【山瀬理恵子の今日もアス飯vol.53】

【山瀬理恵子の今日もアス飯vol.53】

夏の親子クッキング👨‍👩‍👧‍👦🍉🎋今回も愛媛FCレディース赤井秀一監督ファミリーが登場!次男・ゆづきが、ママが開発した野菜たっぷり「味のめんたいサラダサンド」に挑戦!三男・つむぎの癒し実況もお楽しみください😆レシピ誕生秘話

前回の味の明太マヨズッキーニ炒めに引き続き

https://yamasefamily.com/archives/project/17275

この回もちほにレシピを依頼。第1回目の流れのスムーズの良さから、お菓子の達人である彼女に

「出来れば次は貴方が得意とするお菓子風の明太子レシピが出来上がったら嬉しい!」

と伝えたところ、先ずはカップケーキから試作が始まった模様。慣れないレシピ開発に試行錯誤したのか「今作っているやつが既にクックパッドにもあったからどうしよう〜」というので「とりあえず人がどうとかではなく、自分なりにこれが美味しい!と思うものに仕上げてみてよ」と返したところ、そこからまた彼女は悩んで悩んで悩んで、試作をし過ぎてだんだん分からなくなってしまったよう。結果、相当悩ませてしまったらしい。収録日に赤井家に行くと、真っ白い顔をして最後は味が分からなくなって胃が痛くなるほど試作をやったと。自分の新人の頃を思い出したエピソードで大笑い。こうしてちほが試行錯誤してくれたお陰で、私には生み出せない素晴らしい明太サンドイッチレシピが誕生した。
何よりも凄いのが、卵をガレット状に仕上げているところ。中央に明太子が入っており、卵にボリュームを持たせているにも関わらず、明太子の塩気、うま味をしっかりと感じられる。明太子とクリームチーズとの相性も抜群だ。更に素晴らしいと思ったのはサツマイモのカットの仕方である。私ならばペースト状にして潰す工程をとっただろう。手間をかけないためにということで、大振りにカットしてレンチンしたものを使用していたが、これが食べた時の非常に良い食感になった。シャキシャキ食感の人参や紫キャベツに、ホクホクのさつまいもがとてもよく合う。長男のかなたが試食に付きあってアドバイスをしていた模様。兎にも角にもファミリーで生み出したレシピ、本当にお疲れ様!

明太子
皮膚・粘膜の炎症を防ぐ、神経症状を防ぐナイアシンが豊富。ナイアシン欠乏症としては、ペラグラが有名。ナイアシン不足の症状としてはうつ、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢など。

紫キャベツ
ビタミンCが豊富。通常の緑色のキャベツは100g中に41mgムラサキキャベツは68mg。ムラサキキャベツはミネラルの一種のカリウム、リン、亜鉛は通常のキャベツの1.5倍、銅は2倍、食物繊維がとても豊富。芯のところに栄養たっぷり。ここが成長するための栄養の貯蔵庫。カルシウム、カリウム、亜鉛、銅、カルシウムの吸収をよくするビタミンKも豊富。アブラナ科に特徴的なイソチオシアネート ビタミンU(キャベジン)を含む。キャベツに含まれる脂質は卵に含まれるレシチンによって活性化(細部の働きを活発に)酢を入れると酸性、重曹を入れるとアルカリ性に。

にんじん
緑黄色野菜の代表とも言える人参のβカロテンやαカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されるためプロビタミンAと呼ばれる。皮膚や粘膜を正常に保つだけでなく粘膜から侵入しようとする敵を捕まえて振り落とす役割の免疫抗体のIgAを作る際にも必要となり、粘膜免疫力の鍵を握っている栄養素。

青紫蘇

βカロテン
βカロテンは体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAの1種。緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。野菜の色素成分であるカロテノイドの1つであり、ズッキーニのカラフルな色もβ‐カロテンを多く含む。ビタミンAに変換されるβカロテンは、免疫機能を向上させたり、抗酸化作用によって老化を予防したりする効果を発揮。ビタミンAは特に粘膜免疫力を高める栄養素としてコロナ禍で注目されている成分。ビタミンCは皮膚の隙間を埋めるコラーゲンの合成に欠かせない栄養素だが、免疫細胞の攻撃力を高める栄養素。免疫細胞の働きを活発にし炎症を抑える。

ロスマリン酸
ローズマリーから発見されたポリフェノールの一種で、スペアミント、バジル、えごま、レモンバーム、シソ等のシソ科ハーブ類の植物に多く含まれる成分。抗酸化作用や抗炎症作用がありアレルギー反応を抑える働きが。近年では、脳の機能や健康を維持する働きがあることも研究で明らかになっている。

ロスマリン酸の健康効果

◎脳機能の低下防止◎脳の健康を維持◎認知症を予防◎アルツハイマー病を予防◎うつ・不安を軽減◎アレルギー性疾患を和らげる◎糖尿病を予防

シソの独特の香り成分はペリラアルデヒドやリモネン、ピネンなどの精油成分によるもの。中でも成分の大半を占めるペリラアルデヒドには強い抗菌作用・防腐効果があり「刺身のつま」として添えられているのは理にかなっていると言える。また食中毒を予防するほか消化酵素の分泌を促し食欲を増進させて胃の調子を整える作用も。

《効果的な食べ方》
シソの香の成分ペリラアルデヒドは刻むことで香りが引き立つ。刺身などに添えるときも細かく刻んで食べると良く、漬物やサラダに加えても香りが楽しめる。

クリームチーズ
タンパク質、カルシウム

さつまいも
さつまいもはNASAの宇宙食にも使われるスーパーフード。皮ごと食べることによって重要なカルシウムなどのミネラル供給源となり、鮮やかな紫色素のアントシアニンなどの抗酸化物質も余すことなく摂取出来ます。加熱に強いビタミンCを持つ他、便通をよくする食物繊維やヤラピン、更にはゆっくりの加熱で増える麦芽糖(甘味)も腸の活動を活発にするため相乗効果で激しいトレーニング後の栄養俸給に重宝する食材。


良質なタンパク源であり、栄養の宝庫。卵にはアセチルコリンの材料となるビタミンの一種、コリンや、コリンの原料にもなるレシチンが豊富。また、神経伝達に関わるビタミンB群や集中力を保持する必須アミノ酸のBCAAを含み、脳を活性化させるブレインフードの代表食として重宝。アセチルコリンは脳の前頭前野に働きかけることが分かっており、前頭前野は記憶力や集中力、コミュニケーション能力を発揮させる働きが期待される。