一食を丁寧に。
こつこつ
手
京都新聞紙面
ご報告
京都サンガF.C.オフィシャルメルマガにて正式なリリースがありましたので、私の方からも改めてご報告させていただきます。
今年度ホームゲームにて栄養講習会をさせていただくことになりました。
求められているものに応えられますよう一生懸命頑張らせていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
以下、京都サンガF.C.広報担当の久保さんに取材していただいたものです。宜しければご覧ください。
【ムラサキズナ 号外】 山瀬理恵子さんによる講習会をホームゲームでも開催します
■こんにちは、広報担当の久保です。
先日、山瀬選手の奥さまである
山瀬理恵子さんにお会いしてきました。
理恵子さんには、
1月31日のファン感謝デーにて
「アス飯~サンガエディション」と題した
主に、お子さまを持つ親御さんを対象に
スポーツやその他習い事などで
結果を残すための、
「食事」に関する講習会
を開催していただきました。
サンガで用意したブースの完成度が低く、
ホワイトボードすらご用意できなかったという
悪環境下(すみません!)でも、
常に笑顔で、明るい口調で
ときに大笑い(ガハハ!というノリの)しながら、
参加していただいた方々や
ブースの外からご見学していただいた方々を
楽しませてくれました。
■京都新聞での「アス飯」は
63回を越えるという
異例の長期連載を実現。
知識、メニューの豊富さなど
食事面における充実度はすでに周知の事実です。
ところが一方で、
見落とされがちなのでは?と思ったのが、
「理恵子さんのキャラクター」
かつて日本代表の10番を背負い
ビッククラブで結果を残し続けてきた
「山瀬選手の妻」として
食事面でのサポートだけではなく、
彼の成功を後押ししているのは
理恵子さんと
日常、接していることで伝わる
「空気感」
に他ならない!と。
そのあたりの事実を確かめたくて
取材を申請させていただきました。
「人の優れた部分を見出して
敬い、接することができる」
という性格が
接する人、もちろん山瀬選手や
アス飯のファンしかり、
理恵子さんの心情に触れることで沸き上がる
「ポジティブな気持ち」
が、思考や行動を促進し
結果を促すことにつながるのでは?
お会いして、雑談をしながら
そんな仮説を投げかけてみます。
■「実は短大を卒業してすぐ、
小学校の先生をやってたんです。
しかもいきなりの担任!
今考えるとその経験がよかったのかなぁ。
5年生だったけど
個性が確立された大人。
感性が豊かな子たちを相手に
いかにして心を動かすことができるのか。
6年生も続けて担任をしてほしいって
嘆願書を受け取ったこともありますよ(笑)
今でも結婚式に呼ばれたり
とてもいい関係が続いています。」
快活、という表現が
これほどハマる人はいないのでは?
そんな理恵子さんのトークは
マシンガンのごとく。
メモを取る手は、まったく追いついていません(汗)
■「こんな私ですけど
傷ついて落ち込む時期があったんですよ。」
前向き、ポジティブ、
未来志向で元気ハツラツ、
取材前のイメージ通りの
トークバトルを展開する理恵子さんが
ひとつギアを落とし
つらい過去を振り返ります。
「(山瀬選手と)出会ったときは
彼の絶頂期だったんです。
でも浦和に移籍したときに
靭帯をやっちゃって。
復帰後は別人のようでした。
オリンピックを3か月後に控えて
本人も焦ってたと思います。」
スタジアムで観戦していると
必然的に体感される
山瀬選手への
ネガティブな反応。
あたかも理恵子さん本人に
向けられた反応であるかのように
自虐的に受け止め続けてしまいました。
「プレーを見るのも怖くなって
外にも出れなくなりました。
一回死んだ感覚です。
その当時の記憶もほとんどありません。」
持ち前の明るい性格が幸いし、
落ちてしまった状態から
今の自分を取り戻すことができたのは、
サッカー選手の妻として
プレーや結果、気持ちを共有する一方で、
とはいっても「他人」であること、
どうしようもないこと、
他人の人生は
もがいても変えられないこと。
そんな事実にあらためて思いを致したから。
開き直りとともに
