本日発売の京都新聞朝刊「アス飯」に掲載していただいているレシピ写真です。
今回の紙面レシピは京都新聞ホームページで来月公開「アス飯」料理動画にゲスト出演いただいた「京都グルメタクシー」岩間孝志さんとコラボ。
京都グルメタクシー 岩間孝志さんブログ
http://archette.exblog.jp
元フレンチシェフの岩間さんが作る本場ブイヤベースを、学生さんや、料理にあまり馴染みの無い方でもチャレンジしやすいレシピに改変。(コラボする場合は摺り合わせ作業が大変で、今回はこちらのワガママで、岩間さんレシピをかなり「アス飯」寄りにしていただいています。)「京都グルメタクシー」岩間孝志さんのブログの方で、始めに「アス飯」にご提案してくださった作り方を公開中です!
岩間家流 ブイヤベースの作り方
http://archette.exblog.jp
紙面栄養説明でも書かせていただきましたが、エビ、イカ、タコ、あさりなどのシーフードは疲労回復効果があるだけでなく、高タンパク低脂肪。満腹感を得たい時にもおすすめ。魚介類はスポーツ選手の減量にも用いられる食材です。
また、夫が大怪我をした時など、長期リハビリに入る場合、とにかくウエイトを増やさないことが必須となり(リハビリ時は消費カロリーが少ないのに、早く怪我を治そうと一生懸命栄養を摂ろうとしがち。食事の摂り方を間違えてしまうとカロリー過多になりウエイトはどんどん増えていきます。高タンパク低脂肪食材に意識を置くこと、また炭水化物量を通常の半分程度まで減らすなどして調整をかけます)このような魚介類は重宝しました。
今回レモン(ビタミンC)も入れていますが、柑橘類は風味づけになるだけでなく、スポーツ選手の怪我時のコラーゲン(タンパク質)の吸収を上げる役割も担ってくれます。
これらの経験を生かし、岩間さんのブイヤベースに少量の炭水化物(ご飯)を用い、軽い主食にもなるレシピにアレンジ。
紙面レシピは2人分ですがご飯量が茶碗1杯分になっているのはその為です。
おかゆや雑炊、おじやなど、少量のご飯(1人分が茶碗半分になります)にスープを入れることで膨れ上がり、そこに魚介類も足してあげることで量増しの効果が。いつも以上の量を食べている錯覚を起こさせます。
淡白な白身魚も脂質が少なく良質なタンパク質が豊富。高タンパクな食事は体重を落としたくても筋肉は落としたくない時に適します。
トマトやタマネギは血液サラサラ効果でダイエットに適した食材。パセリは極めて栄養価の高い万能食材で食中毒の予防効果も。夏場は特に積極的に食べたい野菜です。
ここまでダイエット風なご飯ですので、ここらで岩間流、プロヴァンスの風を思いっきり流し込んでいただく為に、岩間さんに、簡単なアイオリを作っていただきました。本来はスープに直接混ぜるそうですが、見た目の良さにこだわったこと、また罪悪感を減らす為(ダイエットをうたっているので。笑)少しずつつ、個人で調整いただけるようにしました。
アイオリをつけながらいただくスタイルのスープご飯が、収録時、アス飯スタッフも大絶賛!夫も数回試食してくれましたが、夏場に適したとても美味しいスープご飯だね!進む!とのお墨付き。
来月公開となる料理動画の方でも、煮込み時にパセリの茎を入れたり、トマトのタネを抜くなど、様々なプロの技も見られますので、どうぞ楽しみにしていてください!
コラムの方は、岩間さんとの、偶然とも奇跡とも言える出会いから、ここまで発展した流れを書かせていただきました。
京都新聞紙面を是非ご覧ください。