南海放送YouTubeにアップ!【南海放送レギュラー料理コーナー FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」2023年11月11日9時55分〜】ビーンズmoaning!

テーマ
注目の健康食材である発酵食品を用い、食材を残さず全部使い切るレシピ をご紹介!出演
#南海放送 アナウンサー #高野真子
#料理研究家 #山瀬理恵子

「#山瀬理恵子の今日からできるアス飯」は、南海放送YouTubeでも配信しています!

放送終了後に南海放送YouTubeへゴー!

南海放送 高野真子アナウンサー プロフィール

@kono.mako

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業。2022年4月、南海放送にアナウンサーとして入社。中学時代は競走部(陸上競技部)高校時代はダンス部、大学時代はチアリーディング部に所属していた。

出 身:神奈川県横浜市
入社年:2022年
血液型:A型
星 座:蟹座担当番組

【テレビ】
「ビーンズmorning」(土/9:55~)
「和牛のA4ランクを召し上がれ!」(日/12:55~)

【ラジオ】
「おとくいさま」(金/21:30~)

メッセージ
愛媛県民2年目です!最近は愛媛県内の様々な場所を訪れることができて、益々愛媛県に惚れ込んでいます。これからも新鮮な気持ちを忘れずに、フレッシュに情報をお届けしていきます!

柚子 ミカン科 血行促進、抗菌、消炎(専門分野の植物化学)


柚子には「運を呼び込むための厄除け」の意味があり、新年を迎えるための邪気を払う禊ぎであると同時に、血行促進、抗菌、消炎作用を持つため柚子湯に入ると「寒い冬の季節も風邪を引くことなく越せる」と言い伝えられ、体の調子を整える。香りが豊かで(ユズオール、ユズノン) ゆず=柚子=「融通がきく」 冬至=「湯治」。かぼちゃと共に冬至の日は欠かせない。香りが強いものには「邪気が起こりにくい」。長い年月をかけて実ることから「長年の苦労や努力がいつか実りますように」と願いが込められている。ビタミンCやビタミンEをはじめ、ミネラル類や有機酸、フラボノイド(ナリンギン=強い苦味、グレープフルーツに含まれる成分)モノテルペン類のリモネン、β-カロテン、ヘスペリジン、ペクチンなど様々な有効成分が豊富に含まれており、これらの成分は多くの健康効果、機能性がある。ミカン科の柑橘類の中でも一際明るい黄色の果実は、日本人の生活に馴染み深く、果皮や果汁は料理の香りづけや調味料として広く使われる。

小かぶ
アブラナ科の野菜。皮ごと食べられ直ぐに火がはいる。皮に栄養価が凝縮。植物化学成分(フィトケミカル)の注目成分、イソチオシアネートを含有。これは解毒系の抗酸化物質。癌予防、免疫増強等。ジアスターゼを含むため、胃もたれ、胸やけにも◎。葉にはβカロテン、ビタミン C、ビタミン E が豊富。丸ごと食べられアクが少ないことが特徴!

日本古来のスーパーフードの米麹甘酒
飲む点滴のスーパー飲料。単に栄養があるだけではなく、自然の甘みの食べ物で あることに注目してください。調味料として使える。甘酒に豊富なオリゴ糖と食物繊維は腸内環境を整えてくれる栄養素。腸は第二の脳、体内最大の免疫器官。 胃腸にあまり負担をかけずに体力を回復させる。甘酒のブドウ糖 お米のデンプンが麹菌の酵素によって分解され作られる。脳や体を動かすエネ ルギー源となる栄養素。朝など時間がなく食事がとれない時の速やかなエネル ギー補給に最適。また満腹感も得られるので食欲を抑えられ減量の助けに。
甘酒の必須アミノ酸
人間の身体は約 20 種類のアミノ酸で構成。そのうちの 9 種類が必須アミノ酸 とよばれ、これらは体内で生成できず食事から摂るしかない。甘酒にはこれら 必須アミノ酸 9 種類が全てが含まれている。なかでもバリン、ロイシン、イソ ロイシンの 3 種のアミノ酸はアスリートが意識するアミノ酸。(筋肉の強化、 集中力の保持、疲労を回復)
甘酒のビタミン B 群
ビタミン B 群は糖質をエネルギーに変える手助け(代謝)に欠かせない夏場に不 足しがちな栄養素。ビタミン B 群は一つのビタミンだけではなく互いに助け合 って機能する為、総合的に摂取する努力が必要。甘酒にはビタミン B1、 B2、B6、ナイアシン、葉酸などビタミン B 群が豊富。

