植物の学びからの付随

昨年の秋、ニールズヤードオンラインにて開催された植物と占星術という題材の単発講義を、2007年に出逢い(当時雑誌の連載を持たれていた)それから尊敬して止まないアキコ先輩と受講しました。

講師は鏡リュウジさん。

アキコ先輩のホームページ

https://face-a-face-kobe.amebaownd.com/

アキコ先輩Instagram

@face_a_face_acco

https://instagram.com/face_a_face_acco?igshid=cgj9i5x7xst1

鏡 リュウジ(かがみ リュウジ、本名:服部 彰浩、1968年3月2日 – )は日本の心理占星術研究家・翻訳家。京都文教大学客員教授。京都府出身。母親は1964年に日本で初めての「きもの教室」を開校した服部和子きもの学院長の服部和子。東山高等学校、国際基督教大学卒業。同大学院修士課程修了(ユングの批判的研究)。2006年2月から平安女学院大学客員教授に就任。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。

講義概要

16世紀、17世紀初頭まで、天文学と占星術は現代のように区別されてはいなかった。当時の医術は植物療法が重要な位置を占めており、医者の多くは占星術を学び治療に取り入れていた。17世紀までの医者は環境(天体)を通して人の病を理解し、その治療に用いるのはハーブや鉱物など自然界から採取したものだった。近代医学が生まれる17世紀より前はホリスティック(全体論的)な西洋医学が存在。医療として多くの人々の癒しに用いられていた。その中核に植物療法と占星術がある。

私がアロマテラピーの資格を取得したのは15年以上前ですが、上記のような理由からインストラクターやセラピスト資格を取得後、石や月を植物学の延長線上として学ぶ友人らが多かったのです。

ニコラス・カルペパーによる『英語で書かれた療法 (English Physitian))』

17世紀になると、占星術師としても有名な、ニコラス・カルペパー(1616~1654年)が登場。著書には占星術や錬金術、植物と人間の体の部位の相似性を説いた”特徴説”など独自の視点も盛り込まれている。カルペパーは現代でも人気が高く、”ハーブ伝統の開祖”と捉えられている。カルペパーによると各惑星は私たちの身体部分を次のように支配。

土星―膵臓、骨、歯、右耳

木星―肺、肝臓、肋骨、脇腹、静脈

火星―胆囊、左耳

金星―生殖器官、腎臓、喉、乳房

水星―脳(特にその理性的な部分)、舌、手、足、移動力

太陽―心臓と動脈、視力と目、男性の右目、女性の左目

月―脳の大部分、胃、腸、膀胱、男性の左目、女性の右目

獣帯の12サインと私たちの身体部分は以下のように対応している。

牡羊座―頭と首の第1推骨より上のすべて

牡牛座―首、喉、声、首の第7つの推骨

双子座―肩、肩甲骨、腕、手、指

蟹座―胸、肋骨、肺、肋膜、胃、肝臓、女性の乳房

獅子座―心臓と心膜、背中、胸推、胃、脇腹、横隔膜

乙女座―腹、腸、脾臓、大綱、胃、脇腹、横隔膜

天秤座―腎臓、膀胱、尻

蠍座―生殖器官、膀胱、肛門、尻

射手座―腰、尾骨、大腿骨

山羊座―膝、ハムストリング

水瓶座―脚、脛骨、排骨

魚座―足、足首、つま先

以下、該当植物、ハーブやスパイスはレジュメに詳細。

時を経た2010年、本格的な月の勉強に取り組むことに。当時、ムーンセラピストのレベル4までを取得しているのですが、最後の方になると非常に複雑で難解。全て理解しきれたとは言い難い。

現在、月星座で日本のみならず世界に向けて発信を開始し大ブレイク中、講談社Webマガジンmi-mollet(ミモレ)ともコラボされているKeikoさん。天空図を使ったYouTube解説が時読みなどにも非常に勉強になります。興味のある方は是非ご覧ください。物事をポジティブに捉えることを習慣化するにも役立つでしょう。

https://youtu.be/1g9kM6xzzsM

【私が電通から占星術家に転身した理由と200年ぶりの大変革「風の時代」取材記事】

https://mi-mollet.com/articles/-/25801?per_page=1&device=smartphone

この記事の中で、私が最も印象に残っているのが、Keikoさんが“波動”というものに昔からこだわりを持っているというエピソード。フリーアナウンサーの松尾翠ちゃんも「声は波動だよね」と常々語っています。

Keikoさんが大学の頃、現在は物理学の教授をされているKeikoさんのご友人が波動測定器を自分で作りあげたそうで、二人でよくあらゆるモノの波動を測定して遊んでいたという話があります。

たとえば竹炭。

日本に存在する植物の中で1番波動が高いのがおそらく竹なんじゃないか、きっと日本の風土と合うんでしょうねとKeikoさん。

更に竹炭の波動を測ると、新月の時に焼いた竹と、満月の時に焼いた竹は、波動の数値が一気に跳ね上がり、それも雲泥の差だったとか。その数値の変動を見て月への学びを深めていったというきっかけがあるそうです。とても面白い話ですよね。

実は我が家には竹や竹炭グッズが非常にたくさんあります。私は波動のことは全く知らず、純粋に本能で竹が昔から大好きでした。しかしこれが物理学的にも何か凄いものがあるのだなと、その神秘に感動したのです。

以上のような流れがあって、植物の学びは一見繋がりの無さそうなありとあらゆる様々なジャンルへと付随し現在に至っています。

先日の甲斐ちゃん(甲斐彩加アナウンサー)との打ち合わせで着ているのは、#芦原美也子(ミヤコ)さんの #草木染め。

http://plantdyeterra.com/aboutus.html

いつも器などでお世話になっている#隣花庵 さんからご紹介いただきました。

@rin_ka_an

#隣花庵

http://rinkaan.com

住所:愛媛県松山市小栗5丁目10‐7

隣花庵フェイスブック

https://www.facebook.com/galerierinkaan/

※紺色がオーガニックコットン。エプロンにしているのが藍とマリーゴールド染め着用

草木で染めると薬草を飲用するのと同様に様々な薬効や効能があるそうです。直接肌に身につける肌着や足元、また抗菌や防虫対策にも草木で染めた素材を身にまとうことにより柔らかな効果が得られるとか。日本には古来より受け継いだ様々な叡智が存在し、生きた知恵を守り育てていくのはとても大切な事。その一つである草木染めは先人達の叡智の賜物。

素材はシルク・ヘンプ・リネン・オーガニックコットン等の自然素材を使用。 直接肌に身につける素材には、身体を暖め排毒性に優れるシルク、保湿と速乾性に優れ静電気が起きにくいヘンプ、環境に負担をかけないオーガニックコットンを使用。ワンピースやショール等にはリネンやオーガニックコットンを使用。リネンは始めは張りのある生地ですが着るたびにとろみ感が出て風合いが増し、歳月と共に本質が引き出されていく。