愛媛の食材紹介 愛媛新聞 愛媛CATV アス飯

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動画

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【愛媛新聞、愛媛CATV共同事業企画 「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」】

愛媛新聞アス飯オンライン

https://www.ehime-np.co.jp/special/egao_sports/ath_meshi/

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⑨#アスパラガス(#西条 市)

JA周桑管内が県内最大の産地。JA周桑管内で収穫されたものは「緑のささやき」のブランド名で販売されている。県内の2017年産の栽培面積は41.2ヘクタール、生産量は495トン。

この回の料理は「1本ずつ手摘みして、アスパラガスを20センチに切り揃えた時、切り落としが大量に出てしまう。これらを上手く活用したジュースを普段から作っているので、今度はスープにして欲しい」という生産者・西川哲太さんのリクエストに応える。

アス飯ではアスパラガス(Asparagus
 officinalis
)より単離された含硫黄物質、アスパラプチンの血圧降下作用のみならず、毛細血管を保護するフラボノイドの「ルチン」+相乗効果のビタミンCを意識。食べる美容液のアボカドの良質な脂質をプラスし、自然素材の果物でトロミをつけていくといったアイディア料理。グルタミン酸を補う食材(チーズなど)を合わせて調理するとより美味。ここにじゃがいもをプラスすればエネルギーチャージができ、レモン果汁をプラスすれば、ミネラルの吸収を高めるクエン酸を補え、更にビタミンCの強化もできる。オリーブ油とも相性が良くアレンジが自由自在なナチュラルパワフルタッグのポタージュに改変した。

出演者

西川哲太さん(70)、知加子さん(68)夫妻

JA周桑営農管理研修センターの向井敏正さん

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①#みかん鯛(#宇和島 市)

かんきつの搾りかすを粉砕して、混ぜた餌を与えて育てたタイ。身にほのかにかんきつの香りが残る。かんきつのビタミンCなどが生臭さや身の変色を抑える。現在、中田水産(宇和島市坂下津)だけが養殖している。愛媛県の優れた農林水産物「愛あるブランド」に認定されている。宇和島プロジェクトのオンライショップ(https://projectu.theshop.jp/)から購入できる。

料理は愛媛県の伝統的な郷土料理のさつま汁。鯛、アジなどの魚を焼いてすり下ろし、焼き味噌、鯛の骨でとった出汁、刻みこんにゃくと薬味(みかんの皮、ゴマ、ネギ、刻み海苔)を合わせる。これをご飯の上にかけて食べる。鯛の甘みと味噌のうまみが良く合い、食欲の落ちる夏でもさらっと食べられる。この回のアス飯では主要食材にみかん鯛を使用。絹豆腐などの植物性たんぱく質やビタミンB群、更に柑橘のクエン酸やビタミンCを繋ぎ、栄養価の高いトッピング食材をプラスして吸収率を改変した。

出演者

#中田水産(宇和島市坂下津)。中田力夫社長(50)。アオノリを養殖するスリーラインズ山内満子社長(52)。長男の歌吉さん(30)夫婦が自宅で漁家レストラン「三代目歌吉の店」を営み、地元食材をふんだんに使ったコース料理を一日1組限定で提供している。

②#久万高原トマト(#久万高原 町)

久万高原町は県内最大の夏秋トマト産地。7月~11月下旬まで収穫できる。夏はみずみずしく、秋はゆっくり熟すため甘みとうま味が詰まった味が楽しめる。品種は「桃太郎」で、四国や関西に出荷。店頭では「久万高原トマト」の名前で売られている。JA松山市久万高原トマト部会(85人)の約3割を新規就農者が占める。

料理は久万高原の完熟トマトをたっぷり使った無水トマトカレー。アス飯ではここに梨と桃でフルーティーで華やかな香りをプラス。栄養の繋ぎとしてトマトと相性抜群のアボカドをトッピングした。

出演者

トマト農家の上村友範さん(45)、芽衣子さん(46)夫妻

③#媛っこ地鶏(#八幡浜 市)

愛媛県養鶏研究所が2002年に開発。「名古屋種」「ロードアイランドレッド」「しゃも」「ホワイトプリマスロック」を掛け合わせた全国でも珍しい四元交配種。県内で21戸が約6万羽生産している。「愛」あるブランド産品。

脂ののりがよく、ぷりぷりとした適度な噛みごたえとコクのある肉の旨味を実現、4種の鶏の良いところを凝縮したスペシャルブレンドで作る、地鶏のご馳走看板メニューの地鶏チキン南蛮。アス飯では脂質を抑え、表面コーティングをして口の当たりに変化。揚げずに焼き、仕上げにタレにつけ込む調理法を選択。タルタルソースは手作りのヨーグルトソースで代用した。

出演者

「#いなほ農園」農園長の井伊敏郎さん(67)いなほ農園は三瀬商店社長の三瀬泰介さん(71)いなほ農園の直営店「#地鶏のごちそう。」(北浜)代表はシェフ田中逸郎さん(59)

ゲスト

#愛媛FC 選手 #山瀬功治

④#伊予美人(#四国中央 市)

