum album サンタルム・アルブム
ジャスミンアブソリュート
Jasminum grandiflorum ヤスミヌム・グランディフロルム
Jasminum officinale ヤスミヌム・オフィキナレ
ジュニパー
Juniperus communis ユニペルス・コンムニス
スイートマジョラム
Origanum majorana オリガナム・マヨラナ
ゼラニウム 
Pelargonium graveolens ペラルゴニウム・グラウェオレンス
Pelargonium odoratissimum ペラルゴニウム・オドラティッシムム
ティートリー
Melaleuca alternifolia メラレウカ・アルテルニフォリア
ネロリ
Citrus aurantium キトルス・アウランティウム
パチュリー
Pogostemon cablin ポゴステモン・カブリン
Pogostemon patchouli ポゴステモン・パチュリ
ブラックペッパー
Piper nigrum ピペル・ニグルム
フランキンセンス (オリバナム/乳香)
Boswellia carterii ボスウェリア・カルテリイ
Boswellia thurifera ボスウェリア・トゥリフェラ
ベチバー
Vetiveria zizanioides ウェティウェリア・ジザニオイデス
ペパーミント
Mentha piperita メンタ・ピペリタ
ベルガモット
Citrus bergamia キトルス・ベルガミア
ベンゾイン
Styrax benzoin (スマトラ産) スティラクス・ベンゾイン
Styrax tonkinensis (シャム産) スティラクス・トンキネンシス
ミルラ(マー/没薬) 
Commiphora myrrha コンミフォラ・ミルラ
Commiphora abyssinica コンミフォラ・アビッシニカ
メリッサ(レモンバーム)
Melissa officinalis メリッサ・オフィキナリス
ユーカリ
Eucalyptus globulus エウカリプトゥス・グロブルス
ラベンダー 
Lavandula angustifolia ラワンデュラ・アングスティフォリア
Lavandula officinalis ラワンデュラ・オフィキナリス
レモン
Citrus limon キトルス・リモン
レモングラス 
Cymbopogon flexuosus キンボポゴン・フレクスオスス
Cymbopogon citratus キンボポゴン・キトラトゥス
ローズアブソリュート 
Rosa centifolia ロサ・ケンティフォリア
Rosa damascena ロサ・ダマスケナ
ローズオットー
Rosa damascena ロサ・ダマスケナ
ローズマリー
Rosmarinus officinalis ロスマリヌス・オフィキナリス

日本スポーツアロマ協会認定スポーツアロマトレーナー資格取得(プレミナセラピストスクール代官山校卒業)

https://jsta-aroma.com/trainer/license

解剖学
コンディショニングなどの実践に役立ち、またスポーツアロママッサージに必要な筋肉、骨を学ぶ内容です。この学習では解剖学が初めての方の基礎力となり、骨や筋肉は運動の際どのように働くのか、身体の仕組みや運動に関する解剖学について詳しく学びます。

スポーツアロマ概論
スポーツパフォーマンスに必要な要因から、ケガの予防、応急処置、再発予防に関する知識と技術を学びます。また、アイシングやテーピングなどの技法についての知識を深め実践する。

ドーピング
Jrアスリートをはじめ、競技レベルに関係なくアンチ・ドーピングの知識は全てのアスリートにとって必須です。選手をサポートするスポーツアロマトレーナーは、禁止薬物の害やドーピング違反の罰則などのテクニカルな内容と、スポーツのフェアとは何か、アンチ・ドーピング活動を通じて、スポーツの価値を考え学びます。

精油学
アロマセラピー概論、植物油、スポーツに役立つ30種の精油プロフィールを学びます。また精油が持つ薬理作用からセルフケアを含めジェル、クリーム、クレイ等の基材を使ったコンディショニングを提案します。(アロマ環境協会精油他スパイクラベンダー、バーチ、ウインターグリーン、ジンジャー、クローブ、フラゴニア、クンジアなど)

