【愛媛新聞、愛媛CATV共同事業企画 「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」】バックナンバー2021年3月25日更新!

NEW!
新居浜市ロケ無事終了!
20市町制覇無事達成!


第20回目 今治市 愛媛あかね和牛!

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県畜産研究センターが開発した黒毛和牛。亜麻仁油やかんきつの搾りかすを餌に与えている。県内で7戸が飼育しており、昨年は122頭出荷した。

 

愛媛新聞・愛媛CATVアス飯特集ページ🍊
https://www.ehime-np.co.jp/special/egao_sports/ath_meshi/

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第19回目 愛南町 牡蠣

愛媛の食材紹介19「牡蠣」愛南町

愛南町では25軒の養殖業者が年間約600トンを養殖。1、2月が最盛期。愛南漁協では地域統一ブランド「愛南かき」として出荷している。

訪れたのは御荘湾に面した場所でカキの養殖や遊漁船業、民宿経営などを手掛けている上甲商会(愛南町御荘平山)。

http://ehime-kaki.com/

代表の上甲仁さん(47)が出迎えてくれた。早速、いかだを見学。海中にかごをつるして3、4カ月生育させる。洗浄、選別、滅菌処理を施し、主に関東圏に出荷している。

上甲さんは7年ほど前に店を引き継いだ。勉強のため全国のカキ産地に赴いた際、滅菌処理の重要性を知った。検査機関で水質検査などを行い、養殖環境を「見える化」した。全国でノロウイルスが流行した際、風評被害に産地が苦しんだ時期があり「お客さんに安全に食べてもらうことが僕らの使命」との信念を貫いている。

【栄養豊富な漁場 ゆりかごの中で育ったカキ】

御荘湾で育った「愛南かき」のおいしさの秘密を愛南漁協御荘支所次長の久徳武史さん(45)が解説。御荘湾には川の水が流入しており、栄養豊富なプランクトンが一緒に流れてくる。海水が出入りする場所が狭くプランクトンが漂う環境はカキに最適の漁場という。潮の流れが穏やかでゆっくり成長することから「ゆりかごの中で大切に育てられたカキです」と胸を張る。




オンラインショップはこちらから! 

http://misyoukaki.com 

アス飯では牡蠣の亜鉛の豊かさに注目。

現在、オーソモレキュラー栄養医学研究所 オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート 第四期生として継続受講しております。(紹介者:医師 姫野友美 講師:医師 溝口徹他)

免疫メモより抜粋
https://yamasefamily.com/archives/13687

【亜 鉛】
亜鉛は免疫を含む多くの生物学的プロセスに関与している。亜鉛欠乏症は炎症誘発性サイトカインを有意に増加させる。さらに、亜鉛欠乏は、IFN-γ、TNF-α等のシグナル伝達のアップレギュレーションなどを介して、肺上皮組織の細胞バリア機能の変化ももたらすほか、好中球の動員と走化活性にかかわり、T細胞やNK細胞の数との関連も示されている。

【亜鉛とCOVID-19】
亜鉛の免疫調節および抗ウイルス特性は、COVID-19患者の支持療法となる可能性がある。高用量亜鉛で治療された4人のCOVID-19患者の症例報告では、臨床症状の改善が示されている。オーストラリアでは、COVID-19陽性者への亜鉛の静脈内投与の効果を検証する臨床試験が始まっている。

【亜鉛に注目した研究】
ブラジル連邦大学栄養学科の研究者が4月に発表した研究では亜鉛には抗炎症作用があるため、免疫機能を最適化し、感染リスクを低下させる可能性を示唆。亜鉛は過剰な免疫反応を抑えて正常化させる働きを持つ。たんぱく質と亜鉛は、免疫細胞の原料となり免疫を活性化。感染症対策において重要な成分。高齢者は特に亜鉛が不足しやすいので意識的に摂取する。亜鉛が豊富に含まれているのは牡蠣や緑茶、抹茶。たらばがにや干しえびなどの甲殻類、帆立貝、赤身の肉、レバー、プロセスチーズ、大豆製品、ごまにも多く含まれる。クエン酸やビタミンCと摂取すると吸収率が上がるのでレモンをかけて食べるのが○※冬の時期は特に鍋などのスープ類が手軽に効率良く沢山の野菜を摂取出来るので利用すると良い。

【治療を目的とした亜鉛】
亜鉛の新型コロナウイルスに対する作用についてこれまで臨床的エビデンスはなかった。そんな中、今年3月から10月にニューヨーク大学医学部が行った研究において、ある重要な結果が発表された。コロナ陽性患者3,473名を対象に行った亜鉛およびヒドロキシクロロキンの投与と死亡率の相関関係について指し示した。ニューヨーク大学医学部のジェニファー・フロンテラ教授の研究グループは、亜鉛の投与が新型コロナ感染の院内での死亡率を24%減少させると発表。今年10月にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染が報道されたが、この時に主治医団がトランプ大統領の治療について発表した。その中にも亜鉛とビタミンDが含まれている。以前から細胞内の亜鉛が十分であるとコロナウイルスのようなRNAウイルスの複製が阻害されることが知られている。そこで、新型コロナウイルスのパンデミックを抑えるために亜鉛の補給が提案されていた。しかし、今回のニューヨーク大学の研究結果が発表されるまで亜鉛が新型コロナウイルス感染に効果があるという臨床的なエビデンスはなかった。「治療」を目的とした場合、臨床的なエビデンスが重要である。そうした観点からも、ニューヨーク大学が出したこの研究結果は、とても重要で大きな意味を持つもの。

亜鉛欠乏の症状の一つに味覚障害がある。また、新型コロナウイルス感染時にも特徴的な症状として「味覚障害の出現」が現れるのはご存知の方も多い。これは、第一に味蕾(みらい:主に舌に存在する味覚を感知する器官)へのウイルス感染、第二に亜鉛の消費量による亜鉛欠乏、もしくはこの両方が合わさった状態であると考えらる。いずれにせよ予防のためには日頃から亜鉛を摂取することがポイントとなる。というのも新型コロナに感染してから亜鉛を摂取するのでは、細胞に十分な亜鉛を届けるのが間に合わないかもしれないからだ。

今回ご紹介した研究で脚光を浴びた亜鉛は日本においても食習慣の変化により不足しがちなミネラルの一つ。とりわけ子どもや高齢者、若年層の女性の亜鉛不足が指摘されている。 また、国際オーソモレキュラー医学会が新型コロナウイルス感染予防および軽症化のために推奨する5つの栄養素の中にも亜鉛は含まれている。

愛媛新聞&愛媛CATV19回目、愛南町牡蠣編のレシピ開発では、上記の亜鉛に加え、うま味にも注目して繋いでいる。

椎茸については愛媛新聞&愛媛CATV18回目、砥部町椎茸編バックナンバー解説を参考にして欲しい。

https://yamasefamily.com/archives/project/【愛媛新聞、愛媛catv共同事業企画-「愛媛食材で愛-4

椎茸のうま味を引き出すポイントとして水洗いをしない、加熱し過ぎない、油を控えめにする、うまみ成分は60〜70℃の温度で加熱すると増える、昆布のグルタミン酸との掛け合わせやツナのイノシン酸を利用しうま味の相乗効果を狙う、調理前に包丁の裏でたたいたりフードプロセッサーやミキサーにかけるなどして細胞組織を破壊するとうま味が増す、チーズやミルクなどの乳製品との相性が良くこれらで試す、数時間天日に当てたり冷凍すると、うま味が上がる、乾燥タイプは低温で水からゆっくり戻すの経過でうま味をアップさせられることがある。

