Good Food, Healthy Eating Study Well!!

Good Food, Healthy Eating Study Well!!

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If you need a bit of a nutritional pick-me-up/ new recipe ideas, please come along on the 3rd of October at 16:40pm, Kyoto University of Foreign Studies.

I’ve invited the very lovely and very gorgeous Rieko Yamase to give a lecture about how to eat for improved motivation. She’ll be sharing ideas from her Cookpad work, Kyoto Shinbun columns, and years of supporting her professional footballer husband, Koji Yamase, Kyoto Sanga FC.

http://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=QHe6RKcj

京都外国語大学
http://www.kufs.ac.jp

Good Food, Healthy Eating

Study Well!!

「食事が育む語学脳?

プロアスリートを支える食事のいただき方から学ぶこと」

京都新聞「アス飯」&京都サンガF.C.栄養講習講師

山瀬理恵子氏 特別講義

ファシリテイター:Kate Maher (英米語学科講師)

2016.10.3 (mon)

4:40 pm — 6:00 pm

1号館141教室

*日本語での講義です。

*調理実習ではございません。

内容

・食事による、モチベーションや集中力の向上

・明日の生命を紡ぐ、今日の食事とは?

・ひとり暮らしの方が健康で過ごすための料理ネタ

・学生の方とのレシピ開発共同ワークショップ

[講師プロフィール]:小学校教諭を経てサッカー選手山瀬功治(現 京都サンガF.C.)と結婚。2014年から京都新聞朝刊アス飯連載兼動画(ダイジェスト版40万5千部発行)キユーピーマヨネーズ料理グランプリ京都府代表。サッカー雑誌栄養連載2年。PHP巻頭カラー2年。サッカー協会、京都サンガ、小学校、高校、企業他で講演及び実習。人気レシピサイト「クックパッド」にて公式キッチンを公開中。経歴など詳細プロフィールはオフィシャルサイトにて。

[ホームページ]:http://yamasefamily.com

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Creative Direction : Souji Ueno fairwind co.ltd

Web Direction : Emi Ueno fairwind co, ltd.

Logo Design : Noriko Ishibe

Coding Design : Yoshiro Kishida

Video : Emi Ueno , Nobuat

 

[Web制作会社]:フェアーウインド (1983年設立)

京都市中京区三条通烏丸東入る梅忠町20-1

http://www.fairwindkyoto.co.jp

 

『Washoku.Guide』

https://washoku.guide/kitchen/8418816

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協力:京都新聞社

京都新聞朝刊連載「アス飯」第75回 本日発売!

京都新聞朝刊連載「アス飯」第75回 本日発売!

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本日発売の京都新聞朝刊「アス飯」に掲載していただいているレシピ写真です。フライパンで出来る簡単秋刀魚パエリア(風?)を考案してみました。

少々掟破りの調理工程です。

試作は5回。フライパン調理&時短を目指しました。夫だけでなく友人らも食べてお墨付きをいただいている美味しい栄養ご飯。米の食感を上手に残せると思います。見た目も美味しい自信作。

秋刀魚と大根おろしの組み合わせは美味しさだけでなく酵素をたくさん含み消化吸収を助ける働きが。よって、今回トッピングには、同じく酵素を多く含み栄養の宝庫であるかいわれだいこんをピックアップしています。

(イタリアンパセリやフェンネル、スープセロリ、チャービル、ディルなどのハーブ類を散らしても◎)

秋刀魚は筋肉を作る良質なたんぱく質が。更に骨を強化するカルシウム、その吸収を助けるビタミンDも含みます。DHAやEPAが豊富に含まれており、特にDHAは記憶力や学習能力のアップに。頭と体の発達に欠かせない栄養素が凝縮しており子供の頃から積極的に食べて欲しい食材。鉄分を豊富に含むあさり同様、ビタミンCを含む柑橘類と一緒に摂取すると◎です。

トマトは今回リコピンの吸収率を上げるため、油調理&加熱しました。ちなみに紙面写真のミニトマトは農業経営の北海道の両親が作ったもの。今年は台風などの影響で実家も大変な年でした。そんな中でいただいた大切な食材です。ありがとう。

