2015年最後の活動は「癒し」

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来週の水曜日、アロマテラピーの講師をさせていただくことになりました。

今日から資料作りを始めようと思っています。

現代のストレス社会の中で欠かすことの出来ない「心」のケア。そこに有効な人間の感覚器を利用した自然植物療法。

ハーバルセラピスト、アロマテラピーインストラクターの資格、また生命の根源である食や健康学に携わっているというところからお話をいただきました。

関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

もともとは、夫のサッカーの為に勉強していた、アロマテラピー、そして相乗効果を期待してのハーブケア。

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クックパッドさんでも以前、精油でのケアについて書かせていただいたことがありました。

選手への身体のケアについて書いた日記

http://cookpad.com/diary/2540739

これまではスポーツに特化。夫から要求されて来たのは常に結果。怪我の回復、痛みの緩和ケアでした。

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選手に使用する場合、ドーピング問題に関わる為、細やかな知識や繊細な配慮が必要。単一方向の思考を持たず、現代医学と補い合いながら使用することが大切です。

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こちらはハーブの安全性ガイド。
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玉ねぎやにんにくなども掲載されています。

夫によく使用した精油はウィンターグリーン。

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サリチル酸メチルというエステル類が98%。独特の刺激臭があります。筋肉系、腰痛、関節の痛みに鎮静効果を期待して。(これから選手へのケアに使われる方は、必ず専門の方にドーピングの有無をご確認下さい。)

こちらのヘリクリサム精油も打撲や捻挫に。血腫を極めて迅速に吸収する作用を期待。

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身体のケアに目がいきがちな精油やハーブですが、1970年代、ミラノの植物誘導体研究所のパオロ・ロベスティが、地元イタリア産のオレンジ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系精油とその加工品が、神経症や鬱病に対して用いると非常に有効であることを発見。

日本では東邦大学名誉教授の鳥居静夫博士がCNVと呼ばれる特殊な脳波を用い、ラベンダーやジャスミンの香りの鎮静作用や興奮作用を実証。

香りは極微量で効果のある人、嗅ぐ人の好みで誤差があることから、鳥居博士は

「匂い物質は薬のように働くのではなく、嗅覚という感覚系の反応がもとになって生理効果があらわれるのではないか」

と示しています。

 

その効果を期待し、我が家ではケモタイプの精油を使用。

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植物を学名で特定し、更に細かい成分分析を行い、内容成分を確認します。

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塗布する時はキャリアオイルを用います。キャリオイルにも個性や特徴があり、アルニカオイルなどはスポー分野に強いと言われています。

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今回の講座では皆さんにアロマテラピーとはというお話の後、実際に我が家で使っている精油(30種類)の中からご自身の好みのものをいくつか選択。それらの精油を用い、今の自分が1番欲する香りで、世界に1つだけのアロマキャンドルを作っていただこうと思っています。

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天然の香り成分のみならず、キャンドルのろうそくの火のゆらぎにもリラックス効果が。

クーピーの芯を利用し、このように色をつけていただくと、視覚からの癒しを得ることも。

こちらの色づけのアイディアをくれたのは、元京都サンガの工藤選手の奥さんでした。

さあ、今日も1日頑張ります!