グアニル酸やイノシン酸等の呈味性ヌクレオチドは、少量でグルタミン酸のうまを増強。これらのヌクレオチドは野菜類には含まれないとされてきたが、近年、トマトやナスには他の野菜と比較してグアニル酸が多く含まれることが明らかになっている。トマトは加熱調理によってうま味成分であるグアニル酸が増加。オーブン加熱の場合、加熱前(10 mg)の約1.8倍となる。グアニル酸増加の最適温度は50~60°C。

にんにくはユリ科ネギ属の多年草で、古代エジプトで既に栽培されており、球根(鱗茎)を食用にする。独特の辛味と硫化アリルによる臭気を持つ。中華・西洋料理では炒め物の香りづけ、煮込み、ソース、ドレッシングなど広く利用され、日本料理では主に薬味として使われることが多い。今回はグルタミン酸を目的として使用。

ブロッコリーは地中海沿岸の原産で、日本へは明治初期に渡来した洋野菜。キャベツの変種でつぼみと茎の部分を食用とする。つぼみにも茎にもうま味成分のグルタミン酸が含まれ、ビタミンや鉄、食物繊維が豊富。肉や魚介類との相性が良く茹でてサラダに、また炒め物にも好まれる。

チーズなどの発酵食品にもグルタミン酸が多く含まれる。塩を振って寝かせるとさらに量が増える。チ-ズの中身に白い塊があるがあれがグルタミン酸の結晶でうま味の元。

シラスは魚の干物/塩茹でにしてからの天日干しで、シラスの熟成が高まる。アジやサンマは生物より干物の方がグルタミン酸(うま味)が増える。豆モヤシ、枝マメ/野菜の中でもタンパク質が多いのが豆類。ソラマメもグリンピースもグルタミン酸(うま味)が多量に含まれる。ブロッコリー、カリフラワー/意外と知られていないのがアブラナ科の野菜がうま味をたっぷり含んでいる食材であるということ。今回はアブラナ科のブロッコリーを使用した。

ココナッツオイルはこの回では全体の風味を個性的に仕上げる為に入れたが、以下の報告も念頭に置く。

科学技術省(Department of Science and Technology、以下DOST) は1ヶ月にわたる研究の結果、ココナッツオイルやバージンココナッツオイルに含まれる成分が、Covid-19の60~90%を死滅させたことを明らかにした。同省は「この結果には、とても明るい兆しが見える。VCO自体がウイルスを除去しただけでなく、Covid-19に対する免疫反応を再調整する鍵となる仕組みもあることが明らかになった。Covid-19の治療のために、VCOを多くの臨床試験で使用していく。今後の結果が楽しみだ」と語っている。もしバージンココナッツオイルがCovid-19に効果があるとしたら、とても明るいニュースになる。今後の臨床試験の結果を見守りたい。

フィリピンの大手メディア「Philstar(フィルスター)」にてフィリピンのセブにある刑務所「セブ州拘留・リハビリテーションセンター(CPDRC)」において、新型コロナウイルスの陽性者である20名の受刑者に対してココナッツオイルが投与され、全員が回復したという内容の記事が紹介されている。また受刑者以外には看守10名にも投与され回復したとのこと。彼らの回復プログラムでは定期的にテーブルスプーンでココナッツオイルを投与され、発症することなく陰性となった。今回は臨床試験や治験ではなく、受刑者や刑務所職員の健康管理が目的で行われたものだが、一つの結果として興味深い内容。

https://www.philstar.com/headlines/2020/07/20/2029273/coconut-oil-credited-making-provincial-jail-covid-free

ココナッツオイルは2007年からスポーツアロマの際のキャリアオイルとしてブレンド使用していたオイル。確か2014年頃から注目されていたこともあり(もう少し前かも)再度ボディ用に加えて飲食用もストックするように。免疫強化、ダイエット、心臓強化、脳の活性化、糖尿病予防など様々に期待。

現在我が家ではMCTオイルの利用が多い。ココナッツオイルはココナッツの種子の中の胚乳を抽出して作られ、このココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の一種である中鎖脂肪酸がMCTオイル。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が約55%で、それ以外は長鎖脂肪酸(LCT、つまり一般的な食用油と同じカテゴリーの油)が含まれる。一方、MCTオイルだと100%近くが中鎖脂肪酸になる。

短鎖脂肪酸(炭素6個以下:~C6)(SCT)…酪酸など

中鎖脂肪酸(炭素6~12個:C6~C12)(MCT)…カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸

長鎖脂肪酸(炭素12~14個:C13~C21)(LCT)…オメガ3など

MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)とは、炭素数6〜12の脂肪酸からなる飽和脂肪酸。ココナッツオイルに含まれている脂肪酸のうち中鎖脂肪酸は55%程度。MCTオイルだと同じ量を食べてもより多くの中鎖脂肪酸を摂取できることになる。一般的な食用油のほとんどはLCT(長鎖脂肪酸トリグリセリド)。MCTはLCTとは消化吸収性が大きく異なるためそれぞれの代謝も違う。LCTは主にリンパ管経由で吸収され、ゆっくり全身を回って代謝されるのに対し、MCTオイルの中鎖脂肪酸は門脈経由で直接肝臓のミトコンドリアで素早くエネルギー源となるので体脂肪として蓄積されにくい特徴を持つ。

MCTオイルもココナッツオイルも、消化やエネルギーの放出、ビタミンやミネラルの吸収に良い影響を及ぼす。栄養を十分に吸収するためには、野菜を摂取するのと同時に良質な脂質を取る習慣が大切。カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルや、ベータカロチン、ビタミンE、ルテインなどの脂溶性の栄養分は、脂質と一緒に取ることで効率的に消化吸収される。

MCTオイルを構成する中鎖脂肪酸はその分子の炭素の数により4種類に分けられる。

炭素6個(C6)…カプロン酸:一番素早く代謝されるが、独特な臭いがあり、味が悪く、胃がむかつくことがある。のどがヒリヒリすることも。ココナッツオイルにはあまり含まれていない。

炭素8個(C8)…カプリル酸:ココナッツオイルに少量含まれる。母乳にも含まれる。健康な腸を維持するための有益な抗菌作用と中鎖脂肪酸の中でもケトン体を最も効率的に作ることができるMCTのタイプだと考えられている。 そのため、最も早く脳細胞などのエネルギー源に。低糖質ダイエットのケトーシス効果を効率的にサポートするにはMCTオイルを。なるべくC8(カプリル酸)を多く含有しているものを選ぶのがお勧め。

炭素10個(C10)…カプリン酸:MCTの中で2番目に短くC8よりはゆっくり。エネルギーへの代謝が比較的早いMCT。

炭素12個(C12)…ラウリン酸:消化吸収のメカニズムはLCT(長鎖脂肪酸)と似ている。他のMCTのように素早く脳細胞などのエネルギーに変わらない。ケトン体の生成が少量で持続するともいわれる。MCTオイルもブランドによって特にこのラウリン酸の量が変わる。

ココナッツオイルはラウリン酸(C12)が約42%、カプリル酸(C8)が約7%、カプリン酸(C10)が約5%、カプロン酸(C6)が1%以下。

「山瀬理恵子の行ってこ~わい 愛媛食材で愛あるアス飯」は県内20市町制覇に向け着実に回を重ねています。第18弾の食材は砥部町のシイタケ、第19弾は愛南町のカキです。それぞれプレゼントクイズ付き。動画を見て応募。クイズに正解した方の中から抽選で生産者提供の逸品が当たります。各プレゼント情報からご応募ください。本企画は、愛媛新聞朝刊、愛媛新聞ONLINE・アプリ、愛媛CATVの番組が連動。ウイークリーえひめリックにも掲載しています。

第18回目、砥部町椎茸編1月23日公開!