サフランやターメリックなどのスパイス類は様々な薬効効果が。食べ物の色も美味しさを感じさせるための重要項目。ですが、ご自宅にスパイスがなかった場合、ガーリック秋刀魚ご飯としても美味しくいただけますので、その場合、サフラン水、ターメリック水ではなく普通のお水でも◎。

また、ブイヨン、もしくは上が秋刀魚なので、和のだし汁なども合うでしょう。

具材アレンジをするなら、試作で試していたもので言いますと、エビを入れてもよし、手羽元を入れてもよし、加熱用の牡蠣×糸唐辛子も試しましたが、濃厚でしっかりとした旨味が入るため他の具材は省いても良いほど。大人の方、白ワインが合います。

マッシュルームなどのキノコ類も◎。秋刀魚と相性の良いセロリを一緒に炊いても◎

紙面はあしたのアスリートの為の「アス飯」ということで栄養素に重点。あとはとにかくシンプルに、出来るだけコストを落とした身近な食材を用いて繋いでいます。

外さないポイントはニンニクの香り、全体に旨味(秋刀魚、あさり、牡蠣、エビなど)を持たせることと、酸(すだち、レモン、カボスなどの柑橘類)です。可能であれば香り(サフランなどのスパイス)も。

秋刀魚やあさりの旨味に最後に酸(今回はすだち)をキュッと入れてあげることで、旬の味覚に爽やかさも纏わせ最大限に美味しくさせる食欲増進料理に。そこにサフランなどの香りを利用すれば、全体として複雑にマッチし更に美味。

各ご家庭でお好きにアレンジして、思いっきり楽しんでいただきたい旬食材が主役のレシピ。

コラムですが、冒頭に描いた秋明菊。
現在クックパッド公式キッチンのトップ画像に使っているのがそうです。

山瀬理恵子の公式キッチン
http://cookpad.com/kitchen/8418816

先日貴船にて撮影しました。秋明菊は京都の貴船山に多く見られたことから、別名「貴船菊」とも呼ばれます。

移り変わりに名残惜しみ、後ろ髪引かれるような人間の性や情緒とは対照的に、木々や草花は、新しく迎えようとする季節をただ純粋に喜んでいる、といった比較で表現してみました。

本日発売の京都新聞紙面を是非ご覧ください。

 

京都サンガF.C.栄養講習セミナー (定員に達しました)

京都サンガF.C.栄養講習セミナー (定員に達しました)

本日午前10時に京都サンガF.C.さんから正式リリースがありましたので、私の方からも告知させていただきます。

第二回 栄養講習セミナー

■講師

山瀬理恵子
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■日時

2016年8月14日(日)

午後4時00分〜午後5時00分

※西京極ホームゲーム開催日

■場所

西京極「ハンナリーズアリーナ」横

京都市民スポーツ会館 会議室

■参加費

年間チケット保有者 3,000円(税込)

前売り券ご購入者  3,000円(税込)

※入金先については、お申し込み下さった方に

改めてご案内いたします。

※チケットをお持ちでない方は5,000円で

講習会への参加と試合観戦もできます

(観戦は自由席ならどこでも可)。

■参加人数

定員に達し次第締め切りとさせていただきます(先着)

第1回目の講座は、11歳から68歳の方まで男女問わず幅広くお越しいただきました。初回ということでゲストの方に来ていただいたり、サンガ丼を作ったりと遊びも多い華やかな構成。本格的な栄養に入る前に、今一度、老若男女すべての方に、健康について、生活リズムを振り返っていただきたいということをお話しさせていただきました。京都新聞さんアス飯紙面にも書かせていただきましたが、健康であることが当たり前ではなく、奇跡の連続です。食事は、生まれてから、おじいちゃん、おばあちゃんになるまでずっと食べ続けていくもの。生涯元気で明るく過ごす為にも大切にしたいです。
そして第2回目。ここから本格的な講座に入ります。

今回はテーマを「料理」に絞りました。
前回の講座では、飲食店を経営される料理人の方などもいらっしゃっていたこと、若い学生さんからの要望もありまして「料理」に特化した回を作らせていただきました。