立ち直る経験をすることになりました。
■いいときも悪いときも
常にフラット。
そんな性格の山瀬選手のそばで、
過去のつらい思いを払しょくする。
未来志向の
先を見る感覚をつかみ、
自分が動くことで
周りが幸せになれるよう
「奉仕の心」で
動き続ける今の理恵子さんが
徐々に確立されていきました。
「もともと自己評価が低いので
人の成功をうらやましいとか
思うことはありません。
人に対してはリスペクトしかないし、
どんなに動いても
自分に自信を持てるということは性格的にはないですね。」
自分が表に出ることで
周りのみんなが上がっていけるように、
相乗効果で
みんなが幸せになれるように、
そんな気持ちで
人を観察し、人を見るようになりました。
「子どもって
物覚えが悪くても
努力を継続できる子もいます。
この子には
こんなにいい面がある。
お互いリスペクトしあって
ポジティブな雰囲気を作れるようになれば
おのずと結果は
付いてくるんじゃないでしょうか。」
人を嫌いになることは
絶対にありません。
すべてが「個性」
そして誰もが備え持つ
いい面を探してリスペクトする。
自然体で表現できることと相まって
食事面でのサポートという「金棒」を手に入れ
山瀬選手のみならず
多くの人々の成功を後押しし、
「幸せ」を提供してきました。
■西京極ホームゲームでは、
理恵子さんによる
食事講習会を開催します。
西京極の会議室を貸し切り
理恵子さんと直に接して、
「リアルアス飯(仮称)」
をお楽しみいただこうというのが
今回の企画の趣旨。
食事の知識をご提供するだけではなく、
理恵子さんご本人と
空間と時間を共にして、
理恵子さんの表情、立ち振る舞い、口癖に
触れていただきます。
「彼女は成功している」
という事象だけを見るのではなく、
結果を生み出す行為、思考、信念に至るまで
表面的には見えにくい部分、
何を信じて、何を見て、
何を考えているのか。
理恵子さんを「完コピ」する意気込みで
ご参加してみてはいかがでしょうか。
■理恵子さんに触れ、
信念を変えて、思考を変え
行動を変えていくことで
理恵子さんと同じ傾向の
結果が得られるようになるかもしれません。
食事や料理
という事象だけに目が行きがちですが、
「リアルアス飯」では、
本質的な事実を知り
結果を残せる信念を作るきっかけ作りの場
となれるよう、
企画を進めていきたいと思います。
詳しい情報は後日また、
ムラサキズナ号外にてご案内します!
こうご期待!!
想い
本日発売の京都新聞さんに掲載していただいたレシピ写真です。
木の芽風(木の芽を吹き出させる春の風)がくすぐるようにして身の上を通り過ぎて行く中、スーパーに並び始めた「快活、小さな幸せ」を花言葉を持つ「菜の花」と、柑橘類の「はっさく」をポイントに置いたレシピを考案しました。
今回のレシピをたてるきっかけとなった言葉があります。
似顔絵はんこでお馴染み、石田正美さんからお庭に実ったたくさんのはっさくをお裾分けいただいた時のこと。正美さんがぽつりと「はっさくって、フルーツとしては食べるけれど、これを使って何か料理はできなかなあ?」とおっしゃったこと。
あれからずっとこの言葉が頭の中に残っていて。どこかで正美さんからお裾分けしていただいたはっさくで、レシピ考案出来る日が来たら良いなと。
私の実家は農家です。今この瞬間に畑で実っている野菜を使って、祖母が毎日の料理を作ってくれる生活を送っていました。
こんな風に、自宅の冷蔵庫に入っている食材の中から「何を作ろうかな?」と考えて料理することが、自然の流れにそっているような気がします。
食べ物を美味しく、感謝しながらいただくことも、お裾分けしていただいた方へのせめてもの恩返しです。
レシピ考案の仕方はこんな感じ。
先ずどこかにはっさくを使えたらということを念頭に置く。(個性的な食材なのでダメだった場合は切り替え)次に、これからどんどん表に出て来る菜の花を主役におきます。(動画収録は明日ですが、動画公開まで時間を要するのでその辺のバランスも見ています)そこから、菜の花特有のほろ苦さと相性のよい食材は何か、それぞれの食材が持つ栄養素の吸収率をアップさせる調理法は何か、組み合わせ食材はどれか、といったように、栄養素側からレシピを組み立てていきます。