愛媛の食材紹介18「シイタケ」砥部産

SANKIでは菌床づくりから栽培、販売までを手掛ける。「媛の雫」の商品名で県内のディスカウントストアやスーパーで扱っている。菌床ブロックはネット通販で販売中。

清流と自然に恵まれた砥部町広田地区では、昔からシイタケの栽培が盛ん。今回は建設業から農業に異業種参入し、地域再興や女性の雇用促進を志して菌床シイタケ栽培に踏み切った男性を訪ねた。広田地区にあるSANKI(砥部町玉谷)の代表取締役松永公一さん(57)は建設業を営んでいる。転機は2008年ごろ。「建設業は不要と言われた時代でした、県が異業種参入を推奨していたこともあり、農業の道を探りました」と松永さん。広田地区は過疎、高齢化が進み、地域の衰退を痛感していた。「女性の雇用の場を創り出せば、地域の再興につながるのではないか。安定雇用には屋内型産業がいい」と考え、菌床シイタケ栽培を決断した。本社横の工場では落葉広葉樹のおがくずから菌床を作り、培養までを手掛ける。おがくずをミキサーで混ぜて袋詰めし、殺菌処理した後、菌を注入。1日2200個以上作る。「マドンナ達のきのこ園」(同町満穂)という名前にもこだわりがある。愛媛が舞台の夏目漱石の小説「坊っちゃん」に出てくる「マドンナ」にちなみ「女性たちが輝く場に」との思いで名付けた。工場内は温度18度、湿度65%ほどで寒い時期はずっと入っていたい快適な環境。工場は複数の棟があり、シイタケの成長具合で場所が分かれている。出荷する大きさに育ったシイタケは傘が大きく根本もふっくらで重厚感たっぷり。SANKIはオリジナルブラド「媛の雫」として販売している。

アス飯では松永さんの得意料理であるシイタケピザ(シイタケを生地代わりにし、好きな具を乗せてホットプレートで焼くだけ。具材はサラミや高菜、ツナなど。傘の裏に薄く味噌を塗るのがポイント。チーズを掛けて焼く絶品)を、松永さんリクエストの斬新料理に改変させる。

1年中入手可能で食物繊維が多い低カロリー食材として人気のシイタケは免疫賦活効果の高い食材の代表。うま味成分がたっぷり含まれており昔から不老長寿の食べ物として重宝されてきた。特有成分は動脈硬化や高血圧予防で注目のアルカロイド、エリタデニン。

βグルカンの一種であるレンチナンは免疫賦活効果が確認されている。シイタケには日光に当たるとビタミンD2に変化するエルゴステロールが含まれる。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めることで知られているが、コロナ禍により免疫機能を高める働きが注目されている、今最もホットなビタミンとなっている。ビタミンDは日本人の約8割で不足している栄養素。先ずは意識的にでも日光に当たることが大切。肌に紫外線を当てると皮下にあるコレステロールに化学反応が起こり体内でビタミンDが作られる。ビタミンDを不足させないためには1日15~20分程度、密を避けながら外に出てウオーキングが○。手や脚は日焼け止めを塗らずに素肌のままで。どうしても日焼けが嫌なら、手のひらだけでもかざすと良い。シイタケは食べる前に傘の裏側を日光に当てるだけでビタミンD2量を増やすことが出来る。動物由来のビタミンD3の供給源となるツナとの相性も抜群だ。

体内にマグネシウムが不足しているとビタミンDの血中濃度が上がらないためビタミンDはマグネシウムと一緒に意識して摂取する努力が必要。またビタミンDがないと体はマグネシウムを利用できないため、今回はマグネシウムが豊富な食材としてトッピングにパセリを用意した。その他シイタケにはアスリートのエネルギー変換に重要なビタミンB群(特に多いのがビタミンB2とナイアシン)が多く含まれている。

今回はうま味の掛け合わせで構成を組むことに。うま味を引き出すポイントとして水洗いをしない、加熱し過ぎない、油を控えめにする、うまみ成分は60〜70℃の温度で加熱すると増える、昆布のグルタミン酸との掛け合わせやツナのイノシン酸を利用しうま味の相乗効果を狙う、調理前に包丁の裏でたたいたりフードプロセッサーやミキサーにかけるなどして細胞組織を破壊するとうま味が増す、チーズやミルクなどの乳製品との相性が良くこれらで試す、数時間天日に当てたり冷凍すると、うま味が上がる、乾燥タイプは低温で水からゆっくり戻すの経過でうま味をアップさせられることから、出来る限りのことをピックアップしてチャレンジ。

こうして仕上げたリエットは、これまでのロケで1番美味しかったのではないかとスタッフさんにも、松永さんにも大絶賛していただいたほど大変美味な1品に仕上がった。度重なる試作で椎茸を1kgも使い、ロケ前にご近所さんにも事前試食して貰ったことも功を奏した。松永さんのところの椎茸、素材が美味し過ぎることは言うまでもない。テクスチャーを変えればポタージュやパスタソースにアレンジ出来る。シイタケレシピの可能性が広がる一品が出来上がった。是非、皆さんにも試して欲しい。

【家で栽培できる!菌床ブロック】

SANKIの菌床ブロックはインターネット通販で1個500円で販売している。家庭でできる育て方を松永さんに教わった。ビニール袋を被せ、ブロックの表面が乾かないように霧吹きを掛けるか水を張ったコップを近くに置いておくだけでいい。3カ月ほど次々にシイタケが生えてくるという。使い終わった後のブロックは堆肥として家庭菜園で使える。捨てる際は可燃ごみとして処分する。

ちなみにこれがロケ後、松永さんから購入し(スタッフさん全員購入)我が家で育てているシイタケ!非常に立派!大変美味!

詳細はマドンナ達のきのこ園ホームページへ

https://madonna-paradise.jimdofree.com/

【菌床シイタケ栽培セットを10人にプレゼント!】

動画を観てクイズに答えよう!正解者の中から抽選で10人にSANKIの「家庭用菌床シイタケ栽培セット」をプレゼント!ご応募をお待ちしています。2月17日午前11時59分締め切り。

応募ページは終了いたしました!たくさんのご応募ありがとうございました!
https://www.ehime-np.co.jp/online/form/ath_meshi_present_tobe

 

 

 

RIEKO YAMASE/アス飯®️料理研究家(愛媛県松山市在住)

山瀬 理恵子(やませ りえこ、1977年9月16日 – 身長 168㎝ )はアスリート向けの料理を中心とした料理研究家。元小学校教諭。故郷・北海道十勝郡浦幌町出身のうらほろアンバサダー。専門分野は植物化学。三浦知良選手を超え、遠藤保仁選手に次ぐ、Jリーグ歴代2位記録となる21年連続ゴールを達成したサッカー元日本代表、今季プロ22年目となる現役Jリーガー山瀬功治は夫。所属協会:日本メディカルハーブ協会、日本アロマ環境協会、日本ホリスティック医学協会、日本スポーツアロマトレーナー協会等多数。

