感謝!南海放送「Beans」さん カルピス×アス飯の3レシピ栄養説明及び構成です

南海放送「Beans」さんをご覧いただきました皆様、本当にありがとうございます❗️🙇‍♀️#カルピス の発祥や歴史、製造過程から深く勉強出来る番組内容、コーナーでとても面白かったですね❗️🐵✨

◯カルピス100周年スペシャルサイト

https://www.calpis100th.jp

私の出演シーンは、料理と言うよりも、ちょっとした化学の実験のように見えたかもしれませんが😂

試作時の写真を用いて、大まかなアス飯的レシピ構成を記しておこうと思います🙇‍♀️

◯カルピス100周年七夕CM

https://youtu.be/yGBZhkEhNqg

1 真鯛と柑橘(日向夏 ニューサマーオレンジ)のカルピッチョ(カルピス+カルパッチョ)

栄養説明

真鯛は古来よりおめでたい縁起食として愛される愛媛の名産品。高たんぱく低脂肪でビタミン、ミネラルをバランスよく含み、筋肉の合成や増量、筋損傷の軽減、持久力の向上や集中力の保持に必須なBCAA(分岐鎖アミノ酸=バリン、ロイシン、イソロイシンや、パフォーマンスアップの鍵を握るオメガ3(DHA、EPA)も豊富。お刺身で食べれば生命活動において重要な役割を持つ酵素も一緒にいただけます。黒酢にも先に説明したBCAAやクエン酸が豊富に含まれており、ビタミンCが豊富な柑橘類と組み合わせると疲労回復に相乗効果が期待出来ます。

画像転載元はアフタヌーンティーリビング×カルピス特設サイトより ※6月28日12:00~発売中

https://shop.afternoon-tea.net/shop/e/efeature-calpis2018/

お子さんの場合、例えばですが、リンゴ酢のようなフルーティーなお酢を用いて香りと自然の甘みを強調、あえて酢とカルピス、お互いを引き立たさせても面白いかも。カルピスがお好きな方は、カルピスあと小さじ1程度ならプラスしても良い感じに纏まりそう。逆も然り。後はお母さんの愛で、お子さんのお好みの味にご調整ください。

ゼラチンや寒天を用いて、カルピスソースをゼリー状にしてあげても、栄養素をプラスできるだけでなく、食感も🙆‍♀️です🐵✨

ビタミンCやクエン酸は糖化の害を半減させる研究データがあり、柑橘類のビタミンCはスポーツシーンでは、試合前の緊張やプレッシャーなどによるストレス対策に必須。我が家では試合前は特に意識して摂取しています。

柑橘類にはカロテノイド色素が含まれ(βカロテンやクリプトキサンチン→体内でビタミンAに変換)皮や白い筋、袋に血管拡張作用のあるヘスペリジン(フラボノイド)やペクチン(食物繊維)が豊富。柑橘類には糖質や水分も豊富に含まれているため運動後の回復期にも最適です。香気成分にはモノテルペン類のリモネンが含まれ、リフレッシュ作用や抗疲労効果も期待できます。

今回は仕上げに、ニューサマーオレンジの皮をすりおろしています。こうすると香りが際立つだけでなく、皮に豊富な栄養素も一緒にいただけるので一石二鳥。

収録では、試作時に使っていたチャービルではなく、注目のブロッコリーのスプラウトを使用しました。ブロッコリースプラウトに馴染みのない方は、かいわれ大根、又はイタリアンパセリなどで代用してください。何れも非常に高い栄養価を持ちます。ハーブがお好き、得意な方は、フレッシュディルが味のバランスが整えやすく、舌への広がりも絶妙と思います。

今回は無農薬のニューサマーオレンジを愛媛FCレディース赤井監督の奥さん、ちほから撮影前におすそ分けして貰いました。色鮮やかで大変美しく、存在感があって華やか。酸、甘み、水分の拮抗がGOOD!個人的に凄く美味しく感じる柑橘です。柑橘の概念は愛媛に来て相当変わりました!流石の柑橘王国!素晴らしい!)

トマトは今回、ミニトマトをチョイスしました。ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養価が凝縮して豊富。特にリコピンは普通サイズの3倍近く、免疫力アップで注目のトマトサポニンは5倍近くも含まれています。脂溶性なのでオリーブ油などと合わせて摂取すると吸収率がアップします。ゼリー部分に全体の80%のアミノ酸が含まれ、アスパラギン酸やグルタミン酸などの旨味が凝縮。まな板の上に溢れたゼリーも余さずすくっていただきたいところ。

ブロッコリースプラウトは注目の抗糖化作用のあるイソチオシアネートの一種(辛味成分)のスルフォラファンを含むスーパー野菜。抗酸化成分が長時間持続することが大きな特徴です。体の解毒力を高め、AGEを防ぎ、スルフォラファンによって100種類以上の酵素が生成。これがあらゆる臓器で活躍してくれます。(よく噛んで生のままいただくのがポイント)

黒こしょうにもしっかりと意味があります。一般的にスパイスやハーブは、抗酸化物質やミネラルがたっぷり含まれる黄金のアンチエイジング食材。中でも黒こしょうには強力な抗糖化作用が。(ピペリン、オイゲノール、ビタミンEなど。その他シナモン、バジル、クミン、生姜、すりごま、にんにく、柑橘類、りんご、緑茶などが高い抗糖化食材となります)