栄養価だけでなく、安価、身近、調理工程は出来るだけ短く、食材を出来るだけ最小限に、旬であること、最後に少しだけ驚きや個性的であることをいつも心がけています。
このレシピの味覚ポイントは、ヨーグルトです。ヒントになったのは、石釜定期便でお馴染み、従兄弟のタルトフランベ。
ソースにヨーグルトを持って来たのは、これを食べた時、シンプルで濃厚な味に、ヨーグルトの酸が非常に相性が良いことを知れたこと。かなりの驚きでした。
タルトフランベ
http://cookpad.com/diary/2745417
前作の、白味噌にヨーグルトを混ぜて蒸したものも、従兄弟の作ったタルトフランベがヒントになっています。従兄弟には本当に感謝。
それでは栄養説明をします。
元気な黄色の花を咲かせ、人々の心を明朗にしてくれる短い旬の菜の花。ほろ苦い蕾の中に、花を咲かせる為の栄養素が凝縮されたバランスの良い非常に優秀な緑黄色野菜です。ミネラルを豊富に含む為、骨の形成、強化、貧血予防や免疫力アップに役立ちます。菜の花に含む鉄分(非へム鉄)は、肉や魚などの動物性たんぱく質と一緒に食べて。油で手早く炒めることで、βカロテンの吸収率を高めます。またビタミンCも豊富に含むのでストレスを撃退。
トマトのリコピンは加熱したり油と一緒に摂ることが吸収率をあげるポイント。
しらすにも骨強化のカルシウムが豊富。はっさくなどの柑橘系食材と一緒に摂ると吸収率がアップします。
またしらすはくるみと一緒に摂ると、脳の細胞の老化を防ぐ効果が。
ナツメグの香りにはリラックス作用。スポーツ時の緊張と疲労からの脱出効果も。健胃作用があり、体の冷えを防ぎます。
サンドしてしまうと絵がうまく入らなかったので、カナッペ風にしました。
コラムの方は、先月末に催された京都サンガのファン感謝デーについて。
ファン感謝デー
https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/32783
全ての始まりは「出逢ったからには連帯責任」という言葉。
知り得たこと「出逢ったからには連帯責任」
http://cookpad.com/diary/2657459
語気が強い!(笑)と何度も笑われましたが、この言葉を誘い文句にして、誰にも相談せず、自分1人の勝手な判断で「アス飯動画に出てみませんか?」とお2人のサポーターの方にお声がけしました。
人間、1人の力など微々たるもの。何より限界があります。芸能人であるとか、華やかでピチピチした若い女性だったらまだしも、一般人、しかも40歳目前です。
認知度も低い、料理のプロでもない、山奥のじゃがいも畑で育った農家の娘。つけていただいているあだ名は「男の中の男」「豪傑」「ベジータ」「金子」「オスゴリラ」。何故か全部「男」。夫には、生まれてくる世界を間違えた、突然道路に飛び出て来た野生動物のような人間とまで言われています。
サッカー選手、山瀬功治の妻という着目点はあるかもしれませんが、夫婦バランスはどうでしょう。アンバランス過ぎて未知。特筆して打ち出せる何かがある訳でもなく(何かこう自分で書いていて悲しくなりますが)俯瞰すると、会社が理想としているであろう目標設定に対し、自分の存在が弱過ぎると思いました。
そこで思いついたのは人を巻き込むこと。見渡せば周囲には素晴らしい方ばかり。そういった方の力をお借りすればよいのではと考えました。(夫には末っ子特有の甘え気質、悪く言えば他力本願とも言われています。その通り!笑)
お二人のサポーターの方に最終確認をした時のこと。
「チーム状況もあります。私自身が未完成、不完全です。一緒に表に出るマイナス要素もありますが大丈夫ですか?」とお尋ねしたところ「大丈夫!」と、潔くゴーサインをいただけたので(ごり押しとも言う 笑)そこからは、この夢は何が何でも絶対に叶えると強い信念を持ちました。
正直、お2人から承諾さえいただければ、実現出来るものとしか思っていませんでした。
「何かあったら全責任は自分がとる」
もともと自身の存在などあってないようなものです。失敗したり、酷評されたところで、おそらくその通りであり、おっしゃる通りだと思います。私には失うものが何1つとしてありません。(勿論、京都新聞さんと人生のパートナーである夫には土下座して謝ります)