検査法
スポーツ障害や、ケガの予防など安全に施術を行う上で必要な検査法の知識を学び実践する。

症例別におけるブレンドテクニック
検査法やカウンセリングをもとにスポーツ障害や、症状にあった精油を選定し、ブレンドテクニックを高めます。

スポーツアロママッサージ実技
頭から足先まで全身のスポーツアロママッサージを習得します。アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、ケア、コンディショニング、メンテナンス技法を実践で学びます。JSTAのスポーツアロママッサージは、欧米のマッサージ先進国において共通のマッサージセオリーとして定義づけられているスウェディッシュマッサージを基本に、ケガのフォローや痛みの緩和に役立つJSTAオリジナルのテクニックである『スムーブテクニック』をはじめ、各筋肉の起始・停止、筋繊維の走行などを十分に考慮したバリエーションある手技を加えた独自のマッサージスタイルです。

アロマティックメディスン
精油が持つ特性を活かし、スポーツにおけるケガや痛みのコントロールに活用するパフュージョンテクニックを学びます。急性期をはじめ、時間の限られているスポーツシーンで最も効果を発揮する。

ストレッチ
ペアストレッチを学びます。主にスタティックストレッチを中心に、大腿部、縫工筋、大腿筋膜張筋、臀部、上腕部など関節の柔軟性を高めるストレッチを実践します。また、ペアストレッチとスポーツアロママッサージを組み合わせることでケガの予防やパフォーマンスの向上に役立ちます。

カルテの書き方
SOAP形式で記録を作成します。SOAPとは医療の現場で対象者の経過をカルテに記録するときの記入方法のひとつです。スポーツアロマトレーナーも同様のSOAP形式を学び、記録しておくことで選手の抱える問題点や、サポートを進めるプロセスが明確となり、どのようなアプローチが望ましいかなど立案しやすくなります。

実技試験・カルテ審査(不合格の場合は再試験)
標準カリキュラムのうち、スポーツアロマトレーナーになる上で必要な知識や、スポーツアロママッサージ技術を学習科目として定める。解剖学、精油学総論、精油学各論、基材論、アロマテラピー利用法、クラフト作り、コンディショニング理論、マッサージ理論、スポーツアロマ概論、検査法、関係法規、ドーピング、スポーツアロママッサージ基礎、スポーツアロママッサージ応用、ストレッチ、コンサルテーション理論、コンサルテーション実技、カルテ作成指導、プロとしての心得、ボランティア精神などを認定校で学習します。必須履修科目の80%以上を出席することで実技試験、カルテ審査の受験条件を満たすことができます。また、実技試験、カルテ審査の合格者は年2回開催されるスポーツアロマトレーナー認定資格筆記試験(スポーツアロマトレーナー検定)の受験対象者となります。

日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト資格取得(グリーンフラスコ株式会社自由が丘校卒業)

https://www.medicalherb.or.jp/learn/certificate/herbal-therapist 

科学的、体系的な知識に基づいて、30種類のメディカルハーブと12種類の精油の有用性を深く理解し、季節や体調の変化に応じた健やかでホリスティックなライフスタイルを提案できる専門家。

メディカルハーブの歴史と今後の展望
メディカルハーブの基礎知識 Ⅰ
メディカルハーブの基礎知識 Ⅱ
アロマテラピーの基礎知識
メディカルハーブと精油の安全性
メディカルハーブ製剤 Ⅰ
メディカルハーブ製剤 Ⅱ

代謝を助けるメディカルハーブ
ライフスタイルの改善とQOLの向上
生活習慣病の予防に役立つメディカルハーブ
外敵から身体を守るメディカルハーブ
ストレス対策と心身症の予防に役立つメディカルハーブ
女性のためのメディカルハーブ
若さを保つメディカルハーブ
五感の刺激とメディカルハーブ
キッチンファーマシー(わが家の台所薬局)
ハーバルライフのデザイン