【保持資格】
初等教育教員免許(小学校教諭免許状・幼稚園教諭免許状 北海道女子大学・短期大学部 初等教育学科 体育コース卒業)
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)
日本食育インストラクター協会認定「食育インストラクター」(東京江上料理学院卒業)
日本フードコーディネーター協会認定「フードコーディネーター」(東京江上料理学院卒業)
日本アロマ環境協会認定「アロマテラピーインストラクター」(ニールズヤードレメディーズみなとみらい校卒業)
日本スポーツアロマトレーナー協会認定「スポーツアロマトレーナー」(プレミナセラピストスクール代官山校卒業)
日本メディカルハーブ協会認定「ハーバルセラピスト」ハーブ30種:アーティーチョーク、イチョウ、イブニングプリムローズ、ウスベニアオイ、エキナセア、エルダーフラワー、カレンデュラ、クランベリー、ジャーマンカモミール、スギナ、セージ、セントジョンズワート、ソウパルメット、タイム、ダンディライオン、ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、バレリアン、フェンネル、ブラックコホッシュ、フラックスシード、ペパーミント、ホーソン、マテ、マルベリー、ミルクシスル、ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップ 精油12種:クラリセージ、ゼラニウム、ティートリー、ネロリ、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ローズ、ローズマリー、ローマンカモミール(株式会社グリーンフラスコ自由が丘校卒業)
日本アスリートフードマイスター公認「アスリートフードマイスター3級」(大阪梅田校卒業)
日本プロカウンセリング協会認定「心理カウンセラー2級」(東京本部校卒業)
日本総合プロフェッショナルケア協会「薬膳スパイスアドバイザー」(福岡博多校卒業)
熱中症対策アドバイザー(熱中症予防声かけプロジェクト 後援:環境省)
日本野菜ソムリエ協会認定「野菜ソムリエ」(東京渋谷校卒業)
「ムーンセラピストLevel I,II,III,IV」(東京荻窪校卒業)
長島司の「森の香り・里の香りコンシェルジュ」精油化学:ヒノキ、スギ、青森ヒバ=ヒノキアスナロ、トドマツ、アカエゾマツ、コウヤマキ、クロモジ、ニオイコブシ、クスノキ=カンファー樟、芳樟=リナロール樟、ユズ、八朔とその他の香り成分、ミカンとその他の香り成分、シークワーサーミカンとその他の香り成分、ラベンダー、シソ、ハッカ、月桃、ハマナス、キンモクセイ、水仙、ロウバイ、イグサ、調香他(株式会社一十八日 オンラインzoom校卒業)

著書/『アス飯レシピ アスリートの体をつくる、おうちごはん』(2017年/京都新聞出版)

〔企画:塚本宏・岡本壮・国貞仁志(京都新聞社)動画編集:龍 太郎(京都新聞社)編集・構成:山形恭子(オフィスK)装丁・デザイン:佐野佳菜(いろいろデザイン)DTP:今岡弓子(京都新聞印刷)〕

【現在の主な学び】

日本メディカルハーブ協会認定「日本のハーブセラピスト」2021年5月資格試験受験予定:日本のメディカルハーブ(30種)アマチャ、ウメ、ウンシュウミカン、エゾウコギ、エビスグサ、オオバコ、カキ、カキドオシ、カンゾウ、キキョウ、クコ、クズ、クチナシ、ケイ、ゴマ、サンショウ、シソ、ショウガ、センナ、タンポポ、チャ、トウモロコシ、ドクダミ、ナツメ、ハッカ、ハトムギ、ビワ、ベニバナ、ユズ、ヨモギ/日本の有毒植物(16種)ウルシ、キョウチクトウ、クサノオウ、ジギタリス類、シキミ、スイセン類、チョウセンアサガオ、 テンナンショウ類、ドクウツギ、ドクゼリ、トリカブト類、バイケイソウ類、ハシリドコロ、ヒガンバナ、フクジュソウ、ヨウシュヤマゴボウ

日本スポーツ栄養協会「ビジネスパーソンのためのスポーツ栄養セミナー」(講師 鈴木志保子 日本スポーツ栄養協会理事長/神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授)全六回受講終了

日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナーコース基礎医学領域受講(病態生理学/医師 降矢英成 生化学/薬剤師 飯田みゆき 栄養学/管理栄養士 野口和子 薬理学/薬剤師 渡辺肇子) 日本メディカルハーブ協会シンポジウム(ハーブと免疫)(講師:日本メディカルハーブ協会理事長 /林真一郎)受講終了

植物学講座第一弾 「植物の学名を学ぶ」分類と学名の関係、学名の成り立ち、学名のシノニムと学名の調べ方、学名の意味とその調べ方、学名の命名者、学名の読み方など(講師 木村正典 日本メディカルハーブ協会理事/農学博士)受講終了

植物学講座第二弾「生き物の繋がりと生態系ー光合成・呼吸と炭素・窒素循環。植物にとっての一次代謝産物と二次代謝産物の成分過程とその役割。精油は植物のどこに何のためにあるのか-科ごとに見る精油分泌組織」(講師 木村正典 日本メディカルハーブ協会理事/農学博士)受講終了

「星と植物の関係」(講師 鏡リュウジ 京都文教大学客員教授/平安女学院大学客員教授/心理占星術家・翻訳家)受講終了

吉冨信長のマグネシウム・鉄研究 in福岡 受講終了

30種のハーブとビブリオ講座「クロモジのウィルスに対する有効性」(講師 伊賀瀬道也 愛媛大学医学部抗加齢センター所長/教授)「植物のクロモジ利用」(講師 井上泉 ジャパンハーブソサエティー愛媛支部長)受講終了

アロマサイエンスアドバンスコース第一期:精油の構造分類による作用と特徴、精油の構造分類による作用と安全性、精油の薬理作用と抗菌作用、精油の体内代謝と薬物相互作用(医薬品を併用した場合の相互作用)注目される精油の機能性とその活用法(講師 林真一郎 グリーンフラスコ株式会社代表/薬剤師・臨床検査技師/東邦大学薬学部客員講師/静岡県立大学大学院非常勤講師/日本赤十字看護大学大学院非常勤講師/城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師/NPO法人日本メディカルハーブ協会理事長/一般社団法人日本フィトセラピー協会副理事/一般社団法人日本ハンドケア協会理事/NPO法人日本ホリスティック医学協会理事/ソフィアフィトセラピーカレッジ開催 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数)全五回受講終了

精油の向精神作用と精油成分の脳への移行性(講師 佐藤忠章 国際福祉大学薬学部准教授・薬学博士)(講師 村上志緒 薬学博士・理学修士/東邦大学薬学部訪問研究員/東京都市大学知識工学部非常勤講師:化学/静岡県立大学非常勤講師:植物療法/浦和大学短期大学部非常勤講師:生物学)受講終了

メディカルハーブ2020年後期研究論文情報解説最新版 継続受講中(植物療法を科学視点から考える:心と脳機能、婦人科、消化器、免疫、皮膚、メタボとロコボ)講師 村上志緒 早稲田大学及び早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了 薬学博士・理学修士 東邦大学薬学部訪問研究員、東京都市大学知識工学部非常勤講師:化学、静岡県立大学非常勤講師:植物療法、浦和大学短期大学部非常勤講師:生物学)全六回受講終了