新しい風を起こすには勢いも必要。リスクを言い出したらキリがない。何事も、瞬間的、短期的デメリットにとらわれては大事なところを見失ってしまいます。未来を想像し、メリットがデメリットより上回っていれば勝算があると私は考えます。
選択は二択。シェアが大きくなればなるほど、全てから肯定的意見を得ようなど絶対に不可能。それだったらシンプルに、マイナスよりプラスが上回っていれば良しとする。こう決めました。
しかもこの時は、絶対にこの行動をプラスに出来る自信がありました。何故なら、お話をふったお二方が、信頼出来る方であり、大好きな方であり、どの角度から見ても素晴らしく、力強く背中を押させていただける強力な存在だったからです。
相思相愛でなくて良い。自分さえ相手をしっかり想っていれば。
チームや夫の状況など懸念材料は多々ありましたが、それでも、プラス要素が格段に上回ることしか私には想像出来ませんでした。
今だから言える話ですが、実のところ側近の上司(私は外部の人間として雇われている身なので正確には違いますが、関係性においての上司としておきます)からゴーサインがなかなか出ませんでした。
後の笑い話で、この人何を言い出したんだ、本当にうまくいくのか、大丈夫なのかと始めは思っていた、と言われた程。
交渉が滞り、なかなか前に進む気配が無かったので、ここは男の中の男。自分には女の力が皆無、使えないことは重々承知。どういった切り口で挑んでいこうかと考えた結果、安易かもしれませんが、お酒の力を利用することに。笑
アス飯乾杯!
http://cookpad.com/diary/2700154
この時に、絶対やりたいです、私を信じてください、うまくいきます!とたたみかけるようにして部長からゴーサインをいただきました(⌒▽⌒)
そこからは猪突猛進。
こういった積み重ねがあって徐々に「アス飯」パワーが広がって行き、今回のアス飯京都サンガエディションが実現していると思います。
最近「アス飯」凄いね、あんた凄いね、と言っていただけることが多くなりました。
その度に思うのです。たまたま表に出ているのが私なだけですと。
何事も物事が成長していくにはたくさんの人の手が必要です。携わった方、誰1人として欠けては成り立っていません。
表に出した時点で、自分の手の上を離れています。今ここで話していることも結果論でしかない。
もし、何らかの評価を得たのだとしたら、それを担ったのは自分以外の方です。自分以外の皆さんのお陰。
始まりのあるものには終わりが来ます。
今は、万が一我が身がなくなったとしても大丈夫と言えるくらいに「アス飯」を成長させていきたいと考えています。
どの分野においても素人である私より、もっともっと優れた適任の方がたくさんいます。いつか、本当の意味で表に立つに相応しい方が継いで欲しい。
前例としてして参考材料にしていただけるのなら、踏み台でも何でも良いです。
未来に対し、もっともっと素晴らしい形にして「アス飯」が、ポジティブに明日へ伝わり続けてくれることを想像する時間が出来たことが何より嬉しいです。
どんなに時間を積み重ねたとしても、命あるうちにこれがベストだと言える瞬間など来ないと思います。ですが、何かを試みる以上、少しでも前に進むこと。努力し続け、今日の最大限を目指したいと思います。
ダメゆえに得られたことです。見た目は格好悪いかもしれませんが、こんな風な鼓舞の仕方があっても良い。そう思えるようになったことが幸せに感じる今日この頃です。
祈り
「華やかさの一寸先は闇」
いつだったか、スポーツ選手のことをこんな風に例えていた人がいました。
潔い程に結果が必須。
やり直しの利かない一発勝負。
勝てば天国、負ければ地獄。
良し悪しも全公開。
常時交感神経が優位な精神状態で、しばしば何かに縋りたくなる、肖りたくなることがあります。
運気の上がると言われている場所、ジンクス、お守り。
それは側近の家族やサポーターも皆同じ。
異なるのは、プレイヤーと同じだけの気持ちはのせられても、自身がピッチに立っている訳ではないこと。
近いようでいて、遠い距離感。
けれど試合結果には一喜一憂。
達成感や安堵感のようなものに加え、時には
「こんなに想っているのに
こんなにやっているのに