自然治癒力を高めるライフスタイル及び修了式

メディカルハーブ30種:アーティーチョーク、イチョウ、イブニングプリムローズ、ウスベニアオイ、エキナセア、エルダーフラワー、カレンデュラ、クランベリー、ジャーマンカモミール、スギナ、セージ、セントジョンズワート、ソウパルメット、タイム、ダンディライオン、ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、バレリアン、フェンネル、ブラックコホッシュ、フラックスシード、ペパーミント、ホーソン、マテ、マルベリー、ミルクシスル、ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップ

精油12種:クラリセージ、ゼラニウム、ティートリー、ネロリ、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ローズ、ローズマリー、ローマンカモミール

ホリスティックハーバルプラクティショナー(オンライン受講済)

https://medicalherb.emanabu.jp

ハーブの知識だけでなく、基礎医学をベースにさまざまな代替医療の概要を理解し、肉体的・精神的な健康だけでなく、スピリチュアルな視点からも健康を提案できるメディカルハーブを中心としたホリスティックな専門家。ホリスティックハーバルプラクティショナーコース基礎医学領域受講(病態生理学/医師 降矢英成 生化学/薬剤師 飯田みゆき 栄養学/管理栄養士 野口和子 薬理学/薬剤師 渡辺肇子)

「森の香り・里の香りコンシェルジュ」資格取得(講師 長島司 明治大学大学院農学研究科修士課程修了/天然化学・合成香料開発者/株式会社一十八日 オンラインzoom校卒業)

https://18th.co.jp/concierge/wp-content/uploads/2019/11/森の香り里の香りコンシェルジュ%E3%80%80トレーニング&養成講座開催要項.pdf

精油化学:ヒノキ、スギ、青森ヒバ=ヒノキアスナロ、トドマツ、アカエゾマツ、コウヤマキ、クロモジ、ニオイコブシ、クスノキ=カンファー樟、芳樟=リナロール樟、ユズ、八朔とその他の香り成分、ミカンとその他の香り成分、シークワーサーミカンとその他の香り成分、ラベンダー、シソ、ハッカ、月桃、ハマナス、キンモクセイ、水仙、ロウバイ、イグサ、調香他

Lesson-1 森の香り・里の香りの概要
日本全国での精油生産状況の包括的な解説と、おかれている現状についてを解説し、日本の精油生産の実情を理解。

Lesson-2  l香りの基礎化学(Part-I &Part-II )
森の香り・里の香りを構成する香り成分について、成分分析方法を含めて化学的に解説し、香りをサイエンス視点で考える力を養う。

Lesson-3 精油の生産技術
水蒸気蒸留を中心に、どのようにして精油ができるのか、芳香蒸留水との関係、生産管理などについて解説し、生産者にコンサルティングする力を身に着ける。

Lesson-4 森の香り各種(各論)Part-I
針葉樹系の樹木について、香り体験を通して樹木類香り成分について解説し、樹木精油を包括的に理解。(トドマツ、アカエゾマツ。青森ヒバ、ヒノキ、コウヤマキなど)

Lesson-5 森の香り各種(各論)Part-II
広葉樹について、香り体験を通して広葉樹の香り成分について解説し、樹木精油を包括的に理解。(クロモジ、ニオイコブシ、クスノキ、芳樟など)

Lesson-6 里の香り各種(各論)
里の香りについて、香り体験を通して香り成分について解説し、里の香りを包括的に理解。(ラベンダー、ハッカ、シソ、ユズ、月桃、ハマナスなど)

Lesson-7 森の香り・里の香りを調香に生かす
森の香り・里の香りをベースにしてフレグランスを創り、応用していく手法を学ぶ。

フィールドワーク(南会津蒸留所 1泊2日)
一十八日が管理する南会津の蒸留所に滞在し、クロモジ採取、蒸留器の解説と運転、出来上がった精油 の製品化などの体験実習。