スポーツ科学における免疫機能と香りの研究最前線(講師 枝伸彦 日本スポーツ振興センター国立科学センタースポーツ契約研究員)受講終了

脳科学から紐解くストレスとメンタルヘルス(講師 吉原一文 九州大学大学院 医学研究院臨床医学部門心身医学講師・医学博士)受講終了

日本メディカルハーブ協会2021第二回学術フォーラムin東京 講師 門脇真氏/薬学博士 富山大学名誉教授『メディカルハーブによる食物アレルギー体質の改善効果について』受講終了 

日本メディカルハーブ協会2021第二回学術フォーラムin東京 講師 高橋弘氏/ハーバード大学医学部内科元准教授、麻布医院院長 医学博士『ハーバード大学式 命の野菜スープ』受講終了

トトラボ大学第二弾 2021年1月28日(木) 18:00-20:00 「感染症 〜 ウイルスや細菌の生きるしくみ」on Zoom 講師 伊藤正則  取得学位  理学博士 早稲田大学(東京歯科大学 教養部 自然科学系生物学 教授・理学博士 聖マリアンナ医科大学 客員教授)受講終了

ソフィアフィトセラピーカレッジ「オキシトシンとアロマセラピー」講師 山口創(博士・人間科学/臨床発達心理)1/29日 受講終了 

日本ホリスティック医学協会植物療法研究会「各種植物療法のトピックを探る」主要ハーブの新たな機能性と活用/講師 林真一郎(グリーンフラスコ代表/日本メディカルハーブ協会理事長)精油成分の研究トピックス/講師 村上志緒(薬物博士・理学修士、株式会社トトラボ代表)バッチフラワー研究/講師 林サオダ(一般社団法人バッチホリスティック研究会代表理事)発達障害と園芸療法/講師 宍戸多恵子(専門認定登録園芸療法士)樹木系バッチレメディの植物生態学からの検討/講師 飯田みゆき/進行・ディスカッション降矢英成(赤坂溜池クリニック院長、NPO法人日本ホリスティック医学協会理事)2/23日 受講終了 

ホリスティック医学と植物療法(講師 林真一郎 グリーンフラスコ株式会社代表/薬剤師・臨床検査技師/東邦大学薬学部客員講師/静岡県立大学大学院非常勤講師/日本赤十字看護大学大学院非常勤講師/城西大学薬学部医療栄養学科非常勤講師/NPO法人日本メディカルハーブ協会理事長/一般社団法人日本フィトセラピー協会副理事/一般社団法人日本ハンドケア協会理事/NPO法人日本ホリスティック医学協会理事/ソフィアフィトセラピーカレッジ開催 著書に『臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法』南山堂 『高齢者介護に役立つハーブとアロマ』東京堂出版『メディカルハーブの事典』東京堂出版 ほか多数)受講終了

【来歴・著書】
夫の二度の負傷(2002年に右膝前十字靭帯断裂、2004年に左膝前十字靭帯断裂)がそれぞれ約8カ月のリハビリ生活を要し、当時所属していた浦和レッズ管理栄養士兼アテネ・北京五輪水泳金メダリスト、北島康介選手専属管理栄養士でもあった川端理香氏と1年間の個人契約。その後も椎間板ヘルニアを患い4度目の全身麻酔手術を経験。3年以上にも渡る長いリハビリ期間でアスリートにとっての料理の大切さを痛感、本格的に研究を始めた。

アスリートにとっての食事は部活動などに励む子どもたちにも有効なうえ、体脂肪コントロールや筋力向上なども期待でき、一般的な健康食としても応用ができるという観点からさまざまなレシピを考案。大学他各教育機関や企業で講演や調理実習を重ねながら、雑誌、新聞社にて連載執筆、テレビ出演、インターネットなどで発信している。

サッカー専門誌エルゴラッソ横浜F・マリノス担当記者からの依頼でサッカーダイジェスト特別企画「サッカーと食の話」を執筆、話題となり、2011年よりサッカーダイジェストテクニカルにてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。これを機に料理研究家としての活動をスタートした。2013年にはクックパッド株式会社よりオファーを受けクックパッド公式kitchenを開設。「アス飯®」の商標を登録している(登録番号:第5976205号)。

【主な連載】
サッカーダイジェストテクニカル「山瀬家の食卓」企画・構成 藤井雅彦(2011~2013年)
京都新聞「アス飯」(2014〜2017年)
西日本スポーツ新聞「理恵子のアス飯」(2017〜2019年)京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋 山瀬理恵子のアス飯レシピ」(2018年~)
愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」(2019年~)
愛媛県東温市の広報誌「広報とうおん」で「山瀬理恵子のアス飯®」を連載開始(2020年6月号~)

【主なレギュラー番組】
京都新聞アス飯オンライン(2015〜2017年)
テレビ西日本 ももち浜ストア夕方版スポーツコーナーアス飯(2017年)
西日本スポーツ新聞アス飯オンライン(2018年)愛媛新聞オンライン 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい(2019年~)
愛媛CATV 愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい(2019年~)
南海放送Beans今日からできるアス飯(2019年~)
FM愛媛 JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」(2020年~)
味の明太子のふくやYouTubeアス飯(2018年~)

【主な活動例】
キユーピーマヨネーズ料理グランプリ京都府代表(2015年)
カルビー株式会社47都道府県ご当地ポテトチップスラブジャパン「九条ねぎおうどん味」商品開発京都プロジェクトチーム(2019年)
味の素「勝ち飯」CM出演(2019年)
伊予銀行積立投信「つみとう」CM出演(2019年〜)
アサヒ飲料カルピス100周年レシピ開発(2019年)
西日本新聞presentsサントリービールレシピ開発(2017年)
愛知県奥三河地域観光事業サポート(2019年〜)
内閣府男女共同参画・アス飯でまちづくり講演:北海道十勝郡浦幌町(2017年)LION 食器用洗剤 Magica CM出演(2021年3月〜)

2005年
管理栄養士 川端理香著書「勝つための栄養食BOOK」にて著者と対談。リハビリ食3献立と共に書籍掲載。

2007年
世界陸上選手権香川県丸亀事前合宿にスポーツアロマトレーナーとして帯同。植物が生合成した揮発性の芳香物質を蒸留によって抽出した精油(精油は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるもの。スポーツ選手はドーピング関連で取り扱いが繊細。精油の化学構造、化学成分、嗅覚及び経皮吸収ルートなどの解剖学は必須)を用いて海外世界陸上出場選手のコンディショニングケアに携わる。(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧4カ国を中心に約150人の選手、コーチらが来県)

2008年
横浜市教育委員会が発行する食教育だより製作を協力。(食教育だよりは横浜市の全小中高、特別支援学校に年3回配布されるもので各25万部計75万部発行)

2010年
日刊スポーツこだわり食取材掲載。夫の山瀬功治が当時所属していた横浜F・マリノス担当藤井雅彦記者から依頼を受け、サッカーダイジェストゴールデンウィーク特別企画「サッカーと食の話」に執筆。シチュエーション別料理献立写真に栄養説明を添付したページが話題となり、2011年よりサッカー専門雑誌、サッカーダイジェストテクニカルにてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。(2年間)

2013年
クックパッド株式会社よりオファーを受けクックパッド公式kitchenを開設。

2014年
4月1日より京都新聞朝刊にてスポーツ栄養レシピ・コラム連載が開始。(毎週火曜日発売。朝刊発行部数は50万部。翌年立ち上げの京都新聞アス飯メディア部門は紙面連載と連動)異例の長期連載を達成。(2014〜2017年 スポーツ栄養レシピ・コラム連載)これを書籍化した著書「アス飯レシピ」を京都新聞出版センターより2017年8月発売。発売後1ヶ月で増刷が決定しアス飯は特許庁により商標登録認定された。滋賀県内の全小中高、特別支援学校計404校に優良図書として寄贈され、全国の図書館へ配布。

