【京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋」2021年1月号 山瀬理恵子のアス飯®︎連載『お餅のトマトトッポギ』】掲載のお知らせ

一足先に新春のご挨拶。

器/#廣川純

2014年にスタートを切った毎週火曜日発売、京都新聞朝刊ジュニアスポーツ面アス飯の連載時代から合わせますと、京都新聞さんとはもう8年もの長いお付き合いになりました。遠方よりたくさんの方に支えていただいております。いつも本当にどうもありがとうございます。2021年もどうぞ宜しくお願い致します。

長く延びて切れないことから、健康・長寿祈願や「今年も豊作でありますように」と願いを込めて有り難くいただく、縁起の良いお餅を使った洋風アレンジレシピです。

糖質量が多く、少量でも脳と体のエネルギー補給ができ、コンパクトで手軽なため、アスリートの試合3〜4時間前の食事や、試合後の疲労回復、補食にも推奨できるパワーフードの餅。トマトに含まれる活性酸素除去作用のあるリコピンは、玉ねぎ(にんにく)や油と一緒に加熱調理することで、体内に吸収されやすい構造への変化(トランス体からシス体)が促進。玉ねぎを調理することによって生成される香り成分 「ジアリルジスルフィド」がその促進成分のひとつです。またチーズなどの乳製品との同時摂取もリコピンの体内への吸収を高める手法として効果的。ナツメグや黒こしょうは胃腸を整え、食欲を増進させる王道スパイス。お正月の余韻を思う存分堪能し、心身共に健やかに1年をスタートさせましょう!

代謝を高めてくれる赤唐辛子をベースとした唐辛子味噌のコチジャンを使いました。アレンジでは肉類や野菜との相性も良く、豚肉や鶏肉を入れて糖質をエネルギーに変えるビタミンB群や動物性たんぱく質を補充したり、冬野菜の白菜、小松菜、春菊で抗酸化作用を補強したりと、自由自在に楽しめます。大豆の蒸し煮や比較的火の通りの早いレンズ豆を加えて煮るのも栄養補給にオススメ。お正月の食べ過ぎによる胃もたれ解消など、お餅の消化を促すなら、デンプン分解酵素を含む大根おろしを利用すると良いでしょう。

あなたの投稿を募集しています。アス飯レシピを実際に作ってみたという方は、ぜひ写真をお寄せください。 抽選でご感想とともに、誌面掲載をさせていただきます。氏名、掲載用ペンネーム、電話番号、お住まいの市町村名、年齢、性別、感想(50字程度)を記載の上、メールタイトル 「アス飯レシピ2021年1月号投稿」で、メールアドレスkiratto@kyoto-pd.co.jp まで送信ください。たくさんのご応募お待ちしております。

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