分かりやすいテーマだった前回よりも、内容が専門的になったり、勉強感が強くなることが予想されます。ご理解ください。

料理をされたことがない方、料理に興味がある!料理がとにかく大好きだ!これから頑張りたい!という方にも、是非お越しいただきたいです。

これまで外部講座でも、料理だけで1時間話す機会はなかったので、内容を密に、時間の都合で他では伝えることが出来なかった細部の話も出来るかと思います。

自分はよく変わっている人と言われます。何が正しい、間違っているかではなく、人間は千差万別。個性があります。視点や価値観が違うだけで、どれも正解。こうした物事の捉え方などの違いを見ていただけると、変化や気づきがあって楽しいかもしれません。

現在お仕事になった料理ですが、真髄のところ。目の前の一食が、今日1日の食事が、例え栄養バランスも素晴らしく完璧に見えたとしても、明日、それを継続していなければ意味をなしません。何故なら私たちの身体は、今日1日で作られる訳ではないからです。完璧でなくても、不器用でも、出来なくても努力し続ける、継続することで、少しずつ積み重なり、結果に繋がるのだと思います。

自身が気をつけていること、目指していること、レシピの秘密、レシピの組み方のコツ、味覚を始めとする五感の捉え方をどうしているか、美味しいを作るコツ、写真なども含めた魅せ方、栄養の整え方のコツ、好き嫌いを無くすテクニック、家族とのコミュニケーションのとり方、テーブルコーディネート、季節ものの活用の仕方、料理をする時に気をつけていること、夫の過去から現在に至るまでの料理や栄養の推移から未来に見えるものなど様々に。
少しだけお話しますと、複雑そうに見えて、実はシンプルなのがカラクリ。

しばしば思いきり勘違いされ「出来る人」のように言われることもあるのですが、私はもともと、頗る不器用な人間です。賢いタイプの人間でもありません。これは私の側近の友人や、北海道の両親を始めとする家族、親族に聞いてくだされば、全員その通り!と首を大きく縦に振って頷くと思います。笑

そんな私が、何故こうして仕事を継続出来ているかなどのコツもお教えしたいです。

つまり、このちゃらんぽらんな私が出来るのだから、誰にだって出来るということです。

そして今回講習参加者の皆様にプレゼントとなる自身2つ目となるプロデュースグッズはこちら。

「帆布エプロン」

レトロ感もつけ、100年後も可愛い、カッコイイと思えるものをデザイナーさんと一緒に作りました!おばあちゃんになっても元気にこのエプロンをつけていたい。
「桃栗三年柿八年 蹴球一五三年」

芽生えのときから桃と栗は3年、柿は8年の歳月を経て実を結ぶ。何事も成就するまでにそれ相応の年月がかかるということを表す故事です。

私は地道なコツコツ型です。雨の日も、風の日も、休むことなく当たり前に積み重ねてきたことが、今現在に繋がっています。

言葉には他にも幾つか候補がありましたが、私の料理は「フルーツをよく使う」とか「フルーツ使いが上手」と表現されることが多いので、最終的に果物が入ったこの故事を持ってきました。
健康についても同じ。京都新聞さん紙面にも書かせていただきましたが、睡眠をしっかりとりながら、一回の食事をおろそかにしないこと。一食一食の積み重ねが私たちの明日への生命を紡ぎ、無限の可能性を未来に育むことに。そんな思いを込めたメッセージをエプロンにデザインしました。

1863年にロンドンに協会が設立され、初めてサッカーの公式戦が行われた歴史も、敬意を込めて添えています。

誕生日を入れたこともあり、快く撮影のお手伝いをしてくれた夫。関係者の皆様に前出ししたところ、率直な意見として、功治さんの方が似合う!と。理恵子さんがつけても良いけど、功治さんの見ちゃうとね〜!と言われてしまい、プロデュースしたのに、夫の方が似合っているという。何か悔しい!笑

まあ良いです!o(`ω´ )o

男女については特に何も考えていなかったのですが

ユニセックス!

