由来

山瀬理恵子プロデュース

「わたしの秘伝料理 解體新書」(レシピ記録用ノート)
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料理をすること。それは、自らの健康を守り、命を紡ぐことでもあると思います。

クックパッドごはん日記、京都新聞「アス飯」や教育機関での講演活動、各種媒体コラム執筆などを通じて感じたことは、家族のため、自分のため、大切な人のため、それぞれが真摯な想いを持って料理に取り組んでいる、取り組もうとしているということです。

食べ物は「口に直接入れ、血や肉となるもの」。

忙しい日々の中、水のようにサラサラと流れ行くこともある時間。時には立ち止まり、感じたことを書き起こしてみると、新しい発見があるかもしれません。私自身がそうでした。

料理ならば五感や五味を繊細に意識するようになり、それを継続していくことで目的意識が呼び起こされ、新たな可能性を見い出すことができるように。

京都サンガF.C.主催第三回目栄養講習のテーマであった、レシピを解剖する。

これを、江戸時代の医術を発展させた医学書『解體新書』になぞらえて「わたしの秘伝料理解體新書」と題したノートでカタチにしてみました。

プロサッカー選手である夫。側近に寄り添う立場として、毎日の料理を提供することは、第一に心身共に健康であること、そしてスポーツ選手としてのコンディション管理、また、怪我からの回復食で早期復帰を目指しながら、食事を通して円滑なコミュニケーションを築きます。

私は、夫が2度目の前十字靭帯を断裂した2004年の9月から、彼が今この瞬間、何を口にしたのか、毎食の献立や料理レシピを記録し、どんな身体の状態で、何を想っていて、それらを受けて私自身はどう感じているのかを、毎日、休むことなく日記に書き留めてきました。

そうすることで、起伏の激しい選手生活を鼓舞し、辛い出来事からも蘇ってきたように思います。

料理レシピ1つをとってみても、人との関わりであったり、四季折々に育まれていく豊かな食材、環境やシチュエーションによる喜怒哀楽。様々なことが渦巻いていると思います。

「自分自身」をも解剖しながら、何気ない想いも書き留めて、今日という2度とこない瞬間をスペシャルな時間に。

ノートと共に、人生の「美味しい」も心に刻んでいただきたいと願っています。

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新作は「解體新書」(第3回目講習会テーマが「レシピを解剖する」)

「マルシェバッグ」

(第1回目の講習会テーマが「健康の基盤」スペシャルゲストは

京都グルメタクシー 岩間孝志さん

http://archette.exblog.jp/15833699/

マルシェバッグCM
https://www.youtube.com/watch?v=_mDpy3g5qz4

撮影協力

月桂冠株式会社様

納屋町商店街復興組合

(有)鮒新 佐野商店様

きたせ昆布老舗様

「帆布エプロン」

(第2回目の講習テーマは「料理と五感」)
コラボデザイナー

惣紫(そう・むらさき)/Total Purple デザイナーオフィシャルサイト

http://totalpurple.kyoto.jp/merchandise.htm