J再開日程「5月29日」めどに決断へ…21日の政府専門家会議が争点(ゲキサカ)

HIRATSUKA, JAPAN – FEBRUARY 21: The Logo of J.League is printed on the official ball prior to the J.League MEIJI YASUDA J1 match between Shonan Bellmare and Urawa Red Diamonds at the Shonan BMW Stadium Hiratsuka on February 21, 2020 in Hiratsuka, Kanagawa, Japan. (Photo by Masashi Hara/Getty Images)

Jリーグの村井満チェアマンが19日、理事会後のオンライン記者会見に出席し、再開日程は最短で5月29日をめどに決定すると明かした。22日に実行委員会を控えており、ここでの決定事項を踏まえ、各ステークホルダーと約1週間かけて議論していくという。政府は今月14日、4月上旬〜中旬から発令していた緊急事態宣言を39県で解除。21日の専門家会議での答申次第では、残る8都道府県の解除も検討されていると報じられている。Jリーグはこの政府見解を待ち、翌22日午前に日本野球機構との専門家連絡会議、同日午後にクラブ代表者が集まる実行委員会を設定している。村井チェアマンはこの日、22日の実行委員会では「再開の具体的なプランを設定することはしない」と明言。日本プロサッカー選手会、クラブの契約担当者や強化担当者、実行委員会などさまざまなステークホルダーとの協議が必要だとし、「29日ごろをめどにアウトプットを考えられれば」と今後の展望を明かした。また再開ができるかの基準は「緊急事態宣言がどういう扱いになっているかということと、緊急事態宣言が解除されているエリアでも行動様式の注意喚起が続いている。緊急事態宣言が解除されるされないにかかわらず、どういう行動様式を要望されるかを注視しながら判断していく」と述べた。(取材・文 竹内達也)