2015年・2016年
キユーピーマヨネーズ料理グランプリ2015年京都府代表。PHP研究所巻頭料理カラー2年連続掲載。サッカー協会、株式会社アスリートフードマイスター、京都サンガF.C、アビスパ福岡アカデミー、小中高、大学他各教育機関・Jr.アスリート保護者及び九州電力など各企業にて栄養学講演、調理実習多数開催。

2017年
味の明太子のふくや、味の兵四郎など各食品メーカーとのコラボが開始。吉本興業所属のケン坊田中と共にテレビ西日本ももち浜ストア&西日本スポーツ新聞連載、連動料理コーナー「山瀬理恵子のアス飯」レギュラーを担当。北海道十勝郡浦幌町教育文化センターにて内閣府男女共同参画・まちづくり講演会講師任務。

2018年
故郷・北海道十勝郡浦幌町ふるさと大使就任。サントリー×西日本新聞×アス飯のタイアップ企画にて6レシピ提供。6月アスリートと一流仕事人に学ぶココロとカラダのコンディショニングマガジン『CoCoKARAnext』 (ココカラnext)にて執筆。福岡県筑紫女学園大学にて人間科学部大西良准教授及び『LIKKE』大学生らと子ども食堂イベントをアス飯でサポート。福岡サンパレスホテル坂本憲治総料理長とアス飯弁当をコラボ販売し120食1200円が1時間で完売。11月4日よりふくや×西日本スポーツ新聞×山瀬理恵子の今日もアス飯の新番組がyoutubeにて開始。陶芸作家、廣川純、廣川みのり夫妻の福岡初個展を主催。共催は石橋工業株式会社、酒の器Toyoda 。 起塚学料理長の持久力アップ&疲労回復献立ランチメニューを監修。 特別講師に野菜ソムリエプロ西川昌代。(個展期間 2018年12月18日〜22日)

2019年
Nutrilite×レシピブログ×クッキングラムファイトアスリート飯全国キャンペーン6レシピ開発。(2019年2月27日まで)摂南大学農学部2020年4月開設スペシャルコンテンツインタビュー掲載。(江崎グリコ株式会社経営企画部代表 古屋敷隆、inaho株式会社代表 菱木豊、楽天株式会社農業事業部事業企画課代表 梅村周平、料理研究家 山瀬理恵子 )。 味の素「勝ち飯」CM出演及び勝ち飯3レシピ開発。伊予銀行CM出演。アサヒ飲料カルピス100周年3レシピ開発。カルビー株式会社47都道府県ご当地ポテトチップスラブジャパンプロジェクト2019年9月23日発売「九条ねぎおうどん味」商品開発京都プロジェクトチームに抜擢。愛知県奥三河地域の観光推進事業に携わる。(奥三河観光協議会主催新城市にてアス飯講演実施)

2020年
京都新聞読者情報誌「きらっと!京滋」2018年5月号より継続中。2019年3月より味の明太子ふくや専属アス飯youtube番組レギュラー継続中。(ふくやアンバサダー兼任)2019年8月より愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯」レシピ・コラム連載及び愛媛新聞・愛媛CATV共同事業企画番組「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」レギュラー継続中。2019年10月より南海放送Beans(毎週土曜日正午放送)にて南海放送アナウンサー吉田奈央と「理恵子と奈央の今日からできるアス飯」料理コーナーレギュラー継続中。(2020年4月より吉田奈央アナウンサーから甲斐彩加アナウンサーへ)全国農業協同組合連合会愛媛県本部にて4月号より連載開始及びFM愛媛79.7MHz noonday pop番組内にて毎週木曜日12時05分頃からJA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」レギュラーコーナー。(ラジオパーソナリティ山崎愛 協力 松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学)聖カタリナ大学講演(2020年5月22日予定は新型コロナウィルス 拡大の影響を受け中止となりました)広報とうおん2020年6月号より愛媛県東温市広報誌にて「山瀬理恵子のアス飯」連載が開始。海と日本PROJECT日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもとオールジャパンで推進するプロジェクト in愛媛県伊方町特産のしらすを使った簡単2レシピ考案。美的(BITEKI)7月号(小学館2020/5/22発売号)「力ごはん」企画 主菜、副菜2レシピ掲載。愛媛県新居浜市立船木中学校文部科学省研究事業アドバイザー就任及び2020年7月30日講演よりスタート。2020年8月19日よりFM愛媛79.7MHz JA全農えひめpresents「山瀬理恵子のアス飯」オンライン講座11月18日第4回終了( 協力:松山東雲女子大学・松山東雲女子短期大学)11月17日愛媛県庁知事報告会「はだか麦」2レシピ開発。(三浦工業株式会社 取締役会長 高橋 祐二 株式会社伊予銀行 常務取締役 山本 憲世 氏 株式会社愛媛銀行 常務取締役 豊田 将光  愛媛県信用農業協同組合連合会 代表理事理事長 井関 正志 全国農業協同組合連合会 愛媛県本部長 関岡 光昭 料理研究家 山瀬 理恵子)2020年12月28日愛媛県警察本部機動隊講演及び機動隊飯開発(機動隊員や家族ら100名)

2021年
JA全農えひめ新春特別号にて関岡県本部長と新春対談。株式会社法研アス妻飯企画取材。愛媛FC×東温市給食センターコラボ企画(東温市の小中学校、幼稚園給食)2レシピ提供。愛知県奥三河地域コラム執筆。(2021年1月下旬公開)。ベースボールマガジン社ジュニアサッカークリニック取材(2021年4月公開)味の明太子のふくや2021年春のギフトカタログスタイルブック VOL.8 『O’clocca(おくろっか)』表紙レシピ及び巻頭カラーレシピ8Pを担当。全国農業協同組合連合会愛媛県本部(JA全農えひめ)はだか麦5レシピ開発。LION 食器用洗剤 Magica CM出演(3月6日〜) 聖カタリナ大学サッカー部講演(2月15日)2021年度愛媛FCアカデミー栄養講師任務予定。一般社団法人日本アスリートフードマイスター協会成果リレー愛媛県代表。2019年8月より愛媛新聞「愛媛食材で愛あるアス飯」レシピ・コラム連載及び愛媛新聞・愛媛CATV共同事業企画番組「愛媛食材で愛あるアス飯 山瀬理恵子の行ってこ〜わい」が20市町制覇達成。

 

 

愛媛の食材紹介 第17回 #レモン #岩城島 

岩城島内の生産者は60戸、うちハウス栽培は15戸。収穫時期は9月下旬~ゴールデンウイーク。直径58ミリ以上で収穫し、島内のいわぎ物産センターで選別、包装し東京のデパートや高級スーパーに並ぶ。

【「青いレモンの島」岩城島】

瀬戸内しまなみ海道を渡り、生口島(広島県尾道市)の洲江港からフェリーで5分。岩城島(上島町)の小漕港に降り立った。港から車で約5分、海岸沿いのすぐ脇にレモンの温室が見えてきた。収穫最盛期、青いレモンが鈴なりになっている。

