愛媛新聞、愛媛CATV共同事業企画アス飯「免疫力アップのパワフルタッグそば」2020年5月27日公開!

第10回目までのバックナンバー

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/507177

アレンジで梅を絡ませてもGOOD

※ここからは私の個人メモ。あくまでも山瀬の「独り言」と思って読んでください。

主要構成

たんぱく質、ビタミンD3、マグネシウム、亜鉛、セレン、ビタミンCの同時摂取が目的

意識した植物化学及びミネラル

長ネギ(イソアリシン、イヌリン型フルクタン)にんにく(アリシン)生姜(ジンゲロール)わかめ(フコイダン:サイトカインストームを抑える。ビタミンDと相互補完マグネシウムも意識)ブロッコリー(スルフォラファン)人参(βカロテン )舞茸(βグルカン)アーモンド(亜鉛、マグネシウム)蕎麦(ケルセチン)

※注意!

マグネシウムが不足しているとビタミンDの血中濃度が上がらない。ビタミンDはマグネシウムと一緒に摂取する努力が必要。またビタミンDがないと体はマグネシウムを利用できない。マグネシウムが細胞内に取り込まれる時ビタミンB1の助けを借りる。セレンはマグネシウムが細胞内に止まらせるのをサポートする。

※ビタミンDの相互補完の関係性にマグネシウムがある。(よってマグネシウムの豊富なワカメ、十割蕎麦、ナッツ類で強化している。ビタミンDに関しては、ビタミンD2、ビタミンD3と検索してください)

その他、収録で公開となった簡単提案

(抹茶甘酒ヨーグルト)

※夫は甘酒が苦手で蜂蜜派。豆乳が好きな人は豆乳を入れると尚◎でしょう。

ヨーグルト、甘酒  各50cc

抹茶、すりごま   適量

ヨーグルト

腸内環境を整える王道(乳酸菌発酵食品代表)NK細胞(殺し屋)の活性化

抹茶

抹茶のメリットはお茶として溶け出した従来の水溶性成分のみならず、茶葉自体を砕いているので茶葉が持つ栄養成分を丸ごと、全て摂取できるといったスペシャル食材であることです。抹茶注目はテアニン。(脳の海馬に作用。ドーパミン、セロトニンを通じストレス、不安対策)カテキン、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、セレン、リン、亜鉛、マンガン、ビタミンB1、B2、B6、C、Eなど豊富な栄養成分を含む。

すりごま

植物性たんぱく質の宝庫。ストレスに対抗する為のたんぱく質、ビタミンB群やイライラを抑えるカルシウム、マグネシウム。また、食物繊維、鉄、ビタミンEだけでなく亜鉛も豊富。抗酸化物質のゴマリグナンに注目。

甘酒

米麹から作る甘酒がオススメ。古来から飲む点滴と呼ばれ、病中病後の回復飲料として、また夏バテ予防栄養補給源として重宝されてきたスーパー発酵ドリンク。

→アレンジ

豆乳入りスクランブルエッグにヨーグルトの甘酒ソース

※卵

ビタミンD、亜鉛摂取にお手軽です。亜鉛は生命の維持、健康の保持にとって極めて重要なミネラルです。免疫と密接に関与。ビタミンD(ビタミンD欠乏がウィルス感染症発症に関与か?細菌感染症のリスクを下げる可能性。ウイルスの生存率や複製速度を下げる可能性のあるカテリシジンとディフェンシンの産生を誘発する。肺の内層に炎症や損傷をもたらし肺炎や急性呼吸窮迫症候群につながるサイトカインストームを減らす可能性を示唆)亜鉛不足はT細胞などの獲得免疫が低下し体内に侵入してきたウィルスを排除することが難しくなる可能性。卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素が含まれたスーパーフード。

1人分

即席梅味噌緑茶

梅干し       1個

味噌        小さじ1

緑茶、生姜、長ネギ 適量

梅干し

クエン酸、リンゴ酸などの数多くの有機酸。マグネシウムや亜鉛などの免疫に関わるミネラルを豊富に含み、抗菌作用や疲労回復、食欲増進、消化促進や体をあたためる作用が。「1日1粒で医者知らず」。

味噌

「味噌の医者ごろし」。たんぱく質やビタミンに優れる。大豆を主原料にしイソフラボンを含む。微生物の働きが加わることで病気を防ぎ健康を保ってくれる万能薬的な存在。味噌などの発酵食品には腸内環境を整えウィルスへの抵抗力を高めることを期待。腸内環境と免疫は密接な関係。腸には体内の免疫細胞のうちのおよそ6割が集中。これを活性化させることが外部からの病原体と戦う免疫力向上に繋がると考えられる。食事療法で免疫力を高め善玉菌で身体を満たすことが一番の新型コロナウイルス対策。特に味噌汁、梅干し、ぬか漬け、納豆、甘酒などの発酵食品。江戸時代から食されている日本食そのもの。これまでの研究で味噌は熟成して発酵させればさせるほど大豆たんぱくとみその成分中にACE阻害ペプチド、高血圧防止ペプチドを生産する可能性。

