京都新聞さんで連載させていただいている「アス飯」。
販売局さんの方からお話をいただきまして「アス飯ダイジェスト版」を作っていただけることとなり、その監修をさせていただきました。
第1弾が完成し、初回20万部発行が決定。販売所への全店発送も完了し、掲載許可をいただきましたので、正式に告知させていただきます。
先日、別媒体でもお話させていただきましたが「アス飯」は「明日(あす)」の「アスリート飯」をうたっていますし、クックパッドさんでアップしているレシピの方向性も「スポーツ栄養」に焦点を当てたものが大半です。
しかし、いつも想像することは、スポーツには携わらないかもしれない、紙面やごはん日記を読んでくださる老若男女、全国全ての読者の方を想ってここまでやってきました。
表に出すからには、全ての読者の方に何かしら響いて欲しい、伝えたい、健康でいてくださいという強烈なメッセージを込めています。
アス飯に関して言いますと、紙面連載を始めてから、昔は当たり前にしていた古新聞紙でものを包むという行為が一切出来なくなりました。(収録時も調理器具はタオルに包んで持参しています)
あの紙1枚に、どれだけの人が携わり、書き手がどれだけ想いを込めているかを知ってしまったからです。
実際に私のようなちんぷんかんぷんな素人人間が、何かしらご縁があって表に出たことにより、おにぎり部長がいて、担当デスクがいて、メディアさんがいてとか、そういった人間模様までが浮かび上がり、周囲に浸透しつつあります。
ものが出来上がるにはどれだけの人が携わり、想いがあり、そしてどれひとつが欠けても成り立たないということを、色々な世代の方に、少しでも知って貰えたこと、伝えられたことが、不出来な自分がやって一番良かったことだと感じます。
紙面連載。あと何回出来るか分かりません。こういった仕事も何時までやれるかは分かりませんが、表に出ている以上、最後まで何かを運べるように、伝えられるよう精進します。
アス飯ダイジェスト版製作におきまして、ライターさんを始め、携わってくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。