ということにしておきます!笑
早朝でご機嫌!?調子の良かった夫。

自身のプロデュースティーシャツ(販売終了)に身を包み
「へい、いらっしゃい!」

と言い出して!笑

お相撲さんみたいなこともやってくれました( ̄▽ ̄)

番号の秘密に気づかれた方いらっしゃいますか?(イギリス表記)

以下からは京都サンガF.C.広報の久保さんの本日午前10時のリリースとなります。皆様どうぞ宜しくお願い致します。

■こんにちは、チーム広報の久保です。

いつもメルマガをお読みくださり、

ありがとうございます。

そして毎度のことで大変恐縮ですが、

直前のご案内、失礼します。

7月10日に開催された、

山瀬理恵子さん「栄養講習セミナー」の

第二回開催のお知らせです。

今回も<先着>少人数限定となります。

■まずは前回ご参加いただいた方からの

感想をご覧ください。

(ここから)

——————————-

食べることは生きること、

ということを教えていただいた

有意義な時間でした。

毎回の食事を用意することは大変なのですが、

手を抜かずに努力することが、

今日や明日だけではなく

子ども未来を決するということ。

そして食事を摂ること以上に大切なのが

「明るさと笑顔」

これからも明るく楽しく、

笑顔で食卓を囲めるような家庭を

作っていきたいと思います。

——————————-

(ここまで)

■まさに狙い通り(笑)

というのは冗談ですが、それでも半分本気。

栄養講習と銘打って開催したセミナー

ではありますが、

参加者の方々に感じていただきたかったのは、

 

理恵子さんの明るい表情、笑顔、

言葉のすばらしさ。

栄養たっぷりで見た目にも華やかな料理も、

愛する家族とともに食するからこそ身になると

いうこと。

そして触れ合う家族の

笑顔や楽しい会話なくして、

子どもや旦那さまを含めた家族全員が

健やかな人生を送れないのでは、と感じています。

 

理恵子さんの楽しい雰囲気

(ときにうるさいぐらい 汗)

に触れた瞬間、

一気に別世界に持っていかれるような

新鮮な感覚を味わいましたが、

うまくいかなくても、失敗しても、

がんばった事実やポジティブな行動に目を向けて

前を向き、やましいことなどなにもない!

と強気に仕事に打ち込めた自身の経験は間違いなかったと、

参加者の方からいただいた感想に目を通しながら

感傷的な気持ちになりました。

でもこの感覚は

 

悲しいかな実際に触れてみないことには

分かりにくいことなのかもしれませんね。

■そして第二回「栄養講習セミナー」のテーマは

「料理」

感想にもありましたが、

料理の支度は大変。

日々、忙しい生活の中で

栄養のある料理を用意することは至難の業です。

理恵子さんが提唱する

「一食6皿」

なんて到底無理!

そんな声なき声が方々から聞こえてくるようです。

■こちらをご覧ください。
やっぱり私には無理!

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません(汗)

それでも理恵子さんは平然と答えます。

 

「まず皆さんは、

レシピを作っていらっしゃいますでしょうか?

 

めんどくさいと思われるかもしれませんが、

意外とバカにはできませんよ。

レシピを作るコツもありますし、

そのあたりもセミナーでお話ししようと思っていますが、

料理にしても

「混ぜて焼く」

のようにたった2工程で成り立つ料理も

たくさんありますし、

身近な食材で栄養たっぷりのメニューが

作れたりするんです。

忙しい方でも、簡単においしく、

季節のメニューやコーディネート、

魅せ方のコツもお伝えします。

写真のお話も添えてみようと思ってます!」

■快活な理恵子さん節。

リアルに耳に飛び込んできそうですが、

通り一遍の、

どこかで聞いたことのあるような、

ありふれた料理セミナーとは一線を画す、

 

「理恵子オリジナル」を余すことなく、

すべてをさらけ出すかの如くに、

語りつくしていただけることは間違いありません。

■そして今回も、

参加者全員にプレゼントされる

「理恵子さんプロデュースグッズ」

今回は

「帆布エプロン」

です!