こんなに応援しているのに」
何処にぶつけようもない、もどかしく、いたたまれない感情に苛まれたり、激しく消耗することもあるかもしれません。
夫に常々話しています。
忘れないでいてください。選手だけが悔しいのではないです。
貴方の人生は誰のものでもない、貴方のもの。実際のプレイヤーにならない限り、家族でさえ、真の意味で共有することは出来ないのかもしれないけれど、自分のことを、自分以外の誰かが願い、祈り、応援してくれることはとても幸せなことですと。
アテネオリンピック。
最終予選で落選してしまいましたが、北海道で18年間一緒に暮らしていた祖母が、夫が選ばれるよう、毎朝お祈りしてくれていたことを他界してから知り、涙が溢れて止まりませんでした。
きっと祖母と同じように、静かに祈りを捧げてくれた人が他にもいたはずです。
ある奥さんは、毎試合前、必ず、ご縁ある神社にお祈りにいっています。それを選手は知りません。
スポーツの世界でなかったとしても皆同じ。
例えば母が子を想う気持ち。その逆もまた然りです。
見えなくても、言葉にしなくとも、生涯伝えることがなかったとしても、何処かで自分のことを想い、祈ってくれている人がいるかもしれないのです。
切なさに似たようなものでいて、優しく、温かなこと。
私は、自分以外の誰かを本気で想える人は、その人も、誰かから祈って貰えていると。
本当の想いは、遅かれ早かれ、必ず伝わるものだと信じています。
そんなことを巡らせながら、毎日ご飯作りに努めています。
ご報告
京都サンガF.C.さんのムラサキズナより抜粋させていただきます。
https://s360.jp/form/30977-2104/
【ZTF- the Zero Touch Field】
~2016京都サンガF.C. ファン感謝デー~
ウマいって言われたい!山瀬理恵子の「アス飯」サンガエディション
応募フォーム
■山瀬選手の奥さまである、山瀬理恵子さんプロデュースの講習会です!
<理恵子さんからのメッセージ>
初めまして。京都サンガF.C.山瀬功治の妻、山瀬理恵子です。
この度ご縁があり、京都サンガファン感謝祭におきまして、栄養のお話をさせていただく機会をいただきました。
夫は現役17年目のチーム最高齢。度重なる大怪我を乗り越えて今日の姿があります。
スポーツ選手と栄養は切り離せない関係性です。私自身も夫をサポートするようになってちょうど16年目です。
これまで培ってきた経験から得たもの、TPOに合わせた食事や、
具体的に現役のスポーツ選手はどういった食事をしているのか。
アットホームに、出来るだけ分かりやすく、エピソードを交えながら近い距離感でお話し出来たら良いなと思っています。
サプライズもご用意しています。どうぞお楽しみに!
————————————————————————————
☆山瀬理恵子のキッチン☆
http://cookpad.com/kitchen/8418816
☆京都新聞「アス飯」☆
http://www.kyoto-np.co.jp/info/sports/athmeshi/
————————————————————————————
■開催日時■
1月31日(日) 15:00~16:30(ファン感謝デー内)
■参加方法■
こちらの応募フォームよりお申し込みいただき、抽選にて参加者を決定いたします。
■定員■
15名
※アットホームに、近い距離感でお話ししたいという理恵子さんのご希望もあり
少人数制とさせていただきます。
※応募者多数の場合は抽選にて参加者を決定いたします。
■募集締め切り■
2016年1月25日(月) 12:00
■注意事項■
◎ファンクラブにご入会いただいている方以外にもご応募いただけます。
※ファンクラブ非会員の方は入場料1000円が必要です。
◎当落にかかわらず、ご応募締め切り後、ファンクラブよりメールにてご連絡いたします。
※「fan-club@kyotosanga.jp」からのメールを受信できるよう設定ください。
上記をご確認の上、以下のフォームに必要な項目を入力し「送信」ボタンを押してください。
https://s360.jp/form/30977-2104/
誇り
取材、文:久堀嘉洋・山瀬理恵子
「ビッグフラッグ」とは?
