本日発売の京都新聞に掲載していただいているレシピ写真です。
〆切直前までタイムリーなウナギを主要食材として用いようか迷いましたが、担当デスクと相談し、やはり「高価なものである」という理由から、ウナギは外すことに。
夏場のどこかのタイミングではウナギを使った夏バテ対策レシピを考案する予定です。
今回のテーマは「初夏!脳の活性化ご飯」。紙面をお持ちの方は、こちらのレシピの出来上がりに、余裕があれば、それこそウナギの蒲焼きだったり、焼き鮭や秋刀魚、鯖缶、真鯛のお刺身に昆布塩をさっとふって上にのせてあげたりと「DHA」を含む食材をお好みでトッピングすると更なる脳の活性化(集中力、記憶力、判断力の向上)が期待出来ます。
運動時に必要なのは身体に対する栄養素だけではありません。脳の働きを活発にしてくれる食材にも注目してみましょう。
暑くなってくるこれからの時期に食卓の定番となる枝豆は、手軽で身近な食材でありながら、疲労回復のビタミンB1や良質なたんぱく質を含むスポーツ選手の必須食材。ネギに含まれるアリシンと一緒に摂ることで、疲労回復効果を持続させます。
独特な香りで心身をリラックスさせてくれるすだちと共にストレスを撃退するビタミンCも豊富。
また、大豆に含まれる「レシチン」は脳神経を活性化。最近記憶力の衰えが気になるという方や、学習能力のアップも期待出来る非常に優秀な食材です。
ごはんなどのブドウ糖は、不足すると思考能力の低下、集中力の欠如やイライラを生み出します。
鶏肉には神経伝達物質の合成に欠かせないビタミンB6が豊富。
旬のきゅうりに含まれる香り成分「ピラジン」にも脳の活性化や精神の安定作用が。スポーツ時の身体にこもりがちな熱を取り除いたり、のぼせにも効果的です。
白髪ネギときゅうりのシャキシャキ食感、甘めにこっくり仕上げた旬の新ゴボウと鶏肉に、すだちの酸がバランスよく入ってくれて上品に仕上がりました。とても美味しいです。大人の方は山椒をふっても◎。そこに今注目のレシチンを持つ枝豆の食感や香ばしさも入り、彩りも清々しく爽やか。大変美しいので、是非皆さんにチャレンジしていただけると幸せです。
余談ですが、今回、食材にキュウリを持って来たことを本気で怒っていたのはキュウリの大嫌いな夫でした(笑)
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