サッカーJ2レノファ山口は5日、キャンプ地の鹿児島県さつま町のさつまゴルフリゾートで3日目の練習を行った。前日にJ2いわきとの練習試合で大半の選手が70分近くプレーしたことを考慮し、午前中はプールでの練習、午後も軽めの練習で戦術の確認などに注力した。
プールでの練習にはGK以外の選手が参加。プール内で軽く動かした選手たちはリラックスした表情を見せながら心身をリフレッシュ。全体ミーティングを挟んで行われた午後の練習ではプレスのかけ方のほか、セットプレー時の立ち位置や動き方の確認などを行っていた。
変わらぬ姿勢
「やはり、自分のできることに全力を尽くすことしかない」。Jリーグ25年連続ゴールの大記録がかかるシーズンを前にしても山瀬功治の姿勢はこれまでと変わらない。
チーム始動からここまで離脱することなく、練習をこなしている。4日のいわきとの練習試合でも3、4本目の計70分間フル出場。同じ中盤でプレーし、宿舎では同部屋の大卒ルーキー、水口飛呂らを声でもサポートした。「戦術面で勘違いしていた部分を修正してもらった」と水口。
戦術面の確認が主だった5日午後の練習では志垣良監督に質問しながら動きを確認する場面もあった。「(山瀬が)一番質問に来る」と志垣監督。練習後は水口、田辺光平の大卒ルーキーと一緒に走りながら助言もしていた。
自らに目を向けると、25年連続ゴールを達成すれば昨季限りで現役を引退した遠藤保仁さんを抜き、単独最多記録になる。「達成するためには試合に出なければいけないし、試合に出るためには普段から良いプレーを見せる必要がある」。チームのため、そして記録達成のために積み重ねの日々は続く。
(浅井遼介)
@renofa_yamaguchi
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