スタジアムでの選手入場時などの際に、ゴール裏やバックスタンドに掲出される巨大フラッグのことです。
大きいものでは50メートルを超えるものもあります。
クラブの歴史や重み・スタジアムでの一体感を打ち出し、選手の背中を後押しするクラブの象徴とも言えるフラッグです。
夫の所属する京都サンガF.C.にも、2004年秋に初代ビッグフラッグ「鳳凰」が誕生しました。
今回ご紹介させて頂く、現在のビッグフラッグ「紫魂」は2014年春からの2代目です。
一度でも西京極スタジアムへ観戦に来られた方は、ゴール裏で高らかに掲げられている初代・2代目いずれかのビッグフラッグをご覧になられたことがあるかと思います。
2015年秋・「紫魂」の制作に携わり、ブラッシュアップ(ベースは崩さずに改良)されたデザイナー久堀嘉洋さんとの出逢いがあり、あの1枚の大きな旗の中に様々な想いが込められていることを知りました。
「紫魂」が誕生するまでに、京都サンガF.C.・京都パープルサンガ後援会・そしてサポーター連合会と多くのサポーターの方々の熱い想いが刻まれたストーリーをぜひご紹介させていただきたいと思います。
【2013年7-8月】一般公募と投票
2014年に迎える京都サンガF.C.法人化設立20周年を迎えるにあたり、京都パープルサンガ後援会とサポーター連合会を中心に、「ビッグフラッグ2013作成委員会」が設立されました。
クラブ創設時からのサポーターの方は、設立時にこのように語られています。
「大きなクラブにはビッグフラッグが何枚もあり、それが歴史の重みや成長の歩みを表している。クラブ設立20年にふさわしい、京都らしいイメージのデザインになれば」
そして「京都の誇り!-新たなビッグフラッグを創ろう!-」をプロジェクトコンセプトとし、一般公募により作品募集が始まります。
一次審査を通過し、西京極スタジアムでの最終選考会に選ばれた作品は以下の5点。
結果、西京高校の金高昂太郎君・加藤智行君の作品が1位に決定。
後のサポーターズマガジン「ムラサキノキモチ vol.21」にて2人のコラムが綴られています。
「最も表現したかったのは京都の誇りです。このビッグフラッグが、選手やサポーター・チームに関わるすべての人たちを奮い立たせるだけでなく、『俺たちがサンガだ』という威厳を他チームに誇ることができるような象徴になることを願っています」
【2013年9-11月】募金活動とデザインリメイク
西京極ホームゲームにて、サポーター連合会の皆さんやサポーター有志による募金活動が開始されます。
また、同会で作成したプロジェクトTシャツやキーホルダー販売・募金を頂いた方へは記念ストラップを贈呈。
クラブにもユニフォームオークションを開催して頂き、販売収益は全てフラッグ作成の募金へ。
対戦相手のサポーターからの募金を目にすることもしばしば。叱咤激励やエールを頂く貴重な場となりました。
募金額は最終的に目標金額の250万円を達成。制作費は約150万円・余剰金は、今後の修繕やメンテナンス費に充てられています。
募金活動と並行し、デザイン面でのブラッシュアップが開始されました。
印刷データとしての課題や不具合が残っていた為、サポーターでありグラフィックデザイナーの久堀さんが引き続きサポート・進行することに。
西京極のゲーム前に毎回検討会が行われ、ただひたすらブラッシュアップと修正の日々。全体の意思統一として当選作品のニュアンスは65%は保持したまま、35%程リメイクする姿勢を最後まで意識付けられました。
少しずつバランスを調整・様々な方からの意見・提案を加味しながら、20以上の経過案を経て完成へアプローチ。
以下はブラッシュアップを施した主なポイントです。
・京都サンガのホームスタジアムである西京極スタジアムを中心に配置し、地面シルエットを盆地独自のゆるやかなお椀型へ。
・京都の街のシンボルの配置(二条城・祇園祭の鉾・大文字山・鳥居・五重塔・京都タワー・舞妓さん)。
・「紫魂」の字体は当選作品をベースに肉付けし、南側スタンドからでも読み取れる視認性を維持。
・透かしの花柄の挿入(詳細は後述します。ココが一番驚きました!)