岩城島がレモン産地として有名になったのは、ある立役者の存在が大きい。元県立果樹試験場岩城分場長の脇義富さん(73)が、瀬戸内の気候がイタリアの地中海と似ていることから「島でレモンが作れるのでは」と考え、品種選びや栽培方法を研究。島内でレモン栽培を進め、岩城島を「青いレモンの島」のキャッチコピーで売り出した緑色でも熟しており、新鮮さやもぎたての証。一般的にレモンは黄色いイメージが強いが、気温が下がると糖度を上げようとして色付き、寒くなると黄色くなりやすいというレモンは四季咲き性で年4回花が咲き、実をつける。収穫期間も10月下旬からゴールデンウイークまでと長い。岩城島産のレモンは果実の直径が58ミリ以上という独自規格があり、円形の器具でサイズを測りながら一つずつ手作業で収穫する。「優しく、生卵を扱う感覚で」と福田さん。はさみが当たった場所は茶色く傷になってしまうため、細心の注意が必要だ。

アス飯ではフラボノイドのエリオシトリンに注目。

レモン果皮に豊富なエリオシトリンは強力な抗酸化作用をもち、脂質の酸化を防いで、癌予防や高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果を発揮するほか、肝臓・腎臓・血管中での過酸化脂質の生成を抑制、肥満予防、糖尿病の合併症予防、筋肉の老化予防、エコノミークラス症候群予防など、クエン酸やビタミンCとの相乗効果の健康効果を期待している。

元気な百寿者(100歳を超えて生きる人や、それに迫る長寿者)が、レモンを愛用しているというデータや少食や生食で数々の難病を治癒する療法、生の食事を重んじて不調や病気を改善した食事療法などでもレモンが重要視されている点にも注目した。実際に、慢性的な倦怠感の解消や「食欲が出た」「体が軽い」「便秘が治った」「よく眠れる」などの声もあるよう。これはレモンに豊富な栄養成分にとどまることなく精油成分も関係しているのではないかと個人的な見解。

レモンの香りの特徴は数%含まれているシトラール(ネラール&ゲラニアール)によるもので、主成分のリモネン(その他の柑橘の主要成分ともなるモノテルペン炭化水素のリモネンの実際の香りというのは実は希薄で、他の香りの成分を揮散させ、強く香らせるという重要な役割を持つ。リモネンの生理・心理作用として抗炎症、免疫増強、健胃などがある)がシトラールや他の香り成分をリフトアップさせる効果によってフレッシュなレモンの香りになっている。

自身が深掘りしているアロマテラピー分野においてレモン香には様々な有用性がある。世界に先駆けて超高齢社会となった日本。厚生労働省研究班の推計によると、2012年時点で認知症高齢者は軽度を含めると約462万人に上り、予備軍とされる約400万人を加えると65歳以上の4人に1人が該当するとされる。

認知症の主な原因であるアルツハイマー病では、その中核症状の認知機能障害を、アロマセラピー(芳香療法)で治療可能であるという技術を鳥取大学医学部生体制御学講座の研究で実証。アロマセラピーとして使用した精油はローズマリー、レモンオイル、ラベンダー、オレンジオイルの4種類。

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol11.php

このレシピはクックパッド公式キッチンの自身のヒットレシピをアレンジさせたものだったが、切って蒸すだけと簡単ながら彩りがよく栄養満点。大本さんや福田さんも加わり全員で試食。最終的に地元児童の料理体験メニューに採用されることが決まった。

出演者

いわぎ物産センターのセンター長大本孝則さん、栽培歴約35年の福田智子さん(65)「でべそおばちゃんの店」(レモン懐石料理を売りにしている農家レストラン)完全予約制店主の西村孝子さん(72)、森本小夜子さん(73)、西本優子さん(71)

【実も皮も葉も使う 豪華レモン懐石】

「今まで紅茶の横で静かにしていたレモンを主役に」と献立を考案した。レモン懐石料理は豪華の一言。レモンずしはレモンをくり抜いた器に盛り、見た目も楽しめる。ひじきのレモン酢あえは学校給食の献立にも採用されている。看板メニューの「とんだレモン」は豚の飼料の一部にレモンの搾りかすを使ったレモンポークを使用。他にもレモン酢を使ったりレモンの葉の葉脈を潰して香りを引き出したりと細かな芸が光る品ばかり。「上品な味」に感嘆の声。紅茶にはレモンのつぼみを浮かべ、花が開くのを楽しむ。「一度で咲かなかったら二度、三度足を運んで」(西本さん)



愛媛の食材紹介 第16回 #キウイフルーツ #伊予市

県内のキウイ収穫量は34年連続日本一。2019年産の県内収穫量は6千トン。伊予市は県内一の産地。主に関東のデパートなどに出荷される。

今回の舞台は伊予市中山町出渕。中山といえば栗の産地で有名だが、もう一つの名産がキウイフルーツ。県内の収穫量は6千トン(2019年産)で34年連続日本一を誇る。県内主要産地の一つで、甘さの秘密を探った。

山中のキウイ園で作業する橡木隆博さん(69)を訪ねた。約40アールに緑色の品種「ヘイワード」を120~130本栽培している。両親の代から続く園地。当初は栗やかんきつを栽培していたが、1983年にキウイを導入。県内でも先進事例だったという。橡木さんは2017年、勤めていたJAを早期退職し専業農家に。妻勝子さん(73)と2人で育てている。

中山間地特有の気候がキウイ栽培に適している。標高が高く昼夜の寒暖差があり、糖度や酸が引き立つ。果肉もしっかりするという。また、結晶片岩という肥えた土壌に恵まれ、水はけがよいこともポイントだ。ただ、水分を与えすぎると糖度が上がらず、与えないと小玉になるため、バランスは腕の見せ所だ。実を見極め、枝にいくつ、どの実を残すか、せん定の出来も収穫量を左右する。

アス飯では前回の食材、愛媛甘とろ豚のあまりのおいしさに感動した為、もう一度、愛媛甘とろ豚の今度は厚切り肉を使わせていただいた。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が存在する。不溶性食物繊維は水分を吸って膨らみ、便のカサを増やすとともに、腸を刺激して便をスムーズに出させる働きが。一方、水溶性食物繊維は体内で粘り気のあるゲル状になり、腸の中の有害な物質を吸着するとともに、便を軟らかくして排出しやすくする。また、腸のエネルギー源となる酪酸は、水溶性食物繊維をエサとする酪酸産生菌によって作り出される。(酪酸には潰瘍性大腸炎など腸の病気を改善、免疫をコントロールして、アレルギー性疾患や自己免疫疾患を抑える、肥満細胞の増加を抑えて、肥満を防ぐ、血糖値をコントロールするなど全身の健康維持に深く関係)

しかし、水溶性食物繊維が多く含まれるのは海藻や大麦など、普段から意識しないと十分に摂取するのが難しい栄養素だ。キウイフルーツには不溶性と水溶性の食物繊維が理想的なバランスで含まれている。腸内の酪酸を増やす働きがある可能性も2016年に開催されたキウイフルーツの栄養および健康に関する国際シンポジウムで発表された。そんな腸活に有意義なキウイ、ここに香り豊かなマスカットもプラスし、愛媛甘トロ豚に合わせるソースを作る。キウイは食物繊維やビタミンB1、B2、C、E、葉酸なども含まれ栄養素の充実率が果物の中でトップクラス。