甘酒のエルゴチオネイン、コウジ酸、フェルラ酸(アンチエイジング)
エルゴチオネインはキノコや菌類に多く含まれているアミノ酸の一種で優れた抗酸化作用を持つ。またコウジ酸もメラニンの生成を抑えシミやくすみを防ぎ、高い抗酸化作用があると注目される。フィトケミカルの一種、フェルラ酸も含まれ、アンチエイジング効果が期待できる。年齢を重ねると徐々に肌が黄 色くくすんだように。たんぱく質と糖が結びつきAGEs、褐色の物質が加齢によって蓄積。コウジ酸はこの AGEs を抑える効果もあるとされている。

豆乳
植物性たんぱく源の補給にお手軽◎。女性ホルモン様作用(エストロゲン様作用)の 大豆イソフラボン他、大豆サポニン(脂肪の蓄積を防ぐ)、レシチンなど生活習慣病予防にも。血流改善のビタミン E も含む。豆乳は飲む点滴の甘酒との相性が抜群!
昆布

「腸活」という言葉が定着して久しい。学術研究も日進月歩で次々と新たな発見がなされている。中でも今、最もホットなテーマが「酪酸菌」。腸内の善玉菌の1種としてこの酪酸菌が健康に大きく関わっていることが分かってきた。健康長寿な高齢者の多くの腸内細菌を調べたところ酪酸菌を占める割合が多く、また新型コロナウィルスに感染し、後遺症に悩む人の腸を調べたところ、酪酸の量が低下していた。全身の免疫細胞のうち約7割が腸に集中。ウイルスから腸の粘膜をバリアにして体を守る。この他、酪酸菌が生み出す酪酸には大腸がんの発生を抑えるなどの様々なことが分かってきた。そして、食物繊維を多く含んだ食材を摂取することで、腸内にいる酪酸菌を増やすことが可能ということも。酪酸菌が餌にしやすい水溶性の食物繊維、中でも海藻類(ひじき、わかめ、昆布、海苔)が酪酸菌を増やし、更に筋肉を増やすのにも効果的。運動のエビデンスも多くなった。健康長寿を目指すには酪酸菌を増やすことと、筋肉を減らさないこと(無い人はつけること)。

独特のねばり成分は「アルギン酸」や「フコイダン」といった海藻特有の水溶性食物繊維。中でも昆布の含有量は高く乾燥重量の約10%と言われている。発酵性食物繊維で腸内細菌の栄養源になり酪酸菌を増やす。糖質や脂質の吸収を抑えコレステロール値の上昇を抑える。アルギン酸は殆どがだし殻に残されているのでだし殻ごと食べると尚GOOD。昆布や煮干しのだし殻は、出し殻の方に栄養素によっては9割もの栄養が残っている為、食べないと勿体無い。

フコイダンの腸から免疫力を高める作用にも注目。海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は脂肪の蓄積を抑える。 体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げるというダブルの作用がある。主に内臓脂肪に届いて作用し、高めの血糖値を下げ、筋肉での糖の利用を促す。長寿の街は昆布などの海藻類を多く摂取。その腸内細菌を調べると酪酸菌が多いことが分かっている。

※食物繊維の一種である「フコイダン」は、もずくをはじめ、昆布、わかめ、めかぶなどの海藻類に含まれる滑り成分の一つ。1913年にスウェーデンの科学者であるH・Z・キリンによって発見された。抗腫瘍・抗がん作用を筆頭に、血液凝固阻止作用(動脈硬化予防)や抗炎症作用、抗ピロリ菌、ウイルス感染からの細胞保護を持ち合わせるなど、様々な機能性を持つことが医学界でも注目。野菜や穀物に含まれる食物繊維とは異なった化学構造を持っており、生活習慣病のリスク低減などの期待が寄せられている。

また自身の専門分野である、植物化学成分の一種の「フコキサンチン」。フコキサンチンはカロテノイドのキサントフィル類で強い抗酸化力を持ち、細胞膜との親和性が高いことが特徴。抗肥満、抗糖尿病、抗炎症作用、抗がん作用、血管新生抑制作用などの機能性が報告されている為、非常に注目されている。

腸は第2の脳、体内最大の免疫機関。腸内環境が悪化すると便秘や下痢の原因になったり、栄養の吸収率が低下すると脳の働きまで低下。筋肉は脳からの指令によって動いており、アスリートの場合は顕著にパフォーマンスに影響する。

愛媛の代表的な麦味噌
麦が原料なので米味噌と比較すると、食物繊維やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富。味噌の原材料である大豆は良質のたんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルを含み畑の肉と言われ、大豆イソフラボンは更年期の女性ホルモンに働きかける。更にこれを発酵させることでアミノ酸やビタミンなどの栄養価が高まる。味噌は万能健康調味料。

鰹節
カツオが主原料でビタミンD、ビタミンB群、鉄などを手軽に補充出来て栄養満点!出し殻も一緒に食べると栄養を余すことなく摂取できる。