とっておきのカラフルサラダ FM愛媛 動画公開!JA全農えひめpresents山瀬理恵子のオンラインでアス飯

【はだかむぎのとっておきのカラフルサラダ】

https://youtu.be/AuVr-sD4rbo

ラジオパーソナリティの山崎愛アナウンサーと元気にやっています!是非覗いてみてください!😆

愛媛県庁知事報告会 はだか麦レシピ開発で誕生したレシピです!中村知事にフルーツ使いを褒めていただけました🙇‍♀️

レポートはこちらから💁‍♀️
https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/551650

はだか麦の解説
大麦は世界最古の食べ物。はだか麦も紀元前6000年頃に始まった。麦ごはんとして食べられたのは平安時代頃から。愛媛県は34年連続生産量日本一である。全国における4割の収穫量を誇る。麦みそ、麦ご飯、麦茶など様々な調理に使える。ミートソース、肉まんの具材、和スイーツなど。玄米に比べて糖質とカルシウムが多い。プチプチとした弾けるような食感で口いっぱいに美味しさを感じられる。人間が生きる上で欠かすことの出来ない食物繊維を豊富に含んでいる。

腸には免疫に関わる細胞の7割以上が存在。体内の最大の免疫器官とも第二の脳とも言われている。そんな腸の健康を保つ鍵となるのがはだか麦の食物繊維。食物繊維には水に溶ける性質の水溶性と溶けない不溶性があり、これらをバランスよく摂取していくことが大切だが、野菜のほとんどに含まれる不溶性に比べ、水溶性食物繊維が豊富なものは限られている。はだか麦は不足しがちな水溶性食物繊維のβグルカンを非常に多く含んでいることが最大の特徴である。

βグルカンは糖質や脂質の吸収を抑えるだけでなく、その持続時間も長い。満腹感を得やすくなるので食べ過ぎを抑えたり、ガンや動脈硬化予防効果を発揮。アスリートの場合は減量期や持久系トレーニング期に重宝。更には1日の中で最初に食べる朝食でβグルカンを摂取すると朝食だけではなく次に食べる昼食以降の血糖値までゆっくり上昇。(セカンドミール効果)筋肉や脳でのエネルギー利用が適切になったり、糖質が脂肪に変換されにくくなるため太りづらい体質になるなど健康維持、に大いに役立つことが分かっている。かみごたえのある食感で血流アップ、脳を活性化を目指していきたい。

トマト
リコピンは強力な抗酸化作用を持つ夏のパワー野菜。リコピンは脂溶性で熱に強く、吸収率を上げるためには油と一緒に加熱調理するのがベスト。オレイン酸の豊富なアボカドとの相性も抜群。リコピンの構造を「トランス体」(主に生のトマトに存在)から「シス体」(油と一緒に加熱することで変化)へ。トランス体よりもシス体の方が体内に吸収されやすく、リコピンは、にんにくや玉ねぎ、油と一緒に加熱調理することで体内に吸収されやすいシス体への構造変化が促進される可能性が示唆されている。(ニンニクや玉ねぎを調理することによって生成される香り成分の「ジアリルジスルフィド」が促進成分の1つとなる)リコピンはトマトの皮や種に豊富。湯むきするとリコピンを多く損失してしまう。できるだけ皮ごと摂取が本当は○。湯むきした場合は、勿体無いのでその場で皮をつまんで食べましょう。赤色が濃いほどリコピンがたっぷり含まれている証拠。ゼリー部分は、疲労回復効果や内蔵のエネルギー源となるアミノ酸の宝庫。トマトのクエン酸やリンゴ酸などの有機酸は消化器系の機能調整に役立ち、ビタミンCも豊富。汗が滴りビタミンやミネラルが損失し易い夏の栄養や水分補給にも最適な食材。これは余談ですが、ミニトマトはトマトよりもビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養価が凝縮して豊富。特にリコピンは、普通サイズの3倍近く、免疫力アップで注目のトマトサポニンは5倍近く含まれている。今回は食べやすさを選択し、ミニトマトは使用しなかったが、上記を意識し、栄養の吸収率をアップさせる調理法を選択した。

アボカド
脳と体の疲労回復、またスタミナアップに最適な食材。アミノ酸の含有量が多いことが特徴。灼熱の太陽から体をガードするカロテノイドのカロテン類、βカロテンや、細胞膜の親和性に優れるカロテノイドのキサントフィル類、紫外線から目を守るルテインも含む。不飽和脂肪酸のオレイン酸を含み、これはトマトの脂溶性リコピンの吸収率アップに役立つ。若返りに必須の抗酸化作用のあるビタミンEなども豊富。アボカドは「食べる若返り美容液」とも「完全栄養食品」とも称され、抗酸化力の高いグルタチオンも含みアンチエイジング効果が抜群。3大抗酸化成分βカロテン、ビタミンC、ビタミンE+神経伝達に関わるビタミンB群、カルシウム、マグネシウム他、カリウム、鉄、亜鉛など、ビタミン、ミネラルの宝庫。脂溶性の若返りビタミンと呼ばれる「ビタミンE」はアボカド自身が脂質(オレイン酸などの不飽和脂肪酸。別名森のバターと呼ばれる)を持っているため、このままでも充分にビタミンEを吸収できるという特徴が。1部のビタミン(ビタミンB群、ビタミンC)は加熱で壊れやすいためアボカドは生でいただくのがベスト。海外では病院食としてスープに出されるほどの栄養価の高さで、ギネスブックにも認定。食物繊維量は果物、野菜の中でもトップクラス。アボカドの食物繊維は不溶性と水溶性食物繊維をバランスよく含み、注目の水溶性の食物繊維は、夏場に過多になりがちな糖質の吸収を抑える役割もある。

りんご
人類が初めて食した果物。プロアントシアニジンやクエルセチン(ポリフェノールのフラボノイド。油と一緒に摂取で吸収率が高まる)など抗酸化力のあるポリフェノールを豊富に含み、血流改善で心臓病予防効果が多く報告されている食材です。りんごが熟すると柔らかくなるのは、不溶性のプロトペクチンが水溶性のペクチンに変わるため。ペクチンは多糖類で、腸内ビフィズス菌などを増やすため腸内環境を整えるのに役立つ。りんご酸やクエン酸などの果実酸、蜜と呼ばれる部分に多いソルビトールなどが、こうした効果に相乗効果をもたらしている。甘みは果糖やブドウ糖などの糖分。どちらも素早いエネルギー源に。皮ごとならカリウムやビタミンE、ポリフェノールが含まれより栄養価アップ。