愛媛県東温市 連載2021年11月号

おはようございます❗️泣いても笑っても朝は来る🌅

さあ、今日もおばちゃんは太陽に向かって顔をあげて気張りますわ💪

2020年度より#愛媛県#東温市 さんからオファーをいただき、広報誌「広報とうおん」にて「#山瀬理恵子の#アス飯」を連載させていただいております。

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「広報とうおん」は愛媛県東温市総務課広報広聴・男女共同参画係(〒791-0292愛媛県東温市見奈良530番地1市役所3階)が発行する広報誌で毎月1日発行。自治会を通じて配布いただくものです。市有施設、病院、コンビニ、銀行等に設置されている広報誌は自由に持ち帰ることが出来ます。

また広報とうおんにはWEBブックもございます。端末機があればいつでもどの時間でも見ることが出来ます📚

https://www.city.toon.ehime.jp/book/list/book48.html

愛媛県東温市広報誌「山瀬理恵子のアス飯」連載 2021年11月号は専門としている植物化学成分の効率の良い摂取の仕方。

植物化学成分は分子構造や物理、化学の性質によりいくつかのグループに分類されます。抗酸化ネットワーク相乗効果があるように植物化学は「丸ごと」摂取することが有効性と安全性の両面で良いとされます。注目が集まるブロッコリーや、その他にもパプリカに含まれるポリフェノールやカロテノイド、また含硫化合物を含む野菜や果物なども、単一成分ではなく「丸ごと」がセオリーに。

器 #向山窯櫻越工房

#増渕篤宥

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自身が2008年より所属し、日々のブラッシュアップに役立てている日本メディカルハーブ協会(現理事長の林真一郎先生が母校であるグリーンフラスコ代表)2021年1月11日(祝)開催学術フォーラム『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』で登壇されたお2人の先生〔医学博士/農学博士の#前田浩 先生とハーバード大学医学部内科元准教授、麻布医院院長 医学博士の#高橋弘 先生 前田先生登壇予定から高橋先生へ〕から常々学び得ていることを加えてレシピとしてシェア。

コラム内で書ききれなかった月桂樹やセロリについて加筆させてください。

月桂樹に含まれるオイゲノールの甘い香りと苦味が特徴の成分は、温度刺激を感知する受容体TRPチャネルを活性化。刺激を受けて血管が拡張すると皮膚温が上がる。その過程で体の深部から皮膚、手足の末端まで血液が運ばれやすくなる。

セロリ独特の香気成分アピインは神経を落ち着かせる野菜。同じく香気成分セダノライドはストレスによる頭痛を和らげる効果が期待できる。また、セダノライドには解毒酵素を増やす働きも。すだちのクエン酸との合わせでミネラル吸収率をアップ。葉の部分はカロテノイド色素が豊富。葉の方が栄養価が高いので捨てると勿体無い。血流を活性化する香り成分ピラジンも葉に多く含む。皮や筋にもカリウムなどのミネラルやポリフェノール、食物繊維が豊富で丸ごと使える食材。ルテオリンには高い抗炎症作用。セロリは細かく刻むほど抗酸化力が上がる。

以上、コラムも合わせてご覧いただけると幸せです。

高橋弘[タカハシヒロシ]

1951年埼玉県生まれ。東京都港区にある麻布医院院長、医学博士。元ハーバード大学医学部内科准教授。専門はがんと肝炎の治療。77年に東京慈恵会医科大学卒業後、同大学大学院(内科学専攻博士課程)へ進み、同附属病院で臨床研修。85年ハーバード大学医学部に留学。ハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院にて、准教授となる。2009年に麻布医院院長に就任。日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会専門医、米国消化器病学医師会フェロー、米国癌学会正会員。ファイトケミカルの研究に力を注いでいる

前田浩[マエダヒロシ]

1938年、兵庫県生まれ。熊本大学名誉教授、大阪大学大学院医学系招聘教授、東北大学特別招聘プロフェッサー、バイオダイナミックス研究所理事長。ドラッグデリバリーシステム(DDS)研究の世界的なパイオニアで第一人者。2016年には、「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」で、トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞し、世界のトップ5に選ばれ、ノーベル化学賞候補に挙がる。研究分野は、高分子薬剤、がんの治療・予防、フリーラジカル(特に活性酸素・NO)、DDSなど。日本がん予防学会会長、日本細菌学会会長、日本DDS学会会長、国際NO学会会長なども歴任