【2013年12月-2014年3月】フラッグの完成とお披露目
多くの修正と調整を重ね、2mのテスト印刷後に作成が開始されました。
年が変わった3月上旬、多くの方の京都の街に対する想いと「京都サンガF.C.」というクラブの歴史が織り込まれた、幅35m×高20mの新しいビッグフラッグ「紫魂」が誕生しました。
【2014年3月8日】サンガタウン城陽にて内覧会
練習後の夫も、Aグランドに大きく広げられた「紫魂」をこの時初めて見たそう。
「入場時、スタンドいっぱいに掲げられるビッグフラッグを見ると、一気にテンションが上がる。胸がわき上がってくるような感覚を憶える。ビッグフラッグというのはある意味チームの顔。初めて目にした時は、この大きな旗が僕ら選手達に与えてくれるパワーはとてつもなく大きいと思った。今回の取材を機に、細部にもこだわりを持っていることを知り、ますますフラッグへの思い入れが強くなった。京都らしい粋や余韻も感じます。一選手として、京都の誇りを胸に闘っていきたい。」(山瀬功治)
【2014年3月16日】2014年開幕戦・対栃木戦にて表彰式&完成披露
クラブ設立20周年となる、記念の年のホーム開幕戦を迎えました。
早朝から多くのサポーターが集まり、完成披露の準備や進行確認。
当選された金高君・加藤君お二人の晴れやかな表彰式。
試合直前、ついに西京極のピッチに広げられた雄大な鳳凰の翼のような力強い「紫魂」。
通常は試合前およびサンガの勝利後に掲げられますが、この日だけはハーフタイム時にもゴール裏スタンドで掲揚。
1年がかりで活動された「サンガサポーター」「京都パープルサンガ後援会」「京都サンガF.C.」それぞれの想いが実を結び、数多くの試行錯誤を経て緑のピッチに映えたビッグフラッグは誇らしく。それまでの多くの方の努力が報われた瞬間だったと聞きました。
「将来デザイナーを辞めるまで、これ以上大きなモノを作ることはないと思います。言葉がわかるようになったら、子どもに、フラッグへの想いを伝えたい」(久堀嘉洋)
これから先、この「紫魂」の下で多くのサンガサポーターがたくさんの思い出やストーリーを紡いでいくことを願ってやみません。
【2015年11月23日】
2015年最終戦。この目で確かめるべく自らゴール裏に潜入。実際の中の様子を観察して来ました。
「紫魂」の下に入ってみて、何よりも感動したこと。
京都サンガを象徴する紫の中に、たくさんの花が鏤められていることが分かったのです。
花の由来は、何と各ホームタウンの市花!
京都市 …サトザクラ
向日市 …ヒマワリ
長岡京市 …キリシマツツジ
亀岡市 …イワツツジ
宇治市 …ヤマブキ
城陽市 …ハナショウブ
京田辺市…ヒラドツツジ
木津川市…コスモス
ツツジ系の花が多かった為に、おしべの数を明確に変えることで差別化したとか。
各ホームタウンの市花テクスチュアは、次点作品(久堀さん)に敷かれていました。「そのまま落選するには惜しい。当選作品に透かしとして起用するのはどうか」というあるサポーターの方の言葉がきっかけとなり採用。
私がいたのは京田辺市の「ヒラドツツジ」の下です。
ビッグフラッグの下に入った人だけが覗き見られる、あまりにも美しい秘め事。(写真撮影:山瀬理恵子)
迸るエネルギー。
ここに携わるたくさんの人の想い、願い、祈りが集結する。
ムラサキの誇りは、掌を合わせ、突き動かされるように大空へたなびく。
それぞれの市花が鮮やかに咲きみだれ、歓喜の大合唱を巻き起こす時、それは未来へと時を繋いだことを意味するのでしょう。
いつも支えていただき本当にありがとうございます。
「紫魂」の誇りに恥じぬよう、選手ファミリー一同、誠心誠意闘います。(山瀬理恵子)
※この投稿におきまして、たくさんのサポーターの皆様、関係者の皆様にお時間を頂戴しご協力いただきました。
心より感謝申し上げます。
吉本興業とマネジメント契約を締結
http://news.yoshimoto.co.jp/2015/12/entry44346.php
吉本ニュースセンターの記事を抜粋させていただきます。
京都サンガ・山瀬功治選手と吉本興業がマネジメント契約を締結! ふるさとアスリート、今後の競技人生への意気込み、セカンドキャリアについて語る。