デザートにみかん、ゆず、すだちなどの柑橘類を食す

(ヘスペリジン)薄皮や白い筋も食べると○

血中のβクリプトキサンチンを上げる

現在各種メディアで発信している以下レシピ。見た目は違えどほぼ同じ構成で組みレシピ開発しました。

5月16日放送!南海放送Beans レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」土曜日11:55分〜(出演者:南海放送アナウンサー 甲斐彩加・料理研究家 山瀬理恵子)

「免疫力アップ!ネギ味噌生姜、ぶっかけ緑茶漬け」

https://www.rnb.co.jp/tv/beans/

【アス飯レシピ動画 山瀬理恵子の今日もアス飯Vol.23】

ふくやYouTube

https://m.youtube.com/watch?v=IlV5emxJ-mI&feature=em-uploademail

【FM愛媛79.7MHz noonday pop JA全農えひめpresents アス飯 第9回目

毎週木曜日12時00よりFM愛媛79.7MHz noonday pop番組内JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」第9回目 2020年5月28日放送】

テーマ「体内時計」

ラジオパーソナリティ山崎愛

協力 松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学

山崎愛インスタグラムアカウント

@mana.yamazaki.627

https://instagram.com/mana.yamazaki.627?igshid=1ml7cgoumwt8w

番組インスタグラムにて放送分レシピ公開中!

@noonday_pop

https://instagram.com/noonday_pop?igshid=1kqvfegqiv8sd

緑茶

特に意識しているのがエピガロカテキンガレート。(論文が多数出ています。「エピガロカテキンガレート」で検索してください)「お茶は薬として始まり飲料に成長した」岡倉角三(岡倉天心)『茶の本』。

その他、サポートガード役(2020/03/10 17:54FM愛媛収録時記録より抜粋)

精油ブレンド

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/info/vol9.php

ニアウリシネオール、ユーカリラディアタ(意識したのはオキサイド類の1,8-シネオール)、ティートゥリー(モノテルペンアルコール類のテルピネン-4-オール)ベルガモット(エステル類の酢酸リナリル、モノテルペン炭化水素類のリモネンなど🍊)。

日本精油

青森ヒバ(意識しているのはヒノキチオール、セドロール)

黒文字

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000023613.html

皆さんにお出ししたブレンド茶

緑茶(エピガロカテキンガレート EGCG エピガロカテキン EGC エピカテキンガレート ECG エピカテキン EC)ほうじ茶(青葉アルコール、リナロール、ゲラニオール、ピラジンなどでリラックス状態を)アールグレイ(ベルガモットにまつわる香り成分を得られる ex.酢酸リナリルなど)エキナセアとエルダーフラワー(免疫系の代表格)トゥルシー(ストレス対策に。もだま工房さんのサイトの文献が非常に参考になります。是非検索を)をブレンド。

メモ

免疫学の第一人者である宮坂昌之教授。「新型コロナウイルスにかからないために」。

「最後にストレスを避けること。ストレスにより副腎からコルチゾールというホルモンが作られこれにより免疫細胞の機能が低下します。ストレスのある時に風邪を引いたりヘルペスになるのはこのため」

免疫反応を強くして、新型コロナウイルスにかからないための方法として、宮坂教授は以下の4点を発信されています。

・体内時計を正す

・積極的に体を動かす(白血球内のリンパ球が増加する)

・バランスの良い食事

・ストレスを避ける

●研究精油

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/

使用例 鳥取大研究

http://hyperbrainlabo.com/ninchiaroma/

ローズマリー ・レモン

ラベンダー・オレンジ

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol11.php

ベルガモット

エステル類の酢酸リナリル、モノテルペン炭化水素類のリモネンなど🍊

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aeaj/20/3/20_200301/_pdf/-char/ja

https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000081.000005249.html

慢性的なストレスを受けて前頭前野の血流が少ない場合、その奥にある視床下部の機能も低下。視床下部は唾液中のIgAの分泌を促す神経の中枢。ストレスには快ストレス、不快ストレスがあり、例えば、大変な仕事だとしても、自分が好きなこと、好きな内容であれば、寧ろやる気に満ち溢れて高揚します。これが身体に良い影響を及ぼす快のストレス。私が日々、〆切に追われながらも、充実感を持ってレシピ試作している時なんかがこれに当たります。達成感を生む。