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桃栗三年柿八年 蹴球一五三年

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芽生えのときから桃と栗は3年、

柿は8年の歳月を経て実を結ぶ。

何事も成就するまでにそれ相応の年月

がかかるということを表す故事ですが、

健康についても同じ。

睡眠をしっかりとりながら

一回の食事をおろそかにせず、

一食一食の積み重ねが

私たちの明日への生命を紡ぎ、

無限の可能性を未来に育むことになります。

そんな思いを込めたメッセージを

エプロンにデザインしました。

1863年にロンドンに協会が設立され、

初めてサッカーの公式戦が行われた歴史も、

敬意を込めて添えています。

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第二回

山瀬理恵子さん・栄養講習セミナー

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■講師

山瀬理恵子さん

■日時

2016年8月14日(日)

午後4時00分〜午後5時00分

※西京極ホームゲーム開催日

■場所

西京極「ハンナリーズアリーナ」横

京都市民スポーツ会館 会議室

■参加費

年間チケット保有者 3,000円(税込)

前売り券ご購入者  3,000円(税込)

※入金先については、お申し込み下さった方に

改めてご案内いたします。

※チケットをお持ちでない方は5,000円で

講習会への参加と試合観戦もできます

(観戦は自由席ならどこでも可)。

■特典

山瀬理恵子さんプロデュース

「帆布エプロン」をもれなくプレゼント!

※8月1日 12時までにお申し込んだ方には特別に!

当日、講習会終了後にお渡しします!

■参加人数

定員に達し次第

締め切りとさせていただきます(先着)

■参加方法

以下よりご応募ください。

参加確定の方には後日、メールにてご案内します。

https://s360.jp/form/30977-2114/

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取材、文:久堀嘉洋・山瀬理恵子

「ビッグフラッグ」とは?

スタジアムでの選手入場時などの際に、ゴール裏やバックスタンドに掲出される巨大フラッグのことです。
大きいものでは50メートルを超えるものもあります。
クラブの歴史や重み・スタジアムでの一体感を打ち出し、選手の背中を後押しするクラブの象徴とも言えるフラッグです。

夫の所属する京都サンガF.C.にも、2004年秋に初代ビッグフラッグ「鳳凰」が誕生しました。
今回ご紹介させて頂く、現在のビッグフラッグ「紫魂」は2014年春からの2代目です。

一度でも西京極スタジアムへ観戦に来られた方は、ゴール裏で高らかに掲げられている初代・2代目いずれかのビッグフラッグをご覧になられたことがあるかと思います。

2015年秋・「紫魂」の制作に携わり、ブラッシュアップ(ベースは崩さずに改良)されたデザイナー久堀嘉洋さんとの出逢いがあり、あの1枚の大きな旗の中に様々な想いが込められていることを知りました。

「紫魂」が誕生するまでに、京都サンガF.C.・京都パープルサンガ後援会・そしてサポーター連合会と多くのサポーターの方々の熱い想いが刻まれたストーリーをぜひご紹介させていただきたいと思います。

【2013年7-8月】一般公募と投票
2014年に迎える京都サンガF.C.法人化設立20周年を迎えるにあたり、京都パープルサンガ後援会とサポーター連合会を中心に、「ビッグフラッグ2013作成委員会」が設立されました。
クラブ創設時からのサポーターの方は、設立時にこのように語られています。

「大きなクラブにはビッグフラッグが何枚もあり、それが歴史の重みや成長の歩みを表している。クラブ設立20年にふさわしい、京都らしいイメージのデザインになれば」

そして「京都の誇り!-新たなビッグフラッグを創ろう!-」をプロジェクトコンセプトとし、一般公募により作品募集が始まります。

一次審査を通過し、西京極スタジアムでの最終選考会に選ばれた作品は以下の5点。
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結果、西京高校の金高昂太郎君・加藤智行君の作品が1位に決定。
後のサポーターズマガジン「ムラサキノキモチ vol.21」にて2人のコラムが綴られています。

「最も表現したかったのは京都の誇りです。このビッグフラッグが、選手やサポーター・チームに関わるすべての人たちを奮い立たせるだけでなく、『俺たちがサンガだ』という威厳を他チームに誇ることができるような象徴になることを願っています」

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【2013年9-11月】募金活動とデザインリメイク

西京極ホームゲームにて、サポーター連合会の皆さんやサポーター有志による募金活動が開始されます。

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また、同会で作成したプロジェクトTシャツやキーホルダー販売・募金を頂いた方へは記念ストラップを贈呈。