愛媛県農林水産研究所が開発した「愛」あるブランド産品。2017年産の #サトイモ の県内栽培面積は389.5ヘクタール、生産量は6958トンで全国4位。そのうち約65%を四国中央市で生産している。

やわらかく、粘りも強く旨みがあり、どんな料理にも相性バツグンな伊予美人は皮を剥き、薄くスライスしてオリーブ油でこんがり焼く老若男女に人気のメニューにしていきます。アス飯ではここに、プロビタミンAで機能性が注目されるカロテノイド、両親媒性のキサントフィル類、温州みかんのβクリプトキサンチンをオリーブ油で吸収率を上げ、血中β-クリプトキサンチン濃度を上げる。セカンドミール効果のあるβグルカンが豊富なきのこ類をプラスしてあんかけにアレンジした。

出演者

伊予美人農家の鈴木敏也さん(44)、綾子さん(45)夫婦。

⑤12月21日公開(#松山 市)

料理名「松山産 #アボカド スペシャル鍋」

松山市が2009年から産地化に取り組み、生産者(18年度)は147戸、収穫量は約2300キロ。市農業指導センターが認定農業者らを対象に苗木を販売している。品種は「ピンカートン」「フェルテ」「ベーコン」「福徳利」など。

県内外でも注目されている松山市のアボカド産地づくり。取り組みへのきっかけを生んだのが、20年以上前に植えられたというアボカドの木。平成4年に台風で木を植え替えた時の記念樹としてアボカドの木を植え、それから20年ほどして実がなっているのを当時の松山市の農林水産課が発見。アボカドの産地化に取り組もうということになった経緯が。国産アボカドを作り農家レストランを営む「和田産地のごはん」にて収録。

アス飯ではこれを試合後のリカバー食に改変。アボカドが食わず嫌いだった赤井監督もうなる一品だ。

和田産地のごはん

松山市大山寺町2417-2

昼膳2000円ランチは木金土の11時半~14時半

1日3組まで10食限定の完全予約制。

予約は日曜と月曜の9時~21時。

ゲスト

#愛媛FCレディース 監督 #赤井秀一

⑥#乳製品(#東温 市)

四国乳業株式会社(しこくにゅうぎょう、Shikoku nyugyou corporation)は、愛媛県東温市に本社を置く乳業メーカー。「らくれん」ブランドで四国や関西を中心に販売される。四国に本社を置く唯一の農協系乳業メーカーの四国乳業(愛媛県東温市)が、2015年から経営体質改善に乗り出し2018年度は4年連続の黒字、中小乳業の3割が赤字経営といわれる中で着実に体質改善を進めている。

製品では、地元のミカン果皮の機能成分に着目し愛媛大学と共同研究で作った「エヌプラスドリンクヨーグルト」、広島大学との共同研究による機能性表示食品「8020ヨーグルト」など、特徴ある製品作りが近年盛ん。現在も地元の柑橘、機能成分に着目した製品作りに取り組んでおり、高品質な県産牛乳・乳製品の製造に注力している。

番組では愛媛FCレディースの2選手と共に工場を見学。アス飯は酪農家の皆さんの生クリームを使用した濃厚なクリームシチューを、東温市が推奨する麦味噌を用い、強力な抗酸化物質アスタキサンチンを生かした和の怪我回復味噌汁へと改変させる。

出演者

案内役

工場長 高平秀男さん

次長  永井拓也さん

料理

JAえひめ女性組織協議会酪農部

会長 岡田史恵さん(55)

中谷よしえさん(57)

水口ヒロミさん(69)

ゲスト

愛媛FCレディース選手 #山城見友希 #横山亜依

⑦#キジ肉(#鬼北町)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202002190012

鬼北町内の8戸が年間、計約1万3000羽を飼育。鬼北きじ工房に出荷し血抜きや内臓処理後、2日間熟成させ急速凍結させる。出荷先は町内の道の駅や県内外の飲食店など。毎年2月に町内で「きじ鍋まつり」がある。

キジ工房 オンラインショップ

https://kihoku-kiji.net/shop/

アス飯では一般的な肉と比較し、高タンパク、低脂質な上、筋肉を正常に働かせるカリウムが多いのが特徴的、アスリートに必須な神経伝達に欠かせないビタミンB群も強化できる雉肉。これを様々な生理機能で注目を浴びるプロシアニジン類、フラボイノイド系ポリフェノールのケルセチン、皮にも栄養価の高いりんご丸ごと使ってまろやかに包み、更に、春の代表食材、養生の春に相応しい蕾にぎゅっと栄養素が詰まる、ほろ苦さが特徴の菜の花やコロンとした可愛いえんどう豆をトッピング。旨味、苦味、自然な甘みが口の中で広がるキジの丼ぶりに改変した。

出演者

鬼北町農業公社鬼北きじ工房の職員出口理さん

「ふじしろファーム」(同町西野々)

藤城英晃さん(69)、けい子さん(69)夫妻

⑧#いちご(#大洲 市)

