次回は、小学生を対象にした栄養講座をアカデミーからお願いしていただいており、まだ漠然とですが、大き目の教材を新たに手作りする(五感を利用する)もしくは、実際の野菜や果物なんかを使った体験型栄養講習が導入としてインパクトをつけられるかなとイメージしています。
毎講座、監督やコーチングスタッフの皆さんも一緒に受講してくださります。
トップ昇格を目指す昨夜のU-18選手栄養講習では、筋トレにより体を大きくしたい場合の、局所のサプリメント使用、飲料についての摂取タイミングや摂取法、回数などの細やかな相談や質問、家族労働ゆえに食事の時間帯が遅くなっていることへの危惧、対処・改善案、内蔵脂肪が気になるという選手、成長ホルモンの分泌を促すにはどうしたら良いかといった個別の悩みなど、講習が終わった後も、質疑応答でどんどん手が上がり、多種多様な質問が飛び交いました。熱意を感じます。
私の場合ですが、夫の大けがを機に、嗅覚刺激を用いたスポーツアロママッサージを始めたことから、栄養学と並行して生理解剖学、植物化学や脳科学、思考がメンタルや身体に及ぼす影響などに興味を持って学んで来たことが、今になって食に対しても生きて来ています。
アスリート現場に浸かり、四つに組んで注視しないと共有し難しい、繊細な相談をお引き受け出来るのは、夫が毎日のように訴えてくる身体のこと、体調のことを、未熟、微力ながらも20年近く共に考え、必死に模索して来た積み重ねでしかないだろうなと。 「経験は力なり」を今、身に染みて感じます。
また、同時に定期開催されている、アビスパ福岡主催、九州電力共催のアカデミー、スクール保護者の皆様へのアス飯栄養講習・調理実習。選手、チーム間だけでなく、家族間で共通意識を持てている事に、何よりの素晴らしさを感じます。
1ミリでも皆さんの、明日のプラスを創ることが出来たら幸せです。
●以下、アビスパ福岡オフィシャルサイトよりアカデミー活動報告を転載
日 時:2018年5月25日(金)
20時〜21時
場 所:福岡フットボールセンター 研修会館
講 師:アス飯料理研究家 山瀬 理恵子氏
ゲスト:アビスパ福岡 山瀬 功治選手
5月25日(金)、アビスパ福岡アカデミーは、U-15の選手59名に栄養講座を実施しました。
今回の栄養講座は、アビスパ福岡トップチームで活躍する山瀬選手の奥さまで、テレビ、新聞の他、アビスパ福岡とのタイアップ企画(アス飯講座)などで活躍される、山瀬理恵子さんを講師に、そして当日の飛び入りゲストとして山瀬選手も登壇して頂きました。
これまでは、スポーツ選手に必要な栄養についての勉強から、どのように食事を摂取していくかという栄養講座が多かったのですが、山瀬さんの栄養講座は、好き嫌いがあり、若いころに怪我が続いた山瀬選手が、どのように栄養と向かい合い、どのように食事を摂取し、36歳まで現役を続けられたかという、サッカー選手のキャリアに直結した栄養講座ということで、将来プロを目指すU-15の選手たちも真剣に講座を受講しました。
後半は、スポーツ選手に必要な栄養、試合にベストコンディションに臨むために必要な食事について、具体的かつ分かりやすく説明をして頂きました。
また、山瀬選手からも、自身がこれまで実践してきた食生活や、プロのサッカー選手として、試合前など、どのように考えて食事を摂取してきたかなど、アカデミーの選手に話して頂きました。
なかでも圧巻だったのが、山瀬選手が毎日食べている朝食のボリューム、改めてプロスポーツ選手にとって食事がいかに大事なものかということを実感できました。
「汗は血液と同じ」
「ピッチで血が出たら手当てするでしょ?だから汗をかいた体は食事で手当てするんですよ!」
山瀬さんの迫力満点のトークに、選手も山瀬ワールドに引き込まれ、練習終了後で疲れた状況の選手たちも、最後まで熱心に受講していました。
アビスパ福岡アカデミーは、昨年実施した「キャリア教育」や、今回の栄養講座など、直接的なサッカーの指導だけではなく、子どもたちが人として、サッカー選手として成長できるように側面的支援を継続的に実施していきます。
お忙しい中、未来のアビスパ福岡の選手へ食事の大切さを教えて頂いた山瀬さん、そして山瀬選手、本当にありがとうございました!(ここまで転載)
●受講してくださった方のご感想はこちらから