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クラブにもユニフォームオークションを開催して頂き、販売収益は全てフラッグ作成の募金へ。

対戦相手のサポーターからの募金を目にすることもしばしば。叱咤激励やエールを頂く貴重な場となりました。
募金額は最終的に目標金額の250万円を達成。制作費は約150万円・余剰金は、今後の修繕やメンテナンス費に充てられています。

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募金活動と並行し、デザイン面でのブラッシュアップが開始されました。

印刷データとしての課題や不具合が残っていた為、サポーターでありグラフィックデザイナーの久堀さんが引き続きサポート・進行することに。

西京極のゲーム前に毎回検討会が行われ、ただひたすらブラッシュアップと修正の日々。全体の意思統一として当選作品のニュアンスは65%は保持したまま、35%程リメイクする姿勢を最後まで意識付けられました。

少しずつバランスを調整・様々な方からの意見・提案を加味しながら、20以上の経過案を経て完成へアプローチ。

以下はブラッシュアップを施した主なポイントです。

・京都サンガのホームスタジアムである西京極スタジアムを中心に配置し、地面シルエットを盆地独自のゆるやかなお椀型へ。
・京都の街のシンボルの配置(二条城・祇園祭の鉾・大文字山・鳥居・五重塔・京都タワー・舞妓さん)。
・「紫魂」の字体は当選作品をベースに肉付けし、南側スタンドからでも読み取れる視認性を維持。
・透かしの花柄の挿入(詳細は後述します。ココが一番驚きました!)

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【2013年12月-2014年3月】フラッグの完成とお披露目
多くの修正と調整を重ね、2mのテスト印刷後に作成が開始されました。
年が変わった3月上旬、多くの方の京都の街に対する想いと「京都サンガF.C.」というクラブの歴史が織り込まれた、幅35m×高20mの新しいビッグフラッグ「紫魂」が誕生しました。
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【2014年3月8日】サンガタウン城陽にて内覧会
練習後の夫も、Aグランドに大きく広げられた「紫魂」をこの時初めて見たそう。

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「入場時、スタンドいっぱいに掲げられるビッグフラッグを見ると、一気にテンションが上がる。胸がわき上がってくるような感覚を憶える。ビッグフラッグというのはある意味チームの顔。初めて目にした時は、この大きな旗が僕ら選手達に与えてくれるパワーはとてつもなく大きいと思った。今回の取材を機に、細部にもこだわりを持っていることを知り、ますますフラッグへの思い入れが強くなった。京都らしい粋や余韻も感じます。一選手として、京都の誇りを胸に闘っていきたい。」(山瀬功治)

【2014年3月16日】2014年開幕戦・対栃木戦にて表彰式&完成披露
クラブ設立20周年となる、記念の年のホーム開幕戦を迎えました。
早朝から多くのサポーターが集まり、完成披露の準備や進行確認。
当選された金高君・加藤君お二人の晴れやかな表彰式。
試合直前、ついに西京極のピッチに広げられた雄大な鳳凰の翼のような力強い「紫魂」。

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通常は試合前およびサンガの勝利後に掲げられますが、この日だけはハーフタイム時にもゴール裏スタンドで掲揚。

1年がかりで活動された「サンガサポーター」「京都パープルサンガ後援会」「京都サンガF.C.」それぞれの想いが実を結び、数多くの試行錯誤を経て緑のピッチに映えたビッグフラッグは誇らしく。それまでの多くの方の努力が報われた瞬間だったと聞きました。

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「将来デザイナーを辞めるまで、これ以上大きなモノを作ることはないと思います。言葉がわかるようになったら、子どもに、フラッグへの想いを伝えたい」(久堀嘉洋)


これから先、この「紫魂」の下で多くのサンガサポーターの方がたくさんの思い出やストーリーを紡いでいくことを願ってやみません。


【2015年11月23日】

2015年最終戦。この目で確かめるべく自らゴール裏に潜入。実際の中の様子を観察して来ました。
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「紫魂」の下に入ってみて、何よりも感動したこと。

京都サンガを象徴する紫の中に、たくさんの花が鏤められていたのです!