旬は11月中旬~6月下旬。県内の主力品種は「紅ほっぺ」、県のオリジナル品種の「紅(あか)い雫(しずく)」「あまおとめ」など。県内のイチゴの栽培面積(2017年)は74.5ヘクタール、生産量は1875トン。

※徳田いちご園

https://www.facebook.com/tokudaichigo/)は新型コロナウイルス感染防止のため休園中です。再開時期は未定。問い合わせは同園=電話090(4335)2925。

園では10品種程度を食べ比べ。まずは酸味と甘みのバランスがいいという「紅ほっぺ」。次に「紅(あか)い雫(しずく)」。「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を掛け合わせた愛媛のオリジナル品種だ。紅ほっぺより若干甘い。酸味が少ないと微妙な味の違いを見極め。その後も「あまおとめ」「あまえくぼ」「恋みのり」と次々と口に運ぶ。変わり種も試食。「淡雪(あわゆき)」は「白いちご」と呼ばれ、ピンク色が完熟の証。深紅色が特徴の「黒いちご」とそれぞれの味を堪能した。

アス飯ではイチゴに含まれるポリフェノールの一種、強い抗酸化作用のあるアントシアニンが、網膜に存在するロドプシンの分解と再合成を助ける働きから、目を保護する可能性のある栄養素に注目。網膜の黄斑部、中央に多く存在するカロテノイドのキサントフィル類、ゼアキサンチンと、黄斑部の周辺に多く存在する同じくキサントフィル類のルテインに意識。これらカロテノイドは生体内で合成されず、野菜や果物からの摂取が必要。その他、血流を促すオメガ3、毛様体筋の疲労を和らげ視機能向上が認められるアスタキサンチン、体内でビタミンAに変換され、粘膜を正常に保つ働きが期待できるカロテノイドのカロテン類、βカロテンも豊富なイチゴソースの彩りサラダを考案した。

出演者

いちご園2代目の徳田智さん(36)

妻の恵理さん(37)

【朝刊、ウェブ・アプリ、CATV番組、フリーペーパーでマルチ発信】

現役サッカー選手の夫を食で支える料理研究家が愛媛の食材を栄養満点のアスリート向けの家庭料理に仕立てる「山瀬理恵子の行ってこ~わい~愛媛食材で愛あるアス飯~」が21日、スタートします。料理研究家の山瀬理恵子さん(41)が県内各地を訪れ、豊かな自然と、地域の人と食材に出合い、「アス飯」を調理していきます。愛媛新聞朝刊・ウェブサイト、愛媛CATVの番組などが連動してマルチに発信する新企画です。その見どころを一足先にご紹介します。

サッカー元日本代表の夫・山瀬功治選手が、2019年シーズンからJ2愛媛FCに所属し、愛媛に生活拠点を移した山瀬理恵子さん。夫のけがをきっかけに、栄養学を学び、アスリートに必要な栄養素がバランスよく取れる家庭料理=アスリート飯(アス飯)を考案し、幅広い年代から反響を集めています。

今回の企画は、山瀬さん自身が「愛媛の食」の産地を訪ね、旬の食材を使った地元の家庭料理をアス飯にアレンジします。「産地に行き直接話を聞きたい」という山瀬さんと生産者との触れ合いも見どころです。

「愛媛に来て、感動するぐらい食材の良さを感じています。アス飯は特別なことではなく、材料の切り方や調理の仕方など、ちょっとした工夫で疲労回復や夏バテ防止などの効果を引き出せるという発見をたくさん伝えたい。一つの献立で栄養バランスが整い、身近な食材でいつでもチャレンジできておいしいのが特徴。どの世代にも活用できる究極の健康食だと思っています」と山瀬さん。

初回は愛媛を代表するタイを使った「さつま汁」。かんきつを混ぜた餌で育てた「みかん鯛(だい)」の養殖現場(宇和島市)を訪問。地元の郷土料理をアレンジし、調理方法や栄養面での解説をしながら、アス飯に変身させていきます。

山瀬さんは「アス飯は、手に入りやすく安価な食材を使い、特別な技術がいらない作り方を心掛けています。20市町すべてを回り、おいしい食材や生産者に出会いたい」と意気込んでいます。

愛媛新聞朝刊スポーツ面で毎月1回、山瀬さんのコラムやレシピ、栄養素のアドバイスを掲載。愛媛CATVで番組を放送し、愛媛新聞社のホームページ「愛媛新聞ONLINE」の「アス飯」特集ページでロケの様子を動画や写真を交えてリポート。ウイークリーえひめリックにも特集を掲載します。

アス飯特集ページはhttps://www.ehime-np.co.jp/special/egao_sports/ath_meshi/から。

【やませ・りえこ】

1977年生まれ、北海道出身。夫はサッカー元日本代表で愛媛FCに所属する山瀬功治選手。夫のけがを機に栄養学を学び、アスリート飯(アス飯)を考案。栄養講座や講演会、雑誌連載など幅広く活躍中。食育インストラクター、野菜ソムリエ、スポーツアロマトレーナー、フードコーディネーターなどの資格を持つ。2017年、「アス飯レシピ~アスリートの体をつくる、おうちごはん~」(京都新聞出版センター)を出版。松山市在住。

 

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