株式会社ふくや9月アス飯!
秋だよ!
新作公開の時間です!
https://youtu.be/zd5IYH5OQ1Y?si=kOrnEGrFauXyLHuK
今回、ふくやさんからいただいたテーマは
「冬の不調に負けない、今からできる体づくりで何かできないかなと。例えば血行促進など、冬から行うのではなく、今のうちから備える…といったような内容にしたい」
とのことでした。
使用商品は久々登場の【明太醤】
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https://www.fukuya.com/product/item1238/
明太子を中心とした食品販売の株式会社ふくや(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:川原 武浩)は、創業日である2020年10月5日、『味の明太子の味』シリーズとして、ふくやの明太子調味液パウダー「味の明太粉(めんたいこな)」と、ふくやの明太子調味料「明太醤(めんたいじゃん)」の2種を発売いたしました。
■“いつもの鍋”をひとさじで激変させる調味料「明太醤」
https://www.fukuya.com/lp/fukuya_choumiryou/itempage/mentaijan/
発売日 :2020年10月5日(月)
販売チャネル:直営店、通販(ネット)、卸販売
価格 :432円(税込)
内容量 :75g
賞味期間 :常温365日
<明太醤の特徴とこだわり>
複数のブレンドした唐辛子に綿実油、XO醤や味噌など数種類の調味料を調合。魚介系の旨みと発酵調味料のコク、唐辛子の辛みが複雑に絡み合う個性的な味に仕上げました。これからの季節に出番が多くなる鍋料理にひとさじ加えると、辛みと旨み、コクがプラスされ、ふだんとは違う味に激変!鍋に直接入れず、取り分けた皿に加えることで“味変”も楽しめます。野菜炒めや餃子の薬味、チャーハンの隠し味など、用途多用な“旨辛”調味料です。
ふくやさんからのオーダーを受け、先ずはテーマと栄養構成を組み立てていくことに!
寒い時期の不調。例えばですが、ウイルスから身体を守る為の体づくりに必須の「温活」など様々にありますが、今の時期から出来る備えとして土台となるのはやっぱり『腸活』。腸は第二の脳、体内最大の免疫機関と呼ばれるだけでなく、何と、老化にも関係していることが分かって来ています。そもそも、腸の不調が全身の不調に関連していることも多く、また腸内細菌は様々な臓器と密接に関わっているといった事実があります!
数ある腸内細菌の研究の中でも
今、注目が集まっているのが『酪酸菌』!
(功治さんが酪酸菌を演じてくれた笑)
そこで、腸内細菌研究の第一人者、内藤裕二先生の長寿研究にスポット。2023年9月6日に直接、内藤先生の講義を受講。ここでインプットしたものをレシピ化しましたのでシェアさせていただきました!
京都府立医科大学大学院 医学研究科 教授 内藤裕二 先生
消化器専門医として最新医学に精通し各地で講演も行っている。消化器病学や消化器内視鏡学、生活習慣病の他、健康長寿や抗加齢医学、腸内フローラや酪酸菌研究も専門としており、「京丹後長寿コホート研究」で腸内フローラ解析に携わっている。酪酸菌と健康長寿の関係などの研究をはじめ、長年腸内細菌を研究し続けている本領域の第一人者。
酪酸とは?
腸内細菌の酪酸菌(酪酸産生菌)が腸に届いた食物繊維を発酵・分解することで作り出される、短鎖脂肪酸の一種。酪酸が腸内環境を整えてくれているからこそ、乳酸菌やビフィズス菌は生きていける
内藤先生の研究データから
健康で元気な長寿者の多くの腸内細菌を調べると(「京丹後長寿コホート研究」)酪酸菌が多いことが分かった。
(酪酸はかねてより大腸上皮のエネルギー源として働くことは知られている。しかし、内藤先生をはじめ科学者が注目しているのは、酪酸が受容体を介して代謝に影響を及ぼしたり、免疫、神経系など身体全体に働きかけることがわかってきたから。しかもその解明を世界に先駆けて明らかにしたのが日本人の科学者たち。例えば、東京農工大学の木村郁夫准教授は、代謝を司る交感神経節に多く発現する受容体GPR41は、酪酸によって活性化され、心拍数や体温の上昇などエネルギー代謝を促すという結果を出している。このように現在の医学や生命科学では、酪酸の受容体を介した作用がフォーカスされ、それが糖尿病、肥満、免疫と関係があるのではないかと注目されている)
と言っても酪酸菌を含む食品はほとんどなく、食事から酪酸菌を摂るのは難しいのが現状。しかし、体内の酪酸菌を増やすために有用な方法の一つに食事を工夫することで腸内の酪酸菌を育てることができる。酪酸菌は、腸内細菌のエサとなる「食物繊維」を摂ることによって育てることができる。
食物繊維とは?
大きく分けると水溶性と不溶性があり、特に腸内細菌のエサになりやすい水溶性食物繊維を意識して摂ることが大切。水溶性食物繊維は海藻類や果物類、不溶性食物繊維は穀類や豆類に多く含まれる。例えば、わかめや昆布、大豆など。更にいま特に注目されているのが、食物繊維のなかでも腸内でより発酵しやすく、有用菌(善玉菌のこと。内藤先生は善玉菌という表現をせず有用菌と表現)のエサになりやすい「発酵性食物繊維」。これは、水溶性食物繊維の多くと不溶性食物繊維の一部を指し、代表的な食材として、大麦や小麦全粒粉、玄米、根菜類、大豆製品などがあります。
発酵性食物繊維とは?