三叉神経を介した刺激等で前頭前野の血流が良くなると視床下部が活性化。唾液中のIgAも増加。ベルガモット精油を用いた研究では吸引直後に微増し、その効果が長続き。30分後にも持続して増量した唯一の精油がベルガモット。

憶測ですが、一般的にベルガモット精油をお好きな方が多いこと。つまり被験者にベルガモット精油を快と捉える方の多かったことが影響を及ぼしている可能性も充分考えられます。

15年以上前、ニールズヤードでインストラクター授業を受けていた時に講師の先生がおっしゃっていた。落ち込みの激しい人程ベルガモット精油を好む傾向にあるんですと。当時、精神的に落ちていた時期だったのか、私自身もこの精油が昔から好きで堪らなく、どれだけ支えられて来たか分からない。

精油をお持ちでない方は、紅茶のアールグレイをいただけば、独特な香りのベルガモットを体感出来ます。よって、精油成分に焦点を当てなくとも自らの好みの香りを嗅ぐといった行為は、脳のリラックス状態を作り、免疫力の回復に繋がる可能性があるということ。

香りを嗅いだ時、精油成分の分子は鼻の奥に有る各器官 ①嗅上皮粘膜②嗅毛③嗅神経(電気信号) ④嗅球・嗅索を経て⑤大脳辺縁系に達し⑥視床、視床下部を経て⑦大脳皮質の嗅覚野に伝わり「におい」として認知。(視床下部は免疫系の中枢)

大脳辺縁系は生物の進化論的には脳の最も古い部位のひとつ。感情や欲求など情動に関与する事から「情動脳」と呼ばれます。特に扁桃体は外部からの刺激に対して「快・不快・恐怖」といった反応を起こす部位で、記憶の中枢も大脳辺縁系の「海馬」に有り、体験や学習で得た記憶を貯蔵しています。

嗅覚は他の感覚と違って刺激が新皮質を経由せず、刺激がダイレクトに大脳辺縁系へ伝えられ、身体を調節するという特殊性が有ります。大脳辺縁系は嗅覚と最も関連性が大きな場所で、情動・意欲・記憶・内分泌系・自律神経系に関与。

嗅覚異常は認知症の新たなバロメーターです。日本人に最も多いアルツハイマー型は、海馬よりも先に脳の外側の嗅覚に関わる嗅内皮質が冒されることが明らかになっています。そのため症状として普段から嗅いでいた香りが判別できなくなる嗅覚障害を呈します。認知症の重症度と嗅覚障害には相関関係も。高い再生能力をもつ嗅神経を効果的に刺激し、その刺激が海馬に伝わることで脳機能が活性化する可能性が研究されています。

私が夫のコンディショニングケアに嗅覚刺激によるアロマテラピーを日々欠かさなかったのは、この嗅覚と脳のメカニズムを知っているからです。

脳をいかにうまく使うか。

○ストレスフルにならない為の、我が家のリラックスグッズ(個人メモ)

各種精油・スパイス・植物・果物🍎野菜🥦

よもぎ湯

https://www.pharm.or.jp/flowers/post_29.html

ホワイトセージ

元々は石などの浄化に使って来ました。空気、場の浄化に重宝。ネイティブアメリカンたちの生活の中に根付いているホワイトセージの葉は、抗菌作用があることから時に薬として代用されています。浄化力の強さから自然界の構成である四大元素「風」「火」「水」「土」のエレメントの「土」に例えられ、古くから儀式や祈りの場で捧げられる神聖なハーブとして空間や人、物を浄化する時に「スマッジング」という方法で使用。火を焚く行為自体に『邪気を焼き尽くす』という意味もあるよう。

パロサント

南米ペルーに自生する天然の香木で「聖なる樹」と呼ばれる。樹脂を豊富に含んでいるため、わずかな木片だけでも濃厚で甘い香りを放つ。立ち昇る香り高い煙は、「場を清め、悪い精霊を追い払い、良い精霊を招き入れる」と言われ、パロサントの香りに惹かれて良いスピリットが集まって力を貸してくれる一方、悪いスピリットは追い払われます。インカ帝国の時代からシャーマンたちがヒーリングや清めの儀式にパロサントを使っており、現代においても、毒出しのアヤワスカの儀式においても、パロサントを焚いて場を清めています。また教会のミサで焚く薫香として、不幸や災難を払いのけるアイテムとして広く使われています。

竹酢

画像転載元

https://oumi-tsusho.com/index.php?竹酢液

竹炭

https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/publication/2118544ffe587b5d747f08c725722085d3a0df84.pdf

茶香炉

浦和時代に購入。緑茶やほうじ茶、カカオニブ、ハーブティーの茶葉を置いたり、セージを炊くなどしています。