花の由来は、何と各ホームタウンの市花!

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京都市 …サトザクラ
向日市 …ヒマワリ
長岡京市 …キリシマツツジ
亀岡市 …イワツツジ
宇治市 …ヤマブキ
城陽市 …ハナショウブ
京田辺市…ヒラドツツジ
木津川市…コスモス

各ホームタウンの市花テクスチュアは、次点作品(久堀さん)に敷かれていました。「そのまま落選するには惜しい。当選作品に透かしとして起用するのはどうか」というあるサポーターの方の言葉がきっかけ。

ツツジ系の花が多かった為に、おしべの数を明確に変えることで差別化したとか。

私がいたのは京田辺市の「ヒラドツツジ」の下。

ビッグフラッグの下に入った人だけが覗き見られる、あまりにも美しい秘め事でした。

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(写真撮影:山瀬理恵子)

迸るエネルギー。

ここに携わるたくさんの人の想い、願い、祈りが集結する。

ムラサキの誇りは、掌を合わせ、突き動かされるように大空へたなびく。

それぞれの市花が鮮やかに咲きみだれ、歓喜の大合唱を巻き起こす時、それは未来へと時を繋いだことを意味するのでしょう。

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いつも支えていただき本当にありがとうございます。

「紫魂」の誇りに恥じぬよう、選手ファミリー一同、誠心誠意闘います。(山瀬理恵子)

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※この投稿におきまして、たくさんのサポーターの皆様、関係者の皆様にお時間を頂戴しご協力いただきました。

心より感謝申し上げます。

京都新聞紙面「アス飯」第61回 本日発売

京都新聞紙面「アス飯」第61回 本日発売

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本日発売の京都新聞朝刊ジュニアスポーツ面「アス飯」に掲載していただいたレシピ写真です。

いよいよ新シーズンがスタート!
始動に合わせ、筋力アップに特化した食材、また、その吸収率を高める旬の食材で構成。どなたでもチャレンジしやすい混ぜるだけの栄養丼ぶりを提案しました。

ポイントは高タンパク低脂肪。

試作は始め、比較的安価で旬な鱈(タラ)をメインに組んでいましたが、夫に確認したところ、筋トレに合わせ、現在は走り込みのシーズンだと。

持久系トレーニングに適した栄養補給も合わせて出来ると嬉しいとのことだったので、王道のマグロをチョイス。(鱈レシピも継続して試作し、面白いものが出来てきたので、最後まで纏め、近いうちに表に出せるよう頑張ります)

丼ものにすることで、しっかりとエネルギーを蓄える炭水化物も補給。(持久力UPには炭水化物+ビタミンB1+鉄)

夏場など、ヘロヘロを防ぎたい時、鉄分を補給したい時は、夫好物のマグロモロヘイヤ丼を頻繁に出しています。※マグロ(ヘム鉄)は低脂肪の赤身部分が◎

モロヘイヤは野菜の王様と呼ばれる程栄養価が高く、鉄分やビタミンCも豊富。マグロ+モロヘイヤの組み合わせでスタミナの維持に。

今回ビタミンC食材として利用したのが柚子の皮、小松菜(モロヘイヤ同様、鉄分も豊富なので組み合わせを考えなくても単一食材での補給がスムーズ)ニンニクの芽(ビタミンB1の吸収率をあげる食材としてもチョイス。疲労回復)

良質な筋肉を作るには動物性、植物性タンパク質を組み合わせることが重要です。

特に意識した栄養素は良質なタンパク質、ビタミンB6、ビタミンC。

ささみや納豆、今回レシピには入っていませんが、豆腐なども筋トレ時の代表食材です。

キムチは糖質の吸収を高める食材としてチョイスしました。(クエン酸)

個性が強い食材なので、お子さんも食べられるようにほんのり風味に調整しています。
コラムの方は私から夫への取材。

チーム最高齢。トレーニングポイントや、チームメイトに対し心がけていることなどを纏めさせていただきました。

機会があれば是非、京都新聞紙面をご一読下さい。

どうぞ宜しくお願い致します!

 

山瀬理恵子の公式キッチン
http://cookpad.com/kitchen/8418816