プロサッカー選手として、現在、日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」のディビジョン2の京都サンガF.C.に所属する山瀬功治選手が、吉本興業とマネジメント契約を締結。本日12月21日(月)、都内にて囲み取材に応じました。
山瀬選手は抜群の攻撃センスを誇る攻撃的ミッドフィルダー。2000年、コンサドーレ札幌に加入し、2001年にはJリーグ新人王を受賞。その後、2003年に浦和レッドダイヤモンズ、2005年に横浜F・マリノス、2011年に川崎フロンターレとクラブを映しながら、2013年より現在所属している京都にてプレー。2014年にはキャプテンを務め、今季のリーグ戦では23試合に出場しています。また、日本代表には2006年に初招集されて以降13試合に出場。日本代表、各クラブで鮮烈な印象を残し続ける注目選手の1人です。
さわかやな笑顔を浮かべて登場した山瀬選手。まずはマネジメント契約を結んだいきさつについて、「年齢的にセカンドキャリアについて考えたときに、よしもとさんとご縁がありまして。お話をする中で、芸人さんを始めとしたさまざまな有名人やアスリートのサポートをしている会社だと知り、今後の競技人生のサポート、またセカンドキャリアでもお力になっていただけるのではと思い、契約を結びました」と説明します。
現在、よしもとには石井一久を始めとして、野球では黒田博樹選手(プロ野球・広島東洋カープ)、青木宣親選手(MLB・シアトル・マリナーズ)、サッカーでは丹羽大輝選手(ガンバ大阪)、森重真人選手(FC東京)、太田宏介選手(FC東京)など多くのスポーツ選手が所属していますが、「初めて話を伺ったときは、こんなにたくさんのアスリートがいるんだと思いました」と驚きを隠せなかった様子。「よしもとさん=芸人さんというイメージが大きかったんですけれど、それ以外の著名人も多くサポートしているのであれば心強いなと。いろんな可能性を提供いただけるのではないかと感じたんです」と語ります。
2014年に立ち上げた地域と連動したスポーツ活動を展開する『ふるさとアスリート』へも賛同している山瀬選手。
「アスリートというのはそれぞれの地に住む方々のサポートや応援、お力をいただいて成り立っています。サッカーを通して、移籍などでいろんな地域に住みましたが、これまでやってきたサッカーの復興をそれぞれの地で復興していければ。スポーツで少しでも地域の活性化に貢献し、地域が元気になっていただければと思っています」と、これまでお世話になってきた地域に感謝を。
「5歳から30年近くやっているサッカーで培ったことや経験したことを、これからサッカーを始めようとしている人、今やっている人に何かしらのかたちで貢献できれば。サッカーを始めるきっかけになることも、どんどんやっていきたい」と意気込みつつ、「サッカー以外のジャンルにも挑戦したいですね。いち社会人としてできることをいろいろとやっていきたいです」と意気込みます。
今は現役選手としてプレーしていますが、セカンドキャリアとしてはサッカースクールなどの活動を視野に入れつつ、「よしもとさんはバラエティでのノウハウもあるので、笑いながらサッカーを教えていければ」とコメント。「バラエティとかもそうですし、もちろんサッカー解説などにも興味があるのでやっていきたいですね」と語りました。
以前、太田宏介選手が神保町花月での公演に出演する予定があったことを告げると(註:日本代表招集のため実現せず)、「えぇ! そうなんですか!?」と目を丸くした山瀬選手。「正直、僕が何をやれるのかは想像付かないですが、(舞台への出演は)新しいジャンルへの可能性の1つではありますよね。どこまでできるかはわからないですけど、少しやってみたい気持ちも……。その辺は、よしもとさんと相談します」と笑います。
「ダウンタウンさん、ナイナイさん……面白い人しかいないので挙げていくとキリがないです」と語るほど、お笑いも好きだそう。「テレビとかを観ていると……みなさん面白いのはもちろんなんですけど、とにかくお喋りがうまいじゃないですか。その辺を見習っていきたいですよね。笑いのセンスがないので(笑)どこまでできるかわかりませんけど、そういった話し方もこれから学んでいけたらと思います」と新しい挑戦への意欲を多いに語ってくれました。
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