その種類によって、腸内で発酵する場所、食べてから発酵するまでの時間が異なるという特徴が。水溶性のものは主に腸の入り口から真ん中あたりで、不溶性のものとレジスタントスターチは腸の奥で、善玉菌のエサとなって発酵します。また、この発酵は、腸の入り口では食物を食べてから4〜6時間程度、真ん中では8〜10時間程度、奥では16時間以上経ってから生じると見られている。一日を通して腸内環境を良い状態に保つためには、いろいろな種類の発酵性食物繊維を摂ることが推奨されている。
纏め!
腸内に酪酸菌が多い人が食べているものを分析すると「海藻」や「豆」、「野菜」、「味噌汁」を頻度高く食べている傾向にある。また、健康で長生きするためには筋肉を減らさないこと。筋肉を増やして萎縮・減少を防ぐためには腸内に酪酸を増やすことが大事。日本人は酪酸が多い人ほど筋肉も多い 腸内の酪酸菌の量と筋肉量が比例している。そして日本人にとって身近で簡単に手に入る酪酸を増やす食材(つまり酪酸をつくる酪酸菌を活性化する食材)が「海藻」。日本人が先述した海藻などを食べると、海藻に含まれる水溶性食物繊維をエサとする酪酸菌が腸内で活発になって酪酸を産生する。酪酸が増えることで筋肉の減少を防ぐことができる。こうしたメカニズムが日本人に長寿をもたらしてきた。時代とともに食文化も変わってきている。
そこで!今回は老化や体調不良の原因となる炎症を防ぐ鍵を握る食事の
伝統的な日本食にスポットを置くことに!何故なら、身近で簡単、お味噌汁なら今すぐにでも取りかかれるから!そして、明太醤との相性が抜群!いつものお味噌汁が見違えます!
(野菜中心、玄米や芋類、きのこ類、海藻類、発酵食品を摂取する一汁三菜で、肉類ではなく、魚介類から動物性たんぱく質を摂取)
このレシピでは主に4つのカテゴリに分けて食材を選択しました。
発酵性の高い食物繊維
昆布などの海藻類、ごぼう、さつまいも、玉ねぎ(有用菌の餌になり短鎖脂肪酸を作り出す)
発酵食品
味噌(有用菌の餌になり、腸内を酸性にして悪用菌が増えるのを抑える)
オリゴ糖
玉ねぎ、ごぼう(有用菌、主に乳酸菌やビフィズス菌の餌に)
オメガ3
鮭 腸の炎症を抑え、有用菌が増えやすい環境を作る。
※舞茸 βグルカン 免疫向上 大麦にもβグルカンが含まれるが役割が異なる
玉ねぎ
オリゴ糖、イヌリン、ケルセチン(抗炎症)腸内環境の改善。
生姜
ショウガオールは血行促進作用や、体を温める働きがある他、新陳代謝を活発にし発汗作用を高める働き。生のまま摂取するよりも乾燥させたものか、加熱調理することでより身体を温める効果が大きくなる。ショウガオールは胃腸の内壁の血行を促進し、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高めること、ジンジベインがたんぱく質の分解を助け、胃腸の負担を軽減。生姜は毎日摂取したい超優秀野菜。
ごぼう
オリゴ糖、イヌリン。イヌリンは水溶性食物繊維でヒトの消化酵素では分解されず、大腸に届いて腸内細菌の栄養源に。その結果、ビフィズス菌などの有用菌が優勢となり腸内環境を改善。また、カルシウムなどのミネラルの腸管からの吸収を高めることが知られる。さらに腸内細菌による代謝の過程で短鎖脂肪酸が生成。最近の研究では酪酸などの短鎖脂肪酸は腸のバリア機能を向上させることでアレルギーや関節リウマチ、糖尿病などを招くリーキーガットシンドローム (腸粘膜浸漏症候群 )の改善にも役立つことが明らかになった有用なプレバイオティクスである。
味噌
伝統発酵食品。がん予防、胃潰瘍の防止、消化促進、整腸作用、美肌効果、脳の新陳代謝が主な効用で、その他にも放射性物質の除去など、数え切れないほどの機能性がある。みその主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品。発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に更に優れたもの。生命維持に不可欠な必須アミノ酸8種類すべてが含まれる。その他にも、炭水化物、脂質、灰分、ビタミン、カリウム、マグネシウム、繊維質など、たくさんの栄養素が含まれ一つの食品で、これほど多くの栄養を含むものはなかなか見つからない。
今日の注目食材は昆布(海藻類)
発酵性食物繊維(水溶性食物繊維)で酪酸菌の餌になる!酪酸菌が活発となり酪酸が増えると筋肉の減少を防ぐことができる!健康で長生きするためには筋肉を減らさないことが重要であり、筋肉を増やして萎縮・減少を防ぐためには、腸内に酪酸を増やすことが大事になる。日本人は酪酸が多い人ほど筋肉も多い。腸内の酪酸菌の量と筋肉量が比例している。そして日本人にとって身近で簡単に手に入る酪酸を増やす食材(つまり酪酸をつくる酪酸菌を活性化する食材)が「海藻」。出しをとった昆布もいただく形をとりました!
是非、お試しくださ〜い!