6月6日放送無事終了!南海放送Beans FUJ I presents「山瀬理恵子の今日からできるアス飯」レギュラー料理コーナー土曜日11:55分〜(出演者:南海放送アナウンサー 甲斐彩加・料理研究家 山瀬理恵子「鯛と長いものリフレッシュそう麺」
【栄養説明】
料理撮影/山瀬理恵子
https://yamasefamily.com/rieko-yamase
そう麺の季節が到来!夏場は喉越しの良いツルツルとした麺類などの糖質に偏りがちに。糖質をエネルギーに変えたり、消化を促す栄養食材をプラスし手軽で簡単に出来るアス飯へと劇的改善していく。
山瀬コメント
長いもをそう麺状にして一緒に混ぜ込んでみました!食感が面白くなるだけでなく、それぞれを補いあえるチーム構成です。アレンジでキムチをのせると栄養価も美味しさもアップ!2度楽しめます!愛媛から鯛や柑橘類を取り寄せてみませんか?✨
器作家 池田 優子|Yuko Ikeda
1973年大阪市生まれ。アメリカ・プラットカレッジ サンディエゴ校 グラフィックデザイン科 修了。帰国後、独学で作陶をはじめ、自宅ガレージのアトリエで制作を続ける。
器紹介店舗 @stroll_store うつわと生活道具 STROLL( 所在地は愛媛県松山市)
鯛のお刺身
古来より「おめでたい」縁起食として愛されて来た愛媛を代表する食材。高たんぱく低脂肪で消化吸収が良く、スポーツ選手だけでなく高齢者や離乳食にも適します。そう麺に含まれる糖質をエネルギーに変えるビタミンB群(ビタミンB1)や、精神疾患の予防や改善、免疫力に関わるビタミンD3も豊富。相互補完となるマグネシウムも含まれます。抗酸化作用抜群の若返りのビタミンEも○。筋肉の合成や増量、筋損傷の軽減や集中力の保持に役立つBCAA(分岐鎖アミノ酸=バリン、ロイシン、イソロイシン)を始め、パフォーマンスアップの鍵を握るオメガ3(DHA、EPA)も豊富。鯛はうま味成分のグルタミン酸やイノシン酸をふんだんに含み、お刺身であれば酵素も一緒にいただける。強力な抗酸化物質、アスタキサンチンも含んでいるので老化防止や生活習慣病予防に○夏バテなどで食欲の落ちてしまうこれからの時期にオススメです。
オクラ
夏が旬のオクラ。元気を乗り切る為の栄養満載。ビタミンC、ビタミンB1、B2、葉酸、クロロフィルなどが含まれ、同じネバネバする野菜のモロヘイヤ、ツルムラサキと共にスタミナ野菜とされます。水溶性食物繊維が多いのが特徴で夏に過多になりがちな糖質の吸収を抑える役割が
長いも
芋類で唯一生のまま食べられる。ジアスターゼ(アミラーゼ)がデンプンを消化する為にそうめんに含まれる炭水化物の消化を助けます。低カロリーで胃を老けさせず、荒れた胃を正常に戻す働きを期待。柑橘のクエン酸との合わせで胃の働きを活性化させる相乗効果を狙います。カリウムが豊富なのでむくみ対策にも○。疲労回復、内臓機能の強化など、滋養強壮スタミナ食材。注目の若返りホルモン材料DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は体内で男性ホルモンや女性ホルモンを作る材料。加齢とともに血中DHEA濃度は低下。DHEAの働きは老化速度を緩和、ストレスに対抗、免疫力、筋力を維持し代謝をUPさせ、体脂肪を減少。体力ややる気のアップに。
柑橘類
愛媛の代表的食材の柑橘類。ビタミンCとクエン酸、これらの栄養素は疲労回復だけでなくミネラルの吸収率をアップさせるために最重要とも言えるスポーツ選手の王道食材。今回は愛媛のニューサマーオレンジを用い、見た目を美しく!仕上がりまでの4試作を全て違う柑橘で行いました。
県外の方であれば甘夏や八朔、グレープフルーツなどの柑橘類も味覚としては相性の良いレシピかなと。ポイントは苦味成分ナリンギン。フラボノイド系ポリフェノールで血流改善やダイエット効果にGOOD。みかんの色の元となるβクリプトキサンチンは(栄養疫学研究=三ヶ日町研究)血中β-クリプトキサンチン濃度が高い人ほど肝機能障害や動脈硬化、インスリン抵抗性といった生活習慣病のリスクが低いことが明らかに。また閉経後の女性は骨粗しょう症を発症しやすいことが知られますが血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高いと骨粗しょう症の発症リスクが低下することも明らかになっています。β-クリプトキサンチンを多く含む食品を摂取することは、これら疾患の予防や進行抑制につながると期待。柑橘類にはヘスペリジン(ビタミンP=みかん由来のポリフェノール)が含まれ、これは袋や皮、筋に多く含まれる抗酸化物質。血管の健康を保ちます。
そうめん
エネルギー源となる糖質を多く含みますが、特にこれからは本格的に暑くなります。麺類だけに偏らないように糖質を生かす食材と一緒に摂取する努力が必要となります。
ナンプラー
魚醤の一種。生の魚を塩で漬け込み発酵して出来る液体。スーパーにありますのでチェックしてください。スパイシーな料理に欠かせない調味料。夏の使い勝手が○。(醤油+レモン果汁、みかん果汁+ごま油でナンプラーの代用が可能です!アレンジでお試しを)
お好きなハーブ類
女性が好きなパセリ、バジル、パクチー、大葉、クレソン、セロリなど、ちょっと癖のある個性的な野菜は、決して脇役ではなく主役級のずば抜けて栄養価の高いミラクル食材。香り成分でメンタルバランスを整え、食欲を促し、胃腸の働きを活発に。個性的な野菜や薬味をちょい足ししながら意識して利用し手軽に栄養価を上げていきましょう。