エキストラバージンオリーブ油は、オリーブの果肉からとられ、葉緑素や抗酸化成分が豊富。不飽和脂肪酸を60%から80%含んでいます。

1919年の七夕に売り出され、今年で100周年を迎えるカルピスは、発酵乳と乳酸菌を含む乳酸菌飲料。お腹の調子を整え、たんぱく質やカルシウムを消化吸収しやすくする作用が。酸味の強さと抗菌物質により保存性もアップしてくれます。

2 豚肉とジャガ玉のカルピスカレー炒め

月桂樹(ローリエ)

煮込み料理によく使用される月桂樹は、シネオールやリナロール、オイゲノールなどの香り成分を含み、体を温め血流を促したり、精神をリラックスさせる効果が。更にナツメグや黒こしょうなどのスパイス類と組み合わせることで相乗効果。月桂樹は古代ギリシアとローマの人々にとって、勝利と平和の象徴であり、1年中変わらずに緑色であることから、不老不死の象徴でもありました。

栄養説明

カルピスにお肉を漬け込むと柔らかくなる作用が。ジャガイモはすぐにエネルギーになる糖質を多く含み、スポーツシーンでは試合前の貴重なエネルギー源に。

ジャガイモのビタミンCは加熱に強い特徴を持ち、皮にもポリフェノールの一種、クロロゲン酸などの抗酸化物質を含みます。また皮の付近に鉄やカルシウムなどのミネラルが豊富。

この糖質をエネルギーに変えてくれるのが豚モモ肉や豚ヒレ肉に豊富なビタミンB1。ここに玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンを繋ぐことによりビタミンB1の効果を持続することが出来ます。ビタミンB1には疲労回復効果(また糖化を抑える効果も)があるので、必ず、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンで栄養素を繋いであげましょう。

同じくビタミンB群(神経伝達物質の材料)が豊富な枝豆は、大豆と野菜のいいとこ取りをした素晴らしい緑黄色野菜。良質なたんぱく質や女性ホルモンの代役として作用するイソフラボンなどの植物化学成分(フィトケミカル)の宝庫。タンパク質の吸収をよくするビタミンCも豊富に含んでいます。枝豆の色素成分はβカロテンなど。たんぱく質、ビタミンB群はいずれも不足すると夏バテの要因に。集中力に関わるレシチンも含み、脳を活発に動かしたり、夏バテ予防&疲労回復時に活躍する食材。手軽な為、アスリートの食卓にも頻繁に利用されています。老若男女問わず積極的にとりたい野菜。(必須アミノ酸の一種、メチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促します。よってお父さんのビールのお供にも🙆‍♀️)

生姜は生の状態だとジンゲロール(殺菌、血流アップ、免疫力アップ)、加熱すると生姜オールに変化。皮付近にジンゲロールが豊富。糖質や脂肪を燃焼させて内側から熱を作るため、体を温めて新陳代謝を促し、冷え性を改善するなら加熱がおすすめ。低温でじっくり加熱させることが生姜オールゲットのポイントです。

食べる薬と呼ばれるカレー粉はスパイスの複合体。食欲増進効果、消化促進、抗炎症作用、脳の活性化など様々な薬効が。スポーツシーンでは、リハビリ期によく活用されています。

3 ココナツオイルとフルーツカルピスシャーベット

ココナッツオイルは免疫力アップ、減量、心臓強化、脳の活性化、糖尿病予防など様々な健康効果やその万能性に注目が集まっているオイル。

我が家では2006年頃から、夫の身体への精油を用いたマッサージキャリアオイルとしても使用していました。

抗菌、抗酸化作用や代謝のアップ、アルツハイマー型認知症の予防効果報告も。中鎖脂肪酸を豊富に含み、すぐにエネルギーになり脂肪が蓄積されにくいのが特徴。

運動前摂取で持久力がアップするといった研究報告も。手軽に利用でき、酸化しにくいので重宝。融点を利用した形状(固形はバター代わりに、オイル状はコーヒーなどに入れて摂取も◯)によっての使い方も多種多様。香りが南国的で好みであればリラックス、癒し効果も○)ココナッツオイルは凍らせると板チョコのような風味に。チームメイトの下川ご夫妻がこのココナツオイルを凍らせたバージョンを大絶賛してくれました!騙されたと思って是非お試しください。

今回収録で使用したフルーツは、

パイン、ゴールドキウイ 、スイカ、ブルーベリー

クエン酸、果実酸を含みたんぱく質分解酵素のブロメラインで肉や魚の消化を助けるパインはビタミンB1が豊富。スポーツ選手の王道食材です。

ゴールドキウイはグリーンキウイよりもビタミンCが豊富。よって汗や運動によるビタミンCの損失の激しい夏場は、ゴールドをチョイス。食物繊維を積極的取りたいシーンでは、グリーンキウイをお選びください。

アンチエイジングで脚光を浴びる抗糖化作用の高いブルーベリーは、目の網膜を守るアントシアニン色素、フラボノイドやビタミンA、ビタミンEを含み、進行した老化を再生させる働きで注目を浴びています。活性酸素の害から全身を守ってくれる若返りのフルーツです。

スイカは水分補給と泌尿器科系機能を調整してくれる夏の救世主。色素成分はカロテンやリコピン。カロテノイド含有量は果物の中でもトップクラスです。