【京都新聞読者情報誌 きらっと!京滋2021年連載3月号「山瀬理恵子のアス飯®︎レシピ」掲載のお知らせ】

Photo : Rieko Yamase

2014年にスタートを切った毎週火曜日発売、朝刊ジュニアスポーツ面アス飯連載時代。この頃を合わせますと京都新聞さんとは8年目に突入するという非常に長いお付き合いになりました。遠方よりたくさんの方に支えていただいております。いつも本当にどうもありがとうございます。

ひな祭りをイメージし、注目のレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を利用したご飯メニューを開発。レジスタントスターチとは消化されない(レジスタント)でんぷん(スターチ)という意味で、糖質であるにもかかわらず食物繊維と同じような働きをします。良質の炭水化物で小腸内で消化されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサになり腸内環境を整える。レジスタントスターチを多く含むハイレジ食品には肥満を防止し内臓脂肪の増加を抑制する効果が期待されています。このレジスタントスターチは冷めた炭水化物から多く摂取できるため今回はあえてご飯を冷ましてから使用。

 

レモンについてはふくやYouTube38本目を

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/561637

生姜についてはふくやYouTube39本目解説を参考にしてください

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/565227

 

コロナ禍ではビタミンD3を有する真鯛や、手軽な亜鉛や豊富なセレンの供給源にもなるスーパーフードの卵、また冬から春への移行時には解毒系抗酸化物質を含む非常に栄養価の高いアブラナ科でこれから旬を迎えるパワフルな菜の花を利用すると良いでしょう。注釈を入れたMCTオイルやオメガ3系脂肪酸も是非活用してください。

 

ハマグリに豊富なビタミンB 12はアスリートでは赤血球の合成造血作用に関与、スポーツ性貧血を防ぐビタミンですが、神経を守り正常な働きを維持したり、ヘモグロビンやたんぱく質の代謝、核酸の合成や脳の発育を助けます。

 

細胞膜や細胞中に存在するミトコンドリアなどの生体膜を縦に貫通する形で存在し、細胞膜の表面と内側両方で力を発揮するアスタキサンチン。(C40H52O4)

 

キサントフィル類は、カロテンのある環に酸素分子がついたもので、官能基の種類によって色が変化。(アスタキサンチンは細胞膜の外側にしか存在できない水溶性のビタミンC、細胞膜の内側にしか存在しない脂溶性のβカロテンやビタミンEなども果たせない部分をカバー)アスタキサンチンは脳の中にも入り込んで活躍出来るのが凄いところ。毛細血管の血行改良、眼精疲労の改善やアンチエイジング医学界でもスポットを浴びる生理活性の高い化合物。手軽な食材から摂取していきましょう。

 

あなたの投稿を募集しています。アス飯レシピを実際に作ってみたという方は、ぜひ写真をお寄せください。 抽選でご感想とともに、誌面掲載をさせていただきます。氏名、掲載用ペンネーム、電話番号、お住まいの市町村名、年齢、性別、感想(50字程度)を記載の上、メールタイトル 「アス飯レシピ2021年3月号投稿」で、メールアドレスkiratto@kyoto-pd.co.jp まで送信ください。たくさんのご応募お待ちしております。

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