京都新聞朝刊「アス飯」 第84回 2月28日発売


2017年2月28日発売の京都新聞朝刊に掲載されたレシピ写真です。関節の痛みや靭帯、腱、骨の怪我を予防・ケアする食材を繋いでレシピを組んでみました。
レシピ発案のきっかけは田中美保ちゃんのMOREのオススメ特集ページにてご紹介いただいたこと。
「田中美保ちゃん」

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/213641

旬の菜の花は栄養がぎゅっと凝縮され、怪我の予防観点からも欠かせない緑黄色野菜。紙面は下茹でと入っていますが、素早く蒸しても。手間を省きたい方は仕上げに入れてさっと火を通してください。

※2016年2月16日に発売した京都新聞「アス飯」菜の花を使ったレシピはこちら

「京都新聞紙面「アス飯」第63回 本日発売!」

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/37854

この回は、木の芽風がくすぐるようにして身の上を通り過ぎて行く中、スーパーに並び始めた「快活、小さな幸せ」を花言葉を持つ「菜の花」と、柑橘類の「はっさく」をポイントに置いたレシピを考案。菜の花特有のほろ苦さと相性のよい食材は何か、それぞれの食材が持つ栄養素の吸収率をアップさせる調理法は何か、組み合わせ食材はどれか、といったように、栄養素側からレシピを組み立てています。器は鈴木松風堂さんの和紙。洗って繰り返し使えます。

元気な黄色の花を咲かせ、人々の心を明朗にしてくれる短い旬の菜の花。ほろ苦い蕾の中に、花を咲かせる為の栄養素が凝縮されたバランスの良い非常に優秀な緑黄色野菜です。ミネラルを豊富に含む為、骨の形成、強化、貧血予防や免疫力アップに役立ちます。菜の花に含む鉄分(非へム鉄)は、肉や魚などの動物性たんぱく質と一緒に食べて。油で手早く炒めることで、βカロテンの吸収率を高めます。またビタミンCも豊富に含むのでストレスを撃退。

トマトのリコピンは加熱したり油と一緒に摂ることが吸収率をあげるポイント。しらすにも骨強化のカルシウムが豊富。はっさくなどの柑橘系食材と一緒に摂ると吸収率がアップします。またしらすはくるみと一緒に摂ると、脳や細胞の老化を防ぐ効果が。ナツメグの香りにはリラックス作用。スポーツ時の緊張と疲労からの脱出効果も。健胃作用があり、体の冷えを防ぎます。サンドしてしまうと絵がうまく入らなかったので、カナッペ風にしました。

※2015年3月17日に発売した京都新聞「アス飯」菜の花を使ったレシピはこちら

「本日発売」

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/115481

春野菜の中でもトップクラスの栄養価を持つ菜の花。この回は「鉄分」に注目。動物性たんぱく質と合わせて吸収率を上げ、仕上げに手早く炒めることで、β-カロテンの吸収率をアップ。ここぞという時に活躍させたい鉄分豊富な食材を組み合わせてみました。器は桜の木で出来ています。千葉県で小学校の先生をしている友人からいただいたものです。

福岡に住まいを移したこともあり、福岡らしい食材を何かひとつ取り入れたく、明太子を使ってみました。

コラム冒頭の城南宮。源氏物語花の庭。枝垂れ梅は2013年に初めて見た時、美し過ぎて命奪われるなんてことがあるのかもしれないと思いました。毎年見に行っていたこの姿に想いを馳せています。

2017年Jリーグがいよいよ開幕!

身が引き締まる思いです。