1日1、2個食べると免疫を整えられるなど栄養価が高い。合わせるマスカットもブドウ糖や果糖を含み、すぐエネルギーになりやすいためアスリートはよく使う食材である。果物の甘みにレモン汁で酸味を足し、白ワインで深みを出す。ソースをステーキに掛けるだけと手軽ながら豪華な主菜になる一品ができあがる。生産者の橡木さんは「豚肉とキウイが一緒になった料理は初めて。おいしい」、勝子さんは「簡単にできるので友達に教えたい。目からうろこが落ちた」と脱帽のコメントしてくださった。また中山産キウイは野生のコクワに酷似。感動の一品に仕上がった。

出演者
キウイ園で作業する橡木隆博さん(69)妻勝子さん(73)ご夫妻



愛媛の食材紹介 第15回 #甘トロ豚 #西予市

県畜産研究センターが開発し2010年から販売。餌に愛媛特産の裸麦を混ぜ、肉質は軟らかく36度で溶ける脂身が特徴。県内で5戸の生産者が年間計約8300頭を出荷している。

愛媛発のブランド肉として知名度が上がってきている「愛媛甘とろ豚」。愛媛の山深いエリア「奥伊予」と呼ばれる地域の一つ、西予市城川町の山あいにある「志波養豚」の豚舎にお邪魔した。

県畜産課によると、甘とろ豚は県畜産研究センターが開発。国内に500頭ほどしかいない中ヨークシャー種の雄をベースにした愛媛独自の銘柄豚だ。県産裸麦を餌に混ぜ、通常の1・2倍の期間をかけてじっくり育てる。肉質は軟らかくジューシーで、36度で溶ける口溶けの良さが特徴。県内で育てるのは5軒で年間計8300頭(2019年度)を出荷している。

餌やりは機械で自動化しているため、普段は清掃作業がメイン。亨一さんは「豚は病気に弱く、衛生管理に気を使わないといけない」と大変さを語る。志波養豚では母豚60~70頭を飼育しており、センターが飼育した父豚と掛け合わせ、繁殖から出荷までを一貫して手掛けている。

アス飯では志波さんが育てた甘とろ豚を使い、奥様の冨美子さんが野菜をたっぷり入れて焼肉のたれで味付けされた野菜炒めの中でプラスすると嬉しいシイタケを加える。

シイタケは免疫力を整えるビタミンD2や糖質をエネルギーに変えるビタミンB群が豊富。ニンジンのβカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、粘膜を保護してウイルスから体を守る役割がある。皮に豊富で加熱すると吸収率が上がるため丸ごと使うとよい。キャベツは芯にミネラルが豊富。細かく刻んで使いたい。さらに、焼肉のたれに代わる新しいたれを提案した。甘とろ豚が裸麦を食べることにちなみ、麦みそと甘酒という発酵食品を合わせてみた。

免疫細胞の7割は腸にあり、神経伝達物質のセロトニンも約9割が腸内細菌で作られる。腸を整えれば免疫調整力やメンタルが整えられるのだ。甘酒には、体内で作れない必須アミノ酸9種類が全て含まれている。ビタミンB群や葉酸、酵素が豊富に含まれ、肥満や血圧上昇を抑える効果がある。カレー粉は「食べる漢方薬」と言われ、抗炎症作用を期待。体を温める作用もあり、家庭で是非とも使っていただきたい。ニンニクとショウガはすりおろして使う。ニンニクは疲労回復や体力増強に欠かせない食材。継続的に食べると、免疫力向上が期待できる。ショウガは生の状態で使うとジンジベインで肉が柔らかくなるため、甘とろ豚はよりとろける食感に。冷え対策にもなり、体温が上がり基礎代謝もアップ。やせやすい体へ。カレーとみその相性が良く、裸麦のみそと裸麦を食べている甘とろ豚のコラボが嬉しい1品に仕上げた。

【豚まん3種類セットを3人にプレゼント】

動画を観てクイズに答えよう!正解者の中から抽選で3人に道の駅「きなはい屋しろかわ」で人気の「豚まん3種類セット」をプレゼント!ご応募お待ちしています。11月25日午前11時59分締め切り。

※応募は終了しました。たくさんのご応募、メッセージをありがとうございました!

出演者

志波養豚 志波豊さん(65)と妻の冨美子さん(61)、長男の亨一さん(35)ご家族

愛媛の食材紹介 第14回 #松山長なす #松前町

35~40センチと長く、皮、実とも柔らかいのが特徴。主な品種は庄屋大長(しょうやおおなが)。旬は6~10月。「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている。

愛媛のブランドナスの一つ「松山長なす」の産地、松前町を訪れた。松前町は道後平野の南端に位置し、県内では唯一、町内に山がない。平成の大合併に加わらず、県内自治体で最も小さい面積ながら中四国最大級のショッピングセンター「エミフルMASAKI」を抱え、町内外から多くの人が集まる街だ。

同町徳丸の田んぼが一面に広がる中、一角だけ背丈以上に伸びた植物が周囲を覆う場所が目に付いた。4つの畝にアーチ状の支柱が規則正しく並び、重量感のあるナスがなっている。昔から「松山城が見える範囲が適地」と言われている松山長なす。畑の真北に小さく天守閣が見える。「松山城が見える範囲が適地」と言われている松山長なす。畑の真北に小さく天守閣が見える。

地理的条件はばっちりの環境でナスを育てる八束光男さん(62)は会社退職後に専業農家になり栽培歴は4年。1年目に240本の株を植栽。先輩農業者に「1人でそんなにできんからやめえ」と心配された通り、手が回らなくなった。株を減らし栽培法を勉強し、今は6アールに160本を植え、目を懸けて育てている。

ナスは繊細な野菜。皮が柔らかいため、少しでも葉が当たると傷が付き、成長すると傷も広がり続けてしまう。畑を囲むように植栽したソルゴーという植物は、傷付けないための風よけだ。

「ナスは大きいから収穫や出荷の手間が省けそうと思って始めたのに、実際はせんていに時間が掛かります」と笑う。

支柱にひもを吊ってナスのつたを這わせ、実が地面につかないよう成長に合わせひもを上に伸ばしていく。ナスは放っておくと伸び続けるため、出荷サイズの40センチほどで収穫。地下水をポンプでくみ上げて使っており、清水と日光に恵まれたおいしいナスができあがる。

アス飯ではフルーティーで甘くみずみずしい口当たりの松山長なすの特徴を生かし、それぞれの栄養素の相乗効果となる組み合わせを考えながら、黒酢や梅といった別々の酸に対して野菜や果実の甘みのみの調和を目指す。
試作では複雑な味のバランスがあり、香りが強く、柔らかい豊水に絞り、その他の酸とのバランスを取るように心がけたが、パンチのある新生姜を仕上げ且つ生の状態(ジンゲロール)で用いれば、より馴染みやすく、どの特徴の梨でも同様に利用出来ることを発見。(余熱を用いれば辛味調整も可能)ジンゲロールは免疫細胞である白血球を増やし免疫調整力を発揮。
ウイルスに対し感染源である鼻粘膜、口腔粘膜、眼瞼結膜などにおいて抗体産生能を増し、水際で感染を防止。胃腸の内壁の血行を良くして働きを活発にし、食べ物の消化吸収を高める。たんぱく質分解酵素のジンジベインも胃腸の負担を軽減)紫蘇特有のスパイシーな香りのペリラアルデヒドには中枢神経抑制作用、抗鬱作用および血管拡張作用が、またロズマリン酸には、血糖値上昇抑制作用、 抗鬱作用およびアトピー性皮膚炎の軽減作用の報告も。松山長なすに酸味・自然の甘みをプラスし驚きのハーモニーを演出した。

出演者

松山長なす生産者

八束光男さん(62)

妻香里さん(57)